JPH07240741A - チューニング可能な同期型電子的コミュニケーション装置 - Google Patents

チューニング可能な同期型電子的コミュニケーション装置

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JPH07240741A
JPH07240741A JP28890493A JP28890493A JPH07240741A JP H07240741 A JPH07240741 A JP H07240741A JP 28890493 A JP28890493 A JP 28890493A JP 28890493 A JP28890493 A JP 28890493A JP H07240741 A JPH07240741 A JP H07240741A
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Monty M Denneau
モンティ・エム・デンノウ
Bruce D Gavril
ブルース・ディ・ガブリル
Peter H Hochschild
ピーター・エイチ・ホックシルド
Craig B Stunkel
クレイグ・ビィー・スタンケル
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】送信線に沿って伝搬する信号の信頼性ある受信
を保証するようにチューニング可能な同期型コミュニケ
ーション装置を提供する。 【構成】ローカル・データ・ソース12は各ローカル・
クロック周期に1つのデータ信号を出力する。ローカル
・ソース遅延回路14はローカル・データ・ソースから
入力データ信号を受信し、対応する入力データ信号に関
連した量(mT+ΔpT)だけ遅延した出力信号を出力
する。その遅延の量はソース遅延選択信号の値に依存す
る。ローカル・データ・レシーバ16はローカル・レシ
ーバ遅延回路18からデータ信号を受信する。ローカル
・レシーバ遅延回路の遅延の量も選択可能である。リモ
ート・データ信号反射回路30は入力を第1送信線22
によってローカル・ソース遅延回路の出力に接続され
る。リモート・データ信号反射回路は出力を第2送信線
26によってローカル・レシーバ遅延回路の入力に接続
される。リモート・データ信号反射回路はローカル・デ
ータ・ソースから受信した対応するデータ信号の値に依
存した値を有する肯定応答信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ処理ノー
ド相互間のコミュニケーションのためのネットワークよ
うな同期型コミュニケーション・ネットワークに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】並列コンピュータ・プロセッサ・システ
ムは、多数の処理ノードを含み得るものである。各処理
ノードは、プロセッサ、メモリ素子、入出力サーバ、又
は他のコンピュータ・プロセッサ又は周辺装置でよい。
並列コンピュータ・プロセッサ・システムにおける処理
ノードは、それら処理ノード間で情報を転送するスイッ
チ・ノードのネットワークにより共通に接続される。
【0003】並列コンピュータ・プロセッサ・システム
では、高度の接続性を持つことが望ましい。接続性が増
大すればするほど、ネットワークを介して情報を送るに
必要なコミュニケーション・ホップの数は少なくなり、
潜在的には、コミュニケーション待ち時間を減少させ
る。接続性を増大させることは、二分帯域幅(処理ノー
ドの半分がそれら処理ノードの他の半分に情報を送ろう
としている時に得られる最大帯域幅)も増大させ、不良
ネットワーク・コンポーネントが存在するときネットワ
ークがある程度性能を落として動作する能力を改善す
る。
【0004】2地点間相互接続ネットワークでは、各ネ
ットワーク装置は少なくとも1つのコミュニケーション
・ポートを持っている。各コミュニケーション・ポート
は、1つ又は複数のコミュニケーション・リンク又は送
信線を介して他の互換性あるコミュニケーション・ポー
トにデータを送信する又はそこからデータを受信するた
めの論理回路を、少なくとも部分的に持っている。
【0005】同期型ネットワークでは、すべてのコミュ
ニケーション・ポートが、システム・クロックと呼ばれ
る共通の発振器によって制御される。同期型の単方向コ
ミュニケーション・ステージは、システム・クロックの
第1イメージと同期して複数のデータ信号を送信するた
めのソース・コミュニケーション・ポート、システム・
クロックの異なるイメージと同期してデータ信号を受信
する受信ポート、及びそれら2つのポート間の一定の距
離を介してデータを伝搬する送信線を含んでいる。
【0006】同期型ネットワークは、接続されたネット
ワーク相互間のコミュニケーション待ち時間を少なくす
るという魅力がある。非同期型コミュニケーション・ネ
ットワークは、信号情報が確実に使用可能になる前に、
その入力データ信号の多数の機械サイクルを必要とする
か、又はコミュニケートするネットワーク装置の速度の
一部分だけで動作し得るコミュニケーション・プロトコ
ールを使用する。
【0007】同期型ネットワークでは、各コミュニケー
ション・ポートはシステム・クロックの独特のイメージ
によって駆動される。1つのコミュニケーション・ポー
トから他のコミュニケーション・ポートに送られた情報
が受信ポートのレジスタ・ロジックの臨界的な設定領域
又は保持領域内に到達する場合、情報が間違ってラッチ
されることがある。データ信号が設定又は保持領域で変
化しないことを保証するための機構は、チューニングと
呼ばれる。
【0008】電気的距離で1クロック・サイクルよりも
小さい短リンクを含むネットワークでは、チューニング
は、各ネットワーク装置がシステム・クロックのほぼ同
じイメージで動作することを保証するための機構を与え
ることによって達成可能である。しかし、高周波数の高
度に接続されたネットワークを構成する場合、リンク
は、必ずしも、電気的距離における1サイクルよりも少
ないわけではない。従って、各ネットワーク装置をシス
テム・クロックの同じイメージから動作させることは、
受信ポートにおける設定又は保持時間中に信号が変化し
ないことを保証するものではない。
【0009】高周波数の高度に接続された同期型ネット
ワークをチューニングする1つの方法では、単方向リン
クを構成する線は、適正な信号タイミングを保証する長
さにカット可能である。しかし、システム・クロック周
波数又はシステム・クロック位相における何らかの変化
は更なる調節を必要とするかもしれない。更に、線をク
リップすることは、労働集約的で、エラーを犯しやす
く、融通性がない。
【0010】同期型ネットワークをチューニングするも
う1つの方法では、データを非同期的なものとして効果
的に扱うクロック信号が加えられる。この方法は、受信
ポートに、各着信信号に関して多重サイクル同期化動作
を行わせ、それによって、コミュニケーション待ち時間
を増大させる。
【0011】米国特許4700347号は、同期型コミ
ュニケーション・ネットワークをチューニングする更に
もう1つの方法を開示している。この方法では、各入力
データ信号は、複数の単調に増加する遅延回路によって
受信ポートで遅延される。各遅延回路の出力は、受信ポ
ートにおけるシステム・クロックのリモート・イメージ
によりクロックされるテスト・フリップ・フロップにラ
ッチされる。そこで、連続するテスト・フリップ・フロ
ップの対におけるラッチされた信号値が、そのラッチさ
れた入力信号における差異を検出するために比較され
る。1つの差異は、遅延回路の関連した対がテスト・フ
リップ・フロップにおける設定及び保持領域の両側に対
する入力信号の遅延を示す。従って、これら「不一致」
フリップ・フロップと関連した遅延回路は、受信ポート
のレジスタ・ロジックの設定及び保持領域に近い値を変
更する遅延した入力信号を発生する。その代わり、その
入力信号は、「不一致」フリップ・フロップと関連した
遅延回路の前後にほぼ半サイクルその入力信号を遅延さ
せるその遅延回路と関連したフリップ・フロップから得
られる。この方法は、適正な同期を維持するために連続
的に又は規則正しい間隔で使用可能である。
【0012】複数の入力信号の各々に対する最適な遅延
回路を別個に決定するために、米国特許第470034
7号は各受信ポートの各入力に専用の複数の別々の遅延
回路を必要とする。更に、すべての信号遅延調節は受信
側で行われるので、遅延選択機構は、(a)全体的にハ
ードウエアで実施されるか、又は(b)受信装置内に全
体的に含まれるソフトウエア又はプログラム・ロジック
によって制御されなければならない。従って、送信装置
は、受信装置におけるチューニング回路及びチューニン
グ・プロセスが適切に働かない場合、その受信装置とコ
ミュニケートできない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コミ
ュニケーション・ポートのうち、高周波数の高度に接続
された同期型コミュニケーション・ネットワークのため
の電子的コミュニケーション・ポートを提供することに
あり、その場合、すべてのネットワーク・ポートはその
ネットワークを通して信頼性のある信号受信を保証する
ために単一のリモート・ネットワーク制御装置によって
チューニング可能である。
【0014】本発明のもう1つの目的は、電気的距離に
おいて1クロック・サイクルよりも大きい送信線に沿っ
て伝搬する信号の信頼性ある受信を保証するようにチュ
ーニング可能な同期型コミュニケーション装置を提供す
ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による電子的コミ
ュニケーション装置は、クロック周期Tを持ったローカ
ル・クロックより成る。そのローカル・クロックは、各
クロック周期に1つのローカル・クロック信号を発生す
る。ローカル・データ・ソースは、一連のローカル・ク
ロック周期の各々の間にデータ信号を出力するための出
力部を持っている。ローカル・ソース遅延回路は、ロー
カル・データ・ソースから入力データ信号を受信するた
めのデータ入力部をそのローカル・データ・ソースの出
力部に接続されている。ローカル・ソース遅延回路は、
各入力データ信号に対応する出力データ信号を出力する
ためのデータ出力部を持っている。各出力データ信号
は、その対応する入力データ信号に関連した量(mT+
ΔpT)だけ遅延される。但し、この式において、mは
正の整数又はゼロ、そして0<Δp<1である。
【0016】望ましくは、ローカル・ソース遅延回路
は、1つの値を持ったソース遅延選択信号を受信するた
めの選択入力部を有する。遅延(mT+ΔpT)はソー
ス遅延選択信号の値に依存した値を有する。
【0017】本発明による電子的コミュニケーション装
置は、一連のローカル・クロック周期の各々の間、デー
タ信号を受信するための入力部を持ったローカル・デー
タ・レシーバより成る。ローカル・レシーバ遅延回路
は、入力データ信号を受信するためのデータ入力部を有
する。そのローカル・レシーバ遅延回路は、各入力デー
タ信号に対応する出力データ信号を出力するためのデー
タ出力部をそのローカル・データ・レシーバの入力部に
接続される。各出力データ信号は、その対応する入力デ
ータ信号に関連した量(nT+ΔqT)だけ遅延され
る。但し、nは正の整数又はゼロであり、0<Δq<1
である。
【0018】好ましくは、ローカル・レシーバ遅延回路
は、1つの遅延を持ったレシーバ遅延選択信号を受信す
るための選択入力部を有する。遅延(nT+ΔqT)
は、レシーバ遅延選択信号の値に依存した値を有する。
【0019】本発明のもう1つの観点では、その電子的
コミュニケーション装置は、ローカル・クロック周期に
等しいリモート・クロック周期Tを持ったリモート・ク
ロックより成る。リモート・クロックは各リモート・ク
ロック周期に1つのリモート・クロック信号を発生す
る。リモート・クロック信号は、ローカル・クロック信
号に関して0乃至2πラジアン範囲のクロック位相を有
する。第1送信線は、入力部をローカル・ソース遅延回
路の出力部に接続される。その第1送信線は、データ信
号をその第1送信線の入力部からその第1送信線の出力
部に伝搬する。第2送信線は、出力部をローカル・レシ
ーバ遅延回路の入力部に接続される。その第2送信線
は、データ信号をその第2送信線の入力部からその第2
送信線の出力部に伝搬する。
【0020】第1及び第2送信線は、それぞれ、電気的
距離における1クロック・サイクルTよりも大きい電気
的長さを有する。
【0021】リモート・データ信号反射回路は、一連の
リモート・クロック周期の各々の間にデータ信号を受信
するための入力部を第1送信線の出力部に接続される。
そのリモート・データ信号反射回路は、各リモート・ク
ロック周期の間に肯定応答信号を出力するための出力部
を第2送信線の入力部に接続される。各肯定応答信号
は、同じリモート・クロック周期又は前のリモート・ク
ロック周期の間にリモート・データ信号反射回路により
受信された対応するデータ信号の値に依存した値を有す
る。
【0022】本発明による電子的コミュニケーション装
置は、更に、データ信号がローカル・データ・ソースか
ら出力されるローカル周期で開始し且つ対応する肯定応
答信号がローカル・データ・レシーバにより受信される
ローカル・クロック周期で終了する期間にローカル・ク
ロック周期の数をカウントするためのカウンタ回路より
成る。
【0023】更に、本発明の電子的コミュニケーション
装置は、部分的には、ローカル送信レジスタより成る。
そのローカル送信レジスタは、データ入力部をローカル
・データ・ソースの出力部に接続され、データ出力部を
ローカル・ソース遅延回路の入力部に接続され、そして
ローカル・クロック信号を受信するためのクロック入力
部を有する。
【0024】ローカル・データ・レシーバは、部分的に
は、ローカル受信レジスタより成る。そのローカル受信
レジスタは、ローカル・クロック信号を受信するための
クロック入力部を有する。
【0025】本発明による電子的コミュニケーション装
置のローカル・ソース遅延回路は、2つ以上の遅延した
ローカル・クロック信号を発生するためのローカル・ク
ロック遅延回路より成る。各遅延したローカル・クロッ
ク信号は、ローカル・クロック周期に等しい周期Tを有
する。各遅延したローカル・クロック信号は、そのロー
カル・クロック信号に関して0乃至2πラジアンの範囲
のクロック位相を有する。少なくとも2つの遅延したロ
ーカル・クロック信号は異なるクロック位相を有する。
【0026】ローカル・ソース遅延回路は、2つ以上の
クロック入力部を有する第1ソース・マルチプレクサも
含んでいる。各クロック入力部は、ローカル・クロック
遅延回路から1つの遅延したローカル・クロック信号を
受信する。第1ソース・マルチプレクサは、遅延したロ
ーカル・クロック信号を出力するための出力部を有し、
1つの値を持った第1選択信号を受信するための選択入
力部を有する。第1ソース・マルチプレクサは、第1選
択信号の値に依存してその第1ソース・マルチプレクサ
の入力部をその第1ソース・マルチプレクサの出力部に
スイッチ可能に接続する。
【0027】第1ローカル・ソース遅延レジスタは、ク
ロック入力部を第1ソース・マルチプレクサの出力部に
接続される。更に、その第1ローカル・ソース遅延レジ
スタは、データ入力部をローカル・データ・ソースの出
力部に接続され、そしてデータ出力部を有する。
【0028】第1ローカル・ソース遅延レジスタは、更
に、2つ以上のクロック入力部を持った第2ソース・マ
ルチプレクサを含んでいる。各クロック入力部は、ロー
カル・クロック遅延回路から1つの遅延したローカル・
クロック信号を受信する。第2ソース・マルチプレクサ
は、遅延したローカル・クロック信号を出力するための
出力部を有し、或値を持った第2選択信号を受信するた
めの選択入力部を有する。第2ソース・マルチプレクサ
は、第2選択信号にの値に依存してその第2ソース・マ
ルチプレクサの1つのクロック入力部をその第2ソース
・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能に接続する。
【0029】第2ローカル・ソース遅延レジスタは、ク
ロック入力部を第2ソース・マルチプレクサの出力部に
接続される。第2ローカル・ソース遅延レジスタは、デ
ータ入力部を第1ローカル・ソース遅延レジスタの出力
部に接続され、データ出力部を第1で送信線の入力部に
接続される。
【0030】本発明による電子的コミュニケーション装
置では、ローカル・レシーバ遅延回路は、2つ以上のク
ロック入力部を持った第1レシーバ・マルチプレクサよ
り成る。各クロック入力部は、ローカル・クロック遅延
回路から1つの遅延したローカル・クロック信号を受信
する。第1レシーバ・マルチプレクサは、遅延したロー
カル・クロック信号を出力するための出力部を有し、或
値を持った第3選択信号を受信するための選択入力部を
有する。第1レシーバ・マルチプレクサは、第3選択信
号の値に依存してその第1レシーバ・マルチプレクサの
1つのクロック入力部をその第1レシーバ・マルチプレ
クサの出力部にスイッチ可能に接続する。第1ローカル
・レシーバ遅延レジスタは、クロック入力部を第1レシ
ーバ・マルチプレクサの出力部に接続される。第1ロー
カル・レシーバ遅延レジスタは、データ入力部を第2送
信線の出力部に接続され、そして1つのデータ出力部を
有する。
【0031】ローカル・レシーバ遅延回路は、更に、2
つ以上のクロック入力部を持った第2レシーバ・マルチ
プレクサより成る。各クロック入力部は、1つの遅延し
たローカル・クロック信号をローカル・クロック遅延回
路から受信する。第2レシーバ・マルチプレクサは、遅
延したローカル・クロック信号を出力するための出力部
を有し、1つの値を持った第4選択信号を受信するため
の選択入力部を有する。第2レシーバ・マルチプレクサ
は、第4選択信号の値に依存してその第2レシーバ・マ
ルチプレクサの1つのクロック入力部をその第2レシー
バ・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能に接続す
る。第2ローカル・レシーバ遅延レジスタは、クロック
入力部を第2レシーバ・マルチプレクサの出力部に接続
される。第2ローカル・レシーバ遅延レジスタは、デー
タ入力部を第1ローカル・レシーバ遅延レジスタの出力
部に接続され、データ出力部をローカル・データ・レシ
ーバの入力部に接続される。
【0032】好ましくは、第1送信線は、出力部を持っ
た複数の個々の送信線より成る。各個々の送信線は、或
値を持った一連のバイナリ・ディジット信号を搬送す
る。
【0033】本発明の1つの実施例では、リモート・デ
ータ信号反射回路は、一連のリモート・クロック周期の
各々の間複数のバイナリ・ディジット信号を受信するた
めの複数の入力部を第1送信線における個々の送信線の
出力部に接続された論理的OR回路より成る。各入力部
は、第1送信線の個々の送信線の出力部に接続される。
その論理的OR回路は、各リモート・クロック周期の間
肯定応答信号を出力するための出力部を第2送信線の入
力部に接続される。各肯定応答信号は、同じリモート・
クロック周期又は前のリモート・クロック周期の間論理
的OR回路の入力部におけるバイナリ・ディジット信号
の論理的ORである値を有する。
【0034】本発明による電子的コミュニケーション装
置は、送信線からの信号の信頼性ある受信を保証するた
めに、すべてのポートが単一のリモート・ネットワーク
制御装置によってチューニング可能であるコミュニケー
ション・ポートの高周波数の高度に接続された同期型ネ
ットワークにおけるポートとして使用可能であるので、
有利である。
【0035】本発明による同期型コミュニケーション装
置は、又、電気的距離において1クロック・サイクルよ
りも大きい送信線に沿って伝搬する信号の信頼性ある受
信を保証するようにチューニング可能であるので、有利
である。
【0036】
【実施例】図1は、本発明による電子的コミュニケーシ
ョン装置の一例のブロック図である。そのコミュニケー
ション装置は、クロック周期Tを持ったローカル・クロ
ック10を含む。ローカル・クロック10は、各ローカ
ル・クロック周期に1つのローカル・クロック信号を発
生する。
【0037】更に、その電子的ローカル・コミュニケー
ション装置は、一連のローカル・クロック周期の各々の
間に1つのデータ信号を出力するための出力を持ったロ
ーカル・データ・ソース12を含む。各データ信号は、
1つ又はそれ以上のディジット信号より成る。各ディジ
ットは、好ましくは、バイナリ・ディジットである。例
えば、各データ信号は、情報を表わす8個のバイナリ・
ディジット信号及び情報のタイプを表わす1個のバイナ
リ・ディジット信号(タグ・ビット)を含むことが可能
である。例えば、タグ・ビットが「0」の値を有する
時、データ信号は制御情報を表わしてもよい。タグ・ビ
ットが「1」の値を有する時、データ信号はメッセージ
情報を表わしてもよい。
【0038】ローカル・データ・ソースは、例えば、静
的ランダム・アクセス・メモリ及びメモリ・コントロー
ラでよい。代わりに、データ・ソースは、コンピュータ
・プロセッサ及びコミュニケーション・システムの間を
インターフェースするための任意の公知のアダプタ装置
であってもよい。もう1つの代替えでは、データ・ソー
スは、例えば、クロスバー・スイッチのような任意の公
知のスイッチ装置であってもよい。
【0039】更に、その電子的コミュニケーション装置
は、ローカル・ソース遅延回路14を含む。ローカル・
ソース遅延回路14は、ローカル・データ・ソース12
から入力データ信号を受信するためのデータ入力をその
ローカル・データ・ソース12の出力に接続される。ロ
ーカル・ソース遅延回路14は、各入力データ信号に対
応する出力データ信号を出力するためのデータ出力を有
する。各出力データ信号は、その対応する入力データ信
号に関連した量(mT+ΔpT)だけ遅延される。但
し、mは正の整数又はゼロ、及び0<Δp<1である。
【0040】ローカル・ソース遅延回路14は、或値を
持ったソース遅延選択信号を受信するための選択入力を
有する。遅延(mT+ΔpT)は、ソース遅延選択信号
の値に依存した値を有する。
【0041】その電子的コミュニケーション装置は、一
連のローカル・クロック周期の各々の間にデータ信号を
受信するための入力を持ったローカル・データ・レシー
バ16も含んでいる。ローカル・データ・レシーバは、
部分的には、ローカル受信レジスタより成るものでよ
い。
【0042】ローカル・データ・レシーバ16の入力に
与えられるデータ信号は、1つ又は複数のバイナリ・デ
ィジット信号より成るものでよい。本発明の実施例で
は、ローカル・データ・レシーバ16に入力されたデー
タ信号は、「トークン」と呼ばれる単一のデータ・フロ
ー制御ビットである。
【0043】ローカル・レシーバ遅延回路18は、入力
データ信号を受信するためのデータ入力を有する。その
ローカル・レシーバ遅延回路18は、各入力データ信号
に対応する出力データ信号を出力するためのデータ出力
をローカル・データ・レシーバ16の入力に接続され
る。各出力データ信号は、その対応する入力データ信号
に関する量(nT+ΔqT)だけ遅延される。但し、n
は正の整数又はゼロであり、0<Δq<1である。ロー
カル・レシーバ遅延回路18は、或値を持ったレシーバ
遅延選択信号を受信するための選択入力を有する。遅延
(nT+ΔqT)は、レシーバ遅延選択信号の値に依存
した値を有する。
【0044】図1を更に参照すると、その電子的コミュ
ニケーション装置は、ローカル・クロック周期に等しい
リモート・クロック周期Tを持ったリモート・クロック
20を含む。リモート・クロック20は、各リモート・
クロック周期にリモート・クロック信号を発生する。そ
のリモート・クロック信号は、ローカル・クロック信号
に関してゼロ乃至2πラジアンの範囲のクロック位相を
有する。
【0045】第1送信線22は、入力をローカル・ソー
ス遅延回路14の出力に接続される。第1送信線22
は、データ信号をその第1送信線22の入力からその第
1送信線の出力に伝搬する。図1に示されるように、第
1送信線22の入力は、送信ドライバ24によってロー
カル・ソース遅延回路14の出力に接続される。9個の
バイナリ・ディジット信号より成るデータ信号に対し
て、送信ドライバ24は9個のドライバ回路より成る。
送信ドライバ24は、電流増幅及びインピーダンス・マ
ッチングを与える。
【0046】第2送信線26は、出力をローカル・レシ
ーバ遅延回路18の入力に接続される。第2送信線26
は、データ信号をその第1送信線22の入力からその第
2送信線の出力に伝搬する。図1に示されるように、第
2送信線26の出力は、受信ドライバ28によってロー
カル・レシーバ遅延回路18の入力に接続される。1個
のバイナリ・ディジット信号だけを含むデータ信号に対
して、受信ドライバ28は1個のドライバ回路しか持た
ない。受信ドライバ28は、電流増幅及びインピーダン
ス・マッチングを与える。
【0047】第1及び第2送信線22及び26は、それ
ぞれ、電気的距離において1クロック・サイクルTより
も大きい電気的長さを有する。
【0048】リモート・データ信号反射回路30は、一
連のリモート・クロック周期の各々の間にデータ信号を
受信するための入力を第1送信線22の出力に接続され
る。リモート・データ信号反射回路30は、各リモート
・クロック周期の間肯定応答信号を出力するための出力
を第2送信線26の入力に接続される。各肯定応答信号
は、同じリモート・クロック周期又は前のリモート・ク
ロック周期の間にリモート・データ信号反射回路30に
よって受信された対応するデータ信号の値に依存した値
を有する。
【0049】図1に示されるように、リモート・データ
信号反射回路30の入力は、受信ドライバ32によって
第1送信線22の出力に接続される。この例では、第1
送信線22上の各データ信号は、9個のバイナリ・ディ
ジット信号より成る。従って、受信ドライバ32は、9
個のドライバ回路より成る。図1に示されるように、リ
モート・データ信号反射回路30の出力は、送信ドライ
バ34によって第2送信線26の入力に接続される。こ
の例では、リモート・データ信号反射回路30によって
出力される肯定応答信号は、1個のバイナリ・ディジッ
ト信号より成る。従って、送信ドライバ34は1個のド
ライバ回路を含む。
【0050】図2は、図1に示された電子的コミュニケ
ーション装置のためのローカル・ソース遅延回路及びロ
ーカル・レシーバ遅延回路の一例のブロック図である。
ローカル・ソース遅延回路は、2つ以上の遅延したロー
カル・クロック信号を発生するためのローカル・クロッ
ク遅延回路36より成る。図2において、ローカル・ク
ロック遅延回路36は、CLK0乃至CLK7として指
定された8個の遅延したローカル・クロック信号を発生
する。各遅延したローカル・クロック信号は、ローカル
・クロック周期に等しい周期Tを有する。各遅延したロ
ーカル・クロック信号は、そのローカル・クロック信号
に関してゼロ乃至2πラジアンの範囲のクロック位相を
有する。少なくとも2つの遅延したローカル・クロック
信号は相異なるクロック位相を有する。
【0051】図3は、図2のローカル・クロック遅延回
路36によって発生される遅延したローカル・クロック
信号の一例を示す。この例では、ローカル・クロック遅
延回路36は、8個の遅延したローカル・クロック信号
CLK0乃至CLK7を発生する。各遅延したローカル
・クロック信号は、ローカル・クロック周期に等しい周
期Tを有する。各遅延したローカル・クロック信号は、
kT/8のクロック位相を有する。但し、kは0から7
までの整数である。
【0052】ローカル・クロック遅延回路36は、エン
ジニアード・コンポーネンツ社から入手可能な部品番号
ECL−100K−LDM−20のようなオフセット・
クロック発生器でよい。このオフセット・クロック発生
器は、2.5ナノ秒のステップで、2.5乃至20ナノ
秒の範囲の一定のオフセット(信号遅延)を与える。
【0053】ローカル・ソース遅延回路14は、更に、
2つ以上のクロック入力を持った第1ソース・マルチプ
レクサ38を含む。各クロック入力は、ローカル・クロ
ック遅延回路36から1つの遅延したローカル・クロッ
ク信号を受信する。この例では、第1ソース・マルチプ
レクサ38は、ローカル・クロック遅延回路36から8
個の遅延したローカル・クロック信号を受信するための
8個のクロック入力を有する。第1ソース・マルチプレ
クサ38は、遅延したローカル・クロック信号を出力す
るための出力を有し、或値を持った第1選択信号を受信
するための選択入力を有する。第1ソース・マルチプレ
クサ38は、第1選択信号の値に依存してその第1ソー
ス・マルチプレクサの1つのクロック入力をその第1ソ
ース・マルチプレクサの出力にスイッチ可能に接続す
る。
【0054】ローカル・ソース遅延回路14は、更に、
クロック入力を第1ソース・マルチプレクサ38の出力
に接続された第1ローカル・ソース遅延レジスタ40を
含む。その第1ローカル・ソース遅延レジスタ40は、
データ入力を(ローカル送信レジスタ41によって)ロ
ーカル・データ・ソース12の出力に接続され、そして
データ出力を有する。第1ローカル・ソース遅延レジス
タ40は、例えば、1つ又は複数のD型フリップ・フロ
ップを含むものでよい。この例では、ローカル・データ
・ソース12からのデータ信号は9個のバイナリ・ディ
ジット信号より成るので、第1ローカル・ソース遅延レ
ジスタ40は、9個のD型フリップ・フロップを含む。
【0055】ローカル送信レジスタ41は、データ入力
をローカル・データ・ソース12の出力に接続され、デ
ータ出力をローカル・ソース遅延回路14の第1ローカ
ル・ソース遅延レジスタ40の入力に接続される。ロー
カル送信レジスタ41は、ローカル・クロック10から
ローカル・クロック信号を受信するためのクロック入力
も有する。従って、ローカル送信レジスタ41は、デー
タ信号をローカル・クロック10と同期させる。
【0056】ローカル・ソース遅延回路14は、更に、
第2ソース・マルチプレクサ42及び第2ローカル・ソ
ース遅延レジスタ44を含む。第2ソース・マルチプレ
クサ42は、2つ以上のクロック入力を持っている。各
クロック入力は、ローカル・クロック遅延回路36から
1つの遅延したローカル・クロック信号を受信する。こ
の例では、第2ソース・マルチプレクサ42は、ローカ
ル・クロック遅延回路36から8個の遅延したローカル
・クロック信号を受信するための8個のクロック入力を
有する。その第2ソース・マルチプレクサ42は、遅延
したローカル・クロック信号を出力するための出力を有
し、或値を持った第2選択信号を受信するための選択入
力を有する。第2ソース・マルチプレクサ42は、第2
選択信号の値に依存してその第2ソース・マルチプレク
サの1つのクロック入力をその第2ソース・マルチプレ
クサの出力にスイッチ可能に接続される。
【0057】第2ローカル・ソース遅延レジスタ44
は、クロック入力を第2ソース・マルチプレクサ42の
出力に接続される。第2ローカル・ソース遅延レジスタ
44は、データ入力を第1ローカル・ソース遅延レジス
タ40の出力に接続され、そしてデータ出力を第1送信
線22の入力に接続される。第2ローカル・ソース遅延
レジスタ44は、この例では、9個のD型フリップ・フ
ロップ回路より成る。
【0058】更に図2を参照すると、ローカル・レシー
バ遅延回路18は、第1レシーバ・マルチプレクサ4
6、第1ローカル・レシーバ遅延レジスタ48、第2レ
シーバ・マルチプレクサ50、及び第2ローカル・レシ
ーバ遅延レジスタ52より成る。第1レシーバ・マルチ
プレクサ46は2つ以上のクロック入力を有する。各ク
ロック入力は、ローカル・クロック遅延回路36から1
つの遅延したローカル・クロック信号を受信する。この
例では、第1レシーバ・マルチプレクサ46は、8個の
ローカル・クロック信号を受信するための8個のクロッ
ク入力を有する。その第1レシーバ・マルチプレクサ4
6は、遅延したローカル・クロック信号を出力するため
の出力を有し、そして或値を持った第3選択信号を受信
するための選択入力を有する。第1レシーバ・マルチプ
レクサ46は、第3選択信号の値に依存してその第1レ
シーバ・マルチプレクサの1つの入力をその第1レシー
バ・マルチプレクサの出力にスイッチ可能に接続する。
【0059】第1ローカル・レシーバ遅延レジスタ48
は、クロック入力を第1レシーバ・マルチプレクサ46
の出力に接続される。第1ローカル・レシーバ遅延レジ
スタ48は、データ入力を第2送信線26の出力に接続
され、そしてデータ出力を有する。この例では、第2送
信線26から受信したデータ信号は1つのバイナリ・デ
ィジット信号より成る。従って、第1ローカル・レシー
バ遅延レジスタは1つのD型フリップ・フロップより成
るものでよい。
【0060】第2レシーバ・マルチプレクサ50は2つ
以上のクロック入力を有する。各クロック入力は、ロー
カル・クロック遅延回路から1つの遅延したローカル・
クロック信号を受信する。この例では、第2レシーバ・
マルチプレクサ50は、8個の遅延したローカル・クロ
ック信号を受信するための8個のクロック入力を有す
る。第2レシーバ・マルチプレクサ50は、遅延したロ
ーカル・クロック信号を出力するための出力を有し、そ
して或値を持った第4選択信号を受信するための選択入
力を有する。第2レシーバ・マルチプレクサ50は、そ
の第4選択信号の値に依存してその第2レシーバ・マル
チプレクサの1つの入力をその第2レシーバ・マルチプ
レクサの出力にスイッチ可能に接続する。
【0061】第2ローカル・レシーバ遅延レジスタ52
は、クロック入力を第2レシーバ・マルチプレクサ50
の出力に接続される。第2ローカル・レシーバ遅延レジ
スタ52は、データ入力を第1ローカル・レシーバ遅延
レジスタ48の出力に接続され、そしてデータ出力をロ
ーカル・データ・レシーバ16におけるローカル受信レ
ジスタ53の入力に接続される。この例では、第2ロー
カル・レシーバ遅延レジスタ52及びローカル受信レジ
スタ53は、それぞれ、D型フリップ・フロップ回路よ
り成るものでよい。ローカル受信レジスタ53は、ロー
カル・クロック10からローカル・クロック信号を受信
するためのクロック入力を有する。
【0062】図1に戻ると、この電子的コミュニケーシ
ョン装置は、更に、カウンタ回路54を含む。カウンタ
回路54は、データ信号がローカル・データ・ソース1
2から出力されるローカル・クロック周期で開始し且つ
対応する肯定応答信号がローカル・データ・レシーバ1
6によって受信されるローカル・クロック周期で終了す
る期間におけるローカル・クロック周期の数をカウント
する。カウンタ回路54は、そのカウンタの内容をゼロ
にリセットするための且つそのカウンタが各クロック信
号の発生の際に1だけインクレメントされるインクレメ
ント・モードにそのカウンタを置くための「スタート/
クリア」入力を有する。更にカウンタ54は、「ホール
ド」モードに入る前にそのカウンタの内容がそれの最後
の値に保持されるその「ホールド」モードにそのカウン
タを置くための「ストップ」入力を有する。
【0063】図4は、図1のリモート・データ信号反射
回路30一例のブロック図である。この例では、第1送
信線22は、出力を持った複数の個々の送信線より成
る。各送信線は、値を持った一連のバイナリ・ディジッ
ト信号を搬送する。この例では、第1送信線22は9本
の送信線より成る。
【0064】リモート・データ信号反射回路は、一連の
リモート・クロック周期の各々の間に複数のバイナリ・
ディジット信号を受信するための複数の入力を第1送信
線22における個々の送信線の出力に接続された論理的
OR回路56より成る。論理的0R回路56の各入力
は、第1送信線22における1つの送信線の出力に接続
される。図4に示されるように、論理的OR回路56の
各入力はリモート受信レジスタ58によって個々の送信
線の出力に接続される。リモート受信レジスタ58は、
9個のD型フリップ・フロップ回路より成るものでよ
い。
【0065】論理的OR回路56は、各リモート・クロ
ック周期の間に肯定応答信号を出力するための出力を第
2送信線26の入力に接続される。各肯定応答信号は、
同じリモート・クロック周期又は前のリモート・クロッ
ク周期の間の論理的OR回路の入力におけるバイナリ・
ディジット信号の値の論理的ORである値を有する。
【0066】更に図4を参照すると、論理的OR回路5
6の出力は、マルチプレクサ60及びリモート送信レジ
スタ62によって第2送信線26の入力に接続される。
リモート送信レジスタ62は、単一のD型フリップ・フ
ロップ回路でよい。
【0067】マルチプレクサ60は、そのマルチプレク
サな選択入力に与えられる選択信号の値に依存して、論
理的OR回路56の出力又はリモート・「トークン」・
ソース(図示されていない)からの出力をリモート送信
レジスタ62の入力にスイッチ可能に接続する。マルチ
プレクサ60のための選択信号は反射選択論理回路64
によって与えられる。反射選択論理回路は64は、リモ
ート受信レジスタ58から9個のバイナリ・ディジット
信号を受信する。反射選択論理回路64によって反射コ
ードが認識される時、論理的OR回路56の出力をリモ
ート送信レジスタ62の入力に接続するための選択信号
がマルチプレクサ60に与えられる。反射選択論理回路
64によって「反射終了コード」が認識される時、リモ
ート・「トークン」・ソースをリモート送信レジスタ6
2の入力に接続するための選択信号がマルチプレクサ6
0に与えられる。
【0068】本発明の一部分ではないけれども、リモー
ト・「トークン」・ソースは、送信線22上にローカル
・データ・ソース12によって出力されたデータ信号の
流れを調整するために送信線26を介してローカル・デ
ータ・レシーバ16に送られるデータ・フロー制御信号
を与えることが可能である。リモート受信レジスタ58
から出力されたデータ信号をリモート・データ・レシー
バ(図示されてない)に与えることが可能である。
【0069】本発明による電子的コミュニケーション装
置は、送信線の長さに関係なく、送信線22及び26上
を伝搬される信号の信頼性ある受信を保証するようにチ
ューニング可能な同期型コミュニケーション・ポートを
与える。この電子的コミュニケーション装置は、そのコ
ミュニケーション・ネットワークの1つのポートに接続
されたインテリジェント・ネットワーク・サービス・プ
ロセッサ上で実行するネットワーク・サービス・ソフト
ウエアによって制御可能である。そのサービス・ソフト
ウエアは初期設定され、そして、そのネットワーク・サ
ービス・プロセッサに直接接続されたコミュニケーショ
ン・リンクをチューニングすることによって始まりそし
て遠隔接続されたコミュニケーション・リンクをチュー
ニングするよう直接接続されたチューニング済みリンク
を通ることによって段階的にネットワーク全体をチュー
ニングする。この態様では、チューニング・プロセス
は、ネットワーク・サービス・プロセッサ上で実行する
ソフトウエアによって全体的に制御可能である。着信コ
ミュニケーション・リンクがチューニングされているの
で、着信信号(後述の反射コードを除く)を変換するた
めのネットワークは必要ない。
【0070】ソフトウエア制御されるチューニングは、
反射コードをローカル・データ・ソース12から送信線
22を介して反射選択論理回路64に送信することによ
り1つの直接接続されたリモート・ポートを反射モード
にさせることによって始まる。反射選択論理回路64が
反射コードを受信する時、それは、論理的OR回路56
の出力をリモート送信レジスタ62の入力に接続するた
めの選択信号をマルチプレクサ60に出力する。
【0071】反射コードは、例えば、タグ=0を持った
データ=80(16進数)でよい。終了反射コードは、
例えば、8バイト(1バイト当たり9ビット)のシーケ
ンス{106 1B0 100 1F4 1AF 0A
1 173}(16進数)でよい。
【0072】ローカル・ポートとリモート・ポートとの
間のコミュニケーション・リンクはまだチューニングさ
れていないので、リモート・データ信号反射回路30の
リモート受信レジスタはその反射コードを確実にはラッ
チできないかもしれない。従って、反射コードの適切な
認識を確実にするためには、2つ以上の連続した反射コ
ードがローカル・ポートからリモート・ポートに送信さ
れなければならない。
【0073】リモート・ポートが反射モードにさせられ
た後、ローカル・ソース遅延回路14及びローカル・レ
シーバ遅延回路18がそれへの選択入力によって初期遅
延値に設定される。ローカル・ソース遅延回路14のソ
ース遅延レジスタ40及び44は、単一の遅延機構を集
合的に形成する。同様に、ローカル・レシーバ遅延回路
18のレシーバ遅延レジスタ48及び52は、もう1つ
の単一の遅延機構を集合的に形成する。各遅延回路に2
つの遅延レジスタを設けることの目的は、ローカル送信
レジスタ41から送信されたデータを確実に遅延させる
こと、及びローカル・データ・レシーバ16のローカル
受信レジスタ53への遅延したデータを確実に受信する
ことである。
【0074】例えば、第1ローカル・ソース遅延レジス
タ40が省略された場合、及び第2ローカル・ソース遅
延レジスタ44及びローカル送信レジスタ41の間のわ
ずかな遅延しかない場合、ローカル送信レジスタ41の
出力が第2ソース遅延レジスタ44の設定及び保持時間
の間に変更することが起こり得る。その結果、誤ったデ
ータが第2ローカル・ソース遅延レジスタ44にラッチ
されることがある。別個に選択可能な遅延したクロック
によって制御される第1ローカル・ソース遅延レジスタ
40を設けることによって、そのレジスタへの入力信号
が変わりつつある時に何れかのレジスタをクロックする
ことを回避するように第2ローカル・ソース遅延レジス
タ44及びローカル送信レジスタ41の間に付加的な遅
延を与えることが可能である。
【0075】同様に、第1ローカル・レシーバ遅延レジ
スタ48とローカル受信レジスタ53の間の遅延が小さ
い時、第2ローカル・レシーバ遅延レジスタ52はその
レジスタへの入力信号が変更しつつある時に何れかのレ
ジスタをクロックするのを回避するように付加的な遅延
を与える。
【0076】ローカル・ソース遅延回路14及びローカ
ル・レシーバ遅延回路18における初期遅延が選択され
た後、ローカル・データ・ソース12は、ローカル・ク
ロック10の少なくとも3つの連続サイクル(3つの連
続クロック周期T)の間、非ゼロデータ信号を出力す
る。同時に、ローカル・データ・ソース12は、カウン
タ54に「スタート/クリア」信号を送る。その「スタ
ート/クリア」信号に応答して、カウンタ54はクリア
され、そしてローカル・データ・ソース12が非ゼロ・
データ信号を出力する第1ローカル・クロック周期で始
まるローカル・クロック周期のカウント動作を開始す
る。
【0077】送信線22上を送信され又は送信線26上
で反射された単一のデータ信号がリモート・データ信号
反射回路30のリモート受信レジスタ58によって又は
チューニングの完了前にローカル・データ・レシーバ1
6のローカル受信レジスタ53によって確実には受信さ
れないかもしれないため、データ信号の少なくとも3つ
のサイクルがデータ・ソース12によって与えられる。
【0078】リモート・データ信号反射回路30がロー
カル・データ・ソースから送信された非ゼロ・データ信
号を受信する時、ローカルOR回路56は、送信線26
を介して肯定応答信号を戻す。ローカル・データ・レシ
ーバ16が肯定応答信号を検出する時、カウンタ54は
停止される。従って、ネットワーク・サービス・プロセ
ッサ上で実行するネットワーク・サービス・プロセッサ
は、カウンタ54から得られたカウントを記憶する。
【0079】次に、ローカル・ソース遅延回路14又は
ローカル・レシーバ遅延回路18のどちらかの遅延設定
は、データ信号がローカル・データ・ソース12から出
力されるローカル・クロック周期で開始し且つ対応する
肯定応答信号がローカル・データ・レシーバ16によっ
て受信されるローカル・クロック周期で終了するサイク
ルの数をカウントする時にいつも、単調に増加される。
カウンタ54から得られたカウントの増加は、現在の遅
延設定及び前の遅延設定が影響を受けた受信レジスタの
設定又は保持領域の両側であること、又は遅延設定の少
なくとも1つが設定又は保持領域内にあることを表わ
す。そこで、ネットワーク・サービス・ソフトウエア
は、現在の設定からはできるだけ離れた遅延設定を選択
することによってローカル・ソース遅延回路14又はロ
ーカル・レシーバ遅延回路18のチューニングを完了す
る。例えば、選択された遅延設定は、現在の遅延設定か
ら半サイクル離れてもよい。
【0080】チューニングが完了する時、終了反射コー
ドがローカル・データ・ソース12からリモート・ポー
トにおける反射選択論理回路64に送信され、それによ
って、リモート・ポートにおける正規の動作を回復す
る。
【0081】本発明によるコミュニケーション装置に含
まれたフリップ・フロップ回路は、例えば、各クロック
信号の先端によってクロック可能である。隣接するフリ
ップ・フロップ回路相互間の最小の信号遅延を選択する
ことによって、潜在的なレース・アラウンド(race
−around)問題が回避される。
【0082】
【発明の効果】コミュニケーション・ネットワークを通
して信頼性ある受信を保証するように単一のリモート・
ネットワーク制御装置によりチューニング可能なネット
ワーク・ポートを持った同期型コミュニケーション・ネ
ットワークが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子的コミュニケーション装置の
一例のブロック図である。
【図2】図1の電子的コミュニケーション装置のための
ローカル・ソース遅延回路及びローカル・レシーバ遅延
回路野市例のブロック図である。
【図3】図2のローカルクロック遅延回路によって発生
される遅延したクロック信号の一例を示す図である。
【図4】図1のリモート・データ信号反射回路の一例の
ブロック図である。
【符号の説明】
10・・・ローカル・クロック 12・・・ローカル・データ・ソース 14・・・ローカル・ソース遅延回路 16・・・ローカル・データ・レシーバ 18・・・ローカル・レシーバ遅延回路 20・・・リモート・クロック 22・・・第1送信線 24・・・送信ドライバ 26・・・第2送信線 28・・・レシーバ・ドライバ 30・・・リモート・データ信号反射回路 32・・・受信ドライバ 34・・・送信ドライバ 36・・・ローカル・クロック遅延回路 38・・・第1ソース・マルチプレクサ 40・・・第1ローカル・ソース遅延レジスタ 41・・・ローカル送信レジスタ 42・・・第2ソース・マルチプレクサ 44・・・第2ローカル・ソース遅延レジスタ 46・・・第1レシーバ・マルチプレクサ 48・・・第1ローカル・レシーバ遅延レジスタ 50・・・第2レシーバ・マルチプレクサ 52・・・第2ローカル・レシーバ遅延レジスタ 53・・・ローカル受信レジスタ 54・・・カウンタ
フロントページの続き (72)発明者 ブルース・ディ・ガブリル アメリカ合衆国ニューヨーク州、チャパク ア、コロニー・ロウ 7番地 (72)発明者 ピーター・エイチ・ホックシルド アメリカ合衆国ニューヨーク州、ニューヨ ーク、イースト・フィフス・ストリート 512番地、アパートメント・ビィー (72)発明者 クレイグ・ビィー・スタンケル アメリカ合衆国コネチカット州、ベテル、 グリーン・パアスチュア・ロード 10番地

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クロック周期Tを有し、各クロック周期ご
    とに1つのローカル・クロック信号を発生するためのロ
    ーカル・クロックと、 一連のローカル・クロック周期における各周期中にデー
    タ信号を出力するための出力部を有するローカル・デー
    タ・ソースと、 前記ローカル・データ・ソースからの入力データ信号を
    受信するためのデータ入力部を前記ローカル・データ・
    ソースの出力部に接続されたローカル・ソース遅延回路
    と、 より成り、前記ローカル・ソース遅延回路は各入力デー
    タ信号に対応する出力データ信号を出力するためのデー
    タ出力部を有し、各出力データ信号はそれが対応する入
    力データ信号に関連した量(mT+ΔpT、但し、mは
    正の整数、0<Δp<1である)だけ遅延されることを
    特徴とする電子的コミュニケーション装置。
  2. 【請求項2】前記ローカル・ソース遅延回路は或値を持
    ったソース遅延選択信号を受信するための選択入力部を
    有すること、及び、 前記量(mT+ΔpT)は前記ソース遅延選択信号の値
    に依存した値を有すること、 を特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】一連のローカル・クロック周期における各
    周期中にデータ信号を受信するための入力部を有するロ
    ーカル・データ・レシーバと、 入力データ信号を受信するためのデータ入力部を有する
    ローカル・レシーバ遅延回路と、 を更に具備し、前記ローカル・レシーバ遅延回路は各入
    力データ信号に対応する出力データ信号を出力するため
    のデータ出力部を前記ローカル・データ・レシーバの入
    力部に接続されること、及び、 各出力データ信号はそれが対応する入力データ信号に関
    連した量(nT+ΔqT、但し、nは正の整数、0<Δ
    q<1である)だけ遅延されることを特徴とする請求項
    2に記載の装置。
  4. 【請求項4】前記ローカル・レシーバ遅延回路は或値を
    持ったレシーバ遅延選択信号を受信するための選択入力
    部を有すること、及び前記量(nT+ΔqT)は前記レ
    シーバ遅延選択信号の値に依存した値を有すること、 を特徴とする請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】前記ローカル・クロック周期に等しいリモ
    ート・クロック周期Tを有し、前記ローカル・クロック
    信号に関して0乃至2πラジアンの範囲のクロック位相
    を有するリモート・クロック信号を各リモート・クロッ
    ク周期ごとに発生するためのリモート・クロックと、 前記ローカル・ソース遅延回路のデータ出力部に接続さ
    れた入力部を有する第1送信線であって、該第1送信線
    の入力部から該第1送信線の出力部にデータ信号を伝搬
    するようになっているものと、 前記ローカル・レシーバ遅延回路のデータ入力部に接続
    された出力部を有する第2送信線であって、該第2送信
    線の入力部から該第2送信線の出力部にデータ信号を伝
    搬するようになっているものと、 一連のリモート・クロック周期における各周期中にデー
    タ信号を受信するための入力部を前記第1送信線の出力
    部に接続され、各リモート・クロック周期中に肯定応答
    信号を出力するための出力部を前記第2送信線の入力部
    に接続されたリモート・データ信号反射回路と、 を具備し、前記肯定応答信号は同じリモート・クロック
    周期又は前のリモート・クロック周期の間に前記リモー
    ト・データ信号反射回路により受信された対応するデー
    タ信号の値に依存した値を有することを特徴とする請求
    項4に記載の装置。
  6. 【請求項6】前記ローカル・データ・ソースからデータ
    信号が出力されるローカル・クロック周期で開始し且つ
    前記肯定応答信号が前記ローカル・データ・レシーバに
    よって受信されるローカル・クロック周期で終了する期
    間におけるローカル・クロック周期の数を計数するため
    のカウンタ回路を具備したことを特徴とする請求項5に
    記載の装置。
  7. 【請求項7】前記ローカル・ソース遅延回路は、 2つ以上の遅延したローカル・クロック信号を発生する
    ためのローカル・クロック遅延回路であって、各遅延し
    たローカル・クロック信号は前記ローカル・クロック周
    期に等しい周期Tを有し且つ前記ローカル・クロック信
    号に関して0乃至2πラジアンの範囲のクロック位相を
    有すること、及び少なくとも2つの遅延したローカル・
    クロック信号は異なるクロック位相を有することと、 各々が前記ローカル・クロック遅延回路から1つの遅延
    したローカル・クロック信号を受信する2つ以上のクロ
    ック入力部、遅延したローカル・クロック信号を出力す
    るための出力部及び或値を持った第1選択信号を受信す
    るための選択入力部を有する第1ソース・マルチプレク
    サであって、前記第1選択信号の値に依存して該第1ソ
    ース・マルチプレクサの1つのクロック入力部を該第1
    ソース・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能に接続
    するようになっているものと、 前記第1ソース・マルチプレクサの出力部に接続された
    クロック入力部、前記ローカル・データ・ソースの出力
    部に接続されたデータ入力部、及びデータ出力部を有す
    る第1ローカル・ソース遅延レジスタと、 各々が前記ローカル・クロック遅延回路から1つの遅延
    したローカル・クロック信号を受信する2つ以上のクロ
    ック入力部、遅延したローカル・クロック信号を出力す
    るための出力部及び或値を持った第2選択信号を受信す
    るための選択入力部を有する第2ソース・マルチプレク
    サであって、前記第2選択信号の値に依存して該第2ソ
    ース・マルチプレクサの1つのクロック入力部を該第2
    ソース・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能に接続
    するようになっているものと、 前記第2ソース・マルチプレクサの出力部に接続された
    クロック入力部、前記第1ローカル・ソース遅延レジス
    タの出力部に接続されたデータ入力部、及び前記第1送
    信線の入力に接続されたデータ出力を有する第2ローカ
    ル・ソース遅延レジスタと、 より成ることを特徴とする請求項6に記載の装置。
  8. 【請求項8】前記ローカル・レシーバ遅延回路は、 各々が前記ローカル・クロック遅延回路から1つの遅延
    したローカル・クロック信号を受信する2つ以上のクロ
    ック入力部、遅延したローカル・クロック信号を出力す
    るための出力部及び或値を持った第3選択信号を受信す
    るための選択入力部を有する第1レシーバ・マルチプレ
    クサであって、前記第3選択信号の値に依存して該第1
    レシーバ・マルチプレクサの1つのクロック入力部を該
    第1レシーバ・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能
    に接続するようになっているものと、 前記第1レシーバ・マルチプレクサの出力部に接続され
    たクロック入力部、前記第2送信線の出力部に接続され
    たデータ入力部、及びデータ出力部を有する第1ローカ
    ル・レシーバ遅延レジスタと、 各々が前記ローカル・クロック遅延回路から1つの遅延
    したローカル・クロック信号を受信する2つ以上のクロ
    ック入力部、遅延したローカル・クロック信号を出力す
    るための出力部及び或値を持った第4選択信号を受信す
    るための選択入力部を有する第2レシーバ・マルチプレ
    クサであって、前記第4選択信号の値に依存して該第2
    レシーバ・マルチプレクサの1つのクロック入力部を該
    第2レシーバ・マルチプレクサの出力部にスイッチ可能
    に接続するようになっているものと、 前記第2レシーバ・マルチプレクサの出力部に接続され
    たクロック入力部、前記第1ローカル・レシーバ遅延レ
    ジスタの出力部に接続されたデータ入力部、及び前記ロ
    ーカル・データ・レシーバの入力に接続されたデータ出
    力部を有する第2ローカル・ローカル遅延レジスタと、 より成ることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】前記第1送信線はそれぞれ出力部を有し且
    つ一連のバイナリ・ディジット信号を搬送する複数の送
    信線より成ること、及び前記リモート・データ信号反射
    回路は一連のリモート・クロック周期の各々の間に複数
    のバイナリ・ディジット信号を受信するための複数のの
    入力部を前記第1送信線の出力部に接続された論理的O
    R回路より成り、該入力部の各々は前記第1送信線にお
    ける個々の送信線の出力部に接続され、前記論理的OR
    回路は各リモート・クロック周期の間に肯定応答信号を
    出力するための出力部を前記第2送信線の入力部に接続
    され、該肯定応答信号の各々は同じリモート・クロック
    周期又は前のリモート・クロック周期の間に該論理的O
    R回路の入力部おけるバイナリ・ディジット信号の値の
    論理的ORである値を有すること、 を特徴とする請求項6に記載の装置。
JP28890493A 1992-12-17 1993-11-18 チューニング可能な同期型電子的コミュニケーション装置 Pending JPH07240741A (ja)

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US991930 1992-12-17

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