JPH0723552B2 - 鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置 - Google Patents
鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置Info
- Publication number
- JPH0723552B2 JPH0723552B2 JP18501686A JP18501686A JPH0723552B2 JP H0723552 B2 JPH0723552 B2 JP H0723552B2 JP 18501686 A JP18501686 A JP 18501686A JP 18501686 A JP18501686 A JP 18501686A JP H0723552 B2 JPH0723552 B2 JP H0723552B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- plating
- steel strip
- groove
- rolling direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electroplating Methods And Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置に関す
るものである。
るものである。
(従来技術と発明の解決しようとする問題点) 鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置としては、例え
ば、特開昭60−174892号のごとく、ロール胴周方向に複
数本の溝を設け、該溝に電極を配置し、該溝にロール中
心部からメツキ液供給管を連結したメツキロールによ
り、鋼帯圧延方向(長手方向)にメツキすることが開示
されている。かゝるロールにおいては、複数本の各溝に
メツキ液供給管を配設することになり、ロールコストが
高くなる欠点等をともなうものである。
ば、特開昭60−174892号のごとく、ロール胴周方向に複
数本の溝を設け、該溝に電極を配置し、該溝にロール中
心部からメツキ液供給管を連結したメツキロールによ
り、鋼帯圧延方向(長手方向)にメツキすることが開示
されている。かゝるロールにおいては、複数本の各溝に
メツキ液供給管を配設することになり、ロールコストが
高くなる欠点等をともなうものである。
本発明は、このような欠点を有利に解決するためなされ
たものである。
たものである。
(問題を解決する手段) 本発明は、メッキ液供給ノズルをメッキロールと別体に
設けたストライプメッキ装置において、メッキロール胴
周方向に設けた複数本の溝に該ロールの鋼帯入側又は出
側にて、該ノズルをロール巾方向に対応させて対向配置
せしめ、かつ、その溝内に電極を設けるとともに、該メ
ッキロールの鋼帯入側又は出側で該メッキロールに対し
てノズルより遠方に通電ロールを配置した、鋼帯圧延方
向のストライプメッキ装置にかんするものである。
設けたストライプメッキ装置において、メッキロール胴
周方向に設けた複数本の溝に該ロールの鋼帯入側又は出
側にて、該ノズルをロール巾方向に対応させて対向配置
せしめ、かつ、その溝内に電極を設けるとともに、該メ
ッキロールの鋼帯入側又は出側で該メッキロールに対し
てノズルより遠方に通電ロールを配置した、鋼帯圧延方
向のストライプメッキ装置にかんするものである。
(作用) 次に本発明について図面を示して説明する。
第1図及び第2図において、鋼帯1を通電ロール2,2−
aを介してメツキロール3に接触移動させ、胴周方向に
複数本の溝4を設けたロール3の鋼帯1入側の溝4にメ
ッキ液供給ノズル5をロール3の胴周方向の溝4に巾方
向に対応させて対向配置する。
aを介してメツキロール3に接触移動させ、胴周方向に
複数本の溝4を設けたロール3の鋼帯1入側の溝4にメ
ッキ液供給ノズル5をロール3の胴周方向の溝4に巾方
向に対応させて対向配置する。
しかして、ヘツダー6を介して、ノズル5から溝4へメ
ツキ液を供給するとともにロール3の溝4内不溶性管極
7を陽極とし、鋼帯を陰極として通電し、鋼帯圧延方向
にストライプメツキを施するものである。
ツキ液を供給するとともにロール3の溝4内不溶性管極
7を陽極とし、鋼帯を陰極として通電し、鋼帯圧延方向
にストライプメツキを施するものである。
ロール3の鋼帯出側から排出されたメツキ液は、下部タ
ンク(図示せず)へ落下し、そのメツキ液は、必要に応
じて成分調整後再度ヘツダー6へ供給する。
ンク(図示せず)へ落下し、そのメツキ液は、必要に応
じて成分調整後再度ヘツダー6へ供給する。
即ち、本発明においては、上記のごときロールにメツキ
すべき鋼帯を接触移動し、メツキ液をロールの鋼帯入側
又は出側の溝に巾方向に対応させて対向配置したノズル
から溝内へ供給し、鋼帯と接触しつつ溝内を流れ、ロー
ルの鋼帯入側又は出側からメツキ液を排出する、この間
鋼帯を陰極として通電し、連続的に鋼帯圧延方向(長手
方向)にストライプメツキを施すものである。
すべき鋼帯を接触移動し、メツキ液をロールの鋼帯入側
又は出側の溝に巾方向に対応させて対向配置したノズル
から溝内へ供給し、鋼帯と接触しつつ溝内を流れ、ロー
ルの鋼帯入側又は出側からメツキ液を排出する、この間
鋼帯を陰極として通電し、連続的に鋼帯圧延方向(長手
方向)にストライプメツキを施すものである。
溝巾としては例えば缶用鋼板として、缶胴溶接部に溶接
性を向上させる金属メツキを施す場合は、缶胴ラツプ代
を缶径に応じた間隔で、2〜15mm巾のメツキを施すこと
から溝巾もこれに応じた巾を構成するものである。
性を向上させる金属メツキを施す場合は、缶胴ラツプ代
を缶径に応じた間隔で、2〜15mm巾のメツキを施すこと
から溝巾もこれに応じた巾を構成するものである。
又メツキ液の流速としては、6.0m/秒以上とれば、十分
ロールの鋼帯入側又は出側まで移動し均一メツキができ
る。
ロールの鋼帯入側又は出側まで移動し均一メツキができ
る。
金属メツキとしては、用途により種々あるが、例えば前
記のごとき、缶胴の溶接性を向上する場合は、Sn,Ni,Z
n,Zn−Sn,Ni−Sn,Ni−P等がある。ロール胴周方向の溝
間隔は、用途、規格等に応じて種々あり、その都度溝間
隔の異つたロールを取替えるのでは生産性等において不
利であり、例えば数種類の規格等に応じた溝間隔を設
け、その溝に巾方向に対応させて対向配置しているノズ
ルの1部を止めることにより、1つのロールで多数のス
トライプ間隔のメツキが可能になり、生産性等を向上さ
せることができる。
記のごとき、缶胴の溶接性を向上する場合は、Sn,Ni,Z
n,Zn−Sn,Ni−Sn,Ni−P等がある。ロール胴周方向の溝
間隔は、用途、規格等に応じて種々あり、その都度溝間
隔の異つたロールを取替えるのでは生産性等において不
利であり、例えば数種類の規格等に応じた溝間隔を設
け、その溝に巾方向に対応させて対向配置しているノズ
ルの1部を止めることにより、1つのロールで多数のス
トライプ間隔のメツキが可能になり、生産性等を向上さ
せることができる。
(発明の効果) かくすることにより、メツキロール構造が簡単になり、
ロールコストが軽減できる。
ロールコストが軽減できる。
第1図は、本発明実施例装置の側面説明図、第2図は縦
断面説明図である。 1……鋼帯、2,2−a……通電ロール 3……メツキロール、4……溝 5……ノズル、6……ヘツダー 7……電極
断面説明図である。 1……鋼帯、2,2−a……通電ロール 3……メツキロール、4……溝 5……ノズル、6……ヘツダー 7……電極
フロントページの続き (72)発明者 関口 正俊 愛知県東海市東海町5―3 新日本製鐵株 式会社名古屋製鐵所内 (56)参考文献 特開 昭60−174892(JP,A) 特開 昭61−99689(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】メッキ液供給ノズルをメッキロールと別体
に設けたストライプメッキ装置において、メッキロール
胴周方向に設けた複数本の溝に該ロールの鋼帯入側又は
出側にて、該ノズルをロール巾方向に対応させて対向配
置せしめ、かつ、その溝内に電極を設けるとともに、該
メッキロールの鋼帯入側又は出側で該メッキロールに対
してノズルより遠方に通電ロールを配置した、鋼帯圧延
方向のストライプメッキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18501686A JPH0723552B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18501686A JPH0723552B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6342392A JPS6342392A (ja) | 1988-02-23 |
JPH0723552B2 true JPH0723552B2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=16163294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18501686A Expired - Lifetime JPH0723552B2 (ja) | 1986-08-08 | 1986-08-08 | 鋼帯圧延方向のストライプメツキ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723552B2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-08 JP JP18501686A patent/JPH0723552B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6342392A (ja) | 1988-02-23 |
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