JPH0723741U - 連続アンローダ - Google Patents

連続アンローダ

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JPH0723741U
JPH0723741U JP5482093U JP5482093U JPH0723741U JP H0723741 U JPH0723741 U JP H0723741U JP 5482093 U JP5482093 U JP 5482093U JP 5482093 U JP5482093 U JP 5482093U JP H0723741 U JPH0723741 U JP H0723741U
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JP
Japan
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load
sprocket
scraping
bucket
movable protector
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Pending
Application number
JP5482093U
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English (en)
Inventor
勲 宮澤
信太郎 島村
浩昌 松田
宏明 田畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷崩れが生じない場合でも有効に使用させ
る。 【構成】 バケットエレベータ12の上下部スプロケッ
トと、掻取用スプロケット15との間に掛渡された無端
状のチェーン16に取付けられたバケット17を無限軌
道状に移動させ、掻取用スプロケット15と下部スプロ
ケット間の荷掻取部18で荷28を掻取って、上部スプ
ロケット部分の荷卸部で卸させ、空となったバケット1
7を循環させて荷掻取部18へ戻させるようにし、且
つ、可動プロテクター33によって、掻取用スプロケッ
ト15部分を通るバケット17を荷崩れから保護させる
と共に、傾動装置36によって、該可動プロテクター3
3を上下方向に傾動させることにより、可動プロテクタ
ー33の下部Aから荷掻取部18への荷28の流動量を
調整させ、バケット17による荷28の掻取量や掻取抵
抗などを適正化させるようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、連続アンローダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、連続アンローダを示すものであり、図中、1は岸壁、2は岸壁1に接 岸された船舶、3は船舶2の外板、4は船舶2内部の船倉、5は船倉4側に設け られた外板3を補強するためのリブである。
【0003】 岸壁1に船舶2の長手方向へ延びるレール6を設け、該レール6に沿って走行 可能な走行体7を設け、該走行体7に水平旋回可能に旋回体8を設け、該旋回体 8に取付けられたポスト9に上下方向へ俯仰可能にブーム10を設け、該ブーム 10の先端に上部フレーム11を介して水平旋回可能にバケットエレベータ12 を取付ける。
【0004】 該バケットエレベータ12は、図示しない駆動装置によって駆動される上部ス プロケット13と、上部スプロケット13の下方に間隔を置いて設けられた下部 スプロケット14、及び、下部スプロケット14から横方向に間隔を置いて設け られた掻取用スプロケット15との間に無端状のチェーン16を掛渡すと共に、 該チェーン16に所定の間隔を置きバケット17を取付けることにより、掻取用 スプロケット15によるバケット17の反転部分と下部スプロケット14との間 に荷掻取部18を、下部スプロケット14と上部スプロケット13との間に荷送 部19を、上部スプロケット13によるバケット17の反転部分に荷卸部20を 、上部スプロケット13と掻取用スプロケット15との間にバケット送給部21 を、それぞれ形成したものである。
【0005】 又、前記上部フレーム11にバケットエレベータ12の荷卸部20で取卸され た荷を受けるテーブルフィーダ22を設け、前記ブーム10の下部にテーブルフ ィーダ22に集められた荷を旋回体8側へ搬送するブームコンベア23を設け、 走行体7内部にブームコンベア23からの荷を受けて外部へ搬出する機内コンベ ア24を設ける。
【0006】 25は機内コンベア24からの荷を受けるケーブルトレーである。
【0007】 そして、走行体7及び旋回体8並びにブーム10を動かして、岸壁1に接岸さ れた船舶2の船倉4にバケットエレベータ12の下部スプロケット14と掻取用 スプロケット15の部分、即ち、荷掻取部18を挿入し、図示しない駆動装置に より上部スプロケット13を駆動する。
【0008】 すると、無端状のチェーン16を介してバケット17が無限軌道状に移動され 、荷掻取部18の部分でバケット17が船倉4内の荷を掻取るようになっている 。
【0009】 荷掻取部18で荷を掻取ったバケット17は、荷送部19を上方へ移動され、 バケット17が上部スプロケット13に達して反転されることにより、荷卸部2 0からテーブルフィーダ22へ荷が取卸される。
【0010】 荷を取卸されて空となったバケット17は、その後、バケット送給部21を通 って再び荷掻取部18へと送られ、以後、上記の作動を繰返すことにより、連続 して荷卸しが行われる。
【0011】 一方、テーブルフィーダ22へ卸された荷は、テーブルフィーダ22からブー ムコンベア23へ送られ、ブームコンベア23から機内コンベア24を介してケ ーブルトレー25へと搬送される。
【0012】 上記したように、バケット17を駆動して荷卸しを行う場合、船倉4の内部に は、図2・図3に示すように、外板3を補強するリブ5が設けられており、又、 図4に示すように、船倉4内部を仕切る隔壁26はコルゲート状となっているた め、リブ5の周囲や隔壁26の溝27内部に、バケットエレベータ12では荷2 8を掻出せない部分が残ることとなる。
【0013】 そのため、リブ5の周囲や隔壁26の溝27内部に残った荷28が崩れて、荷 掻取部18のバケット17の上に落ちると、バケット17が埋ってオーバーロー ドを引起こすという問題があった。
【0014】 そこで、図5に示すように、荷掻取部18にバケット17を保護する保護プロ テクター29を取付けて、保護プロテクター29により荷崩れによるバケット1 7の埋りを防止するようにしていた。
【0015】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の連続アンローダには、以下のような問題があった。
【0016】 即ち、保護プロテクター29は掻取用スプロケット15の軸部分に固定して取 付けられていたため、荷崩れによるバケット17の埋りを防止する以外の目的に は役に立たず、却って、荷崩れのない時などには作業の障害となっていた。
【0017】 本考案は、上述の実情に鑑み、荷崩れが生じない場合にも有効に使用し得るよ うにした連続アンローダを提供することを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上部スプロケットと、上部スプロケットの下方に間隔を置いて設け られた下部スプロケットと、下部スプロケットから横方向に間隔を置いて設けら れた掻取用スプロケットとの間に無端状のチェーンを掛渡すと共に、該チェーン に所定の間隔を置きバケットを取付けることにより、掻取用スプロケットによる バケットの反転部分と下部スプロケットとの間に荷掻取部を、下部スプロケット と上部スプロケットとの間に荷送部を、上部スプロケットによるバケットの反転 部分に荷卸部を、上部スプロケットと掻取用スプロケットとの間にバケット送給 部をそれぞれ有するバケットエレベータを構成し、且つ、バケットエレベータに 、掻取用スプロケット部分を通るバケットを荷崩れから保護する可動プロテクタ ーを設けると共に、該可動プロテクターを上下方向に傾動させて可動プロテクタ ーの下部から荷掻取部への荷の流動量を調整可能な傾動装置を設けたことを特徴 とする連続アンローダにかかるものである。
【0019】
【作用】
本考案の作用は以下の通りである。
【0020】 バケットエレベータの上部スプロケットと、下部スプロケットと、下部スプロ ケットから横方向に間隔を置いて設けられた掻取用スプロケットとの間に掛渡さ れた無端状のチェーンを駆動すると、該チェーンに所定の間隔を置き取付けられ たバケットが無限軌道状に移動され、掻取用スプロケットによるバケットの反転 部分と下部スプロケットとの間に形成された荷掻取部で荷が掻取られ、下部スプ ロケットと上部スプロケットとの間に形成された荷送部を通って荷が送られ、上 部スプロケットによるバケットの反転部分に形成された荷卸部で荷が卸され、上 部スプロケットと掻取用スプロケットとの間に形成されたバケット送給部を介し てバケットが荷掻取部へ循環される。
【0021】 そして、バケットエレベータに取付けられた可動プロテクターによって、掻取 用スプロケット部分を通るバケットが荷崩れから保護される。
【0022】 更に、傾動装置によって、該可動プロテクターを上下方向に傾動させることに より、可動プロテクターの下部から荷掻取部への荷の流動量が調整され、バケッ トによる荷の掻取量や掻取抵抗などが適正化される。
【0023】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。
【0024】 図1は、本考案の一実施例である。
【0025】 尚、全体の構成については図2のものと同じであるため、必要に応じて図2を 参照する。
【0026】 図中、2は船舶、3は船舶2の外板、4は船舶2内部の船倉、5は船倉4側に 設けられた外板3を補強するためのリブ、12はバケットエレベータ、15はバ ケットエレベータ12の掻取用スプロケット、16は掻取用スプロケット15に 掛渡されたチェーン、17はチェーン16に所定の間隔を置いて取付けられたバ ケット、18はバケットエレベータ12における荷掻取部、28は荷である。
【0027】 そして、掻取用スプロケット15の回転軸30に二又状のブラケット31を取 付け、該ブラケット31の下方の腕部32に、掻取用スプロケット15に沿って 反転するバケット17を荷崩れから保護する可動プロテクター33を、水平なピ ン34を用いて上下方向へ傾動自在に枢着する。
【0028】 そして、可動プロテクター33とブラケット31の上方の腕部35との間に、 可動プロテクター33を上下方向に傾動させて可動プロテクター33の下部Aか ら荷掻取部18への荷28の流動量を調整可能なシリンダなどの傾動装置36を 設ける。
【0029】 次に、作動について説明する。
【0030】 船倉4内の荷28をバケットエレベータ12で掻取り、ブームコンベア23や 機内コンベア24を用いてケーブルトレー25へと搬送する過程については、図 2の場合と同様なので説明を省略する。
【0031】 本考案では、船倉4内で荷崩れが生じた場合には、シリンダなどの傾動装置3 6を収縮動させて、可動プロテクター33を仮想線イで示すように上方へ傾動さ せる。
【0032】 これにより、崩れた荷28が、荷掻取部18に沿って反転している部分のバケ ット17の上に落ち、バケット17が埋ってオーバーロードを引き起こすことが 防止される。
【0033】 又、荷崩れが発生していない時には、シリンダなどの傾動装置36を伸張動さ せて、可動プロテクター33を下方へ傾動させ、実線で示す位置や、仮想線ロで 示す位置などに位置させて、可動プロテクター33の下部Aから荷掻取部18へ の荷28の流動量を調整させる。
【0034】 これにより、荷28の流動性が良い場合には、可動プロテクター33を仮想線 ロの位置に保持して、仮想線ハで示すように、可動プロテクター33の下部Aか ら荷掻取部18への荷28の流動量を規制し、バケット17による荷28の掻取 量や掻取抵抗の適正化を図ることができる。
【0035】 反対に、荷28の流動性が悪い場合には、可動プロテクター33を実線の位置 に保持して、実線ニで示すように、可動プロテクター33の下部Aから荷掻取部 18への荷28の流動量の規制を緩め、バケット17による荷28の掻取量や掻 取抵抗の適正化を図ることができる。
【0036】 尚、本考案は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本考案の要旨を 逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
【0037】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の連続アンローダによれば、荷崩れが生じない場 合にも有効に使用することができるという優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の部分拡大側面図である。
【図2】従来例の概略全体側面図である。
【図3】図2のIII−III矢視図である。
【図4】船倉の隔壁の平面図である。
【図5】固定式の保護プロテクターの拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
12 バケットエレベータ 13 上部スプロケット 14 下部スプロケット 15 掻取用スプロケット 16 チェーン 17 バケット 18 荷掻取部 19 荷送部 20 荷卸部 21 バケット送給部 28 荷 33 可動プロテクター 36 傾動装置 A 可動プロテクター33の下部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 松田 浩昌 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内 (72)考案者 田畑 宏明 東京都江東区毛利一丁目19番10号 石川島 播磨重工業株式会社江東事務所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部スプロケットと、上部スプロケット
    の下方に間隔を置いて設けられた下部スプロケットと、
    下部スプロケットから横方向に間隔を置いて設けられた
    掻取用スプロケットとの間に無端状のチェーンを掛渡す
    と共に、該チェーンに所定の間隔を置きバケットを取付
    けることにより、掻取用スプロケットによるバケットの
    反転部分と下部スプロケットとの間に荷掻取部を、下部
    スプロケットと上部スプロケットとの間に荷送部を、上
    部スプロケットによるバケットの反転部分に荷卸部を、
    上部スプロケットと掻取用スプロケットとの間にバケッ
    ト送給部をそれぞれ有するバケットエレベータを構成
    し、且つ、バケットエレベータに、掻取用スプロケット
    部分を通るバケットを荷崩れから保護する可動プロテク
    ターを設けると共に、該可動プロテクターを上下方向に
    傾動させて可動プロテクターの下部から荷掻取部への荷
    の流動量を調整可能な傾動装置を設けたことを特徴とす
    る連続アンローダ。
JP5482093U 1993-10-08 1993-10-08 連続アンローダ Pending JPH0723741U (ja)

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JP5482093U JPH0723741U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 連続アンローダ

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JP5482093U JPH0723741U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 連続アンローダ

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ID=12981333

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JP5482093U Pending JPH0723741U (ja) 1993-10-08 1993-10-08 連続アンローダ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110510429A (zh) * 2019-09-19 2019-11-29 大连华锐重工集团股份有限公司 链斗式卸船机用多层导轨式取料装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05201552A (ja) * 1992-01-30 1993-08-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd バケットチェン式アンローダのばら荷掻寄せ及び底ざらえ装置

Patent Citations (1)

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