JPH0723398B2 - 初乳由来ポリペプチド因子 - Google Patents

初乳由来ポリペプチド因子

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JPH0723398B2
JPH0723398B2 JP61012271A JP1227186A JPH0723398B2 JP H0723398 B2 JPH0723398 B2 JP H0723398B2 JP 61012271 A JP61012271 A JP 61012271A JP 1227186 A JP1227186 A JP 1227186A JP H0723398 B2 JPH0723398 B2 JP H0723398B2
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チバ−ガイギ− アクチエンゲゼルシヤフト
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、IgE抗体に対して親和性を有し(IgE−結合
活性)そしてリンパ球によるIgE抗体の合成を抑制する
ことができる(IgEサプレッサー活性)ヒト−初乳由来
の新規なポリペプチド因子、これらの因子を単離するた
めの方法、及びアレルギー治療におけるこれらの使用に
関する。
この明細書においては次の略号を使用する。
IgE :免疫グロブリンE; IgG :免疫グリブリンG; IgE−bf:IgE−結合因子、IgE抗体に結合するポリペプチ
ド; IgE−SF:IgE−サプレッサー因子、Bリンパ球によるIgE
抗体の合成を抑制するポリペプチド; IgE−PF:IgE−相乗因子、Bリンパ球によるIgEの合成を
相乗する、すなわち増強するポリペプチド; IgA :免疫グリブリンA; IgM :免疫グリブリンM; GIF :グリコシル化阻害因子; GEF :グリコシル化増強因子; KD :キロダルトン、1KD=1000g/Mol; MW :分子量; M :モル濃度; E−IgE :IgEでコートされた赤血球; RPMI8866:FcRを示すBリンパ球セルライン; Tris :トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン; BSA :ウシ血清アルブミン; HBSS :ハンクの平衡塩溶液; IgE−PS:骨髄腫PSのヒトIgE; I−IgE−RFC:IgE−コートされた赤血球とロゼットを形
成する細胞; SD :標準偏差。
〔従来の技術〕
アレルギー性疾患は、それによって非常に多数の固体が
影響を受ける主要な健康問題である。通常、その治療は
抗ヒスタミン剤の使用又は幾分有効な免疫感作(immuni
zation)法に限定されている。古典的な抗アレルギー剤
は、特に、治療された患者において種々の副作用を惹起
するため、幾つかの欠点を有する。ほとんどの患者は多
数のアレルゲンに対して感受性であるが、免疫感作法は
1又は2種類のアレルゲンに限定される。さらに、除感
作(hyposensitization)治療は治療に役立つものでも
なく、保護に役立つものでもない。アレルギー性疾患に
おいてIgEが主要な役割を演ずることが知られているた
め、過去10年間にわたりIgEの生産を制御する機構が広
範に研究されてきた。これらの研究は、IgEの合成を制
御する幾つかの因子の動物モデルにおける存在を証明し
た。これらの因子はBリンパ球及びTリンパ球により生
産され、そして、アレルギー抑制因子(SFA)、抑制エ
フェクター分子(SEM)、B細胞又はT細胞由来のIgE−
誘導制御物質(EIRB、及びEIRT)、IgE−結合因子(IgE
−BF)、グリコシル化増強因子(GEF)、及びグリコシ
ル化阻害因子(GIF)と呼ばれている。
これらの因子の幾つかは、その分子量及び/又は生物学
的活性に基き、相互に明確に異る(概観するためには参
照文献1及び2を参照のこと)。
IgE抗体生産の非−抗原特異的制御におけるIgE−結合因
子(IgE−bf)の役割が動物において広範に研究されて
おり(文献1に総設されているように)、IgE−bfはIgE
−特異的アイソタイプ制御のエフエクター分子であるこ
とが示された。主としてその炭水化物成分において異る
2種類のIgE−bf、すなわちIgEサプレッサー及びIgE相
乗因子(IgE−SF、及びIgE−PF)が同定された。IgE−S
FとIgE−PFとの比率がIgE抗体の実際の生産を決定す
る。別個の制御的Tリンパ球亜集団により分泌されるグ
リコシル化阻害因子(GIF)又はグリコシル化増強因子
(GEF)のいずれかの影響に依存して、同じ細胞がIgE−
SF又はIgE−PFのいずれかを分泌することができる。
最近、IgEのためのレセプターを示すT−又はB−セル
ライン培養上清中(3,4)、及び重篤な過敏皮膚炎を有
する選択された患者の血清中(5)のヒトIgE−bfも記
載されている。由来を異にするIgE−bfが同一の分子に
対応するか否かを決定するためには、それらの他の生化
学的特徴付けが明らかに要求される。
母乳供与が新生児の免疫反応性を変化せしめることはす
でに知られている。これは、実験動物及びヒトにおいて
記載されており、そして例えば、ツベリクリン感受性の
母親からミルクを与えられた乳児はツベリルクリンに対
する細胞性免疫を獲得することが示された(7,8)。最
近の予想に基く研究はさらに、母乳のみの供与がアレル
ギー性疾患に対する高い危険性から幼児を保護すること
を示した。
後者の観察を説明するために多くの機構が提案された。
(i)外来性の食品抗原に対する暴露の減少、(ii)種
々の食物抗原及び他の環境抗原に特異的な抗体をブロッ
クする乳IgAによる保護(9)、(iii)アレルギー疾患
の開始を惹起することが知られている一般のウイルス性
疾患に対する保護(10)、及び最後に(iv)新生児の未
成熟免疫系を調節することができる免疫制御因子の人乳
中での存在(11)、がそれである。さらに、アレルギー
性疾患に対する高い危険性を有する新生児が、家族歴及
び帯血(cord blood)の血清中の高いIgEレベルに基い
て同定され得ることも知られている(12)。
母乳を供与された新生児の免疫反応性についてのよく証
明された観察は、ヒト−初乳中の特異的抗体もしくはイ
ディオタイプ(13,14)、免疫制御因子、又は制御リン
パ球(rgulatory lymphocytes)(15,16)の存在によっ
て説明されるかも知れない。従って、母乳の供与は、Ig
E−サプレッサー、又はIgE抗体の生産の制御に関与する
新生児のリンパ球を妨害することができる他の分子(例
えばGIF)もしくは細胞を新生児に提供することにより
それらを保護することが示唆される。
今まで、IgE−SF活性を有するIgE−bfはヒト−初乳中に
は同定されておらず、その単離を今ここに記載する。驚
くべきことに、このようなIgE−bfが今や単離された。
〔発明の目的〕
この発明の第1の目的は、ヒト−初乳由来のIgE−SF活
性を有するIgE−bf、及びその単離方法を提供すること
である。
この発明の他の目的は、この発明のIgE−bfを投与する
ことによるアレルギーの予防及び/又は治療の方法を提
供すること、並びにこのIgE−bfを含んで成る医薬組成
物を提供することである。
〔具体的な説明〕
この発明は、ヒト−初乳から濃縮された形で得られる、
IgEサプレッサー(IgE−SF)活性を有するIgE結合因子
(IgE−bf)に関する。
この発明のIgE−bfはさらに次のように特徴付けられ
る。(1)これらは、指標を有するセファデックスG−
75カラム上でのクロマトグラフィーにより決定される場
合、10〜25キロダルトン(KD)の分子量を有するポリペ
プチドであり;(2)これらは、例えばRPMI8866細胞と
E−IgEとのロゼット形成の阻害により決定される場
合、IgEのためのレセプターを担持する細胞へのIgEの結
合をブロックし;(3)これらは、アレルギーを有する
ヒト供与体のBリンパ球によるIgMの生産を変化せしめ
ることなく、IgEの合成を投与量依存的に抑制し;
(4)これらは、例えばIgE−セファロースへのそれら
の吸着により決定される場合IgEに結合し、そしてこれ
らは例えばIgG−セファロースへの吸着の欠除により決
定される場合IgGに結合せず;(5)ウエスタンブロッ
トアッセイにおいて、初乳IgE−bfは、放射性ラベルさ
れたIgEに特異的に結合することができそしてラベルさ
れたIgG、IgM又はIgAに結合することができない1個の
バンドとして同定され;初乳IgE−bfの見かけ分子量は1
4〜16KDであり;そして(6)これらの因子の生物学的
活性は煮沸に対して耐性である、すなわち、これらはド
デシル硫酸ナトリウム(SDS)の存在下で3分間煮沸し
た後、なお125I−IgEと結合する。
この発明のIgE−bfはヒト−初乳調製物中に天然の濃度
よりも高濃度で存在する。これらはなお、類似の分子量
又は一層高い分子量、例えば約45又は50KDまでの他のヒ
ト−初乳ポリペプチドと混合されていてもよいが、しか
しながらこれらはヒト−初乳の他の非−ポリペプチド成
分を本質上含有しない。好ましくは、IgE−bfは10KD以
下の分子量を有するポリペプチド、及び25KD以上、特に
20KD以上の分子量を有するポリペプチドを含有せず、そ
して特に、ヒト−初乳の他の非−ポリペプチド成分を含
有しない。
この発明のIgE−bfの製造方法は、出発材料としてヒト
−初乳を使用すること、及びIgE−bfを天然の濃度より
高濃度にまで濃縮することを特徴とする。
さらに詳しくは、健康な志願者からのヒト−初乳を出産
後最初の2日間に集める。但し、さらに後で集めた乳を
使用することもできる。まず、例えば超遠心分離により
初乳を透明にし、そして次に、例えば塩酸により約pH4
まで酸性化してカゼインを沈澱せしめる。例えば過又
は遠心分離によりカゼインを除去した後、透明な調製物
を、例えば2MTris緩衝液により中和し、そして好ましく
は段階的に、フィルター系に通して50KD以上の大分子を
除去する。例えば、第1フィルターの孔は約0.45μmの
直径を有し、そして次にその液を50KDの望ましいカッ
ト−オフ点を有するメンブランフィルター、例えばアミ
コンXM50に通す。過の後、調製物を蒸留水に対して透
析し、そして凍結乾燥する。
好ましくは、凍結乾燥物をクロマトグラフ法によりさら
に精製して約10〜25KDの分子量を有するポリペプチドを
集める。任意の常用のクロマトグラフ法、例えばアガロ
ースプレートゲルクロマトグラフィー、又はカラムクロ
マトグラフィー、例えばセファディクス675上でのクロ
マトグラフィーを使用することができる。溶剤は好まし
くは、例えば塩化ナトリウム(例えば、40mM)、Tris−
HCl(例えば、10mM、pH8.0)、界面活性化合物(例えば
0.05%のトゥイーン20)、アミノ酸(例えば10mMε−ア
ミノカプロン酸及び蛋白質(例えば0.1%ウシ血清アル
ブミン、BSA)を含有する緩衝液である。IgE−bfを含有
する画分は、約10〜25KDの分子量のポリペプチドを含有
する画分である。これらをプールし、例えば真空中で濃
縮し、そして例えばハンクの平衡塩溶液(HBSS)に対し
て透析する。
IgE−bfを単離するための他の任意の方法もこの発明に
含まれると理解すべきである。
単離されたIgE−bfのIgE結合活性及びIgE抑制活性は、
当業界において知られている方法により、例えばロゼッ
ト阻害アッセイ、アフィニーティークロマトグラフィー
実験、及びアレルギーを有する固体由来のリンパ球によ
る進行中のイン−ビトロIgE合成の抑制を測定する実験
により決定することができる。
初乳のロゼット阻害活性が確かにIgEに対するアフィニ
ティーを有する因子に基くことを示す特異性対照とし
て、EgE−セファロース4B及びIgG−セファロース4B上で
の吸着及び溶出実験を行うことができる。
最も興味あることには、このデータは、初乳がヒト−Ig
Eのイン−ビトロ合成を抑制すること、及びこの抑制がI
gE−bfによって介在されることを示す。確かに、IgE−b
f及びIgE−抑制活性の両者はIgE−セファロース上に特
異的に吸着された。初乳調製物はIgM合成に対して効果
を有しない。IgE−bfは等電点フォーかシング又はモノ
クローナル抗体等によってさらに精製することができ
る。
この発明はさらに、すべての種類の抗原、例えば花粉、
ネコのフケ、イエダニ(house dust mite)等に対する
アレルギーを有する患者におけるアレルギー状態の治療
又は予防のための、この発明の新規なIgE−bfの使用に
関する。特に母乳を供与されない高い危険を有する新生
児を含む危篤状態の高い危険を有する患者のために特に
重要であろう。この発明のIgE−bfは経腸的に、例えば
鼻内に、直腸にもしくは経口的に、又は非経腸的に、例
えば筋肉的に、皮下にもしくは静脈内に、通常は単位投
与形で、例えば錠剤、糖衣丸、アンプル、バイアル、坐
薬として投与される。この発明のIgE−bfの投与量は患
者の体重及び一般的状態、疾患の重篤さ、及び投与の態
様に依存し、そして医師の判断に基かなければならな
い。一般に、体重kg当り約100〜約5000μgが投与され
る。
この発明はさらに、抗アレルギー的に有効な量のこの発
明のIgE−bfを、経口的又は非経腸的投与、例えば筋肉
内、皮下又は腹腔内投与のために適当でありそして活性
成分と不都合な相互作用をしない常用の医薬として許容
される担体と共に含んで成る医薬に関する。
固体粉末を含有する錠剤、カプセル、又は注入溶液、好
ましくは水性溶液もくしは懸濁液を含有するバイアル、
アンプル等が適当であり、活性成分を単独で、又は担
体、例えばマンニトール、ラクトース、グルコース、ア
ルブミン等と共に含有する凍結乾燥物から、使用前に前
記の液剤を調製することもできる。医薬製剤は無菌化す
ることができ、そして所望により、添加剤、例えば防腐
剤、安定剤、乳化剤、溶解剤、緩衝剤、及び/又は侵透
圧調整剤を添加することができる。無菌化は、小孔サイ
ズ(0.45μm以下の直径)のフィルターを通す無菌過
により達成することができ、次にこれを所望により凍結
乾燥することができる。無菌状態を維持するために抗生
物質を加えることもできる。
この発明の医薬製剤は、単位投与当り1〜2000mgの医薬
として許容される担体、及び約1〜200mg、好ましくは
約5〜50mgの活性成分(例えば、IgE−bfを含有する凍
結乾燥された初乳調製物)を含んで成る単位投与形、例
えばアンプルとして投与される。
この発明はまた、医薬の製造方法に関し、この方法は、
この発明の生物学的に活性な蛋白質を医薬として許容さ
れる担体と混合することを特徴とする。
人体の予防的及び治療的処置のためのこの新規な蛋白質
の使用もまたこの発明の対象である。
次に、例によりこの発明をさらに詳細に記載する。但
し、これにより、この発明の範囲を限定するものではな
い。
例1. 15人の選択されない健康な志願者から、出産後最初の2
日間に初乳を集める。サンプルはすぐに−20℃に凍結す
る。それぞれ3個ずつのサンプルからなる5個のプール
を平行して処理する。これらをまず遠心分離により透明
にし、そして次に塩酸により酸性(pH4.0)にしてカゼ
インを沈澱せしめ、このカゼインを除去し、そして次に
透明な調製物を2M Trisで中和し、そして0.45μmフィ
ルターを通す。アミコンXM50メンブラン(MWカットオ
フ、50KD)を通して過した後、サンプルを蒸留水に対
して透析し、そして凍結乾燥する。この材料を以後“初
乳調製物”と称する。ゲル過アッセイにおいて、40mg
の凍結乾燥された初乳を1.5mlの緩衝液(0.05%トウィ
ーン20、10mMε−アミノカプロン酸及び0.1%BSAを含有
する40mM NaCl,10mM Tris−HCl,pH8.0)を指標を有する
セファデックスG75カラム(2.5×90cm)に適用する。10
−15KD、15−20KD、20−25KD、25−30KD、30−45KD、及
び45−60KDの分子量に対応する画分をプールし、1.5ml
に濃縮し、そしてハンクの平衡塩溶液(HBSS)に対して
透析する。
免疫試験により示されるように、分子量10〜20KDのポリ
ペプチドを含む画分がIgE−bfを含有する。
免疫試験 使用した方法は文献(3)に正確に記載されている。
IgE−bfをロゼット阻害試験により検出する。この方法
においては、IgEのための表面レセプターを示すことが
知られているRPMI8866細胞を、最適濃度以下の精製され
たIgE骨髄腫PS(MD,バルチモア,ジョンズホプキンス大
学,K.イシズカ博士より入手)がコートされたウシ赤血
球とロゼット形成せしめる。IgEでコートされた赤血球
と共に前インキュベートされた場合、IgE−bfはRPMI886
6細胞へのE−IgEの結合を阻害する。すべてのアッセイ
は2連で行い、チューブに暗号を付し、実験者はその暗
号を虫しなければならない。実験誤差は15%未満であ
る。アフィニティークロマトグラフィー実験はセファロ
ース4Bに連結された高度に精製されたIgE、例えばIgE−
PS、又はポリクローナルIgG(4mg蛋白質/mlゲル)を用
いて文献(3)に正確に記載されているようにして行
う。液及び溶出液をサンプルの最初の体積に濃縮し、
そしてすぐに中和しそしてHBSSに対して透析する。
フイコール−ハイパク上で遠心分離することによりアレ
ルギーを有する供与体のヘパリン処理された血液からB
リンパ球を分離する。プラスチックペトリ皿に付着した
後、リンパ球調製物から、AET(2−アミノエチルイソ
チオウロニウム臭化水素酸塩)で処理されたヒツジ赤血
球とロゼットを形成する細胞を枯渇させる。1.5mlの培
地に1〜1.5×106個の細胞を含む2連の培養を24ウエル
リンブロ組織培養プレート中で行う。幾つかの培養物に
はシクロヘキシミド(50mcg/ml)及びピューロマイシン
(10mcg/ml)を補充してあらかじめ形成されたIgEの培
養上清への受動放出を測定しそして試験培養物中での正
味のIgE合成を計算する。92%の空気と8%のCO2を含有
する水飽和雰囲気中で7日間インキュベートした後、培
養物を取得する。固相ラジオイムノアッセイにより培養
上清中の免疫グロブリンを測定する。2種類の異るマウ
スモノクローナル抗体、すなわちクローン89(本発明者
等の研究室で調製したもの、及びクローン4.15(CA、ロ
サンゼルス、UCLA、A.Saxon博士から入手したもの)をI
gE測定のために用いた。このアツセイの感度は、IgEに
ついては0.1ng/ml、IgM及びIgAについては0.4ng/ml、そ
してIgGについては0.8ng/mlである。
ウエスタンブロット分析 100μgの初乳調製物を含有する80μlを40μlのレム
リー緩衝液(1%のSDS及び5%の2−メルカプトエタ
ノールを含有する)と共に1夜インキュベートし、次に
この混合物を12%SDS−PAGE上で泳動せしめ(ポリアク
リルアミドゲル電気泳動)、そしてニトロセルロース膜
に移す。すべての試薬及び装置はビオ−ラド・ラボラト
リーズ製であり、そして正確な方法はビオ−ラドの指示
書に行って実施する。移行の後、ニトロセルロース膜を
放射性ラベルしたIgE(105cpm/ml:比活性2×104/ng)
に24時間暴露し、そして次に前記指示書に従ってオート
ラジオグラフィーのために処理する。
結果 ヒト−初乳中のIgE−bfの存在 上記のようにして調製された初乳プールを、1〜1000mc
g/mlの最終濃度において、IgEレセプター担持細胞(RPM
I8866)へのIgE−コートウシ赤血球(E−IgE)の結合
をブロックするそれらの能力について試験する。各初乳
調製物は、10又は100mcg/mlの最適濃度においてRPMI886
6とE−IgEとのロゼット形成を有意に阻害した(第I表
1)。ロゼット阻害がIgE−bfによって介在されること
を証明するため、初乳画分をIgE−セファロース又はIgG
−セファロース上に吸着せしめる。第I表2に示す結果
は、ロゼット阻害活性がIgE−セファロース上への吸着
によって除去されるがIgG−セファロース上への吸着に
よっては除去されないことを示し、阻害が初乳中に存在
するIgE−bfによるものであることを示唆する。このこ
とは、ロゼット阻害活性が、IgE−セファロースの酸溶
出(0.1Mグリシン緩衝液、pH2.8)によって回収され得
るが、IgG−セファロースの酸溶出によっては回収され
ないことにより確認される。IgE−bfの分子量が、指標
を有するセファデックスG75カラムを通すゲル過(実
験1)により推定される。第I表3に示すように、IgE
−結合活性は10〜20KDのMWに対応する画分中に回収され
る。
初乳IgE−bfの免疫制御活性 初乳調製物を、アレルギーを有するヒト供与体39からの
Bリンパ球培養物に1〜1000mcg/mlの最終濃度で加え
る。初乳の非存在下で1週間培養した後、IgEの自然分
泌は13例においては400pg/mlより多く(範囲:400〜11,6
00pg/ml)、14例においては150〜400pg/mlであり、そし
て12例においては検出されなかった。1実験を除くすべ
ての実験において(第II表)、初乳はIgMの生産を変化
せしめないでIgEの合成を投与量依存的に抑制した。10
〜100mcg/mlの最終濃度において、400pg/ml未満のIgEを
分泌する培養物中で初乳はIgE合成を完全に抑制した
(データーに示してない)。同じ条件下で、400pg/mlよ
り多くを分泌する培養物中でIgE合成の50%の阻害が観
察された(第II表)。初乳のIgE抑制活性はIgE−B−セ
ファロース上に吸着され得るがIgG−セファロース4B上
には吸着されず、これがIgE−bfにより介在されること
が示される(第III表)。
ウエスタンブロット分析 14〜15KDの見かけMWを有する1個のバンドが放射性ラベ
ルされたIgEに結合したが放射性ラベルされたIgG、IgA
及びIgMには結合しなかった。このバンドの特異性はま
た、初乳がIgE−セファロースに前吸着された場合には
検出されないことにより証明された。
同じパターンが、初乳をレムリー緩衝液中で3分間煮沸
した場合にも観察された。
従って、初乳IgE−bfは還元剤(SDSのような)及び煮沸
に対して耐性であると結論される。
吸着された初乳及び未吸着初乳は100μg/mlで使用し
た。平均±1SD(2回の培養) 例2.医薬製剤(非経腸投与用) IgE−bfを含有する凍結乾燥された初乳調製物500mgを60
0mlの5Nヒト−血清アルブミンに溶解する。生ずる溶液
を細菌学的フィルターに通し、そして過された溶液を
無菌条件下で、5mgの活性化合物を含有する100バイアル
に分割する。非経腸投与に適するこのバイアルを、好ま
しくは冷所に、例えば−20℃にて貯蔵する。
同様にして、100mg又は1000mgの前記初乳調製物を用い
て、それぞれ1mg又は10mgの活性成分を含有するバイア
ルを製造することができる。
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Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒト−初乳から濃縮した形で得られるIgE
    サプレッサー(IgE−SF)活性を有するIgE結合因子(Ig
    E−bf)であって、 (1)10〜25キロダルトン(KD)の分子量を有するポリ
    ペプチドであり; (2)IgEのためのレセプターを担持する細胞へのIgEの
    結合をブロックし; (3)アレルギーを有するヒト供与体のBリンパ球によ
    るIgMの生産を変化せしめることなくIgEの合成を投与量
    依存的に抑制し、 (4)IgEと結合し、そしてIgG,IgM及びIgAと結合しな
    い; ことを特徴とするIgE結合因子(IgE−bf)。
  2. 【請求項2】(1)指標を有するセファデックスG75カ
    ラム上でのクロマトグラフィーにより決定した場合、10
    〜25キロダルトン(KD)の分子量を有するポリペプチド
    であり; (2)IgEのためのレセプターを担持する細胞へのIgEの
    結合をブロックし; (3)アレルギーを有するヒト供与体のBリンパ球によ
    るIgMの生産を変化せしめることなくIgEの合成を投与量
    依存的に抑制し、 (4)IgEと結合し、そしてIgG,IgM及びIgAと結合せ
    ず; (5)ウエスタンブロットアッセイにおいて、放射性ラ
    ベルされたIgEに特異的に結合することができるがラベ
    ルされたIgG,IgM又はIgAには結合することができない1
    個のバンドとして同定され、見かけ分子量が14〜16KDで
    あり;そして、 (6)生物学的活性が煮沸に対して耐性である、すなわ
    ちドデシル硫酸ナトリウム(SDS)の存在下で3分間煮
    沸した後なお125I−IgEと結合する;ことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のIgE−bf。
  3. 【請求項3】天然の濃度より高濃度でヒト−初乳調製物
    中に存在する特許請求の範囲第1項記載のIgE−bf。
  4. 【請求項4】類似の分子量、一層低い分子量又は一層高
    い分子量を有する他のヒト−初乳ポリペプチドとの混合
    物として存在する特許請求の範囲第1項記載のIgE−b
    f。
  5. 【請求項5】分子量10KD以下及び25KD以上の他のヒト−
    初乳ポリペプチドを実質上含有せず、そして特に約14〜
    15KDの分子量を有する特許請求の範囲第1項記載のIgE
    −bf。
  6. 【請求項6】ヒト−初乳の非−ポリペプチド成分を実質
    上含有しない特許請求の範囲第1項記載のIgE−bf。
  7. 【請求項7】ヒト−初乳から濃縮した形で得られるIgE
    サプレッサー因子(IgE−SF)活性を有するIgE結合因子
    (IgE−bf)であって (1)10〜25キロダルトン(KD)の分子量を有するポリ
    ペプチドであり; (2)IgEのためのレセプターを担持する細胞へのIgEの
    結合をブロックし; (3)アレルギーを有するヒト供与体のBリンパ球によ
    るIgMの生産を変化せしめることなくIgEの合成を投与量
    依存的に抑制し、 (4)IgEと結合し、そしてIgG,IgM及びIgAと結合しな
    い; ことを特徴とするIgE結合因子(IgE−bf)の製造方法で
    あって、ヒト−初乳を出発材料として使用すること、及
    びIgE−bfを天然の濃度より高濃度に濃縮することを特
    徴とする方法。
  8. 【請求項8】出産後最初の2日間に集めたヒト−初乳を
    使用することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の
    方法。
  9. 【請求項9】ヒト−初乳を超遠心分離により透明にし、
    塩酸により約pH4まで酸性化し、濾過又は遠心分離によ
    り沈澱したカゼインを除去し、2M Tris緩衝液により中
    和し、段階的に種々のメンブランフィルターに通すこと
    によって50KD以上の分子を除去し、水に対して透析し、
    そして凍結乾燥し、場合によって追加の精製段階を実施
    することを特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方
    法。
  10. 【請求項10】前記追加の精製段階が1又は複数の常用
    のクロマトグラフ法、及び/又は等電点フォーカシン
    グ、及び/又はモノクローナル抗体を用いる単離から成
    る特許請求の範囲第9項記載の方法。
  11. 【請求項11】ヒト−初乳から濃縮した形で得られるIg
    Eサプレッサー(IgE−SF)活性を有するIgE結合因子(I
    gE−bf)であって、 (1)10〜25キロダルトン(KD)の分子量を有するポリ
    ペプチドであり; (2)IgEのためのレセプターを担持する細胞へのIgEの
    結合をブロックし; (3)アレルギーを有するヒト供与体のBリンパ球によ
    るIgMの生産を変化せしめることなくIgEの合成を投与量
    依存的に抑制し、 (4)IgEと結合し、そしてIgG,IgM及びIgAと結合しな
    い; ことを特徴とするIgE結合因子(IgE−bf)を含んで成る
    アレルギー状態を予防又は治療するたるの医薬。
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