JPH0723604Y2 - 釘打機用釘の連結帯 - Google Patents

釘打機用釘の連結帯

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JPH0723604Y2
JPH0723604Y2 JP8691989U JP8691989U JPH0723604Y2 JP H0723604 Y2 JPH0723604 Y2 JP H0723604Y2 JP 8691989 U JP8691989 U JP 8691989U JP 8691989 U JP8691989 U JP 8691989U JP H0723604 Y2 JPH0723604 Y2 JP H0723604Y2
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恵司郎 村山
基次 渋木
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は多数の釘をその軸部が互いに平行となるように
配列し、かつ連結方向にほぼ直線状となるように連結す
る釘打機用の釘連結帯に関するものである。
(従来技術とその問題点) 釘打機に装填するための釘の連結態様として、長尺のプ
ラスチックシートの長手方向に沿う両側縁に隣接同志が
互いに独立した釘保持タブを形成し、各々のタブに形成
した釘保持用スロット内に釘軸を挿入させて多数の釘を
連結したものが知られている(特公昭46-4040号)。
この連結帯では、釘保持タブに形成した釘保持用スロッ
トは、タブの端部方向に開放されて形成されており、釘
軸に対する保持力が小さく従って比較的大きな寸法の釘
の連結に適しない。またこの連結構造は、渦巻状に巻回
して集合体を形成して釘打機に装填するため、各保持タ
ブと隣接するタブとの間にスリットが形成されている。
従って上記連結釘を直線状のマガジンを備えた釘打機に
装填する場合に連結帯が直線状に保持できずマガジンへ
の装填が行い難く且つ、マガジン内で連結帯の後端に作
用される押圧供給に抗しきれず釘供給が不確実になると
いう問題があった。更に釘の連結ピッチを大きくする必
要があるため所定長さの直線状マガジン内での装填数が
少なくなるという問題もある。
そこで、本考案者等は、連結方向に沿ってほぼコ字状に
折曲げ形成したプラスチックシートの対向する上下の釘
保持片に釘軸保持開口を形成して、該釘軸保持開口に釘
軸がシートの伸展方向を直交する軸線に対して傾斜して
配列されるように釘軸を挿通保持させる連結帯の構成を
提案した(実願平1-16970号)。これによって、直線状
のマガジンを備えた釘打機に比較的大量の連結釘を装填
することが可能となったものである。
上記技術では折り曲げ形成したプラスチックシートの対
向する一対の釘保持片に釘軸部が挿入保持される釘軸保
持開口が連結方向に沿って等間隔に形成されており、各
釘軸保持開口の間にはこれに保持されている釘の拡径さ
れた頭部の通過を可能とするため、前記釘軸保持開口の
ほぼ中心を通りかつ釘連結方向と平行する線上で前記釘
保持片の切断を容易にするための切り込みが形成されて
いるものである。(第5図参照)このため、上記連結帯
に釘を挿入する際または釘を連結した状態での包装中に
上記線上に沿って折れ曲がりが発生しやすく例えば第6
図に示すように連結帯の変形を生じさせるものである。
この連結帯の変形は、連結帯を釘打機のマガジンに装填
する際の妨げとなったり、またマガジン内での打込み部
方向への移動の抵抗を増大して釘供給不良を生じさせる
要因となっているものである。
(考案の技術的課題) 本考案は、釘打機内で打ち込まれる釘の頭部によって連
結帯の釘軸保持開口部分を確実に切断できるとともに、
釘を連結帯に挿入する際または釘を連結保持した状態で
の連結帯自体に作用する外力に対して十分な変形耐力を
有した釘打機用釘の連結帯を提供することを技術的課題
とする。
(課題を解決するための手段) ファスナーの連結方向に沿って延びる長尺の一対の釘保
持片と、該釘保持片の一側に接合されて一対の釘保持片
を各々水平状態にかつ互いに所定間隔を隔てて対向して
支持している少なくとも1つの垂直壁と、前記一対の釘
保持片の各々に連結方向に沿って所定間隔で形成された
釘軸部を保持する釘軸保持開口とからなる釘連結帯であ
って、上記各釘保持片に形成した各釘軸保持開口の間に
は、該釘軸保持開口の中心を通りかつ連結方向に延びる
線と交差し、かつ釘軸保持開口の隣接した各開口縁間を
結ぶ線上に沿って、該保持片と切断容易にする弱い部分
を形成したことを要旨とするものである。
(考案の作用効果) 釘軸保持開口間に形成した切断容易な弱い部分が釘連結
方向に延びる線上と交差した傾斜線上に形成してあるた
め、連結帯の釘保持片部分の連結方向線に沿っての折れ
曲がりに対する抵抗が大きくなり、連結帯に釘を挿入す
る際の挿入抵抗や釘を連結支持している連結帯に包装・
輸送中に作用する外力などによっても連結帯の折れ曲が
り変形が発生しにくくなる。
従って、連結帯をマガジンに装填する際の障害がなく、
またマガジン中での移動の抵抗を増大することもないた
め安定した釘供給が可能となるものである。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明する。第1図
に示す通り連結帯1は、連結方向に沿って延びる長尺の
垂直壁部2と、該垂直壁部2の上下縁部分に各々一側縁
が接続されるとともにほぼ水平方向に張り出して形成さ
れた互いに対向した2つの釘保持片3,3と、該釘保持片
3,3の他側縁に接続されそれぞれ垂直方向に垂下して形
成された垂直リブ4,4で構成されている。該垂直リブ4,4
は釘打機のマガジン中で連結帯の後方端部に作用される
押圧供給力に抗する剛性を連結帯に付与するためと、釘
打機の打ち込み部で前記釘保持片3,3を水平状態に保持
するために該釘保持片3の他側縁を支持するものであ
る。前記一対の釘保持片3,3には各々釘5の軸部6を支
持するための釘軸保持開口7が連結帯1の長手方向に沿
って所定間隔で形成されており、隣接する釘軸保持開口
7の間には打ち込まれる釘5の頭部9によって釘保持片
3の破断を容易にするための弱い部分8,8が形成されて
いる。すなわち釘保持片3は釘の打ち込みによって垂直
壁2と接続した一側と垂直リブ4に接続した他側とに前
記弱い部分で分断され、これによって拡径された釘の頭
部を連結帯から離脱させるものである。
多数の釘5,5はその軸部6が連結方向と直交する軸線に
対して傾斜し且つ、各釘軸部6同志が互いに平行関係を
維持出来るように上下の釘保持片3,3に形成された各釘
軸保持開口7中に挿入支持されている。各釘5は連結方
向後方側に配置される釘の頭部9の一部が前方側に配置
される釘の頭部9の上側に重合するように、即ち、前方
側に配置される釘5の頭部周縁9′が後方側に配置され
る釘5の頭部9下方の軸部6に接近した状態で配置され
ている。これによって連結帯1の単位長さ当たりの連結
密度を高めることができ、多量の釘を釘打機のマガジン
に装填することが可能となる。
第2図にて明らかなように、上記連結帯1は、長尺のプ
ラスチックシート10をその長手方向に沿って刻設形成し
た切込み線11部分でほぼ直角に折り曲げ形成することに
よって形成される。該シート10には上下の釘保持片3と
なる部分に釘軸保持開口7が連結方向に沿って等間隔に
穿孔形成され、該釘軸保持開口7と隣接する釘軸保持開
口7との間には両釘軸保持開口7の縁部を接続する線上
に切断容易な弱い部分8が形成されている。なお13は連
結帯1自体の重量軽減を図る為と該連結帯を連続加工す
るために釘の連結ピッチと同一ピッチで形成した開口で
ある。
第3図に詳細に示されているように釘軸保持開口7は、
傾斜して挿入される釘軸6を自然に支持できるように釘
保持片3の連結方向に沿った長径d1とこれと直交する方
向に沿った短径d2を有する楕円形若しくは長円形に形成
されている。前記釘軸保持開口7の短径d2は釘軸6の外
径よりも僅か小さく設定されており、これによって釘軸
保持開口7内に挿入される釘軸6が釘軸保持開口7の短
径方向縁に圧接して釘軸保持開口7の短径d2を押し広げ
るように挿入され、該シートの弾性により弾力的に保持
される。
前記各釘軸保持開口7間に形成した切断容易な弱い部分
8は、前記各釘軸保持開口7のほぼ中心を結ぶ線と傾斜
交差しかつ、隣接した釘保持開口7の周縁に接続された
線上に沿って形成されており、該弱い部分8は前記線上
に沿って釘保持片3の厚さを薄くした切り込み線として
形成されている。該弱い部分8は釘打機に装填された連
結帯に保持されている釘5が打ち込まれるとき、該釘5
の拡径頭部9が釘保持片3の面に衝撃的に接触すること
によって容易に破断され、これによって釘の頭部9が無
理なく連結帯1から離脱されて打ち込まれることを実現
するものである。
一方で連結帯1の釘保持片3部分は前記弱い部分8が各
釘軸保持開口の中心を結ぶ線上と傾斜して形成してある
ため、釘保持片3部分の連結方向に沿った折り曲げ抗力
が増大し、連結帯1への釘挿入時や包装・輸送中におけ
る外力に対して変形が防止できることになる。
上記実施例の説明では、断面形状がほぼコ字状に形成さ
れた連結帯について説明したが、少なくとも一対の釘保
持片とこれを対向保持させる垂直壁部を有した連結帯に
適用できることは勿論である。又、釘保持片3の釘軸保
持開口7間に形成した切断容易な弱い部分を、隣接した
釘軸保持開口に接続された切り込みとして形成したもの
を説明したが、上記弱い部分は必ずしも釘軸保持開口に
接続されている必要はなく釘保持開口の近傍にまて達し
いれば十分である。更に切断容易な弱い部分の構成とし
ては切り込みに限定されるものでなく、例えば前記の線
上に沿って複数の小孔を不連続に形成する構成としても
同一の作用効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る連結帯を示す斜視図、第
2図は同連結帯の製造過程を示す素材の展開図、第3図
aは同連結帯の切断容易な弱い部分を示す拡大平面図、
第3図bは同縦断面図、第4図は同連結帯に釘を挿入し
た状態を示す断面図、第5図(a)は従来の連結帯にお
ける切断容易な弱い部分を示す拡大図、第5図(b)は
同断面図、第6図は従来の連結帯における変形状態を示
す断面図である。 1……連結帯、2……垂直壁 3……釘保持片、4……垂直リブ 5……釘、6……釘軸 7……釘軸保持開口、8……弱い部分

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ファスナーの連結方向に沿って延びた長尺
    の一対の釘保持片と、該釘保持片の一側に接合されて一
    対の釘保持片を各々水平状態にかつ互いに所定間隔を隔
    てて対向して支持している少なくとも1つの垂直壁と、
    前記一対の釘保持片の各々に連結方向に沿って所定間隔
    で形成された釘軸部を保持する釘軸保持開口とからなる
    釘連結帯であって、上記各釘保持片に形成した各釘軸保
    持開口の間には、 該釘軸保持開口の中心を通りかつ連結方向に延びる線と
    交差し、かつ 釘軸保持開口の隣接した各開口縁間を結ぶ線上に沿っ
    て、該保持片を切断容易にする弱い部分を形成したこと
    を特徴とする釘打機用釘の連結帯。
JP8691989U 1989-07-26 1989-07-26 釘打機用釘の連結帯 Expired - Fee Related JPH0723604Y2 (ja)

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JPH0326809U JPH0326809U (ja) 1991-03-19
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015052331A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 マックス株式会社 ファスナーの連結構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015052331A (ja) * 2013-09-05 2015-03-19 マックス株式会社 ファスナーの連結構造

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