JPH07246345A - 精米機付き玄米ストツカー - Google Patents

精米機付き玄米ストツカー

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JPH07246345A
JPH07246345A JP6434794A JP6434794A JPH07246345A JP H07246345 A JPH07246345 A JP H07246345A JP 6434794 A JP6434794 A JP 6434794A JP 6434794 A JP6434794 A JP 6434794A JP H07246345 A JPH07246345 A JP H07246345A
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JP
Japan
Prior art keywords
rice
milling machine
polishing
case
stocker
Prior art date
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Pending
Application number
JP6434794A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Okamoto
邦夫 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uchida Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Uchida Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 精米機を高性能の小容量、小型にして米スト
ツカーに組み込み、消費者が玄米を貯蔵し随時に所望の
消費量ごとにかつ所望の精白度に精米可能とし、一般消
費者の米飯の食味及び栄養価を向上している。 【構成】 玄米収納ケース1の下部に計量供給機構10
を連設して、計量供給機構10に挿入ホッパー16を介
して小型の精米機20を連設するとともに、精米機20
の下部に糠ケース35及び白米ケース36を配置したこ
とに特徴を有し、また、前記の精米機20は、挿入ホッ
パー16の下部に連設した搬送スクリュウ21と、搬送
スクリュウ21の先端部に連結されて回転し周面に多数
の突起23aを間隔を置き螺旋状に列設した複数条の螺
旋状突起群23を有する研米ロツド22と、精白度の調
整機構26〜29を具備したことに特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、玄米のストツカー機能
とともにその所要の消費量を分づき精米する小容量、小
型の精米機を兼ね備え家庭用又は食堂等の消費者用とし
て好適な精米機付き玄米ストツカーに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の精米機は、ホッパーの下側に連設
した搬送スクリュウの先端部に、周面に螺旋状に突設し
た複数の突条bを有する研米ロツドa(図3参照)を連
結し、この突条b付き研米ロツドaを除糠アミ付き研米
筒内で回転して、搬送スクリュウによつてホッパーから
繰り出し圧送される玄米を、研米ロツドaで適度の圧力
付加の下で摩擦、移送しつつ精米及び除糠した後、さら
に前記のホッパーに循環して精米を数回繰り返して所望
の精白度に精米する大容量かつ大型の営業用精米機にな
つており、一般の家庭や食堂等に常備されるような小容
量、小型の消費者用精米機はなく、家庭や食堂等では、
米穀販売店等で精米した高い精白度の白米を数十キロ単
位で購入し、計量器付き米ストツカーに貯蔵し炊飯時に
所要の消費量を小出しにして、特定の高精白度でかつ食
味が低下(精米3,4日後に食味低下)した白米を十数
日にわたり炊飯している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の精米機は、前記
のように大容量、大型の営業用精米機であつて、家庭や
食堂等に常備可能な高性能の小容量、小型の消費者用精
米機は普及されてなく、家庭や食堂等の消費者は、米穀
販売店等で精米された特定の高精白度でかつ数日経過し
て食味が低下した白米を食べることになり、また、好み
に応じ比較的に栄養素の高い精白度3分、5分づきなど
の胚芽米や分づき米を得ることが難しく、家庭用や食堂
用等に常備可能な消費者用精米機の開発が望まれてい
る。
【0004】本発明は、前記のような実状に鑑み開発さ
れたものであつて、その目的とする処は、精米機を高性
能の小容量、小型にして米ストツカーに組み込み、消費
者が玄米を貯蔵し随時に所望の消費量ごとにかつ所望の
精白度に精米可能にして、一般消費者の米飯の食味及び
栄養価を向上した精米機構付き玄米ストツカーを提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、高性能の小容
量、小型の消費者用精米機として玄米収納ケースの下部
に計量供給機構を介し組み込み連設して、家庭や食堂等
に常備可能な精米機構付き玄米ストツカーとし、また、
前記の精米機は、周面に多数の突起を間隔を置き螺旋状
に列設した複数条の螺旋状突起群を有する研米ロツド
と、精白度の調整機構を具備したことにより、消費者の
玄米貯蔵を可能にするとともに、この玄米を随時に所要
の消費量ごとに所望の精白度に能率良く精米可能にして
米飯の食味及び栄養価を高めている。
【0006】
【作用】玄米収納ケースの下部に高性能の小容量、小型
の精米機を計量供給機構を介し組み込み連設して、家庭
や食堂等に常備可能な比較的に小型の精米機構付き玄米
ストツカーとし、比較的に食味が低下し難い玄米を長期
にわたり貯蔵可能にするとともに、消費者がその玄米を
随時に所要の消費量ごとにかつ能率良く所要の分づき精
白度に選択して精米可能とし米飯の食味及び栄養価を高
めている。
【0007】また、前記の精米機は、挿入ホッパーの下
部に連設した搬送スクリュウと、搬送スクリュウの先端
部に連結されて回転し周面に多数の突起を間隔を置き螺
旋状に列設した複数条の螺旋状突起群を有する研米ロツ
ドと、精白度の調整機構を具備したことにより、玄米の
精米性能、能率をさらに効果的に高めている。
【0008】
【実施例】図1及び図2に本発明の一実施例を示す。図
中1は玄米収納ケース、10は玄米収納ケース1の下部
に連設した計量供給機構、16は計量供給機構10の下
部に連設した挿入ホッパー、20は挿入ホッパー16の
下部に連設した精米機、21は挿入ホッパー16の下部
に連設した搬送スクリュウ、22は搬送スクリュウ21
の先端部に連結され周面に多数の突起23aを間隔を置
き螺旋状に列設した複数条の螺旋状突起群23を有する
研米ロツド、24は除糠アミ24a付き研米筒、35は
研米ロツド22即ち研米筒24の下側に配置した糠ケー
ス、36は研米筒24即ち研米ロツド22の先端部の下
側に配置した白米ケースであり、図示の実施例は、玄米
収納ケース1の下部に計量供給機構10を連設して、計
量供給機構10に挿入ホッパー16を介して小型の精米
機20を連設するとともに、精米機20の下側に糠ケー
ス35及び白米ケース36を配置した精米機付き玄米ス
トツカーになつている。
【0009】また、前記の精米機付き玄米ストツカーに
おいて、前記の精米機20は、挿入ホッパー16の下部
に連設された搬送スクリュウ21と、搬送スクリュウ2
1の先端部に連結されて回転し周面に多数の突起23a
を間隔を置き螺旋状に列設した複数条の螺旋状突起群2
3を有する研米ロツド22と、精白度の調整機構26〜
29を具備したことを特徴とする精米機付き玄米ストツ
カーになつている。
【0010】さらに詳述すると、前記の玄米収納ケース
1は、本体の上部内に配設され、上部及び前側部に玄米
の投入口1a,1bを設けて開閉蓋2,3を併設し、必
要に応じ玄米を投入口1aから収納しその開閉蓋2を各
種用品の載置台とし、本体の前側上部に設けた開閉蓋3
を開閉して随時に玄米を補給することも可能であり、数
十キロの玄米(白米も収納可能)を収容して貯蔵し、そ
の底板4に設けた繰出筒4aから所望量の玄米が計量供
給機構10に繰り出されて計量される。
【0011】計量供給機構10は、複数の異なる容量の
計量ケース部を有し適宜の回転操作手段により適宜の容
量の計量ケース部を玄米収納ケース1の繰出筒4a下に
切り換えて連設状に配置される計量ケース11と、繰出
筒4aの下部に配置された計量ケース部に進退可能に配
置されバネ付勢3されて計量ケース部の入口11aと出
口筒11bを交互に閉鎖する上部孔12a及び下部孔1
2bを有する計量シヤッター12と、計量シヤッター1
2にシヤフト14を介し連設した操作ボタン15等から
なり、図示省略した操作レバー等により計量ケース11
を回転操作してその所望容量の計量ケース部を図示のよ
うに玄米収納ケース1のの繰出筒4a下に連設状に配置
し、操作ボタン15を矢示方向に押して計量シヤッター
12をバネ付勢3に抗し前進せしめ、その上部孔12a
で上部孔11aを開口して計量ケース部内に所望量の玄
米を繰り出し、操作ボタン15を解放すると計量シヤッ
ター12がバネ付勢3により後退して、上部孔11aが
閉鎖され下部孔12bで出口筒11bが開口されて、計
量された玄米が搬入ホッパー16に繰り出される。前記
の計量ケース11の計量ケース部を最小単位の容量にし
て繰出筒4a下に固設し、前記の計量を繰り返して搬入
ホッパー16内に所望量の玄米を繰り出す機構にするこ
とも可能であつて、この計量供給機構10は、図示例に
限らず各種の公知機構が採用可能である。
【0012】また、精米機20は、搬入ホッパー16の
出口16bに連設した搬送スクリュー21、搬送スクリ
ュー21の先端部に連結して除糠アミ24a付き研米筒
24内で回転する複数条の螺旋条突起群23付き研米ロ
ツド22、研米ロツド22の先端側に適宜の米流出路を
介して対設した精米抵抗板25、精白度の調整機構26
〜29、搬送スクリュー21及び研米ロツド22の駆動
手段30〜33等からなり、調整機構26〜29のダイ
ヤル29を回転しロツド28及びレバー27を介してコ
イルスプリング26の上端部を上下し、精米抵抗板25
に対するバネ付勢力を適度に変えて調節し、モーター3
0により伝導ベルト31及び駆動軸32を介して搬送ス
クリュー21及び研米ロツド22を所望の速度で回転す
ると、搬送スクリュー21により搬入ホッパー16内の
計量された玄米を繰り出して研米ロツド22に向け適度
の速度で圧送し、この玄米は、前記の圧送及びバネ付勢
された精米抵抗板25の抵抗による所定の圧力付加の下
で、除糠アミ24a付き研米筒24内で回転する複数条
の螺旋条突起群23付き研米ロツド22の回転により効
率良く摩擦、精米されるとともに、その糠は研米筒24
の除糠アミ24aからシユート24bを介し下側の糠ケ
ース35内に収容され、除糠後の精米は研米ロツド22
の先端からシユート24cを介し下側の白米ケース36
内に収容される構造になつており、この精白度は抵抗板
25の抵抵(バネ付勢力)の調整によつて容易に行わ
れ、また、白米ケース36の精米は、必要に応じ開閉扉
17、シュート18から搬入ホッパー16に入れて再び
精米することもできる。
【0013】図示のように玄米ストツカー下に組み込ん
だ精米機20は、挿入ホッパー16に連設した搬送スク
リュウ21と、搬送スクリュウ21の先端部に連結して
回転する周面に多数の突起23aを間隔を置き螺旋状に
列設した複数条の螺旋状突起群23を有する研米ロツド
22(図中22aは連結用のメネジ孔)と、精白度の調
整機構26〜29を具備した構成に特徴を有し、特に、
研米ロツド22の周面に設けた複数条の螺旋状突起群2
3は、多数の突起23aを間隔αを置き螺旋状に列設し
て構成され、研米ロツド22と除糠アミ24a付き研米
筒24の狭い周面間において適度の圧力付加の下で摩
擦、移送されている玄米を、各突起23aの丸い頭部で
格別に痛めることなくかつ適度の間隔αにより極めて効
果的に摩擦し精米機能が格段に高められるとともに、抵
抗板25の抵抵(バネ付勢力)の調整により所望の精白
度に精米でき、従来の螺旋状突条b(図3参照)に比べ
約1/2程度の所要時間で容易に精米できる。例えば、
玄米450kgを精白度3分づきする場合は約3分程
度、5分づきの場合は約4分程度、高白米度の場合は約
5分程度で精米可能であつて、優れた精米性能を有し著
しく小形化されて図示のように玄米ストツカー内に容易
に組み込み可能となり、一般家庭用では炊事場の流しの
側部に配置可能な小型のストツカーとして提供される。
【0014】従ってまた、一般の家庭や食堂等におい
て、長期にわたり保存可能な玄米を貯蔵できるととも
に、炊飯等に際しその玄米を随時に所要の消費量に計量
しかつ所要の分づき精白度に選択して自動精米可能とな
り、消費者の好みに応じ米飯の食味及び栄養価を効果的
に高めることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明は、前述のように高性能の小容
量、小型の消費者用精米機として玄米収納ケースの下部
に計量供給機構を介し組み込み連設して、家庭や食堂等
に常備可能な精米機構付き玄米ストツカーとし、また、
この精米機は、挿入ホッパー下に連設した搬送スクリュ
ウと、搬送スクリュウの先端部に連結して回転し周面に
周面に多数の突起を間隔を置き螺旋状に列設した複数条
の螺旋状突起群を有する研米ロツドと、精白度の調整機
構を具備したことにより、消費者の玄米貯蔵を可能にす
るとともに、この玄米を随時に所要の消費量ごとに所望
の精白度に能率良く精米可能にして、消費者の好みに対
応した米飯の食味及び栄養価を著しく向上している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す断面図
【図2】本発明の研米ロツドの拡大側視図(A)とX−
X視正面図(B)
【図3】従来の米ロツドの拡大側視図(A)とY−Y視
正面図(B)である。
【符号の説明】
1 玄米収納ケース 10 計量供給機構 16 挿入ホッパー 20 精米機 21 搬送スクリュウ 22 研米ロツド 26〜29 調整機構(精白度) 35 糠ケース 36 白米ケース 23 螺旋状突起群 23a 突起(螺旋状突起群)
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B02B 5/02 107

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玄米収納ケースの下部に計量供給機構を
    連設して、同計量供給機構に挿入ホッパーを介して小型
    の精米機を組み込み連設するとともに、同精米機の下部
    に糠ケース及び白米ケースを配置したことを特徴とする
    精米機付き玄米ストツカー。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の精米機付き玄米ストツカ
    ーにおいて、前記の精米機は、挿入ホッパーの下部に連
    設した搬送スクリュウと、同搬送スクリュウの先端部に
    連結されて回転し周面に多数の突起を間隔を置き螺旋状
    に列設した複数条の螺旋状突起群を有する研米ロツド
    と、精白度の調整機構を具備したことを特徴とする精米
    機付き玄米ストツカー。
JP6434794A 1994-03-09 1994-03-09 精米機付き玄米ストツカー Pending JPH07246345A (ja)

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JP6434794A JPH07246345A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 精米機付き玄米ストツカー

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JP6434794A JPH07246345A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 精米機付き玄米ストツカー

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JP6434794A Pending JPH07246345A (ja) 1994-03-09 1994-03-09 精米機付き玄米ストツカー

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002045716A (ja) * 2000-08-07 2002-02-12 Minoru Industrial Co Ltd 回転式計量升切り装置を備えた精米機
WO2003047757A1 (en) * 2001-12-07 2003-06-12 Bok Sick Choi The distance roller of small sized rice polishing machine
CN103586105A (zh) * 2012-08-18 2014-02-19 成都措普科技有限公司 新型碾米粉碎组合机

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