JPH07242070A - 感熱転写記録受像シート用支持体およびその製造方法 - Google Patents

感熱転写記録受像シート用支持体およびその製造方法

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JPH07242070A
JPH07242070A JP6035028A JP3502894A JPH07242070A JP H07242070 A JPH07242070 A JP H07242070A JP 6035028 A JP6035028 A JP 6035028A JP 3502894 A JP3502894 A JP 3502894A JP H07242070 A JPH07242070 A JP H07242070A
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density polyethylene
mixed resin
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pulp
paper
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JP6035028A
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Koji Satake
幸二 佐竹
Hiroshi Uehara
廣 上原
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Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成後に転写抜けの発生がなく、プリン
ターでの給紙性に優れ、画像形成後に反りまたは、曲が
りのないカールが得られ、写真に近い風合いを有する感
熱転写記録受像シート用支持体およびその製造方法を提
供する事を目的とする。 【構成】 紙基体の表裏を熱可塑性樹脂で溶融押出コー
ティングした感熱転写記録受像シート用支持体におい
て、該紙基体となるパルプの叩解後の長さ加重平均繊維
長が特定値の範囲にあり、その熱可塑性樹脂中の低密度
ポリエチレンと高密度ポリエチレンの配合が特定の範囲
にある事を特徴とする感熱転写記録受像シート用支持体
およびその製造方法。 【効果】 本発明により得られた感熱転写記録受像シー
ト用支持体は、何れも転写抜けが防止でき、プリンター
での給紙性に優れ、画像形成後に反りまたは、曲がりの
ないカールが得られるので、写真に近い風合いを有する
美しい画像を得る事ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はサーマルプリンターなど
の熱転写記録に於いて、熱転写シートの昇華性染料等を
移行させて記録を行うのに使用される感熱転写記録受像
シートおよびその製造方法に関し、更に詳しくは画像形
成時の転写抜けによる画像品質の低下を防止するととも
に、受像層形成用塗工時の耐熱性の向上およびプリンタ
ーへの給紙性が良く、画像形成後に反り、または曲がり
のないカールが得られる感熱転写記録用受像シートおよ
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】感熱転写記録プリンターは、電子スチル
ビデオカメラのハードコピー用、OAプリンター向け等
ビデオ画面をカラーコピーとして記録する分野で広く使
用されており、写真に近い画像が得られるものとして期
待されている。プリンターの記録方法は、シアン、マゼ
ンタ、イエロー計3色のインクリボンを加熱して染料を
昇華させ、受像シート表面の受像層に染料を転写させて
記録する方法があり、従来の熱溶融転写方式より近年注
目されている。この感熱転写記録プリンターは、感熱ヘ
ッドの熱エネルギーの変化に応じて転写色素の転写量を
変化させることにより、画像の階調をコントロールでき
る。
【0003】これに使用される感熱転写記録受像シート
用支持体としては紙、コート紙、合成紙(ポリプロピレ
ン、ポリエチレン等)、それらを紙と張り合わせた複合
材料、白色のポリエチレンテレフタレートベースフィル
ム、あるいは写真印画紙の製造に用いられる高白色度パ
ルプからなる紙基体の表裏にポリエチレンを溶融押出被
覆加工したもの等があるが、合成紙は熱による収縮に起
因するヒートカールが大きくなる欠点があるため、現在
は紙の表裏に合成紙を張り合わせたものが主流になって
いる。しかし、合成紙は白色度が低く、画像の白さを維
持できないこと、および合成紙自体のコストが高いた
め、個人向けには需要が伸びない欠点がある。
【0004】しかしながら、特開平1−263081号
公報に記載されているような紙基体にポリエチレンを溶
融押出被覆加工したものでは、ある程度の平滑性があっ
ても受像シートとした場合、画像形成時の転写抜けによ
る画像品質の低下が発生し商品として適さなかった。
【0005】また、特開平2−279387号公報に
は、『ベック平滑度100秒以上の紙上に100〜50
00秒の熱可塑性樹脂層と1000秒以上の高分子バリ
ア層を積層した支持体』と記載され、その課題を解決す
るための手段として、『シート状支持体は原料パルプの
種類、パルプの処理法、添加薬品の種類、抄造条件、後
処理条件等により一定の程度に平滑化する事ができ、ま
た、紙の平滑性および表面性は紙の地合に左右されるか
ら、支持体用紙に最も必要な条件は地合が良いことであ
る。また、表面性を損なうような剛直な長繊維やチリも
表面に存在しないことが好ましい』と記載されている。
しかし、従来の紙の製造方法では、ワイヤー上でのパル
プの分散を均一にしたり(地合の良化を目的とする)、
オンマシンカレンダー等で加圧し紙基体の密度を上げた
り、抄紙後のスーパーカレンダーで処理を行うことによ
り平滑性の向上を行っていたが、紙の表面の微細な凹凸
を減少できず、転写抜けの解決には至らなかった。
【0006】また、特開平2−106397号公報に
は、『紙の密度が0.7から1.2g/cm3 特に好ま
しくは0.85から1.1g/cm3 』と記載されてい
る。しかしこの数値は一般的な紙の密度であり、マシン
カレンダー等で加圧し紙基体の密度を上げても、前記と
同様な理由で転写抜けの解決には至らなかった。
【0007】また、受像層形成用塗工やバックコート層
塗工を行う時は、ドライヤーゾーンでの乾燥熱により、
溶融押出被覆加工した表裏のポリエチレン層が熱収縮
し、更に過乾燥のような高温状態に曝された場合は、ポ
リエチレン層が発泡し、その表面に小さな凹凸が発生し
て、商品価値を失うことがある。この防止方法として
は、低密度ポリエチレン(以下LDPEとする)に高密
度ポリエチレン(以下HDPEとする)を混合すること
により耐熱性が向上することがあるが、HDPEの混合
率によりカールバランスが崩れプリンターでの給紙性が
悪化し紙詰まりが発生するため、給紙性に優れ、画像形
成後に反りまたは曲がりのないカールを得るためには適
宜に表裏のHDPEの配合を調節しなければならない。
なおLDPEとは、例えば加工技術研究会編「新ラミネ
ート便覧」(昭和58年11月30日発行)に記載されている
ように密度0.91〜0.925g/cm3 付近のポリエ
チレンのものをいい、HDPEとは密度0.941〜0.
965g/cm3 付近のポリエチレンのものをいう。
【0008】また、特開平4−310795公報には、
『受像層と支持体とからなる熱転写記録受像シートにお
いて、支持体が紙の両面にHDPEおよびLDPEを含
むポリエチレン樹脂混合層を有する積層体であり、かつ
前記紙の両面のポリエチレン樹脂混合層におけるLDP
Eに対するHDPEの重量比が0.5以上であり、前記
紙の裏面のポリエチレン樹脂混合層におけるLDPEに
対するHDPEの重量比が1.0以上である熱転写記録
受像シート』と記載されている。しかし溶融押出被覆加
工を行う時の加工性は、一般的にHDPEの配合を多く
すると(特に配合比でHDPEが80%以上の場合)、
プロファイル(製品の巾方向の塗布量ムラ)の安定性や
ドローダウン性が悪化する。また、HDPEには酸化防
止剤が多く配合されていて樹脂の耐熱性が悪いため、樹
脂ゲルの発生が多くなり、表面の面質が悪化して製品故
障の原因となっている。また、酸化防止剤が多く配合さ
れてい溶融押出被覆加工時の空気中の酸素によるフィル
ムの酸化が低下して紙基体との接着性が悪くなり品質的
に問題となるので、HDPEの配合には限度がある。さ
らに、酸化チタン等の無機顔料と混合して溶融押出被覆
加工する場合、ダイスリップ部での汚れやリップ筋が発
生し易くなり(特に配合比でHDPEが35%以上の場
合)、これも操業性や製品の品質に大きく影響するの
で、やはりHDPEの配合には限度がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、画像形成時
の転写抜けによる画像品質の低下を防止し、また、ポリ
エチレンの熱収縮や発泡を防止し、プリンターでの給紙
性が優れ、さらに画像形成後に反りまたは曲がりのない
カールが得られ、写真に近い風合いを有する感熱転写記
録受像シート用支持体およびその製造方法を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の感熱転写記録受
像シート用支持体は、叩解後のパルプの長さ加重平均繊
維長が0.45〜0.60mmから成る該紙基体の表面に
無機顔料とLDPEを主成分とする混合樹脂の溶融押出
被覆層を設け、かつ該紙基体の裏面にLDPEとHDP
Eを主成分とする混合樹脂中のHDPEが、10〜80
重量%含む混合樹脂の溶融押出被覆層を設けたことを特
徴とする感熱転写記録受像シート用支持体である。また
は叩解後のパルプの長さ加重平均繊維長が0.45〜0.
60mmから成る該紙基体の表面に無機顔料とLDPE
およびHDPEを主成分とする混合樹脂中のHDPE
が、5〜30重量%含む混合樹脂の溶融押出被覆層を設
け、かつ該紙基体の裏面にLDPEとHDPEを主成分
とする混合樹脂中のHDPEが、10〜80重量%含む
混合樹脂の溶融押出被覆層を設けたことを特徴とする感
熱転写記録受像シート用支持体である。また、長さ加重
平均繊維長を0.45〜0.60mmに叩解したパルプか
ら成る該紙基体の表面に無機顔料とLDPEを主成分と
する混合樹脂を溶融押出被覆加工し、かつ該紙基体の裏
面にLDPEとHDPEを主成分とする混合樹脂中のH
DPEが、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融押出被
覆加工したことを特徴とする感熱転写記録受像シート用
支持体の製造方法である。または長さ加重平均繊維長を
0.45〜0.60mmに叩解したパルプから成る該紙基
体の表面に無機顔料とLDPEおよびHDPEを主成分
とする混合樹脂中のHDPEが、5〜30重量%含む混
合樹脂の溶融押出被覆加工し、かつ該紙基体の裏面にL
DPEとHDPEを主成分とする混合樹脂中のHDPE
が、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融押出被覆加工
したことを特徴とする感熱転写記録受像シート用支持体
の製造方法である。
【0011】本発明の感熱転写記録受像シートは、支持
体とその上に形成された受像層で構成され、その支持体
は、紙基体とその表裏に溶融押出被覆加工されたポリエ
チレン混合樹脂層から構成される。
【0012】本発明に使用される紙基体としては、高白
色度パルプからなる紙が用いられ、例えば、天然パルプ
のLBSPやNSKP等の天然パルプ紙、あるいは、合
成パルプ紙、または、天然パルプと合成パルプの混抄
紙、或いは種々のパルプの抄き合わせ等の紙を挙げるこ
とができ、特に好ましいパルプはLBSPやLBKP等
の広葉樹パルプである。また、叩解性については、一般
的にKPよりSPの方が叩解しやすいことが知られてお
り、更に好ましいのはLBSPである。従ってLBSP
の配合率が多ければ叩解し易く生産性が上がるが、コス
ト的、剛度、手触り感などからLBKPを配合した方が
良い。これらのパルプをDDR(ダブルディスクリファ
イナー)で叩解し、長さ加重平均繊維長を0.45〜0.
60mmに調製する。このパルプを長網抄紙機で抄造す
るとワイヤー上での大きなフロックの形成(パルプの絡
み合いの増加)が減少し地合(ワイヤー上でのパルプの
分散の程度)が良くなる。これにより紙の表面の凹凸が
少なくなるので平滑性が高くなり受像シートとした場合
画像形成後の色素との密着性が向上し良好に転写され
る。これに対して 、長さ加重平均繊維長が0.60mm
より長いとワイヤー上での大きなフロックの形成が起き
易くなり、地合が悪化するので紙の表面の凹凸が多くな
る結果、平滑性が低くなり感熱転写受像シートとした場
合画像形成が良好に転写されなく、転写抜けによる画像
品質の低下を招き長さ加重平均繊維長が0.45mm未
満となった場合は 、紙の強度や剛度が低下し実用には
耐えない。また、叩解するのに時間を要するようになり
生産性が低下してしまい実用的でない。
【0013】また、本発明の紙基体には、一般に当業界
で用いられている柔軟剤、紙基体力増強剤、サイズ剤、
定着剤、帯電防止剤、染料、蛍光剤、填料等の添加剤が
配合されていても良く、また、表面サイズ剤、表面紙基
体力剤、帯電防止剤、蛍光剤等をタブサイズ方式やサイ
ズプレス方式等により塗布されても良い。
【0014】本発明に使用される紙基体は、通常50〜
300g/m2 の重量のものが用いられ、その厚みは特
に制限はないが手触り剛度感、カール性等を考慮する
と、45〜280μmが好ましい。
【0015】本発明に使用される紙基体の平滑性は、ベ
ック平滑度で100秒以上のものが好ましく、JIS
P−8119に従って 、ベック試験機により測定する
ことができる。また、特開平5−169844号公報に
記載された膜厚ムラ指数Rpy=170mv以下であり
、かつ中心面平均粗さSRa=1.3μm以下であって
も良い。
【0016】本発明に使用される紙基体の白さは、ハン
ター白色度でL=90以上、a=2〜4、b=−3〜−
4.5の範囲にあるのが好ましく、JIS Z8722に
従って、分光光度計により分光反射率を測定し 、JI
S Z8730に従って求めることができる。この範囲
内にあると画像形成後の鮮明性を上げ、写真に近い風合
いを有することができる。
【0017】本発明で、無機顔料と低密度ポリエチレン
を主成分とする混合樹脂、LDPEとHDPEを主成分
とする混合樹脂は、必要に応じポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリブテン、ポリペンテン等のホモポリマー、
または、エチレンポリプロピレン共重合体等のポリオレ
フィンの2つ以上からなる共重合体、あるいは、エチレ
ンとαオレフィンとの共重合体である直鎖状LDPEお
よびこれらの混合物、各種の密度およびメルトインデッ
クスのものを単独あるいはそれらを、耐熱性やカールバ
ランスに影響がない限り、混合して溶融押出被覆加工し
てもかまわない。特に好ましく用いられるポリエチレン
としては、LDPEは密度が0.915〜0.930g
/cm3 でメルトインデックス(以下MIとする)が3
〜5g/10分であり、かつHDPEとしては密度が
0.950〜0.970g/cm3でMIが6〜23g
/10分が良い。なおMIとは、例えば加工技術研究会
編「新ラミネート便覧」(昭和58年11月30日発行)に記
載されているようにメルトインデクサーなる測定器から
190℃の温度下で押出された樹脂の重量で表す溶融粘
度の指標であり、MIは分子構造的には分子量との関連
が強く、平均分子量が小さいほどMIが高く、流れがよ
いということを表している。
【0018】本発明における紙基体の表面の混合樹脂層
は、一方は無機顔料とLDPEを主成分とする混合樹
脂、他方は無機顔料とLDPEおよびHDPEを主成分
とする混合樹脂から成り、これら主成分の物質の他、必
要に応じ各種の少量の添加剤を含有せしめることができ
る。特公昭60−3430号公報、特公昭63−116
55号公報、特公平1−38291号公報、特公平1−
38292号公報、特公平1−105245号公報等に
記載もしくは例示の酸化チタン、酸化亜鉛、タルク、炭
酸カルシウム等の無機顔料さらに、ステアリン酸アミ
ド、アラキジン酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン
酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸アルミ
ニウム、ステアリン酸マグネシウム、パルミチン酸亜
鉛、パルミチン酸カルシウム、ミリスチン酸亜鉛等の脂
肪酸金属塩、特公平1−105245号公報に記載もし
くは例示のヒンダードフェノール、ヒンダードアミン、
リン系、硫黄系等の各種酸化防止剤、コバルトブルー、
群青、セリアンブルー、フタロシアニンブルー等のブル
ー顔料や染料、コバルトバイオレット、ファストバイオ
レット、マンガンバイオレット等のマゼンタの顔料や染
料、特開平2−254440に記載もしくは例示の蛍光
増白剤、紫外線吸収剤等の各種添加剤を適宜組み合わせ
て添加しても良い。それらの添加剤は、樹脂のマスター
バッチあるいはコンパウンドとして含有せしめるのが好
ましい。また紙基体の裏面の混合樹脂層は、LDPEと
HDPEを主成分とする混合樹脂から成り、これら主成
分の物質の他、必要に応じ各種の少量の添加剤を含有せ
しめることができる。ステアリン酸アミド、アラキジン
酸アミド等の脂肪酸アミド、ステアリン酸亜鉛、ステア
リン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム、ステア
リン酸マグネシウム、パルミチン酸亜鉛、パルミチン酸
カルシウム、ミリスチン酸亜鉛等の脂肪酸金属塩、特公
平1−105245号公報に記載もしくは例示のヒンダ
ードフェノール、ヒンダードアミン、リン系、硫黄系等
の各種酸化防止剤、特開平2−254440に記載もし
くは例示の蛍光増白剤、紫外線吸収剤等の各種添加剤を
適宜組み合わせて添加しても良い。
【0019】本願発明の樹脂において、コスト的に有利
なLDPE、HDPEを使用し、前記紙基体の表裏に溶
融押出被覆加工するが、本発明においてその樹脂配合に
特定の範囲が存在する。
【0020】即ち本発明においては、前記紙基体の表面
に無機顔料とLDPEを主成分とする混合樹脂の溶融押
出被覆層を設け、かつ該紙基体の裏面にLDPEとHD
PEを主成分とする混合樹脂中のHDPEが、10〜8
0重量%含む混合樹脂の溶融押出被覆層を設けたことを
特徴とする感熱転写記録受像シート用支持体である。ま
たは該紙基体の表面に無機顔料とLDPEおよびHDP
Eを主成分とする混合樹脂中のHDPEが、5〜30重
量%含む混合樹脂の溶融押出被覆層を設け、かつ該紙基
体の裏面にLDPEとHDPEを主成分とする混合樹脂
中のHDPEが、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融
押出被覆層を設けたことを特徴とする感熱転写記録受像
シート用支持体である。また該紙基体の表面に無機顔料
とLDPEを主成分とする混合樹脂を溶融押出被覆加工
し、かつ該紙基体の裏面にLDPEとHDPEを主成分
とする混合樹脂中のHDPEが、10〜80重量%含む
混合樹脂の溶融押出被覆加工したことを特徴とする感熱
転写記録受像シート用支持体の製造方法である。または
該紙基体の表面に無機顔料とLDPEおよびHDPEを
主成分とする混合樹脂中のHDPEが、5〜30重量%
含む混合樹脂の溶融押出被覆加工し、かつ該紙基体の裏
面にLDPEとHDPEを主成分とする混合樹脂中のH
DPEが、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融押出被
覆加工したことを特徴とする感熱転写記録受像シート用
支持体の製造方法である。これらの条件を全て満たす
と、表面側のダイスリップ部に汚れやリップ筋の発生が
少なく、さらに、特公平02−50946号公報に記載
された酸化チタンを使用すれば更に発生は減少する。ま
た、受像層形成用塗工時やバックコート層塗工時のドラ
イヤーゾーンでの乾燥熱により表裏の樹脂層が熱収縮
し、さらに過乾燥なような高温状態に曝された場合で
も、耐熱性があるためポリエチレン層の発泡や熱変形が
起こりにくくなる。
【0021】紙基体の表面に無機顔料とLDPEとの混
合樹脂を溶融押出被覆加工する場合は、ダイスリップ部
での汚れやリップ筋の発生が極めて少なく操業的に良い
が、無機顔料とLDPEおよびHDPEとの混合樹脂に
おいてHDPEが30重量%を超えて溶融押出被覆加工
する場合は、ダイスリップ部での汚れやリップ筋が発生
し易く商品として適さなくなり、裏面のLDPEおよび
HDPEとの混合樹脂においてHDPEの配合が80重
量%を越えて溶融押出被覆加工する場合には、プロファ
イル(製品の巾方向の塗布量ムラ)の安定性やドローダウ
ン性が悪化し、操業性に問題がある。
【0022】カールについては、表裏に溶融押出被覆加
工するそれぞれの塗布量とHDPEの配合によりコント
ロールすることができ、前記配合であれば操業的に問題
がない状況で若干のプラスカールから平坦な面もしくは
若干のマイナスカールまで任意に調節が可能となる。
【0023】本発明に於ける感熱転写記録受像シート
は、前記紙基体の表裏にコロナ放電処理を行い、ポリエ
チレンを溶融押出被覆加工法により製造することができ
る。また、共押出で溶融押出被覆加工する場合は、それ
らの樹脂を別々の押出機から単独あるいは混合して使用
しても良く、発泡性樹脂層を含む多層としても良い。ま
たプリンターのプランテンロールとサーマルヘードとの
間隙に感熱転写記録受像シートを挟み転写を行うため、
この紙基体の表裏に溶融押出被覆加工する時の樹脂層の
塗布量が大きく変わるとその間隙も変わるので、サーマ
ルヘッドの当たり方も変わり更に転写濃度も変わるた
め、樹脂層の塗布量には制限があり、特公平02−50
946号公報に記載された5〜25g/m2 が好まし
い。
【0024】本発明に於ける昇華型受像層に用いられる
合成樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリアクリル酸
エステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ酢酸ビニル
樹脂、スチレンアクリレート樹脂、ビニルトルエンアク
リレート樹脂等のエステル結合を有する樹脂、ポリウレ
タン樹脂等のウレタン結合を有する樹脂、ポリアミド樹
脂等のアミド結合を有する樹脂、尿素樹脂等の尿素結合
を有する樹脂、その他ポリカプロラクタン樹脂、スチレ
ン系樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニ
ル共重合体樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂等を挙げら
れる。これら樹脂に加えて、これらの混合物若しくは共
重合体も使用できる。
【0025】本発明に於ける昇華型受像層中には、前記
樹脂の他に離型剤、顔料等を加えても良い。この離型剤
としてはポリエチレンワックス、アミドワックス、テフ
ロンパウダー等の固形ワックス類、フッ素系、燐酸エス
テル系界面活性剤、シリコーンオイル類等が挙げられ
る。これら離型剤の中でシリコーンオイルが最も好まし
い。前記シリコーンオイルとしては油状の物も使用でき
るが、硬化型のものが好ましい。硬化型のシリコーンオ
イルとしては、反応硬化型、光硬化型、触媒硬化型等が
挙げられるが、反応硬化型のシリコーンオイルが特に好
ましい。反応硬化型シリコーンオイルとしてはアミノ変
性シリコーンオイル、エポキシ変性シリコーンオイル等
が挙げられる。前記反応性シリコーンオイルの添加量は
昇華型受像層中に0.1〜20重量%が好ましい。前記
顔料としてはシリカ 、炭酸カルシウム、酸化チタン、
酸化亜鉛等が望ましい。昇華型受像層の厚さとしては
、0.5〜20μmが好ましく、1〜10μmが更に好
ましい。
【0026】
【実施例】以下、実施例により本発明を詳しく説明する
が、本発明の内容は実施例に限られるものではない。 (紙基体の製造)LBSP30%、LBKP70%のパル
プをDDRで表1に記載の長さ加重平均繊維長に叩解
し、更にパルプ100重量%に対して下記の薬品を添加
した。 カチオン化澱粉 3 重量% アニオン化ポリアクリルアミド 0.2重量% アルキルケテンダイマー乳化物(ケテンダイマー分とし
て)0.4重量% ポリアミドポリアミンエピクロルヒドリン樹脂 0.4
重量% ここで、繊維長の測定は、カヤーニ製FS−200によ
り測定した。このパルプを長網抄紙機に供給して坪量1
70g/m2 、厚み160μm、水分8%の紙基体を抄
造した。尚、下記の薬品配合でタブサイズ加工を行い、
25g/m2 含浸させた。 カルボキシ変性ポリビニルアルコール 3 重量% 蛍光増白剤 0.05 重量% 青色染料 0.002重量% 塩化ナトリウム 4 重量% クエン酸 0.2 重量% 水 93 重量% 尚、この紙基体のベック平滑度は、オンマシンカレンダ
ー処理により300〜350秒あった。
【0027】(溶融押出被覆加工)次に、受像層の裏面の
紙基体面にコロナ放電処理した後、下記の樹脂を表1の
配合比、樹脂温度325℃、ラインスピード140m/
分の条件、表1の樹脂塗布量で溶融押出被覆加工を行っ
た。 LDPE(密度0.920g/cm3 、MI=4.5g
/10分) HDPE(密度0.970g/cm3 、MI=7.0g
/10分)
【0028】引き続き、紙基体の表面をコロナ放電処理
した後、この表面に下記の樹脂を表1の配合比、樹脂温
度325℃、ラインスピード140m/分の条件、表1
の樹脂塗布量で溶融押出被覆加工を行った。尚、受像層
を塗工するため、水濡れ性が45dyne/cm以上に
なるようにコロナ放電処理を行った。 二酸化チタン顔料のマスターバッチ (LDPE(密度0.920g/cm3 、MI=8.5
g/10分)47.5重量%、含水酸化アルミニュウム
(対二酸化チタンに対してAl23分として0.75重
量%)で表面処理したアナターゼ型二酸化チタン顔料5
0重量%とステアリン酸亜鉛2.5重量%からなる) LDPE(密度0.920g/cm3 、MI=4.5g
/10分) HDPE(密度0.970g/cm3 、MI=7.0g
/10分) 尚、紙基体の表裏のポリエチレン樹脂の溶融押出被覆加
工は、逐次溶融押出被覆加工が行われる、いわゆるタン
デム方式で行われた。その際、紙基体の表面に溶融押出
被覆加工した時の面質は特公昭62−19732号公報
に記載の微粗面に、紙基体の裏面に溶融押出被覆加工し
た時の面質はマット面に加工した。
【0029】(転写シートの作成)その後、下記の組成の
昇華性染料受像層をワイヤーバーを用いて表面側に塗
布、乾燥させ、固形分塗布量5g/m2 の受像層を設
け、感熱転写記録用受像シートを得た。 ポリエステル樹脂(バイロン200:東洋紡製) 10 重量% アミノ変性シリコーン(KF−393:信越化学製) 0.5重量% エポキシ変性シリコーン(X−22−343:信越化学製) 0.5重量% 溶剤(トルエン:メチルエチルケトン=1:1) 89 重量%
【0030】次いで、下記組成の感熱昇華転写層形成用
インキ組成物を調整し、背面に耐熱処理を施した厚さ6
μmのポリエチレンテレフタレートフィルムに、固形分
塗布量が1g/m2 になるように塗布、乾燥して熱転写
シートを得た。 分散染料(KST−B−714:日本化薬製) 4重量% ポリビニルブチラール樹脂(BX−1:積水化学製) 4重量% 溶剤(トルエン:メチルエチルケトン=1:1) 92重量%
【0031】上記で得られた熱転写シートおよび感熱転
写記録用受像シートを組み合わせてサーマルヘッドによ
り 0.3mJと2mJの印加エネルギーを与えてベタ印
字を行った。尚、感熱転写記録用受像シートの大きさは
A6サイズで行った。 (転写濃度)反射濃度計(マクベスRD519)を用い
て、印加電圧2mJでのシアンの転写濃度を測定した。
転写濃度が高いほど感度が高く良好となる。 (転写抜け)印加電圧0.3mJでのハーフトーン印字
での印字のドット状の転写抜けの発生を目視で判定し
た。 ◎:全く転写抜けが認められない。 ○:わずかに転写抜けが認められるがユーザーからクレ
ームにならなく、問題ないレベル。 △:転写抜けが認められ、ユーザーからクレームになる
と判断できるレベル。 ×:多量の転写抜けが認められ、商品として適さない。 (リップ汚れ)表面側となる表1の配合樹脂を押出機か
ら100Kg押出した後、ダイスのリップ付近の汚れ状
態を目視で観察した。 ◎:リップ汚れの発生なし ○:0.1mmぐらい大きさの目ヤニ状のリップ汚れが
付着しているが、操業上問題にならないレベル。 △:0.5mmぐらい大きさの目ヤニ状のリップ汚れが
付着し、そこが樹脂に接触するため筋状となり、操業上
問題となるレベル。 ×:リップ汚れが多発し大きさが1mmぐらいの目ヤニ
状のものが付着し操業上問題となり停機してダイスリッ
プの掃除が必要となるレベル。 (給紙性)感熱転写記録用受像シートをプリンターで印
字するときの給紙性を気温20℃、湿度65%RH下で
調査した。給紙不良の発生率が低いものほど、給紙トラ
ブルがないことを表している。 ◎:給紙不良率 0%で給紙トラブルがない。 ○:給紙不良率 1〜5%で実用上使用可能と判断でき
るレベル。 △:給紙不良率 5〜30%で実用上ユーザーからクレ
ームになると判断できるレベル。 ×:給紙不良率 30%以上で実用上全く給紙性がない
と判断できるレベル。 (カール)印加電圧2mJでベタ印字後の感熱転写記録
用受像シートを気温20℃、湿度65%RH下で24時
間放置し四隅の高さを測定した。尚、この高さがマイナ
スの場合は裏面(受像層が設けてある反対側の面)側にカ
ールしていることを示し、プラスの場合は、この逆の表
面側(受像層を設けている側の面)にカールしていること
を表している。また、この値がフラットに近いものほど
良好なカールである。 ◎:殆どフラット。(四隅の高さの平均値が0±5mm
程度) ○:カールするが実用上問題ない。(四隅の高さの平均
値の絶対値が10mm程度) △:酷いカールで実用には適さない。(四隅の高さの平
均値の絶対値が10mm以上) ×:丸くカールし使用できない。 (裏面の耐熱性)バックコートをしていない感熱転写記録
用受像シートを乾燥機で120℃1分間加熱し裏面の様
子を目視で評価した。 ◎:変化なし。 ○:熱により裏面の光沢が若干上昇したが商品として合
格になると判断できるレベル。 △:熱により裏面のポリエチレン層が少し発泡し小さな
凹凸ができ、商品として適さない。 ×:熱により裏面のポリエチレン層が全面に発泡し大き
な凹凸ができ、商品として適さない。 (手触り感)手で触って腰(剛度)がある様子を評価し
た。 ○:腰があって良好 ×:腰がなく手で触ると軟らかい感じがする
【0032】
【表1】
【0033】この結果より、パルプ繊維長が長くなるに
従い画像形成後に転写抜けが発生し、これにより転写濃
度も低下することがわかる。また、紙基体の表面に溶融
押出被覆加工した時のダイスのリップ汚れは、無機顔料
とLDPEとの混合樹脂あるいは、無機顔料とLDPE
およびHDPEとの混合樹脂においてHDPEが、5〜
30重量%含む混合樹脂にすると良好であることがわか
る。また、カールについては表裏の樹脂塗布量とHDP
Eの配合との間に密接な関係があり、品質的、操業的に
HDPEの配合を請求項の範囲にする必要がある。更に
裏面の耐熱性を上げるにはHDPEを混合する事により
効果があるということがわかる。
【0034】
【発明の効果】実施例の結果から明らかなように、本発
明により得られた感熱転写記録受像シート用支持体は何
れも転写抜けが防止でき、プリンターでの給紙性が良
く、画像形成後に反りまたは曲がりのないカールが得ら
れるので、写真に近い風合いを有する美しい画像を得る
ことができた。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルプを主体とする紙基体の表裏に熱可
    塑性樹脂で溶融押出被覆層を設けた支持体に於いて 、
    叩解後のパルプの長さ加重平均繊維長が0.45〜 0.
    60mmから成る該紙基体の表面に無機顔料と低密度ポ
    リエチレンを主成分とする混合樹脂の溶融押出被覆層を
    設け、かつ該紙基体の裏面に低密度ポリエチレンと高密
    度ポリエチレンを主成分とする混合樹脂中の高密度ポリ
    エチレンが、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融押出
    被覆層を設けたことを特徴とする感熱転写記録受像シー
    ト用支持体。
  2. 【請求項2】 パルプを主体とする紙基体の表裏に熱可
    塑性樹脂で溶融押出被覆層を設けた支持体に於いて 、
    叩解後のパルプの長さ加重平均繊維長が0.45〜 0.
    60mmから成る該紙基体の表面に無機顔料と低密度ポ
    リエチレンおよび高密度ポリエチレンを主成分とする混
    合樹脂中の高密度ポリエチレンが、5〜30重量%含む
    混合樹脂の溶融押出被覆層を設け、かつ該紙基体の裏面
    に低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンを主成分と
    する混合樹脂中の高密度ポリエチレンが、10〜80重
    量%含む混合樹脂の溶融押出被覆層を設けたことを特徴
    とする感熱転写記録受像シート用支持体。
  3. 【請求項3】 パルプを主体とする紙基体の表裏に熱可
    塑性樹脂で溶融押出被覆した支持体の製造方法におい
    て、長さ加重平均繊維長を0.45〜0.60mmに叩解
    したパルプから成る該紙基体の表面に無機顔料と低密度
    ポリエチレンを主成分とする混合樹脂を溶融押出被覆加
    工し、かつ該紙基体の裏面に低密度ポリエチレンと高密
    度ポリエチレンを主成分とする混合樹脂中の高密度ポリ
    エチレンが、10〜80重量%含む混合樹脂の溶融押出
    被覆加工したことを特徴とする感熱転写記録受像シート
    用支持体の製造方法。
  4. 【請求項4】 パルプを主体とする紙基体の表裏に熱可
    塑性樹脂で溶融押出被覆した支持体の製造方法におい
    て、長さ加重平均繊維長を0.45〜0.60mmに叩解
    したパルプから成る該紙基体の表面に無機顔料と低密度
    ポリエチレンおよび高密度ポリエチレンを主成分とする
    混合樹脂中の高密度ポリエチレンが、5〜30重量%含
    む混合樹脂の溶融押出被覆加工し、かつ該紙基体の裏面
    に低密度ポリエチレンと高密度ポリエチレンを主成分と
    する混合樹脂中の高密度ポリエチレンが、10〜80重
    量%含む混合樹脂の溶融押出被覆加工したことを特徴と
    する感熱転写記録受像シート用支持体の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006115176A1 (ja) * 2005-04-22 2006-11-02 Dai Nippon Printing Co., Ltd. 熱転写受像シート、および、熱転写受像シートの製造方法
CN104085214A (zh) * 2014-06-20 2014-10-08 潍坊恒联铜版纸有限公司 一种热转印纸原纸及其制备工艺

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