JPH07235476A - 反射ミラー型露光装置 - Google Patents

反射ミラー型露光装置

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JPH07235476A
JPH07235476A JP2663994A JP2663994A JPH07235476A JP H07235476 A JPH07235476 A JP H07235476A JP 2663994 A JP2663994 A JP 2663994A JP 2663994 A JP2663994 A JP 2663994A JP H07235476 A JPH07235476 A JP H07235476A
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JP
Japan
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mirror
optical system
mask
pattern light
light
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JP2663994A
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English (en)
Inventor
Atsushi Oe
敦司 大江
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70216Mask projection systems
    • G03F7/70358Scanning exposure, i.e. relative movement of patterned beam and workpiece during imaging

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、架台の姿勢誤差により生じる露光誤
差を低減する。 【構成】マスク(11)を通過したパターン光を、各ミラー
(21,23,24,25) 及び両面ミラー(22)を組合わせた折返し
光学系(20)により等倍投影光学系(7) に入射し、かつこ
の等倍投影光学系(7) からのパターン光を折返し光学系
(20)によりマスク(11)の配置された平面と同一平面上に
配置されたプレート(12)上に照射する。これにより、マ
スク(11)とプレート(12)とを同一平面上に配置できるの
で、これらマスク(11)及びプレート(12)を一体的に移動
させれば、架台の姿勢誤差により生じる露光誤差を低減
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、凹面鏡及び凸面鏡を組
合わせた投影光学系を通してマスクに形成されたマスク
パターンを半導体ウエハ等の被処理体上に転写する反射
ミラー型露光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は反射ミラー型露光装置の外観構成
図であり、図3は同装置を上方から見た構成図である。
架台1の両側には、それぞれパターンの形成されたマス
ク2、半導体ウエハ(以下、プレートと称する)3が取
り付けられている。
【0003】又、この架台1の内部には、台形ミラー4
が配置されている。この台形ミラー4は、その各傾斜面
にそれぞれ平面ミラー5、6が形成されている。一方、
反射型の等倍投影光学系7を構成する凸面鏡8及び凹面
鏡9が配置されている。
【0004】架台1は、等倍投影光学系7の光学系光軸
に対して平行となる矢印(イ)方向に移動自在となって
いる。この架台1の移動時、台形ミラー4は、移動せず
に固定されている。
【0005】このような構成であれば、マスク2に対し
て円弧状のスリット光が照射される。このマスク2を通
過したスリット光つまりパターン光は、平面ミラー5で
反射して等倍投影光学系7に入射する。
【0006】この等倍投影光学系7では、凸面鏡8及び
凹面鏡9間でパターン光を反射して平面ミラー6に投影
パターン光として送るが、このときにパターン像は反転
する。なお、図2では「上」「下」としてパターン像の
反転を示している。
【0007】そして、この投影されたパターン光は、平
面ミラー6で反射してプレート3上に照射される。この
ようにパターン光がプレート3に対して照射されている
とき、架台1は、図示しないスキャンステージによって
等倍投影光学系7の光学系光軸に対して所定速度で平行
移動する。この平行移動によりマスク2の全面に対して
スリット光が走査され、プレート3上にマスク2のパタ
ーンが等倍で転写される。
【0008】しかしながら、上記装置では、露光時に架
台1をスキャンステージにより走査しているので、架台
1の姿勢誤差によりパターンの露光誤差が生じる。この
露光誤差を低減するためには、架台1を高剛性に形成す
るとともにスキャンステージの移動を高精度にする必要
がある。
【0009】そのうえ、高解像度を実現するために大型
の光学系を用いた場合には、架台1も大型となるため、
より高剛性の架台1、及び高精度な移動ができるスキャ
ンステージが要求される。
【0010】ところが、このように光学系の大型化に伴
って架台1が大型化すると、姿勢誤差の露光誤差に与え
る影響が大きくなり、又、架台1自体の変形量も大きく
なって露光誤差を大きくしてしまう。
【0011】そこで、この架台1の変形量を小さくする
ために架台1の高剛性化を図ると、架台1の変形量が小
さくなるものの、架台1の重量が大きくなり、スキャン
ステージによる安定した走査が妨げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】以上のように架台1の
姿勢誤差により生じるパターンの露光誤差を低減するた
めに、架台1を高剛性に形成するとともにスキャンステ
ージの移動を高精度にする必要があるが、架台1の高剛
性化を図ると、スキャンステージによる安定した走査が
できなくなる。そこで本発明は、架台の姿勢誤差により
生じる露光誤差を低減できる反射ミラー型露光装置を提
供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1によれば、パタ
ーンの形成されたマスクを通過したパターン光を凹面鏡
及び凸面鏡から形成される投影光学系を通して被処理体
上に結像する反射ミラー型露光装置において、マスクと
被処理体とを互いに平行な各平面上にそれぞれ載置する
ステージと、パターン光を投影光学系に入射し、かつこ
の投影光学系からのパターン光を被処理体上に照射する
折返し光学系と、ステージと折返し光学系とを相対的に
移動させる移動手段と、を備えて上記目的を達成しよう
とする反射ミラー型露光装置である。
【0014】請求項2によれば、ステージは、マスクと
被処理体とをそれぞれ同一平面上に載置するものであ
る。請求項3によれば、マスクに対して円弧状の光を照
射してその通過光をパターン光とするものである。
【0015】請求項4によれば、折返し光学系は、両面
ミラーと、パターン光を直角方向に反射して両面ミラー
の一方の面に入射する第1のミラーと、両面ミラーの一
方の面で反射したパターン光を投影光学系に入射する第
2のミラーと、投影光学系からのパターン光を両面ミラ
ーの他方の面入射する第3のミラーと、この第3のミラ
ーで反射したパターン光を被処理体上に照射する第4の
ミラーとから構成されるるものである。
【0016】請求項5によれば、パターンの形成された
マスクを通過したパターン光を凹面鏡及び凸面鏡を組合
わせた投影光学系を通して被処理体上に結像する反射ミ
ラー型露光装置において、マスク及び被処理体を同一平
面上に載置するステージと、マスクに対して円弧状の照
明光を照射する照明系と、マスクを通過した円弧状のパ
ターン光を第1のミラーにより直角方向に反射して両面
ミラーの一方の面に入射し、この両面ミラーの一方の面
で反射したパターン光を第2のミラーにより投影光学系
に入射し、かつこの投影光学系からのパターン光を第3
のミラーにより両面ミラーの他方の面に入射し、この両
面ミラーの他方の面で反射したパターン光を第4のミラ
ーにより被処理体上に照射する折返し光学系と、ステー
ジを所定方向に移動してマスクに対して照明光を走査す
るとともに折返し光学系からのパターン光を被処理体上
に対してマスクに対する走査方向と同一方向に走査する
移動手段と、を備えて上記目的を達成しようとする反射
ミラー型露光装置である。
【0017】
【作用】請求項1によれば、マスクと被処理体とを互い
に平行な各平面を有するテーブル上に載置し、マスクを
通過したパターン光を、折返し光学系により凹面鏡及び
凸面鏡を組合わせた投影光学系に入射し、その投影され
たパターン光を折返し光学系により被処理体上に照射す
る。この状態に、ステージと折返し光学系とを移動手段
により相対的に移動させる。
【0018】この場合、請求項2によれば、マスクと被
処理体とをそれぞれ同一平面上のステージに載置してい
る。又、請求項3によれば、パターン光は、マスクに対
して円弧状の光を照射することによって得ている。
【0019】又、請求項4によれば、折返し光学系で
は、パターン光を第1のミラーにより直角方向に反射し
て両面ミラーの一方の面に入射し、この両面ミラーの一
方の面で反射したパターン光を第2のミラーにより投影
光学系に入射し、かつこの投影光学系からのパターン光
を第3のミラーにより両面ミラーの他方の面に入射し、
この両面ミラーの他方の面で反射したパターン光を第4
のミラーにより被処理体上に照射している。
【0020】請求項5によれば、マスク及び被処理体を
同一平面のステージ上に載置し、マスクに対して円弧状
の光を照射してその通過したパターン光を、折返し光学
系に送る。この折返し光学系では、パターン光を第1の
ミラーにより直角方向に反射して両面ミラーの一方の面
に入射し、この両面ミラーの一方の面で反射したパター
ン光を第2のミラーにより投影光学系に入射し、かつこ
の投影光学系からのパターン光を第3のミラーにより両
面ミラーの他方の面に入射し、この両面ミラーの他方の
面で反射したパターン光を第4のミラーにより被処理体
上に照射する。この状態に、ステージと折返し光学系と
を移動手段により相対的に移動させることにより、マス
クのパターンを被処理体に転写する。
【0021】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1は反射ミラー型露光装置の構成図で
ある。スキャンステージ10上には、所定間隔をおいて
マスクパターンの形成されたマスク11、及び露光処理
されるプレート12が載置されている。
【0022】スキャンステージ10は、移動機構13の
駆動によりx軸方向(矢印ロ)に対して所定速度で平行
移動するものとなっている。又、スキャンステージ10
のマスク11の載置される部分には、開口部が形成さ
れ、その下方(−z軸方向)には照明系14が配置され
ている。
【0023】この照明系14は、円弧状のスリット光を
放射してマスク11に照射するものとなっている。一
方、スキャンステージ10の上方には、折返し光学系2
0が配置されている。この折返し光学系20は、マスク
11を通過した円弧状のスリット光、つまりパターン光
を等倍投影光学系7に入射し、かつこの等倍投影光学系
7からのパターン光をマスク11と同一平面上に配置さ
れたプレート12上に照射する機能を有している。
【0024】又、この折返し光学系20は、マスク11
を通過するパターン像に対し、プレート12上には反転
しないパターン像として照射する機能を有している。具
体的な構成を説明すると、マスク11の上方(z軸方
向)には第1のミラー21が配置されている。この第1
のミラー21は、xy平面に対してφ方向に+45°傾
けて配置されている。
【0025】この第1のミラー21の反射方向(y軸方
向)でかつ等倍投影光学系7の光軸(x軸)上には、両
面ミラー22が配置されている。この両面ミラー22
は、xy平面に対してφ方向に−45°傾けて配置され
ている。この両面ミラー22は、下方側となるミラー2
2a及び上方側となるミラー22bが形成されている。
【0026】これらミラー22a、22bのうちミラー
22aの下方(−z軸方向)には、第2のミラー23が
配置されている。この第2のミラー23は、xy平面に
対してθ方向に+45°傾けて配置されている。なお、
この第2のミラー23は、等倍投影光学系7の凹面鏡9
の外周縁を出ない範囲内に配置されている。
【0027】又、両面ミラー22におけるミラー22b
の上方(z軸方向)には、第3のミラー24が配置され
ている。この第3のミラー24は、xy平面に対してθ
方向に−45°傾けて配置されている。なお、この第3
のミラー24も等倍投影光学系7の凹面鏡9の外周縁を
出ない範囲内に配置されている。
【0028】そして、両面ミラー22におけるミラー2
2bの反射方向(y軸方向)でかつプレート12の上方
(z軸方向)には、第4のミラー25が配置されてい
る。この第4のミラー25は、xy平面に対してφ方向
に−45°傾けて配置されている。
【0029】次に上記の如く構成された装置の作用につ
いて説明する。照明系14から円弧状のスリット光が放
射されると、このスリット光はスキャンステージ10の
開口部を通してマスク11に照射される。
【0030】このマスク11に円弧状のスリット光が照
射されてその通過光、つまりパターン光となる。このパ
ターン光は、z軸方向に進行して第1のミラー21に到
達して反射し、y軸方向に折り曲げられる。このとき、
パターン像の反転を示すための「左」「右」は、第1の
ミラー21で反射することにより「左」が下方側、
「右」が上方側となる。
【0031】次にパターン光は、両面ミラー22に向か
って進行し、この両面ミラー22のミラー22aで反射
して下方に折り曲げられる。そして、このパターン光
は、第2のミラー23で反射してx軸方向に進行し、等
倍投影光学系7に入射する。この等倍投影光学系7に入
射するパターン像は、左側に「右」、右側に「左」とな
る。
【0032】この等倍投影光学系7は、凸面鏡8及び凹
面鏡9間でパターン光を反射し、投影のパターン光を形
成しており、このときパターン像は、図1に示す通りに
反転する。
【0033】この等倍投影光学系7により投影されたパ
ターン光は、第3のミラー24で反射して下方に折り曲
げられ、両面ミラー22のミラー22bに入射する。こ
のとき、パターン像は、第3のミラー24上において
「左」が左側、「右」が右側となる。
【0034】このパターン光は、ミラー22bで反射し
てy軸方向に進行し、第4のミラー25に向かう。この
ときパターン像は、第4のミラー25上において「左」
が上方側、「右」が下方側となる。
【0035】そして、パターン光は、第4のミラー25
で反射して下方に折り曲げられ、プレート12上に、マ
スク11のパターンの大きさと等倍で照射される。しか
るに、プレート12上に照射されるパターン像は、マス
ク11上において「左」が左側、「右」が右側となり、
マスク11上における「左」「右」の位置と同一であ
り、反転せずに照射される。
【0036】一方、このようにマスクパターンがプレー
ト12上に照射されている状態に、移動機構13は、ス
キャンステージ10を駆動してx軸方向に対して所定速
度で移動させる。
【0037】このスキャンステージ10の移動により、
円弧状のスリット光がマスク11の全面に対して走査さ
れる。このスリット光の走査によりマスク11を通過し
たパターン光は、上記同様に折曲げ光学系20、等倍投
影光学系7を通してプレート12上に照射される。
【0038】この結果、プレート12上には、マスク1
1における全面のパターンが転写される。このように上
記一実施例においては、マスク11を通過したパターン
光を、折返し光学系20により等倍投影光学系7に入射
し、かつこの等倍投影光学系7からのパターン光を折返
し光学系20によりマスク11の配置された平面と同一
平面上に配置されたプレート12上に照射するようにし
たので、マスク11とプレート12とを同一平面上のス
キャンステージ10上に配置でき、これらマスク11及
びプレート12を一体的に移動させれば、架台を用いる
ことなく、マスク11及びプレート12の姿勢誤差によ
り生じる露光誤差を低減できる。
【0039】又、折曲げ光学系20を、パターン光を第
1のミラー21により反射して両面ミラー22の一方の
ミラー22aに入射し、このミラー22aで反射したパ
ターン光を第2のミラー23により等倍投影光学系7に
入射し、かつこの等倍投影光学系7からのパターン光を
第3のミラー24により両面ミラーのミラー22bに入
射し、このミラー22bで反射したパターン光を第4の
ミラー25によりプレート12上に照射する構成とした
ので、マスク11とプレート12とを同一平面上に配置
できるとともにプレート12に照射するパターン像を反
転させずに照射でき、これによりマスク11とプレート
12とを一体的に移動させることができる。
【0040】さらに、折曲げ光学系20を固定配置し、
スキャンステージ10を移動させる構成としたので、光
学系の大型化に伴って走査系となるスキャンステージ1
0等を大型化しなくてもよい。
【0041】これにより大型で大重量の架台を用いなく
ても、軽量のスキャンステージ10を用い、かつこのス
キャンステージ10の負担を低減できて露光誤差を小さ
くできる。
【0042】なお、本発明は、上記一実施例に限定され
るものでなく次の通りに変形してもよい。例えば、折曲
げ光学系20において各ミラー21、23、24、25
及び両面ミラー22をそれぞれxy平面に対してφ方向
又はθ方向の±45°に傾けて配置しているが、これら
の配置に限らず、マスク11のパターン像を反転させず
にマスク11とプレート12とを同一平面上に配置でき
るようなパターン像を得られるならば、各ミラー21、
23、24、25及び両面ミラー22の配置角度を変更
してもよい。
【0043】又、折曲げ光学系20の両面ミラー22に
代えて、2枚の片面ミラーを第2及び第3のミラー2
3、24との間に配置するようにしてもよい。この場
合、これら片面ミラーの配置位置に応じて第1と第4の
ミラー21、25の各z軸方向の配置位置を移動するも
のとなる。
【0044】又、マスク11とプレート12とは、スキ
ャンステージ10上で同一平面上に載置されているが、
マスク11とプレート12とは、同一平面上に載置する
に限らず、これらマスク11とプレート12とは、その
載置する各平面が互いに平行な関係にあればよい。例え
ば、段差を有するステージや、別々のステージ上にマス
ク11とプレート12とをそれぞれ載置してもよい。こ
の場合でもマスク11とプレート12とは、露光処理時
に同期して移動するものとなる。又、上記一実施例で
は、半導体ウエハの露光処理に適用した場合について説
明したが、これに限らず他の被処理体に対する露光処理
にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、架
台の姿勢誤差により生じる露光誤差を低減できる反射ミ
ラー型露光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる反射ミラー型露光装置の一実施
例を示す構成図。
【図2】従来における架台を用いた反射ミラー型露光装
置の構成図。
【図3】同装置を上方から見た構成図。
【符号の説明】
7…等倍投影光学系、8…凸面鏡、9…凹面鏡、10…
スキャンステージ、11…マスク、12…プレート、1
3…移動機構、14…照明系、20…折返し光学系、2
1…第1のミラー、22…両面ミラー、22a,22b
…ミラー、23…第2のミラー、24…第3のミラー、
25…第4のミラー。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パターンの形成されたマスクを通過した
    パターン光を凹面鏡及び凸面鏡から形成される投影光学
    系を通して被処理体上に結像する反射ミラー型露光装置
    において、 前記マスクと前記被処理体とを互いに平行な各平面上に
    それぞれ載置するステージと、 前記パターン光を前記投影光学系に入射し、かつこの投
    影光学系からのパターン光を前記被処理体上に照射する
    折返し光学系と、 前記ステージと前記折返し光学系とを相対的に移動させ
    る移動手段と、を備えたことを特徴とする反射ミラー型
    露光装置。
  2. 【請求項2】 ステージは、マスクと被処理体とをそれ
    ぞれ同一平面上に載置することを特徴とする請求項1記
    載の反射ミラー型露光装置。
  3. 【請求項3】 マスクに対して円弧状の光を照射してそ
    の通過光をパターン光とすることを特徴とする請求項1
    記載の反射ミラー型露光装置。
  4. 【請求項4】 折返し光学系は、両面ミラーと、パター
    ン光を直角方向に反射して前記両面ミラーの一方の面に
    入射する第1のミラーと、前記両面ミラーの一方の面で
    反射したパターン光を投影光学系に入射する第2のミラ
    ーと、前記投影光学系からの前記パターン光を前記両面
    ミラーの他方の面入射する第3のミラーと、この第3の
    ミラーで反射した前記パターン光を被処理体上に照射す
    る第4のミラーとから構成されることを特徴とする請求
    項1記載の反射ミラー型露光装置。
  5. 【請求項5】 パターンの形成されたマスクを通過した
    パターン光を凹面鏡及び凸面鏡を組合わせた投影光学系
    を通して被処理体上に結像する反射ミラー型露光装置に
    おいて、 前記マスク及び前記被処理体を同一平面上に載置するス
    テージと、 前記マスクに対して円弧状の照明光を照射する照明系
    と、 前記マスクを通過した円弧状のパターン光を第1のミラ
    ーにより直角方向に反射して両面ミラーの一方の面に入
    射し、この両面ミラーの一方の面で反射したパターン光
    を第2のミラーにより前記投影光学系に入射し、かつこ
    の投影光学系からの前記パターン光を第3のミラーによ
    り前記両面ミラーの他方の面に入射し、この両面ミラー
    の他方の面で反射した前記パターン光を第4のミラーに
    より前記被処理体上に照射する折返し光学系と、 前記ステージを所定方向に移動して前記マスクに対して
    前記照明光を走査するとともに前記折返し光学系からの
    パターン光を前記被処理体上に対して前記マスクに対す
    る走査方向と同一方向に走査する移動手段と、を備えた
    ことを特徴とする反射ミラー型露光装置。
JP2663994A 1994-02-24 1994-02-24 反射ミラー型露光装置 Pending JPH07235476A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007187550A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Yokogawa Electric Corp 分光装置
JP2013501370A (ja) * 2009-08-07 2013-01-10 カール・ツァイス・エスエムティー・ゲーエムベーハー 少なくとも2つの鏡面を有するミラーを製造する方法、マイクロリソグラフィ用投影露光装置のミラー、及び投影露光装置

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JP2007187550A (ja) * 2006-01-13 2007-07-26 Yokogawa Electric Corp 分光装置
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