JPH0724866U - 乗客コンベアの安全装置 - Google Patents

乗客コンベアの安全装置

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Publication number
JPH0724866U
JPH0724866U JP5537893U JP5537893U JPH0724866U JP H0724866 U JPH0724866 U JP H0724866U JP 5537893 U JP5537893 U JP 5537893U JP 5537893 U JP5537893 U JP 5537893U JP H0724866 U JPH0724866 U JP H0724866U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
moving handrail
entrance
alarm
passenger conveyor
detection device
Prior art date
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Pending
Application number
JP5537893U
Other languages
English (en)
Inventor
孝行 磯辺
裕朗 山田
Original Assignee
株式会社日立ビルシステムサービス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立ビルシステムサービス filed Critical 株式会社日立ビルシステムサービス
Priority to JP5537893U priority Critical patent/JPH0724866U/ja
Publication of JPH0724866U publication Critical patent/JPH0724866U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案の目的は、移動手摺に近づくことを、
より事前に検知し、親等に注意を喚起して重大事故の発
生を未然に防止するようにした乗客コンベアの安全装置
を提供する。 【構成】 移動手摺1と、この移動手摺の入口付近に、
人体の接近を検出する検知装置6A、6B、6Cを備
え、この検知装置が人体を検出した時警報を発生するよ
うにしたものにおいて、前記検知装置6A、6B、6C
を移動手摺の入口付近から段階的に遠ざかる方向に複数
個設け、かつ、これらの検出装置作動時の警報を、移動
手摺1に近くなるに従い、より強力な警報を発するよう
にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、乗客コンベアの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
通常乗客コンベアには踏段と同期して移動する移動手摺が設けられている。そ して、この移動手摺の入口には移動手摺によって引き込まれる子供の手や移動手 摺と床との間にはさまれる子供の頭などを保護するための安全装置が設けられて いる。しかしこの安全装置が作動した時には、すでに引き込まれたり、はさまっ たりしており、或る程度の損傷を生じさせるという問題があった。このため、こ の入口付近に近づいたら警報を発生するようにしたものが従来提案されている。 尚、この種のものとして、例えば、実開昭63−77988号公報を挙げること ができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術においては、移動手摺に近づくと、初めて警報を発生するため、 小さな子供の場合、すでに警告が遅れてしまい重大事故になってしまうという問 題があった。
【0004】 本考案の目的は、移動手摺に近づくことを、より事前に検知し、親等に注意を 喚起して重大事故の発生を未然に防止するようにした乗客コンベアの安全装置を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、移動手摺と、この移動手摺の入口付近に、人体の接近を検出する 検知装置を備え、この検知装置が人体を検出した時警報を発生するようにした乗 客コンベアの安全装置において、前記検知装置を、前記移動手摺の入口付近から 段階的に遠ざかる方向に複数個設け、かつ、これらの検知装置作動時の警報を、 移動手摺に近くなるに従い、より強力な警告を発するようにしたことにより達成 される。
【0006】
【作用】
人体の接近を検出する検知装置は、移動手摺の入口付近から段階的に遠ざかる 方向に複数個設けられている。そして、検知装置は、移動手摺に近づく物体を段 階的に検出し、移動手摺に近づくに従い、より強力な警報を発するようになって いる。
【0007】 即ち、子供達が危険行為を行なおうとして移動手摺に近づくと、ソフトな注意 放送等により親等に注意を喚起し、移動手摺にさわる位まで近づいた場合には、 ブザー等を鳴動すると共に速度を落す。
【0008】 これにより、物体の接近が始まると段階的な警告がなされるため、よりきめ細 かな注意喚起がなされ重大事故を未然に防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、図に基づき本考案の一実施例を説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例になる安全装置を備えた乗客コンベアの乗口部斜視図 、図2は図1の移動手摺入口部の拡大側面図、図3は図1の安全装置の回路図で ある。
【0011】 図において、1は移動手摺で、この移動手摺1は欄干2上を踏段3と同期した 速度で移動するよう駆動される。4は移動手摺1の入口部に設けられた一般的に 設けられている安全装置で、この安全装置4はガード枠4Aとスイッチ4Bとか ら構成されている。5は床板、6A、6B、6Cは床板5に設けられた物体の接 近を検出する検知装置で、これらの検知装置6A、6B、6Cは移動手摺1の入 口付近から段階的に遠ざかるように設けられている。7は処理装置、8は警報発 生装置である。
【0012】 次に動作について説明する。
【0013】 今、子供が移動手摺1に近づいて遊ぼうとした場合、まず検知装置6Cがその 動作を検知する。これによりその情報が処理装置7に伝えられ警報装置8が動作 して、「移動手摺のそばで遊ばないで下さい」の放送を流す。この警報により、 親が近くにいるなら自分の子供であることがわかり、子供を危険域から遠ざける ことができる。
【0014】 しかし、これに気がつかず、更に子供が移動手摺1に近づくと検知装置6Bが 動作し、その情報が処理装置7に伝えられ、警報装置8からブザー音等の強力な 警報音が出る。これにより子供はびっくりし、いたずらをやめる。しかしながら 、この警告音を無視して更に近づいた場合、検知装置6Aが動作し、処理装置7 、警報装置8を介してブザー音と共に、乗客コンベアの速度を減速する。
【0015】 これにより、付近にいる乗客や店員等だれもが危険であることに気づき子供の 危険行為をやめさせる。
【0016】 このように、本考案の実施例によれば、移動手摺1に対する接近の距離に応じ て、警告の内容を変えるようにしたため、適切に注意を喚起でき重大事故の発生 を未然に防止できる。
【0017】 尚、この実施例のような警告内容ではなく、乗客コンベアの設置場所に合わせ て警告文を選択できる。また、この例では3段階の接近を検知するようにしたが 、2段階でもよい。
【0018】 又、検知装置は物体が当該場所に滞留している間は、検出信号を発生し、処理 装置は検出信号を間欠的に検知して処理した後、警報装置に送信することもでき る。
【0019】
【考案の効果】
本考案によれば、移動手摺への接近の度合いに応じて警告内容を変えた警報を 出すようにしたため、よりきめ細かに注意を喚起でき、重大事故を未然に防止で きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例になる安全装置を備えた乗客
コンベアの乗口部斜視図である。
【図2】図1の移動手摺入口部の拡大側面図である。
【図3】図1の安全装置の回路図である。
【符号の説明】
1 移動手摺 2 欄干 3 踏段 4 安全装置 5 床板 6A、6B、6C 検知装置 7 処理装置 8 警報発生装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動手摺と、この移動手摺の入口付近
    に、人体の接近を検出する検知装置を備え、この検知装
    置が人体を検出した時警報を発生するようにした乗客コ
    ンベアの安全装置において、前記検知装置を、前記移動
    手摺の入口付近から段階的に遠ざかる方向に複数個設
    け、かつ、これらの検知装置作動時の警報を、移動手摺
    に近くなるに従い、より強力な警告を発するようにした
    ことを特徴とする乗客コンベアの安全装置。
JP5537893U 1993-10-13 1993-10-13 乗客コンベアの安全装置 Pending JPH0724866U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5537893U JPH0724866U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 乗客コンベアの安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP5537893U JPH0724866U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 乗客コンベアの安全装置

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Publication Number Publication Date
JPH0724866U true JPH0724866U (ja) 1995-05-12

Family

ID=12996828

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5537893U Pending JPH0724866U (ja) 1993-10-13 1993-10-13 乗客コンベアの安全装置

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JP (1) JPH0724866U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011037564A1 (en) * 2009-09-23 2011-03-31 Otis Elevator Company Child protection systems for conveyors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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