JPH0725009B2 - 工作機械の摺動面のシ−ル装置 - Google Patents

工作機械の摺動面のシ−ル装置

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JPH0725009B2
JPH0725009B2 JP62198227A JP19822787A JPH0725009B2 JP H0725009 B2 JPH0725009 B2 JP H0725009B2 JP 62198227 A JP62198227 A JP 62198227A JP 19822787 A JP19822787 A JP 19822787A JP H0725009 B2 JPH0725009 B2 JP H0725009B2
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sliding
chips
sliding surface
plate
sealing device
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JP62198227A
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JPS6445544A (en
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正憲 山内
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日立精機株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/0042Devices for removing chips
    • B23Q11/005Devices for removing chips by blowing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q11/00Accessories fitted to machine tools for keeping tools or parts of the machine in good working condition or for cooling work; Safety devices specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, machine tools
    • B23Q11/08Protective coverings for parts of machine tools; Splash guards

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、工作機械の摺動面のシール装置に関する。更
に詳しくは、工作機械のベッド上で往復台などが摺動す
るための摺動面を切粉,切削液から保護するために、摺
動面を完全にシールするための工作機械の摺動面のシー
ル装置に関する。
[従来技術] 工作機械のベッドなどの摺動面上を刃物台などを載せた
往復台が摺動すると、摺動面と往復台との間に切粉が入
り摺動面を傷つけたり、摩耗を引き起こす。このため従
来から摺動面の両端から固定案内面全体を覆うカバーを
したり、ラビリンスを設け摺動面に切粉が侵入しないよ
うにしている。また、往復台などのすべり台の両端にゴ
ム,真ちゅうなどのワイパをつけたものもある。
[発明が解決しようとする問題点] 摺動面にカバーをする方法は、カバーとベッドとが相対
移動するのでその間の隙間から切粉が入るのは避けられ
ない。とりわけ、クーラントを使用しない乾切削加工で
はなおさら小さい切粉を洗い流せない。ラビリンスを設
ける方法は、大きな切粉は防げるが、小さい切粉の侵入
は必ずしも防げない。ワイパ方式は、完全には摺動面上
の切粉を除去できない。
本発明は、摺動面に侵入する小さな切粉でも完全に防ぐ
ことができるシール装置を提供することにある。
本発明は、クーラントを使用しない工作機械の摺動面を
保護するシール装置を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記問題点を解決するために本発明は、実施例に沿って
説明すると次のような手段を採る。
本発明の工作機械の摺動面のシール装置は、 工作機械の案内体(2)に設けた摺動面上をボールを介
して摺動する摺動体(25)と前記摺動面を保護するため
の切粉侵入阻止板(10)とを有する 工作機械の摺動面のシール装置において、 前記摺動体(25)と同体に前記案内体2に対して移動す
る前記切粉侵入阻止板(10)と前記案内板(2)と同体
の仕切板(3)との間に前記切粉侵入阻止板(10)と前
記仕切板(3)とが接触する接触面が設けられ、 前記接触面は一方側が大気中に接続し他方側が前記摺動
面に接続し、 前記接触面で開放され開放位置が異なる2つの空気吐出
室(11,12)が設けられ、2つの空気吐出室(11,12)の
一方は他方より前記摺動面に近く前記大気中よりも遠い
位置に配置されている ことを特徴としている。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。第1図
に示すものは、本発明のシール装置を数値制御旋盤に適
用した往復台30とベッド1の断面図である。ベッド1
は、通常鋳物金属で作られるものである。ベッド1の一
部には、ベッド1と材質の違う摺動案内部材2が固定し
てある。この固定は、本例ではボルトで固定している
が、ベッド1と一体に鋳込んで融着させても良い。摺動
案内部材2は、耐摩耗性の良い材質が使用されている。
摺動案内部材2には、摺動体であるリニアベアリング25
がボール26を介して摺動自在にガイドされている。
このリニアベアリング25は、往復台30に固定されてい
る。このリニアベアリング25と摺動案内部材2との間に
切粉が入ると摺動面に傷が付くことになる。往復台30上
には、工具台31が往復台30の移動とは直交する方向に摺
動自在に設けてある。工具台31には、ナット33が固定し
てあり、このナット33にはボールねじ32がかみあってい
る。ボールねじ32は、プーリ34,ベルト35,プーリ36を介
してX軸サーボモータ37により駆動される。工具台31に
は刃物が固定されているので、刃物をX軸線方向に移動
させる。
往復台30の移動方向の両端にはカバー21が固定されてい
る。カバー21の他端はベッド1の端部に固定されている
(第2図)。第3図に示す図は第1図IIIの拡大した詳
細図である。ベッド1の幅方向の端部には、長い板状の
仕切板3がボルト4で固定されている。仕切板3は、ベ
ッド1の長手方向に伸びている。この仕切板3の表面
は、クロムメッキが施してある。一方、仕切板3の上表
面5には、断面が3角の切粉侵入阻止板10の下面が接触
して配置してある。上表面5即ち切粉侵入阻止板10の下
面のことを、接触面という。この接触面は、図3に拡大
して明瞭に示すように、また、後述する作用からわかる
ように、一方側が大気中に接続し他方側が前記摺動面ま
で接続して行くことになる。
本実施例では、切粉侵入阻止板10は、真ちゅうで作られ
ている。仕切板3の表面と切粉侵入阻止板10の下面とは
直接に接触する。このため柔らかい切粉侵入阻止板10
は、摩耗しやすく交換できるようになっている。切粉侵
入阻止板10は、往復台30にビス18で固定してある。切粉
侵入阻止板10の下面と仕切板3の上表面5との接触部に
は、ベッド1の長手方向に二つの空気吐出室11,12が形
成してある。空気吐出室11,12からの空気は、切粉侵入
阻止板10と上表面5の面の隙間から常時空気を噴出し
て、切粉の摺動面への侵入を防ぐものである。
切粉侵入阻止板10の長手方向の一端には、圧縮空気を供
給する空気供給ジョイント20が接続されている(第4
図)。空気供給ジョイント20から供給された圧縮空気
は、空気吐出室11内に供給される。空気供給ジョイント
20の空気供給側は、フレキシブルホースを介して空気供
給源につながれている。このため、往復台30が移動して
も圧縮空気が供給できる。空気吐出室11と空気吐出室12
とは連通孔19を介して連通している。
往復台30内には、Lの字状のL字材13と硬質ゴムで作ら
れた弾性阻止材14と、保持板15とが一体的にビス16で固
定されている。保持板15は、弾性阻止板14が弾性材で作
られているため曲がりやすいので、表面から押さえて固
定するためのものであり、鋼製の板材である。L字材13
の他端には、更にL字材17が設けられている。L字材13
とL字材17とは、スポット溶接などの方法で固定されて
いる。
L字材17の他端は、ベッド1に設けた凹溝8内に挿入さ
れていてラビリンスを構成している。仕切板3の下表面
7とL字材13とは接触をしていて、往復台30の移動によ
って摺動する。
切粉の侵入の阻止作用 前記のように構成されているので、切粉は次のような作
用で阻止される。仮に、切粉が仕切板3の上表面5上に
侵入しても、空気吐出室12から常時空気が吐出している
ので、上表面上の切粉を吹き飛ばす。更に、これで排除
できない切粉は、次の空気吐出室11からの空気により排
出される。
両空気吐出室12,11を越えて侵入した切粉は、弾性阻止
板14により侵入を阻止される。弾性阻止板14は、弾性を
有しているので仕切板3の上表面と常に密着して摺動し
ている。このため、空間6内の空気はとどまった状態と
なる。空気吐出室11,12から吐出した空気は、ほとんど
は空間6内に入ることなく、上表面3上から機外に噴出
する。仮に空間6に侵入したとしても切粉は、その先に
L字材13と下表面7との間にポケットを設けているの
で、ほとんど摺動面への侵入は防げる。この間の隙間も
極めて微小隙間であり切粉は通過しにくい。この隙間を
通過した切粉は、凹溝8内に入る。
凹溝8とL字材17とはラビリンスを構成しているので、
切粉はこの間の隙間を越えて侵入しにくい。侵入しても
重い切粉は、凹溝8の底部に溜る。更に、壁をのり越え
て切粉が侵入しても、今度は、保護板24により阻止され
ベアリング面には決して侵入することはない。大半は往
復台30がベッド1上を移動するたびに仕切板3上の切粉
を吹き飛ばすので、往復台30がとどまっている位置以外
の切粉も仕切板3とカバーを越えて侵入することはほと
んどない。
[他の実施例] 第5図に示すものは、前記実施例の他の実施例である。
前記実施例では空気吐出室11,12は、切粉侵入阻止板10
の下面に設けたが、仕切板3の表面に設けても良い。前
記実施例では、往復台30の移動時のみ仕切板3の上表面
上の切粉を除去する例である。本例では、空気吐出室を
設けた仕切板3がベッド1に固定してあるので、ベッド
1の長手方向からすべての空気を外へ噴出させることが
でき前記実施例より切粉の除去効果が高い。
更に、ベッド1には、エア供給路40が形成してあり、エ
アーが凹溝8内に噴出している。この噴出により、凹溝
内に閉じられた空間41内は常に正圧に保たれている。圧
縮空気は、移動部分と固定部分との間の隙間を通りなが
らベッド1の機外に流れるので、空間6,凹溝8,空間41内
に切粉が侵入することはないので、摺動面にも切粉は入
らない。前記実施例では、本シール装置を旋盤に適用し
たものだが、旋盤に限る必要はなくマシニングセンタな
ど他の工作機械にも適用できる。
[発明の効果] 以上、詳記したように本発明は、摺動体とベッドとの間
に空気を噴出するための2段階の空気供給手段を設けた
ので、工作機械の摺動面への微細な切粉の侵入も防ぐこ
とができる。実施例のようなころがり案内の摺動面以外
に、特にセラミックスを使用するような微細な切粉の侵
入が機能的に大きく影響を及ぼす精密加工の案内面には
特に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した旋盤の往復台の断面図,第2
図は第1図の正面図,第3図は第1図のIIIの部分の拡
大図,第4図は第3図のIV−IVの切断図,第5図は他の
実施例を示す。 1…ベッド,2…摺動案内部材,3…仕切板,10…切粉侵入
阻止板,30…往復台,31…工具台

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】工作機械の案内体(2)に設けた摺動面上
    をボール(26)を介して摺動する摺動体(25)と前記摺
    動面を保護するための切粉侵入阻止板(10)とを有する
    工作機械の摺動面のシール装置において、 前記摺動体(25)と同体に前記案内体(2)に対して移
    動する前記切粉侵入阻止板(10)と前記案内体(2)と
    同体の仕切板(3)との間に前記切粉侵入阻止板(10)
    と前記仕切板(3)とが接触する接触面が設けられ、 前記接触面は一方側が大気中に接続し他方側が前記摺動
    面に接続し、 前記接触面で開放され開放位置が異なる2つの空気吐出
    室(11,12)が設けられ、2つの空気吐出室(11,12)の
    一方は他方より前記摺動面に近く前記大気中よりも遠い
    位置に配置されている ことを特徴とする工作機械の摺動面のシール装置。
JP62198227A 1987-08-10 1987-08-10 工作機械の摺動面のシ−ル装置 Expired - Lifetime JPH0725009B2 (ja)

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CN102145467A (zh) * 2011-04-27 2011-08-10 上海三一精机有限公司 一种工作台气动除屑装置

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