JPH0724423A - 空ボビン判別装置 - Google Patents
空ボビン判別装置Info
- Publication number
- JPH0724423A JPH0724423A JP19177593A JP19177593A JPH0724423A JP H0724423 A JPH0724423 A JP H0724423A JP 19177593 A JP19177593 A JP 19177593A JP 19177593 A JP19177593 A JP 19177593A JP H0724423 A JPH0724423 A JP H0724423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bobbin
- tray
- sound
- yarn
- empty
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Sorting Of Articles (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】糸を傷つけたりせずにボビンの糸層の有無を確
実に判定し得るようにする。 【構成】トレーTに挿着されているボビンBがぶつかっ
て発生する音を基準値と比較し、基準以上のときに空ボ
ビンと判定する。
実に判定し得るようにする。 【構成】トレーTに挿着されているボビンBがぶつかっ
て発生する音を基準値と比較し、基準以上のときに空ボ
ビンと判定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合糸機等においてボ
ビンをトレーに挿着した状態で搬送する過程でボビンの
糸層の有無を判定する空ボビン判別装置に関するもので
ある。
ビンをトレーに挿着した状態で搬送する過程でボビンの
糸層の有無を判定する空ボビン判別装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】空ボビン判別装置として、従来、ブラシ
タイプのもの及び光学タイプのものが知られている。そ
のブラシタイプの空ボビン判別装置は、トレー搬送路側
に突出するよう付勢され、ボビンに糸層があるときに先
端のブラシが接触して回動するロッドを有するものであ
る。光学タイプの空ボビン判別装置は、投光部と受光素
子とよりなる光センサーをトレー搬送路に向けて配置し
たものである。
タイプのもの及び光学タイプのものが知られている。そ
のブラシタイプの空ボビン判別装置は、トレー搬送路側
に突出するよう付勢され、ボビンに糸層があるときに先
端のブラシが接触して回動するロッドを有するものであ
る。光学タイプの空ボビン判別装置は、投光部と受光素
子とよりなる光センサーをトレー搬送路に向けて配置し
たものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のブラシタイプの
空ボビン判別装置は、ボビンに巻かれている糸を傷つけ
る欠点があり、光学タイプの空ボビン判別装置は、装置
そのものが高価であるばかりでなく、ボビンと糸との色
の差が無い場合には判別が困難である。
空ボビン判別装置は、ボビンに巻かれている糸を傷つけ
る欠点があり、光学タイプの空ボビン判別装置は、装置
そのものが高価であるばかりでなく、ボビンと糸との色
の差が無い場合には判別が困難である。
【0004】この発明は、糸を傷つけたりせずにボビン
の糸層の有無を確実に判定し得るようにすることを目的
としている。
の糸層の有無を確実に判定し得るようにすることを目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明の空ボビン判別装置は、トレーに挿着され
ているボビンがぶつかって発生する音を基準値と比較
し、基準以上のときに空ボビンと判定するものである。
に、この発明の空ボビン判別装置は、トレーに挿着され
ているボビンがぶつかって発生する音を基準値と比較
し、基準以上のときに空ボビンと判定するものである。
【0006】
【作用】上記のように構成された空ボビン判別装置にお
いては、トレーが移動するときにロッド等にぶつかり、
音を発生する。その音は、マイクロホンに拾われて基準
値と比較され、基準値以上でれば、トレーに挿着されて
いるボビンが空ボビンであると判定される。
いては、トレーが移動するときにロッド等にぶつかり、
音を発生する。その音は、マイクロホンに拾われて基準
値と比較され、基準値以上でれば、トレーに挿着されて
いるボビンが空ボビンであると判定される。
【0007】
【実施例】図1ないし図3を参照し、この発明の空ボビ
ン判別装置の実施例について説明する。
ン判別装置の実施例について説明する。
【0008】この空トレー判別装置は、例えば、合糸機
における給糸トレー搬送ライン3を挟んだ口出し装置6
の反対側に設けられる。
における給糸トレー搬送ライン3を挟んだ口出し装置6
の反対側に設けられる。
【0009】合糸機は、本体1と、本体1の前側に長手
方向に配された空トレー搬送ライン2と、本体1の後側
に長手方向に配された給糸トレー搬送ライン3と、本体
1の右側にあって空トレー搬送ライン2と給糸トレー搬
送ライン3を連結する口出し不成功トレー貯留ライン4
と、口出し不成功トレー貯留ライン4の更に右側にあっ
て空トレー搬送ライン2と給糸トレー搬送ライン3を連
結するバイパスライン5と、不成功トレー貯留ライン4
とバイパスライン5の間の位置の給糸トレー搬送ライン
3の脇に設けられた口出し装置6とよりなっている。
方向に配された空トレー搬送ライン2と、本体1の後側
に長手方向に配された給糸トレー搬送ライン3と、本体
1の右側にあって空トレー搬送ライン2と給糸トレー搬
送ライン3を連結する口出し不成功トレー貯留ライン4
と、口出し不成功トレー貯留ライン4の更に右側にあっ
て空トレー搬送ライン2と給糸トレー搬送ライン3を連
結するバイパスライン5と、不成功トレー貯留ライン4
とバイパスライン5の間の位置の給糸トレー搬送ライン
3の脇に設けられた口出し装置6とよりなっている。
【0010】この合糸機において、巻き尽くされて本体
1より排出される糸層のないボビンを挿着するトレーT
は、空トレー搬送ライン2からバイパスライン5へ進
み、ストッパー7によって止められる。止められたトレ
ーTに挿着されている空ボビンは、作業員の手で実ボビ
ンと差換えられる。
1より排出される糸層のないボビンを挿着するトレーT
は、空トレー搬送ライン2からバイパスライン5へ進
み、ストッパー7によって止められる。止められたトレ
ーTに挿着されている空ボビンは、作業員の手で実ボビ
ンと差換えられる。
【0011】ところが、このボビンの交換作業は、作業
員が他の作業をしたりして間に合わない場合もあり、そ
の場合にはバイパスライン5に実トレーと空トレーが混
在することになる。一方、ストッパー7は、口出し装置
6の位置よりトレーが排出されることにより解除される
ので、口出し装置6の位置に空トレーが進むことも起こ
り得る。この空トレーは、給糸トレー搬送ライン3へ送
るべきものではなく、口出し不成功トレー貯留ライン4
から再度バイパスライン5へ送る必要がある。以上の理
由により、前記位置、即ち、給糸トレー搬送ライン3を
挟んだ口出し装置6の反対側に空トレー判別装置を設け
ることは有効である。
員が他の作業をしたりして間に合わない場合もあり、そ
の場合にはバイパスライン5に実トレーと空トレーが混
在することになる。一方、ストッパー7は、口出し装置
6の位置よりトレーが排出されることにより解除される
ので、口出し装置6の位置に空トレーが進むことも起こ
り得る。この空トレーは、給糸トレー搬送ライン3へ送
るべきものではなく、口出し不成功トレー貯留ライン4
から再度バイパスライン5へ送る必要がある。以上の理
由により、前記位置、即ち、給糸トレー搬送ライン3を
挟んだ口出し装置6の反対側に空トレー判別装置を設け
ることは有効である。
【0012】この空ボビン判別装置は、支持軸8に回動
可能に支持され、給糸トレー搬送ライン3側に突出する
よう付勢されたロッド9と、その先端に取付けられたマ
イクロホン10と、マイクロホン10より入力される音
を判定する回路とより構成されている。なお、空ボビン
判別装置の位置には、口出し装置6の構成部材であるト
レーTを一時停止させるためのストッパー11及びトレ
ーTを回転させるためのローラー12が設けられてい
る。
可能に支持され、給糸トレー搬送ライン3側に突出する
よう付勢されたロッド9と、その先端に取付けられたマ
イクロホン10と、マイクロホン10より入力される音
を判定する回路とより構成されている。なお、空ボビン
判別装置の位置には、口出し装置6の構成部材であるト
レーTを一時停止させるためのストッパー11及びトレ
ーTを回転させるためのローラー12が設けられてい
る。
【0013】ロッド9は、比較的に弱い力のコイルスプ
リング13によって左回りに付勢され、通常は、ストッ
パー14によって給糸トレー搬送ライン3側を向いて突
出している。従って、トレーTが給糸トレー搬送ライン
3中を移動して空ボビン判別装置の位置に進入するとき
に、トレーTに挿着されたボビンBはロッド9にぶつか
る。このときボビンBに糸層が無ければ直接紙管若しく
は樹脂製ボビンに当り、比較的に大きな高い音を発す
る。逆に糸層が有れば、衝突エネルギーは糸層に吸収さ
れ、発生する音は低くて非常に小さく、ほとんど無視し
得るほどである。
リング13によって左回りに付勢され、通常は、ストッ
パー14によって給糸トレー搬送ライン3側を向いて突
出している。従って、トレーTが給糸トレー搬送ライン
3中を移動して空ボビン判別装置の位置に進入するとき
に、トレーTに挿着されたボビンBはロッド9にぶつか
る。このときボビンBに糸層が無ければ直接紙管若しく
は樹脂製ボビンに当り、比較的に大きな高い音を発す
る。逆に糸層が有れば、衝突エネルギーは糸層に吸収さ
れ、発生する音は低くて非常に小さく、ほとんど無視し
得るほどである。
【0014】判定回路では、ロッド9と衝突するときの
音が空ボビンとのものか、糸層を有するボビンとのもの
かを判定するもので、図3に示すとおりのものである。
音が空ボビンとのものか、糸層を有するボビンとのもの
かを判定するもので、図3に示すとおりのものである。
【0015】この判定回路は、マイクロホン10、ある
周波数以上の信号を通すハイパスフィルター15、増幅
器16、比較回路17を直列に接続する回路と、マイク
ロホン10、増幅器18、比較回路19を直列に接続す
る回路とよりなり、比較回路17、比較回路19のいず
れか一方で所定の基準値を越えたときにトレーTに挿着
されているボビンBが空ボビンと判定する出力を発する
ものである。前者では高い音を、後者では大きい音を、
それぞれ判定するので判定精度は高くなる。
周波数以上の信号を通すハイパスフィルター15、増幅
器16、比較回路17を直列に接続する回路と、マイク
ロホン10、増幅器18、比較回路19を直列に接続す
る回路とよりなり、比較回路17、比較回路19のいず
れか一方で所定の基準値を越えたときにトレーTに挿着
されているボビンBが空ボビンと判定する出力を発する
ものである。前者では高い音を、後者では大きい音を、
それぞれ判定するので判定精度は高くなる。
【0016】以上のように構成された空ボビン判別装置
においては、ストッパー7が解除されると、トレーTが
給糸トレー搬送ライン3中を移動し、空ボビン判別装置
の位置に進入し、トレーTに挿着されているボビンBが
ロッド9にぶつかり、音を発する。その音は、マイクロ
ホン10に拾われ、判定回路の各比較回路17、19で
基準値と比較され、基準値以上でれば、トレーTに挿着
されているボビンBが空ボビンと判定する出力が出され
る。そして、そのトレーTは口出し動作を行われずに口
出し失敗トレーとして口出し不成功トレー貯留ライン4
へ振り向けられる。
においては、ストッパー7が解除されると、トレーTが
給糸トレー搬送ライン3中を移動し、空ボビン判別装置
の位置に進入し、トレーTに挿着されているボビンBが
ロッド9にぶつかり、音を発する。その音は、マイクロ
ホン10に拾われ、判定回路の各比較回路17、19で
基準値と比較され、基準値以上でれば、トレーTに挿着
されているボビンBが空ボビンと判定する出力が出され
る。そして、そのトレーTは口出し動作を行われずに口
出し失敗トレーとして口出し不成功トレー貯留ライン4
へ振り向けられる。
【0017】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
れているので、以下に記載するような効果を奏する。
【0018】即ち、安価で簡単なものであるにも係わら
ず、ボビンに巻かれている糸を損傷することなく、ボビ
ンの糸層の有無を確実、且つ、短時間に判定することが
できる。従って、この空ボビン判別装置を合糸機の給糸
トレー搬送ラインを挟んだ口出し装置の反対側に設ける
場合には、従来口出し装置が口出し動作を行う前に口出
し装置において口出し失敗であると認識し、空トレーと
判断するに要する長い時間を費やさずにすみ、合糸機の
稼働効率を上げることができる。
ず、ボビンに巻かれている糸を損傷することなく、ボビ
ンの糸層の有無を確実、且つ、短時間に判定することが
できる。従って、この空ボビン判別装置を合糸機の給糸
トレー搬送ラインを挟んだ口出し装置の反対側に設ける
場合には、従来口出し装置が口出し動作を行う前に口出
し装置において口出し失敗であると認識し、空トレーと
判断するに要する長い時間を費やさずにすみ、合糸機の
稼働効率を上げることができる。
【図1】この発明の空ボビン判別装置の合糸機における
設置位置を説明する平面図である。
設置位置を説明する平面図である。
【図2】この発明の空ボビン判別装置の斜視図である。
【図3】この発明の空ボビン判別装置におけるブロック
回路図である。
回路図である。
3 給糸トレー搬送ライン 6 口出し装置 9 ロッド 10 マイクロホン 11 ストッパー B ボビン T トレー
Claims (1)
- 【請求項1】トレーに挿着されているボビンがぶつかっ
て発生する音を基準値と比較し、基準以上のときに空ボ
ビンと判定する空ボビン判別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19177593A JPH0724423A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 空ボビン判別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19177593A JPH0724423A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 空ボビン判別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0724423A true JPH0724423A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=16280332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19177593A Pending JPH0724423A (ja) | 1993-07-05 | 1993-07-05 | 空ボビン判別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0724423A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6162286A (en) * | 1996-06-01 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Toteku Japan | Exhaust cleaning system |
US7499086B2 (en) | 2002-05-08 | 2009-03-03 | Panasonic Corporation | Image signal processing apparatus, image signal processing circuit, image signal processing method, program, and recording medium |
CN105562362A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-05-11 | 上海日耀机械有限公司 | 纱管分拣设备及其控制方法 |
-
1993
- 1993-07-05 JP JP19177593A patent/JPH0724423A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6162286A (en) * | 1996-06-01 | 2000-12-19 | Kabushiki Kaisha Toteku Japan | Exhaust cleaning system |
US7499086B2 (en) | 2002-05-08 | 2009-03-03 | Panasonic Corporation | Image signal processing apparatus, image signal processing circuit, image signal processing method, program, and recording medium |
CN105562362A (zh) * | 2015-12-30 | 2016-05-11 | 上海日耀机械有限公司 | 纱管分拣设备及其控制方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5226520A (en) | Coin detector system | |
KR920000557B1 (ko) | 화폐수납 및 지급기용 이물질처리장치 | |
US5518101A (en) | Unacceptable coin removing apparatus for coin handling machine | |
JP2001297349A (ja) | 紙幣識別装置 | |
EP0893786A1 (en) | Coin wrapping machine | |
JP3420787B2 (ja) | 搬送媒体の検出装置 | |
JPH0724423A (ja) | 空ボビン判別装置 | |
CA2291609C (en) | Method and apparatus for processing paper money | |
US4848688A (en) | Method for detecting a found yarn end | |
US6441891B1 (en) | System for detecting a foreign object attached to a bill passing through a bill validator | |
JPS627597B2 (ja) | ||
JP3247185B2 (ja) | 硬貨処理装置 | |
JPH0694317B2 (ja) | 被搬送体検知装置 | |
JP2766009B2 (ja) | 紙葉類計数機 | |
JPS62215434A (ja) | 用紙貯留トレイ | |
JP3200539B2 (ja) | 紙葉仕分け装置 | |
JPH06162310A (ja) | 紙葉類識別装置 | |
JPS6211871Y2 (ja) | ||
JP2641489B2 (ja) | 現金自動取引装置 | |
JPH05298515A (ja) | 紙幣計数処理装置 | |
JP2521075Y2 (ja) | パチンコホール用集金装置 | |
KR950001537B1 (ko) | 자동원고급지 장치의 잼(jam) 자동 해제방법 | |
JP2567000B2 (ja) | 紙葉類集積装置 | |
JPH097043A (ja) | 紙葉類搬送装置 | |
JPH0546134Y2 (ja) |