JPH07248245A - 貯液槽内の液位測定装置 - Google Patents

貯液槽内の液位測定装置

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JPH07248245A
JPH07248245A JP6544694A JP6544694A JPH07248245A JP H07248245 A JPH07248245 A JP H07248245A JP 6544694 A JP6544694 A JP 6544694A JP 6544694 A JP6544694 A JP 6544694A JP H07248245 A JPH07248245 A JP H07248245A
Authority
JP
Japan
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liquid
density
liquid level
detector
storage tank
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Withdrawn
Application number
JP6544694A
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English (en)
Inventor
Toshiharu Okeya
俊治 尾毛谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 貯液槽1内に貯溜された液体3の液位3aを密
度で補正して検知する液位測定装置において、上部検出
管2の開口2aが露出した状態においても精度の高い密度
補正を可能とする。 【構成】 上部検出管2の開口2aが液面上に露出する液
抜き時及び液張り時並びに開口2aが液体3中に没水する
冠水時に応じて選択回路41より異なる補正用密度データ
を選択して液位演算器42に送り、液位Lを正確に算出す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発電プラント、化学プラ
ント等の貯液槽内に貯溜された液体の液位測定装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種液位測定装置の1例が図3
に示されている。図3において、液体3が貯溜された貯
液槽1内頂部に検出管6が開口し、貯液槽1内下部に下
部検出管4の下端開口4aが開口し、この下端開口4aより
上方に上部検出管2の下端開口2aが開口している。8は
検出管6及び下部検出管4によってそれぞれ検出された
圧力の差に基づいて液体3の液位を検出する差圧伝送器
からなる液位検出器、7は下部検出管4及び上部検出管
2によってそれぞれ検出された圧力の差に基づいて液体
3の密度を検出する差圧伝送器からなる密度検出器、10
0 は制御装置、5は液抜き用ポンプ、10は液抜き用ポン
プ、45は移送元貯液槽である。
【0003】しかして、液位検出信号81及び密度検出信
号71は制御装置11に入力され、その除算器からなる液位
演算器9にて次式により密度補正された液位Lが算出さ
れる。 密度補正後の液位:L=液位検出信号81/密度検出信号
71
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液位測定装
置においては、液体3の密度を正確に検出するには液位
3aが上部検出管2の開口2aよりも上方に位置している必
要がある。つまり、開口2aが液面上に露出した場合は、
密度検出信号71は実際の密度よりも小さい値となるた
め、密度補正後の液位Lは高い値を指示することとな
る。
【0005】一方、貯液槽1及び液位測定装置を設計す
る際には、液位3aが上部検出管2の開口2aよりも上方に
位置するように考慮されているが、液抜き時、即ち、液
抜き用ポンプ5によって貯液槽1内の液体3を排出した
時には液位3aが開口2aより下に低下する場合も多い。
【0006】これは密度の検出精度を確保しようとすれ
ば、上部検出管2の開口2aと下部検出管4の開口4aとの
上下差を一定値以上とする必要があるため、開口2aを貯
液槽1の底部に近づけることができないからである。
【0007】一般に液抜きを行う際には、液抜きポンプ
5が空引きを起こす直前まで液抜きポンプ5を作動せし
めて可能な限り低い液位とすることが望ましい。
【0008】しかしながら、従来の液位測定装置にあっ
ては密度補正後の液位Lに誤差が見込まれるため、液抜
きポンプ5の作動を停止するときの液位に上記誤差分を
考慮した余裕を与える必要がある。
【0009】更に、上記従来の液位測定装置において
は、液位3aが低下すると、密度検出器7の出力範囲の下
限となるため、密度補正後の液位Lの実際の液位3aに対
する誤差が大きくなるという問題がある。
【0010】本発明の目的とするところは、貯液槽内に
おける液位が上部検出管の開口より下に低下した場合で
あっても精度の高い密度補正が可能な液位測定装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、貯液槽内に貯溜された液体の液位を検出する液
位検出器と、上記貯液槽内下部に開口する下部検出管と
この開口より上方に開口する上部検出管の検出値に応じ
て上記貯液槽内に貯溜された液体の密度を検出する差圧
式密度検出器と、上記上部検出管の開口が液面上に露出
する前に上記密度検出器で検出された密度をホールドす
るホールド回路と、液張り時における液体の密度を推定
する密度推定器と、上記上部検出管の開口の露出又は冠
水検知信号、液張り又は液抜き検知信号等の選択信号に
基づいて上記密度検出器で検出された密度、上記ホール
ド回路にホールドされた密度又は上記密度推定器で推定
された密度のいずれかを補正用密度データとして選択す
る選択回路と、上記液位検出器で検出された液位を上記
選択回路で選択された補正用密度データで補正して補正
液位を算出する液位演算器を備えたことを特徴とする貯
液槽内の液位測定装置にある。
【0012】
【作用】液抜き時、上部検出管の開口が液面上に露出す
る直前に密度検出器にて検出された密度をホールド回路
にホールドして置き、液位が上部検出管の開口より下に
低下したとき、選択回路は上記ホールドされた密度を選
択して液位演算器に送って補正液位を算出する。
【0013】また、液張り時、選択回路は密度推定器に
て推定された密度を選択して液位演算器に送って補正液
位を算出する。
【0014】上部検出管の開口が冠水した時は、選択回
路は密度検出器にて検出された密度を選択して液位演算
器に送って補正液位を算出する。
【0015】
【実施例】図1には本発明に係わる液位側定装置の制御
ブロック図が示され、図2には制御フローチャートが示
されている。
【0016】図1において、1は内部に液体3が貯溜さ
れた貯液槽、2は上部検出管、4は下部検出管、6は検
出管、7は密度検出器、8は液位検出器、5は液抜き用
ポンプ、10は液張り用ポンプ、45は移送元貯液槽で、以
上は図3に示す従来のものと同様である。
【0017】貯液槽1内の液体3の液位3aは液位検出器
8により検出され、液体3の密度は密度検出器8により
検出され、上部検出管2の開口2aの冠水状態は冠水検知
器20にて検出され、露出状態は露出検知器21にて検出さ
れ、貯液槽1内の液張り状態は液張り検知器22にて検出
され、液抜きポンプ5の起動は液抜きポンプ起動検出器
88にて検出され、液張りポンプ10の起動は液張りポンプ
起動検出器89にて検出される。上記各検出器の検出信号
はそれぞれ制御装置100 に入力される。
【0018】制御装置100 のホールド回路43は露出検知
器21からの露出検知信号83に基づき、上部検出管2の開
口2aが液面上に露出する直前の密度検出信号71をホール
ドする。ホールドされた密度データは冠水検知器20から
の冠水検知信号82によってリセットされる。
【0019】また、制御装置100 の密度推定器46は液張
り用密度データ記憶装置50に記憶されている操作員によ
って入力された入力データ25、移送元貯液槽45内の液体
の密度、即ち、移送元データ26、デフォルトデータ27並
びにホールド回路43にホールドされている密度データ18
を基に、貯液槽1の液位3aが上昇する過程における液体
3の密度を液抜き完了時の液位/密度記憶回路28からの
信号29及び/又は液位検出信号81を用いて推定する。
【0020】そして、密度検出器7からの密度検出信号
71は選択回路41の入力端(A) に、ホールド回路43からの
密度データ18は入力端(B) に、密度推定器46からの密度
データ19は入力端(C) にそれぞれ入力される。
【0021】選択回路41においては、冠水検知器20から
の冠水検出信号82、露出検知器21からの露出検出信号8
3、液張り検知器22からの液張り検出信号30、液抜きポ
ンプ起動検知器88からの起動信号23、液張りポンプ起動
検知器89からの起動信号24等のモード選択信号85により
補正用密度データMを次のようにして選択して除算器か
らなる液位演算器42に入力する。
【0022】 上部検出管2の開口2aが冠水している
とき──密度検出器7からの密度検出信号71 液抜き時に開口2aが露出したとき──ホールド回路
43にホールドされている密度データ18 液張り時に開口2aが露出したとき──密度推定器46
からの密度推定信号
【0023】除算器42は、次の算式により密度補正後の
液位Lを求め、これを指示計に出力する。 L=P/M ここで、Pは液位検出器8からの液位検出信号81である
差圧、Mは選択回路41にて選出された密度データであ
る。
【0024】しかして、液抜き時、貯液槽1内の液体3
の密度はほぼ一定であるため、ホールド回路43にホール
ドされている密度データ18を用いることにより精度の高
い密度補正演算ができる。
【0025】また、液張り時、貯液槽1に注入される液
体3の密度が既知の場合には操作員による手入力密度デ
ータ又は移送元貯液槽45内の液体の密度データが液位演
算器42に入力される。
【0026】注入液体の密度が不明の場合には、液張り
直前にホールド回路43にホールドされている密度デー
タ、プラントで最も使用頻度が高い液体の密度、使用液
体の密度の中央値的な値、密度変動範囲中の中央値的な
値等の中からプラントや系統の特徴に応じて予め決めら
れた値のデフォルトデータが液位演算器42に入力され
る。
【0027】上部検出管2の開口2aが冠水した後は密度
検出器7の差圧の変動に較べ、液位検出器8の差圧の増
加が顕著になることを識別して密度検出信号71が液位演
算器42に入力され、図3に示す従来のものと同様の密度
補正に自動的に復帰して密度補正を行う。
【0028】
【発明の効果】本発明においては、従来密度補正を正確
になし得なかった液抜き時、液張り時を含む上部検出管
の開口の露出時においても精度の高い密度補正が可能と
なり、正確な液位表示を測定してこれを表示することが
できる。
【0029】また、従来のものに較べて追加する制御機
器は僅かであるので、コスト増は軽微である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係わる液位測定装置のブロ
ック図である。
【図2】上記実施例のフローチャートである。
【図3】従来の液位側測定装置をを示す略示的構成図で
ある。
【符号の説明】
1 貯液槽 2 上部検出管 4 下部検出管 7 密度検出器 8 液位検出器 20 冠水検知器 21 露出検知器 22 液張り検知器 100 制御装置 41 選択回路 43 ホールド回路 42 除算器 46 密度推定器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯液槽内に貯溜された液体の液位を検出
    する液位検出器と、上記貯液槽内下部に開口する下部検
    出管とこの開口より上方に開口する上部検出管の検出値
    に応じて上記貯液槽内に貯溜された液体の密度を検出す
    る差圧式密度検出器と、上記上部検出管の開口が液面上
    に露出する前に上記密度検出器で検出された密度をホー
    ルドするホールド回路と、液張り時における液体の密度
    を推定する密度推定器と、上記上部検出管の開口の露出
    又は冠水検知信号、液張り又は液抜き検知信号等の選択
    信号に基づいて上記密度検出器で検出された密度、上記
    ホールド回路にホールドされた密度又は上記密度推定器
    で推定された密度のいずれかを補正用密度データとして
    選択する選択回路と、上記液位検出器で検出された液位
    を上記選択回路で選択された補正用密度データで補正し
    て補正液位を算出する液位演算器を備えたことを特徴と
    する貯液槽内の液位測定装置。
JP6544694A 1994-03-10 1994-03-10 貯液槽内の液位測定装置 Withdrawn JPH07248245A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102519542A (zh) * 2011-12-09 2012-06-27 华为技术有限公司 压力液位传感器
US10775083B2 (en) 2016-03-31 2020-09-15 Mitsubishi Heavy Industries Thermal Systems, Ltd. Purging device, chiller equipped with same, and method for controlling purging device
WO2023245580A1 (zh) * 2022-06-23 2023-12-28 时代思康新材料有限公司 反应釜的液位测量方法、装置及具有其的反应釜

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Effective date: 20010605