JPH07248003A - 増圧装置 - Google Patents

増圧装置

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JPH07248003A
JPH07248003A JP6041481A JP4148194A JPH07248003A JP H07248003 A JPH07248003 A JP H07248003A JP 6041481 A JP6041481 A JP 6041481A JP 4148194 A JP4148194 A JP 4148194A JP H07248003 A JPH07248003 A JP H07248003A
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pressure
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oil chamber
check valve
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JP6041481A
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Hiroyuki Abe
裕之 阿部
Isao Kobayashi
功 小林
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Furukawa Co Ltd
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Furukawa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 切換弁による回路の切換えを安定させ、増圧
ピストンの作動を確実にする。 【構成】 油圧ポンプ5とタンク6とを、操作弁4から
伸作動管路7と縮作動管路8とを介して、油圧シリンダ
1のヘッド側油室2とロッド側油室3とに接続し、伸作
動管路7の途中に、シーケンス弁9とパイロット切換弁
10と複動式増圧ピストン11とを接続した増圧回路1
2、及び、パイロットチェック弁13を備えた低圧回路
14を並列に設け、パイロットチェック弁13に縮作動
管路8からチェック弁パイロット管路26を接続し、パ
イロット切換弁10にはパイロット油室20L、20R
より受圧面積の小さい保持油室24L、24Rを形成
し、この保持油室24L、24Rにパイロット切換弁1
0のサービスポート18R、18Lから保持管路25
L、25Rを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧シリンダに使用さ
れる油圧の増圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構築物等を破砕する破砕機
は、被破砕物を挟圧破砕するための一対の破砕アーム
と、この破砕アームを回動させる破砕アーム作動用の油
圧シリンダとを備えており、これを建設車両のブームに
装着し、建設車両の油圧システムの制御弁から、破砕ア
ーム作動用の油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油
室とに、それぞれ伸作動管路と縮作動管路とを接続して
いる。破砕機は破砕力に重点をおいて製造され、大径の
油圧シリンダが用いられていたので、装着する建設車両
の油圧システムの油量では伸長時の動きがが遅く作業能
率が悪いという欠点があった。そこで、小径の油圧シリ
ンダを用いて低負荷伸長時の動きを早くし、破砕作業時
には破砕力が大となるよう作動油圧を増圧する増圧装置
を設けたものが提案されている。
【0003】このような油圧シリンダの増圧装置には、
単動式の増圧ピストンを設けたものと複動式の増圧ピス
トンを設けたものとがあるが、単動式のものは、往行時
のみしか増圧を行わないため能率が悪いため、複動式の
ものが主に使用される。複動式の増圧ピストンを備えた
増圧装置には、増圧ピストンの往復を切換える手段とし
て、増圧ピストンにより直接押動されるプランジャを具
えた機械式切換弁を利用したもの(特開昭60−227
001号参照)や、増圧ピストンからのパイロット油圧
により切換えられるパイロット切換弁を利用したもの
(特開平4−316702号参照)などがある。
【0004】しかし、機械式切換弁を利用したもので
は、プランジャを押圧するばねの寿命が短く、またシー
ル部が多くなるという問題がある。これに対し、パイロ
ット切換弁を利用したものは、切換弁の機械的耐久性に
は優れているが、パイロット圧は切換時に作用するのみ
であり、常時は作用していないため、パイロット切換弁
のスプールの位置が変動し回路の切換えが不安定になる
おそれがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、増圧装置に
おけるかかる問題を解決するものであって、耐久性に優
れ、切換弁による回路の切換えを安定させ、増圧ピスト
ンの作動を確実にすることのできる増圧装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、油圧ポンプと
タンクとを、操作弁から伸作動管路と縮作動管路とを介
して、油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室とに
接続した油圧シリンダの作動装置において、伸作動管路
の途中に、シーケンス弁とパイロット切換弁と複動式増
圧ピストンとを接続した増圧回路、及び、パイロットチ
ェック弁を備えた低圧回路を並列に設けた増圧装置の、
パイロットチェック弁に縮作動管路からチェック弁パイ
ロット管路を接続し、パイロット切換弁にはパイロット
油室より受圧面積の小さい保持油室を形成し、この保持
油室にパイロット切換弁のサービスポートから保持管路
を接続することにより、上記課題を解決している。
【0007】
【作用】油圧シリンダの伸長時には、低負荷で油圧がシ
ーケンス弁の設定圧以下の場合、油圧ポンプから吐出さ
れた圧油が操作弁、パイロットチェック弁を経て、低圧
回路から油圧シリンダのヘッド側油室に供給される。油
圧シリンダが高負荷となり油圧がシーケンス弁の設定圧
を超えると、圧油はシーケンス弁を経てパイロット切換
弁に入り、ここで切換えられて、複動式増圧ピストンの
左右の作動油室に交互に流入し、右左の増圧室から増圧
された圧油が増圧回路から油圧シリンダのヘッド側油室
に供給される。このとき、パイロット切換弁のスプール
は、複動式増圧ピストンからのパイロット圧で切換えら
れてから次の切換が行われるまでの間、保持管路でパイ
ロット切換弁のサービスポートと連通する保持油室の保
持力で所定位置に保持される。いずれの場合も、ロッド
側油室の作動油は縮作動管路から操作弁を経てタンクに
戻る。
【0008】油圧シリンダの短縮時には、圧油が操作弁
を経て、縮作動管路から油圧シリンダのロッド側油室に
供給される。当初、低圧回路のパイロットチェック弁は
閉じているが、ロッド側油室及び縮作動管路の油圧が上
昇してパイロットチェック弁が開くので、油圧シリンダ
のヘッド側油室の作動油は伸作動管路の低圧回路側から
操作弁を経てタンクに戻る。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である油圧シリンダ
の作動装置の回路図である。ここで、油圧シリンダ1の
ヘッド側油室2とロッド側油室3とには、油圧ポンプ5
とタンク6から操作弁4を介して伸作動管路7と縮作動
管路8とが接続されており、この伸作動管路7の途中に
は、シーケンス弁9とパイロット切換弁10と複動式増
圧ピストン11とを接続した増圧回路12、及び、パイ
ロットチェック弁13を備えた低圧回路14が並列に設
けられ増圧装置15を構成している。
【0010】複動式増圧ピストン11は左右に受圧面積
の大きい作動油室16(16L、16R)と受圧面積の
小さい増圧室17(17L、17R)とを備えており、
それぞれパイロット切換弁10の左右のサービスポート
18(18L、18R)と接続されている。また、左右
の増圧室17(17L、17R)は伸作動管路7で油圧
シリンダ1のヘッド側油室2に接続されており、増圧室
17(17L、17R)の流入側と吐出側にはチェック
弁19がそれぞれ配置されている。パイロット切換弁1
0の左右のパイロット油室20(20L、20R)に
は、複動式増圧ピストン11の往復動により交互に左右
の作動油室16(16L、16R)と連通するパイロッ
ト管路21(21L、21R)が接続されている。パイ
ロット切換弁10の戻り管路22はチェック弁23を介
して縮作動管路8と接続されている。このパイロット切
換弁10には、パイロット油室20(20L、20R)
より受圧面積の小さい保持油室24(24L、24R)
が形成されており、左右の保持油室24(24L、24
R)には右左のサービスポート18(18R、18L)
から保持管路25(25L、25R)が接続されてい
る。
【0011】パイロットチェック弁13には縮作動管路
8からチェック弁パイロット管路26が接続されてい
る。油圧シリンダ1の伸長時には、低負荷で油圧がシー
ケンス弁9の設定圧以下の場合、油圧ポンプ5から吐出
された圧油が操作弁4、パイロットチェック弁13を経
て、低圧回路14から油圧シリンダ1のヘッド側油室2
に供給される。
【0012】油圧シリンダ1が高負荷となり油圧がシー
ケンス弁9の設定圧を超えると、圧油はシーケンス弁9
を経てパイロット切換弁10に入り、ここで切換えられ
て、複動式増圧ピストン11の左右の作動油室16(1
6L、16R)に交互に流入し、右左の増圧室17(1
7L、17R)から増圧された圧油が増圧回路12から
油圧シリンダ1のヘッド側油室2に供給される。
【0013】例えば、パイロット切換弁10が図示の状
態であると、圧油は左の作動油室16Lに流入して複動
式増圧ピストン11は右へ移動し、右の増圧室17Rか
ら増圧された圧油が吐出され、左の増圧室17Lには圧
油が吸入される。この行程の間、右の保持油室24Rは
保持管路25Rで左のサービスポート18と連通してい
るので、パイロット切換弁10のスプールは図示の状態
で保持され変動を生じない。複動式増圧ピストン11が
右へ移動して、左の作動油室16Lと左のパイロット管
路21Lとが連通すると、左のパイロット油室20Lに
圧油が流入するため、パイロット切換弁10のスプール
は右へ移動して圧油を右の作動油室16Rへ送るように
切換わり、以後この切換動作が繰返される。
【0014】いずれの場合も、ロッド側油室3の作動油
は縮作動管路8から操作弁4を経てタンク6に戻る。油
圧シリンダ1の短縮時には、圧油が操作弁4を経て、縮
作動管路8から油圧シリンダ1のロッド側油室3に供給
される。当初、低圧回路14のパイロットチェック弁1
3は閉じているが、ロッド側油室3及び縮作動管路8の
油圧が上昇してパイロットチェック弁13が開くので、
油圧シリンダ1のヘッド側油室2の作動油は伸作動管路
7の低圧回路14側から操作弁4を経てタンク6に戻
る。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の増圧装置
は、機械式切換弁を用いないため耐久性に優れ、また、
パイロット切換弁は複動式増圧ピストンからのパイロッ
ト圧でパイロット切換弁が切換えられてから次の切換が
行われるまでの間、保持油室の保持力で所定位置に保持
されるので回路の切換えを安定させ、増圧ピストンの作
動を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である油圧シリンダの作動装
置の回路図である。
【符号の説明】
1 油圧シリンダ 2 ヘッド側油室 3 ロッド側油室 4 操作弁 5 油圧ポンプ 6 タンク 7 伸作動管路 8 縮作動管路 9 シーケンス弁 10 パイロット切換弁 11 複動式増圧ピストン 12 増圧回路 13 パイロットチェック弁 14 低圧回路 15 増圧装置 16 作動油室 17 増圧室 18 サービスポート 20 パイロット油室 21 パイロット管路 24 保持油室 25 保持管路 26 チェック弁パイロット管路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油圧ポンプとタンクとを、操作弁から伸
    作動管路と縮作動管路とを介して、油圧シリンダのヘッ
    ド側油室とロッド側油室とに接続した油圧シリンダの作
    動装置において、前記伸作動管路の途中に、シーケンス
    弁とパイロット切換弁と複動式増圧ピストンとを接続し
    た増圧回路、及び、パイロットチェック弁を備えた低圧
    回路を並列に設けた増圧装置であって、前記パイロット
    チェック弁には縮作動管路からチェック弁パイロット管
    路を接続し、前記パイロット切換弁にはパイロット油室
    より受圧面積の小さい保持油室を形成し、該保持油室に
    パイロット切換弁のサービスポートから保持管路を接続
    したことを特徴とする増圧装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007298072A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Hokuto Kenki Service Kk 油圧駆動装置及び同装置を備えた挟み処理装置
JP2012067917A (ja) * 2011-09-30 2012-04-05 Hokuto Kenki Service Kk 油圧駆動装置及び同装置を備えた挟み処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007298072A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Hokuto Kenki Service Kk 油圧駆動装置及び同装置を備えた挟み処理装置
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