JPH07233507A - 舗装機械のスクリード装置 - Google Patents

舗装機械のスクリード装置

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JPH07233507A
JPH07233507A JP2764094A JP2764094A JPH07233507A JP H07233507 A JPH07233507 A JP H07233507A JP 2764094 A JP2764094 A JP 2764094A JP 2764094 A JP2764094 A JP 2764094A JP H07233507 A JPH07233507 A JP H07233507A
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sliding plate
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Shunji Ono
俊司 大野
Riichi Inoue
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 施工幅の伸縮作業における作業者への負担を
無くし、作業効率を著しく高めること。 【構成】 伸縮部スクリードの各々は、デフレクタと、
デフレクタに設けられた第1のガイド手段と、その後方
に設けられた第2のガイド手段と、油圧シリンダとを備
えている。伸縮部ワイドナーの各々は、サイドフレーム
と、サイドフレームに連結されたデフレクタと、デフレ
クタに設けられた第1の被ガイド手段と、その後方に設
けられかつサイドフレームに連結された第2の被ガイド
手段とを備えている。第1の被ガイド手段が第1のガイ
ド手段に、また、第2の被ガイド手段が第2のガイド手
段に、それぞれ移動自在に支持され、サイドフレームが
ピストンロッドの一端と連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスファルトフィニッ
シャあるいはリペーバ・リミキサ等の舗装機械に適用さ
れるスクリード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、道路舗装あるいは道路補修等
の施工には、アスファルトフィニッシャあるいはリペー
バ・リミキサ等の舗装機械、あるいは補修機械が使用さ
れている。なお本明細書においては、説明の便宜上、そ
れらを代表して舗装機械と称することとし、従来のスク
リード装置をアスファルトフィニッシャに適用された例
により説明する。図8を参照して、アスファルトフィニ
ッシャ2においては、合材3を受け入れるためのホッパ
4が運転席6の前方に配置されている。またホッパ4内
の合材3を搬送するためのバーコンベア8が設けられ、
このバーコンベア8によりホッパ4内の合材3は機械の
後部に搬送される。後部には、搬送された合材3を路面
上に敷き広げながら排出するコンベアスクリュウ10が
設けられている。コンベアスクリュウ10の後方には、
路面上に敷き広げられた合材3を締め固めかつ表面を平
滑に仕上げる、すなわち舗装路面に仕上げるためのスク
リード装置12が配置されている。スクリード装置12
は、幅方向中央部に配置された主スクリード14と、主
スクリード14の後部に配置されかつ幅方向外方に移動
自在に設けられた一対の伸縮部スクリード16及び18
とを備えている。伸縮部スクリード16及び18は実質
上同一の構成を有している。主スクリード14の前端部
にはデフレクタ15が備えられ、伸縮部スクリード16
及び18の前端部にはそれぞれデフレクタ17及び19
が備えられている。ところでアスファルトフィニッシャ
2を使用して舗装する道路の施工幅は様々であり、また
施工の途中において施工幅が変化する場合もある。前記
伸縮部スクリード16及び18は、以上のような事情に
対応するために設けられているものである。なお本明細
書においては、幅方向とはアスファルトフィニッシャ2
の進行方向(図8の上方)に直交する左右方向(図8の
左右方向)を意味し、前とは前記進行方向あるいは前記
進行方向寄りの位置を意味し、後とは前記進行方向と逆
方向(図8の下方)あるいは前記進行方向と逆方向寄り
の位置を意味するものとする。
【0003】概略以上のように構成されたアスファルト
フィニッシャ2により舗装路面の施工作業を行なう場合
であって、施工幅が主スクリード14より広い場合に
は、あらかじめ伸縮部スクリード16及び18が施工幅
に対応すべく幅方向外方に移動(拡幅)される。機械前
方のホッパ4内には、例えば前方並進行する図示しない
ダンプトラックから合材3が投入される。この合材3は
バーコンベア8により後部へ搬送され、コンベアスクリ
ュウ10により路面上に施工幅に敷き広げられながら排
出される。排出された合材3は、幅方向中央部において
は、デフレクタ15及び主スクリード14により、また
それより広い部分においては、デフレクタ17と伸縮部
スクリード16及びデフレクタ19と伸縮部スクリード
18等によりそれぞれ敷き均して舗装路面の成形が行な
われ、一連のアスファルト舗装のための施工作業が完了
する。
【0004】舗装路面の施工幅が主スクリード14に伸
縮部スクリード16及び18を加えた幅より広い場合に
は、その施工幅に応じて、伸縮部スクリード16及び1
8の幅方向外側に、実質上同一の構成を有する補助スク
リード20が順次追加的に接続されるようになってい
る。図9及び図10を参照して補助スクリード20の構
造及び接続の形態について具体的に説明する。なおここ
では代表して伸縮部スクリード16に接続される補助ス
クリード20に関して説明する。補助スクリード20の
底部には下面が平坦なベースプレート部材21が設けら
れ、ベースプレート部材21の前端部にはデフレクタ2
2が直立して設けられている。補助スクリード20の両
側部にはそれぞれ側板24が直立して設けられ、側板2
4にはそれぞれ開口26が形成されている。ベースプレ
ート部材21の上面には幅方向に延びるチャンネル型の
フレーム28が設けられ、その両端は側板24に連結さ
れている。なお、伸縮部スクリード16にも同様にして
ベースプレート部材31、図示しないデフレクタ、側板
30及びフレーム32が設けられている。側板30には
開口34が形成されている。フレーム28及び32、開
口26及び34はそれぞれ幅方向から見て相互に整合さ
れた形態で配列されるよう、それぞれの形状、位置が規
定されている。
【0005】補助スクリード20と伸縮部スクリード1
6との接続は、3か所の接続部において、それぞれ当て
板36を介し、接続ボルト38により測板24と側板3
0とが接続されることにより行なわれる。補助スクリー
ド20同士の接続も同様にして、3か所の接続部におい
て、それぞれ当て板36を介し、接続ボルト38により
測板24同士が接続されることにより行なわれる。この
ようなボルト接続作業においては、舗装仕上げ面の平坦
性を確保する必要があるため、補助スクリード20のベ
ースプレート部材21の底面と伸縮部スクリード16の
ベースプレート部材31の底面とが同一平面に位置付け
られるよう相互に接続しなければならない。このために
2個の調整金具40が使用されている。各調整金具40
は幅方向の中央部下面に凹部が形成されたブロック部材
から構成されている。各調整金具40の一端は補助スク
リード20のフレーム28の上面にボルトにより連結さ
れ、他端は開口26から側外方に突出するよう位置付け
られる。各調整金具40はフレーム28の上面の前後方
向に間隔を置いて配置される。各調整金具40の他端に
は、調整ボルト42が、その下端が各調整金具40の下
面から突出するよう取り付けられている。
【0006】そして各調整金具40を利用して行なわれ
る補助スクリード20と伸縮部スクリード16との接続
手順は、次の通りである。すなわち、最初に、補助スク
リード20の各調整金具40の凹部を接続相手である伸
縮部スクリード16の開口34の縁に引っ掛けることに
より、接続すべき補助スクリード20の重量を伸縮部ス
クリード16に預けるようにする。次いで各接続ボルト
38を仮締めの状態にし、前後に位置する各調整金具4
0の調整ボルト42を用いて、補助スクリード20の上
下のレベル及び前後方向の傾きを調整しながら各接続ボ
ルト38を締め込んでゆく。この調整及び締め付け作業
により、補助スクリード20の底面を伸縮部スクリード
16の底面に対し同一平面上に位置付けることができ
る。レベル及び傾斜の調整が済んだ後、調整ボルト42
はナット44によりその位置がロックされる。各調整金
具40を利用して行なわれる補助スクリード20同士の
接続も同様にして行なわれる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】補助スクリード20と
伸縮部スクリード16との着脱作業及び補助スクリード
20同士の着脱作業は、迅速かつ効率良く行なわれるこ
とが重要である。しかしながら、前記従来のスクリード
装置12の拡幅作業においては、接続すべき補助スクリ
ード20の重量を、接続相手である伸縮部スクリード1
6あるいは補助スクリード20に対して、各調整金具4
0を利用して預けるようにして支える工程が含まれる。
また逆に補助スクリード20を伸縮部スクリード16あ
るいは補助スクリード20から取り外す場合において
も、各調整金具40を相手側の開口26あるいは34か
ら取り外す作業を行なわなければならない。補助スクリ
ード20の重量は重いので作業者への負担が大きく、施
工幅の伸縮作業性に問題を有している。また重量が重い
ために、補助スクリード20の運搬等の取り扱いも容易
ではない。
【0008】一方、補助スクリード20の底面と接続相
手である伸縮部スクリード16あるいは補助スクリード
20の底面とを同一平面にするための調整作業は、その
レベルと傾きの二つの点をにらみながら行なう必要があ
る。このため、二つの調整金具40の調整ボルト42を
回しながらの調整は煩雑でスキルを要し、例え熟練者で
あっても相当の時間を要する作業である。その結果、施
工幅の伸縮作業性及び作業効率の面で問題を有してい
る。
【0009】本発明は以上の事実に基づいてなされたも
ので、その主目的は、施工幅の伸縮作業における作業者
への負担が殆ど無く、作業効率が著しく高い、改良され
た舗装機械のスクリード装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記主目的を達成するた
め、本発明によれば、幅方向中央部に配置された主スク
リードと、該主スクリードの後部に配置されかつ幅方向
外方に移動自在に設けられた一対の伸縮部スクリードと
を備えた舗装機械のスクリード装置において、該伸縮部
スクリードの各々には伸縮部ワイドナーが設けられ、該
伸縮部スクリードの各々は、前端部に配置されたデフレ
クタと、該デフレクタに設けられた第1のガイド手段
と、該デフレクタの後方に設けられた第2のガイド手段
と、ピストンロッドを含む油圧シリンダとを備え、該伸
縮部ワイドナーの各々は、幅方向の外側端において前後
方向に延びるよう設けられたサイドフレームと、前端部
に配置されかつ一端が該サイドフレームに連結されたデ
フレクタと、該デフレクタに設けられた第1の被ガイド
手段と、該デフレクタの後方に設けられかつ一端が該サ
イドフレームに連結された第2の被ガイド手段とを備
え、該伸縮部ワイドナーの各々は、該第1の被ガイド手
段が該第1のガイド手段に移動自在に支持され、該第2
の被ガイド手段が該第2のガイド手段に移動自在に支持
され、更に該サイドフレームが該ピストンロッドの一端
と連結されることにより、該伸縮部スクリードの各々に
対しそれぞれの幅方向外方に移動自在に支持され、該伸
縮部ワイドナーの各々の該デフレクタは、該伸縮部スク
リードの各々の該デフレクタの前面に沿って該移動が行
なわれるようその位置が規定されたことを特徴とする舗
装機械のスクリード装置、が提供される。
【0011】
【作用】伸縮部ワイドナーの各々は非拡幅時において
は、伸縮部スクリードの各々の構造内に実質上収納され
た形態で位置付けられている。拡幅時には、伸縮部スク
リードの各々が周知の伸縮装置により幅方向外方に移動
され、所定の位置に位置付けられる。次いで伸縮部スク
リードの各々の油圧シリンダ内に圧油が供給され、ピス
トンロッドの各々が幅方向外方に移動される。伸縮部ワ
イドナーの各々のサイドフレームが幅方向外方に移動さ
れるので、伸縮部ワイドナーの各々の第1の被ガイド手
段が伸縮部スクリードの各々の第1のガイド手段に沿っ
て同方向に移動され、第2の被ガイド手段が伸縮部スク
リードの各々の第2のガイド手段に沿って同方向に移動
される。一端が各サイドフレームに連結されたデフレク
タの各々は、伸縮部スクリードの各々のデフレクタの前
面に沿って幅方向外方に移動される。伸縮部ワイドナー
の各々の、伸縮部スクリードの各々に対する移動量は、
所要の施工幅に応じて決められる。路面の舗装が終了し
た後には、伸縮部スクリードの各々の油圧シリンダ内に
圧油が供給され、ピストンロッドの各々が幅方向内方に
移動される。伸縮部ワイドナーの各々は前記と逆の幅方
向内方に移動され、伸縮部スクリードの各々の構造内に
実質上収納された形態で位置付けられる。このように施
工幅の伸縮作用は、油圧シリンダの操作により行なわれ
るので、施工幅の伸縮作業における作業者への負担が殆
ど無く、作業効率が著しく高くなる。
【0012】伸縮部ワイドナーの各々のデフレクタの下
端の高さは、あらかじめ伸縮部スクリードの各々の下面
の高さ(最低地上高)と略同一に規定しておくことによ
り、伸縮部ワイドナーの各々のデフレクタによる舗装厚
を伸縮部スクリードの各々による舗装厚と略同一にする
ことができる。伸縮部スクリードの各々の第1のガイド
手段は、伸縮部スクリードの各々のデフレクタに対し上
下動自在に設けられ、伸縮部ワイドナーの各々のデフレ
クタはサイドフレームの各々に対し上下動自在に設けら
れることが好ましい。この構成の場合には、伸縮部ワイ
ドナーの各々のデフレクタの下端の高さを所定の範囲で
調整することができる。その結果、舗装厚を適宜変化さ
せることができ、舗装面の精度を一層向上させることが
できる。
【0013】伸縮部ワイドナーの各々におけるデフレク
タより後方の位置に、幅方向に延在する滑動板部材を備
えることが好ましい。滑動板部材の各々の前端部は伸縮
部ワイドナーの各々に軸手段により回転自在に支持さ
れ、滑動板部材の各々の後端部は、連結部材により伸縮
部ワイドナーの各々と連結されることにより支持され
る。伸縮部ワイドナーの各々による舗装路面の形成は、
コンベアスクリュウにより路面に排出された合材が、先
ず、それぞれのデフレクタによって均一な高さになるよ
う押し広げられ、次いで各デフレクタの後部に位置する
滑動板部材よって更に敷き均らされることにより行なわ
れる。デフレクタに加えて滑動板部材を備えた構成の場
合には、伸縮部ワイドナーの各々によって一層高い精度
の舗装路面が形成される。
【0014】各滑動板部材は、各々の前後方向の傾きを
調整できる傾斜調整手段あるいは各々の高低を調整でき
るレベル調整手段を備えることが好ましい。これらの構
成により、合材の条件に合った舗装路面が形成される。
【0015】
【実施例】本発明に従って構成されたスクリード装置の
一実施例を図1〜図4を参照して説明する。なお図1〜
図4において、図8〜図10と同一部分は同一符号で示
し、説明は省略する。先ず図1〜図3において、全体を
番号50で示すアスファルトフィニッシャは、本発明に
従って構成されたスクリード装置52を備えている。ス
クリード装置52は、幅方向中央部に配置された主スク
リード14と、主スクリード14の後部に配置されかつ
幅方向外方に移動自在に設けられた一対の伸縮部スクリ
ード54及び56とを備えている。伸縮部スクリード5
4及び56の基本的構成は、従来の伸縮部スクリード1
6及び18と実質上同一である。伸縮部スクリード54
には伸縮部ワイドナー58が設けられ、伸縮部スクリー
ド56には伸縮部ワイドナー60が設けられている。伸
縮部スクリード54及び56は実質上同一の構成を有
し、また伸縮部ワイドナー58及び60は実質上同一の
構成を有している。したがって、以下それらを代表して
伸縮部スクリード54及び伸縮部ワイドナー58につい
て説明する。
【0016】伸縮部スクリード54は、前端部に略直立
して配置されたデフレクタ17と、デフレクタ17に設
けられた後述する第1のガイド手段と、デフレクタ17
の後方に設けられた後述する第2のガイド手段と、ピス
トンロッド62を含む油圧シリンダ64とを備えてい
る。第1のガイド手段は、デフレクタ17の前面上縁に
沿って幅方向に設けられているもので、デフレクタ17
の前面上縁に沿って幅方向に延びるよう装着されたガイ
ド部材66を含んでいる。ガイド部材66は、デフレク
タ17の前面上縁に溶接により固定された細長いプレー
ト65に複数のボルト67により着脱自在に取付られて
いる。すなわちガイド部材66には上下方向に延びる複
数の長孔66aが形成され、各ボルト67はこの長孔6
6aを貫通してプレート65にねじ結合されている。し
たがって、ガイド部材66は各長孔66aによって上下
方向にその装着位置を調整することができる。ガイド部
材66のデフレクタ17の前面に対向する側にはガイド
溝68が形成されている。ガイド溝68は略チャンネル
型をなしている。ガイド部材66のデフレクタ17の前
面に対向する側の面とデフレクタ17の前面との間には
隙間が形成されている。第2のガイド手段は、それぞれ
幅方向に平行に延在する3つの円筒状ガイド部材70、
72及び74から構成されている。ガイド部材70及び
72は、デフレクタ17寄りの位置において上下方向に
間隔をおいて配置されている。ガイド部材74は、ガイ
ド部材70及び72より更に後方の位置に配置されてい
る。各ガイド部材70、72及び74は伸縮部スクリー
ド54の幅方向の外側端(左端)寄りの位置に配置さ
れ、それぞれ図示しない支持ブラケットに固定・支持さ
れている。油圧シリンダ64は、ガイド部材70及び7
2の上下方向の中間部に配置され、図示しない支持ブラ
ケットに固定・支持されている。ガイド部材66のガイ
ド溝68と、各ガイド部材70、72及び74と、油圧
シリンダ64とは、それぞれ平行に配置されている。
【0017】伸縮部ワイドナー58は、幅方向の外側端
(左端)において前後方向に延びるよう設けられたサイ
ドフレーム76と、前端部に配置されかつ一端がサイド
フレームに連結されたデフレクタ78と、デフレクタ7
8に設けられた後述する第1の被ガイド手段と、デフレ
クタ78の後方に設けられかつ一端がサイドフレーム7
6に連結された後述する第2の被ガイド手段とを備えて
いる。サイドフレーム76は箱型構造体から構成され、
前記ガイド部材70及び72と油圧シリンダ64が設け
られた側外方位置において上下方向に延びる突出部77
が形成されている。デフレクタ78は前記デフレクタ1
7の前面に略密着するような形状をなしている。デフレ
クタ78の左端部の上方位置には上下方向に延びる支持
プレート78aが固定され、サイドフレーム76の幅方
向内側には、支持部材76aが直立して設けられてい
る。支持部材76aはサイドフレーム76の突出部77
の内側部から上方に突出するよう設けられている。支持
部材76aには上下方向に延びる長孔76bが形成され
ている。デフレクタ78は、支持プレート78a及び支
持部材76aを介して複数のボルト76cによってサイ
ドフレーム76の幅方向内側に連結される。ボルト76
cは支持プレート78aの所定の位置に嵌合され、支持
部材76aの長孔76bを貫通して締め付けられる。し
たがってボルト76cを緩めることにより、デフレクタ
78の上下方向位置が長孔76bに沿って調整される。
デフレクタ78の下端部には後方に向かう湾曲部が形成
されている。
【0018】第1の被ガイド手段は、デフレクタ78の
前面上縁に沿って幅方向に延びるよう固定された被ガイ
ド部材79からなる。被ガイド部材79は断面が矩形の
帯状の角材から構成されている。したがってデフレクタ
78の前面上縁には被ガイド部材79による突起部が形
成される。第2の被ガイド手段は、それぞれ幅方向に平
行に延在する断面が円形の3つの被ガイドロッド部材8
0、82及び84から構成されている。各被ガイドロッ
ド部材80、82及び84の左端部はサイドフレーム7
6の幅方向内側に固定されている。被ガイドロッド部材
80はガイド部材70と実質上同一軸線上に配置され、
被ガイドロッド部材82はガイド部材72と実質上同一
軸線上に配置され、被ガイドロッド部材84はガイド部
材74と実質上同一軸線上に配置されている。
【0019】被ガイド部材79がガイド部材66のガイ
ド溝68に移動自在(スライド自在)に嵌合・支持さ
れ、被ガイドロッド部材80がガイド部材70に移動自
在に嵌合・支持され、被ガイドロッド部材82がガイド
部材72に移動自在に嵌合・支持され、被ガイドロッド
部材84がガイド部材74に移動自在に嵌合・支持さ
れ、更にピストンロッド62の左端がサイドフレーム7
6の幅方向内側と連結されることにより、伸縮部ワイド
ナー58は伸縮部スクリード54に対し幅方向外方に移
動自在に支持される。伸縮部ワイドナー58のデフレク
タ78は、伸縮部スクリード54のデフレクタ17の前
面に沿って移動が行なわれるようその位置が規定されて
いる。
【0020】図2〜図4を参照して、伸縮部ワイドナー
58におけるデフレクタ78より後方の位置(実施例で
は最後部位置)には幅方向に延在する平面が実質上矩形
の滑動板部材90が備えられている。滑動板部材90は
ベースプレート部材91を含んでいる。ベースプレート
部材91の底面は平坦であり、その前端部は湾曲しなが
ら上方に延びるよう形成されている(そり状の形状に形
成されている)。滑動板部材90の幅方向の両端部には
側板92及び94が直立して設けられ、また後端部には
後板96が直立して設けられている。滑動板部材90の
前端部は、伸縮部ワイドナー58に後述する軸手段によ
り回転自在に支持されている。滑動板部材90の後端部
は、連結部材であるチェン98により伸縮部ワイドナー
58と連結されることにより支持されている。チェン9
8の一端はサイドフレーム76にブラケット99を介し
て連結され、他端は側板92に連結されている。チェン
98の一端は他端より高い位置にあり、したがって、前
端部の軸手段回りに下方に向けて回転しようとする滑動
板部材90の後端部は、チェン98により伸縮部ワイド
ナー58に吊下げられる形態で支持される。チェン98
による連結は緩く行なわれている。したがって滑動板部
材90の前後方向の傾きは舗装路面に乗っているだけで
あるので自由である。
【0021】サイドフレーム76の後端部及び第2の被
ガイド手段に含まれる被ガイドロッド84の他端にはそ
れぞれ支持フレーム100及び102が設けられてい
る。支持フレーム100はサイドフレーム76の後端部
から下方に延びるよう取り付けられ、支持フレーム10
2は、被ガイドロッド84の他端から下方に延びるよう
取り付けられている。支持フレーム100及び102は
相互に間隔を置いて向き合い、かつ相互に平行に位置付
けられている。支持フレーム100及び102の内側に
おける同軸上の位置には、短軸104及び106が互い
に向き合うように突出して固定されている。短軸104
及び106には円筒状の回転軸部材108の両端が回転
自在に嵌合・支持されている。回転軸部材108の両端
部には、リンク部材110及び112が回転方向に同じ
位置において固定・支持されている。リンク部材110
は、リンク部材112より長く形成されている。リンク
部材110及び112の内側における同軸上の位置に
は、ピン部材である支持ピン114及び116が互いに
向き合うように突出して固定されている。滑動板部材9
0の前記軸手段は、支持ピン114及び116から構成
されている。これら支持ピン114及び116に、滑動
板部材90の前端部における両側板92及び94がそれ
ぞれ回転自在に支持されている。
【0022】サイドフレーム76の支持フレーム100
には、リンク部材110の先端部を支持すると共に先端
部の位置を上下方向に移動できる、滑動板部材90のた
めのレベル調整手段が設けられている。レベル調整手段
は、支持フレーム100に鉛直軸回りに回転自在にかつ
軸方向には移動できないよう支持されたレベル調整ボル
ト118と、レベル調整ボルト118のねじ部に係合さ
れかつ支持フレーム100に干渉して回転できないよう
位置付けられたレベル調整ナット120と、水平方向で
あって幅方向内側に突出するようレベル調整ナット12
0に設けられたレベル調整ピン122とを含んでいる。
レベル調整ピン122はリンク部材110の先端部に形
成された孔に回転自在に嵌合されている。更に具体的に
説明すると、支持フレーム100の後端部には、側方か
ら見てチャンネル型のブロック部材からなる枠体124
が固定されている。枠体124の上方の水平部にレベル
調整ボルト118が回転自在に支持されている。レベル
調整ボルト118のチャンネル部(空間部)に位置する
部分にねじが形成され、このねじ部にレベル調整ナット
120が係合されている。レベル調整ナット120は断
面が正方形をなし、その一側部(一辺部)は、枠体12
4の直立壁部に当接されている。レベル調整ピン122
はレベル調整ナット120の一側部から幅方向内側に突
出している。レベル調整ボルト118を回転させると、
レベル調整ナット120がレベル調整ボルト118に沿
って上下動する。この上下動は、レベル調整ナット12
0のレベル調整ピン122を介してリンク部材110に
伝達される。リンク部材110は、回転軸部材108を
介して短軸104及び106回りに回転する。回転軸部
材108に固定された他のリンク部材112も同時に回
転する。これによりリンク部材110及び112に固定
された支持ピン114及び116が上下動させられるの
で、滑動板部材90の前端部が上下動させられ、滑動板
部材90のレベルが調整される。以上の構成によれば、
1個のレベル調整ボルト118を回転させるだけの操作
により、滑動板部材90のレベルが調整されるので、レ
ベル調整作業がきわめて容易であり、作業効率が高い。
【0023】なお滑動板部材90には、必要に応じて周
知の加熱用バーナ90aを設けることができる。滑動板
部材90に加熱用バーナ90aを設けた場合には、滑動
板部材90の底面の温度を高めることができるので、合
材3及び環境の温度に応じた良好な舗装路面を得ること
ができる。滑動板部材90にはまた、必要に応じて周知
のバイブレータ90bを設けることができる。滑動板部
材90にバイブレータ90bを設けた場合には、滑動板
部材90を振動させることができるので、舗装路面の締
め固め度を高めることができる。滑動板部材90にはま
た必要に応じて図示しないウエイトを付加することがで
きる。滑動板部材90にウエイトを付加した場合には、
滑動板部材90による締め固めをサポートすることがで
きる。
【0024】次に以上のように構成されたスクリード装
置52の作動(主として本発明に関する部分の作動)に
ついて説明する。なお前記と同じ理由により、伸縮部ス
クリード54及び伸縮部ワイドナー58の作動について
説明する。図2を参照して、伸縮部ワイドナー58非拡
幅時においては、伸縮部スクリード54の構造内に実質
上収納された形態で位置付けられている(図2の(A)
で示される位置)。拡幅時には、伸縮部スクリード54
が周知の伸縮装置により伸縮部ワイドナー58と共に幅
方向外方(図2の左方)に移動され、所定の位置に位置
付けられる(図2の(B)で示される位置)。次いで伸
縮部スクリード54の油圧シリンダ64内のピストンに
よって分割される図示しない一方の室に圧油が供給さ
れ、ピストンロッド62が幅方向外方に移動される。伸
縮部ワイドナー58のサイドフレーム76が幅方向外方
に移動されるので、伸縮部ワイドナー58の被ガイド部
材79が伸縮部スクリード54のガイド部材66のガイ
ド溝68に沿って同方向に移動され、伸縮部ワイドナー
58の被ガイドロッド部材80、82及び84が、伸縮
部スクリード54の対応するガイド部材70、72及び
74に沿って同方向に移動される。一端がサイドフレー
ム76に連結されたデフレクタ78は、伸縮部スクリー
ド54のデフレクタ17の前面に沿って幅方向外方に移
動される。滑動板部材90もサイドフレーム76及び被
ガイドロッド部材84と共に一体的に移動される(図2
の(C)で示される位置)。伸縮部ワイドナー58の、
伸縮部スクリード54に対する移動量は、所要の施工幅
に応じて決められる。
【0025】伸縮部ワイドナー58による舗装路面の形
成は、コンベアスクリュウ10により路面に排出された
合材3が、先ず、デフレクタ78によって均一な高さに
なるよう押し広げられ、次いでデフレクタ78の後部に
位置する滑動板部材90によって更に敷き均らされるこ
とにより行なわれる。なおデフレクタ78の下端の高さ
は、滑動板部材90の最低地上高より高い位置に設定さ
れている。図3の符号Rは道路基盤を示し、符号L1及
びL2はそれぞれ主スクリード14及び伸縮部スクリー
ド54により均された舗装路面を示し、略同一の高さに
仕上げられている。また符号L3は伸縮部ワイドナー5
8のデフレクタ78により均された舗装路面を示し、符
号L4は滑動板部材90により均された舗装路面を示し
ている。路面の舗装が終了した後には、伸縮部スクリー
ド54の油圧シリンダ64内の図示しない他方の室に圧
油が供給され、ピストンロッド62が幅方向内方(図2
の右方)に移動される。伸縮部ワイドナー58は前記と
逆の幅方向内方に移動され、伸縮部スクリード54の構
造内に実質上収納された形態で位置付けられる(図2の
(B)で示される位置)。次いで伸縮部スクリード54
が周知の伸縮装置により伸縮部ワイドナー58と共に幅
方向内方に移動され、非拡幅位置に位置付けられる(図
2の(A)で示される位置)。このように伸縮部ワイド
ナー58の伸縮部スクリード54に対する施工幅の伸縮
作用は、油圧シリンダ64の操作により行なわれるの
で、施工幅の伸縮作業における作業者への負担が殆ど無
く、作業効率が著しく向上する。
【0026】伸縮部スクリード54のガイド部材66
は、伸縮部スクリード54のデフレクタ17に対し上下
動自在に設けられ、伸縮部ワイドナー58のデフレクタ
78はサイドフレーム76に対し上下動自在に設けられ
ている。すなわちガイド部材66のボルト67及び支持
プレート78aのボルト76cを操作することにより、
デフレクタ78の上下位置が調整される。
【0027】図5には、滑動板部材90の後端部を支持
する前記連結部材が、チェーン98に代えて、ターンバ
ックル130から構成された実施例を示している。その
他の構成は図1〜図4に示すものと実質上同一であるの
で、同一部分は同一符号で示してある。このターンバッ
クル130は、その長さを調整することにより滑動板部
材90の前後方向の傾きを調整できる傾斜調整手段を構
成する。ターンバックル130を操作して、その軸方向
長さを変化させると、滑動板部材90は支持ピン114
及び116(図4参照)回りに回転させられる。その結
果、滑動板部材90の前後方向の傾きが調整される。タ
ーンバックル130は周知のターンバックルから構成す
ることができる。以上の構成によれば、1個のターンバ
ックル130を回転させるだけの操作により、滑動板部
材90の前後方向の傾きが調整されるので、傾きの調整
作業がきわめて容易であり、作業効率が高い。また前記
レベル調整手段と組み合わせて使用することにより、合
材3の条件にマッチした路面の舗装が行なわれ、路面の
精度が向上する。
【0028】図6には、伸縮部スクリード54に設けら
れた第2のガイド手段と伸縮部ワイドナー58に設けら
れた第2の被ガイド手段の他の実施例が示されている。
その他の構成は図1〜図4に示すものと実質上同一であ
るので、同一部分は同一符号で示してある。第2のガイ
ド手段はそれぞれ幅方向に平行に延在する2つの円筒状
ガイド部材140及び142から構成され、第2の被ガ
イド手段はそれぞれ幅方向に平行に延在する断面が円形
の2つの被ガイドロッド部材144及び146から構成
されている。被ガイドロッド部材144がガイド部材1
40に移動自在に嵌合・支持され、被ガイドロッド部材
146がガイド部材142に移動自在に嵌合・支持され
ている。図3と比較すれば明らかなように、ガイド部材
140と被ガイドロッド部材144の位置は、略図3の
油圧シリンダ64と同じ位置に位置付けられ、ガイド部
材142と被ガイドロッド部材146の位置は、略図3
のガイド部材74と被ガイドロッド部材84と同じ位置
に位置付けられている。また油圧シリンダ64は、略図
3のガイド部材72と被ガイドロッド部材82と同じ位
置に位置付けられている。図6の構成は図3の構成に比
較して、図3におけるガイド部材70と被ガイドロッド
部材80が省略された形態であり、したがって構成がそ
の分簡略化される。
【0029】図7には、図3に示す伸縮部ワイドナー5
8から滑動板部材90を取り除いた実施例が示されてい
る。このことに起因して、サイドフレーム76の前記突
出部77から後ろの部分(図7の右側の部分)は削除さ
れた構成となっている。この実施例の場合には、前記し
た操作によりデフレクタ78の上下方向位置を調整し、
その下端の高さを伸縮部スクリード54のベースプレー
ト部材31後端の高さと一致させて路面の舗装厚さを一
致させるか、あるいはデフレクタ78の舗装路面L3
を、伸縮部スクリード54の舗装路面L2より締め固め
度の低い分、一定の余盛を付けることで、転圧後の舗装
路面厚さを均一化することが好ましい。なおこの形態
は、滑動板部材90を取り付けた形態より舗装仕上げ面
精度をあまり必要としない場合に主として使用される。
【0030】以上、本発明を、実施例に基づいて詳細に
説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内において、さまざまな変形あるい
は修正ができるものである。
【0031】
【発明の効果】本発明に従って構成された舗装機械のス
クリード装置によれば、施工幅の伸縮作業において、従
来のように補助スクリードを、手作業により伸縮部スク
リードに、あるいは他の補助スクリードに着脱する必要
がなくなったので、伸縮作業における作業者への負担を
殆ど無くすことができ、労働条件が改善される。また伸
縮部スクリードに伸縮部ワイドナーが設けられ、この伸
縮部ワイドナーは油圧シリンダにより伸縮部スクリード
から幅方向外方に移動されるので、施工幅の伸縮作業効
率が著しく高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成されたスクリード装置を備
えたアスファルトフィニッシャの一実施例を示す上面概
略図。
【図2】図1に示すスクリード装置をその作用と共に説
明するための平面概略図。
【図3】図2のB矢視図。
【図4】図3のA−A矢視断面概略図。
【図5】本発明に従って構成されたスクリード装置の他
の実施例を示す図であって、図3と同様な図。
【図6】本発明に従って構成されたスクリード装置の更
に他の実施例を示す図であって、図3と同様な図。
【図7】本発明に従って構成されたスクリード装置の更
に他の実施例を示す図であって、図3と同様な図。
【図8】従来のスクリード装置を備えたアスファルトフ
ィニッシャを示す上面概略図。
【図9】図8のB−B矢視断面図。
【図10】図9のC−C矢視断面図。
【符号の説明】
3 合材 4 ホッパ 8 バーコンベア 10 コンベアスクリュウ 14 主スクリード 17及び19 デフレクタ 52 スクリード装置 54及び56 伸縮部スクリード 58及び60 伸縮部ワイドナー 62 ピストンロッド 64 油圧シリンダ 66 ガイド部材 67 ボルト 68 ガイド溝 70、72及び74 ガイド部材 76 サイドフレーム 78 デフレクタ 80、82及び84 被ガイドロッド部材 90 滑動板部材 91 ベースプレート部材 98 チェン 108 回転軸部材 110及び112 リンク部材 114及び116 支持ピン 118 レベル調整ボルト 120 レベル調整ナット 130 ターバックル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅方向中央部に配置された主スクリード
    と、該主スクリードの後部に配置されかつ幅方向外方に
    移動自在に設けられた一対の伸縮部スクリードとを備え
    た舗装機械のスクリード装置において、 該伸縮部スクリードの各々には伸縮部ワイドナーが設け
    られ、該伸縮部スクリードの各々は、前端部に配置され
    たデフレクタと、該デフレクタに設けられた第1のガイ
    ド手段と、該デフレクタの後方に設けられた第2のガイ
    ド手段と、ピストンロッドを含む油圧シリンダとを備
    え、該伸縮部ワイドナーの各々は、幅方向の外側端にお
    いて前後方向に延びるよう設けられたサイドフレーム
    と、前端部に配置されかつ一端が該サイドフレームに連
    結されたデフレクタと、該デフレクタに設けられた第1
    の被ガイド手段と、該デフレクタの後方に設けられかつ
    一端が該サイドフレームに連結された第2の被ガイド手
    段とを備え、該伸縮部ワイドナーの各々は、該第1の被
    ガイド手段が該第1のガイド手段に移動自在に支持さ
    れ、該第2の被ガイド手段が該第2のガイド手段に移動
    自在に支持され、更に該サイドフレームが該ピストンロ
    ッドの一端と連結されることにより、該伸縮部スクリー
    ドの各々に対しそれぞれの幅方向外方に移動自在に支持
    され、該伸縮部ワイドナーの各々の該デフレクタは、該
    伸縮部スクリードの各々の該デフレクタの前面に沿って
    該移動が行なわれるようその位置が規定されたことを特
    徴とする舗装機械のスクリード装置。
  2. 【請求項2】 該第1のガイド手段の各々は、該伸縮部
    スクリードの各々の該デフレクタに対し上下動自在に設
    けられ、該伸縮部ワイドナーの各々の該デフレクタは該
    サイドフレームの各々に対し上下動自在に設けられた、
    請求項1記載の舗装機械のスクリード装置。
  3. 【請求項3】 該伸縮部ワイドナーの各々における該デ
    フレクタより後方の位置には幅方向に延在する滑動板部
    材が備えられ、該滑動板部材の各々の前端部は該伸縮部
    ワイドナーの各々に軸手段により回転自在に支持され、
    該滑動板部材の各々の後端部は、連結部材により該伸縮
    部ワイドナーの各々と連結されることにより支持され
    た、請求項1又は請求項2記載の舗装機械のスクリード
    装置。
  4. 【請求項4】 該連結部材の各々はその長さを調整する
    ことにより該滑動板部材の各々の前後方向の傾きを調整
    できるよう構成された傾斜調整手段を含む、請求項3記
    載の舗装機械のスクリード装置。
  5. 【請求項5】 該サイドフレームの後端部及び該第2の
    被ガイド手段の他端にはそれぞれ支持フレームが設けら
    れ、該支持フレーム間には回転軸部材が設けられ、該回
    転軸部材の両端部にはそれぞれリンク部材が回転方向に
    同じ位置で支持され、該軸手段は、該リンク部材の各々
    に設けられかつ共通の軸線を有するピン部材から構成さ
    れ、該ピン部材の各々に、該滑動板部材の該前端部にお
    ける両側部が回転自在に支持され、該サイドフレームの
    該支持フレームには、該リンク部材の一方の先端部を支
    持すると共に該先端部の位置を上下方向に移動できる該
    滑動板部材のレベル調整手段が設けられた、請求項3又
    は請求項4記載の舗装機械のスクリード装置。
  6. 【請求項6】 該レベル調整手段は、該支持フレームに
    鉛直軸回りに回転自在にかつ軸方向には移動できないよ
    う支持されたレベル調整ボルトと、該レベル調整ボルト
    のネジ部に係合されかつ該支持フレームに干渉して回転
    できないよう位置付けられたレベル調整ナットと、水平
    方向に突出するよう該レベル調整ナットに設けられたレ
    ベル調整ピンとを含み、該レベル調整ピンは該リンク部
    材の該一方の該先端部に連結された、請求項5記載の舗
    装機械のスクリード装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010031535A (ja) * 2008-07-28 2010-02-12 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 道路舗装機械のスクリード上下調整装置
CN102304890A (zh) * 2011-09-02 2012-01-04 徐州凯莫尔重工科技有限公司 一种摊铺机熨平板液压无级伸缩机构
CN107893361A (zh) * 2017-12-20 2018-04-10 中交西安筑路机械有限公司 一种摊铺机边伸缩熨平装置
CN108677663A (zh) * 2018-06-27 2018-10-19 石家庄辰启科技有限公司 一种多功能路面成型机的整平支撑装置

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