JPH07238174A - 繊維強化複合材料 - Google Patents

繊維強化複合材料

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JPH07238174A
JPH07238174A JP3057692A JP5769291A JPH07238174A JP H07238174 A JPH07238174 A JP H07238174A JP 3057692 A JP3057692 A JP 3057692A JP 5769291 A JP5769291 A JP 5769291A JP H07238174 A JPH07238174 A JP H07238174A
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JP
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fiber
layers
fibers
unidirectional
layer
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JP3057692A
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English (en)
Inventor
Henry Kluger William
ウイリアム・ヘンリイ・クリユーガー
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EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
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Abstract

(57)【要約】 1層又はそれ以上の一方向繊維が1層又はそれ以上の多
孔質素材と互い違いとなった繊維強化複合マトリックス
において、該繊維がすべて熱可塑性樹脂中に埋め込まれ
ていることを特徴とする複合マトリックス。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】本発明は繊維強化複合材料に関する。特
に、すべて熱可塑性樹脂に埋め込まれた繊維構造の交互
層に関する。
【0002】熱硬化性樹脂も熱可塑性樹脂と同様に繊維
強化複合材料の形成に使用される。熱硬化性ポリマーマ
トリックスは熱及び圧力下で硬化させるのに実質的な時
間を必要とし、そのため高速での部品の製造に適さな
い。繊維/マトリックス材料、又はいわゆるプレプレグ
材料はその保存寿命を延ばすために冷蔵しなければなら
ない。さらに、不正確に形成された部品、又は切り取っ
た過剰部分を回収して再利用することができない。他
方、熱可塑性ポリマーマトリックスは形成温度に予備加
熱し、素材を固めるのに十分な時間だけ加圧し、部品を
型から歪めずに取り出すことができる温度にマトリック
スを冷却することができるので、部品の高速製造に非常
に適している。さらに不正確に形成された部品を再形成
することができ、スクラップを回収して再利用すること
ができるので廃棄物の費用が大きく減少する。
【0003】しかし熱可塑性マトリックスは、繊維強化
熱硬化性樹脂で形成した複合材料に比べて、高温及び高
粘度での取り扱いが必要である。高温及び高粘度のた
め、熱可塑性樹脂複合材料は圧縮成型を行うと、圧力に
よる繊維の移動及び“繊維ずれ”からの歪みを起こす。
このため製品の厚さが成型中に不均一となり、そのよう
な不均一性と共に機械的性質が悪くなるなどの問題を伴
う。
【0004】
【発明の要約】本発明に従い1種類かそれ以上の多孔質
素材と接触し、互い違いとなった1種類かそれ以上の一
方向繊維から成る繊維強化複合素材において、該素材の
基本重量が一方向繊維の連続層の約20%までであり、
該繊維及び該素材が熱可塑性樹脂中に埋め込まれてお
り、該多孔質素材の融点が該熱可塑性樹脂より高いこと
を特徴とする複合素材を形成する。
【0005】一方向繊維及び不織繊維は、炭素、アラミ
ド繊維及びガラス繊維を含む強化繊維に使用されるどの
周知の繊維であることもできる。
【0006】適した熱可塑性樹脂には、ポリエステル
(コポリエステルを含む)、例えばポリエチレン テレ
フタレート;“Kodar”PETG コポリエステル
6763(Eastman Kodak);ポリアミ
ド、例えばナイロン 6,6;ポリオレフィン、例えば
ポリプロピレンが含まれ;又、ビス(パラ−アミノシク
ロヘキシル)メタンをベースとする非結晶ポリアミドコ
ポリマー、これもビス(パラ−アミノシクロヘキシル)
メタンをベースとするをベースとする半結晶質ポリアミ
ド ホモポリマー、及びポリエーテルエーテルケトンな
どの耐熱樹脂も含まれる。有用な熱硬化性樹脂には、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂及びビニル エステル樹脂
が含まれる。
【0007】一方向繊維は、熱可塑性マトリックスをフ
ィラメイト糸の一方向トウで強化した、U.S.特許
4,640,861 に記載の種類のものであることができる。
【0008】多孔質材料はU.S.特許 3,508,308 に
開示されている一般的方法で製造した不織構造であり、
基本重量が約0.1−約1.0oz/yd2のアラミド
繊維から成るスパンレース不織布又はバットであること
が好ましい。編物又は織物及び紙などの他の多孔質材料
も本発明に適した利点を提供するであろう。
【0009】多孔質材料の層と接触している一方向繊維
の層の基本重量は約0.5−約5.0oz/yd2であ
ることが好ましい。多孔質材料の基本重量は一方向強化
繊維の隣接層の約20%までであることが好ましい。
【0010】
【好ましい具体化の詳細な説明】図1及び2に関し、説
明のために選んだ本発明の具体化には、5層のスパンレ
ース不織アラミド繊維14と互い違いになった6層の一
方向アラミド繊維12が含まれる。写真の倍率は60X
である。
【0011】
【実施例1】この実施例では、6層のパラ−アラミド
フィラメントの一方向強化繊維、及び基本重量が1.0
oz/yd2であるスパンレース アラミド繊維から成
る3水準(0、1及び5)の中間層を含む非晶質ポリア
ミド コポリマー熱可塑性樹脂を含む3種類の積層品の
系列を比較する。
【0012】p−アラミド フィラメント(アラミド繊
維2300デニ−ル)及びビス(パラ−アミノ−シクロ
ヘキシル)メタンをベースとする熱可塑性非晶質ポリア
ミドコポリマーから成る、U.S.特許 4,640,861 に
記載の繊維強化熱可塑性トウ材料は、1インチ当たり2
4トウ末端で型枠巻取りをし、570゜F、50psi
にて2分間熱圧することにより製造した。隣接トウの熱
可塑性マトリックス樹脂が部分的に熔融し、複合積層成
型に適した扱い易いシート素材となった。
【0013】表示で65重量%(60体積%)のアラミ
ド繊維、及び35重量%(40体積%)の樹脂を含む6
層の上記一方向強化シートを、繊維強化がすべて同一方
向となるように積み重ね、9インチx9インチの平らな
精密許容差圧縮成型品とした。この積み重ね配列品を試
料Aとする。6層の一方向強化シートを含む第2の類似
積み重ね配列品を、乾燥した基本重量の低い(1.0o
z/yd2)スパンレース アラミド繊維の中間層を第
3及び4層の間に挿入して製造した。この、6層の一方
向強化シート及び1中間層を含む積み重ね配列品を試料
Bとする。最後に6層の一方向強化シートを含む第3の
類似積み重ね配列品を、同様のスパンレース アラミド
繊維中間層を隣接層の間に挿入して製造した。この、6
層の一方向強化シート及び5中間層を含む積み重ね配列
品を試料Cとする。
【0014】3個の積み重ね配列品を同様の成型条件下
で別々に圧縮し、複合積層品とする;層の積み重ね配列
を含む型を熱段プレス(600oFに設定)上に置き、
加熱接点を得るためにプレスを閉め、型の温度を570
oFまで上昇させ、圧力を500psiに上げ15分間
保圧した。成型積層品を加圧下で冷却し、約320o
で熱除去した。
【0015】超音波走査法による非破壊試験は、3積層
品がすべて物理試験に適した類似高品質を有する(すな
わち低気孔率)ことを示した。
【0016】機械加工により各積層品から、長さが6イ
ンチで幅が0.500インチの試験棒を、繊維強化と平
行(縦方向)、及び繊維強化と垂直で(横方向)製造し
た。平均積層厚さ、縦強度、縦弾性率、横強度、及び横
弾性率についての試験デ−タを表1に示す。この場合及
び他の実施例に関する強度及び弾性率試験はASTM3
039−76により行う。
【0017】
【表1】 表1 縦方向 横方向 品目 強度 弾性率 強度 弾性率 (kpsi)(kpsi)(kpsi)(kpsi) 試料A 156.0 9,900 2.8 0.65 6層プレプレグ 厚さ60ミル 試料B 166.0 10,200 3.0 0.70 6層プレプレグ プラス1中間層 厚さ61ミル 試料C 161.0 9,800 4.3 0.84 6層プレプレグ プラス5中間層 厚さ64ミル 上記積層品からの試料の倍率240Xにおける磨いた断
面の試験により、一方向プレプレグの熱可塑性樹脂はス
パンレース中間層を容易に浸潤し、高品質の複合材料と
なることが確かめられた。比較的低強度のスパンレース
アラミド繊維中間層を添加すると積層品の全体の厚さ均
一性が増し、従ってより均一な繊維体積制御ができる。
スパンレース中間層が存在することにより横強度及び横
弾性率(剛性)の両方がかなり改良されることが予想さ
れるが、縦強度及び縦弾性率が驚くほどよく保持される
のは、より有効な一方向強化繊維の荷重移動のためと思
われる。試料B及びCに関する強化繊維の隣接層に対す
る中間層素材の基本重量はそれぞれ2及び12パーセン
トであった。
【0018】
【実施例2】本実施例は4層のp−アラミド フィラメ
ントの1方向強化繊維及び、基本重量が1.0oz/y
2のスパンレース アラミド繊維を含む、及び含まな
い非晶質ポリアミド コポリマー熱可塑性樹脂を含む2
種類[0o/90o]の積層品を比較する。
【0019】実施例1に記載の1方向強化シートを、先
行技術により周知のとうり繊維強化方向を0o/90o
90o/0oの順序にして積み重ね、7インチx7インチ
の平らな精密許容差圧縮成型品とした。積み重ね配列品
を試料Dとする。1.0oz/yd2のスパレース ア
ラミド繊維の中間層を隣接一方向強化層の間に挿入し、
同様にして0o/90o/90o/0oの順序の第2の積み
重ね配列品を製造した。この、4強化層、及び3スパン
レース中間層を含む積み重ね配列品を試料E(図4)と
する。
【0020】2種類の積み重ね配列品を実施例1に記載
した条件と類似の条件下で別々に圧縮し、積層品とし
た。超音波走査法による非破壊試験により積層品は同様
の高品質を有することが示された。
【0021】2積層品の視覚による試験で、中間層を挿
入した積層品、試料E(図4)は試料D(図3)より一
方向強化繊維の“繊維ずれ”が少なく、一方向強化繊維
の部分的“縮れ”が少ないことを特徴とし、繊維整列度
が実質的に良いことが示された。中間層の添加により成
型段階でポリマーの流れが緩衝され、そのために繊維
“ずれ”が最小となり、冷却段階で連続繊維を支え、そ
のために繊維及び樹脂間の熱的不適合による繊維の縮れ
を最小にするものと思われる。2積層品の全体の厚さの
変化の測定により、試料Dでは変化が0.033−0.
046インチ、試料Eでは変化がより少なく0.035
−0.039インチであることが示された。試料Eにお
いては成型許容度がより精密なため、最終的積層部品に
おける繊維体積充填量がより精密となり、機械的性質が
より均一となることが予想される。試料Eに関する強化
繊維の隣接層に対する中間層の基本重量は10.7パー
セントであった。
【0022】
【実施例3】本実施例は、本実施例は13層のp−アラ
ミド フィラメントの1方向強化繊維及び、基本重量が
1.0oz/yd2のスパンレース アラミド繊維を含
む、及び含まない非晶質ポリアミド コポリマー熱可塑
性樹脂を含む2種類の積層品を比較する。
【0023】65重量%(60体積%)のアラミド繊維
及び35重量%(40体積%)の樹脂を含む実施例1に
記載の一方向強化プレプレグ13層を、繊維強化がすべ
て同一方向となるように積み重ね、7インチX7インチ
の平らな精密許容差圧縮成型品とした。この積み重ね配
列品を試料Fとする。隣接層間に1中間層を挿入して1
3層の一方向強化プレプレグを含む第2の類似積み重ね
配列品を製造した。この、13層の一方向強化プレプレ
グ及び12中間層を含む積み重ね配列品を試料Gとす
る。
【0024】2種類の積み重ね配列品を実施例1に記載
した条件と類似の条件下で別々に圧縮し、積層品とし
た。超音波走査法による非破壊試験により積層品は同様
の高品質を有し、機械的試験に適することが示された。
【0025】各積層品から機械加工により、繊維強化と
平行(縦方向)、及び繊維強化と垂直の(横方向)試験
棒を製造した。屈曲試験及び層間剪断試験を行った:1
6/1のスパン/深さ比を用いたASTM D 79
0。
【0026】層間剪断に関する4/1のスパン/深さ比
を用いたASTM D2344。
【0027】平均積層厚さ、縦方向曲げ強さ、縦方向曲
げ弾性率、縦方向層間剪断、横方向曲げ強さ、横方向曲
げ弾性率、及び横方向層間剪断を表3に示す。
【0028】
【表2】 表3 曲げ 強さ 弾性率 層間剪断 (kpsi) (kpsi) (kpsi)縦方向 試料F (中間層なし) 98.9 9,700 7.4 試料G (中間層あり) 97.6 9,900 6.5横方向 試料F (中間層なし) 2.7 530 0.53 試料G (中間層あり) 6.7 580 1.10 試料Fの平均厚さ:122ミル(変動116−129) 試料Gの平均厚さ:131ミル(変動130−132) 基本重量の低い中間層を一方向強化層に加えると、縦方
向の特性を驚くほど少し、又は全く失わずに横方向の曲
げ強さ及び層間剪断が実質的に改良されることが示され
た。中間層を添加することにより、圧縮積層品の全体の
厚さがより均一になった。試料Gにおいて、隣接強化繊
維に対する中間層素材の基本重量は13.1%であっ
た。
【0029】
【実施例4】本実施例は、6層のp−アラミド フィラ
メントの一方向強化繊維及び基本重量が0.53oz/
yd2のアラミド繊維紙を挿入した、又は挿入しない非
晶質ポリアミド コポリマー熱可塑性樹脂を含む3種類
の積層品を比較する。
【0030】65重量%(60体積%)のアラミド繊維
及び35重量%(40体積%)の熱可塑性樹脂を含む実
施例1に記載の一方向強化プレプレグ6層を、繊維強化
がすべて同一方向となるように積み重ね、7インチX7
インチの平らな精密許容差圧縮成型品とした。この積み
重ね配列品を試料Hとする。隣接層間に縦方向が一方向
繊維に平行である1.53oz/yd2のアラミド繊維
紙を含む1中間層を挿入して6層の一方向強化プレプレ
グを含む第2の類似積み重ね配列品を製造した。この、
6層の一方向層、及び5層の縦方向が一方向繊維と同方
向である紙の中間層を含む積み重ね配列品を試料Iとす
る。最後に隣接層間に縦方向が一方向繊維に垂直である
1.53oz/yd2のアラミド繊維紙を含む1中間層
を挿入して6層の一方向強化プレプレグを含む第3の類
似積み重ね配列品を製造した。この、6層の一方向層、
及び5層の縦方向が一方向繊維と直角方向である紙の中
間層を含む積み重ね配列品を試料Jとする。
【0031】3個の積み重ね配列品を実施例1に記載の
条件と類似の条件下で別々に圧縮成型機で圧縮し、積層
品とした。
【0032】超音波走査法による非破壊試験により3個
の積層品はすべて機械的試験に適した同様の高品質を有
することが示された。
【0033】各積層品から、一方向繊維強化と平行(縦
方向)、及び繊維強化と垂直、すなわち直角(横方向)
の引っ張り試験用の棒を機械加工により得た。平均積層
厚さ、縦方向引っ張り強さ、縦方向弾性率(剛性)、横
方向引っ張り強さ、横方向弾性率を表4に示す。
【0034】
【表3】 縦方向 横方向 品目 強度 弾性率 強度 弾性率 (kpsi)(kpsi)(kpsi)(kpsi) 試料H 149.6 11,000 2.4 0.79 6層プレプレグ 平均厚さ: 0.058インチ 試料I 152.5 10,000 3.9 1.11 6層及びMDが層繊維 に平行な中間層 平均厚さ: 0.065インチ 試料J 133.3 10,900 3.8 1.13 6層及びMDが層繊維 に垂直な5中間層 平均厚さ: 0.065インチ 資料Jと比較した資料Iの試験結果により、連続強化層
に平行なMDを持つアラミド繊維紙から成る中間層は、
ある有利な特性が連続強化層に垂直なMDを持つアラミ
ド繊維紙から成る中間層と同等か、それより優れている
ことが示された。横方向の引っ張り強さが約60%増進
され、横方向の弾性率が約40%増進しているのに、縦
方向の特性の損失が殆どあるいは全くないのは驚くべき
結果である。巻き取った形態の一方向繊維プレプレグ
を、縦方向が不織で一方向繊維と平行である、巻き取っ
た形態のアラミド繊維の低基本重量紙と合わせる、連続
的方法を提示する。より大きな強度と剛性を与えるその
ような混成材料は、高速熱可塑性テープ製造などの自動
化装置による製品製造に有用である。資料I及びJにお
ける強化繊維の隣接層に対する中間層素材の基本重量は
18.2%であった。
【0035】
【実施例5】本実施例は、グラファイト繊維(Magn
amite グラファイト繊維 タイプAS4、Her
cules Incorporatedの製造による高
力PAN−ベースの繊維)の一方向プレプレグ5層及
び、基本重量が0.8oz/yd2のスパンレース ア
ラミド繊維を挿入した、及び挿入しない非晶質ポリアミ
ド コポリマー熱可塑性樹脂を含む2種類の積層品を比
較する。
【0036】グラファイト繊維(3000フィラメン
ト)、及びビス(パラ−アミノシクロヘキシル)メタン
をベースとする熱可塑性非晶質ポリアミド コポリマー
から成るU.S.特許 4,640,861 に記載の2種類の繊
維強化素材を、1インチ当たり18トウ末端の型枠巻き
とりにより一方向プレプレグ シートとし、570
oF、50psiにおいて2分間熱圧することにより製
造した。隣接トウの熱可塑性マトリックス樹脂の部分的
熔融により複合積層品の製造に適した扱い易いシート素
材が得られる。
【0037】61重量%(50体積%)のグラファイト
繊維、及び39重量%(50体積%)の樹脂を含む5層
の上記一方向強化シートを、すべての層の繊維強化が同
一方向となるようにして積み重ね、7インチX7インチ
の平らな精密許容差圧縮成型品とした。この積み重ね配
列品を資料Kとする。隣接一方向強化層間に0.80o
z/yd2の乾燥スパンレース アラミド繊維から成る
中間層を挿入して5層の一方向強化シートを含む第2の
類似積み重ね配列品を製造した。この、5層の強化層及
び4層のスパンレース中間層を含む積み重ね配列品を資
料Lとする。
【0038】2個の積み重ね配列品を同様の成型条件下
で別々に圧縮し積層品とする;層の積み重ね配列を含む
型を熱段プレス(600oFに設定)上に置き、加熱接
点を得るためにプレスを閉め、型の温度を570oFま
で上昇させ、圧力を500psiに上げ15分間保圧し
た。成型積層品を加圧下で冷却し、約90oFで除去し
た。
【0039】超音波走査法を用いた非破壊試験により、
両積層品は機械的試験に適した同様の高品質(すなわち
低気孔率)を示した。
【0040】各積層品から、グラファイト繊維と平行
(縦方向)、及びグラファイト繊維と垂直(横方向)の
引っ張り試験用の棒を機械加工により得た。平均積層厚
さ、縦方向強度、縦方向弾性率(剛性)、横方向強度、
及び横方向弾性率を表5に示す。
【0041】
【表4】 縦方向 横方向 品目 強度 弾性率 強度 弾性率 (kpsi)(kpsi)(kpsi)(kpsi) 試料K 201.6 18,100 1.5 900 5層プレプレグ 平均厚さ: 0.032インチ 試料L 195.5 15,900 6.8 1,600 5層及び4中間層 平均厚さ: 0.37インチ 試料K及び試料Lを比較すると、比較的低強度のスパン
レース アラミド繊維中間層を添加することにより横方
向の強度及び弾性率が両方とも大きく増加するのに積層
品の縦強度の損失が驚くべきことにほとんどないという
結果を得る。試料Lにおける幾分低い縦方向の弾性率
は、グラファイトとアラミド繊維の弾性率の実質的差か
ら予想されることである。試験棒を機械加工する前に行
った2積層品の視覚による試験により、中間層を挿入し
た積層品は一方向繊維の“ずれ”が少なく、全体の厚さ
と成型寸法における均一性がより良いという特徴を持
ち、より高い繊維整列度を示すことがわかった。このグ
ラファイト積層品における観察は精査により明らかであ
るが、グラファイト繊維が黒いため繊維の誤整列を観察
するのがより難しく、実施例2の場合のようなアラミド
繊維積層品における“繊維ずれ”現象のように容易に明
らかとはならない。アラミド繊維のスパンレース中間層
の挿入により、グラファイト繊維が所望の位置に機械的
に保持され、圧縮成型サイクル中の高粘度樹脂の流れが
緩衝されると思われる。試料Lにおける隣接強化素材に
対する中間層素材の基本重量は13.8%であった。
【0042】
【実施例6】本実施例は、p−アラミドの連続一方向強
化繊維、及び0.55oz/yd2のスパンレース ア
ラミド紙−アラミド繊維の30%が不織布、及び非晶質
ポリアミド コポリマ−熱可塑性樹脂から成る熱可塑性
混成プレプレグ素材を示す。65重量%のアラミド繊
維、及び35重量%のビス(パラ−アミノシクロヘキシ
ル)メタンをベースとする非晶質ポリアミド コポリマ
ーを含む、実施例1に記載の繊維強化熱可塑性トウ材料
を、1インチ当たり12トウ末端の型枠巻き取りにより
混成熱可塑性プレプレグ シート中、0.55oz/y
2のスパンレース不織アラミド紙−30%アラミド繊
維の乾燥層上に挿入し、560oF、約50psiにて
2分間熱圧を行う。隣接トウの熱可塑性マトリックス樹
脂の部分的熔融及び、スパンレース素材への部分的ポリ
マ−流により、軽量で薄い耐久性の混成強化シートが得
られ、これは容易に扱って熱可塑性複合材料製造とする
ことができる。プレプレグの横方向の強度を実質的に増
すためのスパンレース層を加えないと、上記素材は一方
向繊維強化方向に沿って裂けることなしに扱うことがで
きない。12層の上記混成プレプレグをすべての層の連
続繊維強化方向が同一となるように積み重ね、9インチ
X9インチの平らな精密許容差圧縮成型品とした。
【0043】積み重ね配列品を実施例1に記載の条件と
類似の条件下で圧縮した。超音波法による非破壊試験
は、高品質の積層品が製造されたことを示した。この積
層品を試料Mとする。積層品から、一方向繊維強化と平
行(縦方向)な試験棒を機械加工により得た。試料Mに
関する平均積層強度及び弾性率を表6に示す。
【0044】
【表5】 表6 品目 縦強度 縦弾性率 (kpsi) (kpsi) 試料M 170.1 10,775 12層混成プレプレグ 上記積層品の全体の厚さを測定し、混成積層層の平均の
厚さは0.005ミルであることがわかった。層の厚さ
が薄い積層品ほど亀裂生長抵抗性が良いという特性を持
つので、層の堆積設計における柔軟性、及び性能の点か
ら層の厚さを薄くできることが望まれている。スパンレ
ース不織布を添加して高性能混成プレプレグを形成する
と、手による二次加工の間に連続繊維強化方向に沿って
裂ける傾向の少ない耐久性の素材を製造することがで
き、横強度及び離層抵抗の増進においてさらに有利とな
る。試料Mにおける強化繊維の連続層に対する中間素材
の基本重量は15.7%であった。
【0045】
【実施例7】本実施例は、p−アラミド フィラメント
の一方向強化繊維のプレプレグ層、及び0.8oz/y
2のスパンレース アラミド繊維中間層を含む、及び
含まない非晶質ポリアミド コポリマー熱可塑性樹脂を
含む4種類の積層品の系列を比較する。成型に先立ち、
層は全体を乾燥し、マトリックス樹脂と強化素材(一方
向、及びスパンレース フィラメント)の間の吸着結合
の強さを増す。
【0046】65重量%(60体積%)のアラミド繊維
及び35重量%(40体積%)の樹脂を含む実施例1に
記載の一方向プレプレグシートを、繊維強化がすべて同
一方向となるように積み重ね、9インチX9インチの平
らな精密許容差圧縮成型品とした。合計4個の積み重ね
配列品を試みた。6層を含む第1の積み重ね配列品を試
料Nとする。類似積み重ね配列品は6層、及び隣接層間
に0.8oz/yd2のスパンレース アラミド繊維を
含む。この、6層の一方向強化層、及び5中間層を含む
第2の積み重ね配列品を試料Oとする。第3の積み重ね
配列品は8層を含み、試料Pとする。第4の積み重ね配
列品は8層の一方向強化層、及び隣接層間に0.8oz
/yd2のスパンレース アラミド繊維を含む。この、
8層の一方向強化層、及び7中間層を含む最後の積み重
ね配列品を試料Qとする。
【0047】4種類の積み重ね配列品を同一の予備乾燥
及び成型条件下で別々に圧縮し複合積層品を形成する;
型の中で、真空下150℃(300oF)にて4時間乾
燥し、層の積み重ね配列を含む型を熱段プレス(600
oFに設定)上に置き、加熱接点を得るためにプレスを
閉め;型の温度を570oFまで上昇させ、圧力を50
0psiに上げ15分間保圧した。成型積層品を加圧下
で冷却し、約320oFで熱除去した。
【0048】超音波走査法を用いた非破壊試験により、
4積層品はすべて機械的試験に適した同様の高品質(す
なわち低気孔率)を示した。
【0049】6層のみから成る試料N及びOを、一方向
繊維の方向(縦方向)の機械的試験のために成型し、破
壊荷重が試験棒に吸着結合した試験タブからの引き抜き
を起こさないことを確認した。8層から成る試料P及び
Qを一方向繊維の方向に垂直な方向の(横方向)機械的
試験のために成型し、これらの比較的低強度の試料が機
械加工及び正確な試験のために十分な強度を持つことを
確認した。
【0050】長さが6.0インチ、及び幅が0.500
インチの試験棒を試料N及びOから機械加工により得
た。長さが8.750インチ、及び幅が1.000イン
チの試験棒を試料P及びQから機械加工により得た。平
均積層厚さ、縦強度、縦弾性率、横強度、及び横弾性率
を表7に示す。
【0051】
【表6】 縦方向 横方向 品目 強度 弾性率 強度 弾性率 (kpsi)(kpsi)(kpsi)(kpsi) 試料N 189.3 12,750 − − 6層プレプレグ 厚さ0.054インチ 試料O 188.8 11,510 − − 6層プレプレグ及び中間層 厚さ0.055インチ 試料P − − 3.62 800 8層プレプレグ 厚さ0.073インチ 試料Q − − 4.75 870 8層プレプレグ及び中間層 厚さ0.073インチ すべての積み重ね配列品を成型前に乾燥したこれらの試
験における驚くべき結果は、縦強度の損失がなく、縦弾
性率の損失をわずか10%伴うだけで横強度を31%増
加させ、横弾性率を9%増加させることができたことで
ある。実施例7で示された試験データを実施例1で示さ
れたデータと比較すると、一方向強化プレプレグへの中
間層の添加により成型前の素材の予備乾燥段階を加えな
くても成型部品における優れた横方向特性を得ることが
できることがわかる。試料O及びQにおける強化素材の
連続層に対する中間素材の基本重量はそれぞれ9.5及
び10%であった。
【0052】
【実施例8】本実施例は配列ステープル炭素繊維(AS
−4)、及び低基本重量スパンレース不織アラミド繊維
中間層を含む、及び含まない非晶質ポリアラミド コポ
リマー熱可塑性樹脂を含む1対の積層品を比較する。
【0053】ビス(パラ−アミノシクロヘキシル)メタ
ンをベースとする8層の配列ステープル一方向炭素繊維
強化非晶質ポリアミド コポリマー熱可塑性プレプレグ
をすべてのシートの繊維強化方向が同一となるように積
み重ね、9テンチX9インチの平らな精密許容差圧縮成
型品とした。この配置品を試料Rとする。基本重量が
0.55oz/yd2の乾燥スパンレース不織アラミド
繊維中間層を1対の一方向層に間に挿入して、8層の配
列炭素繊維ステープル プレプレグを含むもう一つの積
み重ね配置品を同様に製造した。この、8層の一方向層
に3中間層を添加した配置品を試料Sとする。
【0054】R及びSの積層成型条件は同一である;層
を含む型を600oF(300℃)に設定した熱段プレ
ス上に置き、加熱接点を得るためにプレスを閉め;型の
温度を580oFまで上昇させ、圧力を300psiに
上げ15分間保圧した。成型積層品を加圧下で冷却し、
約320oFで熱除去した。
【0055】長さが6.0インチ、幅が0.50インチ
の試験棒を各積層品から機械加工により得た。平均積層
厚さ、引っ張り強さ、引っ張り弾性率、及び破損歪みを
表8に示す。
【0056】
【表7】 表8 厚さ 引っ張り強さ 引っ張り弾性率 破損歪み 品目 (インチ) (kpsi) (kpsi) (%) 試料R 0.039 236.0 16,700 1.24 中間層なし 試料S 0.042 217.0 16,600 1.20 0.55oz/yd2 不織布 試料Sにおける強化素材の連続層に対する中間層素材の
基本重量は5.4%であった。
【0057】本発明の主たる特徴及び態様は以下のとう
りである。
【0058】1.1種類かそれ以上の多孔質素材と接触
し、互い違いとなった1種類かそれ以上の一方向繊維か
ら成る繊維強化複合素材において、該素材の基本重量が
一方向繊維の隣接層の約20%までであり、、該繊維及
び該素材が熱可塑性樹脂中に埋め込まれており、該多孔
質素材の融点が該熱可塑性樹脂より高いことを特徴とす
る複合素材。
【0059】2.第1項に記載の複合材料において、該
一方向繊維及び該多孔質素材がアラミド繊維であること
を特徴とする材料。
【0060】3.第1項に記載の複合材料において、該
多孔質素材がスパンレース織物であることを特徴とする
材料。
【0061】4.第1項に記載の複合材料において、該
外層が一方向繊維であることを特徴とする材料。
【0062】5.第1項に記載の複合材料において、該
一方向繊維が炭素繊維であり、該多孔質素材をアラミド
繊維から製造することを特徴とする材料。
【0063】6.第2項に記載の複合材料において、該
多孔質素材の基本重量が約0.1−1.0oz/yd2
の範囲であり、該連続層の基本重量が約0.5−5oz
/yd2であることを特徴とする材料。
【0064】7.第1、2、3、4、5又は6項に記載
の複合材料において、多孔質素材の該層が一方向繊維の
該層と共通の広がりを有することを特徴とする材料。
【0065】8.繊維強化プラスチックからの製品の製
造法において、多数の該繊維強化プラスチックの層を集
め、該層をプラスチックの融点以上のあらかじめ決めた
温度に加熱し、該層を加圧して製品を形成する段階から
成り、その改良点が:該繊維強化プラスチック層に含ま
れる繊維の安定化のために、該加熱及び加圧段階の前に
繊維強化プラスチックの間にプラスチックより融点の高
い少なくとも1種類の多孔質素材の同一の広がりを有す
る層を加える段階から成ることを特徴とする方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の複合材料の一方向繊維に関して
横方向及び縦方向から見た、磨いた横断面の写真であ
る。
【図2】図2は本発明の複合材料の一方向繊維に関して
横方向及び縦方向から見た、磨いた横断面の写真であ
る。
【図3】図3は実施例2で観察されるような繊維ずれが
起きた先行技術による複合材料の写真である。
【図4】図4は実施例2で観察されるように繊維ずれの
ないことを証明する本発明による複合材料の写真であ
る。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年10月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の複合材料の一方向繊維に関して
横方向及び縦方向から見た、磨いた横断面の繊維の形状
写真である。
【図2】図2は本発明の複合材料の一方向繊維に関して
横方向及び縦方向から見た、磨いた横断面の繊維の形状
写真である。
【図3】図3は実施例2で観察されるような繊維ずれが
起きた先行技術による複合材料の繊維の形状の写真であ
る。
【図4】図4は実施例2で観察されるように繊維ずれの
ないことを証明する本発明による複合材料の繊維の形状
の写真である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 101:12 105:06

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1種類かそれ以上の多孔質素材と接触
    し、互い違いとなった1種類かそれ以上の一方向繊維か
    ら成る繊維強化複合素材において、該素材の基本重量が
    一方向繊維の隣接層の約20%までであり、該繊維及び
    該素材が熱可塑性樹脂中に埋め込まれており、該多孔質
    素材の融点が該熱可塑性樹脂より高いことを特徴とする
    複合素材。
  2. 【請求項2】 繊維強化プラスチックからの製品の製造
    法において、多数の該繊維強化プラスチックの層を集
    め、該層をプラスチックの融点以上のあらかじめ決めた
    温度に加熱し、該層を加圧して製品を形成する段階から
    成り、その改良点が:該繊維強化プラスチック層に含ま
    れる繊維の安定化のために、該加熱及び加圧段階の前に
    繊維強化プラスチクの間にプラスチックより融点の高い
    少なくとも1種類の多孔質素材の同一の広がりを有する
    層を加える段階から成ることを特徴とする方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014529536A (ja) * 2011-08-29 2014-11-13 サイテク・テクノロジー・コーポレーシヨン 熱可塑性樹脂の層間補強
WO2016080238A1 (ja) * 2014-11-18 2016-05-26 東レ株式会社 積層体、一体化成形品、それの製造方法

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