JPH07243673A - 加湿器 - Google Patents

加湿器

Info

Publication number
JPH07243673A
JPH07243673A JP3735794A JP3735794A JPH07243673A JP H07243673 A JPH07243673 A JP H07243673A JP 3735794 A JP3735794 A JP 3735794A JP 3735794 A JP3735794 A JP 3735794A JP H07243673 A JPH07243673 A JP H07243673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
hollow body
hollow
membrane
humidifier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3735794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Otani
肇 大谷
Kenzo Okada
健三 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP3735794A priority Critical patent/JPH07243673A/ja
Publication of JPH07243673A publication Critical patent/JPH07243673A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた加湿能力を備え、かつ中空体内の空気
を高効率で排気することが可能な加湿器を提供する。 【構成】 無多孔質高分子膜製の密封状の中空体1と、
この中空体1内と連通しその内部に加湿用水5を供給す
る供給パイプ3と、上記中空体1の外周に対して被加湿
空気を送風して接触させる送風手段と、加湿空気を導出
する導出手段とを備えた加湿器であって、上記中空体1
内に、気体のみを透過させる通気膜から形成された中空
排気部材2が配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、無多孔質高分子膜を
使用した加湿器に関するものである。さらに詳しくは、
無多孔質高分子膜製の密封状の中空体内に滞留する空気
を容易に排出することが可能な加湿器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】水の蒸発面積を拡大して加湿能力を高め
た自然蒸発式加湿器として、水蒸気透過膜を用いた加湿
器が提案され一部で実施されている(特開昭60−17
1337号公報)。この加湿器の一例を図8に示す。図
示のように、この加湿器は、水蒸気透過膜を用いて形成
された帯状の中空体1aを、長手方向に波状隙間材4を
介し蛇行状に曲成し多層にして膜モジュール化してい
る。3は、中空体1a内に加湿用水を供給するための供
給パイプであり、上記中空体1aの長手方向の一端側に
配設され、中空体1a内と連通している。6は、前述の
蛇行状膜モジュールである。この構成において、中空体
1a内に加湿用水を供給し、膜モジュール6bに対して
空気を送風すると、送風空気が中空体1aの表面と接触
し、中空体1a内で発生する水蒸気によって加湿され
る。このように中空体を膜モジュール化することによ
り、加湿器のコンパクト化が可能となると同時に、水の
蒸発面積を充分に確保することができ、加湿能力が向上
するようになる。また、自然蒸発式であるため、電熱
式,スプレー式,超音波式等の他の方式の加湿器に較
べ、イニシャルコストやランニングコスト等のコスト面
でも有利である。
【0003】上記加湿器の水蒸気透過膜としては、一般
に疎水性多孔質高分子膜が使用されている。この膜は、
多数の小孔を備え、この小孔により水蒸気を透過させる
という性質を有する一方、膜自身が疎水性であるため、
水(液体)を透過させないという性質を有する。しか
し、この疎水性多孔質高分子膜は、長期間使用すると膜
に加湿用水中の炭酸カルシウム等の不純物が付着し、膜
の疎水性が喪失するようになる。このため、この膜を用
いた加湿器は、長期間使用すると水漏れが発生してい
た。
【0004】そこで、上記疎水性多孔質高分子膜に代え
て、同じ水蒸気透過性を有する膜である無多孔質高分子
膜の適用が検討されている。この膜は、分子サイズの微
小孔を有し、この微小孔により水蒸気が空気側に拡散さ
れるという性質を有する一方、上記微小孔は水を透過さ
せないため、膜が損傷を受けない限り水漏れが発生しな
い水遮断性に優れた膜である。そして、この膜の水蒸気
透過性能は、疎水性多孔質高分子膜と同等かそれ以上の
性能を有する膜である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この膜
は、水蒸気透過性の膜であるが、空気を透過させないた
め、この膜を用いて形成された中空体は、滞留空気の問
題を有する。すなわち、この膜を用いて形成された中空
体に加湿用水を注入しようとしても、中空体内の滞留空
気が排出されないため、水の注入が困難になる。また、
中空体内の空気をうまく排気して水を注入しても、加湿
器の使用中に加湿用水中の溶存空気が温度の上昇ととも
に気化して中空体内に滞留するようになる。この滞留に
よって、水蒸気の膜透過が阻害されたり、滞留空気圧に
よって中空体が損傷を受け、加湿器の寿命が短くなる等
の弊害が生じていた。
【0006】上記滞留空気の問題を解決する方法とし
て、図9に示すように、多孔質高分子素材等の気体のみ
を透過させる素材を用いて形成された排気部材2bを形
成し、これを中空体1内に配設するという方法があげら
れる。図において、5は加湿用水を示し、また矢印は、
中空体1内から上記排気部材2bを通じて空気が排気さ
れる様子を示す。このようにすれば、中空体1内の滞留
空気の排出が可能となる。しかし、排気部材の形成に使
用される上記素材は、通気性を有するとともに、水遮断
性を備える必要があり、このような素材で形成された排
気部材は、一般に、通気性が小さい。したがって、中空
体内の滞留空気の排気に時間がかかるため、加湿用水の
注入の問題は改善されない。また、加湿器の使用時に発
生する気化空気の排出も滞るため、結局、気化空気が滞
留することとなる。排気性を向上させるため、通気性の
高い素材を使用して排気部材を形成すると、上記排気部
材とは逆に、水遮断性がわるくなり、この排気部材を通
じて加湿用水が漏出するおそれがある。この漏出した加
湿用水は、送風空気および加湿空気に混入して蒸発し、
この結果、加湿用水中の不純物が析出して、例えば、送
風管の管壁や、加湿器が置かれた室内等で炭酸カルシウ
ム等の白粉が発生するおそれがある。
【0007】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、優れた加湿能力を備え、かつ中空体内の空気
を高効率で排気することができる加湿器の提供をその目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の加湿器は、無多孔質高分子膜製の密封
状の中空体と、この中空体内と連通しその内部に加湿用
水を供給する供給パイプと、上記中空体の外周に対して
被加湿空気を送風して接触させる送風手段と、加湿空気
を導出する導出手段とを備えた加湿器であって、上記中
空体内に、気体のみを透過させる通気膜から形成された
中空排気部材が配設されているという構成をとる。
【0009】
【作用】上記課題を解決するために、この発明の加湿器
は、気体のみを透過させる通気膜から形成された中空排
気部材を、加湿用水が満たされている中空体内部に配設
している。すなわち、上記中空排気部材は、主として、
上記加湿用水中の溶存空気が気化して発生する空気等の
気体を、それ自身の内部に導入して中空体外に逃がすも
のであり、通気性とともに水遮断性を備えているが、通
気膜を中空パイプ状等に形成して構成されており、内部
が詰まった中実状のものではないため、空気等が透過す
る厚みが薄くなり、通気性に優れるようになる。さら
に、中空排気部材の中空空間自体が、排気空間となるた
め、この空間を通して、排気部材内に導入された空気等
が円滑に中空体外に排気されるようになる。したがっ
て、中空体に加湿用水を注入する際は、中空体内の滞留
空気が、上記排気部材により、注入に従い排出されるた
め、加湿用水の中空体への注入が容易となる。また、加
湿器使用時に加湿用水の温度が上昇し溶存空気が気化し
ても、この気化空気は、速やかに中空排気部材内に導入
され、中空体外へ随時排出されるため、中空体内に空気
が滞留しなくなる。なお、上記中空排気部材端部を、送
風空気および加湿空気に接触しない場所まで延設し、こ
の端部に、排気開口を形成するようにすれば、排気部材
の損傷等により排気部材を通して加湿用水が中空体外に
漏出しても、加湿空気等に混入しなくなる。このため、
例えば、送風管の管壁や室内等において、加湿用水中の
不純物に起因する白粉が発生しなくなる。
【0010】つぎに、この発明を実施例に基づき詳しく
説明する。
【0011】
【実施例】この発明の加湿器の一実施例を図1に示す。
1は、無多孔質高分子膜製の帯状中空体であり、その長
手方向が波状隙間材4を介して蛇行状に曲成され膜モジ
ュール化されている。そして、この中空体1は、その幅
方向を送風管7の長手方向(紙面に対して垂直方向)に
合わせた状態で送風管7内に設置されている。3は、上
記中空体1内に加湿用水5を供給するための供給パイプ
であり、その一端は、上記中空体1の長手方向の一端と
連結し中空体1内と連通している。また、供給パイプ3
の他端は、送風管7の管壁を貫通して管外に延び、加湿
用水供給タンク(図示せず)と連結している。5は、加
湿用水であり、上記供給パイプ3を通じて中空体1内に
満たされている。そして、2は、中空パイプ形状の中空
排気部材であり、上記中空体1内にその長手方向の蛇行
に沿って挿入されている。また、この中空排気部材2の
両端は、中空体1長手方向両端部付近から中空体1を構
成する膜を貫通し、さらに送風管7の管壁を貫通し送風
空気と接触しない場所まで延設されている。そして、こ
の両端には、空気を排出するための排気開口(図示せ
ず)が形成されている。6は、前述の蛇行状膜モジュー
ルである。この膜モジュールの斜視図を図2に示す。図
において、図1と同一部分には同一符号を付している。
【0012】この構成(図1)において、加湿用水5
が、送風管7外に設置された加湿用水供給タンク(図示
せず)から供給パイプ3を通して中空体1内へ供給さ
れ、この内部に満たされる。この注入の際、中空体1内
の空気は、中空排気部材2によって中空体1外に排気さ
れる。ここで注目すべき点は、排気部材2が中空状とな
って空気が透過する部分が薄くなっている点、および排
気部材2の中空空間が排気空気の流路となっている点の
2点である。この2つの特徴的構成により、空気が速や
かに排気部材2内部に取り込まれ、流路空間を抵抗無く
流れて中空体1外に導出される。したがって、滞留空気
の排気に滞りがなく、上記加湿用水5の注入は、滞留空
気に阻害されず円滑に行うことが可能となる。つぎに、
このように、加湿用水5を中空体1内に満たした状態
で、ファン等により送風管7内に被加湿空気を、図面の
垂直方向において、前側から奥に向かって送風すると、
中空体1内部から発生する水蒸気により、送風空気が加
湿されて加湿空気となり、送風管7の奥に設けられた加
湿空気の導出手段(図示せず)により導出されて、加湿
対象となる室内等に供給される。この送風時に、加湿用
水5中の溶存空気が、温度の上昇とともに気化するが、
この気化空気も、上記排気部材2によって中空体1外に
速やかに排気される。したがって、送風時においても、
中空体1内部に空気が滞留することがないため、滞留空
気による水蒸気の膜透過の阻害がなく、また滞留空気圧
力による中空体1の損傷も発生しなくなる。そして、前
述のように、排気部材2の両端は、送風管7外に位置し
ており、この両端の排気開口から滞留空気が排出され
る。このため、仮に、排気部材2が損傷を受け、あるい
は水遮断性が低下し水漏れが発生したとしても、漏出し
た水が、送風空気や加湿空気と接触するおそれがない。
このため、送風管7の管壁や室内等で、加湿用水中の不
純物に起因する白粉が発生することがない。
【0013】上記加湿器の使用時において、中空体1内
部の水5は流動しない。すなわち、加湿器を運転する際
には、加湿用水5が中空体1内部を流れている必要はな
く、蒸発によって減少した分が、タンクのヘッド圧によ
り中空体1内に補充される。このため、この加湿器は、
クローズドシステムとなって、その構造が単純となって
いる。また、上記構成において、例えば、膜モジュール
6をエアコンやヒーター等の空調機の送風管の出口付近
に取り付ける場合は、送風手段を別個に設ける必要はな
く、空調機の送風機を利用できる。
【0014】つぎに、この発明の加湿器のその他の構成
を図3に基づき説明する。
【0015】この加湿器は、膜モジュールとしてスパイ
ラルモジュールを用いたものである。図において、12
は加湿器であり、この加湿器12の内部空間は、隔壁1
7により上下に2分されている。上部空間は、送風路1
3であり、複数のスパイラルモジュール6aが配設され
ている。また、下部空間は、スパイラルモジュール6a
から排気された空気の排気流路16であり、この底部の
所定位置に排気口14が形成されている。そして、加湿
器12外に加湿用水タンク15が配置されており、加湿
用水供給ライン10および供給パイプ3によりスパイラ
ルモジュール6a内と連通している。そして、それぞれ
のスパイラルモジュール6aにおいて、その外周所定部
およびモジュール中心部の2か所から、排気ライン11
が延びており、この先端部は、隔壁17を通り、排気流
路16に達している。
【0016】上記スパイラルモジュール6aをさらに詳
しく説明すると、図4の斜視図に示すように、帯状の中
空体1が、波状隙間材4を介し、その一端がモジュール
中心に位置するように長手方向に巻回され、型枠8で担
持されている。また、上記中空体1の長手方向他端は、
上記型枠8から突出している。そして、この中空体1内
には、その長手方向にそって排気部材2が挿入され、中
空体1の長手方向両端から、上記排気部材2の両端が中
空体1外に延びている。そして、この排気部材2の両端
は、それぞれ排気ライン11(図示せず)と連結してい
る。また。型枠8から突出している中空体1の他端に
は、供給パイプ3の一端が連結しており、この供給パイ
プ3の他端は、加湿用水供給ライン10(図示せず)と
連結している。
【0017】上記図3の構成において、加湿用水5が、
加湿器12外に設置された加湿用水供給タンク15から
供給ライン10を通してスパイラルモジュール6aの中
空体1内に供給され、この内部に満たされる。この注入
の際、前述の構成例と同様に、中空体1内の空気は、中
空排気部材2により滞ることなく円滑に排気される。そ
して、中空体1外に排気された空気は、排気ライン11
により、排気流路16に導出される。そして、この流路
16の排気口14により、加湿器12外に排出される。
このように、排気ライン11および隔壁17により、排
気空気の流路と、送風空気の流路とを隔てているため、
仮に、排気部材2の損傷等により排気部材2を通じて水
が漏出しても、送風空気等に接触することがない。つぎ
に、加湿用水5を中空体1内に満たした状態で、ファン
等により送風路13内に被加湿空気を、図面の垂直方向
において、前側から奥に向かって送風すると、スパイラ
ルモジュール6aから発生する水蒸気により、送風空気
が加湿されて加湿空気となり、送風路13の奥に設けら
れた加湿空気の導出手段(図示せず)により導出され
て、加湿対象となる室内等に供給される。この送風時
に、スパイラルモジュール6aにおいて、加湿用水5中
の溶存空気が、温度の上昇とともに気化するが、この気
化空気も、上記排気部材2,排気ライン11および排気
流路16によって加湿器12外に随時排出される。した
がって、送風時においても、中空体1内部に空気が滞留
することがなく、スパイラルモジュール6aは、常時、
優れた加湿性能を奏するようになる。
【0018】なお、加湿器の構成例の説明において、蛇
行状膜モジュール6およびスパイラルモジュール6aを
あげて説明したが、これに限定されるものではない。こ
の2種類の膜モジュールの他に、平膜モジュール,中空
糸モジュール,管状モジュール,プレート型モジュール
等があげられ、これらの膜モジュールも、この発明の加
湿器に適用することが可能である。
【0019】つぎに、この発明の加湿器の特徴部分であ
る排気部材について説明する。
【0020】上記排気部材は、前述のように、気体のみ
を透過させる通気膜から形成された中空状の排気部材で
ある。この排気部材の態様として、例えば、以下に示す
2つの態様があげられる。
【0021】まず、第1の態様として、図5(A)に示
すように、両端開口の中空パイプ状の排気部材2があげ
られる。図において、1は、中空体を示し、この内部に
は加湿用水5が満たされている。そして、上記中空パイ
プ状の排気部材2が、中空体1内を長手方向に貫通して
おり、その両端開口部は、中空体1外に突出している。
また、矢印は、空気の流れを示す。このように、両端開
口の排気部材2を使用すれば、排気箇所が2か所となる
ため、排気効率が向上するようになる。さらに、この両
端のそれぞれに、中空チューブ8の一端が連結されてお
り、中空チューブ8の他端(図示せず)は、送風空気と
接触しない場所に延設されている。このように、排気部
材2と中空チューブ等の他の部材とを連結し、排気開口
を送風空気等と接触しない場所に形成することも可能で
ある。この中空チューブとしては、ポリエチレン,ポリ
プロピレン,ポリ塩化ビニル,ナイロン,ポリテトラフ
ルオロエチレン(PTFE),フッ素ゴム,イソプレン
ゴム,ブチルゴム,天然ゴム,シリコーンゴム等の素材
からなるチューブがあげられる。このなかで、耐久性,
加工性,フレキシブル性等の見地から、シリコーンゴム
が好ましい。
【0022】また、第2の態様としては、図5(B)に
示すように、一端閉塞の中空パイプ状の排気部材2aが
あげられる。これ以外は、図5(A)と同一部分に同一
符号を付している。このような構成の排気部材2aであ
っても、中空体1内から空気を速やかに排気することが
可能である。しかし、排気効率の観点から、図5(A)
に示す態様の両端開口の排気部材2を使用することが好
ましい。
【0023】つぎに、上記排気部材の構成材料について
説明する。
【0024】この排気部材は、前述したように、気体の
みを透過させる通気膜から形成される。この素材として
は、例えば、疎水性多孔質高分子があげられる。具体的
には、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,
ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリカーボネー
ト,ポリエステル等や、PTFE等のフッ素樹脂等があ
げられる。また、これら樹脂等の焼結体等も使用でき
る。これらの樹脂あるいはその焼結体は、単独でもしく
は2種類以上併用することができる。
【0025】つぎに、上記素材を用いての排気部材の形
成は、例えば、太径のアルミ管に細径のアルミ管を内挿
した2重管を用い、この2重管の細径アルミ管外周と太
径アルミ管内周との間に上記素材を充填して焼結したの
ち、この焼結体を2重管から抜き出すことにより作製す
ることができる。この中空排気部材のサイズは、膜モジ
ュールの形状や大きさ等によって、適宜決定されるもの
である。また、中空排気部材の通気膜の厚みは、通常、
0.01〜10mm,好ましくは0.1〜1mmの範囲
に設定される。すなわち、0.01mm未満であると中
空排気部材の構造強度が低下して、潰れ等が発生するお
それがあるからである。また、10mmを越えると空気
の透過性が悪くなり、滞留空気の排気が滞るおそれがあ
るからである。具体的には、PTFE焼結体製排気部材
の場合、通気膜の膜厚は.0.01〜10mm、好まし
くは0.1〜1mmの範囲である。
【0026】そして、この排気部材は、以下の範囲の通
気度,平均孔径,気孔率のものが使用される。
【0027】まず、上記通気度は、0.1〜10cc/
cm2 ・sec、好ましくは、0.2〜8cc/cm2
・secの範囲に設定される。すなわち、0.1cc/
cm 2 ・sec未満であると、膜モジュールからの排気
を効果的に行うことが困難となる傾向がみられ、逆に、
10cc/cm2 ・secを超えると加湿用水が外部へ
漏出する恐れがあるからである。なお、この通気度は、
JIS P 8117に基づき測定を行い、単位面積,
単位時間当たりに換算した値である。
【0028】また、平均孔径は、0.2〜10μm、好
ましくは0.4〜5μmの範囲に設定される。すなわ
ち、0.2μm未満あると、通気性が低下して滞留空気
の排気効率が劣る傾向がみられ、逆に、10μmを超え
ると加湿用水が外部へ漏出する恐れがあるからである。
【0029】そして、空孔率は、20〜95%、好まし
くは30〜90%の範囲に設定される。これは、20%
未満であると、滞留空気の排気効率が悪くなる傾向がみ
られ、逆に、95%を超えると外圧により潰れやすくな
って、通気性が小さくなるおそれがあるからである。
【0030】つぎに、この発明の加湿器の主要構成部分
である中空体について説明する。
【0031】上記中空体は、通常、略帯状に形成され膜
モジュール化されている。この中空体の断面斜視図を図
6に示す。図において、1はポリビニルアルコールやイ
オン交換膜等の無多孔質高分子膜から形成された帯状の
中空体であり、この中空体1の内部には、通常、加湿用
水の流路空間を確保するためのスペーサー17が挿入さ
れている。このスペーサー17の材質としては、シリコ
ーンゴム等の柔らかいゴムがあげられる。また、このス
ペーサーのサイズは、膜モジュールの大きさ等により適
宜決定されるものであるが、通常、厚み0.5〜5m
m、線状凸部の高さが0.5〜3mmの範囲のものを使
用することが好ましい。
【0032】また、上記中空体1の主要構成材料である
無多孔質高分子膜としては、例えば、ポリビニルアルコ
ール,ポリエーテルウレタン,酢酸セルロース等の素材
からなる親水性高分子膜や、イオン交換膜があげられ
る。この中でも、透湿性,耐久性が優れるイオン交換膜
を使用することが好ましい。
【0033】このイオン交換膜の膜厚は、通常0.1〜
500μm、好ましくは0.5〜300μmの範囲であ
る。そして、以下に示す含水率および水蒸気透過係数の
範囲のものであれば、特に制限するものではない。
【0034】まず、上記含水率は、下記の式(1)で算
出されるものであり、通常10〜250%、好ましくは
20〜160%の範囲である。
【0035】
【数1】
【0036】そして、水蒸気透過係数は、5〜200g
/m2 ・hr・mmHgの範囲、好ましくは10〜18
0g/m2 ・hr・mmHgの範囲のものである。この
範囲は、加湿器に使用する膜として充分な範囲である。
この水蒸気透過係数は、純水を用い、かつ一定の線速で
調湿空気を送風した時の膜の水蒸気透過量を、単位膜面
積,単位時間,単位蒸気圧で換算した値である。具体的
には、イオン交換膜を隔て、1次側に20℃の純水を供
給し、2次側に調湿空気(20℃×10%RH)を線速
5m/sで送風して、1次側の純水の減少量の測定によ
り算出できる。
【0037】上記イオン交換膜のイオン交換基の型とし
て、例えば、スルホン酸とスルホン酸塩基,カルボン酸
とカルボン酸塩基,リン酸とリン酸塩基,酸性水酸基と
酸性水酸塩基のカチオン交換基の型、一〜三級アミノ
基,四級アンモニウム基等のアニオン交換基の型があげ
られる。このなかでも、水蒸気透過性,吸水性,放湿性
等の見地から、下記の一般式で表されるカルボン酸塩基
が好ましい。
【0038】−COOM
【0039】上記式において、Mはアルカリ金属類であ
る。そして、カルボン酸塩基のなかでも、アルカリ金属
類が、Na+ ,K+ のものが特に好ましい。
【0040】なお、このようなイオン交換膜や親水性高
分子膜等の無多孔質高分子膜は、単独で用いられる他、
膜強度の向上等の目的で、この膜と他の素材とを組み合
わせ、複合化して用いられることがある。この場合も中
空体内の空気の滞留の問題が生じる。したがって、この
発明において、「無多孔質高分子膜製」とは、無多孔質
高分子膜単独の場合、およびこれと他の素材とを組み合
わせて複合化した複合膜も含める趣旨である。
【0041】この複合膜としては、例えば、無多孔質高
分子膜と疎水性多孔質高分子膜との高分子複合膜があげ
られる。
【0042】上記疎水性多孔質高分子膜としては、例え
ば、ポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,ポ
リ塩化ビニル,ポリ塩化ビニリデン,ポリカーボネー
ト,PTFE等のフッ素系樹脂等の素材からなる膜があ
げられる。このなかでも、製膜性,耐久性等の観点から
PTFEが好ましい。
【0043】この高分子複合膜は、図7に示すように、
無多孔質高分子膜1cと疎水性多孔質高分子膜1dとを
貼着して一体化することにより作製することができる。
この貼着方法としては、加熱溶融して融着する方法や、
エポキシ樹脂等の接着剤を使用する方法等があげられ
る。この時、水蒸気透過性の観点から完全に貼着して一
体化するのではなく、例えば、5〜10mm間隔で部分
的に結合する点結合が好ましい。図において、1bは、
高分子複合膜より形成された中空体を示す。
【0044】さらに、上記高分子複合膜と、水や水蒸気
を自由に透過させる素材とを複合化して使用してもよ
い。このような素材としては、例えば、天然繊維,化学
繊維,金属繊維等からなる織布あるいは不織布があげら
れる。この複合化も融着や接着等により貼着する方法が
あげられる。また、この貼着も上記と同様に完全に貼着
して一体化するのではなく、例えば、5〜10mm間隔
で部分的に結合する点結合が好ましい。この複合化によ
り、膜強度等をより一層向上させることが可能となり、
長寿命となる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、この発明の加湿器は、気
体のみを透過させる通気膜から形成された中空排気部材
が、中空体内部に配設されている。すなわち、上記排気
部材は、水遮断性と通気性とを備えるが、中空状である
ため、滞留空気が透過する厚みが薄くなり、通気性が優
れたものとなっている。さらに、排気部材の中空空間
が、排気空気の流路空間となっているため、この空間を
通して、滞留空気が円滑に中空体外に排気されるように
なる。したがって、中空体に加湿用水を注入する際は、
中空体内の滞留空気が、上記排気部材により、注入に従
い排出されるため、加湿用水の中空体への注入が容易と
なる。また、加湿器使用時に加湿用水の温度が上昇し溶
存空気が気化しても、この気化空気は、排気部材により
中空体外へ随時排出されるため、中空体内に空気が滞留
しなくなる。したがって、滞留空気に起因する無多孔質
高分子膜の水蒸気透過性の低下が抑制され、この膜の優
れた性能が維持されるようになる。また、滞留空気圧も
発生しないため、中空体が損傷を受けなくなり、加湿器
が長寿命となる。そして、上記中空排気部材端部を、送
風空気および加湿空気に接触しない場所まで延設し、こ
の端部に、排気開口を形成すれば、排気部材の損傷等に
より排気部材を通して加湿用水が中空体外に漏出して
も、加湿空気等に混入しなくなる。このため、例えば、
送風管の管壁や室内等において、加湿用水中の不純物に
起因する白粉が発生しなくなる。このように、この発明
の加湿器は、中空体内部の滞留空気の弊害を完全に除去
して無多孔質高分子膜の優れた加湿能力を充分に発揮す
るようにしている。したがって、この発明の加湿器は、
加湿用水の注入を容易に行うことができ、またこれを使
用することにより、長期間低コストで室内を充分に加湿
することが可能となる。
【0046】つぎに、具体例について比較例と併せて説
明する。
【0047】
【具体例1】以下に示すようにしてイオン交換膜製のス
パイラルモジュールを作製した。
【0048】すなわち、まず、厚み25μmのポリエチ
レンフィルムを準備し、これに電子加速器を用いて10
メガラドの電子線を照射した。一方、メタクリル酸12
0重量部(以下「部」と略す)、硫酸第一鉄0.12部
をメタノール160部に溶解した。そして、この溶液を
73℃に加熱し、この加熱溶液中に、電子線を照射した
ポリエチレンフィルムを15分間浸漬してグラフト重合
を行った。ついで、このポリエチレンフィルムを70℃
の蒸留水で水洗した後、風乾した。そして、このフィル
ムを60℃の塩化カリウム溶液(濃度:30重量%)に
24時間以上浸漬した後、幅22cm×長さ5mにカッ
トして目的とするイオン交換膜を作製した。
【0049】一方、厚み1mmで線状凸部の高さが1m
mのゴム製スペーサーを準備した。また、平均粒径30
μmのPTFE再生粉末(KT−400H,喜多村社
製)を、2重管構造のアルミ管に充填して焼結(380
℃)し、ついで焼結体をアルミ管から抜き出して、内径
3mm,外径4mmの中空排気部材を作製した。この排
気部材は、平均孔径1.5μm,空孔率60%,通気度
5cc/cm2 ・secの特性を有する。そして、この
排気部材の両端に、内径4mm,外径5mmのシリコー
ンチューブを連結した。この排気部材とゴム製スペーサ
ーとを、上記シリコーンチューブが膜外に位置するよう
にして、上記イオン交換膜上に配置した。そして、この
膜を幅方向に折り曲げて上記スペーサー等を覆い、つい
で、膜の縁同士等をエポキシ樹脂で接着して帯状の中空
体を作製した。また、上記接着の際に、中空体の長手方
向一端に内径4mm,外径5mmのポリエチレン製チュ
ーブを取り付け、供給パイプとした。ついで、この中空
体を、波の高さ5mm、ピッチ10mmのポリエチレン
製の波状隙間材を介していわゆる巻き寿司状に巻回し、
この巻回したものをポリ塩化ビニル製の型枠でこれを担
持して図4に示すような膜面積が2m2 のスパイラルモ
ジュールを作製した。そして、このスパイラルモジュー
ルを複数個用い、図3に示すような加湿器を作製した。
【0050】上記加湿器に対し、供給タンクから40℃
に調整した純水をスパイラルモジュールに供給した。こ
の加湿用水の供給は、一つのモジュール当たり90秒の
短時間で円滑に行うことができた。つぎに、上記スパイ
ラルモジュールに対し、除湿器と他の加湿器で調整した
40℃,10%RHの調湿空気を送風機で線速1m/s
で送風した。そして、それぞれのスパイラルモジュール
の加湿性能を、単位時間当たりの加湿用水の減少量を測
定することにより調べた。その結果、このスパイラルモ
ジュールは、送風初期において3000g/hrの加湿
性能を示した。さらに連続して上記条件で調湿空気を送
風したところ、500時間経過後の加湿能力は、250
0g/hrであり、1000時間経過後の加湿能力は、
2000g/hrであった。このことより、この膜モジ
ュールは加湿性能の低下が少ないことがわかる。
【0051】
【比較例1】具体例1と同様の平均孔径,通気性,気孔
率を有する中実棒状の排気部材(図9参照)を使用し
た。これ以外は、具体例1と同様にしてスパイラルモジ
ュールを作製した。このスパイラルモジュールに加湿用
水を注入するのに280秒かかった。
【0052】
【比較例2】実施例1と同様にしてイオン交換膜製のス
パイラルモジュールを作製した。このスパイラルモジュ
ールに純水を注入した後、排気部材の外部に位置する両
端部分に開閉バルブを設けた。そして、このバルブを閉
じた状態で具体例1と同様にして加湿性能を調べた。そ
の結果、このスパイラルモジュールは、送風初期におい
て3000g/hrの加湿性能を示した。さらに連続し
て、調湿空気を送風したところ、500時間経過後の加
湿能力は、500g/hrであり、1000時間経過後
の加湿能力は、300g/hrであった。そして、バル
ブを開けたところ、1.4リットルの空気が捕捉され
た。このことより、加湿用水から気化した空気がスパイ
ラルモジュール内に滞留し、これにより、加湿能力が経
時的に低下したことがわかる。
【0053】
【具体例2】イオン交換膜に代えて、親水性高分子膜
(ポリエーテルウレタン製)を使用した以外は、具体例
1と同様にして、スパイラルモジュールを作製した。こ
の膜モジュールの膜面積は2m2 であった。このスパイ
ラルモジュールの対して純水を注入したところ、水の注
入は90秒の短時間で円滑に行うことができた。また、
このスパイラルモジュールについて、具体例1と同様に
して加湿性能を調べた。このスパイラルモジュールは、
送風初期において2800g/hrの加湿性能を示し
た。さらに連続して、調湿空気を送風したところ、50
0時間経過後の加湿能力は、2300g/hrであり、
1000時間経過後の加湿能力は、1800g/hrで
あった。このことより、この膜モジュールは加湿性能の
低下が少ないことがわかる。
【0054】
【具体例3】疎水性多孔質高分子膜として、PTFEフ
ィルムを準備した。このフィルムは、厚み15μm,平
均孔径3.0μm,気孔率90%のものである。このP
TFEフィルムと具体例1で使用したイオン交換膜とを
エポキシ樹脂を用い2mm間隔で点結合して高分子複合
膜を作製した。この高分子複合膜を用い、具体例1と同
様にして膜面積2m2 のスパイラルモジュールを作製し
た。
【0055】このスパイラルモジュールに対して40℃
の純水を注入したところ、水の注入は90秒の短時間で
円滑に行うことができた。また、このスパイラルモジュ
ールについて、具体例1と同様にして加湿性能を調べ
た。このスパイラルモジュールは、送風初期において2
000g/hrの加湿性能を示した。さらに連続して、
調湿空気を送風したところ、500時間経過後の加湿能
力は、1600g/hrであり、1000時間経過後の
加湿能力は、1000g/hrであった。このことよ
り、このスパイラルモジュールは、加湿性能の低下が少
ないことがわかる。
【0056】
【具体例4】具体例3と同様にして複合膜を作製した。
これに、厚み200μmのナイロンメッシュ(間隔1m
m)をイオン交換膜側に2mm間隔で融着して複合膜を
作製した。この複合膜を使用し、具体例1と同様にして
膜面積2m2 のスパイラルモジュールを作製した。
【0057】このスパイラルモジュールに対して40℃
の純水を注入したところ、水の注入は90秒の短時間で
円滑に行うことができた。また、このスパイラルモジュ
ールについて、具体例1と同様にして加湿性能を調べ
た。このスパイラルモジュールは、送風初期において2
000g/hrの加湿性能を示した。さらに連続して、
調湿空気を送風したところ、500時間経過後の加湿能
力は、1600g/hrであり、1000時間経過後の
加湿能力は、1000g/hrであった。このことよ
り、この膜モジュールは加湿性能の低下が少ないことが
わかる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の加湿器の一実施例を示す構成図であ
る。
【図2】上記実施例の加湿器に用いられる膜モジュール
の一例を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の他の構成を示す構成図である。
【図4】上記構成例に用いられるスパイラルモジュール
の斜視図である。
【図5】(A)は上記実施例の排気部材の一態様を示す
断面図であり、(B)は排気部材の他の態様を示す断面
図である。
【図6】上記実施例の中空体の断面斜視図である。
【図7】高分子複合膜を使用した中空体の断面斜視図で
ある。
【図8】従来の加湿器の構成を示す斜視図である。
【図9】従来の排気部材を示す断面図である。
【符号の説明】
1 中空体 2 中空排気部材 3 供給パイプ 5 加湿用水

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無多孔質高分子膜製の密封状の中空体
    と、この中空体内と連通しその内部に加湿用水を供給す
    る供給パイプと、上記中空体の外周に対して被加湿空気
    を送風して接触させる送風手段と、加湿空気を導出する
    導出手段とを備えた加湿器であって、上記中空体内に、
    気体のみを透過させる通気膜から形成された中空排気部
    材が配設されていることを特徴とする加湿器。
  2. 【請求項2】 中空排気部材端部が、送風空気および加
    湿空気に接触しない場所まで延設され、この端部に、排
    気開口が形成されている請求項1記載の加湿器。
  3. 【請求項3】 中空排気部材が、疎水性多孔質高分子素
    材を中空管状に賦形し焼結して形成された中空排気部材
    である請求項1または2記載の加湿器。
  4. 【請求項4】 密封状の中空体が、略帯状に構成され
    て、これが波状隙間材を介在させてスパイラル状に巻回
    されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の加湿
    器。
JP3735794A 1994-03-08 1994-03-08 加湿器 Pending JPH07243673A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3735794A JPH07243673A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 加湿器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3735794A JPH07243673A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 加湿器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07243673A true JPH07243673A (ja) 1995-09-19

Family

ID=12495297

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3735794A Pending JPH07243673A (ja) 1994-03-08 1994-03-08 加湿器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07243673A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200962A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toray Ind Inc 研磨パッド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011200962A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Toray Ind Inc 研磨パッド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6800118B2 (en) Gas/liquid separation devices
EP0581462B1 (en) Humidifier
JP4077187B2 (ja) 気液分離エレメント、気液分離器及び気液分離ユニット
US5624610A (en) Humidifier
JPH0771795A (ja) 中空糸膜式加湿器
JPH07174373A (ja) 加湿器およびそれに用いる高分子複合膜
JPH07243673A (ja) 加湿器
JP5019673B2 (ja) 加湿装置
JPH07243674A (ja) 加湿器
JPH07225039A (ja) 加湿器
JP5019672B2 (ja) 加湿装置
JPH07198177A (ja) 加湿器
JPH07208775A (ja) 複合加湿器
JPH07243675A (ja) 加湿器およびその運転方法
JPH07269915A (ja) 加湿ユニット
JP3275613B2 (ja) 加湿装置
JPH07217952A (ja) 加湿器
JP4253764B2 (ja) 加湿器及び換気装置
JPH07217953A (ja) 加湿器
JP2004020074A (ja) 透湿性エレメント、調湿用複合エレメントおよび調湿装置
JP2726598B2 (ja) 透湿膜式加湿器
JPS6172949A (ja) 加湿器
JP2002035533A (ja) 除加湿エレメント、除加湿ユニット及び除加湿装置
JPH07158915A (ja) 加湿器
JPH0742469U (ja) 加湿器