JPH07240868A - テレビジョンカメラ撮影制御装置 - Google Patents

テレビジョンカメラ撮影制御装置

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JPH07240868A
JPH07240868A JP6029611A JP2961194A JPH07240868A JP H07240868 A JPH07240868 A JP H07240868A JP 6029611 A JP6029611 A JP 6029611A JP 2961194 A JP2961194 A JP 2961194A JP H07240868 A JPH07240868 A JP H07240868A
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television camera
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pan
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大一郎 加藤
Mitsuo Yamada
光穂 山田
Kunihiko Ishiyama
邦彦 石山
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Nippon Hoso Kyokai NHK
Japan Broadcasting Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無人のテレビジョンカメラを使用して番組を
制作する場合に、あたかも一流のカメラマンが直接カメ
ラを操作しているような臨場感の高いカメラワークを実
現する。 【構成】 広角画像撮影用とその画像の一部をなす画像
撮影用の2個のテレビジョンカメラ、または、広角画像
撮影用テレビジョンカメラとその撮影出力信号を記憶す
る画像メモリとを構成要件に含み、カメラマン(カメラ
操作者)は、広角画像撮影用テレビジョンカメラの撮影
画像から得られるカメラの操作情報に従って上記画像の
一部をなす画像撮影用のテレビジョンカメラ(前者の場
合)または画像メモリ(後者の場合)を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビジョン放送の分野
において、例えば屋上に配置された無人のテレビジョン
カメラを制御して、あたかも一流のカメラマンが直接操
作しているかのような臨場感の高いカメラワークを実現
しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】カメラマンが直接テレビジョンカメラを
操作せず、スタジオ等からリモート制御するテレビジョ
ンカメラの例としては、従来上記の屋上カメラやニュー
ススタジオ内のリモコンカメラ、あるいは人が近づけな
い自然界での動物撮影に無人のリモコンカメラの適用な
どが代表的である。これらのカメラ操作においては、カ
メラの画枠外の状況はモニタすることができないため、
目的とする被写体がカメラの画枠内に入ってきた時に、
はじめてリモート制御によってカメラ操作が開始される
ようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように屋上カメラ
ひとつをとってみても、そのカメラの被写体の周辺を広
い視野で確認できる位置に人がいないため、あらかじめ
周囲の状況を理解し的確で敏速な制御を行うことが不可
能であった。また、プログラム制御等によりあらかじめ
カメラの移動位置を記憶させてカメラを自動制御する場
合においても、滑らかな制御は実現されているものの、
一流のカメラマンの実際の操作とはどこか異なる臨場感
の乏しいものとなっていた。すなわち、カメラマンが現
場で実際のカメラを操作する場合には、人間のもってい
る広い視野で周囲の状況を把握し、かつ番組の流れを理
解し、そしてカメラの移動量,速度等を制御しているか
らであり、自動カメラにおいてもこれらのカメラマンの
ノウハウを活用しない限り真の臨場感の高いカメラワー
クは実現しない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の欠点
を除去したテレビジョンカメラ撮影制御装置を提供する
ことを目的とし、そのために、カメラマン(以下カメラ
操作者と呼ぶ)のいる位置においてカメラ操作者の視野
(テレビジョンカメラの視野でなく実空間の視野)に相
当する広角のモニタ画像が得られるようにし、そのモニ
タ画像を見ながら画像中の目的とする被写体に、例えば
パン、チルト、ズームなどで迫ったり、また、他の発明
の態様においては、カメラ操作者の視線の動きから得た
カメラ操作信号をさらに変換し、この変換に関し、一流
のカメラマンのみが有する独特な操作部分等を付加する
ようにして得られたカメラ制御信号によってカメラ雲台
やカメラ撮影出力信号を記憶した画像メモリからの信号
読み出しを制御する(この場合、カメラ操作者は実際に
はカメラ等の操作はしない)などによって、一流のカメ
ラマンと同等のカメラワークによって得られた撮影画像
信号をカメラ出力として得ることを可能とするものであ
る。
【0005】すなわち、本発明テレビジョンカメラ撮影
制御装置は、カメラ操作者の視野に相当する広角の画像
を撮影するための撮像板または撮像管と、前記広角の画
像から所望に応じて選択的に切り取られ前記広角画像の
一部をなす画像を撮影するための撮像板または撮像管と
をそれぞれ具えてなる広角画像撮影用および該画像の一
部をなす画像撮影用の2個のテレビジョンカメラにより
構成したことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、該テレビジョンカメラ撮
影制御装置は、さらに、前記カメラ操作者が該カメラ操
作者の視野に相当する広角の画像撮影用のテレビジョン
カメラの出力画像をモニターするときの視線の動きを検
出する視線検出部と、該視線検出部によって検出された
視線の動きをテレビジョンカメラのパンおよびチルトの
操作情報に変換する視線演算部とを具えて、該視線演算
部からの前記パンおよびチルトの操作情報によって前記
画像の一部をなす画像撮影用のテレビジョンカメラの雲
台を制御するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記画像の一部をなす画
像撮影用のテレビジョンカメラの雲台および撮影レンズ
をそれぞれ制御するパン、チルトおよびズームの各操作
情報を、それぞれパン、チルトおよびズームの位置、速
度およびカメラの操作モードに対応してあらかじめ制御
情報が記憶されているROMの記憶情報と照合して前記
雲台および撮影レンズをそれぞれ制御するパン、チルト
およびズームの各制御情報に変換するようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、該テレビジョンカメラ撮
影制御装置は、さらに、前記パン、チルトおよびズーム
の操作情報または前記パン、チルトおよびズームの制御
情報をそれぞれカオスゆらぎ信号で変調する変調器を具
えていることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記カメラの操作情報ま
たは前記カメラの制御情報に、さらに、カメラのドリー
に関する操作情報または制御情報をそれぞれ付加したこ
とを特徴とするものである。
【0010】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、カメラ操作者の視野に相当する広角の画像を撮
影するための撮像板または撮像管と、前記広角の画像か
ら所望に応じて選択的に切り取られ前記広角画像の一部
をなす画像を撮影するための撮像板または撮像管とをそ
れぞれ具えてなる広角画像撮影用および該画像の一部を
なす画像撮影用の2個のテレビジョンカメラにより構成
した本発明において、被写体の光学像を前記2個のテレ
ビジョンカメラに対し共通の撮影レンズおよび1個のハ
ーフミラーを介して前記2個のテレビジョンカメラのそ
れぞれの結像面に結像させるようにするとともに、前記
画像の一部をなす画像撮影用のテレビジョンカメラをズ
ーム機能を具えたテレビジョンカメラとしたことを特徴
とするものである。
【0011】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、カメラ操作者の視野に相当する広角の画像を撮
影するテレビジョンカメラと、該テレビジョンカメラの
撮影出力信号を記憶する画像メモリと、カメラの操作情
報に従って前記画像メモリに記憶されている広角の画像
の一部を読み出すように前記画像メモリを制御する読み
出し制御部とを具えたことを特徴とするものである。
【0012】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記カメラの操作情報
は、パン、チルトおよびズームの各要素のうち少なくと
も1要素を含んでいることを特徴とするものである。
【0013】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記カメラの操作情報
は、前記カメラ操作者が該カメラ操作者の視野に相当す
る広角の画像を撮影するテレビジョンカメラの出力画像
をモニターするとき視線検出部によって検出される視線
の動きを、視線演算部に供給して得られたテレビジョン
カメラのパンおよびチルトの操作情報であることを特徴
とするものである。
【0014】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記画像メモリに記憶さ
れている広角画像から該画像の一部を読み出すための前
記カメラの操作情報のうち、パン、チルトおよびズーム
の操作情報を、それぞれパン、チルトおよびズームの位
置、速度およびカメラの操作モードに対応してあらかじ
め制御情報が記憶されているROMの記憶情報と照合し
て前記画像メモリの読み出しをそれぞれ制御するパン、
チルトおよびズームの各制御情報に変換するようにした
ことを特徴とするものである。
【0015】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、該テレビジョンカメラ撮
影制御装置は、さらに、前記パン、チルトおよびズーム
の操作情報または前記パン、チルトおよびズームの制御
情報をそれぞれカオスゆらぎ信号で変調する変調器を具
えていることを特徴とするものである。
【0016】また、本発明テレビジョンカメラ撮影制御
装置は、上記本発明において、前記カメラの操作情報ま
たは前記カメラの制御情報に、さらに、カメラのドリー
に関する操作情報または制御情報をそれぞれ付加したこ
とを特徴とするものである。
【0017】
【実施例】以下に添付図面を参照し実施例により本発明
を詳細に説明する。まず、本発明特許請求の範囲の請求
項1記載の発明に対応する本発明装置の第1の実施例に
つき説明する。本実施例においては、その構成が簡単で
あるので図面は省略する。
【0018】第1の実施例においては、例えば屋外等に
カメラ操作者の視野に相当する広角の画像を撮影するた
めの撮像板または撮像管と、広角の画像から所望に応じ
て選択的に切り取られ広角画像の一部をなす画像を撮影
するための撮像板または撮像管とをそれぞれ具えてなる
広角画像撮影用およびその画像の一部をなす画像撮影用
の2個のテレビジョンカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)
を具えて、カメラ操作者は、広角画像撮影用カメラで撮
影した画像をモニターしながら、当該画像中の目的とす
る被写体をもう一方のカメラ、すなわち広角画像撮影用
カメラの撮影画像の一部をなす画像を撮影するカメラに
よって目的とする被写体に迫るようにする。
【0019】次に、本発明特許請求の範囲の請求項2記
載の発明に対応する本発明装置の第2の実施例につき、
装置の構成を示す図1、およびそれによる撮影画像の一
例を示す図2 (a), (b) を参照して説明する。図1に
おいて、撮影レンズL1 によって撮影された被写体はハ
ーフミラーHMによって分配され、その一方はレンズ2
を経由して撮像板CCD1 に結像する。レンズL2 は前
後に移動させることができズーム操作が可能である。も
う一方はレンズL3 を経由してCCD2 に結像する。こ
こでレンズL1,L2,L3 はそれぞれ複数のレンズから構
成されるレンズ群を等価的に1枚のレンズで示したもの
である。図2 (a), (b) は図1の構成のカメラによっ
て撮影される画像の一例を示し、同図(a)はCCD1
の画像を、また同図(b)はCCD2 の画像を示す。前
者は後者の画像からその一部をトリミングして取り出し
た画像に相当する。このようなカメラを用いることによ
り、カメラ操作者は現場にいなくとも、スタジオにいな
がらにして視野全体に相当する画像を観察でき、これに
よってカメラ操作者は思いどおりのカメラワークを実現
することができる。なお、本実施例は前述の第1の実施
例に比して、被写体がカメラの近くに位置しているとき
に適した構成である。
【0020】次に、本発明特許請求の範囲の請求項3記
載の発明に対応し、画像メモリを介して上述の第1およ
び第2の実施例と同様、カメラ操作者は現場にいなくと
も、スタジオにいながらにして視野全体に相当する画像
を観察でき、これによってカメラ操作者は思いどおりの
カメラワークを実現できるようにした第3の実施例につ
き、装置の構成を示す図3、およびそれによって得られ
る画像の一例を示す図4 (a), (b) を参照して説明す
る。
【0021】図3において、撮像レンズL4 によって撮
影された被写体は撮像板CCD3 に結像する。この部分
は撮像板または撮像管を用いたテレビジョンカメラを構
成し、とくにカメラ操作者の視野に相当する広角の画像
を撮影できるものとする。その撮影出力信号は画像処理
部PROCにおいてA/D変換され同処理部の画像メモ
リに格納される。ここに撮像板CCD3 の出力、すなわ
ち画像処理部PROCの入力は図4(a)にその全体を
示すような広角の画像であり、画像処理部のVideo1の
画像出力には、広角画像上に、ジョイスティック等で入
力される現在の画像処理部PROCの出力がカーソルの
枠(破線に示す)で表示される。Video2はそのカーソ
ル枠内のビデオ出力(放送、録画用の本線出力)であ
る。カメラ操作者がVideo1の画像を見ながらジョイス
ティック等を操作し、所望の例えばパン、チルト、ズー
ムを行うと、その制御情報が画像メモリの読み出し制御
部を構成するアドレス制御用CPU ADDRESSC
ONT−CPUに入力され、画像処理部PROCの画像
メモリを制御するアドレス信号が生成され、その結果V
ideo2にカーソル枠内の画像が出力される。
【0022】なお、この第3の実においてはジョイステ
ィック等を用い、所望のパン,チルト、ズームを行うも
のとしたが、これらすべての要素(パン、チルト、ズー
ム)についてのカメラ操作は必ずしも必要でなく、必要
に応じ少なくとも1つの要素についてカメラ操作を行う
ものとする(特許請求の範囲 請求項4)
【0023】次に本発明特許請求の範囲の請求項5およ
び6記載の発明に対応する本発明装置の第4の実施例に
つき、装置の構成を示す図5、およびその装置中とくに
視線演算部の動作説明用フローチャートである図6を参
照して説明する。まず、前述の第1の実施例に本実施例
を付加して行う場合には、カメラ操作者がそのカメラ操
作者の視野に相当する広角の画像撮影用のカメラの出力
画像をモニタするときの視線の動きを検出する視線検出
部と、その視線検出部によって検出された視線の動きを
カメラのパンおよびチルトの操作情報に変換する視線演
算部とを具えて、視線演算部からのパンおよびチルトの
操作情報によって画像の一部をなす画像撮影用のカメラ
の雲台を制御するように構成する(特許請求の範囲請求
項5)
【0024】また、前述の第3の実施例に本実施例を付
加して行う場合には、そのカメラ操作情報は、カメラ操
作者の視野に相当する広角の画像を撮影するカメラの出
力画像(すなわち、Video1の出力)をモニタするとき
視線検出部によって検出される視線の動きを、視線演算
部に供給して得られたカメラのパンおよびチルトの操作
情報であるようにする(特許請求の範囲 請求項6)。
【0025】図5はカメラ操作者の視野に相当する広角
画像を見ているときの視線の動きからカメラを操作する
装置の構成を示す。視線の動きは、一般に頭部と眼球の
動き(頭部運動および眼球運動)により実現される。こ
こでカメラ操作者が何処を見ているかを検出するには、
たとえば頭部運動はカメラ操作者に磁気センサを装着
し、カメラ操作者の頭部の動きによって生じる起電力を
検出する。また眼球運動はカメラ操作者の目に弱い赤外
光を照射し黒目と白目の反射率の違いから検出するが、
詳細には山田光穂「二次元平面上の視標を注視させたと
きの頭部運動と眼球振動の強調関係」信学論, Vol.J75
−D−II, 5, pp.971-981(1992)等を参照されたい。こ
のようにして視線検出部EYE−DETで得られた視線
の動きが次の視線演算部EYE−OPEに送られる。
【0026】ここで、眼球運動と頭部運動の性質につい
て簡単に説明する。眼球運動は固視微動、追従運動(S
PM(スムースパーシュート))および跳躍運動(サッ
カード)の3つに大別される。固視微動は一点を注視し
ているときに生じる細かな動きである。追従運動(以下
単にSPMと呼ぶ)は運動画像など動く視対象を追従す
る際のみに生じ、最高速度は30deg/secに達す
るといわれているが、通常は数deg/sec程度であ
る。また跳躍運動(以下単にサッカードと呼ぶ)は、本
を呼んだり静止画を観察しているときに、注視している
視対象が移動する際や、動いている画像を追従している
とき、画像が速すぎて追随できなかったり、動きを予測
しているときに生じたりする跳ぶような速い動きであ
る。眼球運動モデルの研究の分野ではSPMは速度制御
が、またサッカードは位置制御が行われているといわれ
ている。
【0027】また、頭部運動に関しても眼球運動と同じ
ような成分があるといわれているが、頭部は眼球より慣
性が大きいため、若干速度が遅く、立上がりまでの潜時
も遅いが、概して眼球運動と同様の性質を示すものであ
り、ここでは眼球運動についての知見をもとに、本実施
例により付加される装置中の視線検出部EYE−DET
に引き続いて配置され、眼球運動のサッカードとSPM
の振り分けを行いそれぞれについて視線速度および視線
位置を出力する視線演算部EYE−OPEの動作を図6
のフローチャートにつき説明する。
【0028】図6において、V,V1 およびV2 はそれ
ぞれ視線速度、注視点判定閾値およびサッカード判定閾
値を示し、またTS およびTはそれぞれ注視時間の閾値
および現在の注視時間を示している。このフローチャー
トにおいて、まず視線の現在値(視野上での水平及び垂
直の回転角)が入力され視線速度Vが算出される。速度
判定部では視線速度V>サッカード判定閾値V2 のとき
はサッカードと判定し再び次の視線入力待ちとなる。一
般にサッカード判定閾値V2 値としては、高速な視線の
動きの中心となる眼球運動のサッカードとSPMの性質
から考慮して、20deg/sec〜50deg/se
cに設定することが適切である。V≦V 2 の時には、次
の視線ベクトル演算部に送られ、今回の視線ベクトル方
向と前回の視線ベクトル方向が一致する時は、同方向に
視線が滑らかに移動するSPMを行っているものと判定
し、それを示すモード信号出力およびパン、チルトの制
御信号としての視線速度出力が出力される。ここに、今
回と前回の両視線ベクトル方向を比較する間隔は、注視
している時に生じるランダムな固視微動成分がたまたま
同方向となってSPMと判定されることを防ぐため、固
視微動とSPMの性質から30〜100msec間隔と
することが適切である。
【0029】一方、今回の視線ベクトル方向と前回の視
線ベクトル方向が一致しない時は、注視点の判定部へ送
られる。視線速度V>注視点判定閾値V1 でかつ注視点
フラグFが1(すなわち、注視点と判定されたことを示
す)でない時は、注視点ではなくサッカードの開始時な
どに生じる微小な遅い眼球運動であると判断して最初の
視線入力待ちとなる。また、現在の注視時間Tが以下に
説明する注視時間の閾値TSに達する前にサッカードが
生じて、V>V1 となった時もTS=0とF=0を代入
し、最初の視線入力待ちとなる。次に、V≦V1 のとき
であってかつF≠1のときはF=1とし、注視時間Tの
カウントを始める。また、V≦V1 のときであってかつ
F=1のときは注視時間Tをカウントする。V1 の値と
しては、固視微動とSPMの性質を考慮して5〜20d
eg/secが適当である。Tのカウントの結果、T<
S となるときは最初の視線入力待ちとなるが、T≧T
Sとなるとサッカードモードと判断し、そのモード信号
出力を出力するとともにパン、チルトの制御信号として
の注視位置出力を出力する。またこれと同時にF=0を
代入する。
【0030】上記において、TS の値としては、経験的
に定めた値を使用するが、スポーツ中継など画像の安定
性よりも高速性が要求されるものは50msec程度の
短い値を、また、一般のスタジオ番組などの画像の安定
性が要求されるものは100〜200msecが適切で
ある。注視後ボタンを押すなどして外部トリガーにより
強制的にサッカードモードの出力を行うことも可能であ
り、本実施例の構成を示す図5およびフローチャート図
6にはそのための外部トリガー入力端子および手順も併
せ示している。
【0031】なお、上記実施例において設定した数値
は、文献:山田光穂、福田忠彦「画像における注視点の
定義と画像分析への応用」信学論、J69−D、 pp.1335
〜1342(1986)、および Collewijn. H and Tamminga E.
P.: "Human smooth and sac cadic eye movements duri
ng voluntary pursuit of different target motions o
ndifferent nackgrounnds" J. Physiol, 351, pp.217
〜250(1984) を参考にし、眼球運動の性質から得られた
ものであり、そのまま実用の数値に適用しても差し支え
ない数値である。
【0032】次に、本発明特許請求の範囲の請求項7お
よび8記載の発明に対応する本発明装置の第5の実施例
につき図7および図8を参照して説明する。眼球運動、
特にサッカードの制御には小脳にある上丘が深く関わっ
ており、上丘のなかに、サッカードの方向、振幅毎のサ
ッカード制御信号のテープ(読み出し専用メモリ)があ
ることが知られている。すなわち現在の視線位置、目標
とする視線位置、方向、移動量、速度によって視線の制
御パターンは、ほとんど全てあらかじめプログラムされ
ている。従って、ここまでに説明したカメラ操作者のパ
ンおよびチルトの操作情報、すなわち単にカメラ操作者
の視線の移動量だけなどから画一的な画像のパンやチル
トを行うと不自然な臨場感に乏しい動きとなる。
【0033】このようなことから、図7の構成において
カメラ雲台(または画像メモリからの画像の一部読み出
し)制御部CONTでは、パン操作情報信号、チルト操
作情報信号、サッカード乃至SPMのモード信号から適
切な制御方法を読み出し専用メモリROMより読み出
し、パン制御情報信号、チルト制御情報信号を出力する
(操作情報および制御情報なる用語は特許請求の範囲に
おける用語に一致させてある)。ROMへの格納方法は
様々なパターンを逐次データとして格納する方法、関数
近似して格納する方法などが可能である。ここでモード
信号がSPMモードのときは視線の速度をもとにして滑
らかな速度制御が選択され、サッカードモードのときは
あらかじめ格納されたROMパターンより操作制御信号
が逐次読み出されカメラ雲台等が制御される。
【0034】図8は図7において使用するROMの作成
法を説明する図である。同図においては図示していない
が、カメラ側にポテンショメータとジャイロが水平、垂
直2軸方向にセットされている。また、カメラのズーム
レンズにもポテンショメータがセットされている。現在
のカメラ位置、目標とするカメラ位置、方向、移動量、
速度をパラメータとして、カメラマンに実際にカメラを
操作してもらい、そのときのパンの位置および速度、チ
ルトの位置および速度、ズームの位置をCPUを介して
ROVに記憶する。CPUは、これらの膨大なデータを
もとにして、現在のカメラ位置、目標とするカメラ位
置、方向、移動量、速度のいずれからも、必要な情報を
抽出できるようにデータの整理を行う。このとき関数化
可能なものは必要に応じて関数化する。これら整理され
たデータは再びROMに格納される。ROMのデータは
複数のカメラマン(いわゆるカメラマンと呼ばれる熟練
したカメラ操作者)のデータから求めても良いし、ある
いは一流のカメラマン個人のデータからその個性を受け
継いだデータとすることもできる。
【0035】最後に、本発明特許請求の範囲の請求項9
および10記載の発明に対応する本発明装置の第6の実
施例につき図9を参照して説明する。一点を注視してい
るときに生じる微小な目の動き、固視微動は、網膜から
視覚情報を受容し、大脳の視覚野、小脳の上丘など様々
な径路を経て動眼神経系から眼筋に反映された脳の情報
処理過程の結果として、ランダムな無意味な振動ではな
く決定論的なカオス(CHAOS)によるゆらぎである
といわれている〔吉松浩、山田光穂「固視微動のドリフ
ト成分のフラクタル次元」テレビ誌、2,45, 244−246
(1991) 参照〕。また、頭を固定し、逆に頭が微小にゆ
れている程度の微小振動を対象とする画像に与えると最
もよい解像度が得られることが知られている〔Steinma
n, R.M., Lebinson, J.Z., Collewijn, H. and Van der
Steen, J.Vision: "in the Presence of Known Natura
l Retinal Imate Motion" Journalof the Optical Soci
ety of America, A2,226 〜233(1985) 参照〕。
【0036】このような事実からカメラマンの手や体の
動きの微小振動もカオスゆらぎの1種であると類推で
き、かつそのような微小振動(カオスゆらぎ)を付加す
ることにより、より高い解像度を実現できると考えられ
る。また、音声合成の分野で、冷たくて感情がないと言
われているコンピュータによる合成音声にカオスによる
ゆらぎを付加することにより、温かくて自然味のある音
声が得られることが報告されている〔佐藤雅昭、城和
貴、平原達也「リカレントネットによる音声ゆらぎの学
習」信学技法、NC90−140, pp.169〜174(1991) 参
照〕。映像に関しても、一般に、リモコンカメラのパ
ン、チルト画像は、その動きが滑らかすぎて、かえっ
て、画像から臨場感が失われているという評判はよく聞
くところである。
【0037】図9は、上述したパン制御情報信号および
チルト制御情報信号にカオスゆらぎを付加する構成を示
し、第6の実施例をなしている。同図に示すように、カ
オスゆらぎ発振器CHAOS−OSCから得られたカオ
スゆらぎ信号をそれぞれの変調器MOD−1およびMO
D−2に供給して変調することにより、それぞれの信号
にカオスゆらぎを与え、高解像度画像とかつ臨場感の高
いカメラワークを実現することができる。ここでカオス
ゆらぎ発振器をパン、チルト用に独立して2種類用いた
が、これはそれぞれのカメラワークによりランダムネス
を増すためであり、簡易化のためには1つにして供用に
しても良い。また、カオスゆらぎ発振器は、たとえばニ
ューラルネットのリカレントネットによって実現され
る。変調器の変調方式としてはAM,FMの併用が最適
であるが、いずれか一方でも良い〔前述の佐藤雅昭、城
和貴、平原達也「リカレントネットによる音声ゆらぎの
学習」信学技法、NC90−140, pp.169〜174(1991) 参
照〕。
【0038】以上の説明においては、カメラ操作者が操
作するカメラ操作情報として、パン、チルトおよびズー
ムの各操作情報を取り扱うものとしたが、これに加えて
カメラの移動情報、すなわちドリーに関する操作情報を
付加してもよい。また、これは制御情報についても同じ
ことが言える(特許請求の範囲 請求項11および1
2)。
【0039】本発明の実施例について、以上の説明にお
いては各部分ごとにそれぞれの回路構成およびその動作
を詳細に説明してきたが、2台のカメラを使用する例
(第1の実施例)、および画像メモリを使用する例(第
3の実施例)について以後の実施例を含んだ各全体系統
図を示せば、それぞれ図10および図11のようにな
る。これらの図に関する説明は前述したところから明ら
かであるので、ここでは省略する。
【0040】
【発明の効果】本発明を適用することにより、深海や宇
宙空間での撮影などカメラ操作者が行くことのできない
場所や、野球、ゴルフ中継など高いカメラ台上でカメラ
操作者に危険の伴う環境下において無人カメラを使って
番組を制作する場合に、あたかも一流のカメラマンがそ
れらの場所で直接カメラを操作しているかのような臨場
感の高いカメラワークを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の第2の実施例を示す図である。
【図2】第2の実施例による撮影画像の一例を示す図で
ある。
【図3】本発明装置の第3の実施例を示す図である。
【図4】第3の実施例による撮影画像の一例を示す図で
ある。
【図5】本発明装置の第4の実施例を示す図である。
【図6】第4の実施例中、視線演算部の動作説明用フロ
ーチャートである。
【図7】本発明装置の第5の実施例を示す図である。
【図8】第5の実施例中、ROMの作成法を説明する図
である。
【図9】本発明装置の第6の実施例を示す図である。
【図10】第1の実施例について本発明装置の全体系統
を示す図である。
【図11】第3の実施例について本発明装置の全体系統
を示す図である。
【符号の説明】
HM ハーフミラー L1,L2,L3,L4 レンズ CCD1 ,CCD2 ,CCD3 撮像板 PROC 画像処理部 ADDRESSCONT−CPU アドレス制御用CP
U EYE−DET 視線検出部 EYE−OPE 視線演算部 CONT 制御部 ROM 読み出し専用メモリ CPU 中央制御装置 CHAOS−OSC カオスゆらぎ発振器 MOD−1,MOD−2 変調器

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラ操作者の視野に相当する広角の画
    像を撮影するための撮像板または撮像管と、前記広角の
    画像から所望に応じて選択的に切り取られ前記広角画像
    の一部をなす画像を撮影するための撮像板または撮像管
    とをそれぞれ具えてなる広角画像撮影用および該画像の
    一部をなす画像撮影用の2個のテレビジョンカメラによ
    り構成したことを特徴とするテレビジョンカメラ撮影制
    御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のテレビジョンカメラ撮影
    制御装置において、被写体の光学像を前記2個のテレビ
    ジョンカメラに対し共通の撮影レンズおよび1個のハー
    フミラーを介して前記2個のテレビジョンカメラのそれ
    ぞれの結像面に結像させるようにするとともに、前記画
    像の一部をなす画像撮影用のテレビジョンカメラをズー
    ム機能を具えたテレビジョンカメラとしたことを特徴と
    するテレビジョンカメラ撮影制御装置。
  3. 【請求項3】 カメラ操作者の視野に相当する広角の画
    像を撮影するテレビジョンカメラと、該テレビジョンカ
    メラの撮影出力信号を記憶する画像メモリと、カメラの
    操作情報に従って前記画像メモリに記憶されている広角
    の画像の一部を読み出すように前記画像メモリを制御す
    る読み出し制御部とを具えたことを特徴とするテレビジ
    ョンカメラ撮影制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のテレビジョンカメラ撮影
    制御装置において、前記カメラの操作情報は、パン、チ
    ルトおよびズームの各要素のうち少なくとも1要素を含
    んでいることを特徴とするテレビジョンカメラの撮影制
    御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のテレビジョンカメラ撮影
    制御装置において、該テレビジョンカメラ撮影制御装置
    は、さらに、前記カメラ操作者が該カメラ操作者の視野
    に相当する広角の画像撮影用のテレビジョンカメラの出
    力画像をモニターするときの視線の動きを検出する視線
    検出部と、該視線検出部によって検出された視線の動き
    をテレビジョンカメラのパンおよびチルトの操作情報に
    変換する視線演算部とを具えて、該視線演算部からの前
    記パンおよびチルトの操作情報によって前記画像の一部
    をなす画像撮影用のテレビジョンカメラの雲台を制御す
    るように構成したことを特徴とするテレビジョンカメラ
    撮影制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項3または4記載のテレビジョンカ
    メラ撮影制御装置において、前記カメラの操作情報は、
    前記カメラ操作者が該カメラ操作者の視野に相当する広
    角の画像を撮影するテレビジョンカメラの出力画像をモ
    ニターするとき視線検出部によって検出される視線の動
    きを、視線演算部に供給して得られたテレビジョンカメ
    ラのパンおよびチルトの操作情報であることを特徴とす
    るテレビジョンカメラ撮影制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1または5記載のテレビジョンカ
    メラ撮影制御装置において、前記画像の一部をなす画像
    撮影用のテレビジョンカメラの雲台および撮影レンズを
    それぞれ制御するパン、チルトおよびズームの各操作情
    報を、それぞれパン、チルトおよびズームの位置、速度
    およびカメラの操作モードに対応してあらかじめ制御情
    報が記憶されているROMの記憶情報と照合して前記雲
    台および撮影レンズをそれぞれ制御するパン、チルトお
    よびズームの各制御情報に変換するようにしたことを特
    徴とするテレビジョンカメラ撮影制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項3,4および6のいずれか1項記
    載のテレビジョンカメラ撮影制御装置において、前記画
    像メモリに記憶されている広角画像から該画像の一部を
    読み出すための前記カメラの操作情報のうち、パン、チ
    ルトおよびズームの操作情報を、それぞれパン、チルト
    およびズームの位置、速度およびカメラの操作モードに
    対応してあらかじめ制御情報が記憶されているROMの
    記憶情報と照合して前記画像メモリの読み出しをそれぞ
    れ制御するパン、チルトおよびズームの各制御情報に変
    換するようにしたことを特徴とするテレビジョンカメラ
    撮影制御装置。
  9. 【請求項9】 請求項5または7記載のテレビジョンカ
    メラ撮影制御装置において、該テレビジョンカメラ撮影
    制御装置は、さらに、前記パン、チルトおよびズームの
    操作情報または前記パン、チルトおよびズームの制御情
    報をそれぞれカオスゆらぎ信号で変調する変調器を具え
    ていることを特徴とするテレビジョンカメラ撮影制御装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項4,6および8のいずれか1項
    記載のテレビジョンカメラ撮影制御装置において、該テ
    レビジョンカメラ撮影制御装置は、さらに、前記パン、
    チルトおよびズームの操作情報または前記パン、チルト
    およびズームの制御情報をそれぞれカオスゆらぎ信号で
    変調する変調器を具えていることを特徴とするテレビジ
    ョンカメラ撮影制御装置。
  11. 【請求項11】 請求項5,7および9のいずれか1項
    記載のテレビジョンカメラ撮影制御装置において、前記
    カメラの操作情報または前記カメラの制御情報に、さら
    に、カメラのドリーに関する操作情報または制御情報を
    それぞれ付加したことを特徴とするテレビジョンカメラ
    撮影制御装置。
  12. 【請求項12】 請求項3,4,6,8および10のい
    ずれか1項記載のテレビジョンカメラ撮影制御装置にお
    いて、前記カメラの操作情報または前記カメラの制御情
    報に、さらに、カメラのドリーに関する操作情報または
    制御情報をそれぞれ付加したことを特徴とするテレビジ
    ョンカメラ撮影制御装置。
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