JPH07244536A - レジューム支援機構 - Google Patents

レジューム支援機構

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JPH07244536A
JPH07244536A JP6035973A JP3597394A JPH07244536A JP H07244536 A JPH07244536 A JP H07244536A JP 6035973 A JP6035973 A JP 6035973A JP 3597394 A JP3597394 A JP 3597394A JP H07244536 A JPH07244536 A JP H07244536A
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JP
Japan
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program
resume
computer
execution
program name
Prior art date
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Application number
JP6035973A
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English (en)
Inventor
Yoshinari Morio
良成 森尾
Hirokatsu Kajiya
博勝 梶屋
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、コンピュータの停止の際に、実行
中のプログラムのデータ部及びその実行ポインタを記憶
させることにより、実行再開のための手間を軽減し、操
作性を向上させることを目的とする。 【構成】 各プログラムにおけるプログラム名のうち、
レジューム支援されるプログラムのプログラム名が登録
されるプログラム名登録手段(6)と、レジューム支援
されるプログラムのデータ部及びその実行ポインタが記
憶される不揮発性記憶手段(7)と、コンピュータ本体
の停止指令の入力に対応してレジューム要求が発生した
とき、現在実行中のプログラムのうち、プログラム名登
録手段に登録されたプログラム名に該当するプログラム
を選択し、この選択されたプログラムのデータ部及びそ
の実行ポインタを不揮発性記憶手段に書込むレジューム
情報書込手段(1)とを備えたレジューム支援機構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実行が停止されるプロ
グラムの実行再開を支援するレジューム支援機構に係わ
り、特に複数のプログラムの実行再開を支援することに
より、実行再開のための労力を軽減し得るレジューム支
援機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の処理を実行するためには、
複数の処理に対応して各プログラムを実行するマルチタ
スク対応のコンピュータが広く用いられている。この種
のコンピュータでは、操作者の操作により、各プログラ
ムが実行される。また、実行中の各プログラムは、シス
テムの停止時に全て停止され、システムの再起動時に最
初から実行可能となっている。なお、このようなコンピ
ュータは、複数個が互いに接続されることにより、大型
化されてコンピュータシステムを構成するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなコンピュータでは、システムの再起動時に各プログ
ラムを最初から実行するので、操作者の操作により、各
プログラムを停止時における実行状態に復帰させる手間
がかかるという問題がある。
【0004】また、複数のコンピュータからなる大型の
コンピュータシステムでは、あるコンピュータが誤動作
によってシステムダウンした場合、システムダウンした
コンピュータに割当てられた処理が実行されなくなると
いう問題がある。
【0005】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、コンピュータの停止の際に、実行中のプログラムの
データ部及びその実行ポインタを記憶させることによ
り、実行再開のための手間を軽減し、操作性を向上し得
るレジューム支援機構を提供することを目的とする。
【0006】また、本発明の他の目的は、あるコンピュ
ータの誤動作を検出してこのコンピュータにおける実行
中のプログラムのデータ部及びその実行ポインタを転送
させることにより、ダウンするコンピュータの処理を継
続し、信頼性を向上させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、複数のプログラムを実行可能なコンピュータにおい
て、前記各プログラムにおけるプログラム名のうち、レ
ジューム支援されるプログラムのプログラム名が登録さ
れるプログラム名登録手段と、前記レジューム支援され
るプログラムのデータ部及びその実行ポインタが記憶さ
れる不揮発性記憶手段と、前記コンピュータ本体の停止
指令の入力に対応してレジューム要求が発生したとき、
前記現在実行中のプログラムのうち、前記プログラム名
登録手段に登録されたプログラム名に該当するプログラ
ムを選択し、この選択されたプログラムのデータ部及び
その実行ポインタを前記不揮発性記憶手段に書込むレジ
ューム情報書込手段とを備えたレジューム支援機構であ
る。
【0008】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するレジューム支援機構において、前記コンピ
ュータ本体の起動指令の入力に対応してプログラム起動
通知が発生したとき、前記不揮発性記憶手段に記憶され
たデータ部及びその実行ポインタに基づいて、前記プロ
グラム名登録手段に登録されたプログラムの実行再開ア
ドレスを解析し、この解析された実行再開アドレスから
前記プログラムの処理を実行させるレジュームハンドラ
ーを付加したレジューム支援機構である。
【0009】さらに、請求項3に対応する発明は、複数
のコンピュータが互いに接続され、且つ前記各コンピュ
ータ毎に複数のプログラムを実行可能なコンピュータシ
ステムにおいて、前記各コンピュータのうちの少なくと
も一つのコンピュータに設けられ、前記各プログラムに
おけるプログラム名のうち、レジューム支援されるプロ
グラムのプログラム名が登録されるプログラム名登録手
段と、このプログラム名登録手段を有するコンピュータ
に設けられ、このコンピュータの誤動作を検出する誤動
作検出手段と、この誤動作検出手段により誤動作が検出
されたとき、前記現在実行中のプログラムのうち、前記
プログラム名登録手段に登録されたプログラム名に該当
するプログラムを選択し、この選択されたプログラムの
データ部及びその実行ポインタを他のコンピュータに転
送するレジューム情報転送手段とを備えたレジューム支
援機構である。
【0010】
【作用】従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、各プログラムにおけるプロ
グラム名のうち、レジューム支援されるプログラムのプ
ログラム名が登録されるプログラム名登録手段及びレジ
ューム支援されるプログラムのデータ部並びにその実行
ポインタが記憶される不揮発性記憶手段を設け、レジュ
ーム情報書込手段が、コンピュータ本体の停止指令の入
力に対応してレジューム要求が発生したとき、現在実行
中のプログラムのうち、プログラム名登録手段に登録さ
れたプログラム名に該当するプログラムを選択し、この
選択されたプログラムのデータ部及びその実行ポインタ
を不揮発性記憶手段に書込むので、コンピュータの停止
の際に実行中のプログラムのデータ部及びその実行ポイ
ンタを記憶させることにより、実行再開のための手間の
軽減を図ることができる。
【0011】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する発明に付加されたレジュームハンドラー
が、コンピュータ本体の起動指令の入力に対応してプロ
グラム起動通知が発生したとき、不揮発性記憶手段に記
憶されたデータ部及びその実行ポインタに基づいて、プ
ログラム名登録手段に登録されたプログラムの実行再開
アドレスを解析し、この解析された実行再開アドレスか
らプログラムの処理を実行させるので、請求項1に対応
する作用に加え、実行再開のための手間を軽減し、操作
性を向上させることができる。
【0012】さらに、請求項3に対応する発明は、各コ
ンピュータのうちの少なくとも一つのコンピュータに設
けられ、各プログラムにおけるプログラム名のうち、レ
ジューム支援されるプログラムのプログラム名が登録さ
れるプログラム名登録手段を有し、誤動作検出手段が、
このプログラム名登録手段を有するコンピュータの誤動
作を検出し、レジューム情報転送手段が、この誤動作検
出手段により誤動作が検出されたとき、現在実行中のプ
ログラムのうち、プログラム名登録手段に登録されたプ
ログラム名に該当するプログラムを選択し、この選択さ
れたプログラムのデータ部及びその実行ポインタを他の
コンピュータに転送するので、あるコンピュータの誤動
作を検出してこのコンピュータにおける実行中のプログ
ラムのデータ部及びその実行ポインタを転送させること
により、ダウンするコンピュータの処理を継続し、信頼
性を向上させることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1の実施例に係るレジュ
ーム支援機構の構成を示すブロック図である。このレジ
ューム支援機構は、レジューム情報書込手段としてのレ
ジューム処理機構1がコンピュータのOS2に設けら
れ、このレジューム処理機構1が、各々レジュームハン
ドラー31 〜3n の記述された複数の(アプリケーショ
ン)プログラム41 〜4n 及びそのデータ部51 〜5n
が記憶される記憶部と、プログラム名登録手段としての
ファイル登録部6と、不揮発性記憶媒体7とに接続され
ている。
【0014】ここで、ファイル登録部6は、各プログラ
ム41 〜4n におけるプログラム名のうち、レジューム
支援されるプログラム4r のプログラム名が登録される
ものである。
【0015】一方、不揮発性記憶媒体7は、レジューム
支援されるプログラム4r のデータ部5r 並びにその実
行ポインタが記憶されるものである。レジューム処理機
構1は、コンピュータ本体の停止指令の入力に対応して
レジューム要求が発生したとき、現在実行中のプログラ
ムのうち、ファイル登録部6に登録されたプログラム名
に該当するプログラム4r を選択し、この選択されたプ
ログラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタを不
揮発性記憶媒体7に書込む機能をもっている。
【0016】また、レジューム処理機構1は、コンピュ
ータ本体の起動指令の入力に対応してプログラム起動通
知が発生したとき、レジュームハンドラー31 〜3n
起動させる機能をもっている。
【0017】レジュームハンドラー31 〜3n は、レジ
ューム処理機構1により起動されたとき、不揮発性記憶
媒体7に記憶されたデータ部5r 及びその実行ポインタ
に基づいて、該当するレジュームハンドラー3r が、フ
ァイル登録部6に登録されたプログラム4r の実行再開
アドレスを解析し、この解析された実行再開アドレスか
らプログラム4r の処理を実行させる機能をもってい
る。
【0018】次に、以上のように構成されたレジューム
支援機構の動作を図2及び図3を用いて説明する。な
お、図2は保存時の動作を説明するためのブロック図で
あり、図3はシステム起動時の動作を説明するためのブ
ロック図である。
【0019】レジューム処理機構1は、図2に示すよう
に、コンピュータ本体の停止指令の入力に対応してレジ
ューム要求が発生したとき、現在実行中のプログラムの
うち、ファイル登録部6に登録されたプログラム名に該
当するプログラム4r を選択し、この選択されたプログ
ラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタを不揮発
性記憶媒体7に書込む。
【0020】これにより、レジューム支援されるプログ
ラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタは、シス
テム停止時であっても、不揮発性記憶媒体7に保持され
る。続いて、レジューム処理機構1は、図3に示すよう
に、コンピュータ本体の起動指令の入力に対応してプロ
グラム起動通知が発生したとき、レジュームハンドラー
r を起動させる。
【0021】レジュームハンドラー3r は、レジューム
処理機構1により起動されたとき、不揮発性記憶媒体7
に記憶されたデータ部5r 及びその実行ポインタに基づ
いて、ファイル登録部6に登録されたプログラムの実行
再開アドレスを解析し、この解析された実行再開アドレ
スからプログラム4r の処理を実行させる。
【0022】これにより、各プログラムを停止時におけ
る実行状態に復帰させることができる。上述したように
第1の実施例によれば、各プログラム41 〜4n におけ
るプログラム名のうち、レジューム支援されるプログラ
ム4r のプログラム名が登録されるファイル登録部6及
びレジューム支援されるプログラム4r のデータ部5r
並びにその実行ポインタが記憶される不揮発性記憶媒体
7を設け、レジューム処理機構1が、コンピュータ本体
の停止指令の入力に対応してレジューム要求が発生した
とき、現在実行中のプログラムのうち、ファイル登録部
6に登録されたプログラム名に該当するプログラム4r
を選択し、この選択されたプログラム4rのデータ部5r
及びその実行ポインタを不揮発性記憶媒体7に書込む
ので、コンピュータが停止する際に、実行中のプログラ
ムのデータ部及びその実行ポインタを記憶させることに
より、実行再開のための手間の軽減を図ることができ
る。
【0023】また、第1の実施例によれば、コンピュー
タ本体の起動指令の入力に対応してプログラム起動通知
が発生したとき、レジュームハンドラー3r が、不揮発
性記憶媒体7に記憶されたデータ部5r 及びその実行ポ
インタに基づいて、ファイル登録部6に登録されたプロ
グラム4r の実行再開アドレスを解析し、この解析され
た実行再開アドレスからプログラム4r の処理を実行さ
せるので、各プログラムを停止時における実行状態に復
帰させるための手間や時間を軽減し、操作性を向上させ
ることができる。
【0024】次に、本発明の第2の実施例に係るレジュ
ーム支援機構について説明する。図4はこのレジューム
支援機構が適用されるコンピュータシステムの構成を示
すブロック図であり、図1と同一部分には同一符号を付
し、ほぼ同一部分にはaの添字を付してその詳しい説明
は省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0025】すなわち、本実施例装置は、複数のコンピ
ュータからなるコンピュータシステムの信頼性を向上さ
せるためのものであり、具体的には図1に示す構成をも
った複数のコンピュータ111 〜113 がネットワーク
12を介して接続されている。なお、本実施例装置は、
システムダウンからの保護を図る少なくとも一つのコン
ピュータについてのみ、図1に示す構成をもたせたコン
ピュータシステムとしても実現可能である。
【0026】ここで、各コンピュータ111 〜113
は、誤動作検出手段としてのシステム異常検出機構13
をOS2aに有し、OS2aは、レジューム情報転送手
段としてのレジューム処理機構1aを備えている。
【0027】レジューム処理機構1aは、図1に示すレ
ジューム処理機構1の機能に加え、システム異常検出機
構13によりシステム異常が検出されたとき、現在実行
中のプログラムのうち、ファイル登録部6に登録された
プログラム名に該当するプログラムを選択し、この選択
されたプログラムのデータ部及びその実行ポインタを他
のコンピュータの不揮発性記憶媒体7に転送する機能を
もつものである。なお、システム異常としては、例えば
パリティ異常又は不正なデータアクセス等が検出可能で
ある。
【0028】例えば、コンピュータ111 のシステムの
異常の際に、システム異常検出機構は、異常通知の発生
を受けると、当該コンピュータ111 の誤動作を検出し
てレジューム処理機構1aを起動させる。
【0029】レジューム処理機構1aは、前述同様に、
このコンピュータ111 におけるレジューム支援対象の
プログラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタを
ネットワーク13を通して他のコンピュータ112 の不
揮発性記憶媒体7に転送する。
【0030】これにより、システム異常に伴ってダウン
するコンピュータの処理を他のコンピュータ112 が継
続できるため、コンピュータシステムの信頼性を向上さ
せることができる。
【0031】上述したように第2の実施例によれば、第
1の実施例と同様にファイル登録部6を有し、システム
異常検出機構13が、このファイル登録部6を有するコ
ンピュータ111 の誤動作を検出し、レジューム処理機
構1aが、このシステム異常検出機構13により誤動作
が検出されたとき、現在実行中のプログラムのうち、フ
ァイル登録部6に登録されたプログラム名に該当するプ
ログラム4r を選択し、この選択されたプログラム4r
のデータ部5r 及びその実行ポインタを他のコンピュー
タ112 の不揮発性記憶媒体7に転送するので、あるコ
ンピュータの誤動作を検出してこのコンピュータにおけ
る実行中のプログラムのデータ部及びその実行ポインタ
を転送させることにより、ダウンするコンピュータの処
理を継続し、対障害性の強いシステム構成が可能となる
と共に、信頼性を向上させることができる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例に係るレジュ
ーム支援機構について説明する。図5はこのレジューム
支援機構が適用されるコンピュータシステムの構成を示
すブロック図であり、図4と同一部分には同一符号を付
し、ほぼ同一部分にはbの添字を付してその詳しい説明
は省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0033】すなわち、本実施例装置は、第3の実施例
と同様に、複数のコンピュータからなるコンピュータシ
ステムの信頼性を向上させるためのものであり、具体的
には図3に示すコンピュータシステムに対して共通の補
助記憶装置14を接続したものである。
【0034】ここで、各コンピュータ111 〜113
レジューム処理機構1bは、レジューム処理機構1aの
もつ他のコンピュータへの転送機能に代えて、共通の補
助記憶装置14への転送機能を備えたものである。
【0035】従って、例えばコンピュータ111 のシス
テムの異常の際に、システム異常検出機構13は、異常
通知の発生を受けると、当該コンピュータ111 の誤動
作を検出してレジューム処理機構1bを起動させる。
【0036】レジューム処理機構1bは、前述同様に、
このコンピュータ111 におけるレジューム支援対象の
プログラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタを
ネットワーク12を通して共通の補助記憶装置14に転
送する。
【0037】これにより、システム異常に伴ってダウン
するコンピュータ111 の処理を他のいずれのコンピュ
ータ112 ,113 であっても、継続できるため、より
一層、コンピュータシステムの信頼性を向上させること
ができる。
【0038】上述したように第3の実施例によれば、第
2の実施例のレジューム処理機構1aのもつ他のコンピ
ュータへの転送機能に代えて、共通の補助記憶装置14
への転送機能を備えたレジューム処理機能1bを設け、
レジューム処理機構1bは、システム異常の際に、前述
同様に、このコンピュータにおけるレジューム支援対象
のプログラム4r のデータ部5r 及びその実行ポインタ
をネットワーク12を通して共通の補助記憶装置14に
転送するので、これにより、システム異常に伴ってダウ
ンするコンピュータの処理を他のいずれのコンピュータ
であっても、継続できるようにしたため、より一層、コ
ンピュータシステムの信頼性を向上させることができ
る。その他、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々
変形して実施できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、各プログラムにおけるプログラム名のうち、レジ
ューム支援されるプログラムのプログラム名が登録され
るプログラム名登録手段及びレジューム支援されるプロ
グラムのデータ部並びにその実行ポインタが記憶される
不揮発性記憶手段を設け、レジューム情報書込手段が、
コンピュータ本体の停止指令の入力に対応してレジュー
ム要求が発生したとき、現在実行中のプログラムのう
ち、プログラム名登録手段に登録されたプログラム名に
該当するプログラムを選択し、この選択されたプログラ
ムのデータ部及びその実行ポインタを不揮発性記憶手段
に書込むので、システムの停止時に実行中のプログラム
のデータ部及びその実行ポインタを記憶させることによ
り、実行再開のための手間の軽減を図り得るレジューム
支援機構を提供できる。
【0040】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明に付加されたレジュームハンドラーが、コンピュ
ータ本体の起動指令の入力に対応してプログラム起動通
知が発生したとき、不揮発性記憶手段に記憶されたデー
タ部及びその実行ポインタに基づいて、プログラム名登
録手段に登録されたプログラムの実行再開アドレスを解
析し、この解析された実行再開アドレスからプログラム
の処理を実行させるので、請求項1の効果に加え、実行
再開のための手間を軽減し、操作性を向上できるレジュ
ーム支援機構を提供できる。
【0041】さらに、請求項3の発明によれば、各コン
ピュータのうちの少なくとも一つのコンピュータに設け
られ、各プログラムにおけるプログラム名のうち、レジ
ューム支援されるプログラムのプログラム名が登録され
るプログラム名登録手段を有し、誤動作検出手段が、こ
のプログラム名登録手段を有するコンピュータの誤動作
を検出し、レジューム情報転送手段が、この誤動作検出
手段により誤動作が検出されたとき、現在実行中のプロ
グラムのうち、プログラム名登録手段に登録されたプロ
グラム名に該当するプログラムを選択し、この選択され
たプログラムのデータ部及びその実行ポインタを他のコ
ンピュータに転送するので、あるコンピュータの誤動作
を検出してこのコンピュータにおける実行中のプログラ
ムのデータ部及びその実行ポインタを転送させることに
より、ダウンするコンピュータの処理を継続し、信頼性
を向上できるレジューム支援機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るレジューム支援機
構の構成を示すブロック図
【図2】同実施例における保存時の動作を説明するため
のブロック図
【図3】同実施例におけるシステム起動時の動作を説明
するためのブロック図
【図4】本発明の第2の実施例に係るレジューム支援機
構が適用されるコンピュータシステムの構成を示すブロ
ック図
【図5】本発明の第2の実施例に係るレジューム支援機
構が適用されるコンピュータシステムの構成を示すブロ
ック図
【符号の説明】 1,1a,1b…レジューム処理機構、2…OS、31
〜3n …レジュームハンドラー、41 〜4n …プログラ
ム、51 〜5n …データ部、6…ファイル登録部、7…
不揮発性記憶媒体、111 〜113 …コンピュータ、1
2…ネットワーク、13…システム異常検出機構、14
…補助記憶装置。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプログラムを実行可能なコンピュ
    ータにおいて、 前記各プログラムにおけるプログラム名のうち、レジュ
    ーム支援されるプログラムのプログラム名が登録される
    プログラム名登録手段と、 前記レジューム支援されるプログラムのデータ部及びそ
    の実行ポインタが記憶される不揮発性記憶手段と、 前記コンピュータ本体の停止指令の入力に対応してレジ
    ューム要求が発生したとき、前記現在実行中のプログラ
    ムのうち、前記プログラム名登録手段に登録されたプロ
    グラム名に該当するプログラムを選択し、この選択され
    たプログラムのデータ部及びその実行ポインタを前記不
    揮発性記憶手段に書込むレジューム情報書込手段とを備
    えたことを特徴とするレジューム支援機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のレジューム支援機構に
    おいて、 前記コンピュータ本体の起動指令の入力に対応してプロ
    グラム起動通知が発生したとき、前記不揮発性記憶手段
    に記憶されたデータ部及びその実行ポインタに基づい
    て、前記プログラム名登録手段に登録されたプログラム
    の実行再開アドレスを解析し、この解析された実行再開
    アドレスから前記プログラムの処理を実行させるレジュ
    ームハンドラーを付加したことを特徴とするレジューム
    支援機構。
  3. 【請求項3】 複数のコンピュータが互いに接続され、
    且つ前記各コンピュータ毎に複数のプログラムを実行可
    能なコンピュータシステムにおいて、 前記各コンピュータのうちの少なくとも一つのコンピュ
    ータに設けられ、前記各プログラムにおけるプログラム
    名のうち、レジューム支援されるプログラムのプログラ
    ム名が登録されるプログラム名登録手段と、 このプログラム名登録手段を有するコンピュータに設け
    られ、このコンピュータの誤動作を検出する誤動作検出
    手段と、 この誤動作検出手段により誤動作が検出されたとき、前
    記現在実行中のプログラムのうち、前記プログラム名登
    録手段に登録されたプログラム名に該当するプログラム
    を選択し、この選択されたプログラムのデータ部及びそ
    の実行ポインタを他のコンピュータに転送するレジュー
    ム情報転送手段とを備えたことを特徴とするレジューム
    支援機構。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022498A1 (fr) * 1998-10-14 2000-04-20 Hitachi, Ltd. Procede et dispositif permettant d'arreter un travail au cours du blocage d'un systeme
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