JPH07234190A - カラー画像による非金属介在物の検査方法 - Google Patents
カラー画像による非金属介在物の検査方法Info
- Publication number
- JPH07234190A JPH07234190A JP6027154A JP2715494A JPH07234190A JP H07234190 A JPH07234190 A JP H07234190A JP 6027154 A JP6027154 A JP 6027154A JP 2715494 A JP2715494 A JP 2715494A JP H07234190 A JPH07234190 A JP H07234190A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hue
- image
- titanium compound
- represented
- metallic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 21
- 229910052755 nonmetal Inorganic materials 0.000 title abstract description 8
- 150000003609 titanium compounds Chemical class 0.000 claims abstract description 48
- 239000003086 colorant Substances 0.000 claims abstract description 11
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 9
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 6
- 239000010936 titanium Substances 0.000 abstract description 13
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 8
- RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N Titanium Chemical compound [Ti] RTAQQCXQSZGOHL-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- 229910052719 titanium Inorganic materials 0.000 abstract description 5
- 239000013598 vector Substances 0.000 description 14
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000010191 image analysis Methods 0.000 description 7
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 4
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 3
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 239000010955 niobium Substances 0.000 description 2
- 150000002822 niobium compounds Chemical class 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000386 microscopy Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229910052758 niobium Inorganic materials 0.000 description 1
- GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N niobium atom Chemical compound [Nb] GUCVJGMIXFAOAE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 150000002843 nonmetals Chemical class 0.000 description 1
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 色相により非金属介在物を同定する。
【構成】 非金属介在物を撮像して赤、緑、青よりなる
3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素を3
原色の濃淡表示より色相で表し、所定範囲の色相で表さ
れる非金属介在物をその範囲の色相に応じた物質を含む
ものと同定する。
3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素を3
原色の濃淡表示より色相で表し、所定範囲の色相で表さ
れる非金属介在物をその範囲の色相に応じた物質を含む
ものと同定する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非金属介在物の検出方
法に係わり、特にグレーレベルの濃淡画像では識別の困
難な介在物を色相で表示して識別するようにした非金属
介在物の検査方法に関する。
法に係わり、特にグレーレベルの濃淡画像では識別の困
難な介在物を色相で表示して識別するようにした非金属
介在物の検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼の製造過程において混入する微小な
非金属介在物は、その組成、大きさ、個数などにより鉄
鋼の品質に大きな影響を及ぼす。特にワイヤでは非金属
介在物の部分から劣化破断するおそれがある。最近一般
の鉄鋼の品質が向上し、介在物が少なくなったがチタン
(Ti)の炭窒化物(チタン化合物)の混入は比較的多
く、しかもTi化合物は硬く、かつその周辺に他の非金
属介在物が集まりやすいので重大な欠陥を生じやすい。
このため工場からの出荷検査としてJIS(JIS−G
−0555)およびASTM(ASTM−E45)で規
定されている顕微鏡による非金属介在物の検査が行われ
る。この検査は、光学顕微鏡を用いて目視により行われ
るが、近年画像処理技術を用いた検査も行われている。
画像処理技術を用いた検査方法として特開昭63−30
9844号公報にはJISの規定による検査方法が開示
され、特開平2−52251号公報にはASTMの規定
による検査方法が開示されている。
非金属介在物は、その組成、大きさ、個数などにより鉄
鋼の品質に大きな影響を及ぼす。特にワイヤでは非金属
介在物の部分から劣化破断するおそれがある。最近一般
の鉄鋼の品質が向上し、介在物が少なくなったがチタン
(Ti)の炭窒化物(チタン化合物)の混入は比較的多
く、しかもTi化合物は硬く、かつその周辺に他の非金
属介在物が集まりやすいので重大な欠陥を生じやすい。
このため工場からの出荷検査としてJIS(JIS−G
−0555)およびASTM(ASTM−E45)で規
定されている顕微鏡による非金属介在物の検査が行われ
る。この検査は、光学顕微鏡を用いて目視により行われ
るが、近年画像処理技術を用いた検査も行われている。
画像処理技術を用いた検査方法として特開昭63−30
9844号公報にはJISの規定による検査方法が開示
され、特開平2−52251号公報にはASTMの規定
による検査方法が開示されている。
【0003】これらの方法は、非金属介在物を示す画像
データをグレーレベルで多値化し、非金属介在物の濃度
を測定した後、複数レベルのスレッシュホールドで弁別
し、複数レベルのスレッシュホールドで2値化処理す
る。この2値画像で表された非金属介在物の長さ、幅、
相互間の距離、配列等を調べ非金属介在物の分類を行
う。
データをグレーレベルで多値化し、非金属介在物の濃度
を測定した後、複数レベルのスレッシュホールドで弁別
し、複数レベルのスレッシュホールドで2値化処理す
る。この2値画像で表された非金属介在物の長さ、幅、
相互間の距離、配列等を調べ非金属介在物の分類を行
う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】チタン化合物が非金属
介在物として含まれている場合、顕微鏡で見ると薄いピ
ンク色を主体とし、これの一部に異色部分が含まれた状
態で検出される。この異色部分はTi化合物の周囲に集
まった他の非金属介在物である。上述した画像解析によ
り検査する場合、画像データをグレーレベルで多値化す
るためTi化合物を示す薄いピンク色の部分は検出され
ず、Ti化合物まわりの他の非金属介在物がTi化合物
を含む他の非金属介在物として検出されていた。Ti化
合物の介在物はこのように明るい色で表され、かつ彩度
が小さいこと、および形状が小片であることから画像解
析による自動計測で検出することが困難であった。
介在物として含まれている場合、顕微鏡で見ると薄いピ
ンク色を主体とし、これの一部に異色部分が含まれた状
態で検出される。この異色部分はTi化合物の周囲に集
まった他の非金属介在物である。上述した画像解析によ
り検査する場合、画像データをグレーレベルで多値化す
るためTi化合物を示す薄いピンク色の部分は検出され
ず、Ti化合物まわりの他の非金属介在物がTi化合物
を含む他の非金属介在物として検出されていた。Ti化
合物の介在物はこのように明るい色で表され、かつ彩度
が小さいこと、および形状が小片であることから画像解
析による自動計測で検出することが困難であった。
【0005】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、Ti化合物のように明るい色で表示され、かつ彩
度が小さく、グレーレベルの多値化画像処理によっては
正しく検出できない非金属介在物を検出する色による非
金属介在物の検査方法を提供することを目的とする。
ので、Ti化合物のように明るい色で表示され、かつ彩
度が小さく、グレーレベルの多値化画像処理によっては
正しく検出できない非金属介在物を検出する色による非
金属介在物の検査方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、非金属介在物を撮像して赤、緑、青よりなる3原色
の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素を前記3原
色の濃淡表示より色相で表し、所定範囲の色相で表され
る非金属介在物をその所定範囲の色相に応じた物質を含
むものと同定する。
め、非金属介在物を撮像して赤、緑、青よりなる3原色
の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素を前記3原
色の濃淡表示より色相で表し、所定範囲の色相で表され
る非金属介在物をその所定範囲の色相に応じた物質を含
むものと同定する。
【0007】また、色相を環で表示したとき、赤を中心
に左右約45°以内の色相を有する非金属介在物にはチ
タン化合物が含まれていると同定する。
に左右約45°以内の色相を有する非金属介在物にはチ
タン化合物が含まれていると同定する。
【0008】また、非金属介在物を撮像して赤、緑、青
よりなる3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各
画素を前記3原色の濃淡表示より色相で表し、所定の範
囲の色相で表される非金属介在物の領域を求め、一方濃
淡度により2値化した領域を求め、この両領域が隣接又
は重なる部分の面積Aに対する所定の範囲の色相で表さ
れる面積Aiの比α(=Ai/A)を求め、比αの大き
さにより、所定範囲の色相に対応する物質が非金属介在
物に含まれているかを同定する。
よりなる3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各
画素を前記3原色の濃淡表示より色相で表し、所定の範
囲の色相で表される非金属介在物の領域を求め、一方濃
淡度により2値化した領域を求め、この両領域が隣接又
は重なる部分の面積Aに対する所定の範囲の色相で表さ
れる面積Aiの比α(=Ai/A)を求め、比αの大き
さにより、所定範囲の色相に対応する物質が非金属介在
物に含まれているかを同定する。
【0009】また、色相を環で表示したとき前記所定の
色相の範囲が赤を中心に左右約45°以内であり、前記
比αが15ないし30%以上の時、その非金属介在物に
はチタン化合物が含まれていると同定する。
色相の範囲が赤を中心に左右約45°以内であり、前記
比αが15ないし30%以上の時、その非金属介在物に
はチタン化合物が含まれていると同定する。
【0010】
【作用】画像をカラーで表示する場合、赤(R),緑
(G),青(B)の3原色の濃度に分解して入力し、こ
れを合成して再現することができる。一方色の表現方法
として、明度(I),色相(H),飽和度又は彩度
(P)で表す方法があり、3原色による表示から明度,
色相,彩度を用いた表示に変換することができる。これ
は、色立体を考えた時、特定色の指定はその内の1点を
決定することであるので、Iを指定することは、色立体
の上下方向の1ヶ所を指定することであり、目的とする
色はこの場所で色立体を水平方向に輪切りにしたときの
平面上に存在する。ここでHを指定することはこの平面
を色立体の無彩色軸を原点とする直交座標と考えた時の
基準軸からの角度を指定することになる。従って目的と
する色はこの角度を表す線分上に存在する。更にPを指
定することは色立体の無彩色軸を中心とする同心円の径
を指定することであり、角度を表す線分上の1点を決定
することになるからである。
(G),青(B)の3原色の濃度に分解して入力し、こ
れを合成して再現することができる。一方色の表現方法
として、明度(I),色相(H),飽和度又は彩度
(P)で表す方法があり、3原色による表示から明度,
色相,彩度を用いた表示に変換することができる。これ
は、色立体を考えた時、特定色の指定はその内の1点を
決定することであるので、Iを指定することは、色立体
の上下方向の1ヶ所を指定することであり、目的とする
色はこの場所で色立体を水平方向に輪切りにしたときの
平面上に存在する。ここでHを指定することはこの平面
を色立体の無彩色軸を原点とする直交座標と考えた時の
基準軸からの角度を指定することになる。従って目的と
する色はこの角度を表す線分上に存在する。更にPを指
定することは色立体の無彩色軸を中心とする同心円の径
を指定することであり、角度を表す線分上の1点を決定
することになるからである。
【0011】従来のように画像をグレーレベルで多値化
し、複数レベルのスレッシュホールドで2値画像を得る
場合、チタン化合物のように明るい色(グレーレベルの
大きなもの)は、地のグレーレベルと近いので明確に表
示できない上に、チタン化合物の特徴を示す色の要素を
消去しているので識別することができない。これに対
し、画像データを色相で表し、所定の色相を表す範囲と
それ以外の色相の範囲に分離した2値画像を得ることに
より、その色相に該当する非金属介在物を明確に分離す
ることができる。
し、複数レベルのスレッシュホールドで2値画像を得る
場合、チタン化合物のように明るい色(グレーレベルの
大きなもの)は、地のグレーレベルと近いので明確に表
示できない上に、チタン化合物の特徴を示す色の要素を
消去しているので識別することができない。これに対
し、画像データを色相で表し、所定の色相を表す範囲と
それ以外の色相の範囲に分離した2値画像を得ることに
より、その色相に該当する非金属介在物を明確に分離す
ることができる。
【0012】チタン化合物は色相を環で表示したとき赤
を中心に左右約45°以内の色相として表示されるの
で、この範囲の色相を有する非金属介在物にはチタン化
合物が含まれると同定することができる。
を中心に左右約45°以内の色相として表示されるの
で、この範囲の色相を有する非金属介在物にはチタン化
合物が含まれると同定することができる。
【0013】非金属介在物は複数のものが1つの塊を構
成している場合があり、チタン化合物などがあると、他
の非金属介在物が集まりやすい。このような場合、その
非金属介在物の塊について、所定の範囲の色相で表され
る非金属介在物の領域を求め、一方濃淡度により2値化
した領域を求め、この両領域が隣接又は重なる部分の面
積Aと所定の範囲の色相で表される面積Aiとの比α=
Ai/Aを求め、この比αの大きさによって所定の範囲
の色相を表す非金属介在物が、この非金属介在物のかた
まりの中に含まれていると同定する。これにより、色相
と、その色相を有する画像の面積の両方からその色相の
範囲を表す非金属介在物を同定することになり、同定精
度が向上する。
成している場合があり、チタン化合物などがあると、他
の非金属介在物が集まりやすい。このような場合、その
非金属介在物の塊について、所定の範囲の色相で表され
る非金属介在物の領域を求め、一方濃淡度により2値化
した領域を求め、この両領域が隣接又は重なる部分の面
積Aと所定の範囲の色相で表される面積Aiとの比α=
Ai/Aを求め、この比αの大きさによって所定の範囲
の色相を表す非金属介在物が、この非金属介在物のかた
まりの中に含まれていると同定する。これにより、色相
と、その色相を有する画像の面積の両方からその色相の
範囲を表す非金属介在物を同定することになり、同定精
度が向上する。
【0014】非金属介在物がチタン化合物の場合、色相
の範囲が色相を環で表示した場合赤を中心に左右約45
°以内で比αが15ないし30%以上のときその非金属
介在物にはチタン化合物が含まれると同定する。なお、
上述の説明ではチタン化合物の色相表示を環で表示した
が、他の方法、例えば円を256個に分割し、0より2
55で表示することもできる。
の範囲が色相を環で表示した場合赤を中心に左右約45
°以内で比αが15ないし30%以上のときその非金属
介在物にはチタン化合物が含まれると同定する。なお、
上述の説明ではチタン化合物の色相表示を環で表示した
が、他の方法、例えば円を256個に分割し、0より2
55で表示することもできる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本実施例を実現する装置の構成を示
すブロック図である。顕微鏡1には接眼レンズ部に撮像
用レンズを取り付け、この撮像レンズを通して撮像する
撮像装置16が取り付けられている。測定試料を載せる
ステージ17はオートステージドライバ11からの信号
によりスタンドに設けたパルスモータで前後左右に移動
させる平面移動機構18により平面位置調整が行われ、
オートフォーカスドライバ12により垂直移動機構19
を作動させてステージ17の上下方向の移動を行う。
て説明する。図1は本実施例を実現する装置の構成を示
すブロック図である。顕微鏡1には接眼レンズ部に撮像
用レンズを取り付け、この撮像レンズを通して撮像する
撮像装置16が取り付けられている。測定試料を載せる
ステージ17はオートステージドライバ11からの信号
によりスタンドに設けたパルスモータで前後左右に移動
させる平面移動機構18により平面位置調整が行われ、
オートフォーカスドライバ12により垂直移動機構19
を作動させてステージ17の上下方向の移動を行う。
【0016】A/D変換器2は撮像装置16からの入力
データをアナログからディジタルに変換し、入力バッフ
ァ3はこのディジタルデータを一時的に格納する。バス
4は信号の伝達を行い、プログラムメモリ5は本装置の
動作を規定するプログラムを格納し、CPU6はこのプ
ログラムに従い装置全体の制御を行う。
データをアナログからディジタルに変換し、入力バッフ
ァ3はこのディジタルデータを一時的に格納する。バス
4は信号の伝達を行い、プログラムメモリ5は本装置の
動作を規定するプログラムを格納し、CPU6はこのプ
ログラムに従い装置全体の制御を行う。
【0017】画像処理プロセッサ7は入力した画像デー
タの濃淡処理、2値化処理、画像解析等を行い、濃淡画
像メモリ9は濃淡画像データを格納し、2値化メモリ1
0は2値画像データを格納する。IHP処理プロセッサ
8はR,G,Bの濃度として入力された画像データを明
度(I),色相(H),彩度(P)に変換し、画像処理
を行う。オートステージドライバ11はCPU6からの
指示により測定試料を載せるステージ17を平面移動機
構18を制御してX,Y方向に移動させ、測定試料の測
定位置、領域の設定を行う。オートフォーカスドライバ
12はCPU6から垂直移動機構19への制御命令を受
け、垂直移動機構19を制御する。出力バッファ13は
出力するデータを一旦格納し、D/A変換器14はこの
出力データをディジタルよりアナログに変換し、CRT
15はこの出力データを画面に表示する。
タの濃淡処理、2値化処理、画像解析等を行い、濃淡画
像メモリ9は濃淡画像データを格納し、2値化メモリ1
0は2値画像データを格納する。IHP処理プロセッサ
8はR,G,Bの濃度として入力された画像データを明
度(I),色相(H),彩度(P)に変換し、画像処理
を行う。オートステージドライバ11はCPU6からの
指示により測定試料を載せるステージ17を平面移動機
構18を制御してX,Y方向に移動させ、測定試料の測
定位置、領域の設定を行う。オートフォーカスドライバ
12はCPU6から垂直移動機構19への制御命令を受
け、垂直移動機構19を制御する。出力バッファ13は
出力するデータを一旦格納し、D/A変換器14はこの
出力データをディジタルよりアナログに変換し、CRT
15はこの出力データを画面に表示する。
【0018】R,G,BのデータよりI,H,Pのデー
タに変換する技術は公開されており、例えば本出願人に
る特公平5−14944号に開示されている。本実施例
で用いるI,Hへの変換について簡単に説明する。R,
G,BのデータよりIに変換するのは、各R,G,Bの
データに適当な係数を乗じた後、総和をとることで求め
られる。適当な係数とは、人間の視感度と装置の各R,
G,B毎の再現レベルの相違などから決定される。
タに変換する技術は公開されており、例えば本出願人に
る特公平5−14944号に開示されている。本実施例
で用いるI,Hへの変換について簡単に説明する。R,
G,BのデータよりIに変換するのは、各R,G,Bの
データに適当な係数を乗じた後、総和をとることで求め
られる。適当な係数とは、人間の視感度と装置の各R,
G,B毎の再現レベルの相違などから決定される。
【0019】次にR,G,BのデータよりHに変換する
方法を説明する。良く知られているように色相を平面上
に表現すると、1つの環を形成する。そこでこの環を直
交座標上に置くと、全ての色相は直交座標上において、
基準軸、例えばX軸からの角度として表現できる。この
様子を図2に示す。この色相環の例からわかるように、
R,G,Bなる3次元データをもって表現された特定の
色相は角度という1次元データで表現できる。そこで
R,G,Bのデータの最小値をゼロ、最大値を正規化さ
れた値に統一して考えると、R,G,Bを用いて表現し
得る色相は図3に示す赤(R),黄(Y),緑(G),
シアン(C),青(B),マゼンタ(M)を頂点とする
6角形(これはR,G,Bの濃度データをベクトルと考
えたときの合成ベクトルが描く6角形の例を示す)の内
側にあり、その位置は基準軸からの角度で示される。つ
まり、R,G,Bの濃度データをベクトルと考えて任意
の角度(例えば等間隔)をもって平面上に置いた時、色
相はそれらの合成ベクトルが示す任意の基準位置からの
角度として表現される。
方法を説明する。良く知られているように色相を平面上
に表現すると、1つの環を形成する。そこでこの環を直
交座標上に置くと、全ての色相は直交座標上において、
基準軸、例えばX軸からの角度として表現できる。この
様子を図2に示す。この色相環の例からわかるように、
R,G,Bなる3次元データをもって表現された特定の
色相は角度という1次元データで表現できる。そこで
R,G,Bのデータの最小値をゼロ、最大値を正規化さ
れた値に統一して考えると、R,G,Bを用いて表現し
得る色相は図3に示す赤(R),黄(Y),緑(G),
シアン(C),青(B),マゼンタ(M)を頂点とする
6角形(これはR,G,Bの濃度データをベクトルと考
えたときの合成ベクトルが描く6角形の例を示す)の内
側にあり、その位置は基準軸からの角度で示される。つ
まり、R,G,Bの濃度データをベクトルと考えて任意
の角度(例えば等間隔)をもって平面上に置いた時、色
相はそれらの合成ベクトルが示す任意の基準位置からの
角度として表現される。
【0020】基準軸を横軸(図2,図3のAX)にと
り、RベクトルをAXと一致させ、Gベクトル,Bベク
トルをそれぞれ等間隔に配置するようにした場合、R,
G,BよりHへの変換器は図4のように構成することが
できる。図4において係数器群のGXはGベクトルの水
平成分、GYは同垂直成分、BXはBベクトル水平成
分、BYは同垂直成分、RXはRベクトルの水平成分で
あり、Rベクトルには垂直成分はない。これらの各成分
は加算器20,21によって合成されて合成ベクトルの
水平成分CXおよび垂直成分CYが作成される。CX,
CYは逆正接演算器22を経て合成ベクトルの角度に変
換されこの角度が色相を表す。
り、RベクトルをAXと一致させ、Gベクトル,Bベク
トルをそれぞれ等間隔に配置するようにした場合、R,
G,BよりHへの変換器は図4のように構成することが
できる。図4において係数器群のGXはGベクトルの水
平成分、GYは同垂直成分、BXはBベクトル水平成
分、BYは同垂直成分、RXはRベクトルの水平成分で
あり、Rベクトルには垂直成分はない。これらの各成分
は加算器20,21によって合成されて合成ベクトルの
水平成分CXおよび垂直成分CYが作成される。CX,
CYは逆正接演算器22を経て合成ベクトルの角度に変
換されこの角度が色相を表す。
【0021】図5はチタン化合物の色相を環で表した図
である。色相環で赤を中心として左右約45°の範囲の
色相はチタン化合物を表している。そこで赤を中心とし
て±45°の範囲の色相を有する非金属介在物はチタン
化合物と同定する。図5では色相を0〜255の数値で
表示し、Rを0としG,BとまわってRの直前の色相を
255としている。 rL :チタン化合物と判定する色相の下限値 rU :チタン化合物と判定する色相の上限値 X :介在物の画素の色相 とすると、rU ≦X かつrL ≧Xのとき介在物をチタ
ン化合物と同定する。なお、次式によりrL ,rU を角
度に変換できる。 θL =rL ・360/256 ……(1) θU =rU ・360/256 ……(2) Rの右45°はθL =45°となり、左45°はθU =
315°となる。θL =45°のときrL は(1)式か
らrL =32,θU =315°のときrU は(2)式か
らrU =224となる。
である。色相環で赤を中心として左右約45°の範囲の
色相はチタン化合物を表している。そこで赤を中心とし
て±45°の範囲の色相を有する非金属介在物はチタン
化合物と同定する。図5では色相を0〜255の数値で
表示し、Rを0としG,BとまわってRの直前の色相を
255としている。 rL :チタン化合物と判定する色相の下限値 rU :チタン化合物と判定する色相の上限値 X :介在物の画素の色相 とすると、rU ≦X かつrL ≧Xのとき介在物をチタ
ン化合物と同定する。なお、次式によりrL ,rU を角
度に変換できる。 θL =rL ・360/256 ……(1) θU =rU ・360/256 ……(2) Rの右45°はθL =45°となり、左45°はθU =
315°となる。θL =45°のときrL は(1)式か
らrL =32,θU =315°のときrU は(2)式か
らrU =224となる。
【0022】図5で説明した色相環の場合、Rが始点
(0)で、Rの直前が終点(255)となっている。こ
のように最小値から最大値へ至った後、再び最小値へ連
続する循環の場合、下限値と上限値で示す範囲にこの最
小値と最大値を含む場合が図5で示すように生じるが、
この範囲内にデータが入っているか否かの判定は本出願
人による実公平5−12822号に開示された同公報第
1図の回路を用いることにより容易にできる。
(0)で、Rの直前が終点(255)となっている。こ
のように最小値から最大値へ至った後、再び最小値へ連
続する循環の場合、下限値と上限値で示す範囲にこの最
小値と最大値を含む場合が図5で示すように生じるが、
この範囲内にデータが入っているか否かの判定は本出願
人による実公平5−12822号に開示された同公報第
1図の回路を用いることにより容易にできる。
【0023】図6は1つの非金属介在物の塊にチタン化
合物と他の介在物が混入している場合、チタン化合物の
含まれる比によって、チタン化合物介在物か、他の介在
物かを同定する方法を説明する図である。Aiはチタン
化合物の面積を示し、Ajは他の介在物の面積を示す。
Aijはチタン化合物と他の介在物が重なっている面積
を示す。AはAi,Aij,Ajの合計面積を示す。各
塊にチタン化合物が含まれる比αを計算し、その比αに
よってその塊をチタン化合物か他の非金属介在物かを同
定する。比αはチタン化合物の面積Aiを塊の全面積A
で除した値、α=Ai/Aとして得られる。この比が1
5ないし30%以上のとき、この非金属介在物の塊をチ
タン化合物と同定する。(a)〜(c)はチタン化合物
と同定され、(d),(e)はチタン化合物以外の介在
物と同定される。αを15%〜30%のどの値にするか
は、例えば、試料が代表している製品においてチタン化
合物が及ぼす影響を考慮して決められる。製品がワイヤ
の場合、チタン化合物の存在はワイヤ破断につながるの
で15%を採用し、一般の鋼板などの場合は30%を採
用するなどしている。
合物と他の介在物が混入している場合、チタン化合物の
含まれる比によって、チタン化合物介在物か、他の介在
物かを同定する方法を説明する図である。Aiはチタン
化合物の面積を示し、Ajは他の介在物の面積を示す。
Aijはチタン化合物と他の介在物が重なっている面積
を示す。AはAi,Aij,Ajの合計面積を示す。各
塊にチタン化合物が含まれる比αを計算し、その比αに
よってその塊をチタン化合物か他の非金属介在物かを同
定する。比αはチタン化合物の面積Aiを塊の全面積A
で除した値、α=Ai/Aとして得られる。この比が1
5ないし30%以上のとき、この非金属介在物の塊をチ
タン化合物と同定する。(a)〜(c)はチタン化合物
と同定され、(d),(e)はチタン化合物以外の介在
物と同定される。αを15%〜30%のどの値にするか
は、例えば、試料が代表している製品においてチタン化
合物が及ぼす影響を考慮して決められる。製品がワイヤ
の場合、チタン化合物の存在はワイヤ破断につながるの
で15%を採用し、一般の鋼板などの場合は30%を採
用するなどしている。
【0024】次に画像解析による自動計測で非金属介在
物の検査を行う手順を図7に示す画像解析フロー図で説
明する。まず、撮像装置15よりの対象画像をR,G,
Bの濃淡データとして別々に濃淡画像メモリ9に格納し
た後(ST1)、IHP処理プロセッサ8によって、
I,H,P表示に変換した後(ST2)、色相Hデータ
によりチタン化合物の色相範囲を有する領域とそれ以外
の色相を有する領域との色相2値画像S4を作成する
(ST3)。次に明度Iデータによりグレーレベルによ
る2値画像S1を作成し(ST4)、グレーレベルの2
値画像S1と色相2値画像S4を加算した像を求める
(ST5)。加算した画像について、測定範囲を指定し
た後(ST6)、範囲内の非金属介在物について、長
さ、幅、相互間の距離、配列等により順次分類してゆ
く。また、チタン化合物を含む非金属介在物については
図6で説明した方法により非金属介在物のかたまりに含
まれるチタン化合物の面積比αを算出し、比αが15な
いし30%以上の時チタン化合物とし、15ないし30
%未満の時はチタン化合物以外の非金属介在物として判
別する(ST7)。このようにしてJISまたはAST
Mの規格による検査に色相によるチタン化合物検出の結
果を加えて、表示する(ST8)。
物の検査を行う手順を図7に示す画像解析フロー図で説
明する。まず、撮像装置15よりの対象画像をR,G,
Bの濃淡データとして別々に濃淡画像メモリ9に格納し
た後(ST1)、IHP処理プロセッサ8によって、
I,H,P表示に変換した後(ST2)、色相Hデータ
によりチタン化合物の色相範囲を有する領域とそれ以外
の色相を有する領域との色相2値画像S4を作成する
(ST3)。次に明度Iデータによりグレーレベルによ
る2値画像S1を作成し(ST4)、グレーレベルの2
値画像S1と色相2値画像S4を加算した像を求める
(ST5)。加算した画像について、測定範囲を指定し
た後(ST6)、範囲内の非金属介在物について、長
さ、幅、相互間の距離、配列等により順次分類してゆ
く。また、チタン化合物を含む非金属介在物については
図6で説明した方法により非金属介在物のかたまりに含
まれるチタン化合物の面積比αを算出し、比αが15な
いし30%以上の時チタン化合物とし、15ないし30
%未満の時はチタン化合物以外の非金属介在物として判
別する(ST7)。このようにしてJISまたはAST
Mの規格による検査に色相によるチタン化合物検出の結
果を加えて、表示する(ST8)。
【0025】上述の実施例では色相を用いてチタン化合
物の非金属介在物を検出する方法について説明したが、
ニオブNb化合物も特有の色相を有しているので、チタ
ン化合物の場合と同様に色相の2値画像を作成し、この
色相の2値画像と明度Iデータによるグレーレベルの2
値画像の加算画像を作成する。この加算画像の各かたま
りについてニオブ化合物の含まれる比αを算出し、この
比αの大きさによりこの非金属介在物がニオブ化合物
か、他の非金属介在物かの分類をすることができる。
物の非金属介在物を検出する方法について説明したが、
ニオブNb化合物も特有の色相を有しているので、チタ
ン化合物の場合と同様に色相の2値画像を作成し、この
色相の2値画像と明度Iデータによるグレーレベルの2
値画像の加算画像を作成する。この加算画像の各かたま
りについてニオブ化合物の含まれる比αを算出し、この
比αの大きさによりこの非金属介在物がニオブ化合物
か、他の非金属介在物かの分類をすることができる。
【0026】また、赤を0°とし時計回りに色相環で4
5°〜72°の色相を表す橙黄色の化合物がある。この
場合、色相環を256に分けて表示すると図5に示すr
の値が36〜51となる。また、別の例として赤を0°
とし時計回りに色相環の210°付近(rで150前
後)の色相を表す緑色の化合物もある。これらの化合物
もチタン化合物と同様の方法で同定することができる。
なお、色相を定める限界角の範囲は、例えば、チタン化
合物の場合、赤を0°として左右に45°の範囲は、チ
タン化合物のように彩度が小さい時広くなり、彩度が大
きい時(明瞭な色の時)は狭い範囲となる。
5°〜72°の色相を表す橙黄色の化合物がある。この
場合、色相環を256に分けて表示すると図5に示すr
の値が36〜51となる。また、別の例として赤を0°
とし時計回りに色相環の210°付近(rで150前
後)の色相を表す緑色の化合物もある。これらの化合物
もチタン化合物と同様の方法で同定することができる。
なお、色相を定める限界角の範囲は、例えば、チタン化
合物の場合、赤を0°として左右に45°の範囲は、チ
タン化合物のように彩度が小さい時広くなり、彩度が大
きい時(明瞭な色の時)は狭い範囲となる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は色相を用いて非金属介在物を表示することにより、グ
レーレベルを用いた2値画像からでは同定することので
きないチタン化合物などの物質も検出することができ
る。さらに複数の非金属介在物が集まって1つの塊とな
っている場合でも特定の色相によって表されるその塊に
ついて面積の全体面積に対する比を求め、この比の大き
さによりその色相に該当するチタン化合物などの物質を
同定することができる。
は色相を用いて非金属介在物を表示することにより、グ
レーレベルを用いた2値画像からでは同定することので
きないチタン化合物などの物質も検出することができ
る。さらに複数の非金属介在物が集まって1つの塊とな
っている場合でも特定の色相によって表されるその塊に
ついて面積の全体面積に対する比を求め、この比の大き
さによりその色相に該当するチタン化合物などの物質を
同定することができる。
【図1】本発明の実施例を実現する装置のブロック図で
ある。
ある。
【図2】色相環において表現する色を角度で表す状態を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】R,G,Bを各色の濃度を表すベクトルとした
場合、合成ベクトルが描く6角形を説明する図である。
場合、合成ベクトルが描く6角形を説明する図である。
【図4】R,G,BよりHへの変換器の回路図である。
【図5】チタンの色相を色相環で示した図である。
【図6】1つの非金属介在物の塊の中に複数の介在物が
混入していたとき、チタン化合物の介在物であるかを判
定する場合の説明図である。
混入していたとき、チタン化合物の介在物であるかを判
定する場合の説明図である。
【図7】画像解析によって非金属介在物を検査するフロ
ー図である。
ー図である。
6 CPU 7 画像処理プロセッサ 8 IHP処理プロセッサ 9 濃淡画像メモリ 10 2値化メモリ 15 撮像装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01N 21/27 A 33/20 J 7055−2J G06T 7/00 // G06T 5/00 H04N 1/60 1/46 7/18 B G06F 15/68 310 A H04N 1/40 D 1/46 Z
Claims (4)
- 【請求項1】 非金属介在物を撮像して赤、緑、青より
なる3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素
を前記3原色の濃淡表示より色相で表し、所定範囲の色
相で表される非金属介在物をその所定範囲の色相に応じ
た物質を含むものと同定することを特徴とするカラー画
像による非金属介在物の検査方法。 - 【請求項2】 色相を環で表示したとき、赤を中心に左
右約45°以内の色相を有する非金属介在物にはチタン
化合物が含まれていると同定することを特徴とする請求
項1記載のカラー画像による非金属介在物の検査方法。 - 【請求項3】 非金属介在物を撮像して赤、緑、青より
なる3原色の濃淡画像を得た後、画像を構成する各画素
を前記3原色の濃淡表示より色相で表し、所定の範囲の
色相で表される非金属介在物の領域を求め、一方濃淡度
により2値化した領域を求め、この両領域が隣接又は重
なる部分の面積Aに対する所定の範囲の色相で表される
面積Aiの比α(=Ai/A)を求め、比αの大きさに
より、所定範囲の色相に対応する物質が非金属介在物に
含まれているかを同定するカラー画像による非金属介在
物の検査方法。 - 【請求項4】 色相を環で表示したとき前記所定の色相
の範囲が赤を中心に左右約45°以内であり、前記比α
が15ないし30%以上の時、その非金属介在物にはチ
タン化合物が含まれていると同定することを特徴とする
請求項3記載のカラー画像による非金属介在物の検査方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027154A JP2847665B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | カラー画像による非金属介在物の自動的な検査方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6027154A JP2847665B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | カラー画像による非金属介在物の自動的な検査方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07234190A true JPH07234190A (ja) | 1995-09-05 |
JP2847665B2 JP2847665B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=12213141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6027154A Expired - Fee Related JP2847665B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | カラー画像による非金属介在物の自動的な検査方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847665B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004111619A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Nippon Light Metal Company,Ltd. | 不純物測定方法および装置 |
CN111157620A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-15 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种钢中大尺寸夹杂物的溯源分析方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6027154A patent/JP2847665B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004111619A1 (ja) * | 2003-06-12 | 2004-12-23 | Nippon Light Metal Company,Ltd. | 不純物測定方法および装置 |
CN111157620A (zh) * | 2020-01-03 | 2020-05-15 | 广东韶钢松山股份有限公司 | 一种钢中大尺寸夹杂物的溯源分析方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2847665B2 (ja) | 1999-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5647878B2 (ja) | 鋼管内部腐食解析装置及び鋼管内部腐食解析方法 | |
JP3581149B2 (ja) | 境界ピクセル・パラメータの規則正しいシーケンスを用いた物体を識別するための方法及び装置 | |
EP1118978A2 (en) | Method and apparatus for transforming color image into monochromatic image | |
US6226399B1 (en) | Method and system for identifying an image feature and method and system for determining an optimal color space for use therein | |
US20070104363A1 (en) | Image processing method, image processing program, its storage medium, and image processing device | |
KR20060048146A (ko) | 색채에 의거하는 컬러화상의 영역분할 기술 | |
KR100734935B1 (ko) | 화상의 영역분할 | |
JP2002090308A (ja) | 画像処理を用いた鋼材表面の劣化度評価システム | |
US5774578A (en) | Apparatus for and method of utilizing density histograms for correcting objective images | |
US20040071342A1 (en) | Method of detecting and segmenting characteristic areas in a picture and use of the method | |
JPH0224542A (ja) | 鋳片断面の品質評価装置 | |
JP2847665B2 (ja) | カラー画像による非金属介在物の自動的な検査方法 | |
JP2004325358A (ja) | 鋳鉄成分比率測定装置及びその測定方法 | |
JPH04156212A (ja) | 架空線の自動点検方法 | |
EP1030270B1 (en) | Image binarization method and system | |
JP3127598B2 (ja) | 画像中の濃度変動構成画素抽出方法および濃度変動塊判定方法 | |
JPH07146937A (ja) | パターンマッチング方法 | |
JP3461143B2 (ja) | カラー画像目標位置検出装置 | |
US5121199A (en) | Color image sensor defect detector using differentiated i and q values | |
JP2820030B2 (ja) | 画像表示装置 | |
JPH01259243A (ja) | 不透明鉱物等の顕微鏡画像の自動定量測定方法および装置 | |
JP3450144B2 (ja) | 画像ノイズ分析方法 | |
JPH10239027A (ja) | 膜厚測定装置 | |
JPH0368804A (ja) | 干渉縞測定方法 | |
Dyrdal | Image processing algorithm for automatic detection and position assignment of monodispersed polystyrene spheres from microscope images |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071106 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101106 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101106 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131106 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |