JPH0723641Y2 - トーショナルダンパ付フライホイール - Google Patents

トーショナルダンパ付フライホイール

Info

Publication number
JPH0723641Y2
JPH0723641Y2 JP1988125621U JP12562188U JPH0723641Y2 JP H0723641 Y2 JPH0723641 Y2 JP H0723641Y2 JP 1988125621 U JP1988125621 U JP 1988125621U JP 12562188 U JP12562188 U JP 12562188U JP H0723641 Y2 JPH0723641 Y2 JP H0723641Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spring
flywheel
control plate
drive
driven
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1988125621U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0247452U (ja
Inventor
光広 梅山
正樹 乾
憲一 山本
薫 若原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1988125621U priority Critical patent/JPH0723641Y2/ja
Priority to EP89308383A priority patent/EP0361669B1/en
Priority to DE89308383T priority patent/DE68906496T2/de
Priority to US07/396,312 priority patent/US5025680A/en
Publication of JPH0247452U publication Critical patent/JPH0247452U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0723641Y2 publication Critical patent/JPH0723641Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Operated Clutches (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、駆動側フライホイールと従動側フライホイー
ルとを連結するトルク伝達経路の一つに、両フライホイ
ールに対して回転可能に設けたコントロールプレートと
フライホイール軸芯まわりに非対称に設けたスプリング
とを含むトーショナルダンパ付フライホイールにおい
て、前記スプリングの非対称配置による回転のアンバラ
ンスを補正する構造に関する。
〔従来の技術〕
駆動側フライホイールと従動側フライホイールとを連結
するトルク伝達経路の一つに、両フライホイールに対し
て回転可能に設けたコントロールプレートとフライホイ
ール軸芯まわりに非対称に設けたスプリングとを含むト
ーショナルダンパ付フライホイールは、本出願人が先に
提出した実願昭62−139367号、実願昭62−140058号、実
願昭62−140916号のトーショナルダンパ付フライホイー
ル、等で提案されている。これらのトーショナルダンパ
付フライホイールは、ドライブプレートを含む駆動側フ
ライホイールと、駆動側フライホイールと同芯状に配置
され駆動側フライホイールに対して捩り回転が可能なド
リブンプレートを含む従動側フライホイールと、駆動側
フライホイールと従動側フライホイールとに対して相対
回転可能に配されたコントロールプレートと、駆動側フ
ライホイールと従動側フライホイールを(遊び角度θ
をもって)直接連結するKスプリングと、Kスプリング
と並列に設けられ駆動側フライホイールとコントロール
プレートを連結するK1スプリングと、K1スプリングと直
列に設けられコントロールプレートと従動側フライホイ
ールとを連結する摩擦機構(設定摩擦力Fr)と、を含
む。このトーショナルダンパ付フライホイールは、さら
に、K1スプリングと摩擦機構との直列経路に対して設け
られた、捩れ角±θ以上で摩擦機構を強制的に滑らせ
るストッパ機構Hを備えていてもよいし、またK1スプリ
ングをθより大きな捩れ角θ以上でドリブンプレー
トのアームによって再び作動させる構造Lを備えていて
もよい。上記のようなトーショナルダンパ付フライホイ
ールは第9図のような振動システムを有し、第10図のよ
うな捩り角−トルク特性を有する。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、上記のトーショナルダンパ付フライホイール
は、第10図の捩り角−トルク特性に示すように、
(a)、(b)、(c)の部分で特性の不連続部が発生
し、この不連続部分では、ばね定数が無限大となるた
め、振動吸収効果がそこなわれる。ただし、実際上は、
不連続部分内での作動は、加減速時等のトルク変化時に
一時的に発生するのみであり、全体としてダンパ作用を
大きくそこなうものではない。
上記の(a)、(b)、(c)の不連続部分は、ひとた
び捩り角θで摩擦機構のすべりを生じた後、捩り角θ
でK1スプリングをドリブンプレートのアームにあてて
再びトルクを受けるように構成したため、θ〜θ
のトルク伝達経路、I1(駆動側フライホイール)→H
(ストッパ機構)→Fr(摩擦機構)→I2(従動側フライ
ホイール)に加えて、θ以上ではI1→K1→L(ドリブ
ンプレート)→I2が並列に作用するために発生する。す
なわち、第9図に示すように、θ以上で、トルク伝達
経路が、1経路→2経路(このときK1スプリングはθ
の角度だけすでにたわんでおり、したがって予圧縮トル
クFrをもっている)に変化し、I1→K1→L経路のK1スプ
リング予圧縮トルク分の段差ができる(第10図のθ
(a)の部分)。その他の段差も、このトルク伝達経路
の変化によって発生する。この段差は、振動吸収効果を
発揮する上で有害である。
この捩れ角−トルク特性における段差をなくすには、K1
スプリングの作動を、捩れ角±θ内に限定し、θ
θではKスプリング(およびKスプリングに並列にさ
らにK2スプリングを設けた場合はこのK2スプリングも)
を作動させることが有効である(ただし、各スプリング
予圧縮分の段差が残るが微小であるので問題ない)。こ
れによって、K1スプリングの分担トルクは、高々、摩擦
機構の設定摩擦力Frに限定されるため、K1スプリングを
トーショナルダンパ付フライホイールの周方向に複数配
置する必要がなく、周方向に1本化することが可能とな
る。すなわち、K1スプリングはトーショナルダンパ付フ
ライホイール軸心まわりに非対称配置となる。このた
め、K1スプリングの一端と着脱自在に係合するコントロ
ールプレートのアームには、K1スプリングの非対称配置
により、遠心力アンバランスが発生する。
本考案の課題は、上記のK1スプリングの1本化による、
フライホイール軸心まわりの非対称配置によって生じる
遠心力アンバランス、とくにK1スプリングからコントロ
ールプレートにかかる遠心力アンバランスを解消するこ
とである。
〔課題を解決するための手段〕
上記本考案の課題は、次のトーショナルダンパ付フライ
ホイールによって達成される。すなわち、 互いに相対回転可能に設けた駆動側フライホイールと従
動側フライホイールとの間にトルクを伝達する経路の一
つに、駆動側フライホイールと従動側フライホイールと
に対して相対回転自在に設けたコントロールプレート
と、該コントロールプレートと駆動側フライホイールと
を連結し両端に配されたスプリングシートを介してコン
トロールプレートのアームおよび駆動側フライホイール
の窓に離脱可能に係合する第1のスプリングと、前記コ
ントロールプレートと従動側フライホイールとを連結す
る摩擦機構と、前記駆動側フライホイールと従動側フラ
イホイールとの間に前記第1のスプリングと並列に配さ
れた第2のスプリングと、を有するトーショナルダンパ
付フライホイールにおいて、前記第1のスプリングを、
トーショナルダンパ付フライホイールの回転軸芯から半
径方向に離れた位置に1個だけ配置し、さらに、前記コ
ントロールプレートの、前記第1のスプリングとトーシ
ョナルダンパ付フライホイール回転軸芯に対して点対称
の位置に、前記第1のスプリングおよびその両端のスプ
リングシートおよびコントロールプレートのアームの質
量和の1/2の質量をもつバランサを設けた、ことを特徴
とするトーショナルダンパ付フライホイール。
〔作用〕
コントロールプレートと駆動側フライホイールとを連結
する第1のスプリングがK1スプリングである。捩り角−
トルク特性における段差をなくすためにK1スプリングの
作動をある一定の捩り角θ(より詳しくはK1スプリン
グに並列に設けられ駆動側フライホイールと従動側フラ
イホイールを遊び角度をもって連結するKスプリングに
対して設けた遊び角度θと一致する角度)内に限定す
ることにより、K1スプリングの分担トルクを、高々、摩
擦機構の設定摩擦力Frに限定し、これによってK1スプリ
ングを周方向に複数本用いる必要をなくしてトーショナ
ルダンパ付フライホイールの周方向に回転中心まわりに
1個だけの配置とすることができ、その場合非対称配置
となる。この非対称配置によって、K1スプリングの、ト
ーショナルダンパ付フライホイール回転中の、遠心力
は、トーショナルダンパ付フライホイール軸芯に関して
アンバランスになり、K1スプリングの各端を支持するコ
ントロールプレートと駆動側フライホイールのドライブ
プレートに、アンバランスの遠心力をかける。ドライブ
プレートの方はエンジンクランクシャフト等に支持され
ているので十分にアンバランスの遠心力を受けることが
でき問題はないが、コントロールプレートの方は従動側
フライホイールのドリブンプレートに摺動回転自在に支
持されかつ摩擦機構のスラストライニングに摩擦摺動可
能に接触されているので、ドリブンプレートとの摺動抵
抗を減少させかつセンタリングがずれることによるスラ
ストライニング摩耗増加防止上、前記K1スプリングから
のアンバランスの遠心力がバランスされることが必要と
なる。コントロールプレートに設けた前記バランサは、
トーショナルダンパ付フライホイール軸芯を対称の中心
にしてK1スプリングに対し点対称となる位置に設けら
れ、かくしてK1スプリングによる遠心力の半分(他の半
分はドライブプレートで受けられる)を相殺し、コント
ロールプレートにかかる遠心力をバランスさせる。
〔実施例〕
以下に、本考案に係るトーショナルダンパ付フライホイ
ールの望ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1図および第2図は本考案実施例のトーショナルダン
パ付フライホイールの全体組立を示し、第3図はその振
動系を示す。また、第8図は本考案の特徴を端的に示し
た、バランサを有するコントロールプレートをスケルト
ン(骨格)で示している。
まず、第3図を参照して、トーショナルダンパ付フライ
ホイールが構成する振動系を説明する。I1は駆動側フラ
イホイールの捩り方向の慣性質量、I2は従動側フライホ
イールの捩り方向の慣性質量を示す。Kスプリング(第
2のスプリング)は遊び角度θをもって両慣性質量
I1、I2を連結する。K1スプリング(第1のスプリング)
はKスプリングに対してばね配列上並列とされ、K1スプ
リングに対して振動系上直列に配列された摩擦機構(そ
の設定摩擦力をFrとする)を介して、両慣性質量I1、I2
を連結する。K2スプリングは設けられても設けられなく
てもよいもので、設けられる場合は、K1スプリング、K2
スプリングに対してばね配列上並列に設けられ、θ
りも大きな捩り角θの遊び角度をもって、両慣性質量
I1、I2を連結する。K、K1、K2スプリングは、それぞ
れ、トーショナルダンパを構成する。K1スプリングに対
しては、K1スプリングの作動を±θ内に限定する機構
Sが設けられている。
第3図の振動系は、第4図の捩り角−トルク特性を有
し、第5図の回転数(エンジンスピード)−加速度伝達
率特性を有する。
第4図からわかるように、第3図においてK1スプリング
の作動を捩り角度±θ内に限定する機構Sを設けたこ
とにより、θ〜θ(θはK、K1、K2スプリングの
両端に設けるスプリングシートのクッション部があたる
角度)では、KおよびK2スプリングを作動させ、第10図
の捩り特性の段差をなくしている(ただし、各スプリン
グ予圧縮分の段差が残るが微小)。これによって、K1
プリングの分担トルクは高々Fr値に限定されたため、K1
スプリングを複数本使う必要がなく、トーショナルダン
パ付フライホイールの周方向に、1本化が可能となる。
ただし、この1本化の概念の中には、同一ばね軸芯上に
配設されるダブルスプリングを含む。第1図において、
K1スプリングが1本化されているのを見ることができ
る。
第5図に示すように、本考案のトーショナルダンパ付フ
ライホイールは、第3図のK、K1スプリング、摩擦機構
の配列と組み合せによって、従来2分割式フライホイー
ルに見られなかった特性を有する。従来2分割式フライ
ホイールでは複数個のスプリングの配列、組み合せは、
全回転域を通じて単一の共振点を有していたのに対し、
本考案のトーショナルダンパ付フライホイールは2種類
の振動特性(それぞれの振動特性がそれぞれ共振点を有
する)を有し、この2種類の振動特性間にシフトする。
1つの振動特性は捩り角が±θ以内のときにあらわ
れ、第3図から分かるようにKスプリングもK2スプリン
グも遊び角度θ、θのために作動しないため、K1
プリングのみが作動する特性である。これをK1特性と呼
ぶことにする。他の振動特性は捩り角が±θ以上であ
らわれる特性であり、このときはKスプリング(θ
上ではK2スプリングも)が作動し、K1スプリングはスト
ッパ機構Sによる摩擦機構の強制的すべりによって効か
なくなる。このときの特性をK特定と呼ぶことにする。
捩り角度がθより小さい回転は、アイドリング回転以
上の通常使用回転域と起動、停止時の極く低回転域にあ
らわれ、捩り角度が±θより大きい回転は、起動、停
止時にK1特性の共振点を通過しようとするときと、高ト
ルク時にあらわれる。すなわち、通常回転時は系はK1
性に従って作動するが、エンジンの起動、停止時に、回
転数がK1特性の共振点に近づいていったときに、駆動
側、従動側フライホイール間の相対捩り角が増大してい
き、ついにθに達し、ストッパ機構Sがあたって摩擦
機構がすべり、K1スプリングが効かなくなり、それと同
時にKスプリングが効き始め、系の特性は摩擦機構のす
べりを伴ないながら、第5図の点PからQ、またはQか
らPにシフトして、K特性へと変化する。K特性の共振
点はK1特性の共振点と異なっているため、系の回転数は
K1特性の共振点をとびこえ、K特性に従って変化してい
く。系の回転数がさらに変化してK1特性の共振点から離
れていくと、振動の振幅は低減していき、捩れ角が再び
±θ以内になり、Kスプリングが効かなくなるととも
に、摩擦機構のすべりが止まってK1スプリングが効き、
系は再びK1特性に従って作動する。すなわち、系は回転
の全域において、共振しない。また、摩擦機構はK1特性
の共振点に近づいたときにのみ、一時的にすべるのみで
あるから、従来フライホイールのヒステリシス機構のよ
うに全回転域においてすべりを生じるものではなく、通
常回転域におけるトルク変動吸収効果を向上させる(加
速度伝達率を小にすることに対応)。従来の2分割フラ
イホイールにおけるヒステリシス機構は、共振点通過時
の振動振幅を抑えるために必須のものであるが、通常回
転域においても、常時すべるので、この摩擦力は駆動側
フライホイールと従動側フライホイール間の相対捩りを
拘束する方向に作動し、一体型フライホイールに近づけ
(一体型フライホイールでは加速度は増減なく伝達され
るので加速度伝達率は当然に1となる)、通常回転域の
トルク変動吸収効果を悪くする。これに対し、本考案で
は、摩擦機構は通常回転域ですべらないので、摩擦力が
働かず、K1スプリングが弾性変形して駆動側フライホイ
ールと従動側フライホイールの相対捩りに追従し、効果
的にトルク変動を吸収する。
第1図、第2図は、第3図の振動系を構成するトーショ
ナルダンパ付フライホイールの具体的な全体構成を示し
ている。
第1図、第2図において、トーショナルダンパ付フライ
ホイールは、駆動側フライホイール10と、駆動側フライ
ホイール10と同軸芯状に配され駆動側フライホイール10
に対して相対回転可能とされた従動側フライホイール20
と、駆動側フライホイール10および従動側フライホイー
ル20に対して相対回転可能とされたコントロールプレー
ト70と、駆動側フライホイール10と従動側フライホイー
ル20とを遊び角度θをもって直接連結するKスプリン
グ30と、駆動側フライホイール10とコントロールプレー
ト70を連結しかつKスプリング30との関係においてばね
配列上並列とされたK1スプリング40と、コントロールプ
レート70と従動側フライホイール20とを連結しK1スプリ
ング40に対して振動系上直列に配された摩擦機構60(す
べり始める設定摩擦力をFrとされている)と、を有す
る。駆動側フライホイール10と従動側フライホイール20
との間には、遊び角度θ(ただしθ>θ)をもっ
て両フライホイール10、20を連結するK2スプリング50が
設けられてもよく、図は設けられる場合を示している。
駆動側フライホイール10は、リングギヤを兼ねるアウタ
リング11と、アウタリング11の内周側に配置されたイン
ナリング12と、アウタリング11の両側に配置されアウタ
リング11にリベット15によって固定されたドライブプレ
ート13、14と、から成る。駆動側フライホイール10は、
エンジンクランクシャフト1にセットボルト2によって
固定され、エンジンクランクシャフト1と一体的に回転
する。ドライブプレート13は窓16を有し、ドライブプレ
ート14はスロット(窓でもよい)17を有し、窓16、スロ
ット17はトーショナルダンパ付フライホイールの周方向
に延び、窓16、スロット17の周方向端部は、そこに配設
された、Kスプリング30、K1スプリング40、またはK2
プリング50の、両端のスプリングシート31、41、51に着
脱自在(離脱自在)に係合する。
従動側フライホイール20は、駆動側フライホイール10に
並設されたフライホイールボデー21と、フライホイール
ボデー21にボルト23によって固定されたドリブンプレー
ト22とから成る。従動側フライホイール20は、駆動側フ
ライホイール10のインナリング12に、ベアリング3を介
して、相対回転可能に支持される。従動側フライホイー
ル20は車両のパワートレインに連結される。
従動側フライホイール20のドリブンプレート22は、第7
図に示すように、内周側の環状部22aと、この環状部22a
から半径方向外方に延びるアーム22bとを有する。アー
ム22bは複数本あって、回転中心に対して非対称配置と
なっているが、ベアリング3を介して駆動側フライホイ
ール10に支持されているので、回転上のアンバランス上
の問題は生じない。
Kスプリング30は、トーショナルダンパ付フライホイー
ルの周方向に1ケ所配設されている(第1図参照)。K
スプリング30は、その両端に設けたスプリングシート31
を介して駆動側フライホイール10のドライブプレート1
3、14の窓16、スロット17に着脱自在(離脱自在)に係
合され、かつθの遊び角度をもってドリブンプレート
22のアーム22bに周方向に対向している。駆動側フライ
ホイール10と従動側フライホイール20との間にθ以上
の相対捩り角が生じるとKスプリング30はスプリングシ
ート31を介してドリブンプレート22のアーム22bにあた
り、両フライホイール10、20間にトルクを伝達する。K
スプリング30は、ドライブプレート13、14、およびθ
以上の捩り角では一端をドリブンプレート22、によって
支持されるが、ドライブプレート13、14、ドリブンプレ
ート22とも、ベアリング3を介して円滑に隙間なく回転
されるので、Kスプリング30が周方向一ヶ所配設でトー
ショナルダンパ付フライホイール回転軸芯まわりに非対
称配設に拘らず、そのアンバランスの遠心力は駆動側フ
ライホイール10と従動側フライホイール20によって無理
なく受けられ、アンバランス上の問題は生じない。
K1スプリング40は、第1図に示すように、トーショナル
ダンパ付フライホイールの周方向に1ヶ所のみ設けられ
る。K1スプリング40は、その両端に設けたスプリングシ
ート41を介して駆動側フライホイール10のドライブプレ
ート13、14の窓16、スロット17に着脱自在(離脱自在)
に係合され、かつコントロールプレート70の後述するア
ーム70b間に周方向にアーム70bに対して着脱自在(離脱
自在)に係合される。コントロールプレート70と駆動側
フライホイール10との間に相対捩れ角が生じると、K1
プリング40の一端のスプリングシート41がコントロール
プレート70のアーム70bに押されてドライブプレート1
3、14の窓16、17から離れるので、K1スプリング40は一
端をコントロールプレート70のアーム70bによって支持
され、他端を駆動側フライホイール10のドライブプレー
ト13、14によって支持されることになる。K1スプリング
40の、トーショナルダンパ付フライホイールの周方向1
ヶ所配設は、トーショナルダンパ付フライホイール軸芯
(回転中心)に関して非対称配設による、K1スプリング
40の遠心力のアンバランスを生じる。このアンバランス
の遠心力は、K1スプリング40の両端を支持する、コント
ロールプレート70とドライブプレート13、14に半径方向
力をかける。このうちドライブプレート13、14側はエン
ジンクランクシャフト1を介してクランクシャフト軸受
に支持されるため、半径方向力を十分支持でき、問題な
いが、コントロールプレート70側は、コントロールプレ
ート70が、ベアリングのような円滑にして信頼性ある支
持手段を介することなく、ドリブンプレート22に回転摺
動可能に支持されているに過ぎないので、コントロール
プレート70に半径方向力がかかることは好ましくなく、
対策が講ぜられる必要がある。この対策は後述する。
K2スプリング50は、トーショナルダンパ付フライホイー
ルの周方向に、3ヶ配設される(第1図参照)。K2スプ
リング50の合成ばね定数はこれら3ヶのK2スプリングの
並列配列の合成ばね定数となる。すなわち各K2スプリン
グ50のばね定数をK2/3とすると、それらの合成ばね定数
がK2となる如くである。K2スプリング50は、それらの両
端に設けたスプリングシート51を介して、駆動側フライ
ホイール10のドライブプレート13、14の窓16、スロット
17に、周方向に着脱自在に係合する。このスプリングシ
ート51は、ドリブンプート22のアーム22bに、周方向に
θの遊び角度をもって対向し、駆動側フライホイール
10と従動側フライホイール20との間にθ以上の相対捩
れ角が発生すると、スプリングシート51がドリブンプレ
ート22のアーム22bにあたって、駆動側フライホイール1
0と従動側フライホイール20との間にトルクを伝達す
る。K2スプリング50はその両端をドライブプレート13、
14およびドリブンプレート22によって支持され、ドライ
ブプレート13、14とドリブンプレート22との間にはベア
リング3があるので、K2スプリング50が非対称配設にな
っていて遠心力のアンバランスがあっても、その支持に
おいて問題は生じない。
摩擦機構60は、ドリブンプレート22の環状部22aとコン
トロールプレート70の環状部70aとの間に配設された、
スラストライニング61、スラストプレート62、コーンス
プリング63から成る。スラストライニング61は摩擦材か
ら成り、コーンスプリング63は軸方向力を発生して摩擦
機構60の設定摩擦力Frを決定する。
コントロールプレート70は、互いに並設された一対のコ
ントロールプレート要素71、72のリベット73、74による
結合体から成る。コントロールプレート70は、内周側の
環状部70aとそれから半径方向外方に延びるアーム70bと
を有する。K1スプリング40は、一対のアーム70bの間
に、アーム70bに対して周方向に着脱自在に、配設され
る。コントロールプレート70の環状部70aの内周面は、
ドリブンプレート22の環状部22aの外周面に、回転摺動
自在に接触され、これによってコントロールプレート70
はドリブンプレート22に回転可能に支持される。コント
ロールプレート70の環状部70aの側面は摩擦機構60のス
ラストライニング61に摺動可能に接触される。
コントロールプレート70は摺動接触でドリブンプレート
22に支持されかつ摩擦機構60と摺動接触する関係にある
から、すなわちベアリング等のように低抵抗で高信頼性
の手段によって駆動側フライホイールまたは従動側フラ
イホイールに支持されるものでないから、コントロール
プレート70がK1スプリング40の一端を支持したときにK1
スプリング40からかかるアンバランスな遠心力はバラン
スされる必要がある。このために、コントロールプレー
ト70には、トーショナルダンパ付フライホイール軸芯に
関してK1スプリング40と反対側の位置(点対称の位置)
に、バランサ75が設けられる。バランサ75はコントロー
ルプレート要素71、72に一体に形成されてもよいし、或
いは別体に形成されてコントロールプレート要素71、72
に取付けられてもよい。バランサ75の慣性質量、配置位
置の決定は、第6図、第8図を参照して、次の遠心力バ
ランス式に基づけばよい。
ただし、WA:コントロールプレート要素71、72の各アー
ム70b部の重量 WS:K1スプリング40とスプリングシート41の重
量 WB:バランサ75の質量 rA、B、S:WA、WB、WSの各重心の回転半径 ω:回転角速度 g :重力加速度 上記バランサ75を設けた場合においても、製作精度によ
りバランサ側が重く作られた場合、バランサ側により大
きい遠心力が発生する。この残留アンバランスを受ける
手段として、バランサ75部分にシート76を設けて、シー
ト76をアウタリング11の内周面に摺動可能とさせ、シー
ト76で受けるようにしてある。
K1スプリング40の両端がともにスプリングシートを介し
てドライブプレート13、14の窓16、スロット17で支持さ
れている状態では、K1スプリング40からのアンバランス
な遠心力がコントロールプレート70にかからないから、
バランサ75分アンバランスな遠心力がかかった状態が発
生するが、これはスプリングシート41を介してドライブ
プレート13、14で受けられるから問題はない。ドライブ
プレート13、14にかかる力は、K1スプリング40のアンバ
ランス遠心力から、バランサ75からの遠心力を差しひい
た残りの力となる。
K、K1、K2スプリング30、40、50のスプリングシート3
1、41、51は、弾性を有するクッション31a、41a、51aを
有し(対向するスプリングシートの少なくとも一方に設
けられていればよい)、第4図のθで対向するスプリ
ングシート31、41、51にあたり、θ以上の捩角でばね
定数を急激に増加させて高トルクに耐える。捩り角θ
以上ではクッション31a、41a、51aのゴムによるヒステ
リシスをえがく(第4図参照)。
上記のように構成されたトーショナルダンパ付フライホ
イールの作用について説明する(とくにバランサ75の作
用)。
駆動側フライホイール10と従動側フライホイール20との
間の相対角度、すなわち捩り角がθ以下のときは、K1
スプリング40のみが作動する。そしてコントロールプレ
ート70のアーム70bが、K1スプリング40の両端のスプリ
ングシート41のうち何れか一方のスプリングシート41を
押してドライブプレート13、14の窓16、スロット17から
外すと、K1スプリング40の遠心力は、一端をコントロー
ルプレート70で受けられ他端をドライブプレート13、14
で受けられる。このK1スプリング40からの遠心力とコン
トロールプレート70のアーム70bの回転軸芯まわりの非
対称配設による遠心力は、コントロールプレート70に設
けたバランサ75によって、回転軸芯と直交する面内にお
いて、バランスされる。このため、コントロールプレー
ト70は、トーショナルダンパ付フライホイール軸芯まわ
りに、半径方向のアンバランスな遠心力を受けることな
く、円滑に回転でき、コントロールプレート70とドリブ
ンプレート22との間の回転摺動面、およびコントロール
プレート70の内周の環状部70aと摩擦機構60のスラスト
ライニング61との間の摺接部、に悪影響が出ない。
バランサ75により遠心力バランスをとるので、K1スプリ
ング40を2本対称に配設してバランスをとるという設計
手法を用いなくてもバランスをとることができ、K1スプ
リング40の1本化が可能となる。これは、K1スプリング
40を2本設けてバランスをとる場合に比べて、スプリン
グ点数削減、軽量化、低コスト化を可能にする。また、
K1スプリング40を一対でしかも対称に配置するという設
計上の制約が不要になったことにより、たとえば第1図
でK2スプリング50を3本配設して1本あたりの分担トル
クを低減して、K2スプリング50の小型化、K、K1スプリ
ング30、40を含む全スプリングの径の大きさの平均化が
はかれるなどの設計自由度が大幅に増す。全スプリング
の径の大きさを平均化することは、第2図の断面視で見
られるように、ダンパ組立体の軸方向長さを小さくする
うえで重要で、全スプリングのうち1本でも径の大きな
スプリング(分担トルクが大きい場合、スプリング径も
大きくならざるを得ない)があれば、それによって最小
軸長がほぼ決まってしまう。したがって、全スプリング
になるべくトルクを平均的に分担させて、スプリング径
を平均化することは、軸長を最小にすることであり、コ
ンパクト化に必須の考え方である。なお、スプリング径
を小さくすることは、スプリング諸元(有効径、有効巻
数、線径)の選択によっても可能であるが、ここで問題
としている大きさから考えると微小である。
〔考案の効果〕
本考案のトーショナルダンパ付フライホイールによれ
ば、次の効果を得る。
(イ)コントロールプレート70がK1スプリング40を押し
K1スプリング40の一端のスプリングシート41をドライブ
プレート13、14との係合から外したときにコントロール
プレート70にかかるアンバランスな遠心力を、コントロ
ールプレート70に設けたバランサ75によってバランスさ
せることができる。
K1スプリングの両端がともにスプリングシート41を介し
てドライブプレート13、14、コントロールプレート70と
係合している時には、バランサ75に働らく遠心力はスプ
リングシート41部でK1スプリングの遠心力の一部と相殺
され、やはりコントロールプレート70はバランスされ
る。
(ロ)バランサ75によるコントロールプレート70にかか
るアンバランスな遠心力のバランスによって、コントロ
ールプレート70とドリブンプレート22との間の回転摺動
面に、アンバランス遠心力による過大な摺動抵抗が発生
するのを防止でき、コントロールプレート70の相対回転
を円滑にして作動を円滑にでき、かつアンバランスな回
転摺動による摺動面の摩耗を防止して耐久性を向上させ
ることができる。
また、上記バランスは、コントロールプレート70と摩擦
機構60のスラストライニング61との間の摺動、摺動停
止、を信頼性高いものとし、摩擦機構60の作動を信頼性
高いものにするとともに、スラストライニング61の摩耗
軽減を通して耐久性を向上させる。
(ハ)バランサ75によるバランスは、K1スプリング40の
バランスをとる上において、K1スプリングを一対設けて
それらを回転軸芯に対して点対称に配置するという設計
手法をとる必要性をなくし、K1スプリング40を周方向に
1本化配置することを可能にする。
(ニ)このK1スプリング40の周方向1本化配置によっ
て、スプリング部材の部品点数の低減、軽量化、低コス
ト化が可能になる。
(ホ)K1スプリング40の周方向1本化配置によって、高
トルクを受けるK2スプリング50の配置が容易になり、か
つ全スプリングの径の大きさの平均化をはかることがで
きる。全スプリングの径の大きさの平均化は、トーショ
ナルダンパ付フライホイールの軸方向長さを低減する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わるトーショナルダンパ
付フライホイールのドライブプレート13を取り除いた状
態における正面図、 第2図は第1図のII−II線に沿う断面図、 第3図は第1図のトーショナルダンパ付フライホイール
の振動系図、 第4図は第3図の摺動系を有するトーショナルダンパ付
フライホイールの捩り角−トルク特性図、 第5図は第3図の振動系を有するトーショナルダンパ付
フライホイールの回転数−加速度伝達率特性図、 第6図は第1図のトーショナルダンパ付フライホイール
のうちコントロールプレート70を取り出して示したコン
トロールプレートの正面図、 第7図は第1図のトーショナルダンパ付フライホイール
のうちドリブンプレート22を取り出して示したドリブン
プレート22の正面図、 第8図は第6図のコントロールプレート70と各スプリン
グが構成する遠心力バランスに関するスケルトン図、 第9図は本出願人が先に出願した実願昭62−14091号の
トーショナルダンパ付フライホイールの振動系図、 第10図は第9図の振動系を有するトーショナルダンパ付
フライホイールの捩り角−トルク特性図、である。 10……駆動側フライホイール 13、14……ドライブプレート 16……窓 17……スロット 20……従動側フライホイール 22……ドリブンプレート 22b……アーム 30……Kスプリング 31……スプリングシート 40……K1スプリング 41……スプリングシート 50……K2スプリング 51……スプリングシート 60……摩擦機構 61……スラストライニング 70……コントロールプレート 70a……環状部 70b……アーム 71、72……コントロールプレート要素 75……バランサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 9030−3J F16F 15/12 N (72)考案者 若原 薫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−106442(JP,A)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに相対回転可能に設けた駆動側フライ
    ホイールと従動側フライホイールとの間にトルクを伝達
    する経路の一つに、駆動側フライホイールと従動側フラ
    イホイールとに対して相対回転自在に設けたコントロー
    ルプレートと、該コントロールプレートと駆動側フライ
    ホイールとを連結し両端に配されたスプリングシートを
    介してコントロールプレートのアームおよび駆動側フラ
    イホイールの窓に離脱可能に係合する第1のスプリング
    と、前記コントロールプレートと従動側フライホイール
    とを連結する摩擦機構と、前記駆動側フライホイールと
    従動側フライホイールとの間に前記第1のスプリングと
    並列に配された第2のスプリングと、を有するトーショ
    ナルダンパ付フライホイールにおいて、前記第1のスプ
    リングを、トーショナルダンパ付フライホイールの回転
    軸芯から半径方向に離れた位置に1個だけ配置し、さら
    に、前記コントロールプレートの、前記第1のスプリン
    グとトーショナルダンパ付フライホイール回転軸芯に対
    して点対称の位置に、前記第1のスプリングおよびその
    両端のスプリングシートおよびコントロールプレートの
    アームの質量和の1/2の質量をもつバランサを設けた、
    ことを特徴とするトーショナルダンパ付フライホイー
    ル。
JP1988125621U 1988-09-28 1988-09-28 トーショナルダンパ付フライホイール Expired - Fee Related JPH0723641Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125621U JPH0723641Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 トーショナルダンパ付フライホイール
EP89308383A EP0361669B1 (en) 1988-09-28 1989-08-17 Torsional damper type flywheel device
DE89308383T DE68906496T2 (de) 1988-09-28 1989-08-17 Schwungradvorrichtung mit Torsionsdämpfer.
US07/396,312 US5025680A (en) 1988-09-28 1989-08-21 Torsional damper type flywheel device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988125621U JPH0723641Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 トーショナルダンパ付フライホイール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0247452U JPH0247452U (ja) 1990-03-30
JPH0723641Y2 true JPH0723641Y2 (ja) 1995-05-31

Family

ID=31376391

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988125621U Expired - Fee Related JPH0723641Y2 (ja) 1988-09-28 1988-09-28 トーショナルダンパ付フライホイール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0723641Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63106442A (ja) * 1986-10-22 1988-05-11 Aisin Seiki Co Ltd トルク変動吸収装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0247452U (ja) 1990-03-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5473933B2 (ja) 回転数適応型の動吸振器を備えた力伝達装置および減衰特性を改善するための方法
CN107923479B (zh) 具有离心力摆的离合器盘
US5823880A (en) Dual flywheel assembly with lockup mechanism between two flywheels
JPH08507356A (ja) 回転ショックを吸収するためのダンピング装置、およびかかる装置を含む摩擦クラッチ
JP2003004101A (ja) トルク伝達装置
JPS6038577B2 (ja) 車輛用内燃機関の回転振動吸収装置
JPH0854045A (ja) 自動車の駆動トレーンの変動トルクおよび振動を補正する装置
GB2284039A (en) Twin mass flywheel
GB2318169A (en) Torsional vibration damper
US6398655B1 (en) Torsional vibration damper with movable masses
JP3558462B2 (ja) フライホイール組立体
CN110285189A (zh) 用于混合动力模块和驱动系的混合动力减振器对中解决方案
JP2000504818A (ja) 二質量フライホイール
EP0361669B1 (en) Torsional damper type flywheel device
JPH1026185A (ja) フライホイール組立体
GB2313898A (en) Divided flywheel
JP2001520735A (ja) 減衰装置
EP0361732B1 (en) Torsional damper type flywheel device
JPH0723641Y2 (ja) トーショナルダンパ付フライホイール
US6968932B2 (en) Apparatus for damping vibrations
JPH11502009A (ja) 特に自動車用の変速装置にエンジンを回転結合するためのダブルダンプフライホイール
JP2001520737A (ja) 減衰装置
JPS5842658Y2 (ja) 回転トルクの伝達装置
KR20200135197A (ko) 적어도 제 1 댐퍼 및 동적 진동 흡수기가 장착된 전달 장치
JPH062048Y2 (ja) ト−シヨナルダンパ付フライホイ−ル

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees