JPH07242528A - 皮膚保護剤 - Google Patents

皮膚保護剤

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JPH07242528A
JPH07242528A JP6023394A JP6023394A JPH07242528A JP H07242528 A JPH07242528 A JP H07242528A JP 6023394 A JP6023394 A JP 6023394A JP 6023394 A JP6023394 A JP 6023394A JP H07242528 A JPH07242528 A JP H07242528A
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信之 井手
Naoki Tominaga
直樹 富永
Kenzo Ito
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、水あるいは薬液(例えば染毛剤、パ
ーマ剤等)から皮膚を長期にわたり保護することができ
る、耐水性及び耐薬液性に優れた皮膚保護剤を提供する
ことを目的とする。 【構成】皮膜剤と疎水性粉末と揮発性油分とを配合した
ことを特徴とする耐水性及び耐薬液性に優れた皮膚保護
剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は耐水性及び耐薬液性に優
れた皮膚保護剤に係り、より詳細には、水あるいは薬液
(例えば染毛剤、パーマ剤等)から皮膚を長期にわたり
保護することができる、耐水性及び耐薬液性に優れた皮
膚保護剤に関する。
【0002】
【従来の技術】通常のクリ−ムや乳液は、日常の水仕事
や美容技術者の業務であるシャンプ−、染毛、パ−マに
よる手荒れの改善には有効であるが、これらの作業中の
水や薬液の影響から皮膚を保護するまでにはいたってい
ない。また、このような皮膚保護の目的で、クリ−ムや
乳液に皮膜剤を配合したものも知られているが、未だ、
皮膚を水や薬液から完全に保護し得るものは得られてい
ない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、このよ
うな状況に鑑み、従来用いられていた皮膚保護剤よりも
耐水性や耐薬液性を向上し、さらに皮膚保護効果を向上
するために鋭意研究した結果、皮膜剤と疎水性粉末およ
び揮発性油分を組み合わせ配合し、さらに保湿剤の含有
量を低減することで、皮膜形成能を高め撥水効果が向上
した、優れた皮膚保護剤が得られることを見出し、本発
明を完成した。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本出願の請求
項1記載の皮膚保護剤は、皮膜剤と疎水性粉末と揮発性
油分とを配合したことを特徴とする耐水性及び耐薬品性
に優れた皮膚保護剤である。また、請求項2記載の皮膚
保護剤は、油分中の揮発性油分の含有量を30重量%以
上としたことを特徴とする請求項1記載の皮膚保護剤で
ある。請求項3記載の皮膚保護剤は、保湿剤の含有量を
5重量%以下としたことを特徴とする請求項1または2
に記載の皮膚保護剤である。請求項4記載の皮膚保護剤
は、皮膜剤が分子量2000〜300000の高分子重
合体であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれ
か1項記載の皮膚保護剤である。請求項5記載の皮膚保
護剤は、疎水性粉末の材質が90°〜180°の水との
接触角を有することを特徴とする請求項1ないし4のい
ずれか1項記載の皮膚保護剤である。
【0005】
【作用】以下に本発明の作用を、本発明を成すに際して
得た知見等と共に説明する。本発明者等は、皮膚保護剤
中に皮膜剤、疎水性粉末、および揮発性油分を配合する
と耐水性(撥水性)および耐薬品性が格段に向上するこ
とを見出した。手指は顔とは異なり、外部のものと物理
的接触が頻繁であり、例えば、洗濯をする際には両手あ
るいは手と洗濯物とが触れ合う。そのため、皮膚保護剤
を塗布したとしても、従来の皮膚塗布剤は容易に手から
離脱してしまい、皮膚保護効果が短時間で消失してしま
う。その結果、肌荒れなどをもたらしてしまうこととな
る。しかるに、本発明者等は、皮膚保護剤中に皮膜剤、
疎水性粉末、および揮発性油分を併用した場合には、上
記のような物理的接触が大きい場合であっても肌荒れな
どが少なくなるという特性を見出した。この理由は明ら
かではないが、本発明の皮膚保護剤は、撥水性が極めて
大きく、一方では手特有の皮膚組織との密着性が良好な
ためと推測される。
【0006】以下、本発明の実施態様例について詳述す
る。 (皮膜剤)本発明で用いられる皮膜剤は、分子量が20
00〜300000の高分子重合体のものが好ましい。
かかる皮膜剤としては、例えば、ポリジメチルシロキサ
ン系重合体、ポリビニルピロリドン系重合体、あるいは
これらと他の高分子との共重合体などが用いられる。市
販品としては、アンタロンV−220(GAF社)など
がある。これらの皮膜剤の配合量は、皮膚保護剤中、1
〜20%、好ましくは5〜15%である。1%未満では
皮膚保護性が十分でなく、20%までで目的とする効果
が満足されるのでそれ以上の配合は必要ない。
【0007】(揮発性油分)本発明で用いられる揮発性
油分としては、次のようなものが挙げられる。 (1)250℃より低い通常の沸点を有し且つ一般式化
1で表される揮発性の環状シリコ−ン溶液(市販品とし
ては、KF994(信越化学工業(株))などがあ
る)。
【0008】
【化1】[R2 SiO]X [式中、Rは炭素数1〜4のアルキルであり且つRは同
一でも異なってもよく、そしてxは4〜6の整数であ
る]
【0009】(2)平均式化2で表されるポリオキシア
ルキレン置換シリコ−ン。
【0010】
【化2】MDy 0 z M [式中、Mは平均式R3 SiO0.5 を有するトリアルキ
ルシロキシ単位であり、Dは式R2 SiOのジアルキル
シロキシ単位であり、D0 は平均式 のポリオキシアルキレン置換アルキルシロキシ単位であ
り、Rは炭素数1〜4のアルキル基であり、R0 はアル
キル、アリ−ル、およびアシル基からなる群から選択さ
れる末端基であり、nは2〜8の整数であり、aは5〜
12の数であり、bは2又は3であり、yは10〜10
0の数であり、ここで該ポリオキシアルキレン鎖は10
00未満の分子量を有しzは1〜16の数である]
【0011】(3)250℃より低い通常の沸点を有す
る軽炭化水素油(市販品としては、アイソパーH(Ex
xon社)などがある)。
【0012】これらの揮発性油分の配合量は、皮膚保護
剤に配合される油分全量の30%以上であり、皮膚保護
剤全体に対しては、5〜30%、好ましくは10〜25
%である。油分全量の30%未満あるいは皮膚保護剤全
体に対して5%未満では、皮膜効果ならびに皮膚保護性
が不十分である。
【0013】(疎水性粉末)疎水性粉末はその水との接
触角が90°〜180°のものを用いることが好まし
い。90°未満では、皮膚保護性が十分でない。疎水性
粉末として、好適に用いられる具体例としては、例え
ば、99°の接触角を有するシリコ−ン粉末(例えば、
トスパ−ル145A(東芝シリコ−ン(株))やトレフ
ィルE−506S(東レ・ダウ・コ−ニング)など)、
94°の接触角を有するポリエチレン粉末(例えば、サ
ンワックス151−P(三洋化成)やフロ−センUF8
0(製鉄化学工業)など)、108°の接触角を有する
テフロン粉末の有機粉末などが挙げられ、さらに、酸化
チタン、黄酸化鉄、マイカ、シリカ等の無機粉末をシリ
コ−ン等で被覆したものも用いられる。これらの疎水性
粉末の一種または二種以上を配合し、その配合量は、皮
膚保護剤中、1〜10%、好ましくは2〜5%である。
1%未満では皮膚保護性が十分でなく、10%までで目
的とする効果が満足されるのでそれ以上の配合は必要な
い。
【0014】(他の選択的配合剤)本発明の皮膚保護剤
には、本発明の効果を損なわない範囲内で必要に応じ
て、保湿剤、増粘剤、油分、防腐剤、酸化防止剤、薬
剤、界面活性剤、紫外線吸収剤等を配合できる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明する。なお、本発明はこれにより限定されるものでは
ない。配合量は重量%である。
【0016】(実施例1〜4、比較例1〜5)表1およ
び表2の組成の乳液を調製してガラス板に均一に塗布
し、乾燥後、水との接触角を測定した。その結果をあわ
せて表1、表2に示した。なお、接触角の評価基準は次
のとおりである。 〔接触角の評価基準〕 ×:20°未満 △:20°以上50°未満 ○:50°以上80°未満 ◎:80°以上
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】表1に示すように、通常の乳液(比較例
1)に対して、疎水性粉末または皮膜剤を配合すると接
触角は大きくなり、撥水性はやや高まる(比較例2〜
3)。さらに、油分中に揮発性油分を30重量%以上配
合すると共に、保湿剤を5重量%以下に減量し、皮膜剤
と疎水粉末を組み合わせることによって、皮膜形成能が
一層向上し(皮膚への密着性が良い)、撥水効果および
皮膚保護効果の高い皮膚保護剤が得られた(実施例
1)。
【0020】(実施例5) クリ−ム型皮膚保護剤 (1)セトステアリルアルコ−ル 2.0 (2)スクワラン 2.0 (3)ミツロウ 1.0 (4)還元ラノリン 1.0 (5)エチルパラベン 0.3 (6)ポリオキシエチレン(20モル) ソルビタンモノパルミチン酸エステル 2.0 (7)ステアリン酸モノグリセリド 2.0 (8)N−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム 0.5 (9)トリメチルシロキシケイ酸− オクタメチルシクロテトラシロキサン(50%)30.0 (10)デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0 (11)ポリエチレン粉末 10.0 (12)ビタミンEアセテ−ト 0.1 (13)グリチルレチン酸ステアリル 0.1 (14)エルゴカルシフェロ−ル液(200万単位) 0.1 (15)1、3−ブチレングリコ−ル 2.0 (16)ポリエチレングリコ−ル1500 2.0 (17)精製水 残余 〔製法〕(1)、(2)、(3)、(4)、(5)、
(6)、(7)、(8)、(9)、(10)、(1
1)、(12)、(13)、(14)を加熱溶解し、7
0℃に加温した(15)、(16)、(17)に撹拌し
ながら加える。ホモミキサ−処理し乳化粒子を細かくし
た後、撹拌しながら急冷しクリ−ム系皮膚保護剤を得
た。
【0021】 (実施例6)化粧水型皮膚保護剤 (1)1、3−ブチレングリコ−ル 2.0 (2)エタノ−ル 50.0 (3)トリメチルシロキシケイ酸− オクタメチルシクロテトラシロキサン溶液(50%) 20.0 (4)デカメチルシクロペンタシロキサン 20.0 (5)シリコーン粉末 1.0 (6)ポリエチレン粉末 1.0 (7)精製水 残余 〔製法〕エタノ−ルに(1)、(3)、(4)、
(5)、(6)、(7)を混合し、化粧水タイプの皮膚
保護剤を得た。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、皮膜剤と疎水粉末と揮
発性油分とを組み合わせて配合することにより、皮膜形
成能を高め、撥水効果を増し、持続性効果の高い皮膚保
護剤が得られる。
【表1】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 7/40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膜剤と疎水性粉末と揮発性油分とを配
    合したことを特徴とする耐水性及び耐薬液性に優れた皮
    膚保護剤。
  2. 【請求項2】 油分中の揮発性油分の含有量を30重量
    %以上としたことを特徴とする請求項1記載の皮膚保護
    剤。
  3. 【請求項3】 保湿剤の含有量を5重量%以下としたこ
    とを特徴とする請求項1または2に記載の皮膚保護剤。
  4. 【請求項4】 皮膜剤が分子量2000〜300000
    の高分子重合体であることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれか1項記載の皮膚保護剤。
  5. 【請求項5】 疎水性粉末の材質が90°〜180°の
    水との接触角を有することを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれか1項記載の皮膚保護剤。
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