JPH072351B2 - チューブ容器の成形金型 - Google Patents

チューブ容器の成形金型

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JPH072351B2
JPH072351B2 JP18681091A JP18681091A JPH072351B2 JP H072351 B2 JPH072351 B2 JP H072351B2 JP 18681091 A JP18681091 A JP 18681091A JP 18681091 A JP18681091 A JP 18681091A JP H072351 B2 JPH072351 B2 JP H072351B2
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Japan
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tube
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mold
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正昭 宮原
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/14Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
    • B29C45/14598Coating tubular articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2023/00Tubular articles
    • B29L2023/20Flexible squeeze tubes, e.g. for cosmetics

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチューブ容器の成形金型
に関する。
【0002】
【従来の技術】練歯磨き、からし、わさび等のペースト
状物の容器として、金属箔、合成樹脂シート等を積層し
た積層シートで形成した柔軟性を有するチューブの先端
にテーパー状の肩部およびこれに続く首部を有する口部
を成形したチューブ容器が知られている。このチューブ
容器の口部は一般的にインジェクション成形にて行われ
る。図3は特開昭58−205745号公報に示された
チューブ容器の成形金型を示す。この成形金型では、キ
ャビティ型1の内面に形成した容器錐状部2と急斜面を
なす案内部3との間に短小幅の水平部4を設け、これに
対応してコア5の上端部に周設した環状突部6の先端を
平面7に形成したものを用いている。上記の成形金型で
は、コア5に装着したチューブ8の先端部を水平部4に
よってキャビティ内空間に案内すると共に、水平部4と
平面7とでチューブ8を挟圧保持するようにしている。
したがって、この成形金型では、チューブ8の先端部が
口部の肩部内に埋没し、口部とチューブ8との強固な接
着力が得られる。またチューブ8を水平部4と平面7と
で挟圧保持するようにしているので、チューブ8とコア
5との間に樹脂が流れ込むことがない利点を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の成形金型では次のような問題点を有している。すなわ
ち、チューブ8をコア5に装着する際、チューブ8先端
部を上記のように曲折させるために、チューブ8の先端
部を所定長さコア5先端から突出させた状態に装着する
必要がある。その際、チューブ8の長さの不揃いや装着
の際のハンドリングの加減等により、チューブ8の突出
させる長さを一定に揃えるのは困難であり、所定長より
長く突出させた状態に装着すると図4に示すように折れ
曲がったチューブ8の先端がコア5のキャビティ面に当
接するか、あるいはキャビティ面に近接した状態に折れ
曲がってしまう。この状態でキャビティ内に溶融樹脂が
注入されると、チューブ8とキャビティ面間のコーナー
部Aへの樹脂の回り込みが悪くなり、樹脂が透明樹脂で
あるとこの欠損部が外部から透けて見え、外観を損ねる
ばかりか、チューブ8と口部との接着力に欠け、剥離等
が生じるおそれがある。
【0004】そこで、本発明は上記問題点を解決すべく
なされたものであり、その目的とするところは、コーナ
ー部への樹脂の回り込みを十分に行え、外観も接着強度
も優れるチューブ容器をうることのできる成形金型を提
供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、容器本体たるチ
ューブの先端部にテーパー状の肩部およびこれに続く首
部を有する口部を成形するチューブ容器の成形金型にお
いて、得るべきチューブ容器の少なくとも容器口部側の
内面形状を規制するコアを有するコア型と、該コア型の
コアが前記チューブを介在させて進入しうるキャビティ
型を具備し、該キャビティ型の内面とコア型のコア端面
とで、前記チューブの一端が臨む、前記口部成形用のキ
ャビティを画成し、口部の肩部外端に対応するキャビテ
ィ型のキャビティ面のテーパー部上にチューブの先端部
が当接してチューブの先端がキャビティ空間部内に位置
するようチューブを折り曲げ、案内する当接面を形成
し、口部の肩部の外端より若干内側に対応するコアのキ
ャビティ面のテーパー部上に前記当接面に案内されてキ
ャビティ空間部内にのびるチューブ先端部をコアのテー
パー部面に当接しないよう支持する突部を適宜間隔をお
いて複数個設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】コアのテーパー部上にその外端よりも若干内側
に突部を設けて、該突部により折れ曲がったチューブの
先端部を支持するようにしたので、チューブ先端がコア
のテーパー部面に接触するのを防止でき、該先端とテー
パー部面との間に間隙を確保でき、したがって溶融樹脂
を該間隙を通じてチューブ先端部の裏面側コーナー部に
十分回り込ますことができ、したがってチューブと口部
成形体との十分な接着力をうることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基
づいて詳細に説明する。図1において、10は可動型
(コア型)、12は固定型(キャビティ型)である。可
動型10は、適宜な駆動部によって固定型12方向に接
離動される可動盤(図示せず)に固定され可動型板1
4、この可動型板14に枠板15を介して取り付けられ
るコア16を有する。コア16は図示のように、チュ
ーブ容器の内面を規制する形状のほぼ円柱状をなし、そ
の先端部は、容器の口部の内面を規制する形状、すなわ
ち、口部の肩部内面に対応するテーパー部17および口
部の首部に対応する小径部18に形成されている。コア
16内部には図示しないが冷却水を通流する冷却水回路
が設けられ、この冷却水回路に外部から冷却水が流され
る。
【0008】固定型12は、型締装置の固定盤に固定さ
固定型板20、この固定型板20に制限ボルト(図
示せず)によって所定距離離反可能に設けられたキャビ
ティ用型板22を具備する。キャビティ用型板22は
可動型10側に制限ボルト(図示せず)を介して連結さ
れ、可動型10が型開きした際両制限ボルトを介して固
定型板20に対して離反する方向に開かれる。キャビテ
ィ用型板22には、可動型10が接近動された際コア1
6の先端部が進入して、コア外周面との間で容器の口部
成形用のキャビティ23を画成する貫通孔24が形成さ
れている。この貫通孔24は、コア16の進入側から、
コア16をスムーズに進入させるためのテーパー状の案
内部26、容器本体たるチューブ28の外径と同径の内
径を有する垂直部30、口部の外面形状を規制するテー
パー部32、口部の首部の外面形状を規制する小径の垂
直部34、さらにコア16先端の小径部18が嵌入する
嵌入部29に形成され、前記口部成形用のキャビティ2
3は、貫通孔24の、テーパー部32、垂直部34と対
応するコア16のテーパー部17、小径部18との間の
間隙で形成される。
【0009】固定型板20には、射出装置の射出ノズル
から溶融樹脂が注入されるスプル孔35が形成され、
キャビティ用型板22にはスプル孔35に連通する
ランナ溝36が形成され、またコア16先端の小径部1
8には、このランナ溝36に連通すると共に小径部18
他端側でキャビティ23内にピンポイント状に開口する
ゲート孔37が形成されている。
【0010】口部の外端に対応する、貫通孔24のテー
パー部32の垂直部30との間の境界部にはテーパー部
32よりも傾斜が緩やかになるほぼ水平の平坦部(当接
面)31が形成され、図示のようにチューブ28の先端
部が当接して折り曲げられ、チューブ28の先端がキャ
ビティ23の空間部内に位置するように案内する。また
コア16のテーパー部17の最外端より若干内側の部位
には、上記折り曲げられたチューブ28先端部に裏面側
から当接して先端がテーパー部17に当接しないよう支
持する突部33が、図2に示すようにテーパー部17上
に適宜間隔をおいて複数個設けられている。
【0011】続いて動作について説明する。まず型開き
されている固定型12のキャビティ用型板22の垂直部
30に容器本体たるチューブ28を挿入し、起立させ
る。次いで可動型10を固定型12方向に接近させ、コ
ア16をチューブ28の開口端からチューブ内に進入さ
せる。コア16の先端部は小径部18に形成されている
から、コア16は容易にチューブ28に進入し、たとえ
チューブ28がその軸線を曲げて垂直部30内に挿入さ
れていてもこのコア16の進入によってチューブ28の
曲がりが矯正される。
【0012】コア16がチューブ28内に進入するとチ
ューブ28はその後端がキャビティ用型板22の内底面
で押圧され、垂直部30内に所定長さ押し込まれ、その
先端部が平坦部31に案内され、テーパー部32から離
れてキャビティ内空間内に伸びるよう曲げられる。その
際この曲げられたチューブ先端部は、コア16のテーパ
ー部17上に設けられた突部33によって曲げられた側
の面が支持されるので、チューブ28先端がテーパー部
17面に接触することがなく、チューブ28先端とテー
パー部17面との間には間隙が確保される。
【0013】次に射出装置の射出ノズルから溶融樹脂
がスプル孔35、ランナ溝36、ゲート孔37を通じて
キャビティ23内に供給、充填される。その際チューブ
28先端とテーパー部17面との間には突部33によっ
て所定の間隙が確保されているので、溶融樹脂は該間隙
および突部33間の間隙を通じて突部33とチューブ2
8との間のコーナー部B内にも充填される。すなわちチ
ューブ28の折れ曲がった先端部の裏面側にも樹脂が流
れ込み、樹脂とチューブ28先端部とは強固に接着す
る。
【0014】冷却固化後、型開きされ、コア16が垂直
部30から抜け出る。その際ゲート孔37はコア16の
小径部18に貫設されてキャビティ内にピンポイント状
に開口していることから、小径部18が抜け出る際ゲー
トが自動的に切断され、ランナ、ゲート等の不要物は固
定型12内に残る。型開き後、成形されたチューブ容器
も固定型12側に付着しており、これを取り出すことに
よって製品をうる。ランナ、ゲート等の不要物はキャビ
ティ用型板22が固定型板20に対して開くことによっ
て取り出される。
【0015】上記実施例では、成形開始時チューブ28
垂直部30内に挿入するようにしたが、コア16に嵌
めるようにしてもよい。またゲートはピンポイント式の
ものでなく、口部の首部端面側から注入する方式のもの
でもよい。口部の首部は雄ネジ式のものであってもよ
い。その他本出願人が先に出願した特開昭62−238
719号公報に示されるチューブ容器の成形装置に好適
に適用できる。
【0016】
【発明の効果】本発明に係るチューブ容器の成形金型に
よれば、コアのテーパー部上にその外端よりも若干内側
に突部を設けて、該突部により折れ曲がったチューブの
先端部を支持するようにしたので、チューブ先端がコア
のテーパー部面に接触するのを防止でき、該先端とテー
パー部面との間に間隙を確保でき、したがって溶融樹脂
を該間隙を通じてチューブ先端部の裏面側コーナー部に
十分回り込ますことができ、したがってチューブと口部
成形体との十分な接着力をうることができるという著効
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形金型の一例を示す断面図である。
【図2】突部の配列例を示す説明図である。
【図3】従来の成形金型の部分断面図である。
【図4】チューブ先端がキャビティ面に接触した状態の
説明図である。
【符号の説明】
10 可動型 12 固定型 16 コア 17 テーパー部 18 小径部 23 キャビティ 24 貫通孔 31 平坦部 32 テーパー部 33 突部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体たるチューブの先端部にテーパ
    ー状の肩部およびこれに続く首部を有する口部を成形す
    るチューブ容器の成形金型において、得るべきチューブ
    容器の少なくとも容器口部側の内面形状を規制するコア
    を有するコア型と、該コア型のコアが前記チューブを介
    在させて進入しうるキャビティ型を具備し、該キャビテ
    ィ型の内面とコア型のコア端面とで、前記チューブの一
    端が臨む、前記口部成形用のキャビティを画成し、口部
    の肩部外端に対応するキャビティ型のキャビティ面のテ
    ーパー部上にチューブの先端部が当接してチューブの先
    端がキャビティ空間部内に位置するようチューブを折り
    曲げ、案内する当接面を形成し、口部の肩部の外端より
    若干内側に対応するコアのキャビティ面のテーパー部上
    に前記当接面に案内されてキャビティ空間部内にのびる
    チューブ先端部をコアのテーパー部面に当接しないよう
    支持する突部を適宜間隔をおいて複数個設けたことを特
    徴とするチューブ容器の成形金型。
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