JPH07241419A - 連続液体ろ過装置 - Google Patents

連続液体ろ過装置

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Publication number
JPH07241419A
JPH07241419A JP6072389A JP7238994A JPH07241419A JP H07241419 A JPH07241419 A JP H07241419A JP 6072389 A JP6072389 A JP 6072389A JP 7238994 A JP7238994 A JP 7238994A JP H07241419 A JPH07241419 A JP H07241419A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
liquid tank
filter
suction
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP6072389A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsuro Komatsu
節朗 小松
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ろ過における目詰防止と洗滌を容易に行うこ
とを目的とする。 【構成】 2つの液槽2,3を本体1に設け、第1液槽
には底壁5を半円筒状に成形すると共に、この底壁5の
一端側には供給管6、他端側には第2液槽3に段差を持
って連絡させた流出口4を設け、更に内部には、外周に
ろ過網7を捲装した回転可能な回転ドラム8を設けて、
回転ドラム8の回転中に外周に接したスクレパー14で
大きなカスを取除き、更に、ろ過された液体は、底壁3
aから突出させた復数の吸引管20を配して、しかも吸
引ポンプに通じた誘導管19を設けた第2液槽3に導か
れ、更に、前記吸引管20には、一対のフィルター枠と
ろ過材22を備えた複数のカセット21の連結管21a
を着脱可能に設けて吸引ポンプの吸引によって吸引管2
0から液体を吸引し微粒子をろ過し、第1で大きなカ
ス、第2で微粒子と2段に分けてろ過し、目詰り防止及
びカセット21の着脱で洗滌が容易に行うようにした構
成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食油、醤油、汁物、味
付、タレ、スープや果汁関係、乳製品関係、佃煮関係、
あんこ関係、豆腐関係、その他濃液状関係等、用途に対
応するろ過製品を回転ドラムを用いて合理的に連続循環
してろ過する連続液体ろ過装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種ろ過機としてはドラム周壁を
網目状としたもの、またはドラム外周にろ布を捲装した
もの等が実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来実施されてい
るろ過装置は、網目状としたものは目が細かいため、ま
たろ布を使用したものはスラッジ粒子が網目又はろ布繊
維に絡み付き、ろ過能率が低下し、そのため洗滌する
か、取替えることが行われているが、洗滌工程では時間
がかかり、取替にはろ布は消耗品となるから経済的の損
失となる。そこで、目詰防止と洗滌を容易にする事を目
的に提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記従来の欠
点を解決するため、本体に2つの液槽を設け、第1液槽
内に設けたろ過網を捲装した回転ドラムで大きなカスだ
け取除いてろ過し、このろ過された液体を第2液槽に導
いて、ろ過材パッドを設けた一対のフィルター枠からな
るカセットを、誘導管に並列して配した吸引管に接続し
て、誘導管からの吸引によって大きなカスを取除いてろ
過された液体を再度ろ過材でろ過するようにして目詰を
防止減少すると共に洗滌を容易にしたろ過装置を提供す
るものである。
【0005】
【作用】本発明は、液体例えば油をろ過するには、フラ
イヤー等から吸引ポンプを介して吸引された液体を、本
体1に設けた第1液槽2内に供給管6を通って供給す
る。この場合、第1液槽2内の回転ドラム8はモータ1
1により変速機12を介して液槽2の液体内で回転す
る。この回転中汚れた液体は回転ドラム8の外周に捲装
されたろ過網7を通って大きなカス(ケーキ)を残して
ろ過されて側部を開口した回転ドラム8内に入り、この
回転ドラム8内にろ過された液体は流出口4を流れて第
2液槽3内に送られる。一方、第1液槽1内の回転ドラ
ム8で残された大きいカスは回転ドラム8の回転に伴っ
てろ過網7に付着したまま回転してろ過網7に沿わせて
設けたスクレパー14により掻取られて本体1外に取出
される。また、第2液槽3内に送られた液体は、槽内で
必要とする数だけの吸引管20にカセット21の接続管
21aで連結し、必要としない吸引管20は栓等で閉じ
た後吸引ポンプの吸引で誘導管19から吸引管20を介
してカセット21に設けたろ過材22を介して液体内の
微粒子をろ過して吸込み、このろ過された液体(油)を
吐出させるものである。
【0006】
【実施例】図は、本発明に係る連続液体ろ過装置の一実
施例を示すもので、以下図に基いて具体的に説明する。
1は本体で、この本体1には第1液槽2と、第2液槽3
を有し、第1液槽2と第2液槽3は、段差をもつように
して、第1液槽2の液体は流出口4によって連絡されて
いる。第1液槽2は略半円筒状に底壁5は成形され、こ
の底壁5の一端側には、吸引ポンプで供給される汚れた
液体の供給管6の供給口6aを位置させ、また第1液槽
2底壁5の他端側には、前記した流出口4を設け、しか
も、第1液槽2内には、外周にろ過網7を捲装した回転
ドラム8を、槽内の軸受けに横架されて支承された軸9
に設けて回転可能にしてある。軸9は、一端にスプロケ
ット10を設け、このスプロケット10は本体1に設け
たモータ11と変速機12を介してチェン13で連繋さ
れ、モータ11の駆動で回転を伝えている。更に、本体
1には前記回転ドラム8の周面のろ過網7に接してろ過
網7に積層されたケーキを掻取るスクレパー14の一端
を軸受けによって支承された軸15に取付け、この軸1
5には、先端に転子16aを設けた作動杆16の一端を
取付けてある。作動杆16の転子16aは、回転ドラム
8の側縁部一部に設けたカム体17に対応させ、回転ド
ラム8の回転時にカム体17によって転子16aを介し
て作動杆16を作動した時、軸15によってスクレパー
14に揺動をあたえ、スクレパー14の自由端側を回転
ドラム8から離すようにする。即ち、このスクレパー1
4が回転ドラム8から離れる位置はろ過網7の繋ぎ部に
なるようにする。前記第2液槽3は、前記第1液槽2に
設けた流出口4に段差をもって連絡させ、しかも第2液
槽3の底壁3aは平らな面に成形すると共に、この底壁
3aには、吸引ポンプ(図示しない)に導管18を介し
て一端を連絡させた誘導管19に間隔をおいて並列して
配した複数の吸引管20を突出させて設け、更に、この
第2液槽3内には、内部に連絡させた連結管21aを有
する開閉可能な一対のフィルター枠からなるカセット2
1の複数のカセット21を夫々の吸引管20に連結管2
1aを挿脱可能にする。更に、吸引管20は必要としな
い場合は栓体で塞ぐようにする。また、前記カセット2
1のフィルター枠には表面或は内面にろ過材パッド22
を設けて、第2液槽3内に送られた油等の液体を誘導管
19からの吸引で、夫々の吸引管20を介してろ過材2
2で微粒子をろ過して吸引して吐出するようにする。ま
た本体1の第1,第2の液槽2,3の上部には一端を枢
支して開閉できる蓋体23,24を設け、作業中は閉じ
るようにする。図中25は第1液槽2のドレン弁、26
は第2液槽3に設けたオーバーフロー、27は把手、2
8はキャスタである。
【0007】
【発明の効果】本発明は上述のように、本体には2つの
液槽を設けて、一方の第1液槽は内部に、外周に目の荒
いろ過網を捲装した回転ドラムを設けて回転中に汚れた
液体の大きいカスだけを除いてろ過し、続いて第2液槽
ではろ過材を設けた複数のカセットを間隔をおいて配し
て、これを吸引力で吸引することで微粒子をろ過するよ
うにして、2つに分けてろ過するため目詰を防ぐか、ま
た減少でき、作業が能率よくできる効果があり、更にカ
セットは簡単に着脱するため洗滌が容易にできる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による連続液体濾過装置の一実施例を示
した正面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 第1液槽 3 第2液槽 4 流出口 5,3a 底壁 6 供給管 6a 供給口 7 ろ過網 8 回転ドラム 9,15 軸 10 スプロケット 11 モータ 12 変速機 13 チェン 14 スクレパー 16 作動杆 16a 転子 17 カム体 18 導管 19 誘導管 20 吸引管 21 カセット 21a 連結管 22 ろ過材 23,24 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B01D 33/06 A 24/46 33/44 33/58

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底壁を略半円筒状に成形し、この底壁側
    の一端側には供給口と、他側には流出口を設けた第1液
    槽と、この第1液槽の流出口に段差をもって連絡させ、
    かつ底壁に間隔をおいて複数箇の吸引管を突出し並列さ
    せて配した誘導管を吸引ポンプに連絡させて横設した第
    2液槽を設けた本体を有し、また、前記第1液槽には、
    槽内には支承された軸に、周りにろ過網を捲装した回転
    ドラムを有し、この回転ドラムは、モータと変速機を介
    して回転可能に連絡させて内装し、更に、回転ドラムに
    は外周に積層するケーキを掻取るスクレパーを揺動手段
    で揺動可能に設け、更に、第2液槽内には、前記並列し
    て配した吸引管に着脱可能にする連結管を設け、かつ、
    表部にパッドをセットした一対のフィルター枠からなる
    複数のカセットを吸引管に接続させて設け、更に、前記
    第1,第2液槽の上部には夫々開閉可能な蓋体を設けた
    事を特徴とした連続液体ろ過装置。
JP6072389A 1994-03-07 1994-03-07 連続液体ろ過装置 Pending JPH07241419A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6072389A JPH07241419A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 連続液体ろ過装置

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JP6072389A JPH07241419A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 連続液体ろ過装置

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JPH07241419A true JPH07241419A (ja) 1995-09-19

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ID=13487887

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JP6072389A Pending JPH07241419A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 連続液体ろ過装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180025622A (ko) * 2016-09-01 2018-03-09 김정원 머위 장아찌의 제조방법
CN112121532A (zh) * 2020-09-23 2020-12-25 崔云华 应用于中短期生产的组合式污水处理系统及其处理方法
CN112386951A (zh) * 2019-08-12 2021-02-23 成都市赛沃德意环保科技有限公司 带可旋转滤筐的油水分离器

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KR20180025622A (ko) * 2016-09-01 2018-03-09 김정원 머위 장아찌의 제조방법
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