JPH0725007Y2 - 観賞用植物の栽培ケージ - Google Patents

観賞用植物の栽培ケージ

Info

Publication number
JPH0725007Y2
JPH0725007Y2 JP1992055971U JP5597192U JPH0725007Y2 JP H0725007 Y2 JPH0725007 Y2 JP H0725007Y2 JP 1992055971 U JP1992055971 U JP 1992055971U JP 5597192 U JP5597192 U JP 5597192U JP H0725007 Y2 JPH0725007 Y2 JP H0725007Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cage
plate
cultivation
ornamental plant
plant according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1992055971U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0623423U (ja
Inventor
勲 川島
Original Assignee
株式会社アイ・サービス
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社アイ・サービス filed Critical 株式会社アイ・サービス
Priority to JP1992055971U priority Critical patent/JPH0725007Y2/ja
Publication of JPH0623423U publication Critical patent/JPH0623423U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0725007Y2 publication Critical patent/JPH0725007Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ラン等各種観賞用植物
を手軽に戸外栽培するのに好適な栽培ケージに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラン等各種観賞用植物の栽培に
は、室内や戸外での栽培のほか、温室、ワーディアンケ
ース等の設備を使用して行う栽培が広く普及している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】一般に植物は自生地に
近い環境で栽培するのが最適であるとされているが、室
内や戸外での栽培において、温度、日照、湿度、通風等
の一連の管理が難しく、自生地に近い環境をつくること
は甚だ困難である。その点、温室やワーディアンケース
は、サーモスタット付きの加温,加湿または換気装置、
遮光装置等を備え、これらによって、時季や時間に応じ
上記一連の管理をきめ細かに行って、当該植物に適切な
環境をつくることができる。
【0004】しかしながら、これら温室やワーディアン
ケースは、当然のことながら所要の広さの設置場所を確
保しなければならないとともに、設備費が嵩み、かつ、
特に初心者には上記一連の管理を適切に行うことは必ず
しも容易ではない。本考案の目的は、上記諸々の欠点を
解消し、初心者においても気軽に当該植物の戸外栽培を
行える栽培ケージの提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案観賞用植物の栽培
ケージの構成は次のとおりである。合成樹脂等の可撓性
材料製のネットにより形成してなるケージ本体aが、胴
側面1にファスナー等の開閉具4で開閉自在とした縦長
開口部5を備え、鉢受入部13……を有する支持台板1
2を収納し、かつ、上端を回転式吊りフック17に係合
させる吊り紐16を備えてなる。
【0006】上記において、ケージ本体aの胴側面1に
受風板14を揺動自在に取り付けると微風のときでもそ
のケージ本体aが回転でき好適である。また、ケージ本
体aの天板面2に、複数個の開口部19と閉鎖部20と
を互い違いに配置した遮光板18を乗載することによっ
て、直射日光を木漏れ日状態で当該植物に照射でき好適
である。
【0007】
【作用】吊り紐を回転式吊りフックを介して掛け釘また
は物干し竿等に掛けることにより、本栽培ケージ全体が
回転できるように吊り下げておくことによって、温度、
日照、湿度、通風等をほぼ自然の状態にして、当該植物
を栽培できる。すなわち、ケージ本体を形成しているネ
ットはその日照や通風を適度に遮光、緩衝する。真上か
らの直射日光は遮光板によって木漏れ日の状態で理想的
に作用する。
【0008】ケージ本体は、回転式吊りフックを介して
吊り下がっているから風を受けることによって、スムー
ズに回転し、収納している当該植物全体に同じように日
照,通風を受けさせ、成長ムラや色ムラを生じさせな
い。
【0009】
【実施例】以下図示の実施例について詳しく説明する。
aは、胴側面1と天板面2及び底板面3を合成樹脂等の
可撓性材料製のネットにより形成してなる縦長でかつ方
形筒状のケージ本体で、その胴側面1の少なくとも一か
所にファスナー等の開閉具4で開閉自在とした縦長開口
部5を設けている。
【0010】6……はケージ本体aの上記胴側面1の内
側に嵌合止着した針金製で方形の胴部用枠体、7は上記
天板面2の下面に固定止着した同じく針金製で方形の天
板用枠体で、この天板用枠体7は補強杆8を十文字に跨
架している。
【0011】9は上記底板面3の上面に重合止着した上
記同様針金製で方形の底板用枠体で、この底板用枠体9
は補強杆10を十文字に跨架するとともに、多数の細杆
11を縦横に張設している。
【0012】12は鉢受入部13……を一体成型してな
る合成樹脂製で方形の支持台板で、この支持台板12
は、鉢受入部13……を上記底板用枠体9に乗載するこ
とにより、ケージ本体aの底部に上記した縦長開口部5
を通じ取り出し自在に収容されている。
【0013】14……はケージ本体aの胴側面1の上部
外側に取り付けた横長の受風板で、この受風板14……
は、その長さ方向のほぼ一側半分を胴側面1に重合し、
他側半分を同胴側面1の外方に突出させた状態におい
て、その一側半分の上辺縁を上記天板用枠体7に吊りリ
ング15……を使用し揺動自在でかつ取り外し自在に吊
り下げられている。
【0014】16は各分岐下端を天板用枠体7の対向部
に結着した吊り紐で、その上端に公知構造の回転式吊り
フック17を係合させている。18は比較的小さな正方
形状をなす複数個の開口部19と閉鎖部20とを市松模
様状にすなわち互い違いに配置した方形の遮光板で、こ
の遮光板18は、必要に応じ、図1に示す如くケージ本
体aの天板面2上に乗載して使用するものである。
【0015】上記構成の栽培ケージにより当該植物の戸
外栽培をするには、これを戸外、例えば軒先やベランダ
の天井等の掛け釘、あるいは物干し竿等に吊り下げる。
すなわち、例えば物干し竿21に上記回転式吊りフック
17を所要の吊り輪22により懸垂し、これにより、本
栽培ケージ全体を回転可能に吊り下げる。
【0016】今仮に、ランbを栽培するには、その鉢c
……を、ケージ本体a内の支持台板12の鉢受入部13
……に各別に嵌合受入させるとともに開閉具4で縦長開
口部5を閉じて置く。水やり、施肥、薬剤散布、その他
の手入れは慣行にしたがい適宜行う。
【0017】これにより、ランbは温度、日照、湿度、
通風等をほぼ自然の状態にして栽培されることになるも
のであるが、特に、ケージ本体aを形成しているネット
はその日照や通風を適度に遮光、緩衝し、また、病虫害
の発生を防ぐことになる。さらに、真上からの直射日光
は遮光板18によって木漏れ日の状態で理想的に作用す
るから戸外栽培で起こりやすい葉焼けを起こすようなこ
とがない。
【0018】また、ケージ本体aは、回転式吊りフック
17を介して吊り下がっているから風を受けることによ
って、微風のときには受風板14……の受風作用によっ
て、いずれにしてもスムーズに回転するが、この回転に
よって、収納している複数の鉢c……のいずれのランb
も同じ条件で日照,通風を受け、各ランbは均等に育成
栽培され、成長ムラや色ムラを生じることがないもので
ある。
【0019】本栽培ケージにより戸外栽培するといって
も、ケージ本体aは、軒先やベランダの天井等の掛け
釘、あるいは物干し竿等に吊り下げているだけであるか
ら、寒暖の程度、風雨の状況等に応じ適宜室内に取り込
み、吊り下げて置くことも容易にできる。
【0020】なお、ケージ本体aは、上記の如き構成で
あるから、支持台板12を取り出すとともに、受風板1
4……を取り外し、図4に示すように収縮できる。した
がって、出荷とか保管に至便なものである。
【0021】
【考案の効果】以上述べたところから明らかなように、
本考案によれば次の効果を奏する。本栽培ケージ全体
を、回転式吊りフックを介して軒先やベランダの天井等
の掛け釘、あるいは物干し竿等に吊り下げ、水やり、施
肥、薬剤散布、その他の手入れは慣行にしたがい適宜行
いながら、温度、日照、湿度、通風等をほぼ自然の状態
にし、当該植物を栽培できる。
【0022】ケージ本体をネットで形成しているので、
日照や通風を適度に遮光、緩衝し、また、病虫害の発生
を防ぐのに役立つ。真上からの直射日光は遮光板によっ
て木漏れ日の状態で理想的に作用するから戸外栽培で起
こりやすい葉焼けを起こすようなことがない。
【0023】上記のケージ本体aは、回転式吊りフック
を介して吊り下がっているから風を受けることによっ
て、それが微風のときには受風板の受風作用によって、
いずれにしてもスムーズに回転し、それによって、収納
しているラン等の植物は均等に育成栽培され、成長ムラ
や色ムラを生じることがない。
【0024】本栽培ケージにより戸外栽培するといって
も、ケージ本体aは、掛け釘や物干し竿等に吊り下げて
いるだけであるから、寒暖の程度、風雨の状況等に応
じ、簡易に室内に取り込んだり、また戸外に出して吊る
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案観賞用植物の栽培ケージの実施例の斜視
図である。
【図2】同上の遮光板の平面図である。
【図3】同上の支持台板とそれに支持する鉢の斜視図
で、支持台板の一部を切欠して示している。
【図4】同上のケージ本体の収縮状態の斜視図である。
【符号の説明】
a ケージ本体 1 胴側面 2 天板面 4 開閉具 5 縦長開口部 12 支持台板 13 鉢受入部 14 受風板 16 吊り紐 17 回転式吊りフック17 18 遮光板 19 開口部 20 閉鎖部

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】合成樹脂等の可撓性材料製のネットにより
    形成してなるケージ本体が、その胴側面にファスナー等
    の開閉具で開閉自在とした縦長開口部を備えるととも
    に、複数個の鉢受入部を有する支持台板を収納し、か
    つ、上端を回転式吊りフックに係合させる吊り紐を備え
    てなることを特徴とする観賞用植物の栽培ケージ。
  2. 【請求項2】ケージ本体の胴側面に受風板を揺動自在に
    取付けてなることを特徴とする請求項1載の観賞用植物
    の栽培ケージ。
  3. 【請求項3】ケージ本体の天板面に、複数個の開口部と
    閉鎖部とを互い違いに配置した遮光板を乗載してなるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の観賞用植物の栽
    培ケージ。
  4. 【請求項4】ケージ本体が、胴部用枠体、天板面用枠体
    及び底板面用枠体を内装してなることを特徴とする請求
    項1,2または3記載の観賞用植物の栽培ケージ。
JP1992055971U 1992-07-17 1992-07-17 観賞用植物の栽培ケージ Expired - Lifetime JPH0725007Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992055971U JPH0725007Y2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 観賞用植物の栽培ケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992055971U JPH0725007Y2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 観賞用植物の栽培ケージ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0623423U JPH0623423U (ja) 1994-03-29
JPH0725007Y2 true JPH0725007Y2 (ja) 1995-06-07

Family

ID=13013965

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992055971U Expired - Lifetime JPH0725007Y2 (ja) 1992-07-17 1992-07-17 観賞用植物の栽培ケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0725007Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0623423U (ja) 1994-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2014199883A1 (ja) 筒状緑化ユニット
JP3171234U (ja) 簡易温室
AU2015100015A4 (en) Modular Garden Planter
JP2011505852A (ja) ウォールフラワーの観賞用装置及び植物の垂直栽培方法
CA2265110A1 (en) Orchid cultivating device
KR200444397Y1 (ko) 통기성이 우수한 난 재배용 화분
JPH0725007Y2 (ja) 観賞用植物の栽培ケージ
KR20080004674U (ko) 난 재배용 화분
US20150282439A1 (en) Plant housing system
JPH0655072B2 (ja) 気生根蘭の室内栽培法及び該栽培法に用いる植木鉢
KR20170097904A (ko) 작물재배용 미니비닐하우스
KR100538042B1 (ko) 실내 조경용 바닥환경 조성장치
KR960010432Y1 (ko) 작물의 토경과 수경을 겸용할 수 있는 냉온 재배상자
JP3048063U (ja) 着生植物着生用鉢
CN217065085U (zh) 一种凤蝶在长三角地区的人工规模化养殖设备
JPH0441822Y2 (ja)
JPS58149622A (ja) 植物育成観賞容器
JPH0516935Y2 (ja)
KR20100012861U (ko) 조립식 미니텃밭
JP3023354U (ja) 水耕栽培装置
WO2022049670A1 (ja) 付着型蔓植物の無降水環境下育成装置
JPH0432046Y2 (ja)
JPH0420199Y2 (ja)
JP3041687U (ja) 温室式プランター
JPH0529017Y2 (ja)