JP2565699B2 - 偽造防止が図られた物品及びその製造方法 - Google Patents

偽造防止が図られた物品及びその製造方法

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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、偽造防止が図られた物品及びその製造方法
に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする問題点〕
キャッシュカード、クレジットカード、小切手カード
等のカード類、金券類、身分証明書、重要書類等のよう
な認証とともに偽造防止を必要とする物品に対して、従
来から各種の偽造防止手段が図られている。
例えば、カード類等の表面に暗号番号等の確認データ
等を磁気入力してなる磁気記録部を設けたものが知られ
ているが、これは、磁気記録部が永久磁石等の影響でデ
ータが壊れ易く、また一般に簡単に入手できる磁気リー
ダーライター等により容易に入力データを書き替えるこ
とができるため、偽造防止を有効適格に図ることができ
なかった。
そのため、新たな偽造防止手段としてホログラムを利
用したものを物品に設けてなるものが提案されている。
これは、通常、レーザー再生型ホログラムであるフラウ
ンホーファーホログラムを使用しており、レーザー記録
してなる特定情報をレーザー光等のコーヒーレント光を
照射し、このレント光を一定方向に反射若しくは透過さ
せ、それらの方向線上の任意の位置でビットとして受光
し、このビットから情報を読み取り認証を行うものであ
る。
しかしながら、上記のものは特定情報の再生像を鮮明
なものとするためには、ホログラム撮影時には透過原稿
を通過する物体光の光量(強度)を強くしなけらればな
らず、また本来、白色光照射下ではホログラムの記録情
報の有無が判別できないレーザー再生型ホログラムであ
るに係わらず、このホログラムを白色光下で観察した場
合、ホログラムを形成した部分が全体にわたって7色に
着色して見え、その結果、レーザー再生型ホログラムの
存在を暗示してしまい、偽造防止性を著しく低下させる
欠点があった。
また、上記のものはレーザー再生型ホログラムとして
の記録を行うとともに、レイボーホログラムとしての記
録を同時に行う、いわゆる多重記録を行う場合、レイン
ボーホログラム露光量とレーザー再生型ホログラム露光
量の配分が極めて難しく、再生像の不鮮明さを招くもの
であった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、有効適格に
偽造防止を図ることができる偽造防止が図られた物品及
びその製造方法を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、(1)第1段階において被写体からの
情報光と参照光との干渉縞を記録したマスターホログラ
ムを作成し、第2段階として通過光を固有情報のパター
ン状に遮蔽するための遮蔽部が開口部に設けられたスリ
ットを上記マスターホログラムに配して光を照射して被
写体の像を再生し、該被写体の像を物体光として参照光
との干渉縞を記録することで、前記被写体の像及び前記
スリットの像を同時に記録してなる2−ステップ法によ
るレインボーホログラムを用いた偽造防止体が、物品の
所定箇所に設けられた、偽造防止が図られた物品であっ
て、該レインボーホログラムは、前記被写体の像が、白
色光で照明された場合及びレーザー光で照明された場合
に、視認可能に再生されるとともに、前記遮蔽部が開口
部に設けられたスリットの像が、レーザー光で照明され
た場合のみ、固有情報を識別可能に再生されるように構
成されたことを特徴とする偽造防止が図られた物品、
(2)被写体からの情報光と参照光との干渉縞を記録し
たマスターホログラムを作成するレインボーホログラム
の第1段階からなるステップと、通過光を固有情報のパ
ターン状に遮蔽するための遮蔽部が開口部に設けられた
スリットを上記マスターホログラムに配して光を照射し
て被写体の像を再生するステップと、該被写体の像を物
体光として参照光との干渉縞を記録することで、前記被
写体の像及び前記スリットの像を同時に記録するレイン
ボーホログラムの第2段階からなるステップと、上記レ
インボーホログラムから構成した偽造防止体を形成する
ステップと、該偽造防止体を固着手段にて物品の所定箇
所に設けるステップとからなることを特徴とする偽造防
止が図られた物品の製造方法、を要旨とするものであ
る。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明偽造防止が図られた物品の一実施例を
示すもので、本発明偽造防止が図られた物品1は、物品
の所定箇所に、レーザー光の照射に対してのみ再生され
るスリットの遮蔽部パターン像を2−ステップ法による
レインボーホログラムの撮影方法にて撮影してなるレイ
ンボーホログラム2から構成された偽造防止体3を設け
たものである。図中、18は物品自体の有する印刷表示部
である。
上記偽造防止体3は、白色光を照射した場合、ホログ
ラム面近傍に虹色のレインボーホログラム再生像が視認
できるものであり、また、偽造防止体用読み取り装置等
によりレーザー光を照射した場合、ホログラム面近傍に
単色のレインボーホログラム再生像が視認できると同時
に、所定方向及び距離の位置にスリットの遮蔽部パター
ン像が再生され、このパターン像による固有情報の識
別、確認を行うことにより物品自体の真偽の判別や認証
の確認等を行うものである。
また偽造防止体3はレインボーホログラムから構成さ
れるものであり、該ホログラムは透明型ホログラムとし
て構成しても或いは反射型ホログラムとして構成しても
よい。反射型ホログラムとして構成する場合、第1図に
示すようにホログラムのレリーフ面19にアルミニウム等
の金属薄膜層20を形成することができる。図中、21は接
着材層を示す。
上記構成からなる偽造防止体は、偽造防止体用読取り
装置等により読み取りが確実に行える部分に適宜設けら
れ、特にレインボーホログラムが透明型ホログラムの場
合、物品の表示部上に設けることが可能である。上記偽
造防止体を物品の所定部分に設けるには、ホログラム転
写箔を形成しておき、これを転写方式にて設けても或い
はホログラムラベルを形成しておき、これを粘着方式に
て設けてもよい。転写箔として構成する場合、例えばフ
ィルム基材上にホログラム層、(金属薄膜層)、接着剤
層の順に積層して構成することができ、またホログラム
ラベルとして構成する場合、例えばシート基材上にホロ
グラム層、(金属薄膜層)、粘着剤層、剥離紙の順に積
層して構成することができる。
本発明における物品は、偽造防止を必要とするもので
あればいかなるものでもよく、例えば、キャッシュカー
ド、クレジットカード、メンバーズカード、テレホンカ
ードやオレンジカード等のプリペードカード、ICカード
等のカード類;株券、債券、証券、小切手等の有価証
券;商品券、入場券、乗車券、印紙、切手等の金券類;
メガネ、時計等のブランド品類;その他、通帳、パスポ
ート、重要書類等が挙げられる。
上記の如き構成からなる本発明物品は、スリガラス
板、フォトセンサー、CCDセンサー等の受光部を有する
偽造防止体用読取り装置により、読取りが行われる。従
って、レーザー光の照射により再生される遮蔽部パター
ン像が上記受光部に受光され読取り装置によりパターン
像による固有情報が識別される。
次に、本発明の製造方法について説明する。
本発明製造方法は、まず開口部に通過光を所定パター
ン状に遮蔽するための遮蔽部を設けたスリットを用いて
2−ステップ法によるレインボーホログラムの撮影を行
い、スリットの遮蔽部パターン像を撮影したレインボー
ホログラムを形成する。
上記2−ステップ法によるレインボーホログラムの撮
影方法は、従来公知の撮影方法によるものであり、即
ち、第1段階において情報源である被写体からの情報光
と参照光との干渉縞を記録したマスターホログラムを作
製し、第2段階として上記マスターホログラムに横方向
のスリットをかけ、これに光を当てて上下方向の立体感
を失った、横方向だけの立体被写体像を再生し、立体被
写体像を物体光として再び参照光との干渉縞を感光性基
板上に記録してレインボーホログラムを作製するもので
ある。
本発明製造方法は、上述の撮影方法の第2段階におい
て用いられるスリットとして、第2図に示されるように
開口部4に通過光を所定パターン状に遮蔽するための遮
蔽部5(斜線部分)を設けたスリット6を用いるもの
で、このスリット6を用いることにより、得られるレイ
ンボーホログラムに遮蔽部5のパターン形状に沿ったパ
ターン像の記録が行われる。上記パターン像はレーザー
光を照射したときのみ再生され、白色光の照射に対して
は再生されない。
上記スリット6の遮蔽部5は、物品の偽造防止のため
の真偽の判別、認証の確認等を行え得る固有情報をパタ
ーン状に形成したものであり、該遮蔽部5のパターン形
状としては例えば、文字、数字、バーコード、地紋等の
ものが挙げられる。上記パターン形状の1例を第2図に
示す。また、遮蔽部5は同図に示されるようにパターン
形状に沿って光を遮蔽させるネガ型のものとして形成し
ても、或いは特に図示しないがパターン形状に沿って光
を通過させ、その残りの部分において光を遮蔽する、い
わゆるポジ型のものとして形成してもよい。
また、遮蔽部5は白色光照射時の像の再生に悪い影響
を及ぼさないように、開口部における光通過面積に対す
る光遮蔽面積の比、開口部中における遮蔽部の分布状態
を考慮して設ける必要がある。これは、スリットを通過
し開口部の遮蔽部により制限された物体光が白色光によ
る再生像の鮮明さを左右するものであるため、例えば、
遮蔽部を開口部の右半分に形成した場合、白色光再生像
を右方向から観察した際、再生像が消失してしまうとい
う問題が生じるからである。
スリット6の開口部形状は、本実施例においては横方
向に長尺な矩形のものを例示しているが、この形状のも
のに限定されるものでなく、例えば、波形状、太鼓形
状、樽形状等のものであっても本発明に適用することが
できる。また開口部のサイズは、通常、縦方向幅0.5〜5
cm、横方向幅は10〜200cm程度である。
遮蔽部が第2図(イ)に示すようなバーコードのもの
である場合、バーの横方向幅はレーザー再生時における
受光部位置(受光部距離)及び開口部のサイズによって
も多少異なるが、0.01〜10cmが好ましく、上記横方向幅
が0.01cmより小さい場合、レーザー光再生時の再生像が
識別しにくいものとなり、逆に10cmを越える場合、開口
部における遮蔽部の占める面積の割合が大となり、白色
光再生時における再生像のボケを生じ立体感発現に悪影
響を及ぼす。
次いで、上記構成からなるスリットを用いて、2−ス
テップ法の第1段階において作製したマスターホログラ
ムからレインボーホログラム用感光性基板への像の露光
の工程を図面により説明する。第3図において、従来公
知の撮影方法にて各種被写体の像を記録したマスターホ
ログラム7の近傍にスリット6を設置する。スリット6
はマスターホログラム7の入光側に設置しても或いは入
光側と反対側に設置してもよい。光源8を発した光は、
ハーフミラー9により2光束に分割され、一方の光はミ
ラー10、レンズ11を経てスリット6を照射し、スリット
6における開口部の遮蔽部5によりその光の一部が遮蔽
されて制限され、その後通過した光のみがマスターホロ
グラム7への照射光12となり、マスターホログラムの再
生像とスリットの遮蔽部パターン像からなる物体光像13
がレインボーホログラム用感光性基板14に投影する。ま
た、他方の光はミラー15、レンズ16を経て参照光17とな
り、感光性基板14に達する。これにより感光性基板14上
にマスターホログラムの再生像及びスリットの遮蔽部パ
ターン像が同時に記録される。上記感光性基板14を現像
することにより目的とするレインボーホログラム2を得
ることができる。
次いで本発明製造方法は、上記で得られたレインボー
ホログラム2を用いて偽造防止体3を形成する。レイン
ボーホログラムを透過型ホログラムとする場合、前述の
如くレリーフ面上に金属を蒸着して金属薄膜層を形成す
る。また表面保護層等を設けて、偽造防止体3(具体的
にはホログラム2)を損傷等から保護することができ
る。
次いで、上記偽造防止体3を転写方式、粘着方式等の
固着手段により物品の所定箇所に設け、これにより偽造
防止が図られた物品1が得られる。
次に、具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。
「319コード」のバーコード(“D"の文字を表示す
る)からなるポジパターンの透過型原稿を準備し、これ
と等価なマスクパターンをガラス板上に設けて遮蔽部用
マスク板を形成し、このマスク板を縦10mm×横60cmの開
口部を有するスリットと、バーコード読み取り方向と開
口部長辺方向とが一致するように接合固定させて遮蔽部
を有するスリットを得る。
次いで、上記スリットを立体物を記録してなるマスタ
ーホログラムの近傍に設置し、Arレーザーを光源とし
て、第3図に示されるような2−ステップ法によるレイ
ボーホログラムの撮影方法にて撮影を行い、レジスト用
感光性基板に立体物像及びバーコードの遮蔽部パターン
像の記録を行った後、上記感光性基板を現像して表面レ
リーフ金型を作製し、レリーフ面を有するレインボーホ
ログラムを形成した。
次いで上記ホログラムのレリーフ面にアルミニウムを
蒸着し、剥離性フィルム基材上に上記ホログラム、アル
ミニウム蒸着層、接着剤層の順となるように積層工程を
経て転写箔からなる偽造防止体を形成した。この偽造防
止体の転写箔をカード基材上に重ねて加熱、加圧(150
℃、10kg/cm2)し、カード表面の一部に転写を行い、偽
造防止体を設けたカードを得た。
上記のカードに白色光を照射したところ、立体像の背
景に余分なノイズによる色の発現がなく、立体効果の充
分な装飾性の高いレインボーホログラム立体物像が再生
された。
また上記カードにレーザー光を照射したところ、単色
の立体物像が再生されるとともに、所定方向、所定距離
の位置に置いた受光部上に明るく鮮明なスリット像及び
バーコードの遮蔽部パターン像が再生された。この遮蔽
部パターン像をバーコードリーダー機にて読み取りを行
ったところ、偽造防止体の固有情報である“D"の文字が
読み取られ、従ってこのカードが本物であることが確認
できた。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明物品は通過光を所定のパ
ターン状に遮蔽するための遮蔽部を開口部に設けたスリ
ットを2−ステップ法によるレインボーホログラムの撮
影方法における第2段階目で使用されるスリットとして
撮影してなるレインボーホログラムから構成された偽造
防止体が設けられているため、白色光下では通常のホロ
グラムが再生されるのみで、しかもホログラム面もノイ
ズによる色が発生せず偽造防止体の存在が感知される虞
れはなく、一方、レーザー光を照射したときのみ鮮明な
スリットの遮蔽部パターン像が再生され、そのパターン
像による物品に固有情報を識別、確認を行って、物品に
真偽等を容易に知ることができ、従って有効適格に偽造
防止を図ることができるものであるという優れた効果が
ある。
また本発明によれば2−ステップ法によるレインボー
ホログラムの撮影において、ホログラムから構成した偽
造防止体を形成するのに、通過光を所定パターン状に遮
蔽するための遮蔽部を開口部に設けたスリットを用い、
2−ステップ法によるレインボーホログラムの撮影方法
における第2段階で使用されるスリットとしてレインボ
ーホログラムの撮影を行い、上記スリットの遮蔽部パタ
ーン像を撮影したレインボーホログラムを形成する方法
を採用したことにより、レーザー光の照射により鮮明な
遮蔽部パターン像の再生が可能となり、また、白色光下
においてホログラム面がノイズにより色が発現して見え
る従来技術の欠点が解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明偽造防止が図られた物品の一実施例を示
す縦断面図、第2図はスリット開口部における遮蔽部の
パターン形状の一例を示す説明図、第3図は本発明製造
方法のレインボーホログラムの一部撮影光学系図であ
る。 1……偽造防止が図られた物品 2……レインボーホログラム 3……偽造防止体 4……開口部 5……遮蔽部 6……スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−42842(JP,A) 特開 昭60−254174(JP,A) 特表 昭57−501697(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1段階において被写体からの情報光と参
    照光との干渉縞を記録したマスターホログラムを作成
    し、第2段階として通過光を固有情報のパターン状に遮
    蔽するための遮蔽部が開口部に設けられたスリットを上
    記マスターホログラムに配して光を照射して被写体の像
    を再生し、該被写体の像を物体光として参照光との干渉
    縞を記録することで、前記被写体の像及び前記スリット
    の像を同時に記録してなる2−ステップ法によるレイン
    ボーホログラムを用いた偽造防止体が、物品の所定箇所
    に設けられた、偽造防止が図られた物品であって、 該レインボーホログラムは、前記被写体の像が、白色光
    で照明された場合及びレーザー光で照明された場合に、
    視認可能に再生されるとともに、前記遮蔽部が開口部に
    設けられたスリットの像が、レーザー光で照明された場
    合のみ、固有情報を識別可能に再生されるように構成さ
    れたことを特徴とする偽造防止が図られた物品。
  2. 【請求項2】被写体からの情報光と参照光との干渉縞を
    記録したマスターホログラムを作成するレインボーホロ
    グラムの第1段階からなるステップと、通過光を固有情
    報のパターン状に遮蔽するための遮蔽部が開口部に設け
    られたスリットを上記マスターホログラムに配して光を
    照射して被写体の像を再生するステップと、該被写体の
    像を物体光として参照光との干渉縞を記録することで、
    前記被写体の像及び前記スリットの像を同時に記録する
    レインボーホログラムの第2段階からなるステップと、
    上記レインボーホログラムから構成した偽造防止体を形
    成するステップと、該偽造防止体を固着手段にて物品の
    所定箇所に設けるステップとからなることを特徴とする
    偽造防止が図られた物品の製造方法。
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