JPH07241056A - スキャナモ−タ - Google Patents

スキャナモ−タ

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Publication number
JPH07241056A
JPH07241056A JP2807894A JP2807894A JPH07241056A JP H07241056 A JPH07241056 A JP H07241056A JP 2807894 A JP2807894 A JP 2807894A JP 2807894 A JP2807894 A JP 2807894A JP H07241056 A JPH07241056 A JP H07241056A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
permanent magnet
yoke
scanner motor
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP2807894A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Inanaga
宏 稲永
Masanobu Sakamoto
順信 坂本
Kenichi Hisagai
健一 久貝
Satoshi Wada
聡 和田
Makoto Kurosawa
誠 黒澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2807894A priority Critical patent/JPH07241056A/ja
Publication of JPH07241056A publication Critical patent/JPH07241056A/ja
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  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】レ−ザプリンタなど光により画像形成を行う画
像形成装置において、光を偏向走査するスキャナモ−タ
の走査精度を向上させることである。 【構成】回転軸と永久磁石11の磁気回路を形成する回
転子ヨ−クの機能を合わせ持つブランク10には永久磁
石11及び鏡面多面体12が固着されている。以上が本
スキャナモ−タの回転子である。固定子は以下に記述す
る通りである。軸受ホルダ13は軸受14、15を包す
る機能のみならず永久磁石11の磁気回路を閉じる固定
子ヨ−クの機能も合わせ持っている。この軸受ホルダ1
3には軸受14が接着され、またハウジング16がネジ
17で固着してある。またハウジング16にはマグネッ
トワイヤ18とホ−ル素子19及びパタ−ンを配設した
基板20がネジ17で固着してある。そして軸受14、
15とブランク10が圧入され回転子を支持している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレ−ザプリンタなど光に
より画像形成を行う画像形成装置において光を偏向走査
するスキャナモ−タに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のスキャナモ−タは図2に示すよう
に回転子は回転軸21とリング形状の永久磁石22と永
久磁石22に磁束が通る回転子ヨ−ク23、そして回転
子ヨ−ク23に固着された鏡面多面体24で構成されて
おり、回転軸21と回転子ヨ−ク23は圧入されてい
る。前記回転子は軸受25、26とこれを保持するため
突出したハウジング27で支持されている。
【0003】固定子の構成は、永久磁石22の磁束密度
を高めるため固定子ヨ−ク28がハウジング27に接着
され、永久磁石22と固定子ヨ−ク28間にマグネット
ワイヤ29と永久磁石22の極性を検出するホ−ル素子
30を取り付けた基板31がハウジング27にネジで固
定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構造の場合回転軸21と回転子ヨ−ク23は圧入されて
いるため回転子ヨ−ク23が回転軸21に対して精密に
直角となるように組み立てることが困難であった。その
ため、この回転子を回転軸21を中心に回転させた場合
図3のようにコニカルな運動を行ってしまう。よってこ
の回転子の運動はそのまま鏡面多面体24の鏡面の面倒
れ(倒れ角θ)となり、さらに回転子が高速回転すると
振動r=〔(ω/ωn)/1-(ω/ωn)〕・εを発生する。ここ
でεはスラスト方向の偏心量、ωは回転の角周波数、ω
nはスラスト方向の固有振動数を表す。
【0005】前記の影響によって鏡面多面体24による
光ビ−ムの走査精度の低下、ひいてはレ−ザプリンタ等
への応用における印字精度の低下という問題点があっ
た。また同構造においては、固定子ヨ−ク28とハウジ
ング27は接着されているので固定子ヨ−ク28は回転
軸21に対して精密に直角となるように組み立てること
が困難であった。
【0006】したがってこの状態で回転子を回転させる
と図4のように場所によって永久磁石22と固定子ヨ−
ク28との距離にcとdのように差が生じてくる。固定
子ヨ−ク28は磁性鋼材に設定されているので永久磁石
22と固定子ヨ−ク28の間には吸引力fc、fdが働
く。図4のようにc>dの場合にはfd>fcとなる。こ
のように永久磁石22の吸引力に差が生ずると同磁石が
取り付けられている回転子全体が上下振動を起こすた
め、鏡面多面体24による光ビ−ムの走査精度の低下と
いう問題点があった。また同構造においては部品点数が
多く生産コストの上昇を招くという問題点があった。
【0007】本発明の目的は回転軸と回転子ヨ−ク、回
転軸と固定子ヨ−クの直角度を容易で精密にとれる構造
で鏡面多面体の鏡面の面倒れと回転子の上下振動を抑
え、さらに部品点数を削減して高性能かつ安価なスキャ
ナモ−タを提供しようというものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のスキャナモ−タ
は以下に記載する内容で上記の課題を解決した。実施例
に対応する図1で説明すると、回転子ヨ−クと回転軸を
精密に直角とするために本発明では回転子ヨ−クと回転
軸を一体で形成したブランク10とすることで解決し
た。また、固定子ヨ−クと回転軸を精密に直角とするた
めに、本発明では回転子を支持する軸受のホルダ13を
設けた。この軸受ホルダ13は固定子ヨ−ク部分が一体
で形成されており、この固定子ヨ−ク部分にハウジング
16がネジ17で固定される。以上の方法で固定子ヨ−
クと回転軸とを精密に直角とすることが可能となった。
【0009】
【作用】上記のように、回転子ヨ−クと回転軸とを一体
で形成した図1のブランク10を磁性を有する鋼材から
切削加工にて形成するため、図3に示すような圧入時に
発生する回転軸21と回転子ヨ−ク23の直角度の粗さ
に起因する倒れ角θがほとんど生じない。また、ロ−タ
を支持する軸受のホルダと固定子ヨ−クの機能を合わせ
持つ図1の軸受ホルダ13は、磁性を有する鋼材から切
削加工にて一体で形成するため図4のような永久磁石2
2と固定子ヨ−ク28との間の距離c、dはほとんど生
じない。
【0010】総じて面倒れと回転子の上下振動が減少
し、鏡面多面体12による光ビ−ムの走査精度が向上す
る。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図である。図
1において、10は回転軸と永久磁石11の磁気回路を
形成する回転子ヨ−クの機能を合わせもつブランクで、
磁性を有する鋼材から切削加工にて形成される。ブラン
ク10には、永久磁石11と鏡面多面体12が固着され
ている。本スキャナモ−タの回転子は以上で構成されて
いる。
【0012】本スキャナモ−タの固定子側は以下に記述
する通りである。磁性を有する鋼材を切削加工して形成
される軸受ホルダ13は、回転子を支持する軸受14、
15を包する機能のみならず、永久磁石11の磁気回路
を閉じる固定子ヨ−クの機能をも有している。
【0013】この軸受ホルダには、軸受14が接着され
た後にハウジング16をネジ17で固着してある。この
ハウジング16は、マグネットワイヤ18とホ−ル素子
19及びパタ−ンを配設した基板20をネジ17で固着
してある。そしてブランク10と軸受14、15を圧入
し回転子を支持している。
【0014】以上が本実施例のスキャナモ−タである。
このように構成されたスキャナモ−タによれば、回転軸
と回転子ヨ−クとが一体で形成されているため、図3で
説明した従来例のように回転子ヨ−クに回転軸を圧入す
る際に生ずるかじりによる倒れ角θはほとんど生じな
い。また固定子ヨ−クと軸受のホルダが一体で形成され
ているため、図4で説明した従来例のように永久磁石と
固定子ヨ−ク間の距離に差がほとんど生じなくなる。よ
って面倒れや上下振動が減少し、鏡面多面体12による
光ビ−ムの走査精度が向上する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
転軸と回転子ヨ−クとの圧入時に生ずるかじりによる倒
れ角を低減することができ、また永久磁石と固定子ヨ−
ク間の距離のバラつきも低減できる。したがって鏡面多
面体の鏡面の面倒れと回転子の上下振動が非常に少なく
でき、高い光走査精度を持ったスキャナモ−タを構成す
ることができる。
【0016】さらに回転軸と回転子ヨ−ク、軸受ホルダ
と固定子ヨ−クをそれぞれ一体としたことで部品点数が
減少し製造コストが低下するという効果も備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】 従来例を示す縦断面図である。
【図3】 従来例の問題点の説明図である。
【図4】 従来例の問題点の説明図である。
【符号の説明】
10はブランク、11、22は永久磁石、12、24は
鏡面多面体、13は軸受ホルダ、14、15、25、2
6は軸受、16、27はハウジング、17、32はネ
ジ、18、29はマグネットワイヤ、19、30はホ−
ル素子、20、31は基板、21は回転軸、23は回転
子ヨ−ク、28は固定子ヨ−クである。
フロントページの続き (72)発明者 和田 聡 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内 (72)発明者 黒澤 誠 茨城県勝田市武田1060番地 日立工機株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡面仕上げされた多面体を駆動するスキ
    ャナモ−タにおいて、 ロ−タが永久磁石の磁気回路を形成しているヨ−クと前
    記ヨ−クより下側で軸受と嵌合している回転軸とが一体
    で形成されていることを特徴とするスキャナモ−タ。
  2. 【請求項2】 固定子側に永久磁石の磁気回路を閉じる
    ために設けられたヨ−クとロ−タを支持する軸受のホル
    ダとが一体で形成されたことを特徴とする請求項1記載
    のスキャナモ−タ。
JP2807894A 1994-02-25 1994-02-25 スキャナモ−タ Pending JPH07241056A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807894A JPH07241056A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 スキャナモ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2807894A JPH07241056A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 スキャナモ−タ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07241056A true JPH07241056A (ja) 1995-09-12

Family

ID=12238745

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2807894A Pending JPH07241056A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 スキャナモ−タ

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JP (1) JPH07241056A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20011016