JPH07242135A - 自動車用表示装置 - Google Patents
自動車用表示装置Info
- Publication number
- JPH07242135A JPH07242135A JP6033730A JP3373094A JPH07242135A JP H07242135 A JPH07242135 A JP H07242135A JP 6033730 A JP6033730 A JP 6033730A JP 3373094 A JP3373094 A JP 3373094A JP H07242135 A JPH07242135 A JP H07242135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mark
- automobile
- display device
- driver
- hologram
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Instrument Panels (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車の運転者がその自動車の車輪の予想走行
位置を正確に把握することができる自動車用表示装置を
提供する。 【構成】この自動車用表示装置は、自動車の前上部に突
出して設けられた突起物１と、自動車の運転者の目と突
起物１との間にマークＭを表示する表示手段と、を備え
る。マークＭと突起物１を結ぶ直線が、自動車の助手席
側の前輪と後輪を結ぶ直線と道路上の１点で交差するよ
うに、マークＭが表示される。
位置を正確に把握することができる自動車用表示装置を
提供する。 【構成】この自動車用表示装置は、自動車の前上部に突
出して設けられた突起物１と、自動車の運転者の目と突
起物１との間にマークＭを表示する表示手段と、を備え
る。マークＭと突起物１を結ぶ直線が、自動車の助手席
側の前輪と後輪を結ぶ直線と道路上の１点で交差するよ
うに、マークＭが表示される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車内に設置して使
用され、自動車の助手席側車輪の予想走行位置を運転者
に対し表示する自動車用表示装置に関する。
用され、自動車の助手席側車輪の予想走行位置を運転者
に対し表示する自動車用表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車を運転する場合、運転者は直接、
走行する自動車の車輪を視認することは困難である。特
に、運転者が助手席側の車輪の視認したり、その車輪位
置や道路上の予想走行位置を把握することは難しい。
走行する自動車の車輪を視認することは困難である。特
に、運転者が助手席側の車輪の視認したり、その車輪位
置や道路上の予想走行位置を把握することは難しい。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、運転者は、
車輪の走行位置を予想して運転することになるが、運転
の初心者にとって、その自動車の車輪の走行位置を正確
に予想しながら運転することは容易ではなく、自動車の
運転をしずらくする一つの要因となっていた。
車輪の走行位置を予想して運転することになるが、運転
の初心者にとって、その自動車の車輪の走行位置を正確
に予想しながら運転することは容易ではなく、自動車の
運転をしずらくする一つの要因となっていた。
【０００４】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、自動車の運転者がその自動車の車輪の予想走行位置
を正確に把握することができる自動車用表示装置を提供
することを目的とする。
で、自動車の運転者がその自動車の車輪の予想走行位置
を正確に把握することができる自動車用表示装置を提供
することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動車用表示装置は、自動車の前上部に突
出して設けられた突起物と、自動車の運転者の目と突起
物との間にマークを表示する表示手段と、を備え、マー
クと突起物を結ぶ直線が、自動車の助手席側の前輪と後
輪を結ぶ直線と道路上の１点で交差するように、マーク
が表示されることを特徴とする。
に、本発明の自動車用表示装置は、自動車の前上部に突
出して設けられた突起物と、自動車の運転者の目と突起
物との間にマークを表示する表示手段と、を備え、マー
クと突起物を結ぶ直線が、自動車の助手席側の前輪と後
輪を結ぶ直線と道路上の１点で交差するように、マーク
が表示されることを特徴とする。
【０００６】ここで、表示手段は、マークを記録したホ
ログラムと、ホログラムの再生参照光を照射する光源と
を備えて構成することができる。また、別の表示手段で
は、マークの表示像を表示するためのマーク表示体と、
マーク表示体に表示光を照射する光源とを備えて構成す
ることができる。
ログラムと、ホログラムの再生参照光を照射する光源と
を備えて構成することができる。また、別の表示手段で
は、マークの表示像を表示するためのマーク表示体と、
マーク表示体に表示光を照射する光源とを備えて構成す
ることができる。
【０００７】
【作用・効果】このような構成の自動車用表示装置で
は、表示手段の光源が点灯されると、自動車の運転者の
目と、その前方の突起物との間にマークが表示される。
運転者は、そのマークと突起物が重なって見える状態
で、突起物の道路上における位置を視認することによっ
て、その位置が、自動車の助手席側の車輪が通過する予
想走行位置であることを認識することができる。
は、表示手段の光源が点灯されると、自動車の運転者の
目と、その前方の突起物との間にマークが表示される。
運転者は、そのマークと突起物が重なって見える状態
で、突起物の道路上における位置を視認することによっ
て、その位置が、自動車の助手席側の車輪が通過する予
想走行位置であることを認識することができる。
【０００８】このように、マークを表示して、そのマー
クと突起物とが重なる位置から、運転者が道路上の車輪
の予想走行位置を認識するため、運転者の目の位置が常
に一定位置となって、正確に車輪の走行位置を認識する
ことができる。これにより、運転者は、直接視認できな
い助手席側の車輪の予想走行位置が把握できるため、自
動車の運転が容易となる。
クと突起物とが重なる位置から、運転者が道路上の車輪
の予想走行位置を認識するため、運転者の目の位置が常
に一定位置となって、正確に車輪の走行位置を認識する
ことができる。これにより、運転者は、直接視認できな
い助手席側の車輪の予想走行位置が把握できるため、自
動車の運転が容易となる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００１０】図１は自動車用表示装置の構成図を示して
いる。１は自動車のボンネットの先端上に取付けられた
突起型エンブレム等の突起物であり、助手席側の車輪の
予想走行位置を、運転者が認識するために使用される。
いる。１は自動車のボンネットの先端上に取付けられた
突起型エンブレム等の突起物であり、助手席側の車輪の
予想走行位置を、運転者が認識するために使用される。
【００１１】２は表示装置の光源であり、放電ランプ等
の背後に反射鏡を設けて構成され、後述のホログラム３
に向けて表示用の再生参照光を放射するように、自動車
のダッシュボードの内部に設置される。ダッシュボード
上部には、光源２からの光を上方に放出するための開口
部が形成される。
の背後に反射鏡を設けて構成され、後述のホログラム３
に向けて表示用の再生参照光を放射するように、自動車
のダッシュボードの内部に設置される。ダッシュボード
上部には、光源２からの光を上方に放出するための開口
部が形成される。
【００１２】３はフロントガラス４内に封入されたホロ
グラムであり、ホログラム３には、図２に示すような環
状のマークＭが予め記録されており、光源２からの再生
参照光を受て再生表示される。なお、ホログラム３自体
は透明であり、運転者の視界を阻害することはない。
グラムであり、ホログラム３には、図２に示すような環
状のマークＭが予め記録されており、光源２からの再生
参照光を受て再生表示される。なお、ホログラム３自体
は透明であり、運転者の視界を阻害することはない。
【００１３】ホログラム３は、例えば反射型のリップマ
ンホログラムとして製作され、製作の際、透明フィルム
の表面に感光材を塗布したホログラム乾板の両側から、
物体光（マークを示す光）と参照光を所定の入射角で入
射させて露光を行う。この露光によって、マークＭがホ
ログラム乾板上で生じた物体光と参照光の干渉縞として
乾板に記録され、その後、所定の現像処理が施され、ホ
ログラム３が製作される。
ンホログラムとして製作され、製作の際、透明フィルム
の表面に感光材を塗布したホログラム乾板の両側から、
物体光（マークを示す光）と参照光を所定の入射角で入
射させて露光を行う。この露光によって、マークＭがホ
ログラム乾板上で生じた物体光と参照光の干渉縞として
乾板に記録され、その後、所定の現像処理が施され、ホ
ログラム３が製作される。
【００１４】このように製作されたホログラム３は、フ
ロントガラス４の運転者側に配置されるが、その位置は
次のように設定される。
ロントガラス４の運転者側に配置されるが、その位置は
次のように設定される。
【００１５】即ち、ホログラム３に記録されたマークＭ
は、所定の角度から再生参照光を入射させたとき、ホロ
グラム上に再生・表示されるが、再生時のマークＭと自
動車先端の突起物１を結ぶ線が、道路上における自動車
の助手席側の車輪の予定走行位置と一致するように、ホ
ログラム３はフロントガラス４の定位置に封入或は表面
に取着される。
は、所定の角度から再生参照光を入射させたとき、ホロ
グラム上に再生・表示されるが、再生時のマークＭと自
動車先端の突起物１を結ぶ線が、道路上における自動車
の助手席側の車輪の予定走行位置と一致するように、ホ
ログラム３はフロントガラス４の定位置に封入或は表面
に取着される。
【００１６】つまり、図３に示すように、再生時のマー
クＭと自動車先端の突起物１を結ぶ直線の延長線が、助
手席側の２つの車輪を結ぶ直線の延長線、つまり自動車
の走行予定線と道路上の１点Ｓで交差するように、ホロ
グラム３の位置が決定される。
クＭと自動車先端の突起物１を結ぶ直線の延長線が、助
手席側の２つの車輪を結ぶ直線の延長線、つまり自動車
の走行予定線と道路上の１点Ｓで交差するように、ホロ
グラム３の位置が決定される。
【００１７】光源２を点灯するためのスイッチは、運転
席付近に設けられ、運転者が必要に応じてそのスイッチ
を操作し、光源２を点灯させ、表示装置を動作させる
が、自動車の車速を検出し、所定の速度（低速）になっ
たときに、自動的に光源２を点灯させ、表示装置を動作
させるようにしてもよい。
席付近に設けられ、運転者が必要に応じてそのスイッチ
を操作し、光源２を点灯させ、表示装置を動作させる
が、自動車の車速を検出し、所定の速度（低速）になっ
たときに、自動的に光源２を点灯させ、表示装置を動作
させるようにしてもよい。
【００１８】このように構成された自動車用表示装置
は、光源２が点灯すると、光源２から放射された光が、
ダッシュボード上の開口部を通してフロントガラス４内
のホログラム３に照射される。このとき、この光は再生
参照光としてホログラム３に所定角度で入射し、ホログ
ラム３に記録されているマークＭが、図１に示すよう
に、その位置に再生表示される。
は、光源２が点灯すると、光源２から放射された光が、
ダッシュボード上の開口部を通してフロントガラス４内
のホログラム３に照射される。このとき、この光は再生
参照光としてホログラム３に所定角度で入射し、ホログ
ラム３に記録されているマークＭが、図１に示すよう
に、その位置に再生表示される。
【００１９】運転者は、図２に示すように、フロントガ
ラス４上に表示されたホログラムのマークＭ内に、突起
物（自動車先端のエンブレム）１が重なった状態を視認
しながら、道路上における突起物１の位置を認識する。
このとき、その突起物１が位置する道路上の点Ｓが、そ
の自動車の助手席側の車輪の予定走行位置を示してお
り、運転者はその道路上の点Ｓを認識することによっ
て、助手席側の車輪の予定走行位置を容易に把握するこ
とができる。
ラス４上に表示されたホログラムのマークＭ内に、突起
物（自動車先端のエンブレム）１が重なった状態を視認
しながら、道路上における突起物１の位置を認識する。
このとき、その突起物１が位置する道路上の点Ｓが、そ
の自動車の助手席側の車輪の予定走行位置を示してお
り、運転者はその道路上の点Ｓを認識することによっ
て、助手席側の車輪の予定走行位置を容易に把握するこ
とができる。
【００２０】図４は他の実施例を示し、この例では、上
記のホログラムに代えてマーク表示体１０が使用され、
マーク表示体１０の虚像がマークＭとしてフロントガラ
ス４の前方に表示される構造である。
記のホログラムに代えてマーク表示体１０が使用され、
マーク表示体１０の虚像がマークＭとしてフロントガラ
ス４の前方に表示される構造である。
【００２１】即ち、自動車のダッシュボード内に、光源
１２と透光性を有するマーク表示体１０が設けられ、光
源１２から放射された光がマーク表示体１０を透過し、
その表示像の光がフロントガラス４の内側に照射され
る。そして、フロントガラス４で反射したマーク表示体
の光が運転者の目に入射することにより、運転者はその
マークＭの虚像をフロントガラスの前方に視認する。
１２と透光性を有するマーク表示体１０が設けられ、光
源１２から放射された光がマーク表示体１０を透過し、
その表示像の光がフロントガラス４の内側に照射され
る。そして、フロントガラス４で反射したマーク表示体
の光が運転者の目に入射することにより、運転者はその
マークＭの虚像をフロントガラスの前方に視認する。
【００２２】このとき、上記実施例と同様に、マークＭ
と自動車先端の突起物１を結ぶ直線が、道路上における
自動車の助手席側の車輪の予想走行位置と一致するよう
にする。これによって、運転者は、フロントガラス４の
前方に表示されたマークＭと突起物（自動車先端のエン
ブレム）１が重なった状態を視認し、このとき、その突
起物１が位置する道路上の点が、その自動車の助手席側
の車輪の予定走行位置を示しており、運転者はその道路
上の点を認識することによって、助手席側の車輪の予定
走行位置を容易に把握することができる。
と自動車先端の突起物１を結ぶ直線が、道路上における
自動車の助手席側の車輪の予想走行位置と一致するよう
にする。これによって、運転者は、フロントガラス４の
前方に表示されたマークＭと突起物（自動車先端のエン
ブレム）１が重なった状態を視認し、このとき、その突
起物１が位置する道路上の点が、その自動車の助手席側
の車輪の予定走行位置を示しており、運転者はその道路
上の点を認識することによって、助手席側の車輪の予定
走行位置を容易に把握することができる。
【００２３】さらに、図５は、上記実施例のマーク表示
体１０の表示像を、凸レンズ１１を通してフロントガラ
ス内側に照射することにより、マーク表示体１０の表示
像つまりマークＭの虚像を、拡大してフロントガラス前
方に表示するものである。このときの動作は、上記実施
例と同様であるが、マークＭが拡大表示されるため、運
転者にはマークＭを容易に視認することができる。ま
た、図６に示すように、凸レンズの代りに凹面鏡１３を
使用し、マーク表示体の表示像を凹面鏡１３を介して上
記と同様に拡大表示することもできる。
体１０の表示像を、凸レンズ１１を通してフロントガラ
ス内側に照射することにより、マーク表示体１０の表示
像つまりマークＭの虚像を、拡大してフロントガラス前
方に表示するものである。このときの動作は、上記実施
例と同様であるが、マークＭが拡大表示されるため、運
転者にはマークＭを容易に視認することができる。ま
た、図６に示すように、凸レンズの代りに凹面鏡１３を
使用し、マーク表示体の表示像を凹面鏡１３を介して上
記と同様に拡大表示することもできる。
【図１】本発明の一実施例を示す表示装置の構成図であ
る。
る。
【図２】車内から見た表示装置の構成図である。
【図３】自動車前方の予想走行位置を示す斜視図であ
る。
る。
【図４】他の実施例の表示装置を示す構成図である。
【図５】さらに他の実施例の表示装置を示す構成図であ
る。
る。
【図６】さらに他の実施例の表示装置を示す構成図であ
る。
る。
１−突起物、 ２−光源、 ３−ホログラム、 ４−フロントガラス、 Ｍ−マーク。
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車の前上部に突出して設けられた突
起物と、 該自動車の運転者の目と該突起物との間にマークを表示
する表示手段と、 を備え、該マークと該突起物を結ぶ直線が、自動車の助
手席側の前輪と後輪を結ぶ直線と道路上の１点で交差す
るように、該マークが表示されることを特徴とする自動
車用表示装置。 - 【請求項２】 前記表示手段が、前記マークを記録した
ホログラムと該ホログラムの再生参照光を照射する光源
とを備えたことを特徴とする請求項１記載の自動車用表
示装置。 - 【請求項３】 前記表示手段が、前記マークの表示像を
表示するためのマーク表示体と、該マーク表示体に表示
光を照射する光源とを備えたことを特徴とする請求項１
記載の自動車用表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033730A JPH07242135A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 自動車用表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6033730A JPH07242135A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 自動車用表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07242135A true JPH07242135A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12394526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6033730A Pending JPH07242135A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | 自動車用表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07242135A (ja) |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6033730A patent/JPH07242135A/ja active Pending
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