JPH0724130U - ヘアブラシ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 頭髪を整える際のヘアブラシに、髪を分ける
ための分け具を一体にし、尚、且つ、髪に必要な小物を
収納できる、携帯用に有用なヘアブラシを提供する。 【構成】 ヘアブラシ把手（２）の側面に長手方向の切
り溝（３）と、分け具（７）をつまみ出す為の窪み部
（１２）を設け、ヘアブラシ把手（２）の一端に貫通孔
（４）を設けたところに、回動軸（５）をはめこみ、回
動軸（５）の中央部の穴（６）に分け具（７）の一端を
挿着し、さらに、ヘアブラシ本体（１）の裏側に開閉蓋
（８）を付した収納箱体（９）を設け、それぞれに止め
具（１１・１１−１）を取り付け、収納箱体（９）又は
開閉蓋（８）裏側にゴムバンド（１０）を接着したこと
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、頭髪を整える際、髪を分ける為の分け具と髪に関する小物を収納 出来る容器を設けたヘアブラシに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来より、髪形を決める際の髪分けをするヘアブラシには、櫛形とヘアブラシ を合わせた物もある。又髪に使用するヘアピン、ヘアゴムその他の小物等を収納 できるヘアブラシはない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ）持手が多種多様のものがあり、髪分け用として単品等があるが櫛とヘア ブラシを一緒に持ち歩くことがあり不便である。 （ロ）髪に使用する小物用品を収納する容器のついたヘアブラシはない。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ヘアブラシ本体（１）に形成されたヘアブラシ把手（２）に切り溝（３）を付 し、その一端に貫通孔（４）を設けたところに回動軸（５）をはめこみ、回動軸 （５）の中央部の穴（６）に分け具（７）の一端を挿着する。そしてヘアブラシ 本体（１）に開閉蓋（８）を有する収納箱体（９）を装着した中にゴムバンド（ １０）を取り付け、開閉蓋（８）に止め具（１１・１１−１）（フェライト磁石 、ファスナー）等を装着する。 本考案は、以上のような構成よりなるヘアブラシである。

【０００５】

【作用】

この考案は、上記の手段を講じたので、図１、２の使用時においてはヘアブラ シ把手（２）の切り溝（３）から分け具（７）を指でつまみだしヘアブラシ把手 （２）の至端で回動させることにより軸止させる。それにより分け具（７）の穂 先で髪形を決める際の分け目をつけることが出来る。そして使用後は、指で分け 具（７）をヘアブラシ把手（２）の切り溝（３）内部へと回動させて収納する。

【０００６】 図３の使用時においては、ヘアブラシ本体（１）に設けた収納箱体（９）の開閉 蓋（８）の止め具（１１・１１−１）を開閉により収納箱体（９）の中に小物を 収納し、ゴムバンド（１０）にヘアピンを挟んだり、取り出しすることができる 。

【０００７】 図４、５の分け具（７）をヘアブラシ把手（２）の上面に取り付けた場合の使用 時は、切り溝（３）の窪み部（１２）から分け具（７）を指でつまみだし、ヘア ブラシ把手（２）の至端まで起曲し軸止させる。そして使用後は、指で分け具（ ７）を切り溝（３）内部へと起曲させ収納する。

【０００８】

【実施例】

以下、本案の実施例について説明する。

【０００９】 図１、図２においては、ヘアブラシ把手（２）の側面に長手方向の切り溝（３ ）と分け具（７）をつまみ出す為の窪み部（１２）を設け、ヘアブラシ把手（２ ）の一端に貫通孔（４）を設けたところに回動軸（５）をはめこみ、回動軸（５ ）の中央部の穴（６）に分け具（７）の一端を挿着する。

【００１０】 図３においては、ヘアブラシ本体（１）のピン取付け台（１３）裏側に収納箱 体（９）を設け、収納箱体（９）と開閉蓋（８）が一体化したもので、それぞれ に止め具（１１・１１−１）を取り付け、収納箱体（９）又は開閉蓋（８）裏側 にゴムバンド（１０）を接着する。

【００１１】 図４、図５に示すように、ヘアブラシ把手（２）の上面に、長手方向の切り溝 （３）と、切り溝（３）の一端に窪み部（１２）を設け、他端の側面から貫通孔 （４）を設けたところに、回動軸（５）をはめこみ、回動軸（５）の中央部の穴 （６）に分け具（７）の一端を挿着することもできる。

【００１２】

【考案の効果】

以上に述べたように、この考案は単にヘアブラシとして髪を梳かすだけでなく 、整髪の際の分け目をつけられ、分け具（７）をヘアブラシ本体（１）の裏表の どの箇所にでも取り付けることが出来る。さらにヘアブラシ本体（１）と収納箱 体（９）を一体化するものであり、又、従来のヘアブラシの裏面に収納箱体（９ ）を接合したり着脱可能にすることもでき、素材としては木製、プラスチック加 工もでき、尚、携帯用としても有用な考案である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図である。

【図２】本考案の側面の断面図である。

【図３】本考案の斜視図である。

【図４】本考案の実施例を示す斜視図である。

【図５】本考案の実施例を示す斜視図と一部断面図であ
る。

【符号の説明】

１ ヘアブラシ本体 ２ ヘアブラシ把手 ３ 切り溝 ４ 貫通孔 ５ 回動軸 ６ 穴 ７ 分け具 ８ 開閉蓋 ９ 収納箱体 １０ ゴムバンド １１ 止め具（フェライト磁石、ファスナー） １１−１ 止め具（フェライト磁石、ファスナー） １２ 窪み部 １３ ピン取付け台

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ヘアブラシ本体（１）に形成されたヘア
   ブラシ把手（２）に切り溝（３）を付し、その一端に貫
   通孔（４）を設けたところに、回動軸（５）をはめこ
   み、回動軸（５）の中央部の穴（６）に分け具（７）の
   一端を挿着し、且つ、ヘアブラシ本体（１）に開閉蓋
   （８）を有する収納箱体（９）を装着した中に、ゴムバ
   ンド（１０）を取り付け、開閉蓋（８）に止め具（１１
   ・１１−１）を設けたヘアブラシ。