JPH07239648A - データの正当性認識方法およびそれに用いる記録体および認識装置 - Google Patents

データの正当性認識方法およびそれに用いる記録体および認識装置

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JPH07239648A
JPH07239648A JP6054902A JP5490294A JPH07239648A JP H07239648 A JPH07239648 A JP H07239648A JP 6054902 A JP6054902 A JP 6054902A JP 5490294 A JP5490294 A JP 5490294A JP H07239648 A JPH07239648 A JP H07239648A
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hologram
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recording unit
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JP6054902A
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English (en)
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Isao Isaka
阪 勲 井
Tamemune Dan
為 梁 段
Takao Tanaka
中 孝 夫 田
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A M C KK
ATENSHIYON SYST KK
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A M C KK
ATENSHIYON SYST KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データが改竄もしくは偽造されたものでなく
正当なものかどうかを正確に判別できる正当性認識方法
と、それに用いる記録体および認識装置を得る。 【構成】 クレジットカード10上のホログラムデータ
記録部20のデータと磁気データ記録部16のデータと
を組み合わせ、演算処理して得たデータを演算データ記
録部18に記録しておく。ホログラムデータ記録部20
にレーザー光を照射して、スクリーン上に画像を再生す
る。磁気データ記録部16の磁気データとスクリーン上
に再生された画像データとを組み合わせ、演算装置11
6で演算データ記録部18のデータと同じ演算処理を行
う。比較装置118で、演算装置116で得たデータと
演算データ記録部18のデータとを比較する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータの正当性認識方
法およびそれに使用する記録体および認識装置に関し、
特にたとえば、クレジットカードや磁気ディスクなどに
記録された磁気データやICカードに記録されたICデ
ータが正当なものであるかどうかを確認するための、デ
ータの正当性認識方法およびそれに使用する記録体およ
び認識装置に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばクレジットカードやICカード
などでは、偽造を防ぐために、ホログラムで画像を形成
したシートが貼着されている。このようなシートには、
たとえばレインボーホログラムによって、画像が形成さ
れている。このようなレインボーホログラムによる画像
は、太陽光などの白色通常光を再生光として使用して
も、比較的鮮明な3次元像を再生することができる。こ
のようなレインボーホログラムによる画像を形成するに
は、比較的高度な技術が必要であり、簡単に偽造するこ
とができない。したがって、このシートをクレジットカ
ードやICカードなどに貼着することによって、偽造さ
れたものでない正当なクレジットカードおよびICカー
ドであることを証明することができる。
【0003】また、クレジットカードには、磁気データ
記録部が形成され、暗証番号などの個人確認用データが
記録されている。そして、磁気データ記録部のデータを
読み取り、使用者が数字キーなどで暗証番号を押すこと
によって磁気データ記録部のデータと照合し、本人であ
ることを確認している。ICカードでは、このようなデ
ータがIC内に記録されている。
【0004】さらに、プリペイドカードなどでは、カー
ド上に赤外線の反射光によって識別可能な識別コードを
印刷し、これを読み取ってカードの真偽を識別するもの
がある。また、紫外線を照射したときにのみ見える特殊
インクを用いて識別マークを印刷しておき、識別マーク
の有無からカードの真偽を識別するものがある。さら
に、磁気記録部を2層構造にしたり、磁気記録データを
暗号化してデータの改竄や不正複写を防止しているもの
もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ホログラム
シートや赤外線および紫外線を用いた方法では、カード
そのものの真偽を識別することができるが、磁気データ
やICデータに記録された内容が正当なものかどうかを
識別することができない。たとえば、ホログラムシート
などによってカードの正当性が確認されても、暗証番号
などのデータが改竄された場合、クレジットカードやI
Cカードなどを不正に使用される恐れがある。
【0006】また、プリペイドカードには金額データが
記録されており、その金額データは使用する度に書き換
えられる。このことから考えて、磁気データ記録部を2
層構造にしたり、磁気データを暗号化しても、磁気デー
タの改竄や不正複写は可能である。このように、従来の
方法では、カードそのものの真偽を識別することはでき
ても、磁気データが改竄されたり偽造されたものでない
という正当性を認識する方法がなかった。
【0007】それゆえに、この発明の主たる目的は、デ
ータが改竄もしくは偽造されたものでなく正当なもので
あるかどうかを正確に判別できる、データの正当性認識
方法を提供することである。また、この発明のもう1つ
の目的は、このようなデータの正当性認識方法に用いら
れる記録体および認識装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、ホログラム
による画像のデータが記録されたホログラムデータ記録
部と、データが記録されたデータ記録部と、ホログラム
データ記録部のデータとデータ記録部のデータとを組み
合わせて演算処理したデータを記録した演算データ記録
部とを有する記録体を準備する工程と、ホログラムデー
タ記録部のデータを読み取る工程と、データ記録部のデ
ータを読み取る工程と、演算データ記録部のデータと同
じ演算処理を行うことによってホログラムデータ記録部
のデータとデータ記録部のデータとを組み合わせたデー
タを作成する工程と、ホログラムデータ記録部のデータ
とデータ記録部のデータとを組み合わせたデータおよび
演算データ記録部のデータを比較する工程とを含む、デ
ータの正当性認識方法である。このデータの正当性認識
方法において、ホログラムデータ記録部に記録されたデ
ータは、フーリエ変換ホログラムによって形成されるこ
とが望ましい。さらに、ホログラムデータ記録部のデー
タとデータ記録部のデータとを組み合わせて演算処理し
たデータを演算データ記録部に新規に記録する工程を追
加することができる。
【0009】また、この発明は、基体と、基体上におい
てフーリエ変換ホログラムによる画像のデータが記録さ
れたホログラムデータ記録部と、基体上においてデータ
が記録されたデータ記録部と、基体上においてホログラ
ムデータ記録部のデータとデータ記録部のデータとを組
み合わせて演算処理したデータが記録された演算データ
記録部とを含む、記録体である。この記録体において、
基体はカードにすることができる。
【0010】さらに、この発明は、レーザ光発射装置
と、レーザー光発射装置によって発射されるレーザー光
のホログラム形成面における反射光を受けるためにレー
ザー光の反射方向に取り付けられるスクリーンと、反射
光によってスクリーン上に再生された画像を読み取るた
めの画像読み取り装置と、データ記録部に記録されたデ
ータを読み取るためのデータ読み取り装置と、画像読み
取り装置で得られたデータとデータ読み取り装置で得ら
れたデータとを組み合わせて演算処理するための演算装
置と、予めホログラム形成面のデータとデータ記録部の
データとを組み合わせて演算処理したデータおよび演算
装置で得られたデータを比較するための比較装置とを含
む、認識装置である。この認識装置において、演算装置
で得られたデータを演算データ記録部に書き込むための
書き込み装置を追加してもよい。また、レーザー光は、
ホログラム形成面に所定の角度で照射される。さらに、
レーザー光発射装置には、レーザー光の拡散性を調整す
るための拡散調整用レンズが取り付けられる。また、ス
クリーンは、その表面に凹凸を有する白色であることが
望ましい。さらに、画像読み取り装置には、スクリーン
上に再生された画像を鮮明に読み取るための読み取り調
整用レンズが形成される。
【0011】
【作用】ホログラムデータ記録部のデータとデータ記録
部のデータとを組み合わせて演算処理することにより、
容易に解読できないデータを作成することができる。そ
して、記録体の演算データ記録部には、その演算処理さ
れたデータが記録される。データ記録部のデータが正当
なものかどうかを識別するためには、ホログラムデータ
記録部のデータとデータ記録部のデータとが読み取られ
る。これらのデータが、演算データ記録部に記録された
データと同じ方法で演算処理される。演算処理されたデ
ータは、演算データ記録部のデータと比較される。
【0012】ホログラムデータ記録部のデータをフーリ
エ変換ホログラムで形成することにより、自然光ではデ
ータを再生することができず、レーザー光を反射させる
ことによってデータが再生される。フーリエ変換ホログ
ラムによる画像はレーザー光の干渉縞によって形成さ
れ、その解像度は1000〜2000本/mmである。
さらに、データ記録部のデータが変更される場合、変更
されたデータとホログラムデータ記録部のデータとが組
み合わせられ、演算処理されたのち、新規に演算データ
記録部に書き込まれる。
【0013】記録体のホログラムデータ記録部,データ
記録部および演算データ記録部のデータを読み取り、上
述の方法で比較することにより、データ記録部のデータ
の正当性が確認される。ここで、基体としてカードを用
いれば、たとえばクレジットカード,ICカードおよび
プリペイドカードなどとして使用することができ、暗証
番号や金額データなどのデータの正当性が確認される。
【0014】認識装置のレーザー光発射装置から、記録
体のホログラムデータ記録部にレーザーが照射される。
ホログラムデータ記録部で反射したレーザー光によっ
て、スクリーン上にホログラムデータ記録部に記録され
た画像が再生される。スクリーン上に再生された画像
は、画像読み取り装置で読み取られる。また、データ記
録部に記録されたデータは、データ読み取り装置で読み
取られる。これらのデータが、演算装置で組み合わされ
て演算処理される。さらに、予め演算処理されて演算デ
ータ記録部に記録されたデータと、演算装置で得られた
データとが、比較回路で比較される。これらのデータが
一致するかどうかによって、データ記録部のデータの正
当性が判別される。
【0015】記録体のデータが変更される場合、変更さ
れたデータとホログラムデータ記録部のデータとが組み
合わされて演算処理され、書き込み装置によって新規に
演算データ記録部に書き込まれる。したがって、次回の
正当性認識において、演算データ記録部のデータに含ま
れるデータ成分は、変更されたデータ記録部のデータと
一致する。
【0016】レーザー光は、ホログラム形成面に反射し
てスクリーンに達するように、所定の角度でホログラム
形成面に照射される。このレーザー光が、拡散調整用レ
ンズによって拡散させられ、レーザー光の幅が調整され
る。それにより、レーザー光照射面の単位面積当たりの
エネルギーが調整される。また、スクリーンを凹凸を有
する白色にすることによって、ホログラム画像が鮮明に
再生され、しかも画像の濃淡をはっきりさせることがで
きる。さらに、読み取り用レンズを用いることにより、
スクリーンに再生された画像が、画像読み取り装置によ
って鮮明に読み取られる。
【0017】
【発明の効果】この発明によれば、ホログラムデータと
して固有のデータを記録しておくことにより、演算処理
されたデータは容易に解読できないものとなる。このデ
ータが、演算データ記録部に記録されている。したがっ
て、ホログラムデータとデータ記録部のデータとを組み
合わせて演算処理し、演算データ記録部のデータと照合
することにより、データが改竄されていないかどうかを
確かめることができる。また、演算処理として暗号関数
演算などを行えば、どのような演算処理をしているかを
知ることは困難であり、演算データを偽造することが困
難である。したがって、データ記録部のデータを改竄し
ても、演算データまで改竄することができず、データの
正当性を確実に確認することができる。
【0018】特に、ホログラムデータ記録部に、フーリ
エ変換ホログラムを用いて画像を記録しておけば、自然
光でその画像を再生することができず、また解像度も高
められるため、ホログラムデータを解読することが困難
となる。したがって、演算データの偽造などが困難とな
り、データの正当性の認識を確実にすることができる。
プリペイドカードなどのように、金額データが変わる記
録体の場合、カードを使用する度に演算データ記録部に
新しいデータを書き込むことにより、次回の使用時にデ
ータの正当性を認識することができる。
【0019】また、このような方法を用いる記録体とし
て、ホログラムデータ記録部,データ記録部および演算
データ記録部を有するものが使用される。このような記
録体の基体としてカードを用いれば、クレジットカー
ド,ICカードおよびプリペイドカードなどとして使用
することができる。このような記録体では、上述の方法
を用いることにより、データ記録部のデータが正当なも
のかどうかを確認することができる。
【0020】さらに、このような記録体のデータはデー
タ読み取り装置および画像読み取り装置で読み取られ
る。これらのデータを組み合わせ、演算装置で演算処理
し、比較回路で演算データ記録部のデータと比較するこ
とによって、上述の方法が実施される。プリペイドカー
ドなどのデータが変更されるものについては、新しいデ
ータを用いた演算データが、書き込み装置で記録体に書
き込まれる。したがって、次回の使用時においても、デ
ータ記録部のデータの正当性を確認することができる。
【0021】また、拡散調整用レンズでレーザー光の幅
を調整すれば、レーザー光照射面における単位面積当た
りのエネルギーを調整することができる。そのため、誤
ってレーザー光が目に当たっても、安全性を確保するこ
とができる。さらに、スクリーンを凹凸を有する白色に
することにより、ホログラムデータの画像を明確に再生
することができる。特に、スクリーンを白色にすること
により、画像の濃淡をはっきりさせることができ、画像
の読み取りが容易になる。また、読み取り用レンズによ
って、スクリーン上に再生された画像をはっきりと読み
取ることができ、データを間違いなく読み取ることがで
きる。
【0022】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0023】
【実施例】図1は、この発明の正当性認識方法を用い
て、正当性を確認することができる記録体の一例とし
て、クレジットカードを示す図解図である。クレジット
カード10は、たとえば紙や合成樹脂などで形成される
カード状の基体12を含む。基体12には、カード名,
カード番号,使用者名などの表示14が形成される。ま
た、基体12上には、データ記録部として、暗証番号な
どを磁気的に記録した磁気データ記録部16が形成され
る。磁気データ記録部16は、たとえば磁性材料を用い
て帯状に形成される。この磁気データ記録部の端部に
は、後述の演算データを記録するための演算データ記録
部18が形成される。
【0024】さらに、基体12の一方主面上には、フー
リエ変換ホログラムによる画像を形成したホログラムデ
ータ記録部20が形成される。ホログラムデータ記録部
20は、たとえばフーリエ変換ホログラムによる画像を
形成したシートを貼付することによって形成される。こ
のホログラムデータ記録部20のデータと磁気データ記
録部16のデータとが組み合わされ、さらに演算処理し
て得られたデータが演算データ記録部18に記録され
る。さらに、基体12上には、従来のイメージホログラ
ムによる画像を形成したホログラム画像部22が形成さ
れる。このホログラム画像部22の画像は自然光で再生
することができ、クレジットカード10が偽造されたも
のでないことを確認することができる。
【0025】フーリエ変換ホログラムによる画像を形成
するには、図2に示すように、まず撮影用原板24が形
成される。撮影用原板24には、たとえば画像などのパ
ターンが形成される。画像としては、図3に示すよう
に、たとえば数字,アルファベットおよび種々の図形な
どが用いられる。これらの画像としては、クレジットカ
ード10の使用者に固有の画像が使用される。
【0026】これらの画像が、たとえばステンレス板に
パターンとして形成され、撮影用原板24が形成され
る。この場合、レーザー加工機によって、パターンがス
テンレス板に形成され、その後黒色塗装を梨地状に仕上
げて、撮影用原板24が形成される。また、他の方法と
しては、リス型フィルムにパターンを焼き付けることに
よって、撮影用原板24を形成してもよい。さらに、パ
ターンを焼き付けたリス型フィルムを用いてステンレス
板にフォトレジストパターンを形成し、塩化第2鉄液で
エッチングした後、パーカー処理して撮影用原板24と
してもよい。
【0027】得られた撮影用原板24を使用し、図4に
示す光学系を用いて、フーリエ変換ホログラムが作製さ
れる。この光学系では、レーザー装置30からレーザー
光が発射され、このレーザー光がハーフミラー32で2
つに分けられる。ハーフミラー32で反射したレーザー
光は、反射ミラー34で反射し、レンズ36,38を通
すことによって拡げられる。拡げられたレーザー光は、
拡散板40および撮影用原板22を通して物体光とな
る。この物体光は、フーリエ変換レンズ42で収束され
て写真乾板44に照射される。このとき、撮影用原板2
2および写真乾板44は、フーリエ変換レンズ42の前
方焦点および後方焦点に設置される。この実施例では、
フーリエ変換レンズ42の焦点距離は50mm程度の短
焦点のものが使用される。なお、拡散板40を用いるこ
とによって、撮影用原板22の情報を均一に散らばらせ
ることができる。
【0028】ハーフミラー32を透過したレーザー光
は、反射ミラー46で反射し、レンズ48,50で拡げ
られる。この拡げられたレーザー光が、物体光と所定の
角度をもって、参照光として写真乾板44に照射され
る。したがって、物体光と参照光によって干渉縞がで
き、この干渉縞が写真乾板44に記録される。このよう
にして、写真乾板44には、撮影用原板22の情報が、
フーリエ変換ホログラムによる画像として形成される。
【0029】また、フーリエ変換ホログラムによる画像
を形成するには、図5に示すように、レンズレスフーリ
エ変換ホログラムの方法を用いてもよい。この方法で
は、物体光は、フーリエ変換レンズで収束させずに写真
乾板44に照射される。また、参照光は、1つのレンズ
48で拡げられて、写真乾板44に照射される。このと
き、撮影用原板22と写真乾板44との距離と、レンズ
48と写真乾板44との距離とが同じになるように設定
される。この方法では、物体光は写真乾板44面におい
てフレネル回折波であるが、記録の際、2次の位相項は
参照光の2次の位相項と相殺され、フーリエ変換ホログ
ラムと類似のホログラムとなる。
【0030】これらのホログラムは、表面の凹凸で干渉
縞を記録しているため、この凹凸から金型を作り、熱可
塑性プラスチックに熱プレスすることによって、安価に
大量複製することができる。このようにして得られるエ
ンボスホログラムの製造方法について図6を参照して説
明する。
【0031】まず、(A)に示すように、原板60とし
て、得られたホログラムが準備される。この原板60
に、(B)に示すように、Au,Agなどの金属を蒸着
し、導電性を有する金属層62が形成される。この金属
層62には、(C)に示すように、ニッケルめっき層6
4が形成される。そして、(D)に示すように、ニッケ
ルめっき層64が剥離され、金型66とされる。この金
型66を用いて熱可塑性樹脂を熱プレスすることによっ
て、(E)に示すように、原板60の複製であるホログ
ラム形成層68が得られる。次に、(F)に示すよう
に、ホログラム形成層68のホログラム面にAlなどの
金属を蒸着して蒸着層70を形成し、この蒸着層70に
接着剤層72が形成される。さらに、ホログラム形成層
68のホログラムが形成されていない面には、剥離層7
4および基材76が形成される。このようにして、エン
ボスホログラムシール78が得られる。
【0032】そして、(G)に示すように、得られたエ
ンボスホログラムシール78を基体12に接着し、基材
76を剥離することによって、フーリエ変換ホログラム
による画像を形成したシート20が形成される。このシ
ート20では、ホログラム形成層68,蒸着層70,接
着剤層72および剥離層74を含めても数μmであり、
基体12とほとんど段差のないように形成することがで
きる。
【0033】ホログラムデータ記録部20のデータと磁
気データ記録部16のデータとが組み合わされ、さらに
演算処理されて演算データが作成される。たとえば、ホ
ログラムデータ記録部20のデータが、「A」という文
字であるとする。また、磁気データ記録部16のデータ
が、「1111」という暗証番号であるとする。そし
て、予め「A」を「0010」に置き換えるように設定
しておく。これらのホログラムデータ「0010」と磁
気データ「1111」とを組み合わせるために、2つの
データをOR回路で処理すると、「1111」が出力さ
れる。さらに、「0001」を減算するように設定する
ことによって、「1110」というデータが得られる。
この演算方法は一例であり、任意の暗号演算方法を設定
することができる。
【0034】このデータは、ホログラムデータと磁気デ
ータとが組み合わされ、さらに演算処理されたデータで
ある。このような演算方法を設定しておくことにより、
ホログラムデータ記録部20のデータと磁気データ記録
部16のデータとを組み合わせた演算データが得られ
る。この演算データが、演算データ記録部18に記録さ
れている。もちろん、ホログラムデータや磁気データ
は、クレジットカード10の使用者に固有のものが用い
られる。したがって、演算データは、各個人に固有のデ
ータとなる。
【0035】このクレジットカード10自体が正当なも
のかどうかについては、ホログラム画像部22の画像を
見ることによって確認される。しかしながら、クレジッ
トカード10の磁気データ記録部16の暗証番号などが
改竄された場合、それを見分けることは困難である。そ
こで、磁気データ記録部16のデータが正当なものかど
うかを確認するために、図7に示すような認識装置10
0が用いられる。認識装置100はケース102を含
み、ケース102にはクレジットカード10を通すため
のスリット103が形成される。ケース102内には、
図8に示すように、レーザー光発射装置104が取り付
けられる。このレーザー光発射装置104には、発散用
レンズ106が形成され、この発散用レンズ106を調
整することによって、レーザー光の幅を変えることがで
きる。特に、レーザー光の幅を拡げることによって、レ
ーザー光照射面の単位面積当たりのエネルギーを小さく
することができ、人間の目などにあたったときの安全性
が大きくなる。
【0036】さらに、ケース102内には、レーザー光
発射装置104に隣接して、スクリーン108が取り付
けられる。スクリーン108は、その主面がホログラム
データ記録部20の主面と平行になるように取り付けら
れる。そして、このスクリーン108に、ホログラムデ
ータ記録部20で反射したレーザー光が当たり、ホログ
ラムデータ記録部20に形成された画像が再生される。
このスクリーン108は、透過拡散性を有し、その表面
に細かい凹凸が形成される。これは、レーザー光による
画像の再生を鮮明にするためである。また、スクリーン
108は、白色に形成される。スクリーン108を白色
にすることによって、再生された画像の濃淡を鮮明にす
ることができ、画像の読み取りを容易にすることができ
る。
【0037】さらに、スクリーン108の上部には、ホ
ログラムデータ記録部20のデータを読み取るためのホ
ログラムデータ読み取り装置110が取り付けられる。
画像読み取り装置110としては、たとえばCCDイメ
ージセンサなどが用いられる。画像読み取り装置110
には読み取り用レンズ112が取り付けられ、それを調
整することによってスクリーン108に再生された画像
が鮮明に読み取られる。
【0038】また、ケース102内には、磁気データ記
録部16および演算データ記録部18のデータを読み取
るための磁気データ読み取り装置114が取り付けられ
る。磁気データ読み取り装置114はスリット103近
傍に形成され、クレジットカード10がスリット内を通
ったときに、磁気データ記録部16および演算データ記
録部18のデータが読み取られる。さらに、画像読み取
り装置110で読み取ったデータと磁気データ読み取り
装置114で読み取ったデータとを演算処理するための
演算装置116が形成される。演算装置116では、各
データが処理しやすいように加工され、さらにホログラ
ムデータと磁気データとが組み合わされたのち演算処理
される。演算方法としては、上述の演算処理データを作
成するのと同じ方法が用いられる。したがって、ホログ
ラムデータおよび磁気データが改竄されていなければ、
演算装置116によって、演算データ記録部のデータと
同じデータが得られる。さらに、ケース102内には、
比較装置118が形成される。比較装置118は、演算
装置116で演算処理されたデータと演算データ記録部
18のデータとを比較するためのものである。
【0039】この装置を用いてクレジットカード10の
磁気データ記録部16に記録されたデータの正当性を確
認するためには、クレジットカード10が認識装置10
0のスリット103に通される。このとき、レーザー光
発射装置104によって、ホログラムデータ記録部20
にレーザー光が所定の角度で照射される。ホログラムデ
ータ記録部20で反射したレーザー光は、スクリーン1
08上に、フーリエ変換ホログラムで形成された画像を
再生する。スクリーン108は凹凸を有する白色に形成
されているため、画像の形状および濃淡を鮮明に再生す
ることができる。そして、ホログラムデータ記録部20
のデータが、画像読み取り装置110で読み取られる。
このとき、読み取り用レンズ112を調整することによ
り、正確に画像を読み取ることができる。
【0040】読み取られた画像のデータにはノイズが含
まれ、必要とする画像以外のデータも含まれている。そ
のため、図9に示すように、演算装置116で画像処理
され、データに含まれるノイズが除去される。さらに、
画像のデータは、白色の部分と黒色の部分との2つの値
のデータに分類される。たとえば、スクリーン108上
に再生された画像の内部が黒色の場合、画像の内部の座
標が黒色に対応するデータに分類され、画像の外部の座
標が白色に対応するデータに分類される。このような分
類を行う為に、スクリーン108は白色にして、再生さ
れる画像の濃淡を鮮明にすることが好ましい。さらに、
白色と黒色の2つの値に分類されたデータは、画像の輪
郭のみのデータに変換される。それによって、全ての座
標に対応したデータに比べて、情報量を少なくすること
ができる。このように、情報量を少なくすることによっ
て、処理速度を速くすることができ、保存できる量も増
やすことができる。
【0041】さらに、磁気データ記録部16および演算
データ記録部18のデータは、磁気データ読み取り装置
114によって読み取られる。磁気データ記録部16の
データは、ホログラムデータ記録部20のデータと組み
合わされ、さらに演算処理される。この演算処理は、演
算データ記録部18に記録されたデータと同じ方法で行
われる。このような演算処理を行うためのプログラム
は、予め演算装置116に設定されている。
【0042】演算装置116で演算処理されたデータ
は、比較装置118で、演算データ記録部18のデータ
と比較される。そして、演算装置116で演算処理され
たデータと演算データ記録部18のデータとが同じであ
れば、磁気データ記録部16のデータは正当なものであ
ると判定される。また、2つのデータが異なるものであ
れば、磁気データ記録部16のデータは改竄もしくは偽
造されたものであると判定される。
【0043】この方法では、ホログラムデータと磁気デ
ータとが組み合わされ、さらに演算処理されている。こ
のような演算データを得るためには、演算装置116に
設定された演算手段を解明しなければならない。そのた
め、演算データを偽造することは困難である。したがっ
て、たとえ磁気データを改竄できたとしても、演算デー
タを改竄することはできず、磁気データの正当性を確認
することができる。
【0044】また、プリペイドカードなどの場合、磁気
データ記録部16のデータとしては金額データが記録さ
れている。そして、プリペイドカードを使用する度に、
使用金額が減算されて磁気データ記録部16に記録され
る。このような場合、減算された金額データとホログラ
ムデータから演算データを作成し、新規に演算データ記
録部18に記録しておけばよい。このようにしておけ
ば、次回の使用時に、演算データの中の磁気データ成分
と磁気データ記録部のデータとが一致し、正当性を確認
することができる。このような場合、磁気データ読み取
り装置114として、書き込み装置も兼用した磁気リー
ダーライターが用いられる。そして、変更された金額デ
ータを用いた演算データが、演算データ記録部18に記
録される。
【0045】この方法を用いるホログラムデータ記録部
20のデータとして、フーリエ変換ホログラムが用いら
れている。従来のレインボーホログラムによる画像は、
その解像度が100〜200本/mmであるのに対し、
フーリエ変換ホログラムでは1000〜2000本/m
mであり、技術的にも画像の偽造が困難である。さら
に、ホログラムを撮影するときに、拡散板40を特殊な
ものにすれば、同じ拡散板を使用しなければ同じホログ
ラムを作製することができず、偽造が困難である。ま
た、ホログラムを偽造するには撮影条件を同じにしなけ
ればならず、レーザー光の波長,物体光および参照光の
入射角度,撮影用原板および写真乾板などの位置や大き
さなどを一致させる必要がある。ホログラムデータ記録
部20からこれらの撮影条件を見つけ出すことは困難で
あり、これを偽造することは難しい。これらのことか
ら、この発明の正当性認識方法は、磁気データ記録部の
みが形成された従来のカードに比べて、磁気データの正
当性認識を確実にすることができる。
【0046】この正当性認識方法は、クレジットカード
やプリペイドカードだけでなく、他の磁気データを用い
たカードやフロッピーディスクなどについても適用で
き、磁気データの改竄や偽造を防止することができる。
さらに、ICカードに記録されたICデータなどの正当
性認識にも適用できる。この場合、データ記録部として
は、ICが用いられる。そして、上述のクレジットカー
ドと同様にして、ICに記録されたデータとホログラム
データとが組み合わされ、演算処理される。このように
すれば、ICに記録されたデータの正当性を確認するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の方法で磁気データの正当性を認識す
るためのクレジットカードを示す平面図である。
【図2】ホログラムデータ記録部を形成するのに用いら
れる撮影用原板を示す図解図である。
【図3】ホログラムデータ記録部に記録される画像の一
例を示す図表である。
【図4】フーリエ変換ホログラムを作製するための光学
系を示す図解図である。
【図5】レンズレスフーリエ変換ホログラムを作製する
ための光学系を示す図解図である。
【図6】(A)ないし(G)はフーリエ変換ホログラム
を原板としてエンボスホログラムを作製する工程を示す
図解図である。
【図7】この発明の方法に用いられる認識装置の一例を
示す斜視図である。
【図8】図7に示す認識装置の内部を示す図解図であ
る。
【図9】この発明の方法によって磁気データの正当性を
認識するときの工程を示す図解図である。
【符号の説明】
10 クレジットカード 12 基材 16 磁気データ記録部 18 演算データ記録部 20 ホログラムデータ記録部 100 認識装置 102 ケース 104 レーザー光発射装置 106 発散用レンズ 108 スクリーン 110 画像読み取り装置 112 読み取り用レンズ 114 磁気データ読み取り装置 116 演算装置 118 比較装置
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06K 7/12 B 9069−5L G09C 1/00 9364−5L H04N 1/40 (72)発明者 田 中 孝 夫 大阪府寝屋川市早子町2番23号 北大阪乳 業マンション

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホログラムによる画像のデータが記録さ
    れたホログラムデータ記録部と、データが記録されたデ
    ータ記録部と、前記ホログラムデータ記録部のデータと
    前記データ記録部のデータとを組み合わせて演算処理し
    たデータを記録した演算データ記録部とを有する記録体
    を準備する工程、 前記ホログラムデータ記録部のデータを読み取る工程、 前記データ記録部のデータを読み取る工程、 前記演算データ記録部のデータと同じ演算処理を行うこ
    とによって前記ホログラムデータ記録部のデータと前記
    データ記録部のデータとを組み合わせたデータを作成す
    る工程、および前記ホログラムデータ記録部のデータと
    前記データ記録部のデータとを組み合わせたデータおよ
    び前記演算データ記録部のデータを比較する工程を含
    む、データの正当性認識方法。
  2. 【請求項2】 前記ホログラムデータ記録部に記録され
    たデータは、フーリエ変換ホログラムによって形成され
    る、請求項1のデータの正当性認識方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記ホログラムデータ記録部の
    データと前記データ記録部のデータとを組み合わせて演
    算処理したデータを前記演算データ記録部に新規に記録
    する工程を含む、請求項1または請求項2のデータの正
    当性認識方法。 【請求項3】 基体、 前記基体上においてフーリエ変換ホログラムによる画像
    のデータが記録されたホログラムデータ記録部、 前記基体上においてデータが記録されたデータ記録部、
    および前記基体上において前記ホログラムデータ記録部
    のデータと前記データ記録部のデータとを組み合わせて
    演算処理したデータが記録された演算データ記録部を含
    む、記録体。
  4. 【請求項4】 前記基体はカードである、請求項3の記
    録体。
  5. 【請求項5】 レーザ光発射装置、 前記レーザー光発射装置によって発射されるレーザー光
    のホログラム形成面における反射光を受けるために前記
    レーザー光の反射方向に取り付けられるスクリーン、 前記反射光によって前記スクリーン上に再生された画像
    を読み取るための画像読み取り装置、 データ記録部に記録されたデータを読み取るためのデー
    タ読み取り装置、 前記画像読み取り装置で得られたデータと前記データ読
    み取り装置で得られたデータとを組み合わせて演算処理
    するための演算装置、および予め前記ホログラム形成面
    のデータと前記データ記録部のデータとを組み合わせて
    演算処理したデータおよび前記演算装置で得られたデー
    タを比較するための比較装置を含む、認識装置。
  6. 【請求項6】 さらに、前記演算装置で得られたデータ
    を演算データ記録部に書き込むための書き込み装置を含
    む、請求項5の認識装置。
  7. 【請求項7】 前記レーザー光は前記ホログラム形成面
    に所定の角度で照射される、請求項5または請求項6の
    認識装置。
  8. 【請求項8】 前記レーザー光発射装置には、前記レー
    ザー光の拡散性を調整するための拡散調整用レンズが取
    り付けられた、請求項5ないし請求項7のいずれかの認
    識装置。
  9. 【請求項9】 前記スクリーンは、その表面に凹凸を有
    する白色である、請求項5ないし請求項8のいずれかに
    記載の認識装置。
  10. 【請求項10】 前記画像読み取り装置には、前記スク
    リーン上に再生された画像を鮮明に読み取るための読み
    取り調整用レンズが形成された、請求項5ないし請求項
    9のいずれかの認識装置。
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