JPH07244783A - 空席案内装置 - Google Patents

空席案内装置

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JPH07244783A
JPH07244783A JP6209894A JP6209894A JPH07244783A JP H07244783 A JPH07244783 A JP H07244783A JP 6209894 A JP6209894 A JP 6209894A JP 6209894 A JP6209894 A JP 6209894A JP H07244783 A JPH07244783 A JP H07244783A
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JP
Japan
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vacant seat
seat
vacant
infrared sensor
infrared
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JP6209894A
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English (en)
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Yukihiro Uchida
行洋 内田
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 たとえ映画館のような暗室内の空席情報でも
空席情報を来場者に案内することが可能であり、しかも
空席情報の案内を即座に的確に行うことができる空席案
内装置を提供する。 【構成】 複数の座席2が配設されている列車の車両の
天井19に着座者の人体から放出される赤外線を区別検出
する複数の赤外線センサ群1を配置し、それらの赤外線
センサ群1は隣の車両の入口に設けた信号処理内蔵モニ
タ装置3に接続する。信号処理内蔵モニタ装置3には、
赤外線センサ群1の検出信号に基づいて人体からの赤外
線の検出の有無を測定し人体からの赤外線が検知されな
い座席領域を検出する空席判断部として機能する信号処
理回路4と、信号処理回路4で判断された空席情報を空
席案内表示画面15に表示する空席表示部5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、映画館、電
車、セルフサービス方式の外食食堂等の空席情報を案内
する空席案内装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、セルフサービス方式の外食食堂
等において、食堂内の空席の有無や空席の場所を来場者
に知らせるときに、食堂に監視カメラを設け、食堂全体
を監視カメラで監視し、そのスキャンニング画像が来場
者に見えるような状態とし、来場者がそのスキャンニン
グ画像を観察して空席の有無や空席の場所を判断できる
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに来場者自身が監視カメラのスキャンニング画像を観
察して空席の有無および空席の場所を判断する方法によ
れば、監視カメラが食堂全体をスキャンする間、来場者
が監視カメラを観察し続ける必要があり、しかも、1度
のスキャンニングで座席の有無および空席の場所が判断
できない場合には、空席が見つかるまで監視カメラのス
キャンニング画像を観察しなければならない。そして、
実際には、来場者がすぐに空席の有無や空席の場所を判
断することは難しいために、何回かスキャンニングを行
った後に漸く来場者が空席の有無を判断できるといった
ことが多く、来場者が空席の有無や空席の場所を判断す
るために非常に時間がかかるといった問題があった。
【0004】そこで、監視カメラの代わりに可視光固体
撮像素子を食堂の天井や壁の複数箇所に固定し、可視光
固体撮像素子で検知される可視光情報に基づき、人体と
物とを識別する情報処理を行い、人体らしきイメージ情
報が検知されなかった場所を表示するような方法が考え
られている。しかしながら、このような方法によれば、
可視光情報から人体と物とを識別する情報処理が非常に
複雑で困難であり問題であった。また、このような方法
においても、前記監視カメラによる方法においても、い
ずれにしても映画館等の暗室内の空席の有無や空席の場
所を判断することはできないために、従来、映画館のよ
うな暗室内の空席情報を来場者に適切に案内できる方法
はなく、問題であった。
【0005】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、たとえ、映画館のような
暗室であっても空席の有無等の空席情報を検知すること
が可能であり、しかも迅速に空席情報を案内することが
できる空席案内装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のように構成されている。すなわち、本
発明は、複数の座席が配設されている座席配設領域を視
野とする位置に着座者の人体から放出される赤外線を区
別検出する複数の赤外線センサ群が配置されており、該
赤外線センサ群の検出信号に基づいて人体からの赤外線
の検出の有無を測定し人体からの赤外線が検知されない
座席領域を検出する空席判断部と、この空席判断部によ
り判断された空席情報を空席案内表示画面に表示する空
席表示部とが設けられていることを特徴として構成され
ている。
【0007】
【作用】上記構成の本発明において、複数の赤外線セン
サ群により座席配設領域の着座者の人体から放出される
赤外線が区別検出され、その検出信号に基づいて人体か
らの赤外線の検出の有無が空席判断部により測定され、
さらに、空席判断部により人体からの赤外線が検知され
ない座席領域が検出され、空席判断部により判断された
空席情報が空席表示部の空席案内表示画面に表示され
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1には、本発明に係わる空席案内装置の第1の
実施例が座席配設領域である特急列車の自由席の座席と
共に示されている。同図において、列車の車両の天井19
には赤外線センサ群1が複数配設されており、座席2の
配設領域を視野とする位置に設けられた状態となってい
る。なお、図2に示すように、この車両の座席には通路
20を挟んで両側に2つずつ座席2が配設されており、例
えば、図1の赤外線センサ群1aは検知エリア6a内に
配設されている座席2の人体から放出される赤外線を区
別検出するようになっており、同様に、赤外線センサ群
1bは検知エリア6b内の座席2の着座者の人体から放
出される赤外線を区別検出するようになっており、同様
に、その他の各赤外線センサ群1は各検知エリア6内の
座席2に着座者について赤外線を区別検出するようにな
っており、各赤外線センサ群1の各検知エリア6が重複
することのないようになっている。
【0009】また、図3に示すように、各赤外線センサ
群1は2次元アレイ状に複数配置した赤外線センサ8に
より形成されており、チョッパ(図示せず)内蔵焦電型
2次元アレイセンサである。各赤外線センサ群1の下部
側にはフレネルレンズ等の赤外レンズ18が設けられてお
り、赤外線センサ群1の検知エリア6内の座席2の着座
者の人体から自然に放出されている赤外線センサ(輻射
光)が、図の点線のように赤外レンズ18に入射すると、
赤外レンズ18により輻射光が集光されて、赤外線センサ
群1の各赤外線センサ8の検知部に赤外映像が結像され
るようになっており、例えば、検知エリア6のAの位置
に着座者がいる場合、すなわち、各検知エリア6の最前
列の進行方向左側に着座者がいる場合には、着座者の人
体の赤外映像は、赤外線センサ群1のA′の位置の赤外
線センサ8に映し出されるようになっている。
【0010】そして、同様に、各座席2ごとに赤外線セ
ンサ8が1つずつ対応するようになっており、このよう
に赤外線センサ8を配置することにより、赤外線センサ
群1は着座者の人体から放出される赤外線を各座席2ご
とに区別検出できるようになっている。
【0011】図1に示すように、各赤外線センサ群1に
は、この自由席車両の入口側(隣車両)に設けられた信
号処理内蔵モニタ装置3が接続されており、信号処理内
蔵モニタ装置3は、各赤外線センサ群1の検出信号に基
づいて人体からの赤外線の検出の有無を測定し、人体か
らの赤外線が検知されない座席領域を検出する空席判断
部として機能する信号処理回路4と、この信号処理回路
4により判断された空席情報を表示する空席表示部5を
有して構成されている。
【0012】信号処理回路4は、ADコンバータ9、中
央演算処理装置(CPU;CentralProcessing Unit )1
0、等速呼出記憶装置(RAM;Random Access Memor
y)11、固定記憶装置(ROM;Road Only Memory)1
2、DAコンバータ13を有して構成されており、ADコ
ンバータ9は各赤外線センサ群1の各赤外線センサ8に
より検出されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、
中央演算処理装置10に加える。中央演算処理装置10はA
Dコンバータ9から加えられた赤外データに基づき、固
定記憶装置12に記憶されているアルゴリズムに従って、
例えば、赤外データを二値化したりレベル弁別したり
し、36℃〜40℃程度の熱を検出している赤外線センサ8
に対応する座席2には座席者がいると判断するといった
ようにして、各検知エリア6の座席2の着座者の人体か
ら赤外線が検出されているかどうかを判断し、人体から
の赤外線が検知されない座席領域を検出し、その判断信
号をDAコンバータ13に加えるものである。DAコンバ
ータ13は中央演算処理装置10から加えられたデジタル信
号をアナログ信号に変換し、空席表示部(空席表示モニ
タ)5に加える。
【0013】空席表示部5は信号処理回路4により判断
された空席情報を空席案内表示画面15に表示するもので
あり、DAコンバータ13側からの信号を受けて、空席案
内表示画面15に空席の位置を表示するのである。
【0014】本実施例は以上のように構成されており、
次にその動作について説明する。各赤外線センサ群1は
座席2が配設されている座席配設領域を視野とする位置
に配置されており、それぞれ、検知エリア6の座席2側
から放出される赤外線を検出しており、各座席2に着座
者がいる場合には、その着座者の人体から放出される赤
外線を区別検出し、検出信号を信号処理回路4に加え
る。そうすると、信号処理回路4のADコンバータがそ
のアナログ信号をデジタル信号に変換し、中央演算処理
装置10に加え、中央演算処理装置10はその検出信号を等
速呼出記憶装置11に逐次加えて、一旦、等速呼出記憶装
置11に記憶させ、固定記憶装置12に記憶されているアル
ゴリズムに従い、等速呼出記憶装置11に記憶されている
データから人体からの赤外線の検出の有無を測定し、人
体からの赤外線が検知された座席領域と人体からの赤外
線が検知されない座席領域を検出し、それらの各信号を
DAコンバータ13によりアナログ信号に変換して空席表
示部5側に加える。
【0015】そして、空席表示部5は空席案内表示画面
15に、人体からの赤外線が検知された座席領域は図1の
Aの部分のように白色に表示し、人体からの赤外線が検
知されない座席領域は同図のBの部分(斜線部分)に示
すように、例えば、青色といったような別の色に表示す
る。
【0016】本実施例によれば、上記動作により、各赤
外線センサ群1により各座席2の着座者の人体から放出
される赤外線が区別検出されて、その検出信号に基づい
て空席の有無と空席の位置が判断され、空席表示部5の
空席案内表示画面15に表示されるために、隣の車両の入
口の空席案内表示画面15を見た人が、一目で空席の有無
と空席の位置を判断および確認することが可能となる。
そのため、従来のように、監視カメラを人が観察して空
席の有無や空席の位置を判断し、確認する場合のように
時間がかかることもなく、常に確実に空席の位置等を確
認することができる。
【0017】また、赤外線センサ群1により検出した検
出信号のうち、着座者の人体からの赤外線を区別するこ
とは、赤外検出信号を二値化したりレベル弁別したりと
いった信号処理により容易に行うことができるために、
可視光固体撮像素子を用いて座席の有無等を検出すると
きのように、人体と物とを識別する情報処理が複雑では
なく、そのための複雑な回路等も必要とせず、装置の簡
素化を図ることも可能であり、その分だけコストも安く
することができる。
【0018】図4には、本発明の空席案内装置の第2の
実施例の空席表示部5が示されている。本実施例では、
空席案内装置は映画館に設けられており、映画館の座席
2が配設されている座席配設領域の天井に複数の赤外線
センサ群1が設けられており、図4の示すような空席表
示部5を有する信号処理内蔵モニタ装置3が映画館の外
にある受付所に設けられている。なお、本実施例でも信
号処理回路4は第1の実施例と同様に構成されており、
本実施例では固定記憶装置12には次式(1)に示すよう
な演算式が記憶されており、中央演算処理装置10は式
(1)に基づいて映画館内の空席の割合Cを測定し、空
席の有無を判断するようになっている。
【0019】C=A/B・・・・・(1)
【0020】なお、式(1)のAは全ての赤外線センサ
群1の各赤外線センサ8のうち、人体から放出される赤
外線が検知されなかった赤外線センサ8の数であり、式
(1)のBは全ての赤外線センサ群1の赤外線センサ8
の数を示している。
【0021】本実施例では、中央演算処理装置10が式
(1)により映画館内の空席の割合Cを判断し、図4に
示すように、空席の割合Cが0から5%未満の場合に
は、空席表示部5の空席案内表示画面に、只今満席で
す、という文字を表示し、空席の割合Cが5%以上20%
未満の場合には、空席が若干ございます、と表示し、空
席の割合Cがその他の数値では、座れます、を表示す
る。
【0022】本実施例によれば、上記動作により、映画
館のような暗室でも赤外線センサ群1を配置して赤外線
を検出し、その検出信号に基づいて従来は知ることが困
難であった暗室内の空席情報を知ることができ、しか
も、上記のように、映画館の受付で映画館内の空席情報
を即座に知ることが可能となるために、その空席情報に
基づいて映画館の座席配設領域に入るかどうかを来場者
が決断することができる。また、本実施例においても、
人体からの赤外線を区別判断する信号処理等、第1の実
施例と同様に動作するために、第1の実施例と同様の効
果を奏することができる。
【0023】図5には、本発明の空席案内装置の第3の
実施例の空席表示部5が示されている。本実施例では、
ステージの前に大量の座席2が並べられている催事場の
座席配設領域の天井に複数の赤外線センサ群1が配設さ
れており、全ての赤外線センサ群1は催事場の会場入口
にある信号処理内蔵モニタ装置3に接続されている。本
実施例の空席の表示部5の空席案内表示画面15は座席配
設領域を9つの区間に分けてどの区間に空席があるかど
うかを求め、各区間ごとに、満席、空席残少、空席有
り、の3つの文字情報で表示するようになっている。な
お、空席の有無を求める際には、第2の実施例と同様の
動作により中央演算処理装置10が各区間ごとの空席の割
合Cを測定し、空席の割合Cが10%未満のときには満席
という文字を区間の中央へ表示し、空席の割合Cが10%
以上20%未満の場合には空席残少の文字をその区間の中
央に表示し、空席の割合Cが20%以上の場合には空席有
りの文字をその区間の中央に表示する。
【0024】本実施例によれば、上記動作により、各区
間ごとの空席の有無およびどの程度空席が存在するかを
即座に知ることができるために、会場の案内係がこの空
席案内情報を参考にして来客者を空席のある方向へ案内
することが可能となり、上記第1、第2の実施例と同様
の効果を奏する。
【0025】なお、本発明は上記実施例に限定されるこ
とはなく、様々な実施の態様を採り得る。例えば、上記
実施例では、赤外線センサ群1はチョッパ内蔵焦電型セ
ンサとしたが、赤外線センサ群1は必ずしもチョッパ内
蔵焦電型センサとするとは限らず、例えば、赤外線セン
サ群1の各赤外線センサ8で検知される赤外線強度の信
号処理回路4側で一定時間ごとに取り込み、信号解析を
行うことができるように構成すれば、チョッパを設けな
いセンサとすることも可能であり、赤外線センサ群1は
様々な赤外線センサにより構成することができる。
【0026】また、上記第1の実施例では、空席表示部
5の空席案内表示画面15に空席の有無と空席の位置が分
かるように表示を行い、上記2、第3の実施例では空席
表示部5の空席案内表示画面15に満席、空席残少等の文
字情報を表示するように構成したが、空席情報の案内の
仕方は特に限定されるものではなく、例えば、上記第
2、第3の実施例においても空席の有無および空席の位
置が分かるように表示してもよく、座席2の総数に対す
る空席の割合を表示するようにしてもよく、空席情報の
表示の仕方は様々にすることができる。また、それらの
表示は上記実施例のように空席表示モニタに表示すると
は限らず、表示パネルの空席案内表示画面に表示しても
構わない。
【0027】さらに、上記実施例では、いずれも各座席
2ごとに赤外線センサ8が1つずつ対応するようにした
が、例えば、上記第2、第3の実施例のように、空席の
割合の値に基づいて空席案内をするような空席案内装置
等においては、必ずしも1つの座席に対して1つの赤外
線センサ8が正確に対応するように構成しなくともよ
く、全体の座席に対する空席の割合を検知できるように
赤外線センサ8が配設されていれば構わない。
【0028】さらに、上記第2の実施例では、空席の割
合Cの値が0から5%の場合には、空席判断部として機
能する信号処理回路4が満席と判断して空席表示部5の
空席案内表示画面15に、只今満席です、という文字を表
示し、5から20%の場合には、空席が若干ございます、
という文字を表示するようにし、同様に、上記第3の実
施例では、空席の割合Cの値が0から10%の場合には、
満席と判断されて、満席、という文字を表示するように
し、空席の割合Cが10から20%の場合には、空席残少、
というように表示するようにしたが、このような空席の
割合Cの値に対する空席案内の判断基準は特に限定され
るものではなく、適宜設定されるものである。
【0029】さらに、上記実施例では、赤外線センサ群
1は、図3に示すように、隣り合う赤外線センサ8が互
いに当接して2次元アレイ状に配設されていたが、赤外
線センサ8は、必ずしも2次元アレイ状に当接して配設
されるとは限らず、例えば、図6の(a)に示すよう
に、1次元アレイ状に配設されていても構わないし、図
6の(b),(c)に示すように、隣り合うセンサ8が
間隔を介して配設されていても構わないし、赤外線セン
サ8の配設数や配設状態は特に限定されるものではな
い。
【0030】さらに、本発明の空席案内装置は、上記実
施例のように、特急列車の自由席の座席や映画館の座席
や催事場の座席の空席を案内するときにのみ用いられる
とは限らず、例えば、セルフサービス方式の外食食堂
等、座席2が配設されている座席配設領域における空席
情報を案内することが望ましいあらゆる場所に設けて適
用されるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、座席配設領域を視野と
する位置に複数の赤外線センサ群が配置されており、こ
の赤外線センサ群により着座者の人体から放出される赤
外線を区別検出して、この検出信号に基づいて人体から
の赤外線が検知されない座席領域を検出して空席情報を
空席案内表示画面に表示するために、従来のように、監
視カメラ等により映し出されるスキャンニング画像を観
察して自ら空席を探すといった手間もかからず、そのた
めの時間もかからず、即座に空席情報を知ることができ
る。そのため、その空席情報を利用して即座に行動する
ことが可能となり、来場者が次から次へと来場する場合
も混雑を避けて適切に対処することが可能となる。
【0032】また、本実施例によれば、赤外線センサ群
により着座者の人体から放出される赤外線を区別検出す
るために、映画館のような暗室においても人体の存在の
有無を検知することが可能であり、そのような暗室にお
ける空席情報も即座に案内することが可能となり、来場
者は空席情報を即座に得て行動することが可能となる。
【0033】さらに、赤外線センサ群により検出した検
出信号のうち、着座者の人体からの赤外線を区別するこ
とは、例えば、赤外検出信号を二値化したりレベル弁別
したりといった信号処理により容易に行うことができる
ために、可視光固体撮像素子を用いて空席の有無等を検
出するときのように、人体と物とを識別する情報処理が
複雑ではなく、そのための複雑な回路等も必要とせず、
装置の簡素化を図ることも可能であり、その分だけコス
トも安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる空席案内装置の第1の実施例を
空席配設領域と共に示す構成図である。
【図2】上記第1の実施例の空席案内装置が配設されて
いる特急列車の自由席の座席配設状態を示す平面図であ
る。
【図3】上記第1の実施例の赤外線センサ群1に配設し
た赤外線センサ8と赤外線センサ群1の検知エリア6を
示す説明図である。
【図4】本発明の空席案内装置の第2の実施例の空席表
示部5の表示形態例を示す説明図である。
【図5】本発明の空席案内装置の第3の実施例の空席表
示部5の表示形態例を示す説明図である。
【図6】本発明の空席案内表示の他の実施例の赤外線セ
ンサの配設状態例を示す説明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b,1c 赤外線センサ群 2 座席 4 信号処理回路 5 空席表示部 10 中央演算処理装置 15 空席案内表示画面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の座席が配設されている座席配設領
    域を視野とする位置に着座者の人体から放出される赤外
    線を区別検出する複数の赤外線センサ群が配置されてお
    り、該赤外線センサ群の検出信号に基づいて人体からの
    赤外線の検出の有無を測定し人体からの赤外線が検知さ
    れない座席領域を検出する空席判断部と、この空席判断
    部により判断された空席情報を空席案内表示画面に表示
    する空席表示部とが設けられていることを特徴とする空
    席案内装置。
JP6209894A 1994-03-07 1994-03-07 空席案内装置 Pending JPH07244783A (ja)

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Cited By (3)

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WO2008009369A1 (de) * 2006-07-19 2008-01-24 Kusch & Co. Sitzmöbelwerke GmbH & Co. KG Einrichtung zur sitzplatznumerierung der einzelnen sitze von in hallen, sälen oder dergleichen aufgestellten sitzreihen
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