JPH07236976A - 水中切断装置 - Google Patents

水中切断装置

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JPH07236976A
JPH07236976A JP2924894A JP2924894A JPH07236976A JP H07236976 A JPH07236976 A JP H07236976A JP 2924894 A JP2924894 A JP 2924894A JP 2924894 A JP2924894 A JP 2924894A JP H07236976 A JPH07236976 A JP H07236976A
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JP
Japan
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steel plate
cutting
pallet
underwater
work
Prior art date
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Pending
Application number
JP2924894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Otsuka
清 大塚
Masanori Matsuyama
正典 松山
Kazunari Anraku
一成 安楽
Haruo Sasaki
治夫 佐々木
Masao Yao
正夫 八尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Publication of JPH07236976A publication Critical patent/JPH07236976A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋼板を水中テーブルにてプラズマ切断する際
に、その切断作業の効率化を図る。 【構成】 鋼板Aが収容可能でかつ仕切り板11により2
個の作業空間部5に分割された箱体12と、これら各作業
空間部5内に設けられた櫛歯状の鋼板支持体14と、箱体
12の上方部を移動可能にされるとともに、支持体14上に
載置されかつ水が注入された状態で鋼板Aを切断加工す
るためのプラズマ切断機4と、箱体12の上方を搬送台車
3により保持されて移動可能されるとともに、鋼板Aを
載置するパレット25とから構成し、かつ上記パレット25
を、側枠部と、この側枠部間に所定間隔置きに配置され
て支持体14に櫛歯状に設けられた支持板13間に挿脱自在
な載置板とから構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマトーチを使用
して、例えば鋼板を水中で切断する水中切断装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマトーチを使用して鋼板を
切断する場合、水中テーブルが使用されている。
【0003】ところで、この水中テーブルは、主とし
て、鋼板を収納可能な大きさにされるとともに所定位置
まで水が注入される箱体と、この箱体内に櫛歯状に設け
られて鋼板を直接支持する複数個の支持板(スラットと
もいう)とから構成されている。
【0004】鋼板を切断する場合、所定高さまで水が注
入された箱体内に、例えばクレーンにより鋼板を搬入す
るとともに鋼板支持板上に支持させ、そしてプラズマト
ーチにより、所定の切断が行われる。
【0005】切断が終了すると、クレーンを使用して、
鋼板を吊り上げ、外部の所定位置まて搬出していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の水中切断装
置における水テーブルによると、鋼板の搬入出の度に、
クレーン側のフックと鋼板との係脱を行う必要があり、
したがってその搬入出作業に時間を要し、作業効率が非
常に悪いという問題があった。
【0007】そこで、本発明は上記問題を解消し得る水
中切断装置におけるワーク搬送装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の水中切断装置におけるワーク搬送装置は、
被切断物が収容可能にされるとともに仕切り板により複
数の作業空間部に分割された箱体と、これら各作業空間
部内に設けられた櫛歯状の被切断物の支持体と、上記箱
体の上方部を移動可能にされるとともに、上記支持体上
に載置されかつ水が注入された状態で被切断物を切断加
工するためのプラズマ切断機と、搬送台車により保持さ
れて上記箱体の上方を移動可能にされるとともに、被切
断物を載置するパレットとから構成し、かつこのパレッ
トを、側枠部と、この側枠部間に所定間隔置きに配置さ
れて上記支持体に櫛歯状に設けられた支持板間に挿脱可
能な載置板とから構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成において、被切断物の切断作業を行う
場合、被切断物をパレットに載置するとともに、このパ
レットを搬送台車により、箱体の作業空間部上に移動さ
せ、そしてパレットを作業空間部内に降ろすだけで、被
切断物を、箱体内にすなわち水中テーブル内に、容易に
セットすることができる。
【0010】また、作業空間部を複数個設けたので、あ
る作業空間部で切断を行っている間に、他の作業空間部
において切断の準備作業を行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図7に基づ
き説明する。図1および図2において、1は本実施例に
係る水中切断装置で、被切断物、例えば鋼板Aを水面下
で支持する水中テーブル2と、この水中テーブル2内に
鋼板Aを搬入出するための搬送台車3と、水中テーブル
2の上方を移動可能にされるとともに、この搬送台車3
により水中テーブル2内に搬入された鋼板Aを所定形状
に切断するプラズマ切断機4とから構成されている。
【0012】上記水中テーブル2は、図3に示すよう
に、平面視が長方形状でかつ中央に仕切り板11が設け
られて2つの作業空間部5が形成され、かつ水が注入さ
れるようにされた箱体12と、これら各作業空間部5内
に、櫛歯状にすなわち所定間隔置きでもって鋼板支持用
の支持板13が複数個設けられてなる支持体14とから
構成されている。
【0013】また、図4に示すように、上記各作業空間
部5の底部には、切断カス(切断ドロスともいう)を取
り出すための通路15が設けられるとともに、その中央
底壁面16は、上記通路15に切断カスを自然に案内す
るために傾斜されている。
【0014】また、鋼板Aを上記箱体12の各作業空間
部5に搬入出させる搬送台車3は、図1および図2に示
すように、水中テーブル2の両側部に配置された一対の
走行レール21上を走行自在な台車本体22と、この台
車本体22に設けられて保持ロッド23を有する昇降装
置(例えば、電動シリンダ装置、またはねじ機構若しく
はラック・ピニオン機構により保持ロッドを昇降させる
もの)24により昇降可能に吊持されるパレット25と
から構成されている。
【0015】そして、このパレット25は、図5〜図7
に示すように、左右の側枠部26と、これら両側枠部2
6間に所定間隔置きに取り付けられかつ左右方向に亘っ
て配置された複数個の載置板(被切断物載置板)27と
から構成されている。
【0016】なお、各側枠部26の両端部近傍位置に
は、保持ロッド23の先端の係合凸部23aに係脱自在
な係合凹部28aを有する係合体28が取り付けられ、
保持ロッド23自体を、その軸心回りに回転させること
により、係合部が係合凹部28aに係脱できるようにさ
れている。
【0017】また、上記パレット25の載置板27の上
面が、側枠部26の上面よりも、少なくとも鋼板Aの厚
みよりも低くなるようにされており、したがって鋼板A
を載置した状態で、パレット25を積み重ねることがで
きる。勿論、この載置板27の高さは、支持体14の支
持板13の高さよりも、低くされている。
【0018】さらに、このパレット25の全体の形状
は、各作業空間部5内に挿入可能な大きさにされてい
る。なお、プラズマ切断機4は、走行レール21上を走
行して、上記水中テーブル2の上方を移動自在にされる
とともに、プラズマトーチ4aが具備されている。
【0019】したがって、上記構成において、鋼板Aの
切断を行う場合、予め、載置板27上に鋼板Aが載置さ
れるとともに走行レール21間の待機位置(イ)に段積
みされたパレット25を、昇降装置24の保持ロッド2
3により保持する。
【0020】次に、搬送台車3を走行させて、パレット
25を水テーブル2の一方の作業空間部5A上に移動さ
せ、そして昇降装置24を使用して、パレット25を作
業空間部5A内に降ろす。最終的には、鋼板Aは作業空
間部5A内の支持体14上に支持される。
【0021】なお、この時、パレット25側の各載置板
27が作業空間部5内の支持板13間に挿入された状態
となっている。そして、パレット25を水テーブル2内
に降ろした後、搬送台車3が切断作業の邪魔にならない
位置に退避される。
【0022】その後、プラズマ切断機4を鋼板A上に移
動させて、プラズマトーチ4aにより水中切断を行う。
この切断作業時に、上記搬送台車3を使用して、鋼板A
が載置された別のパレット25を他方の作業空間部5B
内に搬入する。すなわち、鋼板Aの切断準備作業(段取
作業)が行われる。
【0023】上記切断加工が終了すると、再び、搬送台
車3を移動させて、搬送台車3の昇降装置24の保持ロ
ッド23に、鋼板Aをパレット25ごと保持させ、その
後、所定の場所に搬出する。
【0024】このように、切断加工される鋼板Aをパレ
ット25に支持した状態で、水テーブル2の各作業空間
部5内に搬入することができ、また切断加工終了後、鋼
板Aをパレット25ごと運び出すことができるので、従
来のように、クレーンにて直接鋼板を水テーブル2内に
搬入出する場合に比べて、その作業を非常に簡単に行う
ことができるとともに、切断工程の自動化をも図ること
ができる。
【0025】また、水中テーブル2内を仕切り、2個の
作業空間部5を設けたので、一方の作業空間部5Aで切
断作業をしている間に、他方の作業空間部5B内におい
て、鋼板Aの準備作業を行うことができ、作業効率の向
上を図ることができる。
【0026】なお、上記各作業空間部5に対応して、水
位を調節する制御装置6が設けられており、また作業空
間部5の設置個数についても、必要に応じて増加し得
る。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、箱
体内を複数個の作業空間部に分割するとともに、この作
業空間部内に、被切断物を載置して搬入出を行うための
パレットを挿脱自在に設け、かつこのパレットを搬送す
る搬送台車を具備したので、パレットを介して被切断物
を容易に作業空間部内に搬入出することができ、したが
って従来のように、クレーンを使用して被切断物の搬入
出を行う場合に比べて、その搬入出作業を簡単にかつ迅
速に行うことができる。
【0028】また、箱体内を複数個の作業空間部に分割
したので、例えばある作業空間部で切断を行っている間
に、他の作業空間部で、切断の準備作業を行うことがで
き、したがって切断工程全体の効率化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における水中切断装置の概略
構成を示す全体側面図である。
【図2】同実施例における水中切断装置の概略構成を示
す全体平面図である。
【図3】同実施例の水中切断装置における水中テーブル
の平面図である。
【図4】同実施例の水中切断装置における水中テーブル
の断面図である。
【図5】同実施例の水中切断装置におけるパレットの平
面図である。
【図6】同パレットの要部断面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 水中切断装置 2 水中テーブル 3 搬送台車 4 プラズマ切断機 5 作業空間部 11 仕切り板 12 箱体 13 支持板 14 支持体 22 台車本体 23 保持ロッド 24 昇降装置 25 パレット 26 側枠部 27 載置板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 治夫 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 八尾 正夫 大阪府大阪市此花区西九条5丁目3番28号 日立造船株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被切断物が収容可能にされるとともに仕切
    り板により複数の作業空間部に分割された箱体と、これ
    ら各作業空間部内に設けられた櫛歯状の被切断物の支持
    体と、上記箱体の上方部を移動可能にされるとともに、
    上記支持体上に載置されかつ水が注入された状態で被切
    断物を切断加工するためのプラズマ切断機と、搬送台車
    により保持されて上記箱体の上方を移動可能にされると
    ともに、被切断物を載置するパレットとから構成し、か
    つこのパレットを、側枠部と、この側枠部間に所定間隔
    置きに配置されて上記支持体に櫛歯状に設けられた支持
    板間に挿脱可能な載置板とから構成したことを特徴とす
    る水中切断装置。
JP2924894A 1994-02-28 1994-02-28 水中切断装置 Pending JPH07236976A (ja)

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JP2924894A JPH07236976A (ja) 1994-02-28 1994-02-28 水中切断装置

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