JPH07237978A - 取鍋内張り用耐火物 - Google Patents
取鍋内張り用耐火物Info
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- JPH07237978A JPH07237978A JP6028048A JP2804894A JPH07237978A JP H07237978 A JPH07237978 A JP H07237978A JP 6028048 A JP6028048 A JP 6028048A JP 2804894 A JP2804894 A JP 2804894A JP H07237978 A JPH07237978 A JP H07237978A
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- refractory
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- ladle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐スラグ浸透性と対スラグ耐食性を向上させ
て耐用を高め、熱伝導率が小さく取鍋中の溶鋼の熱損失
を更に低減しうる取鍋内張り用耐火物を提供すること。 【構成】 アルミナ−スピネル質の流し込み耐火物であ
って、耐火物中に、粒子径0.3〜3mmの中空粒子が
2.5〜7.5重量%とスピネル粒子が24〜50重量
%含まれ、かつ1000℃における熱伝導率が2.0k
cal/m・h・℃以下であることを特徴とする取鍋内
張り用耐火物。
て耐用を高め、熱伝導率が小さく取鍋中の溶鋼の熱損失
を更に低減しうる取鍋内張り用耐火物を提供すること。 【構成】 アルミナ−スピネル質の流し込み耐火物であ
って、耐火物中に、粒子径0.3〜3mmの中空粒子が
2.5〜7.5重量%とスピネル粒子が24〜50重量
%含まれ、かつ1000℃における熱伝導率が2.0k
cal/m・h・℃以下であることを特徴とする取鍋内
張り用耐火物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は断熱性及び耐食性が改善
されたアルミナ−スピネル系の取鍋内張り用耐火物に関
する。
されたアルミナ−スピネル系の取鍋内張り用耐火物に関
する。
【0002】
【従来の技術】取鍋の内張り用耐火物としては大型の取
鍋の施工が容易であることから流し込み耐火物が、塩基
性スラグを用いる精錬等を行うとき耐用が良いことから
アルミナ−スピネル系の耐火物が好んで利用されてい
る。しかしながら耐火物を構成する鉱物であるアルミナ
(Al2 O3 )やスピネル(MgO・Al2 O3 等)は
熱伝導率が比較的良好であることから、これらを主成分
とする耐火物の熱伝導率も良く、この種の耐火物を取鍋
に内張して使用すると、取鍋からの熱損失が大きく、こ
のため取鍋の内側にスラグや地金が徐々に付着して取鍋
の容量が徐々に減少するという問題が起きている。
鍋の施工が容易であることから流し込み耐火物が、塩基
性スラグを用いる精錬等を行うとき耐用が良いことから
アルミナ−スピネル系の耐火物が好んで利用されてい
る。しかしながら耐火物を構成する鉱物であるアルミナ
(Al2 O3 )やスピネル(MgO・Al2 O3 等)は
熱伝導率が比較的良好であることから、これらを主成分
とする耐火物の熱伝導率も良く、この種の耐火物を取鍋
に内張して使用すると、取鍋からの熱損失が大きく、こ
のため取鍋の内側にスラグや地金が徐々に付着して取鍋
の容量が徐々に減少するという問題が起きている。
【0003】又、耐火物中に中空粒子を配合して断熱性
を改善したアルミナ−スピネル系取鍋内張り用耐火物と
して、スラグや地金の付着を防止し、かつ取鍋中の溶鋼
の熱損失を低減したものが特開平4−144981号公
報に提案されている。しかし、この耐火物には中空粒が
配合されているため耐食性の点で中空粒子を含まないア
ルミナ−スピネル系の流し込み耐火物に比べて若干劣
り、断熱性を大きくするために中空粒子の配合量を7.
5%以上とすると、スラグの浸透が増加して緻密層を形
成するため低熱容量性が損なわれるという問題があっ
た。そして、その後も引続いて取鍋の熱損失を更に低減
し、耐食性と耐スラグ浸透性にも優れた耐火物が求めら
れて来た。
を改善したアルミナ−スピネル系取鍋内張り用耐火物と
して、スラグや地金の付着を防止し、かつ取鍋中の溶鋼
の熱損失を低減したものが特開平4−144981号公
報に提案されている。しかし、この耐火物には中空粒が
配合されているため耐食性の点で中空粒子を含まないア
ルミナ−スピネル系の流し込み耐火物に比べて若干劣
り、断熱性を大きくするために中空粒子の配合量を7.
5%以上とすると、スラグの浸透が増加して緻密層を形
成するため低熱容量性が損なわれるという問題があっ
た。そして、その後も引続いて取鍋の熱損失を更に低減
し、耐食性と耐スラグ浸透性にも優れた耐火物が求めら
れて来た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、この種
の取鍋用耐火物は、アルミナを主とする原料構成のため
熱容量が比較的大きく、耐火物の省エネ効果を阻害して
いた点に鑑み、スピネル粒子の配合量を増加することに
より耐火物の低熱容量性、耐食性及び耐スラグ浸透性を
更に向上し得るとの知見を得て本発明に到達した。すな
わち、本発明は耐スラグ浸透性と対スラグ耐食性を向上
させて耐用を高め、熱伝導率が小さく取鍋中の溶鋼の熱
損失を更に低減しうる取鍋内張り用耐火物を提供するこ
とを目的とする。
の取鍋用耐火物は、アルミナを主とする原料構成のため
熱容量が比較的大きく、耐火物の省エネ効果を阻害して
いた点に鑑み、スピネル粒子の配合量を増加することに
より耐火物の低熱容量性、耐食性及び耐スラグ浸透性を
更に向上し得るとの知見を得て本発明に到達した。すな
わち、本発明は耐スラグ浸透性と対スラグ耐食性を向上
させて耐用を高め、熱伝導率が小さく取鍋中の溶鋼の熱
損失を更に低減しうる取鍋内張り用耐火物を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するためになされたアルミナ−スピネル質の流し込
み耐火物であって、耐火物中に粒子径0.3〜3mmの
中空粒子が2.5〜7.5重量%、好ましくは4〜6重
量%とスピネル粒子24〜50重量%、好ましくは30
〜45重量%含まれ、かつ1000℃における熱伝導率
が2.0kcal/m・h・℃以下、好ましくは1.9
kcal/m・h・℃以下であることを特徴とする取鍋
内張り用耐火物である。以下重量%は単に%で示す。本
発明の取鍋内張り用耐火物の好ましい実施態様では、耐
火物中にスピネル粒子が30〜45%含まれている。本
発明の取鍋内張り用耐火物の他の好ましい実施態様で
は、耐火物中にスピネル化していないマグネシアが2〜
12%、好ましくは3〜8%含まれている。本発明の取
鍋内張り用耐火物の他の好ましい実施態様では、中空粒
子が電融されてなる中空粒子であり、さらに好ましくは
中空粒子がアルナミ質のものである。
達成するためになされたアルミナ−スピネル質の流し込
み耐火物であって、耐火物中に粒子径0.3〜3mmの
中空粒子が2.5〜7.5重量%、好ましくは4〜6重
量%とスピネル粒子24〜50重量%、好ましくは30
〜45重量%含まれ、かつ1000℃における熱伝導率
が2.0kcal/m・h・℃以下、好ましくは1.9
kcal/m・h・℃以下であることを特徴とする取鍋
内張り用耐火物である。以下重量%は単に%で示す。本
発明の取鍋内張り用耐火物の好ましい実施態様では、耐
火物中にスピネル粒子が30〜45%含まれている。本
発明の取鍋内張り用耐火物の他の好ましい実施態様で
は、耐火物中にスピネル化していないマグネシアが2〜
12%、好ましくは3〜8%含まれている。本発明の取
鍋内張り用耐火物の他の好ましい実施態様では、中空粒
子が電融されてなる中空粒子であり、さらに好ましくは
中空粒子がアルナミ質のものである。
【0006】本発明の取鍋内張り用耐火物では、主要な
構成原料としてアルミナクリンカー、スピネルクリンカ
ーおよび中空粒子が配合されているが、耐食性をより向
上させるため、高温での長時間容積安定性を得るために
マグネシアクリンカーが添加されている。アルミナクリ
ンカーとしては礬土頁岩のような天然鉱物、焼成したボ
ーキサイト、合成アルミナクリンカー、電融アルミナク
リンカー等が使用され、スピネルクリンカーとしては、
合成スピネルクリンカー、電融スピネルクリンカー等が
使用される。
構成原料としてアルミナクリンカー、スピネルクリンカ
ーおよび中空粒子が配合されているが、耐食性をより向
上させるため、高温での長時間容積安定性を得るために
マグネシアクリンカーが添加されている。アルミナクリ
ンカーとしては礬土頁岩のような天然鉱物、焼成したボ
ーキサイト、合成アルミナクリンカー、電融アルミナク
リンカー等が使用され、スピネルクリンカーとしては、
合成スピネルクリンカー、電融スピネルクリンカー等が
使用される。
【0007】中空粒子としては電融した溶湯に気流を吹
きつけて得た0−1mm程度の肉厚を有するアルミナ又
はスピネル、特にはアルミナの中空粒子を用いるのが好
ましい。現在の技術ではマグネシア(MgO)を電融法
によって中空粒子にはできないが、微粉末を焼結して中
空粒子とすることは可能である。中空粒子としては、耐
食性を確保するために緻密な組織を有するものを用いる
のが好ましく、電融されてなる中空粒子は緻密な組織を
有し、かつ粗大な結晶粒子から構成されていることによ
り耐食性が良く、従って、電融されてなる中空粒子が配
合された流し込み耐火物は耐久性に優れている。流し込
み耐火物では、耐火物は袋に詰まった粉体の状態で施工
現場に運ばれ、水を加えて混合後施工される。本発明に
おいて、構成粒子の重量%は、この粉体中の粒子の重量
%をいう。
きつけて得た0−1mm程度の肉厚を有するアルミナ又
はスピネル、特にはアルミナの中空粒子を用いるのが好
ましい。現在の技術ではマグネシア(MgO)を電融法
によって中空粒子にはできないが、微粉末を焼結して中
空粒子とすることは可能である。中空粒子としては、耐
食性を確保するために緻密な組織を有するものを用いる
のが好ましく、電融されてなる中空粒子は緻密な組織を
有し、かつ粗大な結晶粒子から構成されていることによ
り耐食性が良く、従って、電融されてなる中空粒子が配
合された流し込み耐火物は耐久性に優れている。流し込
み耐火物では、耐火物は袋に詰まった粉体の状態で施工
現場に運ばれ、水を加えて混合後施工される。本発明に
おいて、構成粒子の重量%は、この粉体中の粒子の重量
%をいう。
【0008】
【作用】中空粒子の粒子径が0.3mmより小さいもの
では中空粒子の気孔率が小さいので断熱性の付与効果が
小さく、流し込み耐火物の断熱性を向上させる効果も小
さいので好ましくなく、粒子径が3mmより大きいもの
では内部の気孔が大きいため断熱性を付与する効果の割
に耐食性が小さくなるので好ましくない。また、中空粒
子の添加量は2.5%以上とすることにより断熱性の付
与効果が認められ、7.5%を超えて添加されると流し
込み耐火物の耐食性、耐スラグ浸透性が低下して耐用が
損なわれるので好ましくない。耐火物中の気孔は中空粒
子により導入される気孔と原料の粒子の間に存在する気
孔の両方があり、断熱性はこの両者の存在によりもたら
される。しかしながら、気孔が多いと耐食性が低下し、
少ないと断熱性が低下するので、耐火物の見掛け気孔率
(開気孔のみの気孔率を示す)を20〜30%とするの
が適当である。中空粒子の含有量は耐食性と断熱性の双
方の性能のバランスを考慮して4〜6%とするのが更に
好ましい。中空粒子としては、緻密で粗大な結晶の組織
を有することにより耐食性の優れた電融されてなる中空
粒子を用いるのが好ましく、特にアルミナの電融中空粒
子は市販品の入手が容易であるとともに耐食性が良く、
かつ有効な断熱性を耐火物に付与できるので、本発明の
耐火物の構成成分として好ましい。
では中空粒子の気孔率が小さいので断熱性の付与効果が
小さく、流し込み耐火物の断熱性を向上させる効果も小
さいので好ましくなく、粒子径が3mmより大きいもの
では内部の気孔が大きいため断熱性を付与する効果の割
に耐食性が小さくなるので好ましくない。また、中空粒
子の添加量は2.5%以上とすることにより断熱性の付
与効果が認められ、7.5%を超えて添加されると流し
込み耐火物の耐食性、耐スラグ浸透性が低下して耐用が
損なわれるので好ましくない。耐火物中の気孔は中空粒
子により導入される気孔と原料の粒子の間に存在する気
孔の両方があり、断熱性はこの両者の存在によりもたら
される。しかしながら、気孔が多いと耐食性が低下し、
少ないと断熱性が低下するので、耐火物の見掛け気孔率
(開気孔のみの気孔率を示す)を20〜30%とするの
が適当である。中空粒子の含有量は耐食性と断熱性の双
方の性能のバランスを考慮して4〜6%とするのが更に
好ましい。中空粒子としては、緻密で粗大な結晶の組織
を有することにより耐食性の優れた電融されてなる中空
粒子を用いるのが好ましく、特にアルミナの電融中空粒
子は市販品の入手が容易であるとともに耐食性が良く、
かつ有効な断熱性を耐火物に付与できるので、本発明の
耐火物の構成成分として好ましい。
【0009】耐火物中のスピネルは、耐火物の熱伝導率
を小さくし、かつ耐火物を低熱容量化し得ることから配
合量を増やすのが好ましく、24%以上とし、50%を
超えると耐スラグ浸透性が低下する傾向があるので50
%以下とするのが良い。スピネル粒子、例えば電融スピ
ネルクリンカー、合成スピネルクリンカー等からなるス
ピネル粒子の含有量は、断熱性と低熱容量性を向上させ
る意味と耐食性、耐スラグ浸透性のバランスを考慮し、
30〜45%とするのが好ましい。こゝで合成スピネル
クリンカーは例えば、アルミナとマグネシアの微粉末に
水を加えて混練し、乾燥後焼成して砕くことにより調製
することができる。配合されるスピネル粒子は、通常、
粗粒(3m以上)25〜65%、中粒(3m以下)18
〜57%、微粉(325メッシュ以下)8〜22%から
構成されるが、特に10〜30mmのスピネル粗大粒子
を存在させると使用中に発生する亀裂の抑制に効果があ
るので好ましい。又、一部のスピネル粒子を325メッ
シュ以下の微粉の形で配合すると耐スラグ浸透性が良く
なる効果がある。
を小さくし、かつ耐火物を低熱容量化し得ることから配
合量を増やすのが好ましく、24%以上とし、50%を
超えると耐スラグ浸透性が低下する傾向があるので50
%以下とするのが良い。スピネル粒子、例えば電融スピ
ネルクリンカー、合成スピネルクリンカー等からなるス
ピネル粒子の含有量は、断熱性と低熱容量性を向上させ
る意味と耐食性、耐スラグ浸透性のバランスを考慮し、
30〜45%とするのが好ましい。こゝで合成スピネル
クリンカーは例えば、アルミナとマグネシアの微粉末に
水を加えて混練し、乾燥後焼成して砕くことにより調製
することができる。配合されるスピネル粒子は、通常、
粗粒(3m以上)25〜65%、中粒(3m以下)18
〜57%、微粉(325メッシュ以下)8〜22%から
構成されるが、特に10〜30mmのスピネル粗大粒子
を存在させると使用中に発生する亀裂の抑制に効果があ
るので好ましい。又、一部のスピネル粒子を325メッ
シュ以下の微粉の形で配合すると耐スラグ浸透性が良く
なる効果がある。
【0010】耐火物中にスピネル化していないマグネシ
ア粒子を適量存在させると使用中に耐火物表面に高融点
化合物が生成して耐食性が良くなるので好ましい。又、
適量のマグネシア粒子は、使用中にアルミナ粒子と反応
してスピネルを生成して若干体積が膨張することにより
長期間容積安定性が保たれるので好ましい。マグネシア
粒子の配合量は、一般に2〜12%、好ましくは3〜8
%とする。マグネシア粒子はスラグの浸透を防止する効
果を有するが、12%を超えて配合すると、 MgO+Al2 O3 → MgAl2 O4 のスピネル化反応によって体積膨張が増加し、耐火物の
組織の劣化が起こってスラグが浸透し易くなる他、マグ
ネシアは熱膨張率が大きいので過大に配合すると耐火物
の特性を劣化させることになる。
ア粒子を適量存在させると使用中に耐火物表面に高融点
化合物が生成して耐食性が良くなるので好ましい。又、
適量のマグネシア粒子は、使用中にアルミナ粒子と反応
してスピネルを生成して若干体積が膨張することにより
長期間容積安定性が保たれるので好ましい。マグネシア
粒子の配合量は、一般に2〜12%、好ましくは3〜8
%とする。マグネシア粒子はスラグの浸透を防止する効
果を有するが、12%を超えて配合すると、 MgO+Al2 O3 → MgAl2 O4 のスピネル化反応によって体積膨張が増加し、耐火物の
組織の劣化が起こってスラグが浸透し易くなる他、マグ
ネシアは熱膨張率が大きいので過大に配合すると耐火物
の特性を劣化させることになる。
【0011】本発明は、アルミナ−スピネル質の流し込
み耐火物において熱伝導率を2.0kcal/m・h・
℃以下、好ましくは1.9kcal/m・h・℃以下と
することを特徴とするものであるが、これを実現するた
めの耐火物組成の好ましい実施態様を以下に示す。 (1)アルミナ粒子25〜55% スピネル粒子24〜50% スピネル化していないマグネシア粒子2〜12% 粒子径0.3〜3mmのアルミナ中空粒子2.5〜7.
5% その他任意成分からなり、1000℃における熱伝導率
が2.0kcal/m・h・℃以下である取鍋内張り用
耐火物。 (2)スピネル粒子が合成スピネルクリンカーで粒径3
mm以上の粗粒25〜65%、粒径3mm以下の中粒1
8〜57%、粒径325メッシュ以下の微粒8〜22%
からなる請求項4又は上記(1)に記載の取鍋内張り用
耐火物。 (3)スピネル粒子が電融スピネルクリンカー及び合成
スピネルクリンカーである請求項4又は上記(1)又は
(2)に記載の取鍋内張り用耐火物。 (4)アルミナ粒子が電融アルミナクリンカー及び合成
アルミナクリンカーから選ばれる少なくとも1種である
上記(1)〜(3)の何れかに記載の取鍋内張り用耐火
物。 (5)アルミナ中空粒子の粒径が0.5〜2.5mmで
ある請求項4又は上記(1)〜(4)の何れかに記載の
取鍋内張り用耐火物。 (6)見掛け気孔率が20〜30%である請求項1〜6
のいずれか又は上記(1)〜(5)の何れかに記載の取
鍋内張り用耐火物。 (7)中空粒子が電融した溶融物から製造されたもので
ある上記(1)〜(4)の何れかに記載の取鍋内張り用
耐火物。 (8)スピネル化してないマグネシア粒子が4〜6%含
まれる上記(1)〜(7)の何れかに記載の取鍋内張り
用耐火物。
み耐火物において熱伝導率を2.0kcal/m・h・
℃以下、好ましくは1.9kcal/m・h・℃以下と
することを特徴とするものであるが、これを実現するた
めの耐火物組成の好ましい実施態様を以下に示す。 (1)アルミナ粒子25〜55% スピネル粒子24〜50% スピネル化していないマグネシア粒子2〜12% 粒子径0.3〜3mmのアルミナ中空粒子2.5〜7.
5% その他任意成分からなり、1000℃における熱伝導率
が2.0kcal/m・h・℃以下である取鍋内張り用
耐火物。 (2)スピネル粒子が合成スピネルクリンカーで粒径3
mm以上の粗粒25〜65%、粒径3mm以下の中粒1
8〜57%、粒径325メッシュ以下の微粒8〜22%
からなる請求項4又は上記(1)に記載の取鍋内張り用
耐火物。 (3)スピネル粒子が電融スピネルクリンカー及び合成
スピネルクリンカーである請求項4又は上記(1)又は
(2)に記載の取鍋内張り用耐火物。 (4)アルミナ粒子が電融アルミナクリンカー及び合成
アルミナクリンカーから選ばれる少なくとも1種である
上記(1)〜(3)の何れかに記載の取鍋内張り用耐火
物。 (5)アルミナ中空粒子の粒径が0.5〜2.5mmで
ある請求項4又は上記(1)〜(4)の何れかに記載の
取鍋内張り用耐火物。 (6)見掛け気孔率が20〜30%である請求項1〜6
のいずれか又は上記(1)〜(5)の何れかに記載の取
鍋内張り用耐火物。 (7)中空粒子が電融した溶融物から製造されたもので
ある上記(1)〜(4)の何れかに記載の取鍋内張り用
耐火物。 (8)スピネル化してないマグネシア粒子が4〜6%含
まれる上記(1)〜(7)の何れかに記載の取鍋内張り
用耐火物。
【0012】
【実施例】以下本発明を実施例によって更に詳しく説明
するが、実施例は本発明の1例であって本発明をなんら
制限するものでない。第1表のNo.1〜No.5は本
発明の実施例である取鍋流し込み用耐火物であり、N
o.6〜No.9はその比較例である。原料としては電
融スピネルクリンカーの10〜30mmの粗大粒、電融
アルミナクリンカーの3〜10mmの粗粒、3mm以下
の中粒および325メッシュより細かい合成アルミナク
リンカーの微粒、合成スピネルクリンカーの3mm以上
の粗粒、3mm以下の中粒、325メッシュより細かい
微粒、合成マグネシアクリンカーの1mm以下の中粒、
および電融アルミナの中空粒子で粒径が0.5〜2.5
mmのものを用い、これらをそれぞれ表1に示した割合
で調合し、これに結合剤であるアルミナセメントとピロ
リン酸ソーダなどの解膠剤を合せて3〜10重量部及び
適当量の水を加えて万能ミキサーで混練し、型に流し込
んで40×40×160mmの試験片を作製した。得ら
れた試験片について嵩比重、見掛気孔率および熱伝導率
を測定し、その結果を表1に併せて示した。
するが、実施例は本発明の1例であって本発明をなんら
制限するものでない。第1表のNo.1〜No.5は本
発明の実施例である取鍋流し込み用耐火物であり、N
o.6〜No.9はその比較例である。原料としては電
融スピネルクリンカーの10〜30mmの粗大粒、電融
アルミナクリンカーの3〜10mmの粗粒、3mm以下
の中粒および325メッシュより細かい合成アルミナク
リンカーの微粒、合成スピネルクリンカーの3mm以上
の粗粒、3mm以下の中粒、325メッシュより細かい
微粒、合成マグネシアクリンカーの1mm以下の中粒、
および電融アルミナの中空粒子で粒径が0.5〜2.5
mmのものを用い、これらをそれぞれ表1に示した割合
で調合し、これに結合剤であるアルミナセメントとピロ
リン酸ソーダなどの解膠剤を合せて3〜10重量部及び
適当量の水を加えて万能ミキサーで混練し、型に流し込
んで40×40×160mmの試験片を作製した。得ら
れた試験片について嵩比重、見掛気孔率および熱伝導率
を測定し、その結果を表1に併せて示した。
【0013】耐食性試験は回転式侵食試験炉を用いて行
なった。即ち、前記試験片の間にスタンプ材を充填して
円筒状に組んで縁付のルツボを構成し、横向きに配置し
たこのルツボの中に、CaO 54.8%、Al2 O3
28.5%、SiO2 8.6%、MgO 7.1
%、およびFe2 O3 1.0%の組成からなる塩基性
スラグ0.6kgと同重量のSS41の鋼片を合せて入
れ、これらをガスバーナーで加熱して溶かし、1650
℃でルツボをゆっくり回転しながら6時間保持した。耐
食性指数は前記のスラグと溶鋼からなる侵食成分によっ
て侵食された試験片の最大侵食深さを試験片の試験前の
厚さと試験後の厚さとの差から計算して求め、中空粒子
を含まないNo.9耐火物の最大侵食深さC9 に対する
各種耐火物の最大侵食深さCn からC9 /Cn ×100
で計算し、比較した耐食性指数を同じく表1に併せて示
した。耐スラグ浸透性指数は耐食性指数と同様に浸透最
大深さを求め、No.9耐火物の最大スラグ侵食深さP
9 に対する各種耐火物の最大スラグ浸透深さPn からP
9 /Pn ×100で計算し、比較した耐スラグ浸透性指
数を同じく表1に併せて示した。
なった。即ち、前記試験片の間にスタンプ材を充填して
円筒状に組んで縁付のルツボを構成し、横向きに配置し
たこのルツボの中に、CaO 54.8%、Al2 O3
28.5%、SiO2 8.6%、MgO 7.1
%、およびFe2 O3 1.0%の組成からなる塩基性
スラグ0.6kgと同重量のSS41の鋼片を合せて入
れ、これらをガスバーナーで加熱して溶かし、1650
℃でルツボをゆっくり回転しながら6時間保持した。耐
食性指数は前記のスラグと溶鋼からなる侵食成分によっ
て侵食された試験片の最大侵食深さを試験片の試験前の
厚さと試験後の厚さとの差から計算して求め、中空粒子
を含まないNo.9耐火物の最大侵食深さC9 に対する
各種耐火物の最大侵食深さCn からC9 /Cn ×100
で計算し、比較した耐食性指数を同じく表1に併せて示
した。耐スラグ浸透性指数は耐食性指数と同様に浸透最
大深さを求め、No.9耐火物の最大スラグ侵食深さP
9 に対する各種耐火物の最大スラグ浸透深さPn からP
9 /Pn ×100で計算し、比較した耐スラグ浸透性指
数を同じく表1に併せて示した。
【0014】取鍋にこの耐火物を施工したときの湯温降
下は雰囲気温度20℃において、250トン容量の取鍋
に250トンの1650℃の溶鋼を入れた状態を想定
し、厚さ20mmの鉄皮と厚さ65mmのアルミナシリ
カ質のパーマネント耐火物(熱伝導率1.0kcal/
m・h・℃)および厚さ65mmの蝋石質の準パーマネ
ント耐火物(熱伝導率2.0kcal/m・h・℃)に
180mmの厚さの流し込み内張り耐火物を組み合せて
施工したときの、初めに1650℃であった溶鋼の1時
間後の溶鋼の温度降下を伝熱計算により求めた結果であ
り、計算結果を表1に併せて示した。計算結果が正しい
ことを確かめるためにNo3およびNo8の流し込み耐
火物を同容量の取鍋に施工し、250トンの1650℃
の溶鋼を入れた状態で1時間後の温度降下を測定したと
ころ計算結果と良く一致し、No.3耐火物は従来の流
し込み耐火物を用いたときのデータと比べて6.8℃、
No.8耐火物を用いたときのデータと比べて3.3℃
温度降下が少なくなっている。また、湯温の低下が少な
くなったことにより、スラグや地金の付着傾向もさらに
改善され非常に軽微になっていることを認めた。また、
耐食性の評価結果が正しいことを確かめるため、No.
3及びNo.8の流し込み耐火物を同様に施工し、耐用
を調査したところ、従来の中空粒子を含まない流し込み
耐火物を用いたときのデータ125ch、No.8耐火
物を用いたときのデータ100chに比べてNo.3耐
火物を用いたとき130chと耐用の大巾な向上を認め
た。
下は雰囲気温度20℃において、250トン容量の取鍋
に250トンの1650℃の溶鋼を入れた状態を想定
し、厚さ20mmの鉄皮と厚さ65mmのアルミナシリ
カ質のパーマネント耐火物(熱伝導率1.0kcal/
m・h・℃)および厚さ65mmの蝋石質の準パーマネ
ント耐火物(熱伝導率2.0kcal/m・h・℃)に
180mmの厚さの流し込み内張り耐火物を組み合せて
施工したときの、初めに1650℃であった溶鋼の1時
間後の溶鋼の温度降下を伝熱計算により求めた結果であ
り、計算結果を表1に併せて示した。計算結果が正しい
ことを確かめるためにNo3およびNo8の流し込み耐
火物を同容量の取鍋に施工し、250トンの1650℃
の溶鋼を入れた状態で1時間後の温度降下を測定したと
ころ計算結果と良く一致し、No.3耐火物は従来の流
し込み耐火物を用いたときのデータと比べて6.8℃、
No.8耐火物を用いたときのデータと比べて3.3℃
温度降下が少なくなっている。また、湯温の低下が少な
くなったことにより、スラグや地金の付着傾向もさらに
改善され非常に軽微になっていることを認めた。また、
耐食性の評価結果が正しいことを確かめるため、No.
3及びNo.8の流し込み耐火物を同様に施工し、耐用
を調査したところ、従来の中空粒子を含まない流し込み
耐火物を用いたときのデータ125ch、No.8耐火
物を用いたときのデータ100chに比べてNo.3耐
火物を用いたとき130chと耐用の大巾な向上を認め
た。
【0015】
【表1】
【0016】
【発明の効果】本発明の取鍋流し込み用耐火物は溶鋼の
湯温低下を低減し、併せてスラグや地金などのノロ付き
を防止しうる優れた効果を有し、併せて鍋の耐用を大巾
に向上させうる効果をも有している。即ち、従来の耐火
物を施工したときと比べてもノロ付きを大幅に減少させ
たことにより、スラグライン(溶鋼の上面のスラグのレ
ベルを言う)が安定し、取鍋の容量低下がほとんどなく
なり、溶鋼が取鍋からオーバーフローする危険を回避で
きるようになった他、6.8℃の溶鋼の温度低下の減少
によって、250トンの溶鋼を入れた取鍋の温度を上げ
るのに必要な熱エネルギーがさらに減少し、1kgの溶
鋼の温度を1℃上げるのに1円のエネルギー費用がかか
るとするとき、250トンの取鍋一杯分では約150万
円のエネルギー費用が節減できることになる。さらに耐
用が従来の中空粒子を含まない耐火物を施工したときと
比べて同等以上にもできるので耐火物の原単位の低減に
も顕著な効果が得られ、本発明の取鍋流し込み用耐火物
の産業上の利用効果は多大である。
湯温低下を低減し、併せてスラグや地金などのノロ付き
を防止しうる優れた効果を有し、併せて鍋の耐用を大巾
に向上させうる効果をも有している。即ち、従来の耐火
物を施工したときと比べてもノロ付きを大幅に減少させ
たことにより、スラグライン(溶鋼の上面のスラグのレ
ベルを言う)が安定し、取鍋の容量低下がほとんどなく
なり、溶鋼が取鍋からオーバーフローする危険を回避で
きるようになった他、6.8℃の溶鋼の温度低下の減少
によって、250トンの溶鋼を入れた取鍋の温度を上げ
るのに必要な熱エネルギーがさらに減少し、1kgの溶
鋼の温度を1℃上げるのに1円のエネルギー費用がかか
るとするとき、250トンの取鍋一杯分では約150万
円のエネルギー費用が節減できることになる。さらに耐
用が従来の中空粒子を含まない耐火物を施工したときと
比べて同等以上にもできるので耐火物の原単位の低減に
も顕著な効果が得られ、本発明の取鍋流し込み用耐火物
の産業上の利用効果は多大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星 直忠 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 中島 廣久 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)発明者 須藤 新太郎 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 アルミナ−スピネル質流し込み耐火物で
あって、粒子径0.3〜3mmの中空粒子が2.5〜
7.5重量%とスピネル粒子が24〜50重量%含ま
れ、かつ1000℃における熱伝導率が2kcal/m
・h・℃以下であることを特徴とする取鍋内張り用耐火
物。 - 【請求項2】 耐火物中に、該中空粒子が4〜6重量%
含まれている請求項1に記載の取鍋内張り用耐火物。 - 【請求項3】 耐火物中に、スピネル化していないマグ
ネシア粒子が2〜12重量%含まれている請求項1又は
2に記載の取鍋内張り用耐火物。 - 【請求項4】 耐火物中に、スピネル粒子が30〜45
重量%含まれている請求項1〜3のいずれかに記載の取
鍋内張り用耐火物。 - 【請求項5】 耐火物中に、粒子径が10〜30mmの
粗大スピネル粒子が10〜25重量%含まれている請求
項1〜4のいずれかに記載の取鍋内張り用耐火物。 - 【請求項6】 耐火物中の中空粒子が電融されてなる中
空粒子及び/又はアルナミ質の中空粒子である請求項1
〜5のいずれかに記載の取鍋内張り用耐火物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028048A JPH07237978A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 取鍋内張り用耐火物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6028048A JPH07237978A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 取鍋内張り用耐火物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07237978A true JPH07237978A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12237873
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6028048A Pending JPH07237978A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 取鍋内張り用耐火物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07237978A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999067187A1 (fr) * | 1998-06-22 | 1999-12-29 | Showa Denko K.K. | Materiau refractaire permettant de couler un alliage des terres rares, procede de production de ce materiau et procede de coulage de l'alliage des terres rares |
JP2005112651A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | キャスタブル耐火物及びその製造法 |
JP2011241093A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shinagawa Refractories Co Ltd | 内張り流し込み材 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6028048A patent/JPH07237978A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999067187A1 (fr) * | 1998-06-22 | 1999-12-29 | Showa Denko K.K. | Materiau refractaire permettant de couler un alliage des terres rares, procede de production de ce materiau et procede de coulage de l'alliage des terres rares |
JP2005112651A (ja) * | 2003-10-06 | 2005-04-28 | Sumitomo Metal Ind Ltd | キャスタブル耐火物及びその製造法 |
JP4572521B2 (ja) * | 2003-10-06 | 2010-11-04 | 住友金属工業株式会社 | キャスタブル耐火物及びその製造法並びにランスパイプ |
JP2011241093A (ja) * | 2010-05-14 | 2011-12-01 | Shinagawa Refractories Co Ltd | 内張り流し込み材 |
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