JPH07235172A - フレキシブルディスク装置 - Google Patents

フレキシブルディスク装置

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Publication number
JPH07235172A
JPH07235172A JP2562594A JP2562594A JPH07235172A JP H07235172 A JPH07235172 A JP H07235172A JP 2562594 A JP2562594 A JP 2562594A JP 2562594 A JP2562594 A JP 2562594A JP H07235172 A JPH07235172 A JP H07235172A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible disk
disk device
flexible
thickness
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP2562594A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Mukoyama
文昭 向山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2562594A priority Critical patent/JPH07235172A/ja
Publication of JPH07235172A publication Critical patent/JPH07235172A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、一部分が移動する構造として、携
帯用パーソナルコンピュータに適し、薄形化と、ヘッド
クラッシュを防止するフレキシブルディスク装置を実現
する。 【構成】 本発明は、フレキシブルディスク装置の一部
を固定部分より分離されて前方に移動させた後、挿入排
出部材を含む上部を上昇させてから、前面よりフレキシ
ブルディスクをセットするよう構成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフレキシブルディスク装
置の薄形化を実現するための構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフレキシブルディスク装置は、フ
レキシブルディスクを挿入する高さ位置と、記録再生を
行なう高さ位置の間に大きな距離を必要とする基本構成
上の限界により薄形化が制限されていた。
【0003】図4は従来のフレキシブルディスク装置の
断面図である。14、15はフレキシブルディスク装置
の主な応用例である携帯用パーソナルコンピュータ(以
後PCと略す。)のケースである。21はフレキシブル
ディスク回転手段であるスピンドルモータ、22、23
は一対の磁気ヘッド、24は磁気ヘッドを移動させるシ
ーク手段、25は制御手段を構成する回路基盤、26は
PCの回路基盤との接続を行なうコネクタ、27aと2
7bはフレキシブルディスクの挿入排出を行なうための
開口部であるベゼルであり、28はケースの上面であ
る。1はフレキシブルディスクで挿入排出の位置、30
は記録再生を行なう位置にセットされたフレキシブルデ
ィスク下面を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のフ
レキシブルディスク装置ではフレキシブルディスクの挿
入排出の位置と、記録再生を行なう位置30との間に大
きな距離を必要とし、全体の厚みを増やしていたので、
薄形化の妨げとなっていた。本発明の目的は、この妨げ
を取り除き非常に薄いフレキシブルディスク装置を実現
することにあり、それによってPCの大幅な薄形化が可
能になる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のフレキシブルディスク装置は基本部分をP
Cより引き出せるよう構成し、フレキシブルディスク回
転手段、磁気ヘッド、磁気ヘッドを移動させるシーク手
段、制御手段、及び、フレキシブルディスクの挿入排出
手段より構成されるフレキシブルディスク装置におい
て、フレキシブルディスク装置の一部が固定部分より分
離されて前方に移動された後、前記挿入排出部材を含む
上部を上昇させ、フレキシブルディスクをセットするよ
う構成したことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の上記構成によればPC内部にセットさ
れたときのフレキシブルディスク装置厚みに限定され
ず、フレキシブルディスクの挿入排出が可能になるとと
もに、フレキシブルディスクがセットされた動作状態で
は非常に薄いフレキシブルディスク装置が実現できる。
【0007】
【実施例】以下、実施例に基ずいて本発明の説明を行な
う。図1は本発明の実施例におけるフレキシブルディス
ク装置の断面図であり、特にPCより引き出されている
ときの断面図である。
【0008】1はフレキシブルディスク、2と3はフレ
キシブルディスク装置のケース上部構成部材であり、後
部2に対し、可動上部3は断点16の所から挿入排出部
材(図示せず)と共に2の延長側面部に結合されたリン
ク部材41a、41bで上側に持ち上げられ、1の挿入
排出が可能になっている。
【0009】4はフレキシブルディスク回転手段である
スピンドルモータ、5と6は一対の磁気ヘッドであり、
3が上部に持ち上げられるのに伴って5も持ち上げられ
るので1の挿入排出動作に対して十分なクリアランスを
確保することができる。上記3を上部に持ち上げるに当
たっては、フレキシブルディスク装置の移動部分を全て
移動し終わってから上昇用ボタン42を押すことによっ
てなされる。
【0010】7はシーク動作を行なうステップモータ、
8は制御手段を構成する回路基盤、17はフレキシブル
ディスク装置の下部ケースである。図1はフレキシブル
ディスク装置はPCへの固定部分13から分離されて図
1の様に引き出されている状態であるが、フレキシブル
ディスク装置の固定部分と移動部分を接続するケーブル
9を、フレキシブルケーブルで構成したことによって機
械的負荷を与えずに移動部分の引き出しを可能にしてい
る。フレキシブルケーブルとしては、フレキシブルプリ
ントケーブル(FPC)が一般的である。
【0011】9は固定部分のコネクタ10に接続され、
その後固定部分の回路基盤11に設けたコネクタ12に
よりPCの回路基盤と接続されて制御をうけることにな
る。制御手段としては、回路基盤が8、11の2箇所に
別れていることになるが、スピンドルモータ、磁気ヘッ
ドやステップモータに密接に関係する回路部分は8に設
置し、そうでない回路部分は12へ設置する実裝スペー
ス配分により、実裝設計の最適化とフレキシブルケーブ
ルの信号線を最少化することができる。具体的な対象と
しては、スピンドルモータの制御駆動回路、磁気ヘッド
のリード・ライト回路、ステップモータ駆動回路、制御
ロジック回路が挙げられる。
【0012】図2は、本発明の実施例で、図1のフレキ
シブルディスク装置の移動部分がPC内部に引き込まれ
ている状態の断面図である。可動上部3が下降し、フレ
キシブルディスクは完全に記録再生を行なう位置にセッ
トされ、フレキシブルディスク回転手段とスピンドルモ
ータは機械的に結合されている。そして、磁気ヘッド
5、6はフレキシブルディスク内部の媒体と密着された
状態にあり、断面的にはフレキシブルディスクの厚みの
中に磁気ヘッドの大部分が重なっている。また、フレキ
シブルケーブル9は、湾曲部分が後方に移動することに
よって弾力的に電気的結合状態を維持している。
【0013】よって、フレキシブルディスク装置が上記
の挿入後の状態にあるときには、断面的な厚みは少なく
てよく、この状態をフレキシブルディスク装置の厚みと
して扱うことができる。従って、PCの大幅な薄形化が
可能になる。
【0014】図1から図2への収納動作に当たっては、
フレキシブルディスクをセットする動作に連動して挿入
排出部材を含む上部3を下降するように構成されてい
る。また、フレキシブルディスクがセットされないまま
PCへ収納する必要もあり、そのときには固定部分より
分離され前方へ移動されたフレキシブルディスク装置の
一部を、手で押し込み後方へ再び移動させることによっ
ても、上記下降動作を行なうことができる。
【0015】また、本発明に追加してフレキシブルディ
スクを挿入する前面にベゼルシャッタを付加し、防塵効
果を向上させれることも当然可能である。
【0016】図3は、本発明の実施例で、本発明のフレ
キシブルディスク装置がPCに組み込まれ、前方に引き
出されたときの斜視図を示している。19は移動部分の
移動を開始させるフレキシブルディスク装置排出用ボタ
ンであり、これを押すことによってフレキシブルディス
ク装置のまず一部分がPCのケースより部分的に排出さ
れるので、その後、手でもって完全に引き出すことがで
きる。そして引き出された後、上昇ボタン42を押すこ
とによって上部3が上昇し、フレキシブルディスクを挿
入することができる。また、側面に設けられたスリット
18により、フレキシブルディスク装置はPCのケース
とかみ合い、移動と保持がなされる。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、フレ
キシブルディスク装置を内蔵した非常に薄い携帯用PC
が実現でき、高機能PCの小型化に大きく寄与する。ま
た、従来、薄形フレキシブルディスク装置の大きな課題
であったヘッドクラッシュと言われる、フレキシブルデ
ィスクが挿入排出時に磁気ヘッドを機械的に壊してしま
う問題も、磁気ヘッドとフレキシブルディスクのすき間
余裕を十分とることができることによって防止できる。
【0018】更に、大きな効果として、本発明はフレキ
シブルディスクを挿入排出するにあたっても、狭いフロ
ント面のみ開口しフレキシブルディスク装置の内部はカ
バーで覆われているので、内部の磁気ヘッド等を手や、
フレキシブルディスクで損傷汚染する心配がない。
【0019】また、操作性に関しても、請求項2に示し
たフレキシブルディスクのセットによる自動的な下降機
構やフレキシブルディスクを用いない下降機構と、請求
項3に示したボタンによる引き出し機構により向上が図
られている。
【0020】更に、本発明を構成するに当たって、請求
項4示した実裝方法によってフレキシブルディスク装置
の限られた狭い空間を有効利用でき、薄いフレキシブル
ディスク装置の中に各要素を配分できる。
【0021】また更に、移動部と固定部を接続するに当
たっては、請求項5に示した接続方法により、機械的な
負荷の軽減と高信頼性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるフレキシブルディスク
装置の断面図であり、特にPCより引き出されていると
きの断面図である。
【図2】本発明の実施例におけるフレキシブルディスク
装置の断面図であり、特にPC内部に引き込まれている
ときの断面図である。
【図3】本発明の実施例におけるフレキシブルディスク
装置がPCに組み込まれたときの斜視図である。
【図4】従来例のフレキシブルディスク装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・フレキシブルディスク 3・・・フレキシブルディスク装置の可動上部 4、21・・・スピンドルモータ 5、6、22、23・・・磁気ヘッド 7、24・・・ステップモータ 8、25・・・回路基盤 9・・・フレキシブルケーブル 13・・・固定部分 14、15・・・PCのケース 19・・・フレキシブルディスク装置排出用ボタン 41a、41b・・・リンク部材 42・・・上昇用ボタン

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレキシブルディスク回転手段、磁気ヘ
    ッド、磁気ヘッドを移動させるシーク手段、制御手段、
    及びフレキシブルディスクの挿入排出手段より構成され
    るフレキシブルディスク装置において、フレキシブルデ
    ィスク装置の一部が固定部分より分離されて前方に移動
    された後、前記挿入排出部材を含む上部を上昇させ、前
    面よりフレキシブルディスクをセットするよう構成した
    ことを特徴とするフレキシブルディスク装置。
  2. 【請求項2】 フレキシブルディスクをセットさせるこ
    と、または、固定部分より分離され前方に移動されたフ
    レキシブルディスク装置の一部を、後方に移動させるこ
    とにより、前記挿入排出部材を含む上部を下降させるよ
    う構成したことを特徴とする請求項1記載のフレキシブ
    ルディスク装置。
  3. 【請求項3】 フレキシブルディスク装置の一部を固定
    部分より分離して前方へ移動させる押しボタンを有する
    ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルディスク
    装置。
  4. 【請求項4】 固定部分より分離して前方に移動するフ
    レキシブルディスク装置の一部は、フレキシブルディス
    ク回転手段、磁気ヘッド、シーク手段の、少なくても1
    つの要素の制御駆動回路を含んで構成されていることを
    特徴とする請求項1記載のフレキシブルディスク装置。
  5. 【請求項5】 固定部分より分離して前方に移動するフ
    レキシブルディスク装置の一部に含まれる制御手段と、
    固定部分に含まれる制御手段の残りの部分とをフレキシ
    ブルケーブルで接続したことを特徴とする請求項4記載
    のフレキシブルディスク装置。
JP2562594A 1994-02-23 1994-02-23 フレキシブルディスク装置 Pending JPH07235172A (ja)

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JP2562594A Pending JPH07235172A (ja) 1994-02-23 1994-02-23 フレキシブルディスク装置

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