JPH07244086A - 2次元電圧検出装置 - Google Patents
2次元電圧検出装置Info
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- JPH07244086A JPH07244086A JP6300942A JP30094294A JPH07244086A JP H07244086 A JPH07244086 A JP H07244086A JP 6300942 A JP6300942 A JP 6300942A JP 30094294 A JP30094294 A JP 30094294A JP H07244086 A JPH07244086 A JP H07244086A
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- G01R1/071—Non contact-making probes containing electro-optic elements
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Abstract
する。 【構成】 本発明の2次元電圧検出装置は、電界によっ
て屈折率が変化する電気光学材料を有するEOプローブ
と、光源と、光検出器と、光源からの光をEOプローブ
に2次元的に与えるとともに、EOプローブからの反射
光を、被測定物の所定の部分の電圧に応じてその2次元
的な強度が変化するようにして光検出器に導くための光
学系とを含んで構成された光検出手段とを備え、EOプ
ローブは、光源からの光を上記電気光学材料に2次元的
に導く光ファイバプレートを含んで構成され、電気光学
材料は、光ファイバプレートの面上、被測定物の側に配
置されている。
Description
電圧検出技術に係り、2次元で電圧を検出する技術に関
する。
電圧分布検出器がある。図14はその構成例を示したも
のである。この装置の光学系は、被測定物(例えば、I
C,液晶パネルなど)210上の電極212近傍に配置
されたEOプローブ120にレンズ130を介して光源
140からの光を2次元的に照射し、EOプローブ12
0からの反射光をカメラ160で撮像する、という構成
になっている。EOプローブ120の被測定物210側
の面には全反射鏡124が形成され、反対側の面にはグ
ランドに電気的に接続された透明電極(ITO)123
が形成されている。これらの間に挾まれた電気光学材料
122は、電極212と透明電極(ITO)123との
間に生じる電界Eによってその屈折率が変化し、電界E
の大きさによって電気光学材料122の各部の屈折率は
異なったものになる。
に入射する前は同じ円偏光状態であるが、出射後の偏光
状態は、電気光学材料122の各部の屈折率の違いによ
り異なったものになる。この偏光状態の相違は検光子1
50を通過することにより強弱の違いとなって、カメラ
160で像として2次元で検出される。そして、この像
をコンピュータで画像処理した後にコンピュータ・スク
リーン176で被測定物210上の電極212に印加さ
れた電圧を2次元の画像として表示し、これを観測でき
るようになっている。
圧分布検出器の構成例を示したものである。この装置の
光学系では、平行な光を出力する光源140が用いら
れ、この平行な光が偏ビームスプリッター152でEO
プローブ120に照射されるようにして、EOプローブ
120で反射した光の強弱がカメラ160で2次元で検
出されるようにしたものである。この構成でも、被測定
物210上の電極212に印加された電圧は、イメージ
ャー172及びイメージプロセッサ174でカメラ16
0からの信号が画像処理された後に、コンピュータ・ス
クリーン176で2次元の画像として表示され観測し得
るようになっている。
造工程中において、TFT(薄膜トランジスタ)や配線
の形成が終わった液晶パネルに電圧を印加して配線等の
欠陥を検査するのに用いられる。そして、EOプローブ
120には、図16に示すように、ガラス基板125に
電気光学材料122及び反射鏡124を形成した構造の
ものが用いられている。また、2次元で電圧分布の検出
がしやすくなるよう図17に示すように、電極212と
の間で電界Eを形成するための電極126で隔てて柱状
の電気光学材料122を多数配置した構造のものが本件
出願人により考案されている。
2次元電圧分布検出器では、空間分解能が悪く、隣接す
る電極を区別しにくく、特に、より集積化されて電極幅
が狭くなったIC内部の評価には適用できなかった。ま
た、大きな変調器を作製するのが難しく、かつ、たとえ
大きな変調器ができても、検出器の光学系が複雑である
ため、大面積を同時に計測することができなかった。
い2次元電圧検出装置を提供することにある。
に、本発明の2次元電圧検出装置は、電界によって屈折
率が変化する電気光学材料を有するEOプローブと、光
源と、光検出器と、光源からの光をEOプローブに2次
元的に与えるとともに、EOプローブからの反射光を、
被測定物の所定の部分の電圧に応じてその2次元的な強
度が変化するようにして光検出器に導くための光学系と
を含んで構成された光検出手段とを備え、EOプローブ
は、光源からの光を上記電気光学材料に2次元的に導く
光ファイバプレートを含んで構成され、電気光学材料
は、光ファイバプレートの面上、被測定物の側に配置さ
れている。
の面上一様に配置され、或いは、ファイバプレートのコ
アごとに配置されていることを特徴としても良い。或い
は、ファイバプレートのコアごとに配置され、その周囲
には電気的にグランドされた導電材料が形成されている
ことを特徴としても良い。
じてEOプローブの電気光学材料の屈折率が変化し、こ
の電気光学材料へ光が入射されると、EOプローブから
の反射光の2次元的な強度変化として光検出器で検出さ
れ、被測定物の所定の部分の電圧が2次元的に測定され
るのである。
トの各コアを介して上記電気光学材料に2次元的に導か
れ、被測定物の側に配置された上記電気光学材料で反射
した光は、光ファイバプレートの各コアに戻り、各コア
から出た光がEOプローブからの反射光として検出され
る。即ち、光ファイバプレートの各コアに対応した部分
ごとに上記電気光学材料が配置され、等価的に各コアご
とに対応してEOプローブが形成されることになる。そ
のため、分解能が高く、光ファイバプレートの口径に応
じた広い面積で被測定物の電圧を2次元的に測定でき
る。
前述の従来例と同一または同等のものについてはその説
明を簡略化し若しくは省略するものとする。
成例を示したものである。この装置では、光学系に平行
な光を出力する光源140が用いられ、この平行な光が
ビームスプリッター152でEOプローブ320にレン
ズ130を介して照射される。さらに、EOプローブ3
20で反射した光はレンズ130,154を介して像と
して2次元光検出器160で2次元で検出されるように
なっている。この時、被測定物210上の電極212に
印加された電圧に応じて光強度が変化するため、イメー
ジャー及びイメージプロセッサを含む解析装置170で
2次元光検出器160からの信号が画像処理された後
に、コンピュータ・スクリーン176で2次元の画像と
して被測定物210上の電圧分布が表示され観測し得る
ようになっている。この点に付いては前述の従来例と同
様であるが、本発明では、EOプローブ320にファイ
バープレート(126,128)が用いられ、かつ、フ
ァイバプレートの先端部のコア126中に電気光学材料
122が組み込まれた点に特徴がある。EOプローブ3
20は、クラッド128で隔てられた多数のコア126
の下部に電気光学材料122が埋め込められ、底面には
反射膜124が施されている、という構造になってい
る。ファイバープレートはファイバーオプティックプレ
ート(FOP)とも呼ばれる。
O3 ,GaAs,ZnTe,液晶などのように、電圧が
印加されるとその屈折率が変化し、入射光の偏光状態を
変化させるようなものを用いる。この場合には、その偏
光状態の変化を光強度変化に変換するために、ビームス
プリッター152として偏光ビームスプリッターを用い
たり、光検出器160の前に検光子を追加したりするの
が望ましい。或いは、光源140からの出射光を直線偏
光にするために光源140に偏光子を追加したりするの
が望ましい。また、光学バイアスを与えるために、光路
の途中に波長板を追加したりするのが望ましい。
プレートを用いた光変調器は、例えば、次のようにして
作製することができる。まず、通常のファイバプレート
を、コアのみを選択的にエッチングするようなエッチン
グ液の中に、その底部のみを入れて、ファイバプレート
下部のコアを除去する。次に、電気光学材料を真空蒸着
やスパッタリング蒸着して、コアの中に形成する。ここ
で、電気光学材料の厚さは、ファイバプレート(FO
P)のコア径と同程度とそれ以下を基本とし、最大でも
コア径の数倍以内となる。おおよその目安として、10
μm以下が適当である。また、液晶材料の場合には、ス
ピナーなどで液晶材料を塗布したり浸透圧を利用して吸
い上げたりする。最後に、例えばSiO2 とTiO2 の
交互層で形成されるような反射膜を形成する。
束ねたものであり、プレートの下面(A面)の像を、上
面(B面)に結像させることができる。即ち、EOプロ
ーブ320内で光はコア126に閉じ込められて伝搬す
る。図2はこれを拡大して示したものである。
130によってFOP320の上面に結像(集光)され
る。この時、各コアに入った光は、下方にむかって進
み、電気光学材料の中で変調され、ミラーで反射され、
戻ってくる。より詳しくは、図2に示すように、B面か
ら入射した光源140からの光はコア126中を伝搬
し、反射膜124で反射され戻ってくる。この時、電気
光学材料122は、電極212に印加された電圧によっ
て生じる電界によってその屈折率が変化し、上記光は、
電気光学材料122中を往復する間に、被測定デバイス
の被測定電圧に印加された電圧によって変調をうける。
のコア126の先端のみに配置され、各々空間的に分離
されている。また、電気光学材料122への入射光及び
反射光はともにコア126中を伝搬しており、これらの
光路も分離されている。そのため、各コア126を伝搬
する光は、そのコア126の先端の電気光学材料122
でのみ変調をうけ、ほかの電気光学材料122で変調さ
れた光と混ざるのが抑えられる。
ってファイバプレート上面(B面)に像が形成され、こ
の像は、レンズ130,154よって2次元光検出器1
60の検出面に結像される。こうして、各電気光学材料
122によって生じた光変調が2次元光検出器で検出さ
れ、被測定デバイスの2次元電圧分布を測定することが
できる。そして、各電気光学材料122で変調された光
が混ざるのが抑えられるため、隣接する電極からの影響
をなくすことができ、分解能の高い2次元の電圧検出を
行うことができる。
ラス基板に電気光学材料からなる薄膜を形成したもので
は、ガラス基板の表面および、材料との界面での反射が
生じた。また、基板通過時に光の散乱が生じる。こうし
た反射、散乱光は底面でのミラーによる反射光に対して
迷光となり、検出に悪影響を及ぼす。本実施例のEOプ
ローブ320では、各電気光学材料122への入射光及
び反射光はともに各電気光学材料122のコア126中
を伝搬し、光が混ざるのが抑えられるため、分解能の高
い2次元の電圧検出を行うことができる。
電性材料からなるスペーサーによって電気光学材料が互
いに隔てられているものでは(「昭64−00937
0」)、多数本の電気光学材料を並べて加工する必要が
あるので、精度よく製作するのが困難である。また、同
様の理由で、個数を増したり、一本一本を微細にするこ
とが困難である。本実施例のEOプローブ320では、
前述した方法や後述する方法により各電気光学材料12
2を微細に形成することができ、高い空間分解能を得る
ことができる。
は、被測定電極212に印加された電圧によって生じる
電界によってその屈折率が変化する電気光学材料122
を用いて電圧を2次元的に測定するものであり、電気光
学材料122をファイバプレートのコアの部分に形成し
たことを特徴とするものであるので、本発明によれば、
高い空間分解能で大面積を計測することができる。
うな構造だけでなく、電気光学材料122の形成の仕方
によって、図4に示すような電気光学材料122が突出
した構造になっているもの、図5に示すような電気光学
材料122が凹んだ構造になっているものでもよい。ま
た、次の構造を採ることもできる。
(A面の全面)に電気光学材料からなる薄膜122を形
成した構造にすることもできる。この構造においても、
レンズによって入射光をFOP320の上面(B面)に
結像させる。この時、各コア126に入った光は下方に
むかって進み、電気光学材料122の中で変調される。
そして、ミラーで反射された光のうち各コア126先端
で反射したものが戻ってくる。したがって、等価的に各
コア126の先端だけに電気光学材料122が形成され
ているのと同等になる。このようなことから、電気光学
材料122の厚さは、FOP320のコア126の径と
同程度がそれ以下を基本とし、最大でもコア径の数倍以
内となる。おおよその目安として、10μm以下が適当
である。
分のみに電気光学材料を分離して形成した構造にするこ
ともできる。この構造は、「スパッタリングなどでFO
P320の表面(A面の全面)に電気光学材料からなる
薄膜122を形成した上記E−Oプローブを形成した
後、フォトマスクでパターニングして、クラッド128
部分の電気光学材料122をエッチング(ウエット法,
ドライ法)で除去する」という工程で製作しうる。或い
は他の製作方法として、「FOP底面(A面)にレジス
トを塗布した後、パターンニングしてコア126部分を
露出させ、真空蒸着若しくはスパッタ蒸着等により露出
したコア126部分のみに電気光学材料122を形成
し、レジストを取り除く」という工程でも図7の構造が
得られる。
122を通過して検出されれば良いので、電気光学材料
122そのものから反射すればミラー124は、必ずし
も必要ではなく、あってもなくてもよい。この点に付い
ては前述の実施例及び以下に示す例でも同じである。
図7のE−Oプローブの電気光学材料122の間隙を補
強材321で埋めた構造にすることもできる(図8)。
この構造の補強剤321としては、エポキシ系の接着剤
を用いることができる。また、上述の工程で、パターン
ニングして電気光学材料122のエッチング後、電気光
学材料122上にレジストを残し、この上にガラス材料
321等を真空蒸着で形成し、その後リフトオフしてレ
ジスト上のガラス材料321を除去して、埋まった補強
材321のみ残す、という方法でも図8の構造が得られ
る。
8、19に示すように、FOPの表面のクラッド128
を除去してコア126を露出させて、その上に電気光学
材料122を形成するようにしても良い。さらに、図2
0、21に示すように、図8の実施例と同様に電気光学
材料の間隔を補強材321で埋めた構造にすることもで
きる。
ようにして製作することができる。まず、ファイバープ
レート上に均一に電気光学材料を蒸着等で形成する。次
に、クラッドのみを選択的にエッチングするようなエッ
チング液の中に、その底部のみを入れて、ファイバープ
レート下部のクラッドを除去する。この際、クラッドは
電気光学材料に覆われているが、電気光学材料は薄いの
でエッチング液はクラッドにしみこんでいってエッチン
グされ、電気光学材料はクラッドが取れる際に一緒には
がれる。この工程は、半導体ICの製造工程のリフトオ
フと呼ばれるものと同様のものである。
して製作することができる。まず、図18と同様にし
て、クラッドをエッチングする。この後、全面にレジス
トを塗布する。これを、パターンニングしてクラッド中
心部のみのレジストを残す。ここに、電気光学材料を真
空蒸着で形成し、その後リフトオフしてレジスト上の電
気光学材料を除去して図19に示した形状を作る。図2
0,21に示す補強材は図8と同様にして形成する。
造とする場合は、電気光学材料の周囲にクラッドがない
ので、電界が効率的に材料に印加されるようになり検出
感度が向上する。また、隣接する被測定電極からの影響
を受けにくくなるため、空間分解能をさらに高くするこ
とができる。
前述の従来例同様、背面電極123をつけ、この背面電
極123を接地してもよい。この点に付いては前述の実
施例及び以下に示す例でも同じである。図9(a)は、
図3のE−Oプローブを例に、電気光学材料122の周
囲(上面だけでなく、側面にも)に電極123を形成し
たものを示したものである。背面電極123を接地する
ことによって、背面電極123と被測定物210の電極
212との間に電界が形成されるので、各々の電気光学
材料122の電気的な分離をより高められ、解像度を向
上させうる。背面電極123は、電気光学材料122を
ファイバプレートのコア126として形成する前に、あ
らかじめ各クラッド126の内壁に金属膜などの導電性
物質を蒸着形成することによって形成しうる。
に示すように、ファイバープレートのクラッド128の
底面にも電極を設け、これらの電極をすべて接続したう
えで、外部に接地するという方法もある。
の面積が等しいものだけでなく、加熱して引き延ばすこ
とによってA面又はB面の断面積を小さくするなどA面
又はB面の断面積が異なったものにすることが容易にで
き、A面とB面の比は任意に設定することができる。E
−Oプローブ320を構成するFOPとしては、図10
のように、A面をB面より小さくしFOPを縮小型のテ
ーパ状FOPとした構造を持たせることができる。ま
た、逆に、図11のように、B面をA面より小さくしF
OPを拡大型テーパ状FOPとした構造を持たせること
ができる。どちらの場合も、前述したものと同様にして
電気光学材料122を形成することができる。また、反
射膜124を形成することもできる。これらのファイバ
プレートを用いた光変調器によるE−Oプローブ320
を図1のものと置き換えることによって、光源140、
光検出器160などを変更することなくそれぞれ、微小
面積と大面積の2次元電位分布を計測することができ
る。
な集積度が高く各素子が微細になっている場合には、図
10に示すような光変調器によるE−Oプローブ320
を使用する。この場合、A面とB面の面積比でA面を拡
大した像がB面に形成される。そして、被測定デバイス
210に対向して置かれるA面は非常に小さく、かつ各
電気光学材料122はクラッド128によって分離され
ているので、B面の拡大した像からの出射光を利用して
高い空間分解能を容易に得ることができる。
定デバイス210を広い面積で一度に測定しようとする
場合には、図11に示すような光変調器によるE−Oプ
ローブ320を使用する。この場合、A面とB面の面積
比でA面を縮小した像がB面に形成される。各々の電気
光学材料122の大きさは、図1などの場合より大きく
なるのでそれぞれの1画素も大きくなるが、被測定デバ
イスの各素子の寸法も大きいので相対的な解像度には変
化がなく、支障はない。一般に、従来例に示したような
光変調器では、大面積で均一な電気光学材料を作ること
は難しいことから、大型のE−Oプローブを得るのが困
難である。しかし、本発明のようにファイバプレートを
用いた光変調器の場合には、上述した工程から明らかな
ように、電気光学材料122はファイバのコア126内
のみであり、作製は容易である。
であり、図1ではレンズ130,154でE−Oプロー
ブ320のB面の像を検出器160に結像させている例
を示したが、例えば、従来例(図14)に示したように
レンズ1枚による構成でもよい。
330で置き換えた光学系について構成例を示したもの
である。ファイババンドル330は、多数本のファイバ
を束ねたものであり、容易に曲げることができる。した
がって、被測定デバイス210aと被測定デバイス21
0bを交互に測定しようとする場合には、光源140,
レンズ130,154,ビームスプリッタ152,光検
出器160を固定したままで、ファイババンドル330
を途中から曲げてその先端にとりつけられている光変調
器320のみを移動させることができる。
代えて、複数本の光ファイバ340とそれに対応してと
りつけられている複数個の光検出器162で置き換えた
ものである。この場合、光検出器162には、PINフ
ォトダイオードのような応答速度の速いものを用いるこ
とが可能であり、計測器163に高速のものを用いれ
ば、2次元の電圧分布の変化していく様子を検出するこ
とができる。
ラッド128の屈折率より高い場合は、電気光学材料1
22でコア全体を構成してもよい。
光は光ファイバプレートの各コアを介して上記電気光学
材料に2次元的に導かれ、被測定物の側に配置された上
記電気光学材料を遍還して反射した光は、光ファイバプ
レートの各コアに戻り、各コアから出た光がEOプロー
ブからの反射光として検出されるため、分解能が高く、
光ファイバプレートの口径に応じた広い面積で被測定物
の電圧を2次元的に測定できる。
込められて伝搬する様子を拡大して示した図。
す図。
す図。
ビームスプリッタ、160…検出器、122…電気光学
材料、124…反射膜、126…コア、128…クラッ
ド、320…EOプローブ。
Claims (4)
- 【請求項1】 電界によって屈折率が変化する電気光学
材料を有するEOプローブと、 光源と、光検出器と、前記光源からの光を前記EOプロ
ーブに2次元的に与えるとともに、前記EOプローブか
らの反射光を、被測定物の2次元的電圧分布に応じてそ
の2次元的な光強度が変化するようにして前記光検出器
に導くための光学系とを含んで構成された光検出手段と
を備え、 前記EOプローブは、前記光源からの光を前記電気光学
材料に2次元的に導く光ファイバプレートを含んで構成
され、 前記電気光学材料は、前記光ファイバプレートの面上、
前記被測定物の側に配置されている2次元電圧検出装
置。 - 【請求項2】 前記電気光学材料は、前記光ファイバプ
レートの面上一様に配置されていることを特徴とする請
求項1記載の2次元電圧検出装置。 - 【請求項3】 前記電気光学材料は、前記光ファイバプ
レートのコアごとに配置されていることを特徴とする請
求項1記載の2次元電圧検出装置。 - 【請求項4】 前記電気光学材料は、前記光ファイバプ
レートのコアごとに配置され、その周囲には電気的にグ
ランドされた導電材料が形成されていることを特徴とす
る請求項1記載の2次元電圧検出装置。
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP30094294A Expired - Fee Related JP3317801B2 (ja) | 1994-01-12 | 1994-12-05 | 2次元電圧検出装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
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