JPH07248217A - 試料分析装置 - Google Patents

試料分析装置

Info

Publication number
JPH07248217A
JPH07248217A JP6042400A JP4240094A JPH07248217A JP H07248217 A JPH07248217 A JP H07248217A JP 6042400 A JP6042400 A JP 6042400A JP 4240094 A JP4240094 A JP 4240094A JP H07248217 A JPH07248217 A JP H07248217A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
irradiation
light
mirror
analyzer according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6042400A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotami Koike
紘民 小池
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
Priority to JP6042400A priority Critical patent/JPH07248217A/ja
Publication of JPH07248217A publication Critical patent/JPH07248217A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 試料表面に存在する微量物質の分析の容易化
を図ること、電子ビームの照射により試料の表面から発
生したカソードルミネッセンスを効率よく集光すること
のできる試料分析装置を主として提供する。 【構成】 本発明に係わる試料分析装置は、電子ビーム
を試料9の表面に照射するための照射部1と、電子ビー
ムの照射方向に対して試料9の表面Sを傾斜させて試料
9を支持する試料ステージ3と、電子ビームの照射によ
り試料9の表面Sから発生した光を集光する集光ミラー
10と、集光ミラーに10よって集光されたカソードル
ミネッセンスを検出する光検出部13とを有し、集光ミ
ラー10はその焦点が試料9の表面のビーム照射箇所に
ほぼ一致されてその光軸1eが試料ステージ3の傾斜軸
にほぼ並行に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は試料分析装置の改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、有機物、無機物等の物質の試
料を分析する各種の試料分析装置が知られている。例え
ば、試料の50μm以下の微小領域を分析する試料分析
装置としては、レーザー・ラマン、紫外線を利用した顕
微分光装置、電子線を利用するオージェ、ESCA、E
PMA、透過型電子顕微鏡(TEM)、走査型電子顕微
鏡(SEM)、及びイオンを利用したSIMSが知られ
ている。
【0003】この中で、ESCA、オージェ、SIMS
などは表面の元素分析に使用されている。その分析領域
はそれぞれ20μm、10nm、100nmのオーダーであ
る。元素分析に関しては、電子顕微鏡を利用して1nmの
微小領域からの分析も可能になってきている。一方、化
学結合の結合状態(状態分析)や物質の同定に関しては
FT-IRが多用されているが、FT-IRは20μm以下の微小
領域では使えなく、これより小さい領域ではラマン分光
や顕微分光装置が使用されている状況にある。しかしな
がら、これらの装置も1μm以下の微小領域での化学物
質の分析では電子顕微鏡で透過電子のエネルギー分析に
よる方法が試みられ始めているが方法論としてはまだ確
立していないし、この方法では100μm以下の薄い資
料にしか適用できない問題があり、この方法は実用的で
ない。この意味で1μm以下の微小領域での元素分析お
よび状態分析が可能な装置はほとんど存在しないといえ
るであろう。
【0004】また、電子ビームを照射した際に生じるカ
ソードルミネッセンスは、原子の化学結合に携わる外殻
電子との相互作用により発生するので、原子の化学結合
状態を知ることができるが、このカソードルミネッセン
スは微弱である。そこで、回転楕円面を有する集光ミラ
ーを試料室に挿入してカソードルミネッセンスを集光す
る工夫を行っているが、分析の感度、表面分析の点で最
適の構造にはなっていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の試料分析装置
は、上述のように電子ビームを照射により生じたカソー
ドルミネッセンスを充分に集光することができず、試料
の基板の表面に分析対象物質が微量に存在する場合、試
料面に対して垂直方向からビームを照射すると、電子ビ
ームが分析対象物質を通過する割合が多くなり、分析対
象物質から発生するカソードルミネッセンスの割合に較
べて基板から生じるカソードルミネッセンス、すなわ
ち、バックグラウンドノイズが多くなり、従って、ノイ
ズ比(P/B)が悪化するという問題点がある。
【0006】本発明の第1の目的は、試料表面に存在す
る微量物質の分析の容易化を図ることのできる試料分析
装置を提供することにある。
【0007】本発明の第2の目的は、ビームの照射によ
り試料の表面から発生したカソードルミネッセンスを効
率よく集光することのできる試料分析装置を提供するこ
とにある。
【0008】本発明の第3の目的は、X線分析とカソー
ドルミネッセンスによる分析とを同時に行うことのでき
る試料分析装置を提供することにある。
【0009】本発明の第4の目的は、ビーム照射による
損傷を極力少なくして試料の表面の形状分析を行うこと
ができる試料分析装置を提供することにある。
【0010】本発明の第5の目的は、試料の表面に存在
する分析対象物質の画像、元素、化学結合状態を多面的
に分析できる試料分析装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる試料分析
装置は、ビームを試料面に照射するための照射部と、ビ
ームの照射方向に対して試料面を傾斜させて試料を支持
する支持部と、ビームの照射により試料面から発生した
光を集光する集光ミラーと、集光ミラーによって集光さ
れた光を検出する光検出部とを有し、集光ミラーはその
焦点が前記試料表面のビーム照射箇所にほぼ一致されて
いる。
【0012】好ましくは、試料の傾斜角度は45度以上
である。好ましくは、試料に電子ビームが照射される。
好ましくは、支持部は傾斜軸の回りに傾斜される。その
傾斜角度は調節変更可能である。集光ミラーは好ましく
はその光軸が傾斜軸と平行である。好ましくは、集光ミ
ラーの傾斜角度は試料の傾斜角度と同じであることが望
ましい。この集光ミラーの傾斜角度も調節変更可能であ
ることが望ましい。更に、集光ミラーは試料の傾斜の邪
魔とならないように一部が切り欠かれていてもよい。照
射部は好ましくは走査型であり、光検出部、電子検出
部、X線検出部を有することが望ましい。その照射部は
走査型電子顕微鏡、透過型電子顕微鏡の電子線照射部、
走査型トンネル電子顕微鏡のプローブであってもよい。
更に、集光ミラーにはビームを試料に向けて案内するた
めの案内溝を設けるのが望ましく、例えば、集光ミラー
の回転方向に長く延びる形状であることが一層好まし
い。更に、エバネッセント場を検出する検出プローブを
配置できる構成とすることが望ましい。
【0013】
【作用】本発明に係わる試料分析装置によれば、ビーム
の照射方向に対して試料の表面が傾斜されているので、
試料の実効的厚さを増すことができ、従って、ビームの
照射によるカソードルミネッセンスの発生効率を高める
ことができる。
【0014】試料の傾斜軸と集光ミラーの光軸とが平行
ある場合には、ビームの照射によるカソードルミネッセ
ンスを集光ミラーにより効率よく集光できる。というの
は、カソードルミネッセンスの発生方向は、試料の表面
に立てた法線方向に多く発生するからである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明に係わる試料分析装置の実施
例を図面を参照しつつ説明する。
【0016】実施例1.図1において、1はビームを試
料表面に照射するための照射部である。この照射部1は
走査型電子顕微鏡の電子ビーム発生源である。この照射
部1は対物レンズ2を有する。この照射部1の下部には
図2に示すように支持部としての試料ステージ3が配設
されている。この試料ステージ3は傾斜軸4の軸線の回
りに傾斜可能である。この試料ステージ3にはX−Yテ
ーブル5が設けられている。X−Yテーブル5はX方向
移動テーブル6とY方向移動テーブル7とからなる。Y
方向移動テーブル7の上面には試料セット台8が設けら
れている。この試料セット台8の上部に試料9が載置さ
れる。試料9はX−Yテーブル5を調節することにより
照射部1の真下にセットされる。
【0017】X−Yテーブル5と対物レンズ2との間に
は、集光ミラー10が設けられている。この集光ミラー
10は図1に示すように直方体形状である。この集光ミ
ラー10は支持アーム11により試料ステージ3の基部
3aに固定されている。集光ミラー10の底面10aに
回転楕円面10bが形成されている。回転楕円面10b
の長軸10e(光軸)はその傾斜軸4と平行とされ、よ
り好ましくは一致される。その集光ミラー10には図3
に拡大して示すように電子ビームを試料9に向かって案
内する案内溝10cが形成されている。回転楕円面10
bの一方の焦点は試料9の表面のビーム照射箇所にほぼ
一致されている。この案内溝10cは上面10dから回
転楕円面10bに通じている。電子ビームはその案内溝
10cを通して試料9の表面に照射される。案内溝10
cは集光ミラー10の回転方向に細長く延びている。こ
れにより、後述するように集光ミラー10を傾斜させて
も支障なく電子ビームを試料9の表面に照射できる。
【0018】試料9の表面はこの実施例では傾斜軸4を
中心に傾斜させることにより電子ビームの照射方向に対
して傾斜される。この実施例では、傾斜軸4を回転させ
ることにより試料9の表面Sの電子ビームの照射方向に
対する傾斜角度は変更可能である。しかし、試料表面S
の電子ビームの照射方向に対する傾斜角度は固定でもよ
い。なお、図3では、図面の作成の便宜のため、集光ミ
ラー10を傾斜させる代わりに電子ビームの照射方向Z
をZ´方向に傾けた状態が示されている。
【0019】試料9の表面Sを電子ビームの照射方向に
対して傾斜させることにより試料9の実効厚さを増すこ
とができる。また、試料9の表面の電子ビームの照射方
向に対する傾斜角度を変更することにより、試料9の表
面の凹凸に対応させてビームの照射角度を調節でき、検
出効率の良好な傾斜角度を選択できる。その傾斜角度は
45度以上とすることが望ましい。これにより、試料9
の表面に付着した異物の実効厚さ1.4倍以上に増すこ
とができる。試料9がシリコン基板である場合、そのシ
リコン基板に付着している汚れの検出効率が向上する。
【0020】この実施例1では、集光ミラー10を試料
9と一体に回動させて、集光ミラー9を電子ビームの照
射方向に対して傾斜させる構成としている。試料表面S
の電子ビームの照射方向に対する傾斜角度と集光ミラー
10の電子ビームの照射方向に対する傾斜角度とが一致
しているので、試料表面Sを電子ビームに対して傾斜さ
せたにもかかわらず、集光のための立体角が小さくなら
ず、電子ビームの照射によって試料表面Sから生じる光
を集光できる。
【0021】なお、集光ミラー10を固定として、試料
9のみを傾斜させる構成とすることもできる。また、支
持アーム11に二点鎖線で示すような回転軸12を設
け、この回転軸12により試料ステージ3とは別個に回
転軸12の回りに集光ミラー10を回転させる構成とす
ることもできる。これによって、集光ミラー10の集光
効率を調節できる。集光ミラー9には放物面鏡を用いる
こともできる。この場合には、放物面鏡の主軸としての
光軸を傾斜軸4と平行に配設する。
【0022】試料分析装置は、光検出部13と、電子線
検出部14と、X線検出器15とを有する。光検出部1
3は電子ビームの照射によって生じるカソードルミネッ
センスを検出する。光検出部13はプリズム16とダイ
クロイックミラープリズム17と全反射プリズム18、
19と分光器20とRGBホトマルチアンプリファイア
ー21とを有する。
【0023】プリズム16はカソードルミネッセンスの
一部をダイクロイックミラープリズム17に向けて透過
し、一部を全反射プリズム18に向けて反射する。カソ
ードルミネッセンスは微弱光のためプリズム16を全反
射プリズムとし、分光測定時には光路内に挿入し、RG
B信号を形成する際には、光路から離脱するように構成
することにより光量レベルを低くせずに各測定を行うこ
ともできる。
【0024】分光器20はカソードルミネッセンスのス
ペクトル分析を行うマルチチャンネル検出器22とカソ
ードルミネッセンスの特定波長のモノクロ画像信号を形
成するためのホトンカウンティングPMT23とを有す
る。
【0025】プリズム16を透過したカソードルミネッ
センスはダイクロイックミラープリズム17によりR
(赤)光成分、G(緑)光成分、B(青)光成分に分離
される。これらの光成分はRGBホトマルチアンプリフ
ァイアー21に受光される。
【0026】電子線検出部14は電子ビームの照射によ
って試料9に生じた二次電子を検出する。X線検出器1
5は電子ビームを照射することによって試料9から生じ
たX線を検出する役割を有する。集光ミラー10にはそ
のX線を効率良く集光するためのコリメーター23´が
設けられている。試料9の表面Sを電子ビームの照射方
向に対して傾斜させているので、電子ビームの侵入深さ
を抑制することができ、X線の発生領域を試料9の表面
近傍に限定でき、試料9の表面の分析が容易となる。
【0027】電子線検出部14、RGBホトマルチアン
プリファイアー21、ホトンカウンティングPMT23
の検出出力は図4に示すように画像信号形成部24に入
力されている。画像信号形成部24は電子線検出部14
の検出出力に基づいて試料9の表面Sの形態を表わす画
像信号を主として形成する。この場合に、試料9の表面
Sが電子ビームに対して傾斜されているので、エッジ効
果により画像のコントラストが強調される。画像信号形
成部24はRGBホトマルチアンプリファイアー21の
検出出力に基づいてその画像信号の色成分を形成する。
【0028】また、画像信号形成部24はホトカウンテ
ィングPMT23の検出出力と電子線検出部14の検出
出力とを重ね合わせることにより特定波長のモノクロ画
像信号を形成する。マルチチャンネル検出器22の検出
出力は、光スペクトル分析部25に入力され、X線検出
器15の検出出力はX線分析部26に入力されている。
【0029】照射部1、分光器20、画像信号形成部2
4、光スペクトル分析部25、X線分析部26は制御部
27によって制御される。制御部27はこれらの制御に
加えてスペクトル表示部28の制御その他の試料分析に
必要な各種の制御を行う機能を有している。
【0030】画像信号形成部24の画像信号は画像表示
部29に入力される。光スペクトル分析部25により分
析された蛍光スペクトルはスペクトル表示部28に表示
される。電子線励起による蛍光は物質の外殻電子の情報
を示しており、蛍光スペクトル分析により物質の化学結
合状態を識別できる。その化学結合の状態は、特殊記号
(例えば、+、−、*)等により画像表示部29上の物
質存在箇所に表示される。
【0031】X線分析部26は、検出されたX線をED
S法、WDS法(公知の方法)によりスペクトル分析
し、既知物質の標準スペクトルと比較して定性分析を行
う。また、必要に応じて薄膜近似法(公知の方法)によ
り定量分析を行う。このX線分析により元素の定性、定
量分析が可能である。また、その化学組成から無機物の
同定ができる。元素の表示はメッシュの種類を変えて画
像表示部29に表示される。また、その元素の量はその
メッシュの大きさを変えて画像表示部29に表示され
る。この実施例によれば、電子顕微鏡により画像を観察
して、有機物、無機物の判断が可能である。
【0032】無機物の場合、X線により元素の定性、定
量分析が可能である。その化学組成から無機物の同定が
できる。有機物の場合、電子線検出部14に基づく画像
信号とRGBホトマルチアンプリファイアー21の検出
出力に基づく画像信号とに基づき自然物(生物)か人工
物(高分子化合物)かの識別が可能である。生物の場
合、電子顕微鏡の形態観察から生物細胞の種類を決定す
ることができる。人工物の場合、カソードルミネッセン
スの分光分析により、構成成分、高分子の識別、同定が
可能である。
【0033】実施例2 この実施例は、照射部1は走査型トンネル顕微鏡(ST
M)から構成されている。照射部1は図5に示すように
プローブ1aを有する。プローブ1aの先端は尖ってい
る。このプローブ1aはXYZ方向に可動される。プロ
ーブ1aの先端は集光ミラー10の案内溝10cを通し
て試料9の表面Sに近接される。試料9とプローブ1a
との間には、プローブ1aの先端から試料9の表面に向
かってトンネル電流としての電子ビームが照射されるよ
うに電圧が印加される。その印加電圧は、その電子の照
射により試料9の表面からカソードルミネッセンスの発
光強度が大きくとれるように通常のSTMよりも高目で
あり、例えば数Vから数10V(ボルト)ないし数10
0V(ボルト)に設定する。このプローブ1aは図6に
示すように制御部27によって駆動制御され、符号30
はプローブ1aを駆動するための駆動部である。そのト
ンネル電流Iは差動増幅器31を介して制御部27にフ
ィードバックされ、プローブ1aはこの実施例ではトン
ネル電流Iが一定となるようにXYZ方向に駆動され
る。そのプローブ1aの移動量はプローブ移動量検出部
32によって検出される。そのプローブ移動量検出部3
2の検出出力は画像信号形成部24に入力される。画像
信号形成部24はそのプローブ移動量に基づいて試料9
の表面の形態を示す画像信号を形成する。その他の構成
は実施例1と同一であるのでその詳細な説明は省略す
る。なお、この実施例2では、プローブ1aをXYZ方
向に駆動して試料9の表面の形態を観察しているが、試
料9とプローブ1aの先端とのZ方向の距離を一定と
し、トンネル電流Iの増減により試料9の形態観察を行
うこともできる。
【0034】実施例3 この実施例では、照射部1とは別個に照射部33が設け
られている。照射部33はここでは半導体レーザーから
なる。試料ステージ3は透明ガラスプリズム等の誘電体
物質から構成され、試料9はその試料ステージ3に載置
される。試料9は照射部1、照射部33の照射方向にに
対して傾斜される。試料9はその裏面側から光ビームに
よって照明される。照射部1の構成、集光ミラー10の
構成は実施例1と同様である。試料9に対する光ビーム
の照射角度はその光ビームが試料9の表面Sで全反射さ
れるようにするため臨界角よりも大きい。その光ビーム
の照射によって、試料9の表面Sの近傍にエバネッセン
ト場が形成される。そのエバネッセント場はプローブ3
4によって検出される。そのプローブ34は案内溝10
c´を通して試料9の表面Sの照射領域に臨まされる。
そして、試料9の表面Sに対してこの表面Sと直交する
方向に微振動可能であり、図示を略す支持部に支持され
ている。
【0035】プローブ34の先端には金属製チップ34
aが設けられ、エバネッセント場は金属チップ34aに
より散乱される。集光ミラー10はこの実施例ではその
散乱光を集光する役割をも有する。プローブ34はエバ
ネッセント場による散乱光の強度が一定となるように試
料9の表面Sに離反・接近される。その制御は図8に示
すように実施例2と同様にプローブ駆動部30により行
う。
【0036】ここで、プローブ34を試料9の表面Sに
対して垂直方向に微小振動させると、エバネッセント場
の散乱光が指数関数的に変化するので、これをロックイ
ン検出することによりチップ先端のエバネッセント場の
みを検出できる。
【0037】そのエバネッセント場の散乱光はRGBホ
トマルチアンプリファイアー21、分光器20によって
検出される。そのエバネッセント場の散乱光の強度の検
出はRGBホトマルチアンプリファイアー21から出力
されるR、G、B信号の総和により求める。ダイクロイ
ックミラー17による分光前の散乱光の強度を検出して
もよい。
【0038】そのRGBホトマルチアンプリファイアー
21の検出出力は制御部27に入力され、制御部27は
その散乱光の強度が一定となるようにするためプローブ
34を駆動する駆動部30を制御する。すなわち、プロ
ーブ34は、試料9の表面Sに垂直な方向、及びこれに
直交する平面内で走査される。
【0039】次に、照射部1により電子ビームを試料9
に照射すれば、実施例1と同様にカソードルミネッセン
スを検出できる。また、電子線検出部により二次電子を
検出できる。更に、X線検出器によりX線を検出でき
る。
【0040】従って、電子ビームを照射する前に、エバ
ネッセント場を利用して試料9の表面Sの形状を測定で
きる。また、分光器20により得られた分光スペクトル
により試料9の表面Sの化学組成を知ることができる。
すなわち、電子ビームを試料9に照射すると試料9の電
子ビーム照射箇所が少なからず損傷を受けるが、このエ
バネッセント場を利用して試料9の表面Sの形状を予め
知ることができる。また、電子ビームの照射により得ら
れた画像とエバネッセント場を利用して得られた画像と
を組み合わせて表示を行うことにすれば、より細かい画
像解析を行うことができる。
【0041】実施例4 実施例3では、エバンッセント場の散乱光の強度が一定
となるようにプローブ34を走査することにしたが、試
料9の表面と平行な平面内でプローブ34を走査させ、
試料9の表面Sと直交する方向には移動しない構成とす
ることもできる。この場合には、試料9の表面と平行な
方向へのプローブ34の移動により、散乱光の強度が変
化する。従って、RGBホトマルチアンプリファイアー
21の検出出力はそれに基づいて変化し、RGBホトマ
ルチアンプリファイアー21の検出出力を図9に示すよ
うに画像信号形成部24に入力させて画像信号を形成す
ることもできる。
【0042】実施例5 なお、集光ミラー10を固定とし、試料のみを傾斜させ
る構成とすることもできる。この場合には、図10に示
すように試料を傾斜させるスペースを確保するために、
集光ミラー10には切欠き35を設けることが望まし
い。この切欠き35の角度を試料の傾斜軸4を中心と
し、水平方向を基準(θ=0度)として表わすものとす
ると、その切り欠き35の角度θを変化させた場合の検
出効率の変化を表1として示す。
【0043】
【表1】 表1から明かなように、切欠き35の角度θを45度か
ら90度に増やし、試料の最大傾斜角度(略θと同じ)
を2倍に増加させてもそのときの検出効率は75%から
50%に低下するに留まり、検出に支障をきたさない。
【0044】その他変形例 変形例1.以上の実施例では、走査型電子顕微鏡、トン
ネル顕微鏡について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば透過走査型電子顕微鏡についても適用でき、
また、この場合、電子線検出部は透過電子、反射電子を
検出する。
【0045】変形例2.実施例2、3、4においてはプ
ローブ1a、34を固定として試料9をXYZ方向に移
動させる構成とすることもできる。
【0046】変形例3.試料9のみを電子ビームの照射
方向に対して所定の傾斜角度で固定する構成を採用して
もよい。
【0047】試料9と集光ミラーとを電子ビームの照射
方向に対して所定の傾斜角で固定する構成を採用しても
よい。
【0048】変形例4.実施例3、4では臨界角度を超
える範囲で光ビームを照射させる構成によりエバネッセ
ント場を発生させているが、微小回析格子を用いてエバ
ネッセント場を発生させる方法、光ビームの照射波長よ
りも小さい径の開口を用いてエバネッセント場を発生さ
せる方法がある。
【0049】変形例5.X線の検出時において、バック
グラウンド信号を減少させるため集光ミラーを傾斜軸方
向(集光方向)に移動可能に構成し、ビームの光軸から
退避するようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明に係わる試料分析装置によれば、
試料表面に存在する微量物質の分析の容易化を図ること
ができるという効果を奏する。
【0051】特に請求項1ないし請求項21に記載の構
成によれば、ビームの照射によるカソードルミネッセン
スを集光ミラーにより効率よく集光できる。というの
は、カソードルミネッセンスの発生方向は、試料の表面
に立てた法線方向に多く発生するからである。
【0052】請求項2、14に記載の試料分析装置によ
れば、請求項1の効果に加えて、試料面の凹凸に対応さ
せてビームの照射角度を調整でき、最良の条件を選択で
きるという効果を奏する。
【0053】請求項3、15に記載の試料分析装置によ
れば、集光ミラーの立体角を大きくとることができる。
【0054】請求項5、17に記載の試料分析装置によ
れば、試料の傾斜角度を大きくとることができるという
効果を奏する。
【0055】請求項9に記載の試料分析装置によれば、
コントラストが強調された形態画像を得ることができ
る。
【0056】請求項12、18に記載の試料分析装置に
よれば、試料を損傷することなく表面の分析が可能であ
る。
【0057】請求項19に記載の試料分析装置によれ
ば、試料の多面的分析が可能である。
【0058】請求項22に記載の試料分析装置によれ
ば、ビームの照射により試料から効率よく光を発生さ
せ、かつその光を効率よく集めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の試料分析装置の第1実施例の要部構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明の試料分析装置の第1実施例の試料ステ
ージの詳細構成を示す側面図である。
【図3】第1実施例の集光ミラーを拡大して示す斜視図
である。
【図4】第1実施例の試料分析装置のブロック回路図で
ある。
【図5】本発明の試料分析装置の第2実施例の要部構成
を示す斜視図である。
【図6】第2実施例の試料分析装置のブロック回路図で
ある。
【図7】本発明の試料分析装置の第3実施例の要部構成
を示す図である。
【図8】第3実施例の試料分析装置のブロック回路図で
ある。
【図9】第4実施例の試料分析装置のブロック回路図で
ある。
【図10】試料分析装置の集光ミラーの変形例を示す図
である。
【符号の説明】
1…照射部 3…試料ステージ 4…傾斜軸 9…試料 10…集光ミラー 14…電子線検出部 15…X線検出器 1e…光軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01J 37/20 A 37/252 A 37/28 Z

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビームを試料面に照射するための照射部
    と、前記ビームの照射方向に対して試料面を傾斜させて
    試料を支持する支持部と、前記ビームの照射により前記
    試料面から発生した光を集光する集光ミラーと、前記集
    光ミラーによって集光された光を検出する光検出部とを
    有し、前記集光ミラーはその焦点が前記試料表面のビー
    ム照射箇所にほぼ一致されて、その光軸が前記支持部の
    傾斜軸とほぼ平行方向に配置されていることを特徴とす
    る試料分析装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部は前記ビームの照射方向に対
    する前記試料面の傾斜角度を変更可能であることを特徴
    とする請求項1に記載の試料分析装置。
  3. 【請求項3】 前記集光ミラーが前記試料面の傾斜角度
    と同じ傾斜角度で前記ビームの照射方向に対して傾斜さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の試料分析装
    置。
  4. 【請求項4】 前記集光ミラーは前記ビームの照射方向
    に対する傾斜角度を変更可能であることを特徴とする請
    求項2に記載の試料分析装置。
  5. 【請求項5】 前記集光ミラーは前記試料の傾斜の邪魔
    にならないようにその一部が切り欠かれていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の試料分析装置。
  6. 【請求項6】 前記照射部は前記試料表面をビームによ
    り走査する走査型であり、前記光検出部の検出出力は前
    記試料表面の画像を形成する画像信号形成部に入力され
    ることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか
    1項に記載の試料分析装置。
  7. 【請求項7】 前記ビームが電子ビームであることを特
    徴とする請求項6に記載の試料分析装置。
  8. 【請求項8】 前記電子ビームの前記試料への照射によ
    って得られる電子を検出する電子検出部を有し、該電子
    検出部の検出出力が前記画像信号形成部に入力されてい
    ることを特徴とする請求項7に記載の試料分析装置。
  9. 【請求項9】 前記集光ミラーには前記ビームを前記試
    料に向けて透過させるための案内溝が形成され、該案内
    溝は前記集光ミラーの回転方向に長く延びていることを
    特徴とする請求項4に記載の試料分析装置。
  10. 【請求項10】 前記試料の表面の前記ビームの照射方
    向に対する傾斜角度が45度以上であることを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の試料分析装置。
  11. 【請求項11】 前記試料にエバネッセント光を検出す
    る検出プローブが近接して臨まされていることを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の試料分析装置。
  12. 【請求項12】 電子ビームを試料面に照射するための
    走査型トンネル顕微鏡のプローブと、前記ビームの照射
    方向に対して試料面を傾斜させて試料を支持する支持部
    と、前記ビームの照射により前記試料面から発生した光
    を集光する集光ミラーと、前記集光ミラーによって集光
    された光を検出する光検出部とを有し、前記集光ミラー
    はその焦点が前記試料表面のビーム照射箇所にほぼ一致
    されて、その光軸が前記支持部の傾斜軸とほぼ平行方向
    に配置されていることを特徴とする試料分析装置。
  13. 【請求項13】 前記支持部は前記ビームの照射方向に
    対する前記試料面の傾斜角度を変更可能であることを特
    徴とする請求項12に記載の試料分析装置。
  14. 【請求項14】 前記集光ミラーが前記試料面の傾斜角
    度と同じ傾斜角度で前記ビームの照射方向に対して傾斜
    されていることを特徴とする請求項12に記載の試料分
    析装置。
  15. 【請求項15】 前記集光ミラーは前記ビームの照射方
    向に対する傾斜角度を変更可能であることを特徴とする
    請求項12に記載の試料分析装置。
  16. 【請求項16】 前記集光ミラーは前記試料の傾斜の邪
    魔にならないようにその一部が切り欠かれていることを
    特徴とする請求項13に記載の試料分析装置
  17. 【請求項17】 前記試料にエバネッセント光を検出す
    る検出プローブが近接して臨まされていることを特徴と
    する請求項12に記載の試料分析装置。
  18. 【請求項18】 電子ビームを試料面に照射するための
    照射部と、前記電子ビームの照射方向に対して試料面を
    傾斜させて試料を支持する支持部と、前記電子ビームの
    照射により前記試料面から発生したカソードルミネッセ
    ンスを集光する集光ミラーと、前記集光ミラーによって
    集光されたカソードルミネッセンスを検出する光検出部
    と、カソードルミネッセンスと同時にX線を検出するX
    線検出部とを有し、前記集光ミラーはその焦点が前記試
    料表面の電子ビーム照射箇所にほぼ一致されて、その光
    軸が前記支持部の傾斜軸とほぼ平行方向に配置されてい
    ることを特徴とする試料分析装置。
  19. 【請求項19】 前記試料にエバネッセント光を検出す
    る検出プローブが近接して臨まされていることを特徴と
    する請求項18に記載の試料分析装置。
  20. 【請求項20】 前記エバネッセント場を形成するため
    に前記試料に光ビームを照射するための光ビームが該試
    料に対して傾斜され、その光ビームの試料に対する傾斜
    角度が臨界角よりも大きいことを特徴とする請求項19
    に記載の試料分析装置。
  21. 【請求項21】 ビームを試料面に照射するための照射
    部と、前記ビームの照射方向に対して試料面を傾斜させ
    て試料を支持する支持部と、前記ビームの照射により前
    記試料面から発生した光を集光する集光ミラーと、前記
    集光ミラーによって集光された光を検出する光検出部と
    を有し、前記集光ミラーはその焦点が前記試料表面のビ
    ーム照射箇所にほぼ一致されていることを特徴とする試
    料分析装置。
JP6042400A 1994-03-14 1994-03-14 試料分析装置 Pending JPH07248217A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042400A JPH07248217A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 試料分析装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6042400A JPH07248217A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 試料分析装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07248217A true JPH07248217A (ja) 1995-09-26

Family

ID=12635025

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6042400A Pending JPH07248217A (ja) 1994-03-14 1994-03-14 試料分析装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07248217A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000258340A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Horiba Ltd 物質同定装置
JP2008249478A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toray Res Center:Kk カソードルミネッセンス装置及びそれを用いた分析方法
JP2011506066A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ベスト 2 エヌヴェ 選別装置用のセンサ素子、及び製品を選別するための方法
WO2012141396A1 (en) * 2011-04-14 2012-10-18 Coxem Co., Ltd Combine apparatus of scanning electron microscope and energy dispersive x-ray spectroscopy
WO2014017544A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 国立大学法人京都大学 元素分析装置
WO2015145706A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置用試料ホルダおよび荷電粒子線装置
JP2016516194A (ja) * 2013-03-11 2016-06-02 ケーエルエー−テンカー コーポレイション 表面増強電場を用いた欠陥検出
RU179410U1 (ru) * 2017-12-28 2018-05-14 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский государственный архитектурно-строительный университет" Детектор катодолюминесценции для сканирующего электронного микроскопа
WO2024063495A1 (ko) * 2022-09-21 2024-03-28 경희대학교 산학협력단 커브드 미러 및 이를 포함하는 역광전자 분광장치

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000258340A (ja) * 1999-03-05 2000-09-22 Horiba Ltd 物質同定装置
JP2008249478A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Toray Res Center:Kk カソードルミネッセンス装置及びそれを用いた分析方法
JP2011506066A (ja) * 2007-12-14 2011-03-03 ベスト 2 エヌヴェ 選別装置用のセンサ素子、及び製品を選別するための方法
WO2012141396A1 (en) * 2011-04-14 2012-10-18 Coxem Co., Ltd Combine apparatus of scanning electron microscope and energy dispersive x-ray spectroscopy
KR101240290B1 (ko) * 2011-04-14 2013-03-11 (주)코셈 주사전자현미경과 x선분석기의 통합장치
WO2014017544A1 (ja) * 2012-07-25 2014-01-30 国立大学法人京都大学 元素分析装置
JPWO2014017544A1 (ja) * 2012-07-25 2016-07-11 国立大学法人京都大学 元素分析装置
JP2016516194A (ja) * 2013-03-11 2016-06-02 ケーエルエー−テンカー コーポレイション 表面増強電場を用いた欠陥検出
WO2015145706A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 株式会社 日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置用試料ホルダおよび荷電粒子線装置
JPWO2015145706A1 (ja) * 2014-03-28 2017-04-13 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置用試料ホルダおよび荷電粒子線装置
RU179410U1 (ru) * 2017-12-28 2018-05-14 Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего образования "Санкт-Петербургский государственный архитектурно-строительный университет" Детектор катодолюминесценции для сканирующего электронного микроскопа
WO2024063495A1 (ko) * 2022-09-21 2024-03-28 경희대학교 산학협력단 커브드 미러 및 이를 포함하는 역광전자 분광장치

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1414231B1 (en) Imaging apparatus and method
US8895921B2 (en) Inspection apparatus and replaceable door for a vacuum chamber of such an inspection apparatus and a method for operating an inspection apparatus
JP2823970B2 (ja) 近接場走査光学顕微鏡
US7023954B2 (en) Optical alignment of X-ray microanalyzers
JP2005500513A (ja) ハイスループットの蛍光の検出のためのスキャニング分光光度計
WO2002057756A1 (fr) Procede et dispositif servant a mesurer la luminance de fluorescence
JP2007093593A (ja) 全反射蛍光x線分析方法及び装置
JPH07248217A (ja) 試料分析装置
JP4696197B2 (ja) カソードルミネッセンス検出装置
JP3718818B2 (ja) カソードルミネッセンス用試料ホルダ、及びカソードルミネッセンス分光分析装置
JP3003708B2 (ja) 表面分析装置
JP4720146B2 (ja) 分光装置および分光システム
JP4498081B2 (ja) 散乱型近接場顕微鏡およびその測定方法
US7545498B2 (en) System and method for removing auto-fluorescence through the use of multiple detection channels
CN1296700C (zh) 矿物材料红外荧光分析法
CN114910457A (zh) 一种阴极荧光共聚焦显微光谱成像系统和方法
JP2010266452A (ja) 走査型近接場光学顕微鏡
JPH07280732A (ja) けい光分光計
JP2602523B2 (ja) カソードルミネッセンス測定装置
CN116660285B (zh) 一种晶圆特征光谱在线检测装置
JPH11260303A (ja) 電子顕微鏡及びその蛍光集光方法
JPH01213944A (ja) 電子線照射型分析装置
Beauvineau et al. Improved spectrometer for cathodoluminescence studies in scanning electron microscopy
RU2172946C1 (ru) Прибор для фотолюминесцентного картографирования полупроводниковых пластин (варианты)
JP3517818B2 (ja) 近接視野顕微鏡