JPH07240198A - 電池を内蔵する防水構造の携帯式電気機器 - Google Patents

電池を内蔵する防水構造の携帯式電気機器

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JPH07240198A
JPH07240198A JP2999894A JP2999894A JPH07240198A JP H07240198 A JPH07240198 A JP H07240198A JP 2999894 A JP2999894 A JP 2999894A JP 2999894 A JP2999894 A JP 2999894A JP H07240198 A JPH07240198 A JP H07240198A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電池ケースから本体ケース内へのガス漏れを
確実に阻止する。安価に能率よく多量生産できるように
する。 【構成】 携帯式電気機器は、本体ケース1内に電池ケ
ース2を内蔵している。電池ケース2と本体ケース1と
の間にはアウターOリング4を配設している。電池ケー
ス2はリード端子板10を電池ケース2外に引き出す端
子窓11を開口している。電池ケース2は、端子窓11
の周縁に沿ってインナーOリング12を配設している。
インナーOリング12はリード端子板10を介して端子
窓11の周縁に水密に密着されている。リード端子板1
0の表面と端子窓11の周縁とでインナーOリング12
が挟着され、リード端子板10がインナーOリング12
を介して電池ケース2の端子窓11を水密に閉塞してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明の電池を内蔵する防水構造
の携帯式電気機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の防水構造の携帯式電気機器の内部
構造を図1と図2に示す。これ等の図に示す電気機器は
完全密閉の電動歯ブラシで、本体ケース1に電池ケース
2を内蔵している。電動歯ブラシのように水を使用する
環境で使用される電気機器は、完全な水密構造とするこ
とによって便利に使用できる。また、内部に水が浸入し
ないので、水による故障を解消して機器の寿命を長くで
きる特長がある。
【0003】図に示す電動歯ブラシは、二次電池を電池
ケース2に収納し、電池ケース2を本体ケース1に内蔵
している。電池ケース2は二次電池を保護して、二次電
池が水に接触して腐食しないようにする。電池ケース2
を水密な構造で閉塞するために、電池ケース2と本体ケ
ース1との隙間にアウターOリング4を挟着している。
アウターOリング4は、本体ケース1と蓋ケース5との
隙間から本体ケース1内に水が浸入するのを阻止する。
さらに、アウターOリング4は、電池ケース2の内部で
発生するガスも遮断する必要がある。電池ケース2で発
生するガスが本体ケース1の内部に漏れると、発火する
危険性があるからである。
【0004】図に示す電動歯ブラシは、電池ケース2の
内部で発生するガスを本体ケース1の外部に排気するた
めに、蓋ケース5に排気窓6を設け、この排気窓6を排
気シート7で閉塞している。排気シート7は、ガスは透
過するが、水は透過しないシートである。この構造の電
動歯ブラシは、電池ケース2の内部で発生するガスを、
排気シート7で外部に排気できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この構
造の電動歯ブラシは、アウターOリングのシールが完全
でないと、電池ケースのガスが本体ケースに漏れる弊害
がある。アウターOリングのガス漏れを完全にすること
は簡単でない。それは、アウターOリングを挟着する電
池ケース2の周縁の一部にリード線8を配設させている
からである。リード線8は、電池ケース内の電池から本
体ケースに電力を取り出すために必要である。リード線
は、電池ケースの外面に設けた溝9に配設され、リード
線の外側にアウターOリング4が配設される。この構造
のアウターOリング4は、内側の全周を電池ケース2の
外周に完全に密着できない。このため、リード線8を配
設する部分でガス漏れが発生する。この部分のガス漏れ
を阻止するために、従来の電気機器は、シリコンゴム等
のコーキング材を塗布している。このため、製造に手間
がかかる欠点がある。また、コーキング材の塗布状態が
悪いと、ガス漏れを完全に阻止することができず、漏れ
たガスが本体ケース内の電気接点等に引火して発火する
危険性がある。
【0006】本発明は、さらにこの欠点を解決すること
を目的に開発されたものである。本発明の重要な目的
は、電池ケースから本体ケース内部へガス漏れを確実に
阻止できると共に、安価に能率よく多量生産できる電池
を内蔵する防水構造の携帯式電気機器を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電池を内蔵する
防水構造の携帯式電気機器は、前述の目的を達成するた
めに下記の構成を備える。防水構造の携帯式電気機器
は、本体ケース1内に電池ケース2を内蔵している。電
池ケース2と本体ケース1との間には、アウターOリン
グ4を配設している。アウターOリング4は、電池ケー
ス2と本体ケース1との隙間を遮断して、水が浸入する
のを阻止している。さらに電池ケース2内の電池3に
は、電池3から電力を取り出すためにリード端子板10
を接続している。電池ケース2は、リード端子板10を
電池ケース2外に引き出すために端子窓11を開口して
いる。端子窓11に配設されたリード端子板10は、電
池ケース2の内部から本体ケース1内に突出されて、電
池3から電力を取り出すように構成している。
【0008】さらに本発明の防水構造の携帯式電気機器
は次の独得の構成を備える。端子窓11の周縁に沿って
インナーOリング12を配設している。インナーOリン
グ12はリード端子板10を介して端子窓11の周縁に
気密に密着されている。リード端子板10の表面と端子
窓11の周縁とでインナーOリング12を挟着し、リー
ド端子板10がインナーOリング12を介して電池ケー
ス2の端子窓11を気密に閉塞している。
【0009】リード端子板10には、電池ケース2から
ガスを排気するために、貫通孔10Bのあるものを使用
することがある。貫通孔10Bのあるリード端子板10
は、貫通孔10Bを別の部材で閉塞する。貫通孔10B
を閉塞する部材には、たとえば、ガスを通過させるが水
を通過させない排気シート7を使用する。
【0010】
【作用】本発明の防水構造の携帯式電気機器は、理想的
な状態で電池ケース2と本体ケース1との間を水密構造
に遮断して、リード端子板10でもって電池ケース2か
ら本体ケース1内に設けたモータ等の負荷に電力を供給
する。このため、電池ケース2と本体ケース1との間に
配設するアウターOリング4で、電池ケース2と本体ケ
ース1との間を完全な気密構造とする必要がない。アウ
ターOリング4は、本体ケース1に外部から水が浸入す
るのを阻止すればよい。すなわち、本発明の防水構造の
携帯式電気機器は、アウターOリング4でもって本体ケ
ース1に水が浸入するのを防止し、インナーOリング1
2とリード端子板10とで電池ケース2のガス漏れを防
止する。
【0011】インナーOリング12で電池ケース2を気
密に閉塞するために、電池ケース2に開口された端子窓
11の周縁に沿ってインナーOリング12を配設してい
る。このインナーOリング12は、リード端子板10で
端子窓11の周縁に気密に密着されている。いいかえる
と、リード端子板10は、インナーOリング12を挟着
して電池ケース2の端子窓11を気密に閉塞している。
このように、リード端子板10とインナーOリング12
で電池ケース2を完全な気密構造に閉塞できる本発明の
防水構造の携帯式電気機器は、従来の携帯式電気機器の
ように、アウターOリング4と電池ケース2との間にコ
ーキング材を塗布する必要がない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想
を具体化するための防水構造の携帯式電気機器を例示す
るものであって、本発明は防水構造の携帯式電気機器を
下記のものに特定しない。
【0013】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、「作用の欄」、および
「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付
記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、
実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0014】図3と図4は、防水構造の携帯式電気機器
を電動歯ブラシとする具体例を示す。これ等の図に示す
電動歯ブラシは、図5と図6に示すように細長い外形を
している。電動歯ブラシは、図7に示すように充電台1
9にセットされて、内蔵する二次電池を充電する。携帯
式電気機器である電動歯ブラシは、本体ケース1の底部
を蓋ケース5で閉塞している。上部には歯ブラシを連結
している。本体ケース1には、図示しないが歯ブラシを
往復運動させる機構と、これを駆動するモーターとを内
蔵している。
【0015】モーターを回転させるために、本体ケース
1に二次電池3を内蔵している。二次電池3は電池ケー
ス2に収納して本体ケース1に内蔵している。本体ケー
ス1と電池ケース2はプラスチックの成形品である。本
体ケース1に二次電池を内蔵する構造を図3と図4とに
示している。この図に示す携帯式電気機器は、本体ケー
ス1内に、電池3を気密に内蔵する電池ケース2を内蔵
している。電池ケース2は、本体ケース1の内径よりも
細い外形の円筒状で、電池ケース2と本体ケース1との
間に隙間を設けている。電池ケース2と本体ケース1と
の隙間には、アウターOリング4を配設している。
【0016】アウターOリング4は、蓋ケース5との境
界に配設されていて、蓋ケース5との境界から水が浸入
するのを防止している。電池ケース2の外周には、アウ
ターOリング4が上昇するのを阻止する凸条13を成形
している。蓋ケース5の内面には、アウターOリング4
を押圧する段差部14を成形している。蓋ケース5の段
差部14と電池ケース2の凸条13とでアウターOリン
グ4を押圧して所定の位置に固定している。アウターO
リング4は本体ケース1の下端縁に密着して、蓋ケース
5からの水の浸入を阻止している。
【0017】電池ケース2に内蔵する二次電池の+極に
はリード端子板10を接続している。このリード端子板
10を電池ケース2の外部に引き出すために、電池ケー
ス2は下端に端子窓11を開口している。端子窓11は
円筒状の周壁15に成形されている。周壁15は上端の
内面に段差ができる形状に成形して、インナーOリング
12を密着させる挟着台16を成形している。さらに端
子窓11のある周壁15には、リード端子板10の突出
部10Aを外部に引き出す切欠部15Aを設けている。
切欠部15Aの深さは、ここに突出部10Aを嵌入する
リード端子板10でインナーOリング12を押圧して、
インナーOリング12を挟着台16とリード端子板10
の外周とに密着できるように設計される。
【0018】電池ケース2は上部の内側を太く成形して
段差部24を形成している。段差部24にはシールOリ
ング17を挿入している。ここに挿入されるシールOリ
ング17は、上段の二次電池の外周と電池ケース2内面
とに密着して、二次電池と電池ケース2内面とを気密に
閉塞する。したがって、電池ケース2で発生するガス
は、電池ケース2から上方に漏れることなく、下端の端
子窓11から下方に排出される。
【0019】電池ケース2の相対向する両側にはリード
線8を固定している。リード線8を固定するために、電
池ケース2の両面には溝9を設けている。溝9に嵌入さ
れた一方のリード線8(図3において左側のリード線)
は、二次電池の+に接続されているリード端子板10に
接続されている。他方のリード線8(図3において右側
のリード線)は、電池ケース2と本体ケース1との隙間
を通過して本体ケース1の上部に設けたモータに電力を
供給している。
【0020】図3に示す電動歯ブラシは、蓋ケース5に
電磁誘導用の誘導コイル18を内蔵している。誘導コイ
ル18は、充電台19に設けた駆動コイル(図示せず)
から交流が誘導される。誘導コイル18に誘導される交
流は、整流して直流に変換されて二次電池を充電する。
したがって、誘導コイル18はダイオード(図示せず)
を介して二次電池に接続される。誘導コイル18は、図
7に示すように電動歯ブラシを充電台19にセットした
ときに、充電台19の駆動コイルから交流が誘導され
る。図7に示す充電台19は、電動歯ブラシの下端を挿
入してセットする円筒状の脱着支柱20を有する。脱着
支柱20に電動歯ブラシの下端を挿入すると、充電台1
9に内蔵される駆動コイルから、電動歯ブラシの誘導コ
イル18に交流が誘導されて、二次電池に連続して充電
される。このように、誘導コイル18に電磁誘導で交流
を誘導して二次電池を充電する電気機器は、本体ケース
1を完全な密閉構造として理想的な防水構造とすること
ができる特長がある。
【0021】電池ケース2の端子窓11に設けるリード
端子板10は、金属板を円盤状に切断したもので、外周
の2カ所に突出部10Aを設けている。リード端子板1
0は、端子窓11の周壁15の内部に嵌入して配設され
る。したがって、リード端子板10は、周壁15の内形
よりも多少小さい円盤状の外形に切断されている。リー
ド端子板10の突出部10Aは、周壁15の切欠部15
Aに嵌入される位置に配設されている。リード端子板1
0の中心は上方に折曲されて、電池ケース2に収納する
二次電池の+極に弾性的に押圧されている。リード端子
板10の中心の貫通孔10Bを通って、電池ケース2の
ガスが排出される。
【0022】リード端子板10の貫通孔10Bを閉塞す
るために、リード端子板10の下方に排気シート7を積
層している。排気シート7はガスは透過できるが、水は
通過できない薄いシート材である。排気シート7は、リ
ード端子板10の貫通孔10Bを閉塞できるように、貫
通孔10Bよりも大きく、リード端子板10の外形より
も小さい円盤状に裁断されている。排気シート7は、リ
ード端子板10によって蓋ケース5に設けた排気孔23
に密着される。
【0023】蓋ケース5は、下端を密閉した円筒状で、
本体ケース1の下端開口部にねじ込んで固定されるよう
に、上端の内側に雌ネジを成形している。本体ケース1
の下端は、蓋ケース5の雌ネジをねじ込んで連結できる
雄ネジを成形している。さらに、蓋ケース5は、底面に
内筒21を成形して、下方に開口される凹部を成形して
いる。内筒21の外側に、ボビン22に巻いた誘導コイ
ル18を内蔵している。内筒21の上端の中心には排気
孔23を開口している。さらに、内筒21の上端面には
リング25を成形している。リング25の外径は、リー
ド端子板10の下面を押圧するインナーOリング12の
内径にほぼ等しく成形される。さらに、リング25上面
の内周には、排気シート7を案内する溝を成形してい
る。
【0024】ボビン22はプラスチックを円筒状に成形
したもので、下端部には誘導コイル18を巻くために、
上下に離してふたつの鍔を一体成形している。ボビン2
2の上部は、図3の断面図に示すように、本体ケース1
の下端の周壁15を挿入する内径の円筒状に成形され
る。
【0025】この構造の蓋ケース5を本体ケース1にね
じ込んで、図4に示すように、インナーOリング12
と、リード端子板10と、排気シート7とを所定の位置
に固定する。この図に示す電動歯ブラシは、蓋ケース5
の内筒21の上端で、下側のインナーOリング12と、
排気シート7とをリード端子板10に密着する。リード
端子板10は、上下のインナーOリング12に挟着され
て、電池ケース2の端子窓11を水密に閉塞する。この
ように、リード端子板10の上下をインナーOリング1
2で挟着する構造は、電池ケース2の端子窓11をより
確実に閉塞できる特長がある。ただ、リード端子板10
の下面のインナーOリング12は必ずしも必要としな
い。リード端子板10上面のインナーOリング12を端
子窓11に密着する構造で、端子窓11を水密に閉塞で
きるからである。
【0026】
【発明の効果】本発明の電池を内蔵する防水構造の携帯
式電気機器は、電池ケースから本体ケース内へのガス漏
れを確実に阻止できると共に、安価に能率よく多量生産
できる特長がある。本体ケースへの水の浸入をアウター
Oリングで阻止し、電池ケースからのガス漏れを、リー
ド端子板とインナーOリングとで阻止するからである。
インナーOリングが電池ケースの端子窓に密着され、こ
のOリングにリード端子板が密着する構造は、電池ケー
スの端子窓からのガス漏れを確実に阻止できる特長があ
る。この構造は、電池ケースからリード端子板を外部に
突出させるにもかかわらず、電池ケースの端子窓をガス
漏れしない気密構造に閉塞できる特長がある。したがっ
て、本発明の携帯式電気機器は、電池ケースから本体ケ
ースにガス漏れして発火する危険性がなく安全に使用で
きる特長がある。
【0027】さらに、本発明の携帯式電気機器は、電池
ケースの端子窓をインナーOリングとリード線とで気密
に閉塞してガス漏れを阻止しているので、従来のように
アウターOリングでもって電池ケースのガス漏れを阻止
する必要がない。したがって、アウターOリングとリー
ド線との隙間にコーキング材を充填してガス漏れを阻止
する処理を必要としない。このことは、製造工程を簡素
化して、能率よく多量生産できる特長を実現する。さら
に、コーキングしてガス漏れを阻止する従来の携帯式電
気機器は、コーキング状態が悪いとガス漏れする欠点が
ある。とくに、電池ケースとアウターOリングとの間を
コーキングして気密に閉塞する構造は、リード線と電池
ケース表面との間に隙間があり、さらに、リード線とO
リングの間にも隙間があるので、その両方の隙間を気密
に閉塞するために、相当な注意を必要とする。これに対
して、本発明の携帯式電気機器は、コーキングする必要
がなく、端子窓をインナーOリングとリード線とで確実
に気密に閉塞できる特長がある。したがって、本発明の
防水構造の携帯式電気機器は、簡単かつ容易に、しかも
能率よく安価に多量生産して、ガス漏れで起因する発火
を極減できるという理想的な特長を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の防水構造の携帯式電気機器の一例を示す
断面図
【図2】図1に記す防水構造の携帯式電気機器の一例を
示す斜視図
【図3】本発明の実施例にかかる携帯式電気機器の下部
を示す断面図
【図4】図3に示す携帯式電気機器の分解斜視図
【図5】図3に示す携帯式電気機器である電動歯ブラシ
の全体を示す正面図
【図6】図3に示す携帯式電気機器である電動歯ブラシ
の全体を示す側面図
【図7】図3に示す携帯式電気機器である電動歯ブラシ
を充電台にセットして状態を示す正面図
【符号の説明】
1…本体ケース 2…電池ケース 3…電池 4…アウターOリング 5…蓋ケース 6…排気窓 7…排気シート 8…リード線 9…溝 10…リード端子板 10A…突出部 10
B…貫通孔 11…端子窓 12…インナーOリング 13…凸条 14…段差部 15…周壁 15A…切欠部 16…挟着台 17…シールOリング 18…誘導コイル 19…充電台 20…脱着支柱 21…内筒 22…ボビン 23…排気孔 24…段差部 25…リング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース(1)内に、電池(3)を内蔵する
    電池ケース(2)を内蔵しており、電池ケース(2)と本体ケ
    ース(1)との間にはアウターOリング(4)が配設されて、
    このアウターOリング(4)によって電池ケース(2)と本体
    ケース(1)との隙間が遮断されており、さらに電池ケー
    ス(2)内の電池(3)にはリード端子板(10)が接続されてお
    り、電池ケース(2)はリード端子板(10)を電池ケース(2)
    外に引き出す端子窓(11)が開口されており、この端子窓
    (11)に配設されたリード端子板(10)が、電池ケース(2)
    の内部から突出されて、電池(3)から電力を取り出すよ
    うに構成されてなる防水構造の携帯式電気機器におい
    て、 端子窓(11)の周縁に沿ってインナーOリング(12)が配設
    されており、このインナーOリング(12)はリード端子板
    (10)を介して端子窓(11)の周縁に気密に密着されてお
    り、リード端子板(10)の表面と端子窓(11)の周縁とでイ
    ンナーOリング(12)が挟着され、リード端子板(10)がイ
    ンナーOリング(12)を介して電池ケース(2)の端子窓(1
    1)を気密に閉塞していることを特徴とする電池(3)を内
    蔵する防水構造の携帯式電気機器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011060677A (ja) * 2009-09-14 2011-03-24 Sanyo Electric Co Ltd 円柱状の電池ユニット
WO2022037193A1 (zh) * 2020-08-21 2022-02-24 美家智能科技(广州)有限公司 充电底盖组件及电动牙刷

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