JPH07236188A - リモートコマンダ - Google Patents

リモートコマンダ

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Publication number
JPH07236188A
JPH07236188A JP6044720A JP4472094A JPH07236188A JP H07236188 A JPH07236188 A JP H07236188A JP 6044720 A JP6044720 A JP 6044720A JP 4472094 A JP4472094 A JP 4472094A JP H07236188 A JPH07236188 A JP H07236188A
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JP
Japan
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remote commander
output
code signal
light emitting
control
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6044720A
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English (en)
Inventor
Masaharu Fukumoto
真晴 福本
Osamu Oda
收 織田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リモートコマンダの傾きによって音量アップ
/ダウン、チャンネルアップ/ダウン等の異なる制御を
行うようにする。 【構成】 LED2(a、b、c、d)の発光部分の所
定範囲を遮光手段7で覆うことにより所定の方向への指
向性を高め、このようなLED2(a、b、c、d)を
複数個、異なる方向にコード信号が出力されるように配
してリモートコマンダ1を構成する。そして、所定の操
作キーを操作することによりLED2(a、b、c、
d)からは異なる制御を行う信号を出力するようにす
る。また、リモートコマンダ1の所定の操作キーを押し
続けているときに、コード信号を時間t毎の周期で断続
的に送信することによって、時間tの設定を変えること
により、ユーザが連続して操作キーの早押し、又は遅押
しをしている場合と同等の送信ができるようになされて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばテレビジョン受
像機や、オーディオアンプ等の音量調整、入力チャンネ
ル選択などの各種操作を行うリモートコマンダに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、テレビジョン受像機、コンパ
クトディスクプレーヤ、レーザディスクプレーヤ等の各
種電子機器を制御するために、リモートコマンダ等の遠
隔制御装置の使用が一般的になってきている。前記リモ
ートコマンダはチャンネル選択などの操作キーを操作す
ると、その先端部分に配されている赤外線発光ダイオー
ド(以下LEDという)が所定の制御信号が変調された
コード信号で発光される。そして前記コード信号は上記
電子機器の受光部から制御部に入力され所定の制御がな
される。すなわちユーザは上記リモートコマンダに設け
られている各種操作キーを操作することにより、現在視
聴中の位置からテレビジョン受像機のチャンネル選択
(アップ/ダウン)、音量調整やメニュー画面の項目選
択(カーソルの移動)等を行うことが可能である。
【0003】このとき、同一の操作キーが押圧されてい
る間は、その操作キーに対応したコード信号が一定の周
期で連続して送信されている。したがって、例えばチャ
ンネルアップキーを押圧し続けると選択チャンネルは一
定周期でアップを続けるようになる。また、上記一定の
周期よりも速いタイミングで断続的にチャンネルアップ
キーを操作すれば、そのタイミングで速いチャンネルア
ップ制御を行うことができる。
【0004】また、このようなリモートコマンダの動き
を検知してチャンネル選択や音量調整を行うことも考え
られている。例えば所定の操作キーを押しながらリモー
トコマンダを上、又は右に傾けるとチャンネルや音量の
アップ、また下又は左に傾けるとチャンネルや音量のダ
ウンといった制御を行うようにする。これは、例えば複
数のLEDを異なる方向(上下左右)に配し、各LED
から別種の制御信号を変調したコード信号を送信するこ
とにより実現することができる。これにより、リモート
コマンダに設ける操作キーを共通のものとして、操作キ
ーの数を削減することができるとともに、ユーザの間隔
で各種制御を行うことができるようになり操作性も向上
するようになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記リモー
トコマンダに用いられるLEDとして、例えば指向性を
高め前方方向にのみコード信号が出力されるようになさ
れているものがある。このようなLEDは、例えばその
先端部分をレンズ形状とすることにより指向性を高める
ようになされている。そして指向性を高めることによ
り、リモートコマンダが遠隔操作の対象となる電子機器
と異なる方向であるときに、誤って操作キーが押圧され
てしまったときの誤操作を防止することができる。しか
しながら、例えば前方向に指向性の高いLEDを用いて
も赤外線は僅かながら横方向に漏れてしまう。従って、
複数のLEDを同時に配して異なるコード信号で発光さ
せると、互いに干渉してしまい誤動作の原因となってし
まう場合がある。さらに、このようなLEDをリモート
コマンダの前方端部に例えば上下左右の4方向に向けて
装着しようとすると、リモートコマンダの前方端部の厚
みを上下方向及び左右方向に広げなければならず、コン
パクトな装着が不可能であるとともに、リモートコマン
ダが大型化してしまうという問題点があった。
【0006】また、例えばチャンネルアップ/ダウンキ
ーを押し続けて行うチャンネルアップ/ダウン操作など
のように、操作キーを連続して押し続けて行う制御の場
合、コード信号は一定の周期で出力されているので、単
位時間あたりに変化する値(選択チャンネル、音量等)
の大きさは、テレビジョン受像機等の受信側で決められ
たもののみで、リモートコマンダ側において決めること
はできなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような問題
点を解決するためになされたもので、LEDの発光部分
の所定範囲を遮光手段で覆うことにより所定の方向への
指向性を高め、このようなLEDを複数個、異なる方向
にコード信号が出力されるように配してリモートコマン
ダを構成する。そして、前記各LEDからは異なる制御
を行う信号を出力するようにする。また、リモートコマ
ンダの所定の操作キーを押し続けているときに、コード
信号を時間t毎の周期で断続的に送信することによっ
て、時間tの設定を変えることにより、ユーザが連続し
て操作キーの早押し、又は遅押しをしている場合と同等
の送信ができるようになされている。
【0008】
【作用】複数のLEDを例えば水平方向で一列に配設す
ることができるようになり、リモートコマンダの厚みを
コンパクトに構成することができる。また、リモートコ
マンダ側でテレビジョン受像機等の受信側の制御速度
(例えばチャンネルアップ/ダウン、音量アップ/ダウ
ン等)を調整することができるようになるので、リモー
トコマンダを操作するユーザ個々に適した操作を行うこ
とができるようになる。
【0009】
【実施例】以下、本発明のリモートコマンダを、例えば
テレビジョン受像機の各種制御を行う例で説明する。図
1は本実施例のリモートコマンダの外観斜視図である。
この図で1はリモートコマンダ本体を示す。2a、2
b、2c、2dはリモートコマンダ1の前端部分におい
て水平に配されているLEDである。LED2(a〜
d)は後述するようにそれぞれ異なる指向性を有してお
り、図示されているように水平に配されるときも、上下
左右といったように異なる方向に発光されるような向き
で配されている。本実施例の場合例えばLED2aが右
方向、2bが下方向、2cが上方向、2dが左方向とな
るように配されている。そして、後述するマルチコント
ロールキー等の所定の操作キーの操作がなされたとき
に、異なるコード信号が異なる方向に出力されるように
なされている。3はLED2(a〜d)を覆うように取
付けられる赤外線フィルタであり、LED2(a〜d)
の保護も兼ねるようになされている。
【0010】4は例えば、電源キー4a、入力チャンネ
ル選択キー4b、4c、4d、チャンネルダイレクト選
択キー4e、4e、4e・・・等が設けられている操作
部を示す。4fは実施例のリモートコマンダ1に設けら
れているマルチコントロールキーを示す。このマルチコ
ントロールキー4fは、例えばチャンネルアップ/ダウ
ン、音量アップ/ダウン等を行うための操作キーであ
り、ユーザが押圧操作することによりLED2a〜2d
から各種制御に対応した異なるコード信号が出力される
ようになる。
【0011】図2はリモートコマンダ1の、特にマルチ
コントロールキー4fを操作した場合を説明する一部回
路ブロックを示す図である。この図で5a、5b、5
c、5dはマイコンを示す。マイコン5a〜5dはマル
チコントロールキー4fの操作によりコード発生信号が
入力されると、それぞれが所定のコード信号をLED2
(a〜d)に供給するようになされている。本実施例で
は、例えばマイコン5aからは音量ダウン、マイコン5
bからはチャンネルアップ、マイコン5cからはチャン
ネルダウン、マイコン5dからは音量アップ等といった
コード信号が供給される。LED2(a〜d)へのコー
ド信号の供給は同時に行われ、LED2(a〜d)から
は異なる方向、例えば上下左右方向に対して、上記した
ようなコード信号が同時に出力されるようになる。
【0012】つぎに、本実施例のリモートコマンダ1の
発光手段として用いられる、特定の指向性を有するLE
D2について説明する。図2(a)はLED2の上面
図、同図(b)は側面図である。本実施例のLED2は
所定の方向に高い指向性を得るために、赤外線を吸収、
又は反射する遮光手段7によって発光部6の側面部分を
例えば約270゜覆うようにしている。遮光手段7は、
例えばアルミ箔等によって形成される。遮光手段7を用
いることにより赤外線が放射されるのは発光部6の一部
分、すなわち遮光手段7が施されていないLED2の側
面部分の例えば約90゜の範囲となるとなる。なお、遮
光手段7により覆われる範囲を変えることによりLED
2の指向角を任意に設定することが可能である。このよ
うに遮光手段7を施すことにより、例えばレンズなどを
用いるよりも容易に指向性を高めることができるように
なる。
【0013】図4はリモートコマンダ1を図2に示した
LED2が配されている前面から示す図である。なお、
この図に赤外線フィルタ3は示されていない。上記した
ように本実施例では例えば4個のLED2(a、b、
c、d)を、その指向性が例えばLED2aは右方向、
2bは上方向、2cは下方向、2dは左方向となるよう
に配するようにする。このように4個のLED2(a、
b、c、d)が配された状態で、ユーザがマルチコント
ロールキー4fを操作すると、右方向に音量ダウン、上
方向にチャンネルダウン、下方向にチャンネルアップ、
左方向に音量アップのコード信号が出力されるようにな
る。
【0014】図5(a)(b)(c)はLED2(a、
b、c、d)の指向性を、リモートコマンダ1の側面か
ら摸式的に示す図である。この図で、10は例えばリモ
ートコマンダ1で制御するテレビジョン受像機の受光部
であるリモートコマンダ1には上記したとに所定の指向
性を有するLED2(a、b、c、d)が配されている
ので、同図(a)に示されているように、上方向にはL
ED2bからチャンネルダウン、下方向にはLED2c
からチャンネルアップのコード信号が出力される。そし
てユーザがマルチコントロールキー4fを操作しなが
ら、リモートコマンダ1を矢印U方向、すなわち上方向
に変位させると、同図(b)に示されているように下方
向に出力されているチャンネルアップのコード信号が受
光部10に到達するようになり、テレビジョン受像機で
はチャンネルアップの制御が行われる。また、同様にマ
ルチコントロールキー4fを操作しながらリモートコマ
ンダ1を矢印D方向、すなわち下方向に変位させると、
同図(c)に示されているように上方向に出力されてい
るチャンネルダウンのコード信号が受光部10に到達す
るようになり、テレビジョン受像機ではチャンネルダウ
ンの制御が行われるようになる。このように、マルチコ
ントロールキー4fを操作しながらリモートコマンダ1
を上下の操作範囲で変位させることにより、例えばチャ
ンネルアップ/ダウン操作を行うことができるようにな
る。
【0015】図6(a)(b)(c)はLED2(a、
b、c、d)の指向性を、リモートコマンダ1の正面か
ら摸式的に示す図である。リモートコマンダ1には所定
の指向性を有するLED2(a、b、c、d)が配され
ているので、同図(a)に示されているように、右方向
にはLED2aから音量ダウン、左方向にはLED2d
から音量アップのコード信号が出力される。そしてユー
ザがマルチコントロールキー4fを操作しながら、リモ
ートコマンダ1を矢印R方向、すなわち右方向に変位さ
せると、同図(b)に示されているように左方向に出力
されている音量アップのコード信号が受光部10に到達
するようになり、テレビジョン受像機では音量アップの
制御が行われる。また、同様にマルチコントロールキー
4fを操作しながらリモートコマンダ1を矢印L方向、
すなわち左方向に変位させると、同図(c)に示されて
いるように右方向に出力されている音量ダウンのコード
信号が受光部10に到達するようになり、テレビジョン
受像機では音量ダウンの制御が行われるようになる。こ
のように、マルチコントロールキー4fを操作しながら
リモートコマンダ1を左右の操作範囲で変位させること
により、例えば音量アップ/ダウン操作を行うことがで
きるようになる。
【0016】図5(a)(b)(c)で説明したチャン
ネルアップ/ダウン信号と、図6(a)(b)(c)で
説明した音量アップ/ダウン信号は、マルチコントロー
ルキー4fを操作したときに同時に出力されるので、リ
モートコマンダ1の操作範囲は図7に示されているよう
になる。図示されているように、マルチコントロールキ
ー4fを操作しながら上下左右(矢印U、D、L、R)
方向に変位させることにより、その方向に対応している
例えば音量やチャンネルのアップ/ダウンのコード信号
が受光部10に入力されるようになり、チャンネルや音
量のアップ/ダウン制御など、所定の制御を行うことが
できるようになる。このように複数の制御を一つの操作
キーで行うことができるようになり、異なる操作を行う
ごとに操作するキーを変更して押し直す必要がなくなる
とともに、操作部4において操作キーを削減することが
できるようになる。
【0017】なお、LED2に用いる遮光手段7は図3
に示した以外にも、様々な例が考えられる。以下、遮光
手段7の変形例を説明する。例えば図8(a)(b)に
示すLED2は図2に示したLED2に対して、遮光手
段7で覆う範囲を広げ、側面方向に対する指向性をさら
に高めた例である。このLED2を例えば同図(c)に
示されているように、発光部6が上方となるように水平
線上に4個配することで、上方向に対して4種類のコー
ド信号を出力することができるようになる。また、同図
(d)に示されているように、発光部6を下方に向ける
ことにより下方向に対して4種類のコード信号を出力す
ることができるようになる。
【0018】図9(a)(b)は図3に示したLED2
の上面側を遮光手段7で覆うようにして、側面手前側に
対する指向性を高めた例である。また、図9(c)
(d)は側面手前側を遮光手段7で覆うことにより正面
方向に対する指向性を高めた例である。同図(a)
(b)、及び(c)(d)に示したLED2を組み合わ
せて配すると同図(e)に示されているようになり、正
面から側面方向にかけて異なる方向に例えば4種類のコ
ード信号を出力することができるようになる。
【0019】このような、LED2を配することにより
リモートコマンダ1の操作範囲は図10に示されている
ようになり、左右いずれかに少し変位させた場合と、大
きく変位させた場合で異なる制御を行うことができるよ
うになる。この場合、例えば前記したようなチャンネル
や音量のアップ/ダウンの操作を、例えば後術するよう
な2段階の速度で行うことができるようになる。特に、
2以上の段階の速度で画像のサーチ等を行うことができ
るビデオデッキ等の操作に用いることにより、マルチコ
ントロールキーを操作しながらリモートコマンダ1を傾
けるだけで、ユーザの所望の速度で画像のサーチ等を行
うことができるようになる。
【0020】次に、LED2から出力されるコード信号
の周期を変えることにより、例えばテレビジョン受像機
のチャンネルアップ/ダウンなどのチャンネル選択速度
を変える制御について説明する。例えば従来のリモート
コマンダのチャンネルアップ/ダウンキーが押されてい
る間は、図11に示されているように、所定のコード信
号1フレームが一定周期で連続して出力され、受信側で
あるテレビジョン受像機等に供給されていた。本発明で
は、例えば図12(a)(b)(c)に示されているよ
うに、所定の時間tを一周期として、時間t毎に例えば
連続した2フレームのコード信号を出力するようにす
る。これにより、例えば受信側において2フレームのコ
ード信号を入力することで、そのコード信号を認識して
所定の制御を行うように設定されている機器では、ユー
ザが操作キーを押し付けている場合でも、時間t毎に断
続的にキー入力があったとみなし、その都度所定の制御
を行うようになる。このとき、同図(b)に示されてい
るように時間tを短く設定されているコード信号を入力
した場合は、間隔の短いキー入力とみなし制御速度は速
くなる。また同図(c)に示されているように、時間t
が長く設定されているコード信号を入力した場合は、間
隔の長いキー入力とみなし制御速度は遅くなる。なお、
コード信号を認識するフレーム数が、テレビジョン受像
機、ビデオデッキ等の受信側の機種毎によって異なる場
合は、受信側の機器に対応させ、時間t内に連続して出
力されるフレーム数を設定すればよい。
【0021】上記した時間tの異なるコード信号は、例
えばチャンネルアップの標準制御キー、速制御キー、遅
制御キーというようにそれぞれ異なる操作キーを設け、
ユーザは必要に応じて操作キーを選択して制御すること
も可能である。図13はこの場合のリモートコマンダ1
の一部回路ブロックを示す図である。この図でMは時間
tの長さや、この時間t内に何個のフレームを出力する
か等のデータが記憶されているメモリである。4gは標
準制御キー、4hは速制御キー、4iは遅制御キーを示
す。標準制御キー4g、速制御キー4h、遅制御キー4
iが入力されると、メモリMから各操作キーに対応した
データ(時間tの期間)を読み出すことにより、図12
(a)(b)(c)に示したようなコード信号を形成し
て出力することができるようになる。
【0022】例えば標準制御キー4gが操作された場合
は、標準速度でチャンネルアップ制御を行うために、図
12(a)に示すようになるデータをメモリから読み出
し出力するようにする。同様にして速制御キー4hが操
作された場合には図12(b)、また遅制御キー4iが
操作された場合は図12(c)に示すようなコード信号
を形成するデータをメモリM読み出して出力すようにす
る。これにより、所定の操作キーを選択することにより
ユーザの所望の速度でチャンネルアップ制御がなされる
ようになる。さらに、メモリに記憶されるデータ(時間
tの長さ、時間t内のフレーム数など)の設定を変える
ことにより、制御速度を任意に設定することができると
ともに、各種の電子機器に対応することができるように
なる。
【0023】また、例えば上記した指向性の異なる複数
のLED2を配し、各LED2から時間tの異なるコー
ド信号を出力することにより、マルチコントロールキー
4fを操作しながらリモートコントローラ1を変位さ
せ、制御速度を変化させることができる。例えば、図1
4に示されているように上下6方向にコード信号が出力
されるようにLEDを配し、上方向に出力される3種類
のコード信号(a、b、c)を例えばチャンネルダウ
ン、下方向に出力される3種類のコード信号(d、e、
f)を例えばチャンネルアップとする。チャンネルダウ
ン信号のうち最も上方に向けて出力される信号aは、図
12(b)に示したような時間tを短く設定したコード
信号、同じく最も下方に向けて出力されるコード信号c
は、図12(c)に示したような時間tを長く設定した
コード信号、またその中間に出力されるコード信号bは
図12(a)に示したような、通常のコード信号となる
ようにする。
【0024】このようなリモートコマンダ1を、例えば
テレビジョン受像機の受光部10に対して水平に持ち、
マルチコントロールキー4fを操作しながらやや下方に
変位させると、受光部10にはコード信号cが到達する
ようになり、ゆっくりとしたチャンネルダウンがなされ
る。この状態からさらに下方に変位させるとコード信号
bが到達するようになり、標準速度でチャンネルダウン
がなされる。そしてさらに下方に変位させることにより
コード信号cが受光部10に到達するようになり、速い
チャンネルダウンがなされるようになる。これにより、
マルチコントロールキー4fを操作しながら、リモート
コマンダ1を下方に変位させると、その変位した角度に
より例えば2段階の速度でチャンネルダウンを行うこと
ができるようになる。
【0025】また例えば、リモートコマンダ1をテレビ
ジョン受像機の受光部10に対して水平に持ち、マルチ
コントロールキー4fを操作しながらやや上方に変位さ
せると、受光部10にはコード信号dが到達するように
なり、ゆっくりとしたチャンネルアップがなされる。こ
の状態からさらにリモートコマンダ1を上方に変位させ
るとコード信号eが到達するようになり、標準速度でチ
ャンネルアップがなされる。そしてさらに上方に変位さ
せることによりコード信号fが受光部10に到達するよ
うになり、速いチャンネルアップがなされるようにな
る。これにより、マルチコントロールキー4fを操作し
ながら、リモートコマンダ1を上方に変位させると、そ
の変位した角度により例えば2段階の速度でチャンネル
アップを行うことができるようになる。
【0026】また例えば、図15に示されているように
左右6方向にコード信号が出力されるようにLEDを配
し、左方向に出力される3種類のコード信号(g、h、
i)を例えば音量ダウン、右方向に出力される3種類の
コード信号(j、k、l)を例えば音量アップとする。
音量ダウン信号のうち最も左方に向けて出力されるコー
ド信号gは、図12(b)に示したような時間tを短く
設定したコード信号、同じくほぼ中央に向けて出力され
るコード信号iは、図12(c)に示したような時間t
を長く設定したコード信号、またその中間に出力される
コード信号hは図12(a)に示したような、通常のコ
ード信号となるようにする。
【0027】このようなリモートコマンダ1を、例えば
テレビジョン受像機の受光部10に対して水平に持ち、
マルチコントロールキー4fを操作しながらやや右方に
変位させると、受光部10にはコード信号iが到達する
ようになり、ゆっくりとした音量ダウンがなされる。こ
の状態からさらに右方に変位させるとコード信号hが到
達するようになり、標準速度で音量ダウンがなされる。
そしてさらに右方に変位させることによりコード信号g
が受光部10に到達するようになり、速い音量ダウンが
なされるようになる。これにより、マルチコントロール
キー4fを操作しながら、リモートコマンダ1を右方に
変位させると、その変位した角度により例えば2段階の
速度で音量ダウンを行うことができるようになる。
【0028】また例えば、リモートコマンダ1をテレビ
ジョン受像機の受光部10に対して水平に持ち、マルチ
コントロールキー4fを操作しながらやや左方に変位さ
せると、受光部10にはコード信号jが到達するように
なり、ゆっくりとした音量アップがなされる。この状態
からさらにリモートコマンダ1を左方に変位させるとコ
ード信号kが到達するようになり、標準速度で音量アッ
プがなされる。そしてさらに左方に変位させることによ
りコード信号lが受光部10に到達するようになり、速
い音量アップがなされるようになる。これにより、マル
チコントロールキー4fを操作しながら、リモートコマ
ンダ1を左方に変位させると、その変位した角度により
例えば2段階の速度で音量アップを行うことができるよ
うになる。
【0029】すなわち、リモートコマンダ1の傾き加減
(上下左右)によりチャンネルや音量の速いアップ/ダ
ウン、通常速度のアップ/ダウン、又はゆっくりしたア
ップ/ダウンを行うことができるようになる。
【0030】なお、本実施例ではLED2の指向性は上
下左右で説明したが、例えばその中間である斜め方向と
なるようにLED2を配することにより、様々な角度で
各種の操作を行うことができるようになる。またLED
2やマイコン5の数を増加することにより、マルチコン
トロールキー4fを操作することにより、より多くの制
御を行うことができるようになる。また、各種制御を行
うだけでなく、例えばPinP表示の子画面の位置を移動
させたり、制御項目などが表示されるメニュー画面を移
動させるようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のリモート
コマンダは、指向性の異なる複数のLEDが用いられて
いるので、例えば前記複数のLEDから異なる制御を行
うコード信号を同時に出力することにより、所定の操作
キーを操作しながらリモートコマンダを例えば上下左右
等に傾けることにより、その傾きに応じた制御を行うこ
とができるようになる。また、前記複数のLEDは指向
性が異なるようになされているので、リモートコマンダ
の例えば前端部分に同一方向に水平に併設することがで
きるので、前記前端部分に裝着用の厚みを持たせること
なく、コンパクトにリモートコマンダを構成することが
できるようになる。また、所定の操作キーを操作したと
きに前記複数のLEDから出力されるコード信号の周期
を変えることにより、リモートコマンダの傾きによっ
て、例えばチャンネルアップ/ダウン等の制御速度を、
リモートコマンダ側で変化させることができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のリモートコマンダの外観斜視
図である。
【図2】本実施例のリモートコマンダの一部回路ブロッ
ク図を示す図である。
【図3】本実施例のリモートコマンダに用いられる、遮
光手段が施されているLEDの一例を示す図である。
【図4】本実施例のリモートコマンダを図3に示したL
EDが配されている前面から示す図である。
【図5】本実施例のリモートコマンダに装着されたLE
Dの指向性をリモートコマンダの側面から摸式的に示す
図である。
【図6】本実施例のリモートコマンダに装着されたLE
Dの指向性をリモートコマンダの正面から摸式的に示す
図である。
【図7】本実施例のリモートコマンダの操作範囲例を示
す図である。
【図8】本実施例の遮光手段の変形例を示す図である。
【図9】本実施例の遮光手段の変形例を示す図である。
【図10】本実施例のリモートコマンダのその他の操作
範囲例を示す図である。
【図11】連続して出力される所定のコード信号1フレ
ームを摸式的に示す図である。
【図12】所定の時間tを一周期として、その時間t内
にコード信号2フレームを出力する例を示す図である。
【図13】時間tを設定する場合のリモートコマンダの
一部回路ブロックを示す図である。
【図14】上下6方向にコード信号が出力されるように
LEDを配し、時間tの長さを変えて各コード信号を出
力する場合の説明図である。
【図15】左右6方向にコード信号が出力されるように
LEDを配し、時間tの長さを変えて各コード信号を出
力する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 リモートコマンダ 2(a、b、c、d) LED 3 赤外線フィルタ 4 操作部 4f マルチコントロールキー 4g 標準制御キー 4h 速制御キー 4i 遅制御キー 5 マイコン M メモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作部に配されている操作キーに対応し
    た所定の制御信号を変調し、変調されたコード信号を発
    光ダイオードの発光部から出力するリモートコマンダに
    おいて、 前記発光部の所定範囲を遮光手段で覆った複数の発光ダ
    イオードと、 該複数の発光ダイオードに対して異なる制御信号を供給
    する制御手段と、 該制御手段を制御し前記複数の発光ダイオードに前記制
    御信号を出力させる操作手段と、 を備え、前記操作手段を操作したときに、異なる制御信
    号で変調されたコード信号が異なる方向に出力されるよ
    うに前記複数の発光ダイオードを配したことを特徴とす
    るリモートコマンダ。
  2. 【請求項2】上記複数の発光ダイオードは上記遮光手段
    により、上方向、下方向、右方向、又は左方向に指向性
    を有することを特徴とする請求項1に記載のリモートコ
    マンダ。
  3. 【請求項3】 操作部に配されている操作キーに対応し
    た所定の制御信号を変調し、変調されたコード信号を発
    光ダイオードの発光部から出力するリモートコマンダに
    おいて、 前記コード信号が出力される所定の周期で出力される時
    間tが記憶されているメモリと、 上記時間t内に出力されるコード信号のフレーム数が記
    憶されているメモリと、 を備え、所定の操作キーが操作されている際に、前記コ
    ード信号が所定の時間t毎に所定のフレーム数で断続的
    に出力されるようにしたことを特徴とするリモートコマ
    ンダ。
  4. 【請求項4】 指向性の異なる複数の発光ダイオードを
    設け、 上記複数の発光ダイオードから同種の制御を行うコード
    信号が、異なる周期時間tで出力されることを特徴とす
    る請求項3に記載のリモートコマンダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006153058A (ja) * 2004-11-25 2006-06-15 Honda Motor Co Ltd 等速ジョイント
JP2013041379A (ja) * 2011-08-12 2013-02-28 Kyocera Corp 携帯電子機器、入力処理方法および入力処理プログラム

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