JPH0724192Y2 - 金属切削屑のせん断処理装置 - Google Patents

金属切削屑のせん断処理装置

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JPH0724192Y2
JPH0724192Y2 JP1990095960U JP9596090U JPH0724192Y2 JP H0724192 Y2 JPH0724192 Y2 JP H0724192Y2 JP 1990095960 U JP1990095960 U JP 1990095960U JP 9596090 U JP9596090 U JP 9596090U JP H0724192 Y2 JPH0724192 Y2 JP H0724192Y2
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blade
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metal
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三智夫 長曽根
勝美 天羽
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サンマシーン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、金属切削屑のせん断処理装置の改良に関す
る。
〈従来の技術〉 従来から、金属切削加工により発生する切削屑をスクリ
ューコンベアにより搬送し、搬送されてきた切削屑をせ
ん断手段によりせん断して、細片状態になす装置とし
て、例えば実開昭58-119844号に係る考案が提案されて
いた。
この装置は、スクリューコンベアと、スクリューコンベ
アの搬送方向(軸方向)に直交する回転軸へ形成された
せん断刃と、せん断刃に対応する位置へ形成された固定
刃とを備えて構成されたものであり、スクリューコンベ
アと、回転ドラムと、せん断刃の回転軸との計3個の回
転動力源を必要とするとともに装置自体も大型のもので
あった。
このような点を考慮して、本出願人は本願に先行する実
願平1-125751号にて、上記点を改良した装置を提案し、
出願した。
これは、円筒形のケーシングと、このケーシング内の中
心軸上に配された回転軸と、この回転軸の基端側の搬送
領域に形成され切削屑を先端方向に送るねじ羽根と、回
転軸の先端側のせん断領域に径外方向へ突設されたせん
断刃と、ケーシング内周面のせん断刃と対応する位置か
ら径内方向に突設された固定刃と、ケーシングに形成さ
れた排出口とを備えたものである。
ところが上記装置にあっては、移送手段たるねじ羽根か
らせん断手段へ、金属屑を送り込んだ際に、せん断刃と
固定刃との間で金属屑が詰まってしまい処理能率の低下
を招いていた。更に、金属屑のせん断が行えなくなるば
かりでなく、その装置そのものが稼働しなくなり、オー
バーロードの原因になっていた。
一方、実開平1-101723号公報には、金属屑の詰まりの防
止手段を設けた金属切削屑の切断断処理装置が提案され
ている。この装置は、互いに噛み合う一対をなす回転カ
ッターを正、逆回転切り換え自在に配し、これらの回転
カッター間で回転に伴い金属屑を切断できるようにな
し、又、回転カッター間で金属屑が詰まった場合には逆
回転させることにより金属屑の詰まりを解消できるよう
にしたものである。
しかしながら、この装置のように互いに噛み合う回転カ
ッターで金属屑を切断処理する場合には、両回転カッタ
ー間のクリアランスをほとんど設けずに行われるが、例
えば上記の本出願人が提案した装置のように回転するせ
ん断刃と固定刃とで金属屑をせん断処理する場合には、
せん断刃と固定刃との間に適宜なクリアランスを設けて
行われる。そのため、せん断刃と固定刃との間に金属屑
が詰まった場合にせん断刃を逆転させようとしても、そ
のせん断刃の逆転に伴い逆方向側から再度、せん断刃と
固定刃との間に金属屑が入り込んでしまって詰まりを起
こす場合がある。その結果、せん断処理装置において
は、一旦金属屑の詰まりを起こすとせん断刃を逆転し難
くなってしまい、容易に金属屑の詰まりを解消できな
い。従って、この実開平1-101723号公報に記載の装置の
金属屑の詰まりの防止手段を、回転するせん断刃と固定
刃とで金属屑をせん断処理する装置にそのまま適応させ
ることができない。
〈考案が解決しようとする課題〉 本考案は、以上の実情に鑑み提案されたもので、回転す
るせん断刃と固定刃とで金属屑をせん断する際の金属屑
の詰まりによる装置の不具合を防止できる金属切削屑の
せん断処理装置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 本考案は、次の特徴を有する金属切削屑のせん断処理装
置を提供することにより上記課題を解決する。
本考案の金属切削屑のせん断処理装置は、内周面の適宜
位置に径内方向に突設された固定刃(8)を有するせん
断室(1a)と、せん断室(1a)へ通じる搬送通路(1b)
と、搬送通路(1b)内部からせん断室(1a)内部へ渡さ
れた長尺の回転軸(2)と、回転軸(2)へ回動力を供
給する電動機(3)とを有してなる。
回転軸(2)表面の搬送通路(1b)内領域は、回転軸
(2)の長手方向へ螺旋状に巻回するねじ羽根(21)を
有する。
回転軸(2)表面のせん断室(1a)内領域は、径外方向
に突設された適宜数のせん断刃(9)(9a)を有する。
せん断刃(9)(9a)は、先端にせん断刃部(91)を備
えることにより、回転軸(2)の回転に従い上記ねじ羽
根(21)によって搬送通路(1b)から送られてくる金属
屑が上記固定刃(8)との間でせん断可能とされる。
又、上記電動機(3)は、トルクが上がったとき逆転す
る制御手段を備えることにより、せん断室(1a)内にて
搬送物が詰まったとき、自動的に逆転して金属屑を搬送
通路(1b)方向へ後退させることが可能なものである。
固定刃(8)の先端側の頂部(8″)には、せん断刃
(9)(9a)の正回転に際して金属屑をせん断刃(9)
(9a)のせん断刃部(91)とでせん断する固定刃部(8
d)と、せん断刃(9)(9a)の正回転方向に対して固
定刃部(8d)の後方側となる端部に形成された隆起部
(8b)とが備えられる。又、この隆起部(8b)の径内方
向への突出量は、固定刃部(8d)の突出量より多く突出
されることにより、せん断刃(9)(9a)の回転に伴っ
て形成されるせん断刃(9)(9a)のせん断刃部(91)
と隆起部(8b)との間隔(t1)が、せん断刃(9)(9
a)のせん断刃部(91)と固定刃部(8d)との間隔(t
2)より狭くなされる。
そして、この固定刃(8)の隆起部(8b)により、せん
断刃(9)(9a)の逆回転に際してせん断刃(9)(9
a)と固定刃(8)との間に金属屑が入り難いようにな
されたものである。
〈作用〉 本考案においては、回転軸(2)のトルクが上がったと
き逆転する制御手段を有する電動機(3)を備えるとと
もに、固定刃(8)の先端側の頂部(8″)に、せん断
刃(9)(9a)の正回転に際してせん断刃(9)(9a)
のせん断刃部(91)とで金属屑をせん断する固定刃部
(8d)と、せん断刃(9)(9a)の正回転方向に対して
固定刃部(8d)の後方側となる後端に形成した隆起部
(8b)とを備え、又、この隆起部(8b)の径内方向への
突出量を、固定刃部(8d)の突出量より多く突出させる
ことにより、せん断刃(9)(9a)の回転に伴って形成
されるせん断刃(9)(9a)のせん断刃部(91)と隆起
部(8b)との間隔(t1)が、せん断刃(9)(9a)のせ
ん断刃部(91)と固定刃部(8d)との間隔(t2)より狭
くなるものとする。
こうすることにより、第14図に示すようにせん断刃
(9)(9a)の逆回転に伴って逆送(b)されてくる金
属屑が隆起部(8b)に当たり、せん断刃(9)(9a)と
固定刃(8)との間に入り難いものにでき、せん断刃
(9)(9a)の逆回転に伴う詰まりを防止できる。これ
により、せん断刃(9)(9a)の正回転によりせん断刃
(9)(9a)と固定刃(8)との間に金属屑が詰まった
場合には、せん断刃(9)(9a)を容易に逆回転でき、
金属屑の詰まりを解消できる。
〈実施例〉 以下、図面に基づき本考案の一実施例を具体的に説明す
る。
第1図は、装置の全体平面図である第3図のI−I線略
断面図である。又第2図はこの第3図に示すII-II線略
断面図である。
この実施例の金属切削屑のせん断処理装置は第1図へ示
すように、内周面の適宜位置に固定刃(8)を有するせ
ん断室(1a)と、せん断室(1a)へ通じる搬送通路(1
b)と、搬送通路(1b)内部からせん断室(1a)内部へ
渡された長尺の回転軸(2)と、回転軸(2)へ回動力
を供給する減速モーター(3)とを有するものである。
装置の回転軸(2)表面の搬送通路(1b)内領域は、回
転軸(2)長手方向へ螺旋状に巻回するねじ羽根(21)
を有する。又回転軸(2)表面のせん断室(1a)内領域
は、適宜数のせん断刃(9)(9a)を有する。
せん断刃(9)(9a)は、径外方向に突設され、第2図
及び第14図に示すように先端にせん断刃部(91)を備え
ており、このせん断刃部(91)により、回転軸(2)の
回転に従い上記ねじ羽根(21)によって搬送通路(1b)
から送られて来る金属屑を上記固定刃(8)との間でせ
ん断できるように成されている。
上記減速モーター(3)は、適宜制御手段を備えること
により、せん断室(1a)内にて金属屑が詰まったとき、
自動的に逆転して金属屑を搬送通路(1b)方向へ後退さ
せることが可能なるものである。
以下この減速モーター(3)及びその周辺の構成から順
に各部の構成について説明する。
上記回転軸(2)は、減速モーター(3)を駆動源とし
て回転する。詳述すると回転軸(2)は、ケーシング
(1)の両端へ軸受け(13)(14)により回動可能に支
持されている。その一端が、ケーシング(1)のケーシ
ングカバー(12a)を貫き、第3図へ示すようにこのケ
ーシング(1)の左側においてケーシング(1)と同一
基盤(4)上に並べられて配設される減速モーター
(3)へ接続される。尚この減速モーター(3)の配設
位置については、上述のものに限らず、例えばケーシン
グ(1)の右側或いは左側へ横二列となるように配設し
てチェーン等を介して接続させるようにしても良い。又
装置は、回転軸(2)の上記とは反対側の端と、減速モ
ーター(3)とが接続されるものであっても実施可能で
あり、設置場所に応じ適宜変更すればよいものである。
減速モーター(3)として適切なものについて、以下説
明する。この減速モーター(3)は、逆転可能な制御手
段を有するものである。この制御手段の回路構成につい
て、第13図を用いて説明する。ここで(MSF)は正転マ
グネットスイッチであり、(MSR)は、逆転マグネット
スイッチである。(TH)はサーマルである。又(SAO−
Q)は、電流検出用CTであり、(CP)はサーキットプロ
テクター(制御回路保護)である。(PB1)は運転用押
ボタンであり、(PB2)は停止用押ボタンである。更に
(T)は逆転用タイマーであり、(51M)は電流検出用
制御器である。このタイマー(T)は、少なくとも約1
〜5秒の間で設定可能なものである。
サーマルと電流検出器の設定は、電圧が200V時、ギヤー
ドモートルが0.75kwにおいて、サーマル値が4.4Aであ
り、電流検出値が3.0A(2秒)である。又ギヤードモー
トル1.5kwにおいて、サーマル値が7.5Aであり、電流検
出値が6.0A(2秒)である。
制御手段の制御盤の操作・作動状態について説明する。
運転用押ボタン(PB1)にて、回転軸(2)を起動す
る。このとき正転マグネットスイッチ(MSF)を「入」
状態になる。正常運転の場合は、正転で連続運動する。
停止させるときは、停止用押ボタン(PB2)を押すこと
によって、停止となる。
回転軸(2)へ負荷が加わりすぎると、電流検出用CT
(SAO−Q)にて過電流を検出する。そして電流検出制
御器(51M)が動作し正転している回転軸(2)を停止
し、逆転マグネットスイッチ(MSR)が「入」状態にな
り、回転軸(2)の逆転を開始する。この逆転時間は逆
転用タイマー(T)の設定により、約2〜3秒であり、
この約2〜3秒の逆転後、再度正転運転に戻る。
上記の動作を繰り返した場合モートル保護のためサ
ーマル(TH)が動作し、回転軸(2)の制御を停止す
る。
サーマルトリップした際には、サーマルトリップの原
因を取り除いてから再度運転する。このサーマルトリッ
プの原因としては、せん断室(1a)内に異物が混入した
場合、せん断室(1a)内のせん断処理能力以上の量の金
属屑が入った場合、マグネットスイッチの接点が摩耗し
ている場合、電圧降下や欠相等電源状態が良くない場合
が掲げられる。
第1図において、中空の円筒状体に形成されたケーシン
グ(1)の左側の部分が、上述のせん断室(1a)であ
り、このせん断室(1a)に至るまでのケーシング(1)
の右側の部分が、搬送通路(1b)である。
このようにこの実施例では、せん断室(1a)と搬送通路
(1b)とは、一つの円筒状体内に設定されたものを示
す。しかしこの実施例に限定するものではなく、せん断
室(1a)と搬送通路(1b)とは夫々別々に形成され後に
両者が接続されて完成れるものであっても実施可能であ
る。又この実施例では、ケーシング(1)として筒状の
ハウジングを用いたが、処理するものが流体ではなく金
属屑という比重の大きな固体であるため、例えばケーシ
ング(1)は、少なくとも筒の下半分だけのもの即ち樋
状に形成されたものであっても、移送する金属屑の種類
・形態・量によっては実施可能である。このような構成
は、搬送通路(1b)のみ実施するものとし、せん断室
(1a)は筒状に形成されたものとして実施することも可
能である。
ケーシング(1)は、その始点と終点の両端面(11)
(12)がケーシングカバー(11a)により閉ざされ、始
点側上部が開口している。この始点側上部には、搬送通
路(1b)へ金属屑を投入するためのホッパー(6)が取
り付けられている。勿論既述の通り搬送通路(1b)を上
部が開放したものとして形成した場合はホッパー(6)
を設けずに実施することも可能である。更にはケーシン
グ(1)の少なくとも搬送通路(1b)を内包する部分全
体が、じょうご状に形成されていれば、別途ホッパーを
設ける必要はない。
上述の固定刃(8)(8)は、刃渡りがケーシング
(1)の長手方向と平行となるように設けられている。
しかし、後述するせん断動作に影響がなければ、ケーシ
ング(1)の長手方向に対して、固定刃(8)(8)は
適当な角度を持つものであってもよい。
第2図へ示すように、ケーシング(1)の先端半分(1
5)をケーシング(1)本体から取り外し可能になし、
両者(15)(1)間に上記固定刃(8)の基端を挟着し
て、ボルト、ナット(16)により固定している。
尚この取り付け方法については、上述したようにボル
ト、ナットにより取り付けるものを採用してもよいが、
このような固定刃(8)を交換可能としたものに限ら
ず、例えば熔接等により固定するようにしても良く、適
宜変更可能である。
又固定刃は、2枚(2)(2)のものを例示したが、1
枚であっても3枚以上の枚数であっても実施可能であ
る。
第2図へ示すように、両固定刃(8)は、水平面に包括
されるように配されたものを例示したが、この配設位置
に限定するものではなく、ケーシング(1)内の他の位
置においても実施することが可能である。又両固定刃
(8)(8)は、互いに同一平面へ包括されるよう配さ
れたものに限定されるものでもない。両固定刃(8)
(8)は互いに異なる平面へ包括されるように位置する
ものであっても問題ないのである。又第12図は第1図の
X−X線における端面図である。
第1図へ示すように、上記ケーシング(1)のせん断室
(1a)の領域における内径(1′)は、上記搬送通路路
(1b)の少なくともせん断室(1a)側付近の内径
(1″)よりも大きくなるように形成されている。この
ため第1図及び第12図へ示した通り、ケーシング(1)
内部のせん断室(1a)内径(1′)側と、搬送通路(1
b)の内径(1″)側との間はテーパ部(T)を介し
て、両内径(1′)(1″)の異なりに対応している。
しかしこのような実施例に限定するものではなく、例え
ば上記テーパ部(T)の代わりに両者の間は段差部とし
ても、問題はないのである。
第12図へ示すように、固定刃(8)(8)は、金属屑の
搬送の妨げとなることを嫌って、ケーシング(1)の搬
送通路(1b)内径よりも回転軸(2)方向へ突出するも
のではない。しかし、上記搬送の妨げとならない程度の
突出は問題ないものとして、その実施は可能である。
又固定刃(8)の頂部(8″)は、上記テーパ部(T)
の開始点(T′)まで延設されるものであっても実施可
能である。この場合固定刃(8)の上記端部(8′)
は、上記テーパ部(T)へ、基部から漸次埋没する形態
を採ることとなる。
一方、固定刃(8)の頂部(8″)には、第14図に示す
ようにせん断刃(9)(9a)の正回転(図示のa方向)
に際し金属屑をせん断刃(9)(9a)とでせん断する固
定刃部(8d)と、せん断刃(9)(9a)の正回転方向に
対して固定刃部(8d)の後方となる端部に形成された隆
起部(8b)とが備えられている。この隆起部(8b)は、
回転軸(2)が回転する際、金属屑が固定刃(8)と後
述するせん断刃(9)(9a)との間で詰まらないように
するためのもので、隆起部(8b)の径内方向(図示のX
方向)への突出量が、固定刃部(8d)の突出量より多く
突出されており、このようにして、せん断刃(9)(9
a)の回転に伴って形成されるせん断刃(9)(9a)の
せん断刃部(91)と隆起部(8b)との間隔(t1)が、せ
ん断刃(9)(9a)のせん断刃部(91)と固定刃部(8
d)との間隔(t2)より狭くなるようになされている。
次に、この隆起部(8b)の機能を説明すると、第14図に
掲げるように固定刃(8)と共にせん断を行う後述のせ
ん断刃(9)(9a)は、正転(a)中金属屑が詰まった
場合、回転軸(2)の逆転に従い逆転を開始する。この
とき固定刃(8)の背面(8a)頂部付近に隆起部(8b)
を設けておけば、逆送(b)されてくる金属屑が、隆起
部(8b)背面(8b′)に当たり、固定刃(8)とせん断
刃(9)(或は(9a))との間で詰まってしまうことが
ない。この隆起部(8b)の頂部(8c)は、せん断刃
(9)(或は(9a))の頂部((9)の場合後述の(9
0″))の曲面に沿って、アールを持つように形成され
れば効果的である。又隆起部(8b)の頂部(8c)は、上
記のような曲面に形成されるものではなく、第15図へ示
すように複数の平面の組み合わせによって形成されるも
のであっても実施可能である(点(A)、点(B)を頂
点とし夫々の点において、平面が鈍角に交わる多角面と
して形成されるものであっても実施可能である)。又最
も単純には、第16図へ示すように、隆起部(8b)の頂部
(8c)は、一つの平面として形成されるものであっても
実施可能である。
上記ケーシング(1)のせん断室(1a)の下部から側部
にかけては、せん断処理がなされた金属屑を外部へ排出
する排出口(7)が設けられている。
回転軸(2)表面の搬送通路(1b)内領域は、回転軸
(2)長手方向へ螺旋状に巻回するねじ羽根(21)を有
する。上述の通り、ケーシング(1)を円筒状体として
形成した場合、この回転軸(2)は、その中心軸が、搬
送通路(1b)内部の中心とほぼ一致するように、ケーシ
ング(1)内へ配設されれば効果的である。
回転軸(2)表面のせん断室(1a)内領域は、2枚のせ
ん断刃(9)(9a)を有する。このせん断刃(9)(9
a)は、回転軸(2)の回転に従い上記ねじ羽根(21)
によって搬送通路(1b)から送られて来る金属屑を上記
固定刃(8)との間でせん断することが可能なるもので
ある。ここで説明の便宜上この金属屑の移送方向に従
い、第1図のケーシング(1)内の右側を始点側、左側
を終点側とする。
上記せん断刃の一つ(9)は、搬送通路(1b)側を臨む
端部即ち始点側を臨む始端部(9′)の位置が、上記ね
じ羽根(21)のせん断室(1a)側を臨む端部即ち終点側
を臨む終端部(21′)と対応するように配設されてなる
ものである。このせん断刃(9)の配設状態について、
後に詳述する。
上記せん断刃(9)(9a)の頂部(90″)は、ねじ羽根
(21)の頂部(21″)とほぼ同じ高さのものである。
せん断刃は、2枚(9)(9a)のものを図示した。しか
しこのせん断刃は、1枚であっても、2枚以上であって
も実施可能である。又せん断刃(9)(9a)と前述の固
定刃(8)(8)とは同数のものを図示したが、両者は
同じ数でなくても実施することが可能である。
せん断刃は、第2図に示すように固定リング(22)の外
周に互いに約120度の角度を持って2個配設されてい
る。勿論せん断刃(9)の角度は最適角である上記120
度に限定されるものではなく、これ以外の角度であって
も実施に問題はない。
特に両せん断刃(9)(9a)が夫々両固定刃(8)
(8)と同時に噛合うことがない角度を選択した場合、
せん断が円滑に行えるのである。
上記固定リング(22)は、回転軸(2)にキー溝及びね
じ等により着脱自在に固定され、せん断刃(9)は固定
リング(22)にボルトにより固定されるが、これらの固
定方法は適宜変更でき、最も単純には、回転軸(2)に
せん断刃(9)を熔接してもよい。又回転軸(2)のせ
ん断室(1a)内領域のみが、取り外し可能に回転軸
(2)の他の部分に熔接されたものであってもよい。図
面各図において、上述の固定リング(22)は、回転軸
(2)のせん断室(1a)内領域に設けられた凹部分即ち
外径が他より小さい部分へ装着されたものとして描かれ
てある。しかし、固定リング(22)の取り外しの便を考
慮し実施に際して回転軸(2)は、回転軸(2)のせん
断室(1a)内領域から軸受け(14)側に至る部分全体の
外径が、搬送通路(1b)内領域から軸受け(13)側に至
る部分の外径よりも小さいものとして形成すれば効果的
である。このように形成された回転軸(2)の外径の小
さい部分へ、上記固定リング(22)を着脱可能に装着す
ればよいのである。
以下前述のせん断刃(9)の配設状態について説明す
る。第4図は、装置本体から取り出した状態で、回転軸
(2)を示してある。第1図及びこの第4図へ示すよう
に、ねじ羽根(21)の近傍に位置するせん断刃(9)
は、少なくともその搬送通路(1b)を臨む始端部
(9′)の位置が、ねじ羽根(21)のせん断室(1a)を
臨む終端部(21′)対応する位置に配される。
このときせん断刃(9)は、第5図へ示すようにねじ羽
根(21)の螺旋の延長上に向きをとり、螺旋の最終部分
を担う状態に取り付けておけば、円滑にせん断を行う上
で効果的である。この場合、せん断刃(9)はつる巻線
を描く必要はなく、直線の刃を傾斜させて配設するだけ
でも良い。又このせん断刃(9)は、第6図へ示すよう
に、回転軸の中心軸と平行となるよう取り付けて実施す
ることも可能である。もう一方のせん断刃(9a)は、こ
のせん断刃(9)とほぼ平行に配される。
ねじ羽根(21)の螺旋方向は、例示したものと逆巻で実
施することも可能であり、この場合特に第5図に示す構
成をせん断刃(9)が採る場合、ねじ羽根(21)の巻き
方向に対応して、せん断刃(9)の向きも逆に傾斜する
ように取り付けて実施すればよい。
ねじ羽根(21)の上記終端部(21′)に始端部(9′)
が対応する上記せん断刃(9)は、少なくともこの始端
部(9′)の面が、ねじ羽根(21)の上記終端部(2
1′)の面と同じ大きさか、或はねじ羽根(21)の上記
終端部(21′)の面よりも小さくなるように形成され、
これにより円滑な金属切り屑の送りが行える。これは、
送られてくる金属屑に対して、せん断刃(9)の上記始
端部(9′)が、ねじ羽根(21)の上記終端部(21′)
の陰に隠れるからである。これとは逆に始端部(9′)
の面がねじ羽根(21)終端部(21′)の面よりも大きい
場合、段差が生じ金属屑の移送の妨げとなってしまう。
前述の始端部(9′)と終端部(21′)の双方の面が同
じ大きさか或は始端部(9′)の面が終端部(21′)の
面よりも小さいものである場合、せん断刃(9)の他の
部分の断面の形状・大きさもその始端部(9′)の面と
変わらないもの、即ちせん断刃(9)は各部の厚みが一
定のものであれば問題はない。しかし、例えばせん断刃
(9)の始端部(9′)と反対の側の端部即ち終端
(9″)の面が、始端部(9′)の面よりも大きなもの
であったとしても、始端部(9′)からこの終端
(9″)に至る間漸次滑らかに断面を大きくするもの、
即ちせん断力(9)は側面が、始端部(9′)から上記
終端(9″)にかけて滑らかに変化するものであれば、
問題はない。このような例としては、第9図に掲げるも
のがある。この第9図のものは、始端部(9′)から上
記終端(9″)にかけて末広がりとなるよう、せん断刃
(9)の両側面(90)(90)が或は片側面(90)が、テ
ーパを持つのである。
通常せん断刃(9)は、せん断時に発生する応力に耐え
られるよう適度な厚みを必要とする。従って上記第9図
に示す実施例のものとは異なり、せん断刃(9)の始端
部(9′)から上記終端(9″)にかけて側面(90)全
面にテーパを形成するのではなく、せん断刃(9)の始
端部(9′)付近にのみカット面(90′)を設けて対応
しても効果的である。このカット面(90′)は、ねじ羽
根(21)の終端部(21′)面の形状と対応する形状にせ
ん断刃(9)の始端部(9′)面の形を整えるべく、せ
ん断刃(9)の始端部(9′)周縁特にせん断刃(9)
頂部(90″)と側面(90)がなす辺に設けられる。この
カット面(90′)は、単に面取りをして平面状に形成し
ても実施可能であるが、例えば第8図へ示すように、凹
面状に面取りを行って形成しても実施可能である。更に
はカット面(90′)を凸面状に形成して実施することも
可能である。第1図のねじ羽根(21)の回転方向を考慮
すると、カット面(90′)は第10図へ示す位置に設けて
おくのが適切である(又同様の考慮から、下記第7図の
場合カット面(90′)は設けずに実施することも可能で
ある)。しかし、ねじ羽根(21)の回転の向きや必要に
応じてカット面(90′)は、第7図、第8図及び第9図
へ示す位置に設けて実施することも可能である。更に第
11図に示すように、カット面(90′)はせん断刃(9)
の両側面前方に設けて実施することも可能である。この
ようなカット面(90′)の設定によって、切り屑の円滑
な送り込みが行えるのである。
上記各図において(特に第4図から第11図の各図におい
て)、ねじ羽根(21)の終端部(21′)と、せん断刃
(9)の始端部(9′)とは密着した状態のものを掲げ
たが、切り屑の長さに対して十分小さいものであれば即
ち切り屑が詰まることのない程度のものであれば、両者
の間には適当な間隔が設けられていても実施可能であ
る。
又この第12図へ示すように、せん断刃のもう一方(9a)
は、ねじ羽根(21)終端側近傍に位置する上述のせん断
刃(9)よりも更にその搬送通路(1b)側を臨む始端部
(9a′)を移送方向前方に置く(終点側に寄る)。せん
断中切り屑が詰まった場合、既述の通り回転軸(2)は
逆転してから再び正転するのであり、このとき一旦せん
断領域に送られた切り屑は再び逆方向に送られることと
なる。上述のような構成を採るのは、この逆方向への送
りを円滑に行うためである。詳述すると、マージン
(Y)を設定するのは、逆方向に切り屑を移送する際に
このせん断刃(9a)がその流れを遮らないように、上記
ねじ羽根(21)との間へ充分な間隔(Y′)を設けるた
めである。
以上この実施例の装置において、回転軸(2)は、減速
モータ(3)を駆動源として回転する。そして、ホッパ
ー(6)に投入された金属の切削屑は、ねじ羽根(21)
の回転により、ケーシング(1)内に引き込まれる。
ケーシング(1)内に引き込まれた切削屑はねじ羽根
(21)によりせん断室(1a)内に搬送され、そのまませ
ん断刃(9)(9a)と固定刃(8)(8)との間へ入
り、両刃によってせん断される。せん断された切削屑
は、排出口(7)から排出される。
このようなせん断処理の工程中に金属屑が詰まった場
合、回転軸(2)は減速モーター(3)の逆転により逆
転して、固定刃(8)とせん断刃(9)(或は(9a))
との間に詰まった金属屑を取り除くのである。
〈考案の効果〉 以上本考案は、固定刃(8)の頂部(8″)に隆起部
(8b)を設けるため、せん断刃(9)(9a)の逆回転に
伴って逆送(b)されてくる金属屑が隆起部(8b)に当
たり、せん断刃(9)(9a)と固定刃(8)との間に入
り難いものにでき、せん断刃(9)(9a)の逆回転に伴
う詰まりを解消できる。これにより、せん断刃(9)
(9a)の正回転によりせん断刃(9)(9a)と固定刃
(8)との間に金属屑が詰まった場合には、せん断刃
(9)(9a)を容易に逆回転でき、金属屑の詰まりを防
止できる。従って、工程の中断による作業効率の低下の
排除が可能となり、復旧作業に伴う人員の動員が不要と
なり、しかも、装置のオーバーロードも排除できるもの
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、第3図のI−I線断面に沿う拡大説明図、第
2図は第3図のII-II線断面に沿う部分拡大説明図、第
3図は本考案の一実施例を示す全体平面図である。第4
図は回転軸(2)の斜視図である。第5図は、回転軸
(2)の要部正面図であり、第6図は回転軸(2)の他
の実施例を示す要部正面図である。第7図はせん断刃
(9)の一実施例を示す要部正面図であり、第8図はそ
の他の実施例を示す要部拡大斜視図であり、第9図は更
にその他の実施例を示す要部拡大斜視図である。第10図
は、せん断刃(9)のテーパ面(9′)の配設位置につ
いて他の実施例を示す要部正面図であり、第11図はその
他の実施例を要部正面図である。第12図は、第1図のX
−X線の略断面図である。第13図は、本考案の減速モー
ター(3)周辺の決線状態を示す回路図である。第14図
は、固定刃(8)について他の実施例を示す要部拡大略
断面図であり、第15図は、固定刃(8)について更に他
の実施例を示す要部拡大略断面図である。第16図は固定
刃(8)について、更に又他の実施例を示す要部拡大略
断面図である。 (1)……ケーシング、(2)……回転軸、(3)……
減速モーター、(6)……ホッパー、(7)(7a)……
排出口、(8)……固定刃、(9)(9a)……せん断
刃、(9′)……端部、(21)……ねじ羽根、(21′)
……端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面の適宜位置に径内方向に突設された
    固定刃(8)を有するせん断室(1a)と、せん断室(1
    a)へ通じる搬送通路(1b)と、搬送通路(1b)内部か
    らせん断室(1a)内部へ渡された長尺の回転軸(2)
    と、回転軸(2)へ回動力を供給する電動機(3)とを
    有してなり、 回転軸(2)表面の搬送通路(1b)内領域は、回転軸
    (2)の長手方向へ螺旋状に巻回するねじ羽根(21)を
    有し、 回転軸(2)表面のせん断室(1a)内領域は、径外方向
    に突設された適宜数のせん断刃(9)(9a)を有し、 せん断刃(9)(9a)は、先端にせん断刃部(91)を備
    えることにより、回転軸(2)の回転に従い上記ねじ羽
    根(21)によって搬送通路(1b)から送られてくる金属
    屑が上記固定刃(8)との間でせん断可能とされ、上記
    電動機(3)は、トルクが上がったとき逆転する制御手
    段を備えることにより、せん断室(1a)内にて搬送物が
    詰まったとき、自動的に逆転して金属屑を搬送通路(1
    b)方向へ後退させることが可能なものであり、 固定刃(8)の先端側の頂部(8″)には、せん断刃
    (9)(9a)の正回転に際して金属屑をせん断刃(9)
    (9a)のせん断刃部(91)とでせん断する固定刃部(8
    d)と、せん断刃(9)(9a)の正回転方向に対して固
    定刃部(8d)の後方側となる端部に形成された隆起部
    (8b)とが備えられ、この隆起部(8b)の径内方向への
    突出量が、固定刃部(8d)の突出量より多く突出される
    ことにより、せん断刃(9)(9a)の回転に伴って形成
    されるせん断刃(9)(9a)のせん断刃部(91)と隆起
    部(8b)との間隔(t1)が、せん断刃(9)(9a)のせ
    ん断刃部(91)と固定刃部(8d)との間隔(t2)より狭
    くなされ、 この固定刃(8)の隆起部(8b)により、せん断刃
    (9)(9a)の逆回転に際してせん断刃(9)(9a)と
    固定刃(8)との間に金属屑が入り難いようになされた
    ものであることを特徴とする金属切削屑のせん断処理装
    置。
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JPS599798U (ja) * 1982-07-12 1984-01-21 株式会社日立製作所 モ−タ駆動回路

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