JPH0723830B2 - 繊維の乾燥処理装置 - Google Patents
繊維の乾燥処理装置Info
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- JPH0723830B2 JPH0723830B2 JP1113538A JP11353889A JPH0723830B2 JP H0723830 B2 JPH0723830 B2 JP H0723830B2 JP 1113538 A JP1113538 A JP 1113538A JP 11353889 A JP11353889 A JP 11353889A JP H0723830 B2 JPH0723830 B2 JP H0723830B2
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- air
- fibers
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- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06B—TREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
- D06B3/00—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating
- D06B3/28—Passing of textile materials through liquids, gases or vapours to effect treatment, e.g. washing, dyeing, bleaching, sizing, impregnating of fabrics propelled by, or with the aid of, jets of the treating material
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D06—TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- D06C—FINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
- D06C19/00—Breaking or softening of fabrics
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F26—DRYING
- F26B—DRYING SOLID MATERIALS OR OBJECTS BY REMOVING LIQUID THEREFROM
- F26B13/00—Machines and apparatus for drying fabrics, fibres, yarns, or other materials in long lengths, with progressive movement
- F26B13/10—Arrangements for feeding, heating or supporting materials; Controlling movement, tension or position of materials
- F26B13/101—Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts
- F26B13/103—Supporting materials without tension, e.g. on or between foraminous belts with mechanical supporting means, e.g. belts, rollers, and fluid impingement arrangement having a displacing effect on the materials
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、織物・編物などの繊維の乾燥処理装置に関
し、特に、横幅いっぱいに広げた繊維の保留所を保持す
る台を有する第一室・第二室を有し、前記第一室は供給
保留所であり、第二室は配送保留所であり、繊維を徐々
に第一室に供給する手段と、繊維を徐々に第二室から取
り出す手段と、繊維を広げた状態で収容する平坦部分を
有する、前記第一室・第二室を連通させる、繊維が通過
するポートを有する通路と、空気を前記通路に吹き込む
送風手段と、前記空気のための加熱手段と、空気を第一
室または第二室に向けて送り込む第一群・第二群の溝
と、第一群・第二群のゲート弁を有し、前記第一群・第
二群のゲート弁は第一群・第二群の溝に空気を送り込む
制御手段と、第一室・第二室から送風手段に帰還させる
制御手段を有し、送り込み制御手段および帰還制御手段
は開放位置と閉鎖位置の間を可動であり、さらに、前記
ゲート弁のためのアクチュエータ手段を有する繊維の乾
燥処理装置に関する。
し、特に、横幅いっぱいに広げた繊維の保留所を保持す
る台を有する第一室・第二室を有し、前記第一室は供給
保留所であり、第二室は配送保留所であり、繊維を徐々
に第一室に供給する手段と、繊維を徐々に第二室から取
り出す手段と、繊維を広げた状態で収容する平坦部分を
有する、前記第一室・第二室を連通させる、繊維が通過
するポートを有する通路と、空気を前記通路に吹き込む
送風手段と、前記空気のための加熱手段と、空気を第一
室または第二室に向けて送り込む第一群・第二群の溝
と、第一群・第二群のゲート弁を有し、前記第一群・第
二群のゲート弁は第一群・第二群の溝に空気を送り込む
制御手段と、第一室・第二室から送風手段に帰還させる
制御手段を有し、送り込み制御手段および帰還制御手段
は開放位置と閉鎖位置の間を可動であり、さらに、前記
ゲート弁のためのアクチュエータ手段を有する繊維の乾
燥処理装置に関する。
[従来の技術およびその問題点] 本願出願人の特許であるスペイン特許第532408号は、交
互に逆転する空気流により第一室・第二室の間で繊維を
移送することにより、繊維を処理する方法および装置を
開示している。しかし、この特許は空気流を逆転させる
精密な自動的機構を開示していない。
互に逆転する空気流により第一室・第二室の間で繊維を
移送することにより、繊維を処理する方法および装置を
開示している。しかし、この特許は空気流を逆転させる
精密な自動的機構を開示していない。
本願出願人の特許であるアメリカ特許第796605号は空気
流の自動逆転機構を開示している。この機構は一方の室
での保留繊維減少時に繊維が揺動レバーに及ぼす摩擦力
によるものである。この機構は、繊維に望ましくない緊
張をもたらすという欠点がある。これは繊維の変形につ
ながる。
流の自動逆転機構を開示している。この機構は一方の室
での保留繊維減少時に繊維が揺動レバーに及ぼす摩擦力
によるものである。この機構は、繊維に望ましくない緊
張をもたらすという欠点がある。これは繊維の変形につ
ながる。
本願出願人のスペイン特許出願第8701418号は、空気流
の自動的な逆転が繊維積層体の重量によって決定される
装置を開示している。これにより上記欠点が解決され
た。
の自動的な逆転が繊維積層体の重量によって決定される
装置を開示している。これにより上記欠点が解決され
た。
しかし、上記装置では積層体の形成時に時として不測の
事態が起こることがある。なぜなら、通路を介して一方
の室から他方の室へ入る繊維はしばしば不規則に積み重
ねられてもつれ、繊維は均一に広がらず、所々で長手方
向に巻き上げられてロープ状となり通路の過程が困難と
なるからである。第二室から正しく繊維を取り出すのも
また困難となる。
事態が起こることがある。なぜなら、通路を介して一方
の室から他方の室へ入る繊維はしばしば不規則に積み重
ねられてもつれ、繊維は均一に広がらず、所々で長手方
向に巻き上げられてロープ状となり通路の過程が困難と
なるからである。第二室から正しく繊維を取り出すのも
また困難となる。
[課題を解決するための手段およびその作用] 上記欠点を解決する本発明は、最初に記したタイプの装
置であって、通路のポートにほぼ面する前記各室の中に
繊維受取装置を設け、空気の通過を許容するとともに通
路から各室に送り込まれる繊維を保持することなく受け
取ることを特徴とする。
置であって、通路のポートにほぼ面する前記各室の中に
繊維受取装置を設け、空気の通過を許容するとともに通
路から各室に送り込まれる繊維を保持することなく受け
取ることを特徴とする。
本願発明の別の特徴によれば、第一群の溝と協働する送
り込み制御手段の開放位置と近いまたは一致する位置
が、他の送り込み制御手段の開閉位置の中間位置に相当
することを特徴とする。これにより不均一に対向した空
気流が前記通路に流れ、繊維の緊密化をもたらし、各室
に繊維を移送するのに有益である。
り込み制御手段の開放位置と近いまたは一致する位置
が、他の送り込み制御手段の開閉位置の中間位置に相当
することを特徴とする。これにより不均一に対向した空
気流が前記通路に流れ、繊維の緊密化をもたらし、各室
に繊維を移送するのに有益である。
[実施例] 以下、好ましい実施例を説明するが、これは本発明を限
定するものではない。
定するものではない。
本装置は、幅いっぱいに広げた状態の繊維4のための第
一室2を有する。この第一室2の中に幅いっぱいに広げ
た繊維4の送り込み保留所6を設けてもよい。本装置の
外側では、繊維4は、例えば折り畳まれて積層体8とな
っている。他の形状、例えばロール状であってもよい。
積層体8(又はロールその他)から繊維4は徐々に装置
10を介して第一室2に入っていく。装置10は、エンドレ
スベルトを案内し、繊維4を装入ローラ16に送り込むロ
ーラ12を有する。この装置10を作動させる機械的な手段
が設けられており、この手段は制御腕18の作用により揺
動して装置10の角度設定をすることが出来る。エンドレ
スベルト14はゆっくり動き、繊維4もゆっくり連続的に
本装置の中に入っていく。第一室の反対側に送り込み第
二室20がありその中に送り込み保留所22が設けられてい
る。ここから繊維4は空間24を経てゆっくりと出てい
く。空間24は、繊維の縁を伸ばす一対のローラにより形
成された耳開け機(selvage openers)26と係合してい
る。繊維は、コンベアベルト28に達する。コンベアベル
トは、オリフィスを有しており、それがモータ32を有す
るファン30により送風される空気流の通過を許容する。
この空気流が繊維を冷やす。連結棒34を有するカム33が
折り畳み腕35を反復運動させ、処理済みの繊維を折り畳
まれた繊維の積層体36の中に配置する。勿論、他の方法
も可能であり、例えば、繊維をビーム上で運ぶことも出
来る。装入口と同様に、繊維の配送はゆっくりではあっ
ても実質的に連続的である。
一室2を有する。この第一室2の中に幅いっぱいに広げ
た繊維4の送り込み保留所6を設けてもよい。本装置の
外側では、繊維4は、例えば折り畳まれて積層体8とな
っている。他の形状、例えばロール状であってもよい。
積層体8(又はロールその他)から繊維4は徐々に装置
10を介して第一室2に入っていく。装置10は、エンドレ
スベルトを案内し、繊維4を装入ローラ16に送り込むロ
ーラ12を有する。この装置10を作動させる機械的な手段
が設けられており、この手段は制御腕18の作用により揺
動して装置10の角度設定をすることが出来る。エンドレ
スベルト14はゆっくり動き、繊維4もゆっくり連続的に
本装置の中に入っていく。第一室の反対側に送り込み第
二室20がありその中に送り込み保留所22が設けられてい
る。ここから繊維4は空間24を経てゆっくりと出てい
く。空間24は、繊維の縁を伸ばす一対のローラにより形
成された耳開け機(selvage openers)26と係合してい
る。繊維は、コンベアベルト28に達する。コンベアベル
トは、オリフィスを有しており、それがモータ32を有す
るファン30により送風される空気流の通過を許容する。
この空気流が繊維を冷やす。連結棒34を有するカム33が
折り畳み腕35を反復運動させ、処理済みの繊維を折り畳
まれた繊維の積層体36の中に配置する。勿論、他の方法
も可能であり、例えば、繊維をビーム上で運ぶことも出
来る。装入口と同様に、繊維の配送はゆっくりではあっ
ても実質的に連続的である。
2つの室2,20は平坦部分の通路38の上方において連通し
ている。この通路は繊維を幅いっぱいに広げた状態で収
容可能である。通路38は室2,20の夫々に通じるポート40
を有している。繊維は、他の室に移送されるとき、この
ポート40を通過する。
ている。この通路は繊維を幅いっぱいに広げた状態で収
容可能である。通路38は室2,20の夫々に通じるポート40
を有している。繊維は、他の室に移送されるとき、この
ポート40を通過する。
通路38は普通1.8ないし2mの幅を有するが、他の寸法も
可能である。処理される繊維が広幅の時、通路の全幅が
使用される。しかし、壁39(第4図)によって通路を長
手方向に分割することも可能であり、こうすることによ
って、短い幅の繊維2本を同時に処理することも出来
る。この方法は、特に丸編機によって編まれた製品に対
して有効である。丸編生地は筒状であり、平坦にしたと
きは約0.8mの幅しかないからである。
可能である。処理される繊維が広幅の時、通路の全幅が
使用される。しかし、壁39(第4図)によって通路を長
手方向に分割することも可能であり、こうすることによ
って、短い幅の繊維2本を同時に処理することも出来
る。この方法は、特に丸編機によって編まれた製品に対
して有効である。丸編生地は筒状であり、平坦にしたと
きは約0.8mの幅しかないからである。
本発明装置は、空気を前記通路38に吹き込む送風手段50
を有する。手段50(第3図)から吹き込まれた空気は、
本装置の一方の側面に隣接して位置する縦室54に流れ
る。それぞれの縦室54は縦壁58により半室56に分割され
ている。
を有する。手段50(第3図)から吹き込まれた空気は、
本装置の一方の側面に隣接して位置する縦室54に流れ
る。それぞれの縦室54は縦壁58により半室56に分割され
ている。
2つの縦室54の間に、隣接する2つの上方吹き込みオリ
フィス66,68と、隣接する2つの下方吹き込みオリフィ
ス70,72が伸びている。これら吹き込みオリフィスは、
通路38の長手部分の一部分を形成し、この通路に対して
横切るように配置されている。即ち、通路38はポート40
間を機械の長手方向に伸びるのに対し、吹き込みオリフ
ィスはこれを横切るように伸びているのである。好まし
くは、前記吹き込みオリフィスは第3図に示すように、
末端から中央部分に向かって空気流減少部分を有する。
フィス66,68と、隣接する2つの下方吹き込みオリフィ
ス70,72が伸びている。これら吹き込みオリフィスは、
通路38の長手部分の一部分を形成し、この通路に対して
横切るように配置されている。即ち、通路38はポート40
間を機械の長手方向に伸びるのに対し、吹き込みオリフ
ィスはこれを横切るように伸びているのである。好まし
くは、前記吹き込みオリフィスは第3図に示すように、
末端から中央部分に向かって空気流減少部分を有する。
吹き込みオリフィス66,70は第一群の溝74を介して通路3
8と連通している。これらの溝74は前記通路に対して傾
斜しており、通路に入り空気を第一室2に入るようにし
ている。逆に、吹き込みオリフィス68,72は第二群の溝7
6を有している。これらの溝76は前記通路に対して反対
方向に傾斜しており、通路38に入る空気を第二室20に入
るようにしている。これらの傾斜は空気流を乱さない。
前記溝は第3図に示されていない。
8と連通している。これらの溝74は前記通路に対して傾
斜しており、通路に入り空気を第一室2に入るようにし
ている。逆に、吹き込みオリフィス68,72は第二群の溝7
6を有している。これらの溝76は前記通路に対して反対
方向に傾斜しており、通路38に入る空気を第二室20に入
るようにしている。これらの傾斜は空気流を乱さない。
前記溝は第3図に示されていない。
送風手段50によって吹き込まれる空気が適当な経路に従
うように、第一群のゲート弁手段が設けられている。こ
の手段(その1つはそれぞれの縦室54にある)は、空気
を第一群の溝74に送るための制御手段60と、第一室2か
ら送風手段50に戻る帰還空気流のための制御手段78から
なる。
うように、第一群のゲート弁手段が設けられている。こ
の手段(その1つはそれぞれの縦室54にある)は、空気
を第一群の溝74に送るための制御手段60と、第一室2か
ら送風手段50に戻る帰還空気流のための制御手段78から
なる。
第二群のゲート弁手段も設けられている。この手段(や
はりその1つはそれぞれの縦室54にある)は、空気を第
二群の溝76に送るための制御手段62と、第二室20から送
風手段50に戻る帰還空気流のための制御手段90からな
る。
はりその1つはそれぞれの縦室54にある)は、空気を第
二群の溝76に送るための制御手段62と、第二室20から送
風手段50に戻る帰還空気流のための制御手段90からな
る。
前記制御手段60,62と帰還制御手段78,90はそれぞれの開
放又は閉鎖位置の間で可動である。好ましくは、制御手
段60,62は蝶形弁であり、互いに90度ずれて共通軸64の
周りを回転する。軸64が1つの制御手段60の作用を受け
て半室56への通路(および一群の溝74)を閉鎖したと
き、他方の制御手段62は他方の半室56および他方の一群
の溝76を開放する。
放又は閉鎖位置の間で可動である。好ましくは、制御手
段60,62は蝶形弁であり、互いに90度ずれて共通軸64の
周りを回転する。軸64が1つの制御手段60の作用を受け
て半室56への通路(および一群の溝74)を閉鎖したと
き、他方の制御手段62は他方の半室56および他方の一群
の溝76を開放する。
吹き込みオリフィス66,70が開放されたとき、即ち、第
一室2へ空気が流れるとき、第一室2の上端に位置する
制御手段78は開放され、空間80へ空気が流れるのを許容
する。空気流は加熱手段81によって加熱され循環が再開
されるのに先だって、吸入ポート82および回転過器84
を通って流れる。浮遊物は過器84により集められ、排
気扇86により除去される。この過器はモータ88により
駆動される。
一室2へ空気が流れるとき、第一室2の上端に位置する
制御手段78は開放され、空間80へ空気が流れるのを許容
する。空気流は加熱手段81によって加熱され循環が再開
されるのに先だって、吸入ポート82および回転過器84
を通って流れる。浮遊物は過器84により集められ、排
気扇86により除去される。この過器はモータ88により
駆動される。
反対方向の空気流、先ち第二室20への流れが閉鎖され、
他方の制御弁が開放されたとき、移送された空気もまた
空間80および図示していない通路を通過する。これらの
帰還制御手段の操作は制御手段60,62のそれと同期され
る。
他方の制御弁が開放されたとき、移送された空気もまた
空間80および図示していない通路を通過する。これらの
帰還制御手段の操作は制御手段60,62のそれと同期され
る。
第一、第二室2,20は保留所6,22を支持する台92を有す
る。この台92は繊維の重量を受けて少し揺れるようにな
っている。この揺れ運動は、検知器91またはその他の装
置により検知され、ゲート弁に作用するアクチュエータ
を励磁する電気信号を発信する。そのような作用を引き
起こすのに必要な繊維の重量を前もって決定しておく必
要がある。
る。この台92は繊維の重量を受けて少し揺れるようにな
っている。この揺れ運動は、検知器91またはその他の装
置により検知され、ゲート弁に作用するアクチュエータ
を励磁する電気信号を発信する。そのような作用を引き
起こすのに必要な繊維の重量を前もって決定しておく必
要がある。
各室2,20の内部に繊維受取装置96がある。この装置96は
対応するポート40にほぼ面している。繊維4が1つの室
(第1図では第一室2)に入るとき、強く空気流を受け
る。したがって、受取装置96は繊維を受け取り、それを
保持することなく、台92の上に落下させる。空気は受取
装置96を通過することができる。受取装置96は好ましく
は水平回転軸98を有する。複数の、角度を開けて設けら
れた回転刃100が軸98に固定されそこから延びている。
この刃は矢102の方向に回転する。これらの刃は受けと
めた繊維を即座に台92に配送する。
対応するポート40にほぼ面している。繊維4が1つの室
(第1図では第一室2)に入るとき、強く空気流を受け
る。したがって、受取装置96は繊維を受け取り、それを
保持することなく、台92の上に落下させる。空気は受取
装置96を通過することができる。受取装置96は好ましく
は水平回転軸98を有する。複数の、角度を開けて設けら
れた回転刃100が軸98に固定されそこから延びている。
この刃は矢102の方向に回転する。これらの刃は受けと
めた繊維を即座に台92に配送する。
第2図に示すように、それぞれの刃100は、好ましく
は、軸98と軸98に平行な交差部材106の間を延びる放射
方向の複数の棒104からなる。
は、軸98と軸98に平行な交差部材106の間を延びる放射
方向の複数の棒104からなる。
受取装置96の作用により繊維は秩序正しく積み上げられ
るので、もつれを避けることができる。もつれが起これ
はそれ以後に繊維4が通路38を通過するのを妨げるであ
ろう。
るので、もつれを避けることができる。もつれが起これ
はそれ以後に繊維4が通路38を通過するのを妨げるであ
ろう。
受取装置96は低速、例えば1分間に約16回転、で回転す
る。装置に異常に高い負荷がかかったとき自動停止する
機構を備えた駆動装置が設けられている。
る。装置に異常に高い負荷がかかったとき自動停止する
機構を備えた駆動装置が設けられている。
本発明では、空気の流れを許容し、繊維を保持すること
なく受け取るという条件が満たされれば、この受取装置
96は他の形状でもよい。
なく受け取るという条件が満たされれば、この受取装置
96は他の形状でもよい。
本願発明の装置は次のように作用する。繊維4は手によ
りローラ12の上に完全に平坦なように供給される。駆動
装置を約1分間駆動させ、十分な量の繊維を第一室2の
台92の上に配置させる。図示されていない側面扉を介し
て繊維の先端が手により溝76の位置まで装入される。送
風手段50が駆動されると、空気流は繊維を第二室20まで
移送し、そこから繊維は手により耳広げ器26およびエン
ドレスベルト28を介して搬出される。
りローラ12の上に完全に平坦なように供給される。駆動
装置を約1分間駆動させ、十分な量の繊維を第一室2の
台92の上に配置させる。図示されていない側面扉を介し
て繊維の先端が手により溝76の位置まで装入される。送
風手段50が駆動されると、空気流は繊維を第二室20まで
移送し、そこから繊維は手により耳広げ器26およびエン
ドレスベルト28を介して搬出される。
その後、供給保留所6が形成されるまで相当な長さの繊
維が機械に供給される。それから繊維は送り込み保留所
22が形成されるまで送風手段50により移動される。繊維
4は空気流により、半室56、吹き込みオリフィス68,72,
溝76、通路38を通って移動され、送り込み第二室20に至
る。空気流は開放されたゲート弁90、過器84、加熱手
段81を通過し、そこから再び送風手段50に達する。そし
て循環が再開する。
維が機械に供給される。それから繊維は送り込み保留所
22が形成されるまで送風手段50により移動される。繊維
4は空気流により、半室56、吹き込みオリフィス68,72,
溝76、通路38を通って移動され、送り込み第二室20に至
る。空気流は開放されたゲート弁90、過器84、加熱手
段81を通過し、そこから再び送風手段50に達する。そし
て循環が再開する。
上記したとおり、繊維4はポート40を通って第一、第二
室2,20に強制的に送り込まれ、それによって受取装置96
と衝突する。後者の低速回転は台92の上に繊維4をゆっ
くり配送するので、実質的に繊維がもつれることはな
い。
室2,20に強制的に送り込まれ、それによって受取装置96
と衝突する。後者の低速回転は台92の上に繊維4をゆっ
くり配送するので、実質的に繊維がもつれることはな
い。
保留所22のほとんどは摺動台92の上に位置する。この保
留所が上記した一定重量に達したとき(即ち、供給保留
所6側の相当な減少というわけであるが)、台92は揺動
する。それにより、第一室2の供給保留所6の重量が再
び空気流を逆転させるのに十分なものとなるまで、空気
流を逆転させる。各室間の運動は必要であれば何度でも
繰り返される。
留所が上記した一定重量に達したとき(即ち、供給保留
所6側の相当な減少というわけであるが)、台92は揺動
する。それにより、第一室2の供給保留所6の重量が再
び空気流を逆転させるのに十分なものとなるまで、空気
流を逆転させる。各室間の運動は必要であれば何度でも
繰り返される。
このようにして、新しい未処理の繊維は徐々に供給さ
れ、配送機構の操作は既処理の繊維を装置から除去す
る。繊維は連続的に処理される。
れ、配送機構の操作は既処理の繊維を装置から除去す
る。繊維は連続的に処理される。
配送末端では、空気はコンベアベルト28を通って吹き込
む。それによって、繊維は装置内の温度から室温まで冷
やされる。
む。それによって、繊維は装置内の温度から室温まで冷
やされる。
処理上の諸パラメータは次の条件により決定される。即
ち、供給及び配送モータの可変速度、送風手段により吹
き込まれる空気に依存する繊維速度、加熱手段により加
えられる可変温度などである。したがって、高度に均一
な表面仕上げは広い範囲の可能性の中から達成される。
同時に、高度の乾燥、顕著な生産性向上及び加工コスト
の低減が達成される。
ち、供給及び配送モータの可変速度、送風手段により吹
き込まれる空気に依存する繊維速度、加熱手段により加
えられる可変温度などである。したがって、高度に均一
な表面仕上げは広い範囲の可能性の中から達成される。
同時に、高度の乾燥、顕著な生産性向上及び加工コスト
の低減が達成される。
通路38を移動しているとき、繊維は装置の表面と機械的
な緊張または危険な摩擦を受けない。なぜなら、一方向
または逆方向の空気流により繊維は通路壁面と実質的に
接触することなく移動するからである。
な緊張または危険な摩擦を受けない。なぜなら、一方向
または逆方向の空気流により繊維は通路壁面と実質的に
接触することなく移動するからである。
以下のような種類の処理が達成可能である。綿繊維を古
めかしたり、しわ付けしたり、綿ませたり、柔らかする
こと。ウール繊維をフェルトにしたり、柔らかくした
り、寸法的に安定化させたりすること。混紡した繊維を
使用すれば、それぞれの繊維の等級ごとにあらゆる種類
の仕上げが可能である。
めかしたり、しわ付けしたり、綿ませたり、柔らかする
こと。ウール繊維をフェルトにしたり、柔らかくした
り、寸法的に安定化させたりすること。混紡した繊維を
使用すれば、それぞれの繊維の等級ごとにあらゆる種類
の仕上げが可能である。
繊維は供給時及び配送時のいずれにおいても牽引力を受
けない。さらに、空気流の逆転は、保留所の繊維によっ
て起こるので、ここでも牽引力は発生しない。これは、
従来技術において、空気流の逆転がどちらの室において
繊維が減少したときレバーの運動によりなされるのと反
対である。従来技術では繊維はレバーと係合し、不適当
に牽引される。
けない。さらに、空気流の逆転は、保留所の繊維によっ
て起こるので、ここでも牽引力は発生しない。これは、
従来技術において、空気流の逆転がどちらの室において
繊維が減少したときレバーの運動によりなされるのと反
対である。従来技術では繊維はレバーと係合し、不適当
に牽引される。
繊維4は、上記したように、通常、空気流が2方向の内
の一方向、即ち、第一室2へまたは第二室20へ排他的に
移動するのに伴なって処理される。
の一方向、即ち、第一室2へまたは第二室20へ排他的に
移動するのに伴なって処理される。
しかし、ある場合(第4図および第5図)には、一群の
溝74,76用の制御手段の開放位置に近いまたは一致する
位置(例えば制御手段62)が他方の制御手段の開閉位置
に中間位置(例えば制御手段60)に相当するようにして
もよい。この中間位置は通常、送風手段50から送風出口
までの空気流量の10〜20%の流れを許容する。
溝74,76用の制御手段の開放位置に近いまたは一致する
位置(例えば制御手段62)が他方の制御手段の開閉位置
に中間位置(例えば制御手段60)に相当するようにして
もよい。この中間位置は通常、送風手段50から送風出口
までの空気流量の10〜20%の流れを許容する。
また、制御手段78,90は、一方を開放し、他方を閉鎖す
るように保持してもよい。
るように保持してもよい。
不均一な、対向する空気流が通路38に発生する。対向す
る空気流とは、半室56と協働する溝76(または74)から
第一流と、半室56と協働する溝74(または76)からの第
二流である。第一流は制御手段62(または60)を実質的
に開放し、逆流制御手段90(または78)も開放する。第
二流は制御手段60(または62)を部分的に開放し、逆流
制御手段78(または90)を閉鎖する。
る空気流とは、半室56と協働する溝76(または74)から
第一流と、半室56と協働する溝74(または76)からの第
二流である。第一流は制御手段62(または60)を実質的
に開放し、逆流制御手段90(または78)も開放する。第
二流は制御手段60(または62)を部分的に開放し、逆流
制御手段78(または90)を閉鎖する。
第一流が主力であり、繊維を第一、第二室2,20へ移送す
る。しかし、第二流はわずかな停止力を与え、それによ
り繊維4は緊密化する。多分、繊維に維持されないシワ
5が形成されるためであろう。
る。しかし、第二流はわずかな停止力を与え、それによ
り繊維4は緊密化する。多分、繊維に維持されないシワ
5が形成されるためであろう。
上記したとおり、制御手段60,62は好ましくは蝶形弁で
あり、90度ずれている。放射方向のレバー腕93をクラン
プ97により共通軸64に設け、これを調整ストッパ94,95
の間で移動させることも考えられる。放射方向のレバー
腕がストッパ94に接触したとき、一方の制御手段(例え
ば手段62)はほとんど開放状態であり、他方の制御手段
(例えば手段60)はわずかに開放状態である。この共通
軸64が回転したとき前記レバー腕93は他方のストッパ95
と接触し、制御手段60,62の位置が逆転する。ストッパ9
4,95とレバー腕の接触が制御手段60,62の異なる傾斜角
度を提供するように各ストッパを移動させてもよい。勿
論、同様の装置は双方の縦室54に見られる。
あり、90度ずれている。放射方向のレバー腕93をクラン
プ97により共通軸64に設け、これを調整ストッパ94,95
の間で移動させることも考えられる。放射方向のレバー
腕がストッパ94に接触したとき、一方の制御手段(例え
ば手段62)はほとんど開放状態であり、他方の制御手段
(例えば手段60)はわずかに開放状態である。この共通
軸64が回転したとき前記レバー腕93は他方のストッパ95
と接触し、制御手段60,62の位置が逆転する。ストッパ9
4,95とレバー腕の接触が制御手段60,62の異なる傾斜角
度を提供するように各ストッパを移動させてもよい。勿
論、同様の装置は双方の縦室54に見られる。
腕93はクランプ97から引き抜いてもよく、その場合、共
通軸64および蝶形弁60,62の回転はストッパ94,95の位置
と無関係になる。
通軸64および蝶形弁60,62の回転はストッパ94,95の位置
と無関係になる。
ある場合には、とりわけ処理される繊維が(例えば、多
量の水を含んで)重いとき、繊維を保留所5,22から通路
38の入口まで移送するのは困難である。一方、通路38の
出口においては、繊維の重量により受取装置96に達する
までに台92に落下してしまう可能性もある。保留所6,22
はやや無秩序に形成されているので、上記したとおりも
つれの危険がある。
量の水を含んで)重いとき、繊維を保留所5,22から通路
38の入口まで移送するのは困難である。一方、通路38の
出口においては、繊維の重量により受取装置96に達する
までに台92に落下してしまう可能性もある。保留所6,22
はやや無秩序に形成されているので、上記したとおりも
つれの危険がある。
このような欠点を避けるために、台92と隣接ポート40の
間に固定された傾斜板110(第6図)があり、これが通
路に入る繊維のための支持および案内手段となってい
る。この固定傾斜手段110の上方に移動板112があり、こ
れが固定傾斜板110との第一整列位置(第6図左側)お
よび通路38との実質的第二整列位置(第6図右側)との
間で揺動する。
間に固定された傾斜板110(第6図)があり、これが通
路に入る繊維のための支持および案内手段となってい
る。この固定傾斜手段110の上方に移動板112があり、こ
れが固定傾斜板110との第一整列位置(第6図左側)お
よび通路38との実質的第二整列位置(第6図右側)との
間で揺動する。
移動板112の第一整列位置は繊維が保留所6,22から通路3
8に移動するときに適当な位置である。移動板112の第二
位置は繊維が通路38から現われるときに適当な位置であ
る。なぜなら、これは繊維が受取装置96に達するのを促
進し、したがって適度な保留が形成されるのを促進する
からである。
8に移動するときに適当な位置である。移動板112の第二
位置は繊維が通路38から現われるときに適当な位置であ
る。なぜなら、これは繊維が受取装置96に達するのを促
進し、したがって適度な保留が形成されるのを促進する
からである。
さらに、移動板112と各ポート40の間に遊びローラ114が
設けられている。遊びローラの上部は通路38の底部と同
一高さである。このローラにより、繊維が通路に入るの
が促進される。各ローラ114の回転軸は移動板112の揺動
軸と一致している。
設けられている。遊びローラの上部は通路38の底部と同
一高さである。このローラにより、繊維が通路に入るの
が促進される。各ローラ114の回転軸は移動板112の揺動
軸と一致している。
前記移動板112用に揺動手段が設けられている。この手
段は、移動板112の一方が第一位置にあるとき、他方の
移動板は第二位置にあるように作動する。これらの手段
の間に、プーリ118上を案内されるケーブル116などが設
けられている。ケーブル116の反対端部は移動板に取り
付けられていて、前記位置の変更をもたらす。揺動手段
はゲート弁駆動装置と協働しており、この手段は空気流
を一群の溝74,76へまたは他方、即ち、第一、第二室2,2
0へ、と交互に制御する。この協働作動により、空気を
第一、第二室2,20に導くゲート弁の開放は、移動板112
を空気流を受ける室に接近させる。
段は、移動板112の一方が第一位置にあるとき、他方の
移動板は第二位置にあるように作動する。これらの手段
の間に、プーリ118上を案内されるケーブル116などが設
けられている。ケーブル116の反対端部は移動板に取り
付けられていて、前記位置の変更をもたらす。揺動手段
はゲート弁駆動装置と協働しており、この手段は空気流
を一群の溝74,76へまたは他方、即ち、第一、第二室2,2
0へ、と交互に制御する。この協働作動により、空気を
第一、第二室2,20に導くゲート弁の開放は、移動板112
を空気流を受ける室に接近させる。
好ましくは、移動板112は繊維ともつれを起こさないよ
うに、側面裾122および正面裾120を有する。さらに、揺
動運動を減少させるためにつり合い錘を設けてもよい。
うに、側面裾122および正面裾120を有する。さらに、揺
動運動を減少させるためにつり合い錘を設けてもよい。
第1図は本発明の長手方向概略断面図である。 第2図は繊維受取装置の好ましい実施例の斜視図であ
る。 第3図は空気吹き込みオリフィスおよび送風手段とそれ
らを連通させる要素の概略斜視図である。 第4図は縦室と協働させた上下吹き込みオリフィスの一
部破断斜視図である。送風手段、および送風手段との縦
室との連結部は省略されている。本図は縦室に位置する
制御手段および繊維を処理する平坦な通路も部分的に示
している。 第5図は縦室の一部破断斜視図であり、その中の制御手
段を部分的に示し、又放射方向の棒および調整ストッパ
を示しているが、簡略化のために送風手段及び吹き込み
オリフィスは省略されている。 第6図は本発明の長手方向一部断面図であり、通路に隣
接された移動板を示している。 2……第一室、20……第二室 4……繊維、10……繊維供給手段 6,22……繊維の保留所 28……繊維取り出し手段 38……通路、40……ポート 50……送風手段 60,62……送り込み制御手段 74,76……第一群・第二群の溝 78,90……帰還制御手段 81……加熱手段、92……台
る。 第3図は空気吹き込みオリフィスおよび送風手段とそれ
らを連通させる要素の概略斜視図である。 第4図は縦室と協働させた上下吹き込みオリフィスの一
部破断斜視図である。送風手段、および送風手段との縦
室との連結部は省略されている。本図は縦室に位置する
制御手段および繊維を処理する平坦な通路も部分的に示
している。 第5図は縦室の一部破断斜視図であり、その中の制御手
段を部分的に示し、又放射方向の棒および調整ストッパ
を示しているが、簡略化のために送風手段及び吹き込み
オリフィスは省略されている。 第6図は本発明の長手方向一部断面図であり、通路に隣
接された移動板を示している。 2……第一室、20……第二室 4……繊維、10……繊維供給手段 6,22……繊維の保留所 28……繊維取り出し手段 38……通路、40……ポート 50……送風手段 60,62……送り込み制御手段 74,76……第一群・第二群の溝 78,90……帰還制御手段 81……加熱手段、92……台
Claims (14)
- 【請求項1】横幅いっぱいに広げた繊維の保留所(6,2
2)を支持する台(92)を備えた第一室(2)・第二室
(20)を有し、 前記第一室(2)は供給保留所(6)用であり、第二室
(20)は配送保留所(22)用であり、 繊維(4)を徐々に第一室(2)に供給する手段(10)
と、 繊維(4)を徐々に第二室(20)から取り出す手段(2
8)と、 繊維(4)を広げた状態で収容する平坦部分を有し、前
記第一室(2)・第二室(20)を連通させ、繊維が通過
するポート(40)を有する通路(38)と、 空気を前記通路(38)に吹き込む送風手段(50)と、 前記空気のための加熱手段(81)と、 空気を第一室(2)または第二室(20)に向けて送り込
む第一群・第二群の溝(74,76)と、 第一群・第二群のゲート弁を有し、 前記第一群・第二群のゲート弁は第一群・第二群の溝
(74,76)に空気を送り込む制御手段(60,62)と、第一
室・第二室(2,20)から送風手段(50)に帰還させる制
御手段(78,90)を有し、送り込み制御手段(60,62)お
よび帰還制御手段(78,90)は開放位置と閉鎖位置の間
を可動であり、さらに、前記ゲート弁のためのアクチュ
エータ手段を有する繊維の乾燥処理装置であって、 通路(38)のポート(40)にほぼ面する前記各室(2,2
0)の中に繊維受取装置(96)を設け、空気の通過を許
容するとともに通路(38)から各室(2,20)に送り込ま
れる繊維(4)を保持することなく受け取ることを特徴
とする繊維の乾燥処理装置。 - 【請求項2】前記繊維受取装置(96)は水平回路軸(9
8)を有し、複数の、角度を開けて設けられた回転刃(1
00)が固定され、そこから延びていて前記繊維を保持す
ることなく連続的に受け取ることを特徴とする請求項第
1項記載の装置。 - 【請求項3】それぞれの回転刃(100)は、軸(98)と
軸(98)に平行な交差部材(106)の間を延びる放射方
向の複数の棒(104)からなることを特徴とする請求項
第2項記載の装置。 - 【請求項4】前記台(92)は繊維の重みによりわずかに
揺動が可能であり、この揺動運動は前記ゲート弁(60,6
2,78,90)駆動装置に作用することを特徴とする請求項
第1項記載の装置。 - 【請求項5】平坦部分の通路(38)は各室のポート(4
0)の間をまっすぐ長手方向に延びており、長手部分の
少なくとも一部分は、隣接する2つの上方吹き込みオリ
フィス(66,68)と、隣接する2つの下方吹き込みオリ
フィス(70,72)により形成されていて、これらは通路
(38)に対して横切るように配置されており、前記吹き
込みオリフィスは送風手段から空気を受け取り、前記溝
(74,76)を介して前記通路と連通していることを特徴
とする請求項第1項記載の装置。 - 【請求項6】前記吹き込みオリフィスはその末端から中
央部分にかけて空気通過減少部分を有することを特徴と
する請求項第1項記載の装置。 - 【請求項7】一群の溝(74,76)用の制御手段の開放位
置に近いまたは一致する位置が他方の制御手段の開閉位
置の中間位置に相当し、その結果、不均一な、対向する
空気流が通路(38)に発生し、繊維(4)に緊密化し
て、繊維を各室間で移送するのに役立てることを特徴と
する請求項第1項記載の装置。 - 【請求項8】前記中間位置が送風手段(50)から送風出
口までの空気流量の10〜20%の流れを許容することを特
徴とする請求項第1項記載の装置。 - 【請求項9】前記帰還制御手段(78,90)の開放位置は
他方の帰還制御手段(90,78)の閉鎖位置に相当するこ
とを特徴とする請求項第1項または第2項記載の装置。 - 【請求項10】前記双方の送り込み手段は共通軸(64)
の周りを回転可能であり互いに90度ずれていることを特
徴とする請求項第1項ないし第9項のいずれかに記載の
装置。 - 【請求項11】放射方向のレバー腕(93)を共通軸(6
4)と協働させ、前記腕(93)を調節ストッパ(94,95)
の末端間で旋回させるのであって、各末端は、一方の送
り込み制御手段(60,62)の開放に近い位置と、他方の
送り込み制御手段(62,60)の閉鎖位置に近い中間位置
にそれぞれ相当することを特徴とする請求項第10項記載
の装置。 - 【請求項12】台(92)と通路(38)の間に固定された
傾斜板(110)と移動板(112)があり、これが固定傾斜
板(110)との第一整列位置と通路(38)との実質的第
二整列位置との間で揺動し、この揺動手段は移動板の一
方(112)が前記第一位置にあるとき、他方の移動板(1
12)は前記第二位置にあることを特徴とする請求項第1
項記載の装置。 - 【請求項13】前記揺動手段はゲート弁作動装置と協働
しており、空気を第一、第二室(2,20)のいずれかに導
くかを決定するゲート弁の開放は、移動板112を空気流
を受ける各室に接近させることを特徴とする請求項第12
項記載の装置。 - 【請求項14】各移動板(112)と通路(38)の各ポー
ト40の間に遊びローラ(124)が設けられていることを
特徴とする請求項第12項記載の装置。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
ES8801392 | 1988-05-06 | ||
ES8801392A ES2011331A6 (es) | 1988-05-06 | 1988-05-06 | Aparato para tratamiento en seco de un tejido. |
ES8803076 | 1988-10-10 | ||
ES8803076A ES2011141A6 (es) | 1988-10-10 | 1988-10-10 | Aparato para tratamiento en seco de un tejido. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0225683A JPH0225683A (ja) | 1990-01-29 |
JPH0723830B2 true JPH0723830B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=26154378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1113538A Expired - Fee Related JPH0723830B2 (ja) | 1988-05-06 | 1989-05-05 | 繊維の乾燥処理装置 |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4974341A (ja) |
EP (1) | EP0341183B1 (ja) |
JP (1) | JPH0723830B2 (ja) |
CA (1) | CA1313590C (ja) |
DE (1) | DE68909998T2 (ja) |
ES (1) | ES2044200T3 (ja) |
PT (1) | PT90485B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5178789A (en) * | 1991-06-27 | 1993-01-12 | Genencor International, Inc. | Liquid detergent with stabilized enzyme |
ATE137542T1 (de) † | 1991-09-21 | 1996-05-15 | Solipat Ag | Verfahren und vorrichtung zur griff- und oberflächenverbesserung von textilen geweben und gewirken |
ES2082957T3 (es) * | 1991-09-21 | 1996-04-01 | Solipat Ag | Procedimiento y dispositivo para el encogimiento de tejidos textiles. |
JP2514779Y2 (ja) * | 1992-10-13 | 1996-10-23 | サムエンジニアリング株式会社 | 連続式タンブラー |
ES2120335B1 (es) * | 1995-09-07 | 1999-03-16 | Turbang Prototips Sl | Aparato para tratamiento en seco de un tejido. |
ITFI20010168A1 (it) * | 2001-09-12 | 2003-03-12 | Coramtex Srl | Macchina e metodo per il trattamento in continuo di un tessuto |
ITFI20040183A1 (it) | 2004-08-25 | 2004-11-25 | Coramtex Srl | Macchina e metodo per il trattamento di un tessuto sia largo che in corda |
ITFI20080100A1 (it) * | 2008-05-19 | 2009-11-20 | Coramtex Srl | "macchina per la lavorazione di tessuti in largo e relativo metodo" |
US10113795B2 (en) * | 2015-06-26 | 2018-10-30 | M&R Printing Equipment, Inc. | Dryer conveyor belt tracking system |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE860188C (de) * | 1943-12-07 | 1952-12-18 | Ludw Povel & Co Bunt Spinnerei | Verfahren zur Quellfestausruestung von Textilien |
US4010550A (en) * | 1975-07-28 | 1977-03-08 | Challenge-Cook Bros., Incorporated | Continuous processing apparatus and method for textile fabrics |
ES532408A0 (es) * | 1984-05-11 | 1985-04-01 | Vinas Jaime Anglada | Metodo para el tratamiento en seco de un tejido y aparato correspondiente para su realizacion |
US4679333A (en) * | 1985-11-08 | 1987-07-14 | Vinas Jaime A | Apparatus for the dry treatment of a fabric |
ES2005222A6 (es) * | 1987-05-12 | 1989-03-01 | Vinas Jaime Anglada | Aparato para tratamiento en seco de un tejido |
-
1989
- 1989-05-01 US US07/345,717 patent/US4974341A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-03 DE DE89500053T patent/DE68909998T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-03 CA CA000598624A patent/CA1313590C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-05-03 EP EP89500053A patent/EP0341183B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-03 ES ES89500053T patent/ES2044200T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-05 PT PT90485A patent/PT90485B/pt not_active IP Right Cessation
- 1989-05-05 JP JP1113538A patent/JPH0723830B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
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PT90485B (pt) | 1994-04-29 |
EP0341183A3 (en) | 1991-10-09 |
DE68909998D1 (de) | 1993-11-25 |
EP0341183B1 (en) | 1993-10-20 |
JPH0225683A (ja) | 1990-01-29 |
US4974341A (en) | 1990-12-04 |
DE68909998T2 (de) | 1994-03-03 |
PT90485A (pt) | 1989-11-30 |
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CA1313590C (en) | 1993-02-16 |
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