JPH07250512A - 苗移植機用欠株検出装置 - Google Patents

苗移植機用欠株検出装置

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JPH07250512A
JPH07250512A JP4230594A JP4230594A JPH07250512A JP H07250512 A JPH07250512 A JP H07250512A JP 4230594 A JP4230594 A JP 4230594A JP 4230594 A JP4230594 A JP 4230594A JP H07250512 A JPH07250512 A JP H07250512A
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JP
Japan
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seedling
planting
seedlings
planted
detection sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP4230594A
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English (en)
Inventor
Konosuke Tsuga
幸之介 津賀
Sadao Omori
定夫 大森
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SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
Original Assignee
SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
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Publication date
Application filed by SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO filed Critical SEIBUTSUKEI TOKUTEI SANGYO GIJUTSU KENKYU SUISHIN KIKO
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 野菜苗のような苗を移植する移植機により圃
場に植付けられた苗の状態、特に欠株、植付け不良状態
等を検出するようにした苗移植機用欠株検出装置を提供
する。 【構成】 .圃場面に沿って上下動する覆土機構ある
いは培土機構の任意の位置に、圃場に植付けられた苗の
植付状態を検出する光センサ、あるいは超音波センサの
ような苗検出センサを取付け、植付けられた苗の有無を
検出する。.苗検出センサと植付動作検出センサとを
備え、植付動作検出センサにより苗植付機構が動作して
いることを検出して後、苗検出センサにより苗が正常に
植付けられているか否かを検出し、苗が正常に植付けら
れていない場合には、欠株であることを知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、野菜苗のような苗を移
植する移植機により圃場に植付けられた苗の状態、特に
欠株、植付け不良状態等を検出するようにした苗移植機
用欠株検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、野菜苗のような苗を移植する移植
機として各種のものが知られており、例えば、オペレー
タが歩きながら操縦する歩行型の走行機体に、苗植付け
装置、覆土輪(培土輪)等を設けたもの、また、乗用型
トラクタの後部に、3点リンク機構を介して苗植付け装
置、覆土輪(培土輪)等を装着したもの、などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の移植機のう
ち、前者の歩行型のものにおいては、オペレータは機体
を操縦すると共に、目視により苗植付け状態を確認しな
がら作業を行っている。また、後者の乗用型の場合に
は、オペレータはトラクタを操縦しながら後向きとなっ
て苗植付け状態を確認する必要があった。このため、両
者ともオペレータの負担(疲労)が大きく、また、作業
精度が低下するという問題点があった。本発明は、上記
の問題点を解決することを目的になされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、 (1) 野菜苗のような苗を移植する移植機において、圃場
面に沿って上下動する覆土機構あるいは培土機構の任意
の位置に、圃場に植付けられた苗の植付状態を検出する
光センサ、あるいは超音波センサのような苗検出センサ
を取付け、植付けられた苗の有無を検出するようにした
こと、
【0005】(2) 野菜苗のような苗を移植する移植機に
より圃場に植付けられた苗の植付状態を検出する光セン
サ、あるいは超音波センサのような苗検出センサと、移
植機の苗植付機構に取付けられ、苗植付機構の動作を検
出するオン・オフスイッチのような植付動作検出センサ
とを備え、植付動作検出センサにより苗植付機構が動作
していることを検出した後、苗検出センサにより苗が正
常に植付けられているか否かを検出し、苗が正常に植付
けられていない場合には、欠株であることを知らせるよ
うに構成したこと、 をそれぞれ特徴とする。
【0006】
【作用】上記の構成によって本発明の苗移植機用欠株検
出装置は、以下の作用を行う。 .圃場面に沿って上下動する覆土機構あるいは培土機
構の任意の位置に、圃場に植付けられた苗の植付状態を
検出する光センサ、あるいは超音波センサのような苗検
出センサを取付け、植付けられた苗の有無を検出するの
で、非接触で苗の植付状態が検出でき、オペレータは苗
植付け状態確認作業が省略でき、作業負担が軽減され
る。
【0007】.苗検出センサと植付動作検出センサと
を備え、植付動作検出センサにより苗植付機構が動作し
ていることを検出して後、苗検出センサにより苗が正常
に植付けられているか否かを検出し、苗が正常に植付け
られていない場合には、欠株であることを知らせるよう
にしたので、欠株あるいは苗が正常に植付けられていな
い状態が適正、かつ迅速に分かり即応できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面に基づ
いて具体的に説明する。図3及び図4において、1は主
として野菜苗のような苗を圃場(畝)9に植付ける歩行
型の苗移植機で、その機体2の前部にエンジン3を搭載
し、後部に操縦ハンドル4を設け、機体2の前後中間部
に走行車輪5を装備すると共に、操縦ハンドル4の前側
から下方にかけて苗移植装置6を設けている。
【0009】上記苗移植装置6には、苗供給台7、苗供
給台7に載置された苗8を1株ずつ受けるか、あるいは
取出して圃場(畝)9に植付ける苗植付機構10、苗植
付機構10の植付動作(上下動)を検出する植付動作検
出センサ11、培土機構(あるいは覆土機構)12、培
土機構(あるいは覆土機構)12に設けられ、苗の植付
状態を検出する苗検出センサ13等を具備している。
【0010】上記植付動作検出センサ11は、図3
(b)、図4(b)に示すように、苗植付機構10が上
昇していて苗を植付けていない状態のときオフ、苗植付
機構10が下降していて苗を植付けている状態のときオ
ンとなるオン・オフスイッチにより構成されている。ま
た、苗検出センサ13は、図1(a)及び(b)に示す
ように光センサからなり、透過型光センサ14、あるい
は反射型光センサ15により構成され、共に培土機構
(あるいは覆土機構)12の支持アーム12aの任意の
位置に取付けられている。この透過型光センサ14、あ
るいは反射型光センサ15は、図示しないが超音波セン
サに代えてもよいものである。
【0011】そして、苗移植機1により苗植付け作業を
行うとき、培土機構(あるいは覆土機構)12は、図5
に示すように、圃場(畝)9の上面に沿って上下動しな
がら苗植付機構10により植付けられた苗の左右両側か
ら培土(あるいは覆土)作業を行い、この培土機構(あ
るいは覆土機構)12の上下動に伴って、苗検出センサ
13(透過型光センサ14あるいは反射型光センサ1
5)も上下動しながら、圃場(畝)9に植付けられた苗
8の植付状態、即ち、植付けられた苗8の有無を検出す
る。
【0012】また、苗検出センサ13(透過型光センサ
14あるいは反射型光センサ15)による圃場(畝)9
に植付けられた苗8の植付状態の検出と共に、植付動作
検出センサ11により苗植付機構10が動作(下降)し
ていることを検出して後、苗検出センサ13により苗が
正常に植付けられているか否かを検出し、苗8が正常に
植付けられていない場合には、欠株であることを知らせ
る。
【0013】植付動作検出センサ11及び苗検出センサ
13は、図2に示すフローチャートにより制御される。
図2で16はセンサスイッチ、17はブザーあるいは赤
色ランプ、18は緑色ランプ、19は植付動作信号入
力、20は植付動作信号(植付動作検出センサ11=オ
ン・オフスイッチ)、21は苗状態検出信号入力、22
は苗状態検出信号(苗検出センサ13=透過型光センサ
14あるいは反射型光センサ15)であり、苗移植機1
により苗植付け作業を行うときにセンサスイッチ16を
オンすると、図示のように作動する。
【0014】まず、センサスイッチ16を投入すると、
ブザーあるいは赤色ランプ17はオフ、緑色ランプ18
はオンとなり、植付動作信号入力19に電流が流れ、植
付動作信号(植付動作検出センサ11=オン・オフスイ
ッチ)20がオン・オフ動作してオン・オフ信号を発す
る。植付動作信号20がオンならば苗状態検出信号入力
21に電流が流れ、苗状態検出信号(苗検出センサ13
=透過型光センサ14あるいは反射型光センサ15)2
2がオン・オフ動作してオン・オフ信号を発する。苗状
態検出信号22がオンならば、経路を介してセンサス
イッチ16とブザーあるいは赤色ランプ17間の経路に
戻り、以上の動作を繰り返す。
【0015】植付動作信号20がオフならば、緑色ラン
プ18と植付動作信号入力19間の経路に戻される。ま
た、苗状態検出信号22がオフならば、植付動作信号入
力19に入力され、植付動作信号20を作動させ、植付
動作信号20がオンならば緑色ランプ18をオフにし、
ブザーあるいは赤色ランプ17をオンにし、経路を介
して緑色ランプ18と植付動作信号入力19間の経路に
戻される。このときは、苗移植機1の走行及び作動を停
止するようにしてもよいものである。植付動作信号20
がオフならば、経路を介して植付動作信号20と苗状
態検出信号入力21間の経路に戻される。
【0016】なお、上記実施例では、本発明を歩行型の
苗移植機に適用した場合について説明したが、本発明
は、乗用型トラクタの後部に、3点リンク機構を介して
苗植付け装置、培土機構(あるいは覆土機構)等を装着
した乗用型の移植機にも同様に適用できるものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の苗移植機用
欠株検出装置によれば、以下の効果を奏することができ
る。 .従来のオペレータが目視により苗植付け状態を確認
しながら作業をしているのに比べ、本発明では欠株検出
装置により欠株あるいは苗が正常に植付けられていない
状態が検出されるので、オペレータは苗植付け状態確認
作業を省略することができ、作業負担が軽減されて作業
性が良くなる。特に、乗用型トラクタの後部に苗植付け
装置を装着した移植機では、オペレータが前方を向いて
作業を行うことができるため、作業性が向上する。
【0018】.植付けられた苗を検出するセンサは、
圃場(畝)面に沿って上下動する覆土機構あるいは培土
機構の任意の位置に取付けられているため、圃場(畝)
の上面に対して常に一定の間隔を保つことが可能で、こ
れにより、欠株はもとより、深植えや倒れた苗も欠株と
して検出して、苗植付け状態を容易に確認し対応するこ
とができる。
【0019】.植付けられた苗の検出には、透過ある
いは反射型の光センサや超音波センサを利用するため、
検出する苗に対して非接触であり、苗を傷めることがな
い。
【0020】.欠株検出装置は、植付機構により植付
動作を実行した信号を受けた後、植付けられた苗を検出
し、連続欠株にも対応することができる。
【0021】.欠株が検出された際には、ランプやブ
ザーなどで警報すると共に、連続欠株が生じた場合に
は、植付作業を停止させる等の機能に適応することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】苗植付状態検出センサの取付け例の概略正面図
で、(a)は透過型光センサ、(b)は反射型光センサ
を示す。
【図2】欠株検出のフローチャートである。
【図3】本発明を適用した歩行型の苗移植機の側面図
(a)、(b)は苗植付機構の動作を示す概略側面図で
ある。
【図4】本発明を適用した歩行型の苗移植機のたの実施
例の側面図(a)、(b)は苗植付機構の動作を示す概
略側面図である。
【図5】培土機構(あるいは覆土機構)及び苗植付状態
検出センサの動作説明図である。
【符号の説明】
1 歩行型の苗移植機 2 機体 3 エンジン 4 操縦ハンドル 5 走行車輪 6 苗移植装置 7 苗供給台 8 苗 9 圃場(畝) 10 苗植付機構 11 植付動作検出センサ 12 培土機構(あるいは覆土機構) 12a 支持ア
ーム 13 苗検出センサ 14 透過型光センサ 15 反射型光センサ 16 センサスイッチ 17 ブザーあるいは赤色ランプ 18 緑色ランプ 19 植付動作信号入力 20 植付動作信号(植付動作検出センサ=オン・オフ
スイッチ) 21 苗状態検出信号入力 22 苗状態検出信号(苗検出センサ=透過型光センサ
あるいは反射型光センサ)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野菜苗のような苗を移植する移植機にお
    いて、 圃場面に沿って上下動する覆土機構あるいは培土機構の
    任意の位置に、圃場に植付けられた苗の植付状態を検出
    する光センサ、あるいは超音波センサのような苗検出セ
    ンサを取付け、植付けられた苗の有無を検出するように
    したことを特徴とする苗移植機用欠株検出装置。
  2. 【請求項2】 野菜苗のような苗を移植する移植機によ
    り圃場に植付けられた苗の植付状態を検出する光セン
    サ、あるいは超音波センサのような苗検出センサと、移
    植機の苗植付機構に取付けられ、苗植付機構の動作を検
    出するオン・オフスイッチのような植付動作検出センサ
    とを備え、植付動作検出センサにより苗植付機構が動作
    していることを検出した後、苗検出センサにより苗が正
    常に植付けられているか否かを検出し、苗が正常に植付
    けられていない場合には、欠株であることを知らせるよ
    うに構成したことを特徴とする苗移植機用欠株検出装
    置。
JP4230594A 1994-03-14 1994-03-14 苗移植機用欠株検出装置 Pending JPH07250512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4230594A JPH07250512A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 苗移植機用欠株検出装置

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JP4230594A JPH07250512A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 苗移植機用欠株検出装置

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JPH07250512A true JPH07250512A (ja) 1995-10-03

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ID=12632315

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JP4230594A Pending JPH07250512A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 苗移植機用欠株検出装置

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JP (1) JPH07250512A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102422744A (zh) * 2011-10-12 2012-04-25 无锡同春新能源科技有限公司 一种带风力发电系统向图像传感器供电的智能插秧机
JP2017209115A (ja) * 2017-09-06 2017-11-30 井関農機株式会社 移植機
JP2018102175A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 井関農機株式会社 苗移植システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102422744A (zh) * 2011-10-12 2012-04-25 无锡同春新能源科技有限公司 一种带风力发电系统向图像传感器供电的智能插秧机
JP2018102175A (ja) * 2016-12-26 2018-07-05 井関農機株式会社 苗移植システム
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