JPH07243670A - 空調装置 - Google Patents

空調装置

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Publication number
JPH07243670A
JPH07243670A JP6031350A JP3135094A JPH07243670A JP H07243670 A JPH07243670 A JP H07243670A JP 6031350 A JP6031350 A JP 6031350A JP 3135094 A JP3135094 A JP 3135094A JP H07243670 A JPH07243670 A JP H07243670A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
outdoor unit
air conditioner
air
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6031350A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Fukumura
福村貴司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP6031350A priority Critical patent/JPH07243670A/ja
Publication of JPH07243670A publication Critical patent/JPH07243670A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Other Air-Conditioning Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】改修工事に伴い空調機を先付け可能にすること
により、工期の短縮と省施工化を図るとともに、ペリメ
ータ負荷を低減し高効率な空調運転を行う。 【構成】新設するカーテンウォール11の内側に取り付
けられる室外機18と、カーテンウォール11と旧外壁
12との間に設けられる二重窓15、16と、二重窓1
5、16の上下に形成される上部通気口21および下部
通気口22と、旧外壁2に室外機18に対向して形成さ
れる貫通スリーブ23と、貫通スリーブ23内に配設さ
れる室内機17と室外機18を接続する冷媒配管19と
を備え、室内機17と室外機18がヒートポンプで構成
され、室外機用空気を二重窓15、16内を通過させる
とともに、通気方向を逆転可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルの改修工事などに
好適に用いられる空調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、老朽化したビルの周囲を金属系の
カーテンウォールで囲うことにより外装を刷新する改修
工事が多くなってきている。この方式では、内壁部分
(旧外壁部分は取り壊さずにそのまま利用する例が多
く、窓、壁が二重化(ダブルスキン構造)するため、断
熱性能が向上する。その場合、空調システムについて
は、ファンコイルユニットとするか、水配管の排除や空
調料金の計量のし易さからパッケージ空調機とする2つ
の場合がある。
【0003】図3は、マルチパッケージ方式の例を示し
ている。図中、1は新設カーテンウォール、2は旧外
壁、3は冷媒配管、4は室、5はペリメータゾーン、
6、7は窓、8は室内機、9はダクト、10はブライン
ドである。新設カーテンウォール1と旧外壁2の間に冷
媒配管3を設置し、冷媒配管3をペリメータゾーン5に
設置した室内機8に接続している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式のうち既存ファンコイルユニットの場合、水配
管を更新するためペリメータのみの更新ではなく、建物
全体の更新となってしまい、コスト面での負担が大きく
なるという問題を有している。また、図3に示したマル
チパッケージ方式の場合には、冷媒配管3を新設カーテ
ンウォール1と旧外壁2の間に設置し、屋上まで新設し
なければならず、配管コスト、機器効率上不利になり、
また屋上スペースの制約から屋外機が設置できない場合
もあるという問題を有している。
【0005】これらの問題を解決するためには、屋外機
と屋内機とが一体化したウォールスルー型パッケージが
あるが、屋外機用ダクトと外気用ダクトを壁に貫通させ
るために、かなり大きな範囲の旧外壁を壊す必要があ
り、また、コンプレッサを機器内に含むため、室内騒音
が高くなるという問題を有している。
【0006】本発明は、上記問題を解決するものであっ
て、改修工事に伴い空調機を先付け可能にすることによ
り、工期の短縮と省施工化を図るとともに、ペリメータ
負荷を低減し高効率な空調運転を行うことができ、さら
に機器の分割化によりスペースの有効利用と低騒音化を
図ることができる空調装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明の空調
装置は、新設するカーテンウォール11の内側に取り付
けられる室外機18と、カーテンウォール11と旧外壁
12との間に設けられる二重窓15、16と、二重窓1
5、16の上下に形成される上部通気口21および下部
通気口22と、旧外壁2に室外機18に対向して形成さ
れる貫通スリーブ23と、貫通スリーブ23内に配設さ
れる室内機17と室外機18を接続する冷媒配管19と
を備え、室内機17と室外機18がヒートポンプで構成
され、室外機用空気を二重窓15、16内を通過させる
とともに、通気方向を逆転可能にしたことを特徴とす
る。なお、上記構成に付加した番号は、本発明の理解を
容易にするために図面と対比させるものであり、これに
より本発明の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【作用】本発明においては、例えば図1に示すように、
夏期には二重窓15、16内を下部通気口22から上部
通気口21へ室外機18用空気を通過させ、日射により
高温となった空気を排出し、冬季には、二重窓15、1
6内を上部通気口21から下部通気口22へ室外機18
用空気を通過させ、日射により高温となった空気を室外
機18の熱源として利用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。図1は、本発明の空調装置の1実施例を示す断
面図、図2は本発明の空調装置の施工状態を示す図であ
る。
【0010】図において、11はカーテンウォール、1
2は旧外壁、13は室、14はペリメータゾーン、1
5、16は二重窓、17は室内機、18は室外機、19
は冷媒配管、20は電動ブラインドである。室内機17
および室外機18は、周知のヒートポンプを構成してお
り、室外機18には、コンプレッサと室外熱交換器用の
送風ファンを内蔵している。
【0011】新設するカーテンウォール11の内側に
は、予め室外機18が取り付けられ、また、カーテンウ
ォール11の二重窓15の内側には、電動ブラインド2
0が取り付けられ、さらに、カーテンウォール11には
二重窓15の上下に上部通気口21および下部通気口2
2が形成されている。旧外壁12には、室外機18に対
向して貫通スリーブ23が形成され、貫通スリーブ23
内に室内機17と室外機18を接続する冷媒配管19が
配設されている。また、貫通スリーブ23は、外気取り
入れダクトを兼用している。
【0012】図2に示すように、カーテンウォール11
に室外機18(図示しないが冷媒配管19、電動ブライ
ンド20も含む)を先付けした後、カーテンウォール1
1をワイヤー24で吊り下げながら旧外壁12に取り付
け、カーテンウォール11の取り付け後に、室内側から
室内機17を接続、取り付けるようにしている。
【0013】上記構成からなる本発明の空調装置の運転
について説明する。夏期には図1で点線で示すように、
二重窓15、16内を下部通気口22から上部通気口2
1へ室外機18用空気を通過させ、日射により高温とな
った空気を排出する。また、電動ブラインド20を日射
に合わせて制御する。従って、空気は室外機18に直接
入ってから二重窓15、16内に排出されるため、空調
機能力には影響を与えない。冬季には、図1の実線で示
すように、二重窓15、16内を上部通気口21から下
部通気口22へ室外機18用空気を通過させ、日射によ
り高温となった空気を室外機18の熱源として利用す
る。また、電動ブラインド20を日射に合わせて制御す
る。中間期においては、冷暖房モードに応じて室外機用
空気の流れ方向を決定する。
【0014】上記本発明の実施例によれば、カーテンウ
ォール11に電動ブラインド20、室外機18を先付け
できるため、改修工事に必要な工期の短縮と省施工化を
図ることができる。また、ダブルスキン構造により、従
来高額なため設置できなかった二重窓となるため、日射
遮蔽性能の良い二重窓内ブラインドをブラインド単体の
価格で安価に付加できると同時に日射負荷を軽減でき
る。
【0015】さらに、二重窓内に室外機用空気を通過さ
せることにより、二重窓内の日射による高温空気を夏期
は速やかに排気してペリメータ負荷を軽減し、冬季は空
調用熱源として利用することにより暖房効率を向上でき
る。また、ダブルスキン構造によりペリメータ負荷の低
減を見込んだ容量の空調機を選定できるため、設置前よ
りも小さい能力の機器にすることができ、低コスト化を
図ることができる。
【0016】また、従来、ペリメータ用空調機(ウォー
ルスルー型)は、騒音振動の主たる発生源であるコンプ
レッサを機内に設置しており、ケーシングも鉄板製のた
め低騒音化が困難であったが、本発明によれば、コンプ
レッサのある室外機18は旧外壁12によって隔てられ
ているため、容易に低騒音化を図ることができる。ま
た、室内機17は熱交換器とファンのみになるため薄型
化が可能であり、ウォールスルー型よりも省スペースと
なる。さらに、旧外壁12には冷媒配管19と外気ダク
ト用の貫通スリーブ23だけでよく、大断面の開口が不
要となる。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、改修工事に伴い空調機を先付け可能にすること
により、工期の短縮と省施工化を図るとともに、ペリメ
ータ負荷を低減し高効率な空調運転を行うことができ、
さらに機器の分割化によりスペースの有効利用と低騒音
化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空調装置の1実施例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の空調装置の施工状態を示す図である。
【図3】従来の空調装置の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11…カーテンウォール、12…旧外壁、13…室、1
4…ペリメータゾーン 15、16…二重窓、17…室内機、18…室外機、1
9…冷媒配管 20…電動ブラインド、21…上部通気口、22…下部
通気口 23…貫通スリーブ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】新設するカーテンウォールの内側に取り付
    けられる室外機と、カーテンウォールと旧外壁との間に
    設けられる二重窓と、該二重窓の上下に形成される上部
    通気口および下部通気口と、前記旧外壁に室外機に対向
    して形成される貫通スリーブと、該貫通スリーブ内に配
    設される室内機と室外機を接続する冷媒配管とを備え、
    前記室内機と室外機がヒートポンプで構成され、室外機
    用空気を前記二重窓内を通過させるとともに、通気方向
    を逆転可能にしたことを特徴とする空調装置。
JP6031350A 1994-03-01 1994-03-01 空調装置 Pending JPH07243670A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6031350A JPH07243670A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 空調装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6031350A JPH07243670A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 空調装置

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Publication Number Publication Date
JPH07243670A true JPH07243670A (ja) 1995-09-19

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JP6031350A Pending JPH07243670A (ja) 1994-03-01 1994-03-01 空調装置

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JP (1) JPH07243670A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010148587A1 (zh) * 2009-06-23 2010-12-29 深圳市富诚科技发展有限公司 建筑结构的双层幕墙及其施工方法
WO2012016544A1 (zh) * 2010-08-06 2012-02-09 Yu Xiangyang 具有外被动式冷却的方法及其装置
CN106247538A (zh) * 2016-08-09 2016-12-21 金粤幕墙装饰工程有限公司 一体化风感应智能恒温生态采光天棚及控温方法
JP2018076719A (ja) * 2016-11-10 2018-05-17 株式会社竹中工務店 建物

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