JPH07242864A - ホットメルト組成物 - Google Patents

ホットメルト組成物

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JPH07242864A
JPH07242864A JP15152894A JP15152894A JPH07242864A JP H07242864 A JPH07242864 A JP H07242864A JP 15152894 A JP15152894 A JP 15152894A JP 15152894 A JP15152894 A JP 15152894A JP H07242864 A JPH07242864 A JP H07242864A
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JP
Japan
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wax
mfr
vinyl acetate
composition
hot melt
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Application number
JP15152894A
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English (en)
Inventor
Hirohide Hamazaki
博英 濱崎
Akira Fujiwara
晃 藤原
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
Original Assignee
Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 耐熱接着性に優れ、しかも耐寒接着性が低下
しないホットメルト組成物の提供。 【構成】 (1)[VA]が5〜50、[MFR] が0.1 〜200 で
あり、かつ[mp]が、 [mp]>112−5Log[MFR] −1.4[VA] を満足するエチレン・酢酸ビニル共重合体 100
重量部当り (2)粘着付与樹脂 0〜200 重量部 (3)フィッシャー・トロプシュワックス 10〜200 重量部 が配合されてなるホットメルト組成物。 (但し[MFR] :エチレン・酢酸ビニル共重合体の125
℃、325 g荷重におけるメルトフローレート(g/10
分) [VA]:酢酸ビニル含有量(重量%) [mp]:示差走査熱量計(DSC )に基づく最大吸熱ピーク
を示す温度(℃))

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐熱接着性が改良され
たホットメルト組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン・酢酸ビニル共重合体、粘着付
与樹脂、及びワックスからなるホットメルト接着剤は、
包装、製本、合板、木工などの分野で広く使用されてい
る。この基本配合においてワックスの配合は、特に、耐
熱接着性の付与に効果的であり、その中でも比較的高融
点のワックスに属するフィッシャー・トロプシュワック
スを配合することによって、かなり耐熱接着性を付与す
ることが可能である。
【0003】しかし、ワックス、特にフィッシャー・ト
ロプシュワックス配合による耐熱接着性の向上にも限界
があり、また接着剤が脆くなるととともに耐寒接着性を
低下させることが問題となっている。
【0004】パラフィンワックス等の低融点ワックスを
用いることによりこの欠点を一部改善することは可能で
あるが、その場合、耐熱接着性の大幅な向上は期待でき
ない。
【0005】また高密度(高融点)ポリエチレンワック
スを用いることにより、耐熱接着性の大幅な向上が一部
可能となるが、その場合、逆に耐寒接着性に問題を来し
たり、配合されたホットメルト組成物の溶融粘度が高く
なったり、或いは低密度ポリエチレンワックスを用いた
場合には、耐熱接着性/耐寒接着性のバランスが不十分
であったり、実使用での塗工時でのホットメルト組成物
の糸曳き現象を引き起こしたり、若干べとついたホット
メルト組成物となる等、実用上必ずしも満足の行く性能
のホットメルト組成物を手がけることはできないのが実
情である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そのため、本発明者ら
は、耐寒接着性をさほど低下させることなく、耐熱接着
性の大幅な向上が図られる耐熱接着性ホットメルト組成
物を得るべく鋭意検討を行った。この目的のために発明
者らはホットメルト組成物のもう一方の成分であるエチ
レン・酢酸ビニル共重合体の物性を改良することに着目
し、その結果、従来のエチレン・酢酸ビニル共重合体と
比べて高融点である特定のエチレン・酢酸ビニル共重合
体を採用し、これにワックスとしてフィッシャー・トロ
プシュワックスを配合し、また必要に応じて粘着付与樹
脂が配合されたホットメルト組成物とすることにより、
その目的が達成できることを知った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)エチレン・酢酸ビニル共重合体の125℃、32
5g荷重におけるメルトフローレート(g/10分)を
[MFR]、酢酸ビニル含有量(重量%)を[VA]、
示差走査熱量計(DSC)に基づく最大吸熱ピークを示
す温度(℃)を[mp]で表示するときに、[VA]が
5〜50、[MFR]が0.1〜200であり、かつ
[mp]が式 [mp]>112−5Log[MFR]−1.4[V
A] を満足するエチレン・酢酸ビニル共重合体100重量部
当り (2)粘着付与樹脂 0〜200重量部 (3)フィッシャー・トロプシュワックス 10〜200重量部 とからなるホットメルト組成物に関する。
【0008】酢酸ビニル含有量が50重量%以下のエチ
レン・酢酸ビニル共重合体は、一般にはラジカル開始剤
の存在下、エチレンと酢酸ビニルを高温高圧下にランダ
ム共重合することによって得られる。共重合体の融点
は、酢酸ビニル含有量(重合割合)に大きく依存する
が、重合条件によっても影響を受ける。例えば、上記高
圧共重合は、撹拌機付のオートクレーブ中で、或いは管
型反応器中で行なわれるが、一般には後者で得られる共
重合体の方がランダム性が悪く、同一酢酸ビニル含有量
の共重合体であってもその融点は、前者で得られるもの
より若干高い。また、酢酸ビニル含有量によっても影響
度は異なるが、メルトフローレートの高い共重合体を製
造するときに、重合時に用いる連鎖移動剤の種類によっ
て大きく依存し、また重合温度や重合圧力等によっても
若干の影響を受ける。
【0009】本発明におけるエチレン・酢酸ビニル共重
合体は、[VA]が5〜50、好ましくは14〜45、
[MFR]が0.1〜200、好ましくは0.5〜10
0、[mp]>112−5Log[MFR]−1.4
[VA]を満足するものである。
【0010】ここに上記[MFR](JIS K−72
10)は、125℃、325g荷重で測定した値であ
る。一般にエチレン・酢酸ビニル共重合体のメルトフロ
ーレートの測定に利用されている190℃、2160g
荷重における条件では、100g/10分を越えるよう
なものの場合、その測定誤差が大きく、正確な値を知る
ことが難しくなるので適切な条件とは言えない。上記
[MFR]0.1〜200の範囲は、190℃、216
0g荷重でのメルトフローレート(以下、[MFR]
190 という)の10〜5,500g/10分に概ね相当
し、また[MFR]0.5〜100の範囲は、[MF
R]190 の35〜3,000/10分に概ね該当する。
【0011】本発明組成物に使用するエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体は高融点のものであり、その融点は上記式
により[VA]及び[MFR]との関係で規定される範
囲にあることが特徴である。すなわち、汎用のエチレン
・酢酸ビニル共重合体が通常、酢酸ビニル含有量及びM
FR値に対応して有する融点より高い融点を示す。この
ような共重合体を使用することにより、特に耐熱接着性
において優れた性能を発揮する。
【0012】このような酢酸ビニル含有量及びMFR値
との関係において相対的に高い融点を有するエチレン・
酢酸ビニル共重合体は、重合条件を選択することにより
製造することができるが、特に連鎖移動剤の選択が有効
である。すなわち、エチレン・酢酸ビニル共重合体製造
の際に、連鎖移動剤として従来のプロピレン、イソブテ
ンのようなオレフィン類に代えて、メタノール、エタノ
ールのようなアルコール類、或いはアセトアルデヒド、
アセトンのようなカルボニル化合物などを使用すること
によって、生成する共重合体の高融点化を達成すること
が可能である。
【0013】本発明のホットメルト組成物には、ワック
ス成分として比較的高融点のワックスに属するフィッシ
ャー・トロプシュワックスを採用することを特徴とす
る。フィッシャー・トロプシュワックスはフィッシャー
・トロプシュ法によって得られる合成ワックスの1種で
ある。このフィッシャー・トロプシュワックスを上記エ
チレン・酢酸ビニル共重合体と組み合わせることによっ
て、大幅な耐熱接着性の向上を図ることができ、しかも
耐寒接着性がそれほど低下しないホットメルト組成物が
得られる。
【0014】ワックスとして、フィッシャー・トロプシ
ュワックスの代りにパラフィンワックス等の低融点ワッ
クスを配合したホットメルト組成物の配合処方では、汎
用のエチレン・酢酸ビニル共重合体とパラフィンワック
ス系の配合処方系と比較して、さほどの大幅な耐熱接着
性向上は期待できず、また特に耐寒接着性能の低下現象
が認められる。またワックスとして、フィッシャー・ト
ロプシュワックスの代わりに高密度(高融点)ポリエチ
レンワックスを配合したホットメルト組成物の配合処方
では、耐熱接着性の向上は一部可能となるが、その場
合、逆に耐寒接着性に問題を来し、配合されたホットメ
ルト組成物の溶融粘度が高くなる等、実用上必ずしも満
足いく性能のホットメルト組成物を得ることはできな
い。
【0015】エチレン・酢酸ビニル共重合体に配合され
るフィッシャー・トロプシュワックスはエチレン・酢酸
ビニル共重合体100重量部に対し10〜200重量
部、好ましくは20〜150重量部である。200重量
部以上配合した場合には、耐熱接着性の向上は認められ
るものの、耐寒接着性に問題を来す結果となる。また1
0重量部以下の配合では耐熱接着性のよいホットメルト
組成物が得られない。
【0016】また、本発明のホットメルト組成物には必
要に応じて粘着付与樹脂を配合することができる。粘着
付与樹脂としてはロジン系樹脂、テルペン樹脂、石油樹
脂等を使用することができるが、特にロジン系樹脂、石
油樹脂が好ましい。
【0017】粘着付与樹脂の配合量はエチレン・酢酸ビ
ニル共重合体100重量部に対し0〜200重量部、好
ましくは30〜150重量部である。接着性向上のため
には30重量部以上の配合が好ましいが、200重量部
以上配合された場合には、上記高融点エチレン・酢酸ビ
ニル共重合体を配合することによる耐熱接着性向上の効
果が顕著に認められなくなる。
【0018】本発明のホットメルト組成物には必要に応
じ、顔料、染料、酸化防止剤、各種安定剤、可塑剤、無
機充填剤などを配合することができる。また、本発明の
ホットメルト組成物に汎用のエチレン・酢酸ビニル共重
合体、或いはフィッシャー・トロプシュワックス以外の
ワックス成分等を性能に影響を及ぼさない程度に一部追
加配合することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、耐寒接着性を減ずるこ
となく耐熱接着性に優れたホットメルト組成物を得るこ
とが可能である。このような特徴を生かし、本発明のホ
ットメルト組成物はホットメルト接着剤、ホットメルト
コーティング剤などとして包装、製本、合板、木工など
の各分野で使用することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によって説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。な
お実施例、比較例において用いられた原料樹脂及び配合
物、組成物の調製法、試験法等は、次のとおりである。
【0021】1.原料樹脂及び配合物 (1)エチレン・酢酸ビニル共重合体 EVA−1;VA含有量28重量% MFR(125℃、325g荷重)8.5g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの400g
/10分に概ね相当) 融点73℃(>112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=68.2)
【0022】EVA−2;VA含有量28重量% MFR(125℃、325g荷重)8.5g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの400g
/10分に概ね相当) 融点62℃(<112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=68.2) (三井・デュポンポリケミカル社製:エバフレックス2
10)
【0023】EVA−3;VA含有量28重量% MFR(125℃、325g荷重)2.7g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの150g
/10分に概ね相当) 融点71℃(>112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=70.6)
【0024】EVA−4;VA含有量28重量% MFR(125℃、325g荷重)2.7g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの150g
/10分に概ね相当) 融点65℃(<112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=70.6) (三井・デュポンポリケミカル社製:エバフレックス2
20)
【0025】EVA−5;VA含有量25重量% MFR(125℃、325g荷重)8.5g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの400g
/10分に概ね相当) 融点77℃(>112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=72.4)
【0026】EVA−6;VA含有量25重量% MFR(125℃、325g荷重)8.5g/10分
(190℃、2160g荷重におけるMFRの400g
/10分に概ね相当) 融点67℃(<112−5Log[MFR ]−1.4[V
A]=72.4) (三井・デュポンポリケミカル社製:エバフレックス3
10)
【0027】(2)粘着付与樹脂 ロジンエステル−1;不均化ロジン−グリセリンエステ
ル、軟化点115℃(荒川化学社製:スーパーエステル
A115)
【0028】ロジンエステル−2;不均化ロジン−グリ
セリンエステル、軟化点100℃(荒川化学社製:スー
パーエステルA100)
【0029】(3)ワックス ワックス−1;フィッシャー・トロプシュワックス、軟
化点108℃(サゾール社製:サゾールワックスH1)
【0030】ワックス−2;パラフィンワックス、融点
69℃(155°F)(日本精蝋社製:パラフィンワッ
クス155)
【0031】ワックス−3;ポリエチレンワックス、融
点122℃、軟化点130℃(三井石油化学工業社製:
三井ハイワックス200P)
【0032】(4)酸化防止剤 ヒンダードフェノール系酸化防止剤;チバガイギー社
製、イルガノックス1010
【0033】(5)顔料 酸化チタン;石原産業社製タイペークCR−60
【0034】2.ホットメルト組成物の調製方法 EVA樹脂/粘着付与樹脂/ワックス/酸化防止剤を所
定比率で配合した混合物1,000gを2リットルのビ
ーカーに仕込み、これを180℃×1時間溶融撹拌混合
を行った。
【0035】3.試験方法 (1)溶融粘度 得られたホットメルト組成物をブルックフィールド型粘
度計にて、温度180℃、回転数6min-1の条件にて
溶融粘度を測定した。
【0036】(2)環球法軟化点 ホットメルト組成物をJAI 7−1991に準拠して
測定した。
【0037】(3)接着試片の作成 ホットメルト組成物をホットメルトオープンタイムテス
ター(旭化学合成社製)を用いて、塗工温度180℃、
塗布量0.03g/cm、塗工速度7.5m/min、
オープンタイム3.5秒、セットタイム2.0秒の条件
にてビード状に塗工し、汎用の段ボール(3mm厚)を
用いて、クロス状に重ね合せて貼合わせの接着試片を作
成した。(サイズ:50mm×100mm)この接着試
片を25mm×100mmサイズに切断し、接着性(耐
熱接着性、耐寒接着性)評価用サンプルとした。
【0038】(4)耐熱接着性(剥離接着破壊温度) 上記作成の接着試片をT型剥離状態の基材として、30
0g/25mm荷重を吊して、昇温速度24℃/時間条
件でセットさせたオーブン(クリープテスター)中にお
いて、基材の接着剤が錘に耐え兼ねて接着破壊(錘が落
下)する温度を剥離接着破壊温度として評価を実施し
た。
【0039】(5)耐熱接着性(剥離接着破壊時間) 上記作成の接着試片をT型剥離状態の基材として、30
0g/25mm荷重を吊して、50℃にセットさせたオ
ーブン(クリープテスター)中において、基材の接着剤
が錘に耐え兼ねて接着破壊(錘が落下)する時間を剥離
接着破壊時間として評価を実施した。
【0040】(6)耐寒接着性 上記作成の接着試片をT型剥離状態の基材として、−1
0℃及び0℃の温度雰囲気条件下において基材を手で強
制剥離した際、接着部分の材料(段ボール表面)破壊率
を目視にて判定評価した。
【0041】(7)低温可撓性の測定方法 ホットメルト組成物をJAI 7−1991に準拠して
測定した。
【0042】(8)引張強度(降伏点応力、破断点応
力)の測定方法 ホットメルト組成物を引張試験機を用いて、JIS K
−6301に準拠して測定した。(測定雰囲気温度23
℃)
【0043】(9)剪断接着破壊温度の測定方法 0.2mm厚のホットメルト組成物シートを75g/m2
のクラフト紙に挟み、120℃の温度でヒートシールを
実施して試料を作成し、JIS K−6844に準拠し
て荷重1kg、昇温速度24℃/時間の測定条件にて剪
断接着破壊温度を測定した。
【0044】実施例1 表1に示すようにEVA−1/ロジンエステル/ワック
ス−1/酸化防止剤=40/40/20/0.1の重量
比率で配合した混合物1,000gを、上記2の方法で
溶融撹拌混合してホットメルト組成物を調製した。得ら
れたホットメルト組成物を上記3の方法で溶融粘度、環
球法軟化点を測定し、また接着試片を作成して耐熱接着
剤、耐寒接着性の評価を実施した。結果を表1に示す。
【0045】比較例1 実施例1において、EVA成分をEVA−1からEVA
−2に替え、表1に示す組成の配合物を実施例1と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性測定及び耐熱
接着性、耐寒接着性の評価を実施した。結果を表1に示
す。
【0046】比較例2 実施例1において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表1に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性測定及
び耐熱接着性、耐寒接着性の評価を実施した。結果を表
1に示す。
【0047】比較例3 比較例1において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表1に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性測定及
び耐熱接着性、耐寒接着性の評価を実施した。結果を表
1に示す。
【0048】比較例4 実施例1において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−3に替え、表1に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性測定及
び耐熱接着性、耐寒接着性の評価を実施した。結果を表
1に示す。
【0049】実施例2 実施例1において、EVA成分をEVA−1からEVA
−3に替え、表2に示す組成の配合物を実施例1と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱接着性
及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表2に示す。
【0050】比較例5 実施例2において、EVA成分をEVA−3からEVA
−4に替え、表2に示す組成の配合物を実施例1と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱接着性
及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表2に示す。
【0051】比較例6 実施例2において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表2に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱
接着性及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表2に
示す。
【0052】比較例7 比較例5において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表2に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱
接着性及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表2に
示す。
【0053】実施例3 実施例1において、EVA成分をEVA−1からEVA
−5に替え、表3に示す組成の配合物を実施例1と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱接着性
及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表3に示す。
【0054】比較例8 実施例3において、EVA成分をEVA−5からEVA
−6に替え、表3に示す組成の配合物を実施例1と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱接着性
及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表3に示す。
【0055】比較例9 実施例3において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表3に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱
接着性及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表3に
示す。
【0056】比較例10 比較例8において、ワックス成分をワックス−1からワ
ックス−2に替え、表3に示す組成の配合物を実施例1
と同様にしてホットメルト組成物を調製し、物性、耐熱
接着性及び耐寒接着性の評価を実施した。結果を表3に
示す。
【0057】実施例4 表4に示すように、EVA−3/ロジンエステル−1/
ワックス−1/酸化チタン/酸化防止剤=43/40/
15/2/0.1の比率で配合した混合物500gを、
上記2.の方法に準じて180℃×1時間溶融撹拌混合
してホットメルト組成物を調製した。得られたホットメ
ルト組成物を、上記3.の方法で溶融粘度、環球法軟化
点、低温可撓性、引張強度及び剪断接着破壊温度を測定
し、物性を評価した。結果を表4に示す。
【0058】比較例11 実施例4において、EVA成分をEVA−3からEVA
−4に替え、表4に示す組成の配合物を実施例4と同様
にしてホットメルト組成物を調製し、物性、低温可撓
性、剪断接着破壊温度の測定評価を実施した。結果を表
4に示す。
【0059】
【表1】
【0060】
【表2】 各種ホットメルト組成物の配合組成及び物
【0061】
【表3】 各種ホットメルト組成物の配合組成及
び物性
【0062】
【表4】 各種ホットメルト組成物の配合組成及び物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)エチレン・酢酸ビニル共重合体の
    125℃、325g荷重におけるメルトフローレート
    (g/10分)を[MFR]、酢酸ビニル含有量(重量
    %)を[VA]、示差走査熱量計(DSC)に基づく最
    大吸熱ピークを示す温度(℃)を[mp]で表示すると
    きに、[VA]が5〜50、[MFR]が0.1〜20
    0であり、かつ[mp]が式 [mp]>112−5Log[MFR]−1.4[V
    A] を満足するエチレン・酢酸ビニル共重合体100重量部
    当り (2)粘着付与樹脂 0〜200重量部 (3)フィッシャー・トロプシュワックス 10〜200重量部 が配合されてなるホットメルト組成物。
  2. 【請求項2】 粘着付与樹脂が30〜200重量部であ
    る請求項1記載のホットメルト組成物。
JP15152894A 1994-01-13 1994-06-09 ホットメルト組成物 Pending JPH07242864A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012250726A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Showa Denko Packaging Co Ltd 内容物付着防止蓋材

Cited By (1)

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JP2012250726A (ja) * 2011-06-01 2012-12-20 Showa Denko Packaging Co Ltd 内容物付着防止蓋材

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