JPH0723785Y2 - 水幕映写スクリーン形成装置 - Google Patents
水幕映写スクリーン形成装置Info
- Publication number
- JPH0723785Y2 JPH0723785Y2 JP1989119106U JP11910689U JPH0723785Y2 JP H0723785 Y2 JPH0723785 Y2 JP H0723785Y2 JP 1989119106 U JP1989119106 U JP 1989119106U JP 11910689 U JP11910689 U JP 11910689U JP H0723785 Y2 JPH0723785 Y2 JP H0723785Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water curtain
- water
- projection screen
- tube
- forming tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、水を噴出させて水幕による映写スクリーンを
形成する水幕映写スクリーン形成装置に係り、特に水幕
映写スクリーンの角度を変えることを可能にした水幕映
写スクリーン形成装置に関するものである。
形成する水幕映写スクリーン形成装置に係り、特に水幕
映写スクリーンの角度を変えることを可能にした水幕映
写スクリーン形成装置に関するものである。
［従来の技術］ 水面上、陸上等の任意な場所に容易に且つより大型な映
写スクリーンを形成する装置として、水幕映写スクリー
ン形成装置が既にいくつか提案されている。この水幕映
写スクリーン形成装置は、水を水幕形成管に供給し、こ
れを水幕形成管の軸方向に設けられたノズルから噴出さ
せて、水幕による映写スクリーンを形成するものであ
る。
写スクリーンを形成する装置として、水幕映写スクリー
ン形成装置が既にいくつか提案されている。この水幕映
写スクリーン形成装置は、水を水幕形成管に供給し、こ
れを水幕形成管の軸方向に設けられたノズルから噴出さ
せて、水幕による映写スクリーンを形成するものであ
る。
［考案が解決しようとする課題］ ところで、提案されている水幕映写スクリーン形成装置
は、水幕形成管のノズルから水を噴出させて水幕映写ス
クリーンを形成するが、この水幕映写スクリーンは、そ
の前後して吹く風等、特に水幕に対してほぼ直角に吹く
風に影響され、ノズルから遠くなるに従って風方向に傾
斜することがあり、その傾斜した水幕に映像が投影され
ていると、映像の焦点が合わなくなり、水幕上に写し出
された映像の一部が不鮮明になるので、映写効果が十分
に得られない問題がある。
は、水幕形成管のノズルから水を噴出させて水幕映写ス
クリーンを形成するが、この水幕映写スクリーンは、そ
の前後して吹く風等、特に水幕に対してほぼ直角に吹く
風に影響され、ノズルから遠くなるに従って風方向に傾
斜することがあり、その傾斜した水幕に映像が投影され
ていると、映像の焦点が合わなくなり、水幕上に写し出
された映像の一部が不鮮明になるので、映写効果が十分
に得られない問題がある。
そこで、本考案は上記課題を解決すべくなされたもの
で、水幕が風等により傾斜した場合、水幕の角度を変え
て水幕を修正することができ、映写効果が十分に得られ
る水幕映写スクリーン形成装置を提供することを目的と
する。
で、水幕が風等により傾斜した場合、水幕の角度を変え
て水幕を修正することができ、映写効果が十分に得られ
る水幕映写スクリーン形成装置を提供することを目的と
する。
［課題を解決するための手段］ 本考案は、上記目的を達成するために、水幕形成管から
水を噴出してその軸方向に水幕映写スクリーンを形成す
る装置において、上記水幕形成管に、これをその軸回り
に回転させて上記水幕映写スクリーンの角度を変えるた
めの水幕管回転手段を設けたものである。
水を噴出してその軸方向に水幕映写スクリーンを形成す
る装置において、上記水幕形成管に、これをその軸回り
に回転させて上記水幕映写スクリーンの角度を変えるた
めの水幕管回転手段を設けたものである。
［作用］ 上記構成によれば、水幕管回転手段によって水幕形成管
をその軸回りに回転させると、水幕映写スクリーンの角
度が上記回転に応じて変わる。このため、水幕映写スク
リーンが風等により傾斜した場合、水幕管回転手段によ
って水幕形成管を傾斜方向と反対方向に適宜回転させる
ことにより、傾斜した水幕が修正されるので、その水幕
上に写し出された映像はほぼ鮮明になり、映写効果が十
分に得られることになる。
をその軸回りに回転させると、水幕映写スクリーンの角
度が上記回転に応じて変わる。このため、水幕映写スク
リーンが風等により傾斜した場合、水幕管回転手段によ
って水幕形成管を傾斜方向と反対方向に適宜回転させる
ことにより、傾斜した水幕が修正されるので、その水幕
上に写し出された映像はほぼ鮮明になり、映写効果が十
分に得られることになる。
［実施例］ 本考案の好適一実施例を添付図面に基づいて説明する。
第１図において、１は水幕形成管２から水を噴出して水
幕による映写スクリーンを形成する水幕映写スクリーン
形成装置である。
幕による映写スクリーンを形成する水幕映写スクリーン
形成装置である。
水幕形成管２は、所望する水幕の映写スクリーンの長さ
方向の大きさに応じてその長さは任意に決定される。こ
の水幕形成管２には、給水ポンプ３が取付けられた水供
給管４が接続されている。また、水幕形成管２の上部に
は、その軸方向に所定の間隔を隔ててノズル５が設けら
れ、これらノズル５はこれより上方に噴水させて、その
軸方向に沿って水幕の映写スクリーンが形成されるよう
になっている。尚、この噴水高さは水幕形成管内に給水
される水圧によって任意に決定される。
方向の大きさに応じてその長さは任意に決定される。こ
の水幕形成管２には、給水ポンプ３が取付けられた水供
給管４が接続されている。また、水幕形成管２の上部に
は、その軸方向に所定の間隔を隔ててノズル５が設けら
れ、これらノズル５はこれより上方に噴水させて、その
軸方向に沿って水幕の映写スクリーンが形成されるよう
になっている。尚、この噴水高さは水幕形成管内に給水
される水圧によって任意に決定される。
また、水幕形成管２の両端部は、軸受６を介して支持体
７に回転自在に支持され、その水幕形成管２の一端部に
水幕管回転手段８を構成する水幕管回転装置９が設けら
れている。この水幕管回転装置９は、電動あるいは手動
で水幕形成管２をその軸回りに回転させるように構成さ
れ、水幕形成管２を回転させることで上記水幕映写スク
リーンの角度が変わるようになっている。尚、必要に応
じて水幕形成管の中間部を軸受を介して回転自在に支持
するようにしてもよい。
７に回転自在に支持され、その水幕形成管２の一端部に
水幕管回転手段８を構成する水幕管回転装置９が設けら
れている。この水幕管回転装置９は、電動あるいは手動
で水幕形成管２をその軸回りに回転させるように構成さ
れ、水幕形成管２を回転させることで上記水幕映写スク
リーンの角度が変わるようになっている。尚、必要に応
じて水幕形成管の中間部を軸受を介して回転自在に支持
するようにしてもよい。
次に本実施例の作用について説明する。
水幕形成管２を所定位置に設置後、第１図に示すよう
に、給水ポンプ３より水道水、海水又は川水等の水を水
供給管４を介して連続的に水幕形成管２に圧送する。圧
送された水は、水幕形成管２のノズル５から上方に噴出
されて、水幕形成管２の軸方向に沿った水幕による映写
スクリーンが形成されることになる。
に、給水ポンプ３より水道水、海水又は川水等の水を水
供給管４を介して連続的に水幕形成管２に圧送する。圧
送された水は、水幕形成管２のノズル５から上方に噴出
されて、水幕形成管２の軸方向に沿った水幕による映写
スクリーンが形成されることになる。
この水幕の映写スクリーンが形成されているとき、水幕
管回転装置９によって水幕形成管２を回転させると、水
幕映写スクリーンの角度が上記回転に応じて変わる。
管回転装置９によって水幕形成管２を回転させると、水
幕映写スクリーンの角度が上記回転に応じて変わる。
このため、任意の方向例えば垂直に形成されている水幕
映写スクリーンが、第２図に示すように、風によりノズ
ル５から遠くなるに従って風方向に傾斜した場合、水幕
管回転装置９によって水幕形成管２を傾斜方向と反対方
向に適宜回転させることにより、第３図に示すように、
傾斜した水幕がほぼ垂直に修正されることになる。
映写スクリーンが、第２図に示すように、風によりノズ
ル５から遠くなるに従って風方向に傾斜した場合、水幕
管回転装置９によって水幕形成管２を傾斜方向と反対方
向に適宜回転させることにより、第３図に示すように、
傾斜した水幕がほぼ垂直に修正されることになる。
したがって、水幕映写スクリーンが風等により傾斜して
も、水幕管回転装置９によって水幕形成管２を介して傾
斜した水幕をある程度修正することができるので、その
水幕に映像を投影したとき、水幕上の映像はほぼ鮮明に
写し出されることになり、映写効果が十分に得られるこ
とになる。また、水幕形成管２を所定位置に設置後、水
幕の角度を変える場合でも、水幕形成管２を改めて設置
することなく、水幕管回転装置９によって水幕形成管２
を適宜回転させるだけで、容易に水幕映写スクリーンの
角度を変えられる。
も、水幕管回転装置９によって水幕形成管２を介して傾
斜した水幕をある程度修正することができるので、その
水幕に映像を投影したとき、水幕上の映像はほぼ鮮明に
写し出されることになり、映写効果が十分に得られるこ
とになる。また、水幕形成管２を所定位置に設置後、水
幕の角度を変える場合でも、水幕形成管２を改めて設置
することなく、水幕管回転装置９によって水幕形成管２
を適宜回転させるだけで、容易に水幕映写スクリーンの
角度を変えられる。
なお、本実施例は水を上方へ噴出させる場合について説
明したが、水幕形成管から水を噴出させてその軸方向に
水幕が形成されるものであれば、水の噴出方向に関係な
く、本考案を適用できる。例えば、第４図に示すよう
に、水を上方から下方へ噴出させて水幕を形成する水幕
形成管10の一端部に、水幕形成管10を回転させるための
水幕管回転手段８である水幕管回転装置11を設ければ、
上記実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
明したが、水幕形成管から水を噴出させてその軸方向に
水幕が形成されるものであれば、水の噴出方向に関係な
く、本考案を適用できる。例えば、第４図に示すよう
に、水を上方から下方へ噴出させて水幕を形成する水幕
形成管10の一端部に、水幕形成管10を回転させるための
水幕管回転手段８である水幕管回転装置11を設ければ、
上記実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
［考案の効果］ 以上要するに本考案によれば、水幕形成管をその軸回り
に回転させて、水幕映写スクリーンの角度を変える水幕
管回転手段を水幕形成管に設けたので、風等により水幕
映写スクリーンが傾斜した場合、その水幕映写スクリー
ンの修正を行え、映写効果が十分に得られるという優れ
た効果を発揮する。
に回転させて、水幕映写スクリーンの角度を変える水幕
管回転手段を水幕形成管に設けたので、風等により水幕
映写スクリーンが傾斜した場合、その水幕映写スクリー
ンの修正を行え、映写効果が十分に得られるという優れ
た効果を発揮する。
第１図は本考案の一実施例を示す構成図、第２図及び第
３図は風に対する水幕の状態を示す概略断面図、第４図
は変形例を示す構成図である。 図中、2,10は水幕形成管、８は水幕管回転手段である。
３図は風に対する水幕の状態を示す概略断面図、第４図
は変形例を示す構成図である。 図中、2,10は水幕形成管、８は水幕管回転手段である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 酒井 武志 東京都江東区豊洲３丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社技術研究所内 (72)考案者 青木 清 東京都江東区豊洲３丁目１番15号 石川島 播磨重工業株式会社技術研究所内 (72)考案者 荻野 政之 東京都江東区豊洲２丁目１番１号 石川島 播磨重工業株式会社東京第一工場内
Claims (1)
- 【請求項１】水幕形成管から水を噴出してその軸方向に
水幕映写スクリーンを形成する装置において、上記水幕
形成管に、これをその軸回りに回転させて上記水幕映写
スクリーンの角度を変えるための水幕管回転手段を設け
たことを特徴とする水幕映写スクリーン形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989119106U JPH0723785Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 水幕映写スクリーン形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989119106U JPH0723785Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 水幕映写スクリーン形成装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0358631U JPH0358631U (ja) | 1991-06-07 |
| JPH0723785Y2 true JPH0723785Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31667246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989119106U Expired - Lifetime JPH0723785Y2 (ja) | 1989-10-13 | 1989-10-13 | 水幕映写スクリーン形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0723785Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107564438A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-09 | 科勒(中国)投资有限公司 | 水幕投影设备 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4566920B2 (ja) * | 2006-01-31 | 2010-10-20 | 大王製紙株式会社 | 情報記入積層シート |
| JP6333605B2 (ja) * | 2014-04-01 | 2018-05-30 | 株式会社日立産機システム | 噴水装置 |
| CN106990666A (zh) * | 2017-05-10 | 2017-07-28 | 广州市水方信息科技有限公司 | 一种流动水滴投影成像系统 |
-
1989
- 1989-10-13 JP JP1989119106U patent/JPH0723785Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107564438A (zh) * | 2017-10-23 | 2018-01-09 | 科勒(中国)投资有限公司 | 水幕投影设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0358631U (ja) | 1991-06-07 |
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