JP2018510437A - 設備の占有状態を検出するための装置及びシステム - Google Patents

設備の占有状態を検出するための装置及びシステム Download PDF

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Abstract

【課題】設備の占有状態を検出するための装置、システム、及び方法を提供する。【解決手段】人間(14)による設備(12)の占有状態を検出するための装置(10)が提供される。メモリは、占有状態又は非占有状態のいずれかとしての設備の状態、及び所定の加速度限界値を記憶する。加速度計ユニットは、メモリと通信して、離散的な時間間隔において設備の加速度値を測定する。加速度計ユニットは、各加速度値を加速度限界値と比較する。連続番号Nの加速度値が、加速度限界値よりも大きいか又はそれに等しい場合に、加速度計ユニットは、動き信号を生成する。プロセッサは、加速度計ユニットから動き信号を受け取る場合のアクティブモードと、非アクティブモードとの間で作動する。プロセッサは、アクティブモードにおいて、装置の状態が非占有状態である場合、占有信号を送出する。電源は、加速度計ユニット及びプロセッサに電力を供給する。【選択図】 図1A

Description

本出願は、一般的に活動状態を検出することに関し、より具体的には、設備の占有状態を検出するための装置、システム、及び方法に関する。
人々が集まる部屋、ホール、及びその他の共有場所の管理者は、これらの空間の占有状態(すなわち、空間内に何人が存在するか)を知りたいと思うことが多い。占有状態は、これらの空間を評価するために、及び空間を使用し続けるニーズがあるか否かを評価するために使用される1つの指標である。
空間の占有状態を測定するための最も古い手法は、種々の期間にこの空間内の人間を単純にカウントすることを含む。この手法は、多くの時間と労力を必要とし、誤りが生じやすく、1日の不規則な時間に繰り返すのが困難であり、比較的費用がかかる。
コールセンタなどの作業場を備える空間での占有状態は、各作業場における活動状態の有無に基づいて決定することができる。換言すると、各作業場にあるコンピュータが動作している場合、これは作業場に人間が存在することを示す。この手法は、ネットワークに接続されて、作業場に関連するコンピュータの存在が必要とされる。従って、この手法は、コンピュータを有しない作業場又はシートに対しては効果がない。
別の手法は、当該空間のビデオ監視を含む。この手法は、手動で、又は電子カウンタの助けを借りてカメラの視野内に存在する全ての人間をカウントすることを含む。一般的に、カメラの視野内の空間全体を含めることは困難である。さらに、このカウンタは、比較的高価であり、特定の用途に必要な精度及び確実性を欠いている。
さらに別の手法は、各シートに埋め込まれた圧力センサを必要とする。圧力センサは、各シートにおける質量体を検出するので、人間の存在を推測することができる。一般的に、圧力センサは製造時にシートに組み込む必要がある。従って、圧力センサは、既存のシート及び異なるタイプのシートに対して使用することが難しい。さらに、圧力センサは、誤検出をもたらすことが多く、人間と無生物とを区別できず、繰り返して使用すると経年劣化する。
一態様において、人間による設備の占有状態を検出するための装置が提供され、該装置は、人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとしての設備の状態、及び所定の加速度限界値が記憶されたメモリと、メモリと通信し、動作中、複数の離散的な時間間隔の各々において継続的に設備の加速度値を測定し、メモリからの加速度限界値にアクセスして各加速度値を加速度限界値と比較し、連続番号Nの加速度値が、加速度限界値よりも大きいか又はそれに等しい場合に、設備の動きを示す動き信号を生成する加速度計ユニットと、加速度計ユニット及びメモリと通信と通信し、加速度計ユニットから動き信号を受け取ることによるアクティブモードと、非アクティブモードとの間で動作可能であり、アクティブモードにおいて、メモリからの設備の状態にアクセスして、装置の以前の状態が占有状態である場合、占有信号を送出するプロセッサと、加速度計ユニット及び該プロセッサに電力を供給する電源と、を備える。
一実施形態によれば、プロセッサは、デフォルト設定において非アクティブモードで動作可能である。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードにおいて、メモリからの設備の状態にアクセスして、設備の状態が占有状態である場合、カウントダウンを起動し、その後、非アクティブモードに戻る。プロセッサは、アクティブモードに入り、カウントダウンがゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取ると、カウントダウンを再起動し、その後、非アクティブモードに戻る。或いは、プロセッサは、アクティブモードに入り、プロセッサが、カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合、非占有信号を送出する。その後、プロセッサは、非占有信号を送出すると、設備の状態を非占有状態としてメモリに格納する。
一実施形態によれば、カウントダウン値は、約1分から約30分の間である。
一実施形態によれば、加速度計ユニットは、プロセッサと通信することなく各加速度値を測定する。
一実施形態によれば、プロセッサは、占有信号を送出すると、設備の状態を占有状態としてメモリに格納する。
一実施形態によれば、プロセッサは、占有信号又は非占有信号を送出すると、非アクティブモードに戻る。
一実施形態によれば、加速度計ユニットは、人間が、設備に着座する又は設備から立ち上がると、ゼロよりも大きい絶対値を有する少なくとも1つの加速度値を測定する。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードに入り、メモリからの設備の状態にアクセスし、プロセッサは、設備の状態が、非占有状態である場合に、テストカウントダウンを起動して、非アクティブモードに戻り、プロセッサは、テストカウントダウン値よりも短い継続時間の間に加速度計ユニットから別の動き信号を受け取った場合、占有信号を送出する。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードに入り、メモリからの設備の状態にアクセスし、プロセッサは、該設備の状態が、占有状態である場合に、テストカウントダウンを起動して、非アクティブモードに戻り、プロセッサは、テストカウントダウン値よりも長い継続時間にわたって加速度計ユニットから別の動き信号を受け取らなかった場合、非占有信号を送出する。
一実施形態によれば、加速度計ユニットは、約1Hzから約5,000Hzの間の周波数で加速度値を測定する。所定の加速度限界値は、重力に起因した加速度を切り捨てた後の、g(9.81m/s2)の約1×10-3倍から約2×10-2倍の間である。加速度値の連続番号Nは、約1から約300の間である。
一実施形態によれば、メモリ、加速度計ユニット、プロセッサ、及び電源のうちの少なくとも1つを収容する本体を備え、該本体は、設備に取り付けることができる。
別の態様によれば、人間による複数の設備の占有状態を検出するためのシステムであって、人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとしての設備の状態、及び所定の加速度限界値が記憶されたメモリと、動作中、複数の離散的な時間間隔の各々において設備の加速度値を測定し、メモリからの加速度限界値にアクセスして加速度値の各々を加速度限界値と比較し、継続的に加速度を測定して、連続番号Nの加速度値が、加速度限界値よりも大きい又はそれに等しい場合、設備の動きを示す動き信号を生成する加速度計ユニットと、加速度計ユニット及びメモリと通信と通信し、加速度計ユニットから動き信号を受け取ることによるアクティブモードと、非アクティブモードとの間で動作可能であり、アクティブモードにおいて、メモリからの設備の状態にアクセスして、装置の状態が非占有状態である場合に、占有信号を送出するプロセッサと、加速度計ユニット及びプロセッサに電力を供給する電源と、を含み、各々が、対応する設備に取り付け可能である少なくとも1つの装置と、設備の各々の状態が、対応する人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとして記憶されたシステムメモリと、装置の各々と通信して、装置から占有信号及び非占有信号を受け取るシステムプロセッサと、システムメモリに格納され、システムプロセッサによって、装置の各々から占有信号及び非占有信号を受け取り、設備の各々の状態を、対応する装置から受け取った占有信号又は非占有信号の結果として変化させるように、システムメモリを変更し、変更されたシステムメモリ内に記憶された設備の各々の変化した状態を示す設備占有状態データを出力するように実行可能な、少なくとも1つのアプリケーションと、を備える。
一実施形態によれば、設備占有状態データは、設備の各々の変化した状態のグラフィック表現である。
一実施形態によれば、システムプロセッサと通信する出力デバイスが存在し、出力デバイスは、設備の各々の変化した状態のグラフィック表現を表示する。
一実施形態によれば、プロセッサは、デフォルト設定では非アクティブモードで動作可能である。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードにおいて、メモリからの設備の状態にアクセスして、設備の状態が占有状態である場合に、カウントダウンを起動して、非アクティブモードに戻る。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードに入り、カウントダウン値がゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取ると、カウントダウンを再起動し、その後、非アクティブモードに戻る。
一実施形態によれば、プロセッサが、カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合に、プロセッサは、非占有信号を送出する。
一実施形態によれば、プロセッサは、非占有信号を送出すると、設備の状態を非占有状態としてメモリに格納する。
一実施形態によれば、加速度計ユニットは、プロセッサと通信することなく各加速度値を測定する。
一実施形態によれば、プロセッサは、占有信号を送出すると、設備の状態を占有状態としてメモリに格納する。
一実施形態によれば、プロセッサは、占有信号又は非占有信号を送出すると、非アクティブモードに戻る。
一実施形態によれば、プロセッサは、アクティブモードに入り、メモリからの設備の状態にアクセスし、プロセッサは、設備の状態が、占有状態である場合、テストカウントダウンを起動して、非アクティブモードに戻り、プロセッサは、テストカウントダウン値よりも長い継続時間にわたって加速度計ユニットから別の動き信号を受け取らなかった場合、非占有信号を送出する。
さらに別の態様では、人間による設備の占有状態を検出するための方法が提供され、該方法は、加速度計ユニットを用いて、複数の離散的な時間間隔の各々において設備の少なくとも一部の加速度を測定する段階と、加速度計ユニットにおいて、測定された加速度を所定の加速度限界値と比較する段階と、連続番号Nの測定加速度が、加速度限界値よりも大きいか又はそれに等しい場合、加速度計ユニットを用いて動き信号をプロセッサに送出する段階と、動き信号を受け取ると、プロセッサを非アクティブモードから抜け出させ、設備の現在の状態が、非占有状態である場合に、プロセッサを用いて占有信号を送出する段階と、を含む。
一実施形態によれば、プロセッサを非アクティブモードから抜け出させる段階は、設備の現在の状態が、占有状態である場合、カウントダウンを起動して、非アクティブモードに戻る段階を含む。
一実施形態によれば、プロセッサを非アクティブモードから抜け出させる段階は、カウントダウン値がゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取ると、カウントダウンを再起動する段階を含む。
一実施形態によれば、カウントダウンを起動する段階は、プロセッサが、カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合に、プロセッサを用いて非占有信号を送出して、非アクティブモードに戻る段階を含む。
一実施形態によれば、非占有信号を送出する段階は、設備の状態を、非占有状態に変更する段階を含む。
一実施形態によれば、加速度を測定する段階は、プロセッサと通信することなく加速度を測定する段階を含む。
一実施形態によれば、プロセッサを非アクティブモードから抜け出させる段階は、設備の状態を占有状態に変更する段階を含む。
以下、添付図面を参照する。
本開示の一実施形態による、人間に占有された設備に取り付けられた装置の概略的な側面図である。 図1Aの装置の概略的な拡大図である。 本開示の別の実施形態による、複数の設備の占有状態を検出するためのシステムの概略図である。 図2のシステムが出力したシート占有状態データの概略図である。 本開示のさらに別の実施形態による、人間による設備の占有状態を検出するための方法のブロック図である。
図1A及び1Bは、人間14が着座することによる設備12の占有状態を検出するための装置10を概略的に示している。その際、装置10は、設備12が、いかなる瞬間でも占有されているか否か、及びどれほどの期間にわたって占有されるかに関するデータを提供することができる。次に、この情報は、必要であれば遠隔地で使用することができ、このリソースが適切に使用されたか否か、又はこのリソースを別の場所に展開する必要があるか否かを評価するようになっている。複数の装置10の各々が、室内の複数個の設備12に取り付けられた場合、装置10によって提供されるデータは、部屋自体の占有状態を特定するのを助ける。
本明細書で使用される用語「占有状態」及びその派生語は、解析されるリソースに存在するという状態又は事実を意味する。例えば、このリソースが設備12である場合、用語「占有状態」及びその派生語は、設備12における人間14の存在又は不在を意味する。別の例として、リソースが、複数個の設備12を有する部屋である場合、用語「占有状態」及びその派生語は、室内の人間14の全ての存在を特定できるような、設備12における人間14の存在又は不在を意味する。
本開示は、設備12を占有する人間14に言及するが、運動性であるか又は無生物であるかに関わらず他の何らかの物体による設備12の占有状態は、同様に本開示の範囲に含まれることを理解されたい。このような物体の一部の非限定的な例としては、動物、バッグ又はバックパック、及び機器を含む。従って、本開示は、設備12における人間14の占有状態を判定することに限定されない。同様に、設備12は、図1Aにシートが示されており、本開示を通じてシートとして説明されるが、設備12は、シート、又は人間14の体重を少なくとも部分的に支持するのに使用される何らかの物体に限定されない。従って、設備12は、この設備の使用状態又は占有状態を認識又は特定することが望まれる何らかの物体とすることができる。設備12のタイプの一部の非限定的な例としては、スツール、ソファー、スポーツ/運動用具、肘掛け椅子、ベンチ、トレッドミル、及び同様のものを挙げることができる。加えて、装置10のうちの1又は2以上が配置される部屋は、オフィス、会議室又は会議場、レストラン、カフェ、ジム、図書館、及び他の同様の共有作業空間又は共有レジャー空間などの何らかの適切な空間とすることができる。
装置10は、一般的に、設備12の何らかの部分に取り付けること及び取り外すことができる。図1Aでは、装置10は、設備12の基部の接合部でシート支柱に取り付けるように示されているが、装置10は、フロア支持体、デスク、又は設備12の支持体などの他の場所に取り付けることができる。装置10は、タイラップ若しくはケーブルタイ、接着剤、機械式ファスナ、又は粘着テープを含む何らかの適切な手法を用いて設備12に取り付けることができる。装置10は、必須ではないが、両者の間の相対運動がないように設備12に取り付けることができる。このことは、構成要素のうちの1又は2以上をケーシング又は本体19に収容し、次に、本体19を設備12に取り付けることで実現することができる。従って、設備12の運動は、装置10に伝達することができ、人間14によって占有された場合に設備12が被る運動が、装置10に直接伝達されるのを保証することが助長される。また、装置10は、設備12と一体的に作ることもできる。このことは、設備12の製造中に、装置10が設備12に組み込まれる場合があてはまる。
図1A及び1Bを参照すると、装置10は、コンピュータ装置である。従って、装置10は、設備12の状態に関するデータを記憶するメモリ16、装置10に電力を供給する電源18、設備12の加速度を測定する加速度計ユニット20、及び設備12の占有状態を示す信号を出すプロセッサ30を有する。
メモリ16は、人間14によって占有された又は占有されていない状態のいずれかとして設備12の状態を記憶する。占有状態は、人間14が、現在設備12に存在していること又は最近までこの設備に存在したことを示す。非占有状態は、人間14が設備12から離れたこと、及び設備12が空いていることを示す。
また、メモリ16は、所定の加速度限界値ALVを記憶する。この加速度限界値ALVは、占有状態を検出するために装置10を使用する前にメモリ16にプログラムされた加速度値(すなわち、設備の速度の絶対変化率)である。この値は、設備12の占有状態に影響を与える可能性がある設備12の加速度の大きさである。選択された加速度限界値ALVは、以下の非限定的な因子、すなわち、設備12の種類、設備12上の装置20の位置、設備12を構成する材料の剛性又は弾性、及び/又は発生が予期される設備の移動量に応じて様々とすることができる。加速度限界値ALVは、加速度計ユニット20によって検出できる最小加速度の大きさの倍数とすることができる。代替的に、この値は、重力に起因した等加速度(すなわち、9.81m/s2)の倍数とすることができる。より具体的には、加速度限界値ALVは、重力、及び正味重力効果に起因した加速度の約1×10-3から約2×10-2の間とすることができる。加速度限界値ALVが、重力に起因した法線加速度と無関係に設定されるので、装置10は、任意の配置で配向することができる。以下により詳細に説明されるように、加速度限界値ALVは、加速度計ユニット20が、プロセッサ30に設備12の意味のある運動が生じたという信号を送る時を決定する。
メモリ16は、プロセッサ30及び加速度計ユニット20の両方と通信し、それらによってアクセス可能である。このような通信の一例では、設備12の状態がプロセッサ30によって書き換えできる。従って、メモリ16は、加速度計ユニット20及びプロセッサ30の一方又は両方の内部構成要素、又はそれらから独立した外部メモリとすることができる。メモリ16は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM)などのメインメモリとすることができる。メモリは、光記憶媒体及び消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(EPROM)などの他の種類の任意のメモリとすることができる。
一般に、電源18は、電力を装置10に供給し、より具体的には、電力を加速度計ユニット20及びプロセッサ30に供給する。装置10は、限定されるものではないが、典型的には無線デバイスである。従って、電源18は、携帯型電源18であり、鉛酸バッテリ、ニッケルカドミウムバッテリ、ニッケル金属ハイブリッド型バッテリ、リチウムポリマーバッテリ、リチウムイオンバッテリ、又は他の何らかの種類の適切なバッテリとすることができる。
引き続き図1A及びBを参照すると、加速度計ユニット20は、継続的に加速度を測定し、結果的に設備12における人間14の動きに応答した設備12の動きを測定する。人間14の動きは、設備12に着座すること及びこれから立ち上がることなどの通常の動きを含む。また、人間14の動きは、設備12において咳をする、位置を変える、笑う、話す、滑るなどの他の動きも含む。従って、設備12の何らかの最大の大きさの揺れ、振動、圧縮、伸長、又は他の同様の動きは、加速度計ユニット20によって測定することができる。
また、加速度計ユニット20は、無視できる設備の動きと、設備12の占有状態に影響を与える設備の動きとを区別することができる。加速度計ユニット20は、3つの運動軸のいずれか1つに沿った動きが設備12の占有状態を示すことができるので、設備12の加速度を3つの運動軸のいずれか又はすべてに沿って測定する。加速度計ユニット20は、微小電気機械システム(MEMS)又はデバイスとすることができる。加速度計ユニット20は、メモリ16と通信し、さらにプロセッサ30と通信してこれから命令を受け取ることもできる。
装置10の使用時、加速度計ユニット20は、複数の離散的時間間隔の各々において設備12の別々の加速度値A(図1BにA1、A2、A3として図示)を測定する。加速度計ユニット20は、プロセッサ30と通信することなく加速度値Aを測定することができる。各加速度値Aは、通常、絶対数として表される各時間間隔における設備12の速度の変化率の測定値である。全てが必須ではないが、多くのアプリケーションに関して、加速度値Aの大きさのみが有用である。3つの運動軸に沿った各加速度値Aのベクトル成分は、一般的に装置10によって使用されない。例えば、設備12が占有されていない場合、加速度値Aは、設備12が空いているままである間の時間間隔の各々に対して0の大きさを有する可能性がある。人間14が、設備12に着座した場合又はこの設備から立ち上がった場合、加速度計ユニット20は、3つの運動軸のうちのいずれか1つに沿ったゼロより大きい大きさ又は絶対値を有する少なくとも1つの加速度値Aを測定することができる。
時間間隔は、加速度値Aの測定によって分けられた期間である。この時間間隔は、一定の時間間隔、不規則な時間間隔、ランダムな時間間隔、又はこれらの組み合わせのいずれかとすることができる。この時間間隔は、一般的に、加速度計ユニット20が加速度値Aを測定する際の周波数の関数である。この周波数は様々とすることができ、以下の非限定的な因子、すなわち、使用される設備12の種類、電源18の持続時間、及びデータ信頼性の望ましい大きさ依存することができる。一実施形態では、周波数は、約50Hzから約5,000Hzの間である。例えば、50Hzの周波数を検討すると、加速度計ユニット20は、各時間間隔の継続時間でもある0.02秒ごとに加速度値Aを測定することになる。
加速度計ユニット20は、メモリ16と通信して加速度限界値ALVにアクセスする。加速度計ユニット20は、加速度値Aを加速度限界値ALVと比較する。これは加速度計ユニット20内で局部的に行うことができる。従って、プロセッサ30を必要としない場合がある。連続番号Nの加速度値Aが、加速度限界値ALVよりも大きいか又はそれに等しい場合、加速度計ユニット20は、動き信号22を生成する。加速度値Aの連続番号Nは様々とすることができる。この連続番号は、典型的に、以下の非限定的な因子、すなわち、使用しる設備12の種類、設備12を占有することが意図される人間14の年齢又は特徴、電源18の持続時間、及びデータ確実性の望ましい大きさに依存する。一実施形態では、加速度値Aの連続番号Nは、約1から約300の間である。
動き信号22は、設備12の意味のある動きを示しており、プロセッサ30に送られる。動き信号22は、連続番号Nの加速度値Nのいずれもが、加速度限界値ALVを超えるか又はそれに等しい場合にのみ生成される。従って、動き信号22は、連続して1つが他に続く複数の加速度値Aが、加速度限界値ALVを超えるか又はそれに等しいことを示し、これは、誤判定をなくすのに役立ち、設備12の意味のある動きを示すことを意味する。動き信号22を送った後、加速度計ユニット20は、加速度値Aの測定に戻る。加速度計ユニット20は、連続番号Nの加速度値Nが、再び加速度限界値ALVを超えるか又はそれに等しい場合、別の動き信号22を生成する。
前述の内容を踏まえて、加速度計ユニット20自体は、これに属する機能(例えば、メモリ16と通信する、加速度値Aを加速度限界値ALVと比較するなど)の一部又は全てを実行するためのプロセッサを有することができることを理解されたい。加速度計ユニット20のプロセッサは、加速度値Aの測定に関与する検知構成要素から独立することができる。
引き続き図1A及びBを参照すると、プロセッサ30は加速度計ユニット20と通信して、加速度計ユニット20から受け取った動き信号22を処理する。また、プロセッサ30は、メモリ16と通信し、プロセッサ30は、動き信号22が、設備12の占有状態に影響を与えるか否かを判定することができる。従って、プロセッサ30は、加速度計ユニット20及びメモリ16と一体化すること、もしくは、独立した構成要素とすることができると理解されたい。従って、プロセッサ30は、データに対する操作を実行できる何らかのデバイスとすることができる。その実施例は、マイクロコントローラ、中央処理装置(CPU)、フロントエンドプロセッサ、マイクロプロセッサ、グラフィック処理ユニット(GPU/VPU)、物理処理ユニット(PPU)、デジタル信号プロセッサ、及びネットワークプロセッサである。
プロセッサ30は、非アクティブモードとアクティブモードとの間で作動する。非アクティブモードは、電源18からの僅かな大きさのエネルギーを消費する期間中のプロセッサ30の動作状態である。非アクティブモードでは、プロセッサ30は、本質的には、プロセッサ30が装置10の外部のいずれのデバイスとも通信しない活動停止状態又は休止状態である。プロセッサ30は、装置10が使用されている時間のほとんどで非アクティブであるので、プロセッサ30のデフォルトの動作モードは、非アクティブモードである。例えば、プロセッサ30は、設備12が占有されていない期間は非アクティブモードにある。また、プロセッサ30は、設備12が人間14によって占有されている期間の大部分でも非アクティブモードにある。従って、場合によっては、プロセッサ30は、装置10が使用されている期間の約99%で非アクティブモードにあることを理解されたい。
従って、プロセッサ30は、装置10の動作中、電源18からの僅かな電力を消費する。加速度計ユニット20が、プロセッサ30と通信することなく加速度値Aを測定できることを考慮する。従って、加速度値Aは、プロセッサ30に伝達されないか、プロセッサ30において解析されないか、又はプロセッサ30に記憶されない。実際には、プロセッサ30は、設備12の意味のある動きが生じた場合にのみ、動き信号22を介して通知される。このことは、プロセッサ30が、より短い実行周期を有し、従って、プロセッサの電力消費量をさらに低減することを可能にする。従って、加速度計ユニット20が、加速度値Aを測定し続けている間、プロセッサ30は、非アクティブのままとすることができる。
プロセッサ30は、装置10の中ではるかに最も電力が要求される構成要素であるので、結果的に、装置10自体は、僅かな電力を使用することを理解できる。これによって装置10の寿命が非常に長くなるので、ユーザには魅力的である。装置10のより長い寿命は、電源18を取り替える必要がある前に、推定によれば5年又はそれよりも長い間、装置10が長期間動作し続けることを可能にする。プロセッサ30は、プロセッサ30が加速度計ユニット20から動き信号22を受け取るまで、非アクティブモードのままであり、この信号を受け取った時点で、プロセッサ30は、アクティブモードに入る。
アクティブモードにおいて、プロセッサ30はその機能を実行する。より具体的には、プロセッサ30は、動き信号22を受け取った後、メモリ16に問い合わせを行うか又はこのメモリ16にアクセスする。プロセッサ30は、メモリ16から設備12の状態を取得する。従って、プロセッサ30は、設備12が、人間14によって占有されているか否かを認識する。メモリ16がプロセッサ30に対して、設備12の状態が占有されている状態であることを示した場合、プロセッサ30は、占有信号32を送出する。占有信号32の送出は、一般的に、アンテナ又はトランシーバ31などの、リモートサーバ又はネットワークへの送信ユニットを用いて行われる。占有信号32は、人間14が設備12を占有していることを示す。
従って、前述の内容を踏まえて、装置10は、以下のように作動できることを理解することができる。引き続き図1A及びBを参照すると、所定の加速度限界値ALVが、メモリ16に記憶される。同様に、設備12の占有状態又は非占有状態のいずれかが、対象の備12に関する装置10の以前の使用状況から認識される、又はこの状態がメモリ16にプログラムされる。次に、装置10は、使用される設備12に取り付けることができる。
装置10は、典型的に、設備12が占有されていないときに設備12に取り付けられる。従って、メモリ16内の設備12の状態は、非占有状態であり、プロセッサ30は、非アクティブモードにある。加速度計ユニット20は、加速度値Aの測定を開始する。人間14が、設備12に着座した場合には、連続番号Nの加速度値Aの各々は、加速度限界値ALVよりも大きい大きさを有する。従って、加速度計ユニット20は、プロセッサ30に対して動き信号20を生じる。プロセッサ30は、非アクティブモードを抜け出てアクティブモードに入る。次に、プロセッサ30は、メモリ16に問い合わせを行って、設備12の状態が現在非占有状態であることを見出す。従って、動き信号20は、人間14が設備12に存在すること、及び設備12が占有されていることを示す。従って、プロセッサ30は、占有信号32をトランシーバ31から送出する。また、プロセッサ30は、設備12の新しい状態を正確に反映するために、プロセッサ30が占有信号32を送出すると、設備12の新しい状態を、占有状態としてメモリ16に格納することができる。次に、プロセッサ30は、非アクティブモードに戻ることができる。
現在、設備12は占有されており、メモリ16は、この状態を正確に反映しており、プロセッサ30は、非アクティブモードに戻っている。ここで、プロセッサ30は、別の動き信号22を受け取ると、一連の他の動作を実行すること又は非アクティブモードのままとすることができる。ここで、このことが生じ得る方法のうちの少なくとも一部について説明する。
プロセッサ30が、別の動き信号22を受け取り、メモリ16内の設備12の状態が、占有状態として示される場合、この追加の動き信号22は、これまで設備12を占有していた人間14が、現在設備12から離れていることを示すことができる。人間14は、設備12から立ち上がる際に、設備12を移動させる。結果として、設備12の動きによって、加速度計ユニット20は、各々が加速度限界値ALVを超える大きさを有する連続番号Nの加速度値Aを測定する。次に、これによって、加速度計ユニット20は追加の動き信号22を生じる。
追加の動き信号22が、人間14が設備12から離れたことを正確に示すか否かを検証すること、従って、設備12の状態を、非占有状態に変更する必要があるか否かを判定することが必要な場合がある。従って、プロセッサ30は、加速度計ユニット20から追加の動き信号22を受け取ると、アクティブモードに入って、カウントダウンCを起動する。カウントダウンCは、プロセッサ30が、ゼロに向かってカウントダウンする間の、典型的には数秒又は数分で測定される期間である。カウントダウンCは、一般的に、人間14が全く静止したままであり得る最大時間に対応する。カウントダウンCは、平均的な人間14に関しては約2分から3分である。しかしながら、カウントダウンCは、この継続時間よりも長い又は短い時間とすることができ、約1分から約30分の間とすることができる。プロセッサ30は、カウントダウンCを起動した後、非アクティブモードに戻る。
カウントダウンCは、ゼロに向かって後方にカウントを開始する。加速度計ユニット20が、カウントダウンCよりも長い継続時間にわたってさらに別の動き信号22を発生しない場合、プロセッサ30は、トランシーバ31を介して非占有信号34を送出する。カウントダウンCのトリガに続いて、加速度計ユニット20からの動き信号22がないことは、設備14における意味のある動きが存在しないことを示す。従って、人間14が、設備12に存在しない可能性があり、従って、プロセッサ30は、確実に非占有信号34を送出することができる。また、プロセッサ30が、非占有信号34を送出すると、プロセッサ30は、設備12の新しい状態を非占有状態としてメモリ16に格納することもできる。次に、プロセッサ30は、再び非アクティブモードに戻ることができる。
引き続き図1A及びBを参照すると、いくつかの例では、設備12が占有されている場合に、プロセッサ30が別の動き信号22を受け取ることは、設備12の状態の変化を示すものでない。人間14が、設備12においてモゾモゾ動くこと、位置を変えること、もしくは移動することによって、加速度計ユニット20が1又は2以上の動き信号22を生じる場合がある。人間14は、依然として設備12に留まっているので、これらの動き信号22は、設備12の状態が非占有状態に変化したことを示していない。
学生14が、講義が開始する直前に講堂に到着する例について考慮する。この期間中の学生14の行為の多くは、動き信号22を生じる。例えば、学生14が空いている椅子12に着席することは、動き信号22を生じ、椅子12の状態を占有状態に変化させる。次に、学生14が、立ち上がってこの学生のジャケットを脱いで、再び腰を下ろす場合、このことは、2つの追加の動き信号22を生成する。また、次に、学生14が、隣席の人間に話し掛け始めた場合、このことは、1又は2以上の動き信号22を生じる可能性がある。比較的短い期間を通して発生したこれらの動き信号22は、いずれも、学生14が自身の椅子12から離れたことを示すものではない。
これらの動き信号22が、誤判定をもたらさないようにするために、プロセッサ30は、カウントダウンCがゼロに達する前に動き信号22が受け取られるたびに、カウントダウンCを再起動することによって、これらの動き信号22に応答しないようになることができる。前述の例を考慮する。学生14が、空いている椅子12に着席すると動き信号22が発生し、椅子12の状態が占有状態に変化する。次に、学生14が、立ち上がってこの学生のジャケットを脱ぐ場合、このことは、別の動き信号22を発生し、カウントダウンCをトリガして開始させる。この学生が、立ち上がった直後に再び腰を下ろす場合、この学生は別の動き信号22を発生し、この動き信号22が、カウントダウンCに割込をかけて、カウントダウンCに再起動又はリセットさせる。同様に、次に、学生14が、この学生14の隣席の人間に話し掛け始めた場合、学生14は、1又は2以上の動き信号22を発生し、この動き信号のそれぞれがカウントダウンCを再起動する。プロセッサ30がゼロにカウントダウンする前に、動き信号22が、プロセッサ30に割込をかけるたびに、プロセッサ30はカウントダウンCを再起動し続ける。カウントダウンCが、最終的にゼロに達した場合、これはプロセッサ30に割込をかける動き信号22がないことに起因する。このことは、設備12が空いていることを示すことになり、次に、プロセッサ30は、非占有信号34を送出する。プロセッサ30は、プロセッサ30がカウントダウンCを再起動するたびに、アクティブモードに入り、次に、プロセッサ30は、カウントダウンCを再起動した直後に非アクティブモードに戻る。
これらの動き信号22は、設備の状態の変化ではなく人間14が設備12において移動することを示すので、プロセッサ30は、ほとんどの時間で非アクティブモードにとどまることによって、本質的にこれらの動き信号22を無視することができる。このことは、プロセッサ30の電力消費量をさらに低減すること、及び装置10から発生する占有状態データの確実性を高めることを助長する。代替的に、これらの動き信号22は、短期間の間に、第1の人間14が設備12から離れて、第2の人間14が第1の人間14に取って代わることを示すことができる。この場合、設備12の状態は、本質的に、占有状態から変化しない。
設備12の状態が、占有状態に変化した後、動き信号22が発生しない場合、このことは、無生物(例えば、スクールバッグ)が設備12に存在することを示すことができる。このような場合、次に、人間14が無生物を移動させて、この設備12を占有することができるように、設備12の状態を非占有状態に変更することが望ましい場合がある。従って、プロセッサ30は、非アクティブモードを抜け出てアクティブモードに入る。次に、プロセッサ30は、メモリ16に問い合わせを行うことができる。メモリ16が、設備12の状態が、占有状態であることを示す場合、プロセッサ30は、テストカウントダウンを起動する。テストカウントダウン値は、設備12が動きを経験した場合に、プロセッサ30が「テスト」を行うためにゼロに向かってカウントする間の、典型的には数秒又は数分で測定される時間の長さである。プロセッサ30が、テストカウントダウン値よりも長い期間にわたって加速度計ユニット20から動き信号22を受け取らない場合、設備12は、静止した物体によって占有されている可能性が高い。従って、プロセッサ30は、非占有信号34を送出して、非アクティブモードに戻る。また、プロセッサ30は、設備12の状態を非占有状態としてメモリ16に格納することもできる。このようにして、装置10は、移動物体(すなわち、人間14)による設備の占有状態を静止したものと区別することができる。
図2を参照すると、対応する人間による複数個の設備12のそれぞれの占有状態を検出するためのシステム100がさらに提供される。システム100は、どの設備12が占有されているか又は占有されていないかを認識できるように、設備12を備えた部屋の全体的な占有状態をリアルタイムで検出するのに使用することができる。システム100は、前述したような1又は2以上の装置10を含む。各装置20は、対応するシート12に取り付けること又は取り外すことができる。装置10の各々は、自身のアドレスを有しており、これにより、システム100は、装置10を識別して、この装置10を、装置10が取り付けられるシート12と関連付けることができる。また、システム100は、システムメモリ114、システムプロセッサ112、及びシステムメモリ114に格納されてシステムプロセッサ112上で動作する1又は2以上のアプリケーション116を有する。
システムメモリ114は、設備12の各々の状態を、対応する人間によって占有されている状態又は占有されていない状態のいずれかで記憶する。設備12のいずれか1つの状態が変化する際に、システムメモリ114は、設備12の占有状態の変化を反映するように書き換えること又は変更することができる。従って、システムメモリ114は、高速ランダムアクセスメモリ(RAM)などのメインメモリ、若しくはハードディスク、フロッピーディスク、又は磁気テープドライブなどの補助記憶ユニットとすることができる。システムメモリ114は、他の何らかのタイプのメモリ、又はビデオディスク及びコンパクトディスクなどの光学式記憶媒体とすることができる。
システムプロセッサ112は、システム100の機能を実行し、より具体的には、システムメモリ114に格納されたアプリケーション116の機能を実行する。システムプロセッサ112は、適切な送信ユニット又はシステムトランシーバを介して装置10のそれぞれと通信する。従って、システムプロセッサ112は、装置10の各々からそのプロセッサが送出する占有信号及び非占有信号を受け取ることができる。また、システムプロセッサ112は、装置10の各々のプロセッサのうちの1又は2以上に命令を送出することもできる。例えば、システムプロセッサ112は、装置10の全てに、これらの装置10の設備の状態を非占有状態に変更するように命令することができる。このことは、講義終了時又はミーティング終了時に行うことができる。システムプロセッサ112は、1又は2以上の装置10を非アクティブにするための信号を送ることができる。また、システムプロセッサ112は、いくつかの入力を挙げると、例えば、加速度限界値、加速度値の連続番号N、及び加速度値を測定する際の周波数を装置10に提供するように、装置10の各々を設定することもできる。
システムプロセッサ112は、装置10と直接的に、或いはサーバ又はインターネット、セルラネットワーク、Wi−Fiなどの他のネットワーク106を介して間接的に通信することができる。さらに、システム100は、装置10及びシステムプロセッサ112と通信する信号集信装置を有することができる。信号集信装置は、装置10から送出される占有信号及び非占有信号を集約又は集信し、次に、この集信信号データをシステムプロセッサ112に中継することができる。コンピュータネットワーク内のデバイスが情報を交換することを可能にするための何らかの公知の通信プロトコルを使用することができる。これらのプロトコルの例は以下の通りであり、すなわち、IP(インターネットプロトコル)、UDP(ユーザデータグラムプロトコル)、TCP(転送制御プロトコル)、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)、HTTP(ハイパーテキストトランスファプロトコル)、FTP(ファイル転送プロトコル)、Telnet(テルネットリモートプロトコル)、SSH(セキュアシェルリモートプロトコル)である。
1又は2以上のアプリケーション116が、システムプロセッサ112上で実行可能である。本明細書で提示されるアプリケーション116は、別個のエンティティとして示され説明されるが、これらのアプリケーション116は、様々な方法で組み合わせること又は切り離すことができることを理解されたい。アプリケーション116は、各装置10から送出された占有信号及び非占有信号のうちの1又は2以上を受け取る。この情報は、シート12の状態の変化を示す。従って、アプリケーション116は、設備12の各々の状態を、対応する装置10から受け取った占有信号又は非占有信号の結果として変化させるために、システムメモリ114を変更することになる。例えば、装置10が非占有信号を送った場合、アプリケーション116は、設備12の状態が非占有状態として示されるように、対応するシート12に関するシステムメモリ114内のエントリを書き換える。次に、アプリケーション116は、シート占有状態データを出力する。このシート占有状態データは、変更されたシステムメモリ114に記憶された、設備12の各々の変化状態を示す。従って、シート占有状態データは、公共空間の管理者が、各部屋の需要、部屋が、どの程度頻繁に使用されるか、部屋の平均占有率、及び他の多くの情報を評価するのに役立つことができる。
システム100は、1又は2以上の出力デバイス104を有することができる。これらの出力デバイス104は、必要な場合に、ネットワーク106を介してシステムプロセッサ112と通信する。出力デバイス104は、携帯型又は固定デバイス104とすることができる。これらの出力デバイス104は、限定されるものではないが、壁掛け式ディスプレイモニタ、スマートフォン、デスクトップ又はラップトップコンピュータ、及びタブレットを含むことができる。各出力デバイス104は、設備の各々の状態のグラフィック表現としてシート占有状態データを表示する。このシート占有状態データは、データの一覧、表などの非グラフィック形式で提供できることを理解されたい。
図3は、シート占有状態データの可能性のあるグラフィック表現のうちの1つを提示する。設備12の占有状態、従って部屋自体の占有状態が、図形として座席配置図120で表わされる。各シート12の占有状態は、色で表わされる。例えば、より濃い陰影は、シート12が占有されていることを示し、一方で、より薄い陰影は、シート12が占有されていないことを示す。室内の各シート12の状態が変化すると、それに応じて、座席配置図120のシート12の色が変化する。色の代わりに、記号又はその他の視覚的インジケータを設備12のいずれかの占有状態を示すのに利用することができる。座席配置図120は、部屋が空いているか又は人々で一杯になるかによって変化する。
第1の座席配置図120aを考慮する。設備12の大部分は、より濃い陰影を有しており、室内の設備12の大部分が占有されていることが示されている。人々が退室し始めると、座席配置図120aに表示される情報は変化する。このことは、より多数の設備12が、座席配置図120aよりも薄い陰影を有することを示す座席配置図120bに示されている。従って、座席配置図120bは、より多くの人間が、設備12から離れており、従って、この部屋が、より空いた状態になっていることを示す。座席配置図120cは、ほとんど空いている状態の部屋を示している。より具体的には、設備12の大部分は、これらの設備12が空いていることを示すより薄い陰影を有する。従って、各出力デバイス104は、入室する前に設備12及び部屋の占有状態を認識するのを可能にする。従って、これらの出力デバイス104は、部屋をより効率的に使用することを可能にする。また、これらの出力デバイス104は、1又は2以上の設備を事前に予約することを可能にする。
図4を参照すると、人間による設備の占有状態を検出するための方法200が示されている。方法200は、図4の202で表わされる、加速度計ユニットを用いて複数の離散的時間間隔の各々においてシートの少なくとも一部分の加速度を測定する段階を含む。また、方法200は、図4の204で表わされる、加速度計ユニットにおいて、測定された加速度を所定の加速度限界値と比較する段階も含む。また、方法200は、図4の206で表わされる、加速度計ユニットを用いて動き信号をプロセッサに送出する段階も含む。この動き信号の送出は、加速度限界値よりも大きい又はそれに等しい連続番号Nの測定加速度に対して行われる。また、方法200は、図4の208で表わされる、プロセッサが非アクティブモードから抜け出る段階も含む。プロセッサは、動き信号を受け取ると、非アクティブモードから抜け出して、シートの現在の状態が非占有状態である場合に、占有信号を送出する。
前述の内容を考慮すると、本明細書で開示される装置10、システム100、及び方法200は、有意の時間にわたって設備及び/又は部屋の占有状態を検出するのを可能にすることを理解できる。より具体的には、装置10、システム100、及び方法200は、加速度計ユニットから発生する動きデータの連続的な記録又は処理を必要としないので、電源はかなり長寿命となる。実際には、加速度値の連続的な解析及び記録は、装置の寿命をほんの数日に縮めることが確認されている。これは商業的に許容できない。意味のある動きのみは生じるまで、加速度値を解析しないこと、及びプロセッサを非アクティブ状態することで、装置10の寿命は1年又は2年以上に著しく延びる。
従って、装置10、システム100、及び方法200は、共有空間を管理することに関連する費用を抑えるのに役立つことができる。ある推定によれば、作業場における各シートは、この作業場における人間の給料を除いて、賃貸料、暖房費、電気代などに関連する費用によって、維持するのに1年に数千ドルかかる場合がある。装置10、システム100、及び方法200は、この作業場の占有状態を検出し、結果的に占有状態を理解するのに役立つので、この作業場に関連する費用を抑えるのに役立つ。
また、装置10、システム100、及び方法200は、生成されたシート占有状態データの信頼性を高めるのに役立つ。継続的に加速度値を測定することによって設備の動きをサンプリングすることによって、これらの値が意味のある動きを示す場合に警告を発するだけでなく、装置10、システム100、及び方法200は、出力されたデータから誤判定をなくすのを助長する。
上記の説明は、単なる例示であり、当業者であれば、開示された本発明の範囲から逸脱することなく、記載された実施形態に対する変更を行うことができることを理解できるはずである。当業者であれば、本開示の精査内容を踏まえて、本発明の範囲内に含まれるさらに別の変更例が明らかになるであろうし、このような変更例は、添付の特許請求の範囲内に含まれることが意図されている。
10 装置
12 設備
14 人間

Claims (35)

  1. 人間による設備の占有状態を検出するための装置であって、
    前記人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとしての前記設備の状態、及び所定の加速度限界値が記憶されたメモリと、
    前記メモリと通信し、動作中、複数の離散的な時間間隔の各々において継続的に前記設備の加速度値を測定し、前記メモリからの前記加速度限界値にアクセスして前記加速度値の各々を前記加速度限界値と比較し、連続番号Nの加速度値が、前記加速度限界値よりも大きいか又はそれに等しい場合に、前記設備の動きを示す動き信号を生成する、加速度計ユニットと、
    前記加速度計ユニット及び前記メモリと通信し、前記加速度計ユニットから前記動き信号の受け取ることによるアクティブモードと、非アクティブモードとの間で動作可能であり、前記アクティブモードにおいて、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスして、前記装置の以前の状態が非占有状態である場合、占有信号を送出するプロセッサと、
    前記加速度計ユニット及び前記プロセッサに電力を供給する電源と、
    を備える装置。
  2. 前記プロセッサは、デフォルト設定において前記非アクティブモードで動作可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記プロセッサは、前記アクティブモードにおいて、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスして、前記設備の状態が占有状態である場合、カウントダウンを起動し、その後、前記非アクティブモードに戻る、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記プロセッサは、前記アクティブモードに入り、前記カウントダウン値がゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取ると、前記カウントダウンを再起動し、その後、前記非アクティブモードに戻る、請求項3に記載の装置。
  5. 前記プロセッサは、前記アクティブモードに入り、前記プロセッサが、前記カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって前記加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合、非占有信号を送出する、請求項3に記載の装置。
  6. 前記プロセッサは、前記非占有信号を送出すると、前記設備の状態を非占有状態として前記メモリに格納する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記カウントダウン値は、約1分から約30分の間である、請求項3から6のいずれかに記載の装置。
  8. 前記加速度計ユニットは、前記プロセッサと通信することなく前記加速度値の各々を測定する、請求項1から7のいずれかに記載の装置。
  9. 前記プロセッサは、前記占有信号を送出すると、前記設備の状態を占有状態として前記メモリに格納する、請求項1から8のいずれかに記載の装置。
  10. 前記プロセッサは、前記占有信号又は前記非占有信号を送出すると、前記非アクティブモードに戻る、請求項1から9のいずれかに記載の装置。
  11. 前記加速度計ユニットは、人間が、前記設備に着座する又は前記設備から立ち上がると、ゼロよりも大きい絶対値を有する少なくとも1つの加速度値を測定する、請求項1から10のいずれかに記載の装置。
  12. 前記プロセッサは、前記アクティブモードに入り、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスし、前記プロセッサは、前記設備の状態が、占有状態である場合、テストカウントダウンを起動して、前記非アクティブモードに戻り、前記プロセッサは、前記テストカウントダウン値よりも長い継続時間にわたって前記加速度計ユニットから別の動き信号を受け取らなかった場合、非占有信号を送出する、請求項1に記載の装置。
  13. 前記加速度計ユニットは、約1Hzから約5,000Hzの間の周波数で前記加速度値を測定する、請求項1から12のいずれかに記載の装置。
  14. 前記所定の加速度限界値は、重力による加速度の約1×10-3倍から約2×10-2倍の間である、請求項1から13のいずれかに記載の装置。
  15. 前記加速度値の連続番号Nは、約1から約300の間である、請求項1から14のいずれかに記載の装置。
  16. 前記メモリ、前記加速度計ユニット、前記プロセッサ、及び前記電源のうちの少なくとも1つを収容する本体をさらに備え、前記本体は、前記設備に取り付けることができる、請求項1から15のいずれかに記載の装置。
  17. 人間による複数の設備の占有状態を検出するためのシステムであって、
    各々が、対応する設備に取り付け可能である少なくとも1つの装置を備え、前記装置は、
    前記人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとしての前記設備の状態、及び所定の加速度限界値が記憶されたメモリと、
    動作中、複数の離散的な時間間隔の各々において前記設備の加速度値を測定し、前記メモリからの前記加速度限界値にアクセスして前記加速度値の各々を前記加速度限界値と比較し、継続的に加速度を測定して、連続番号Nの加速度値が、前記加速度限界値よりも大きい又はそれに等しい場合、前記設備の動きを示す動き信号を生成する加速度計ユニットと、
    前記加速度計ユニット及び前記メモリと通信と通信し、前記加速度計ユニットから動き信号を受け取ることによるアクティブモードと、非アクティブモードとの間で動作可能であり、前記アクティブモードにおいて、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスして、前記装置の状態が非占有状態である場合に、占有信号を送出するプロセッサと、
    前記加速度計ユニット及び前記プロセッサに電力を供給する電源と、を有し、
    さらに、前記システムは、
    前記設備の各々の前記状態が、対応する人間による占有状態又は非占有状態のいずれかとして記憶されたシステムメモリと、
    前記装置の各々と通信して、前記装置から占有信号及び非占有信号を受け取るシステムプロセッサと、
    前記システムメモリに格納される少なくとも1つのアプリケーションであって、前記システムプロセッサによって、
    前記装置の各々から前記占有信号及び非占有信号を受け取り、
    前記設備の各々の前記状態を、対応する装置から受け取った前記占有信号又は非占有信号の結果として変化させるように、前記システムメモリを変更し、
    前記変更されたシステムメモリ内に記憶された前記設備の各々の前記変化した状態を示す設備占有状態データを出力するように実行可能な前記アプリケーションと、
    を備える、前記システム。
  18. 前記設備占有状態データは、前記設備の各々の前記変化した状態のグラフィック表現である、請求項17に記載のシステム。
  19. 前記システムプロセッサと通信する出力デバイスをさらに備え、前記出力デバイスは、前記設備の各々の前記変化した状態のグラフィック表現を表示する、請求項18に記載のシステム。
  20. 前記プロセッサは、デフォルト設定では前記非アクティブモードで動作可能である、請求項17から19のいずれかに記載のシステム。
  21. 前記プロセッサは、前記アクティブモードにおいて、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスして、前記設備の状態が占有状態である場合に、カウントダウンを起動し、その後、前記非アクティブモードに戻る、請求項17から20のいずれかに記載のシステム。
  22. 前記プロセッサは、前記アクティブモードに入り、前記カウントダウン値がゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取ると、前記カウントダウンを再起動し、その後、前記非アクティブモードに戻る、請求項21に記載のシステム。
  23. 前記プロセッサが、前記カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって前記加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合、前記プロセッサは、前記非占有信号を送出する、請求項21に記載のシステム。
  24. 前記プロセッサは、前記非占有信号を送出すると、前記設備の状態を非占有状態として前記メモリに格納する、請求項23に記載のシステム。
  25. 前記加速度計ユニットは、前記プロセッサと通信することなく前記加速度値の各々を測定する、請求項17から24のいずれかに記載のシステム。
  26. 前記プロセッサは、前記占有信号を送出すると、前記設備の状態を占有状態として前記メモリに格納する、請求項17から25のいずれかに記載のシステム。
  27. 前記プロセッサは、前記占有信号又は前記非占有信号を送出すると、前記非アクティブモードに戻る、請求項17から26のいずれかに記載のシステム。
  28. 前記プロセッサは、前記アクティブモードに入り、前記メモリからの前記設備の状態にアクセスし、前記プロセッサは、前記設備の状態が、占有状態である場合、テストカウントダウンを起動して、前記非アクティブモードに戻り、前記プロセッサは、前記テストカウントダウン値よりも長い継続時間にわたって前記加速度計ユニットから別の動き信号を受け取らなかった場合、非占有信号を送出する、請求項17に記載のシステム。
  29. 人間による設備の占有状態を検出するための方法であって、
    加速度計ユニットを用いて、複数の離散的な時間間隔の各々において前記設備の少なくとも一部の加速度を測定する段階と、
    前記加速度計ユニットにおいて、前記測定された加速度を所定の加速度限界値と比較する段階と、
    連続番号Nの前記測定加速度が、前記加速度限界値よりも大きいか又はそれに等しい場合、前記加速度計ユニットを用いて動き信号をプロセッサに送出する段階と、
    前記動き信号を受け取ると、前記プロセッサを非アクティブモードから抜け出させ、前記設備の現在の状態が、非占有状態である場合に、前記プロセッサを用いて占有信号を送出する段階と、
    を含む方法。
  30. 前記プロセッサを前記非アクティブモードから抜け出させる段階は、前記設備の現在の状態が占有状態である場合、カウントダウンを起動して、前記非アクティブモードに戻る段階を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記プロセッサを前記非アクティブモードから抜け出させる段階は、前記カウントダウン値がゼロに達する前に少なくとも1つの動き信号を受け取る場合に、前記カウントダウンを再起動する段階を含む、請求項30に記載の方法。
  32. 前記カウントダウンを起動する段階は、前記プロセッサが、前記カウントダウン値よりも長い継続時間にわたって前記加速度計ユニットから別の動き信号を受け取っていない場合に、前記プロセッサを用いて非占有信号を送出して、前記非アクティブモードに戻る段階を含む、請求項30に記載の方法。
  33. 前記非占有信号を送出する段階は、前記設備の状態を、非占有状態に変更する段階を含む、請求項32に記載の方法。
  34. 前記加速度を測定する段階は、前記プロセッサと通信することなく前記加速度を測定する段階を含む、請求項29から33のいずれかに記載の方法。
  35. 前記プロセッサを前記非アクティブモードから抜け出させる段階は、前記設備の状態を占有状態に変更する段階を含む、請求項29に記載の方法。
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