JPH07234670A - 真竹を素材とした管楽器 - Google Patents
真竹を素材とした管楽器Info
- Publication number
- JPH07234670A JPH07234670A JP6046504A JP4650494A JPH07234670A JP H07234670 A JPH07234670 A JP H07234670A JP 6046504 A JP6046504 A JP 6046504A JP 4650494 A JP4650494 A JP 4650494A JP H07234670 A JPH07234670 A JP H07234670A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finger
- hole
- finger hole
- tube body
- bamboo
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Auxiliary Devices For Music (AREA)
- Stringed Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 真竹による和、洋いづれの音楽にも適した習
得し易い管楽器。 【構成】 管体の表に6孔、裏側に1孔を設けた短寸で
携帯できる真竹による縦笛である。
得し易い管楽器。 【構成】 管体の表に6孔、裏側に1孔を設けた短寸で
携帯できる真竹による縦笛である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は真竹を素材とした縦笛
管楽器の構造に関するものである。
管楽器の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】竹を素材とした管楽器としては、縦笛や
横笛として日本や外国で作られ愛好されている。日本に
おいては雅楽用の管楽器として長短17本の竹管よりな
る笙があり、又日本独特の音色を伴う尺八があるが、洋
楽器と異なりド、レ、ミ、ファの音階、音律をとった管
楽器と異なり指孔が表に4孔、裏側に1孔となっている
ので一孔で2階音を出す必要があり、吹き方奏法や音色
の使い分けに習熟するのが困難な楽器といわれている。
横笛として日本や外国で作られ愛好されている。日本に
おいては雅楽用の管楽器として長短17本の竹管よりな
る笙があり、又日本独特の音色を伴う尺八があるが、洋
楽器と異なりド、レ、ミ、ファの音階、音律をとった管
楽器と異なり指孔が表に4孔、裏側に1孔となっている
ので一孔で2階音を出す必要があり、吹き方奏法や音色
の使い分けに習熟するのが困難な楽器といわれている。
【0003】
【本発明の解決すべき課題】本発明は低コストで加工で
き、かつ西洋のド、レ、ミ、ファの音階処理ができ、か
つ日本独特の尺八の微妙な音色、旋律をも発する楽器を
つくることを目的としたものである。
き、かつ西洋のド、レ、ミ、ファの音階処理ができ、か
つ日本独特の尺八の微妙な音色、旋律をも発する楽器を
つくることを目的としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達する手段
としては、真竹を素材とした節部を備えた縦型管体であ
って、管体の端部を節部とし、その節部に管体に内通す
る小孔を穿設し、管体の端部は口部との間に管体のサイ
ズや口径に合わせて調整したほゞ同じ間隔の第1〜第5
指孔を設け、端部と第1指孔との間には、管体の指当方
向に近接させた小孔の第6指孔を設け、かつ第5指孔の
裏側上部に第7指孔を設けると共に、口部に第1〜第5
指孔の同一線上に切削した吹口を設けた管楽器を要旨と
するものである。
としては、真竹を素材とした節部を備えた縦型管体であ
って、管体の端部を節部とし、その節部に管体に内通す
る小孔を穿設し、管体の端部は口部との間に管体のサイ
ズや口径に合わせて調整したほゞ同じ間隔の第1〜第5
指孔を設け、端部と第1指孔との間には、管体の指当方
向に近接させた小孔の第6指孔を設け、かつ第5指孔の
裏側上部に第7指孔を設けると共に、口部に第1〜第5
指孔の同一線上に切削した吹口を設けた管楽器を要旨と
するものである。
【0005】
【作用】本発明は竹製の縦型管楽器として表面に6個の
指孔と、反対側裏面に1個の指孔を設けた楽器で、ド、
レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドの音階の発出作用がとり
易い。又中間に管体の内径を異にする節部があるので音
律、音調に尺八に似た微妙な旋律作用を伴った楽器であ
る。
指孔と、反対側裏面に1個の指孔を設けた楽器で、ド、
レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドの音階の発出作用がとり
易い。又中間に管体の内径を異にする節部があるので音
律、音調に尺八に似た微妙な旋律作用を伴った楽器であ
る。
【0006】
【実施例】図面により以下本発明の実施例を説明する。
10は本発明の管体楽器で真竹を素材として加工する。
11は節部で、端部12は竹の根茎より切り取り節部を
残して切断加工する。13は端部の管体節面に設けた貫
通小孔で、14は管体に設けた第1指孔、15は第2指
孔、16は第3指孔、17は第4指孔、18は第5指孔
で各孔の径は同一であるが、孔間は管体の寸法や口径に
合わせて調整するが、ほゞ同間隔でよい。19は第1指
孔と管体端部12間に指当方向に近接して設けた第6指
孔で、小指を当接し易くした小孔とする。20は管体の
裏側に設けた第7指孔で、第5指孔の上部反対側に穿設
し拇指孔である。21は管体口部22に設けた吹口で半
円形に切削し口唇を当接する。管体内は各節部を削除導
通させた筒体であるが、各節部分の内径は他の部分より
小さい。尚吹口は尺八のような象牙又はプラスチック製
の吹刃の埋め込みを必要とせず半円形に切削するだけで
よい。又管体の長さ寸法は30cm〜40cmで口径1
5mm〜20mmの管体とし、第1〜第5指孔の口径は
約8mm〜9mmが適当である。なお、第6指孔20は
表側の第1指孔より稍小径の指孔とすれば良い音色が出
易い。
10は本発明の管体楽器で真竹を素材として加工する。
11は節部で、端部12は竹の根茎より切り取り節部を
残して切断加工する。13は端部の管体節面に設けた貫
通小孔で、14は管体に設けた第1指孔、15は第2指
孔、16は第3指孔、17は第4指孔、18は第5指孔
で各孔の径は同一であるが、孔間は管体の寸法や口径に
合わせて調整するが、ほゞ同間隔でよい。19は第1指
孔と管体端部12間に指当方向に近接して設けた第6指
孔で、小指を当接し易くした小孔とする。20は管体の
裏側に設けた第7指孔で、第5指孔の上部反対側に穿設
し拇指孔である。21は管体口部22に設けた吹口で半
円形に切削し口唇を当接する。管体内は各節部を削除導
通させた筒体であるが、各節部分の内径は他の部分より
小さい。尚吹口は尺八のような象牙又はプラスチック製
の吹刃の埋め込みを必要とせず半円形に切削するだけで
よい。又管体の長さ寸法は30cm〜40cmで口径1
5mm〜20mmの管体とし、第1〜第5指孔の口径は
約8mm〜9mmが適当である。なお、第6指孔20は
表側の第1指孔より稍小径の指孔とすれば良い音色が出
易い。
【0007】
【効果】本発明は上述した様に真竹を素材とした縦笛で
あるので、加工材として容易に入手でき構造も簡単であ
るので、低いコストの加工費で愛好家に提供できる和楽
器である。構造としては竹の口径、大きさに応じて適宜
のサイズに加工できサイズ寸法も鞄等に入れて携帯自由
である。本発明楽器の特長、利点としては上述の低いコ
ストで提供できると同時に音階が洋楽に合わせたド、
レ、ミ、ファ音と一致する様に一側に6個の指当孔、裏
側他側に1個の指当孔を設けて音の出易い構成としたの
で習熟するのに尺八と比較し短時間で覚え易い利点があ
る。又音階が明確であるので和楽、洋楽いづれの音曲も
吹くことができ幼、少年の音感教育材としても利用でき
る。そして管体内径に節部により差があるので微妙な音
調の響きを伴う新規の楽器として興趣を増す効果があ
る。
あるので、加工材として容易に入手でき構造も簡単であ
るので、低いコストの加工費で愛好家に提供できる和楽
器である。構造としては竹の口径、大きさに応じて適宜
のサイズに加工できサイズ寸法も鞄等に入れて携帯自由
である。本発明楽器の特長、利点としては上述の低いコ
ストで提供できると同時に音階が洋楽に合わせたド、
レ、ミ、ファ音と一致する様に一側に6個の指当孔、裏
側他側に1個の指当孔を設けて音の出易い構成としたの
で習熟するのに尺八と比較し短時間で覚え易い利点があ
る。又音階が明確であるので和楽、洋楽いづれの音曲も
吹くことができ幼、少年の音感教育材としても利用でき
る。そして管体内径に節部により差があるので微妙な音
調の響きを伴う新規の楽器として興趣を増す効果があ
る。
【図1】本発明管楽器全体図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の底面図である。
10 管体楽器 11 節部 12 端部 13 貫通孔 14 第1指孔 15 第2指孔 16 第3指孔 17 第4指孔 18 第5指孔 19 第6指孔 20 第7指孔 21 吹口 22 口部
Claims (1)
- 【請求項1】 真竹を素材とした節部を備えた縦型管体
であって、管体の端部を節部とし、その節部に管体に内
通する小孔を穿設し、管体の端部は口部との間に管体サ
イズや口径に合わせて調整したほゞ同間隔の第1〜第5
指孔を設け、端部と第1指孔との間に指当方向に近接さ
せた小孔の第6指孔を穿設し、かつ第5指孔の反対側に
第5指孔より上部に第7指孔を設けると共に口部に前記
第1〜第5指孔の同一軸線上に切削した吹口を設けてな
ることを特徴とする真竹を素材とした管楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046504A JPH07234670A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 真竹を素材とした管楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6046504A JPH07234670A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 真竹を素材とした管楽器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07234670A true JPH07234670A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12749086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6046504A Pending JPH07234670A (ja) | 1994-02-22 | 1994-02-22 | 真竹を素材とした管楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07234670A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230146810A (ko) * | 2022-04-13 | 2023-10-20 | 김성문 | 서양악기와 합주가 가능한 7음계 현소 |
-
1994
- 1994-02-22 JP JP6046504A patent/JPH07234670A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20230146810A (ko) * | 2022-04-13 | 2023-10-20 | 김성문 | 서양악기와 합주가 가능한 7음계 현소 |
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