JPH08235451A - 座席検知装置 - Google Patents

座席検知装置

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JPH08235451A
JPH08235451A JP6181495A JP6181495A JPH08235451A JP H08235451 A JPH08235451 A JP H08235451A JP 6181495 A JP6181495 A JP 6181495A JP 6181495 A JP6181495 A JP 6181495A JP H08235451 A JPH08235451 A JP H08235451A
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JP
Japan
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seat
seats
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vacant
light
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Application number
JP6181495A
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English (en)
Inventor
Kunitoshi Nakatsuji
都登志 中辻
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、劇場、航空機、電車等の座席利用
の締切時間経過後に予約座席に空席が生じたことを検知
した場合は、その空席の再予約受付けを直ちに許容して
全座席の利用効率を高めた座席検知装置の提供を目的と
する。 【構成】この発明は、複数の座席の着席/空席の利用状
態を検知する座席検知装置であって、上記複数の座席全
体に向けて発した単一光源からの光を複数の光軸をもっ
た光に分離し、この分離した光の反射の有無および反射
角度を検知する反射型検知手段と、この反射型検知手段
が検知した検知情報から各座席の着席/空席とその場所
を判定する判定手段とを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば電車等の座席
の現時点の着席/空席の利用状態を検知する座席検知装
置に関し、さらに詳しくは空席の座席利用を促進するこ
とができる座席検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、劇場等の指定された観客席ある
いは航空機や電車等の指定された乗車席は、定員利用数
まで予約客を受付けて座席を確保している。ところが、
座席を予約したにも拘らず座席利用されない場合があ
り、この場合は空席のままとなり利用効率が悪く、運用
側にあっては稼動率が低下し、顧客側にあっては予約確
率が低下する。このため、座席利用の締切時間直後で空
席の有無およびその位置を正確に把握管理すれば、利用
放棄された座席を再予約受付け許容して空席を再利用す
ることが考えられる。
【0003】例えば、この空席検知手段として、全ての
座席に重量チェックセンサを設置して空席を検知するよ
うに構成した場合は、全座席に重量チェックセンサを要
し、これに伴って座席の改造を必要とし、さらに取付け
工事や配線が複雑でコスト高となる。また、座席毎に各
光センサを対応させて検知する多数個の光センサを設置
して空席を検知するように構成した場合は、全座席数の
光センサを必要とし、かつ座席毎に光軸合わせを要する
ため、その取付けと調整に手間がかかりコスト高を誘引
していた。さらに、これらは座席毎に検知した個々の検
知データを集約するデータ集約装置を要して車両等の取
付けが困難となる問題を有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、劇
場、航空機、電車等の座席利用の締切時間経過後に予約
座席に空席が生じたことを検知した場合は、その空席の
再予約受付けを直ちに許容することができる座席検知装
置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数の座席の着席/空席の利用状態を検知する座席検知
装置であって、上記複数の座席全体に向けて発した単一
光源からの光を複数の光軸をもった光に分離し、この分
離した光の反射の有無および反射角度を検知する反射型
検知手段と、この反射型検知手段が検知した検知情報か
ら各座席の着席/空席とその場所を判定する判定手段と
を備えたことを特徴とする。
【0006】請求項2記載の発明は、複数の車両座席の
着席/空席の利用状態を検知する座席検知装置であっ
て、上記複数の車両座席の全体に向けて発した単一光源
からの光を複数の光軸をもった光に分離し、この分離し
た光の反射の有無および反射角度を検知する反射型検知
手段と、この反射型検知手段が検知した検知情報から各
車両座席の着席/空席とその場所を判定する判定手段と
を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、複数の座席の着席/空席の
利用状態を検知する際、反射型検知手段が複数個設置さ
れた座席全体に向けて単一光源の光を発し、このときに
発した単一光源の光を複数の光軸をもった光に分離し、
この分離した光の反射の有無および反射角度を検知す
る。このときに検知した検知情報に基づいて判定手段が
各座席の着席/空席とその場所を判定する。
【0008】また、複数の車両座席の場合も同様に、反
射型検知手段で検知した検知情報に基づいて判定手段が
各車両座席の着席/空席とその場所を判定する。
【0009】
【発明の効果】このように、単一光源の反射型検知手段
で複数座席の着席/空席の利用状態を一括して検知する
ことができるため、この一つの反射型検知手段とその検
知結果を判定する判定手段とで複数座席の着席/空席と
その場所を正確に求めることができる。
【0010】したがって、劇場、航空機、電車等の予約
済みの座席利用の締切時間を経過しても、リアルタイム
で座席の利用状況を検知するため、締切直後に空席を検
知した場合は、この空席の再予約を受付け許容して再利
用できるため、無駄な空席が解消されて空席利用効率の
向上および稼動率の向上が図れ、またこれに伴って予約
確率が高まり顧客に対するサービス性が向上する。
【0011】また、一つの光源の反射型検知手段で検知
管理する構成のため、部品点数が少なくて済み、座席の
改造や複雑な取付けあるいは多数個の光軸合わせが不要
となり、空席の検知構造を低コストに達成できる。
【0012】さらに、車両座席検知用に適用した場合も
同様に能率よく空席回避することができる他、電車等の
車両内部の座席全体を一括して検知できるため、個別に
検知してデータを集約するようなデータ集約装置も不要
となる。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図1は車両内部に設置された座席の着席/空席
を一括検知する座席検知装置を示し、この座席検知装置
は車両11の幅方向に4列、長手方向に9列設置した座
席12…に対し、この車両内部の長手方向の一端部上方
位置に長手方向の縦列座席12…を検知する4台のマル
チビームセンサ13a〜13dを設置し、これら4台の
マルチビームセンサ13a〜13dを組合わせて車両内
部の全座席12…を検知する。
【0014】図2は座席検知装置の制御回路ブロック図
を示し、マルチビームセンサ13a〜13dは通信制御
装置21を介してホストコンピュータ22と接続してお
り、これらのセンサ13a〜13dで検知した座席デー
タは通信制御装置21に伝送され、この伝送信号を通信
制御装置21からホストコンピュータ22に伝送し、ホ
ストコンピュータ22は伝送された座席データの受信情
報と予め入力された予約情報とを照合し、空席のままで
予約客の座席利用がないと判定したときは、その空席の
再予約を受付け許容して再利用できるように出力制御す
る。
【0015】図3はマルチビームセンサの検知原理図を
示し、このマルチビームセンサ13aは発光した光を回
折して光の進行方向を検知域に向けて複数個に分割し、
分割された複数個の光軸が車両内の縦列方向の座席に照
射対応して検知するものであって、このマルチビームセ
ンサは発光ダイオード(LED)31と、マイクロアレ
イレンズ32と、X軸方向偏光板33と、Y軸方向偏光
板34と、CCDイメージセンサ35とを備えて構成さ
れ、LED31から発光した光をマイクロアレイレンズ
32およびX軸方向偏光板33を通過させる際に、光を
X軸方向成分の直線偏光源36にし、この直線偏光源3
6が照射方向の座席シート面37に当り、この座席シー
ト面37からの楕円偏光反射したY軸方向の反射光線3
8をY軸方向偏光板34を介してCCDイメージセンサ
35で捉えることにより座席の着席/空席情報を検知す
る。したがって、人が着席した場合は、空席情報を検知
しないため、一定時間検知しない場合は着席したと判定
する。また、CCDイメージセンサ35に代えてシリコ
ンフォトダイオード等の位置検出素子(PSD)を用い
ても検知することができる。
【0016】また、マルチビームセンサ13a〜13d
は単一光源で縦列座席を一括して検知する構成のため、
縦列数に応じた4台のマルチビームセンサ13a〜13
dにより車両内部の全座席の利用状態を一括して検知す
ることができる。したがって、多数の座席の着席/空席
の利用状況を少数のマルチビームセンサで検知できるた
め、座席検知装置の簡素化および低コスト化を図ること
ができる。
【0017】このように構成された座席検知装置の検知
動作を図4のフローチャートを参照して説明する。通
常、4台のマルチビームセンサ13a〜13dは車両1
1の長手方向の縦列座席12…を検知し、この検知した
座席データを常時リアルタイムで通信制御装置21に伝
送している(ステップn1 〜n2 )。
【0018】この伝送信号を受信した通信制御装置21
はマルチビームセンサにより検知した座席データをホス
トコンピュータ22に伝送し(ステップn3 )、ホスト
コンピュータ22は伝送された座席データの受信情報
と、予め入力管理している座席の予約情報とを照合し、
座席利用の締切時間を経過しても、予約客の座席利用が
なされないと判定したときは(ステップn4 )、その空
席の再予約を受付け許容して他の顧客が再利用できるよ
うに出力する(ステップn5 )。
【0019】上述のように、単一光源のマルチビームセ
ンサで複数座席の着席/空席の利用状態を一括して検知
することができるため、数台のマルチビームセンサとそ
の検知結果を判定するホストコンピュータとで座席全体
の着席/空席とその場所を正確に求めることができる。
【0020】したがって、劇場、航空機、電車等の予約
済みの座席利用の締切時間を経過しても、リアルタイム
で座席の利用状況を検知するため、締切直後に空席を検
知した場合は、この空席の再予約を受付け許容して再利
用できるため、無駄な空席が解消されて空席利用効率の
向上および稼動率の向上が図れ、またこれに伴って予約
確率が高まり顧客に対するサービス性が向上する。
【0021】また、一つの光源のマルチビームセンサで
複数の座席を効率よく検知管理する構成のため、部品点
数が少なくて済み、座席の改造や複雑な取付けあるいは
多数個の光軸合わせが不要となり、空席の検知構造を低
コストに達成できる。
【0022】さらに、車両座席検知用に適用した場合も
同様に能率よく空席回避することができる他、電車等の
車両内部の座席全体を一括して検知できるため、個別に
検知してデータを集約するようなデータ集約装置も不要
となる。
【0023】この発明と、上述の一実施例の構成との対
応において、この発明の反射型検知手段は、実施例のマ
ルチビームセンサ13a〜13dに対応し、以下同様
に、判定手段は、ホストコンピュータ22に対応する
も、この発明は上述の一実施例の構成のみに限定される
ものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の座席検知装置を車両の座席検知に適
用した場合の概略平面図。
【図2】この発明の座席検知装置の制御回路ブロック
図。
【図3】この発明のマルチビームセンサの検知状態を示
す検知原理図。
【図4】この発明の座席検知装置の検知動作を示すフロ
ーチャート。
【符号の説明】
11…車両 12…座席 13a〜13d…マルチビームセンサ 22…ホストコンピュータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の座席の着席/空席の利用状態を検知
    する座席検知装置であって、上記複数の座席全体に向け
    て発した単一光源からの光を複数の光軸をもった光に分
    離し、この分離した光の反射の有無および反射角度を検
    知する反射型検知手段と、上記反射型検知手段が検知し
    た検知情報から各座席の着席/空席とその場所を判定す
    る判定手段とを備えた座席検知装置。
  2. 【請求項2】複数の車両座席の着席/空席の利用状態を
    検知する座席検知装置であって、上記複数の車両座席全
    体に向けて発した単一光源からの光を複数の光軸をもっ
    た光に分離し、この分離した光の反射の有無および反射
    角度を検知する反射型検知手段と、上記反射型検知手段
    が検知した検知情報から各車両座席の着席/空席とその
    場所を判定する判定手段とを備えた座席検知装置。
JP6181495A 1995-02-23 1995-02-23 座席検知装置 Pending JPH08235451A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018510437A (ja) * 2014-12-30 2018-04-12 マイシート ソシエテ パル アクシオン サンプリフィエ 設備の占有状態を検出するための装置及びシステム
JP2020055488A (ja) * 2018-10-04 2020-04-09 トヨタ自動車株式会社 車両用シート制御装置

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JP2018510437A (ja) * 2014-12-30 2018-04-12 マイシート ソシエテ パル アクシオン サンプリフィエ 設備の占有状態を検出するための装置及びシステム
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