JP3328584B2 - アスファルトフィニッシャ等の道路舗設車両のスクリード装置 - Google Patents

アスファルトフィニッシャ等の道路舗設車両のスクリード装置

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JP3328584B2
JP3328584B2 JP15597498A JP15597498A JP3328584B2 JP 3328584 B2 JP3328584 B2 JP 3328584B2 JP 15597498 A JP15597498 A JP 15597498A JP 15597498 A JP15597498 A JP 15597498A JP 3328584 B2 JP3328584 B2 JP 3328584B2
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晃志 溜池
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアスファルト混合物
をスクリードで敷き均して路面を舗装するアスファルト
フィニッシャ等の道路舗設車両に関するものであり、特
に、主スクリードの敷均しの幅約三倍まで拡張する
伸縮スクリードを備えたアスファルトフィニッシャ等の
道路舗設車両のスクリード装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のアスファルトフィニッ
シャは、機体前部に備えられたホッパより機体後方にア
スファルト混合物(以下、合材という)を送り出し、機
体後部より路面に落下した合材を、機体後方に配備した
スクリュースプレッダによって左右均等に拡げ、この合
材をスクリュースプレッダの後方のスクリード装置によ
って所定の幅及び厚さに敷き均すように構成されてい
る。
【0003】図4はアスファルトフィニッシャ1に装着
されているスクリード装置2の一例を示しており、同図
に示すように、従来のスクリード装置2は主スクリード
3と、この主スクリード3の後方に配置された補助スク
リード即ち伸縮スクリード4との二種類のスクリードよ
りなっている。該伸縮スクリード4は主スクリード3の
略1/2の幅で左右一つずつ配設され、これら伸縮スク
リード4,4をシリンダやネジロッド等の送り装置(図
示せず)により、路面幅員の外側方向で且つ互いに反対
方向へ移動することにより、敷き均し幅を主スクリード
3の略二倍まで拡張できるように形成されている。尚、
符号5はトラック等より供給された合材を貯蔵するホッ
パ、6は前記ホッパ5より合材を取り出して後方の路面
に落下させるコンベアフィーダであり、7は路面に落下
した合材を左右均等に拡散させるためのスクリュースプ
レッダ、8は前記主スクリード3を牽引するためのスク
リードアームである。
【0004】図5は、舗装面9に対するスクリード装置
2の敷き均し角(アタック角)と、各スクリードの下面
後端の位置を示しており、施工時は合材の抱え込み量を
はじめとする種々の要因により、スクリードアーム8が
上下動して敷き均し角が決まる。そのときの敷き均し角
によっては、主スクリード3の下面後端と伸縮スクリー
ド4の下面後端の高さが一致しなくなることがあり、然
るときは、主スクリード3と伸縮スクリード4の段差に
よって舗装面9にすじが生じてしまう。これを防止する
ために、主スクリード3に対して伸縮スクリード4を上
下いずれかへ移動させ、上記敷き均し角の変化に応じて
主スクリード3と伸縮スクリード4の段差調整を行うこ
とにより、常に主スクリード3の下面後端と伸縮スクリ
ード4の下面後端をそれぞれ既設路盤10から同一高さに
調整している。
【0005】ここで、スクリード装置2の全幅を大きく
して、同時に敷き均す範囲を拡張すれば、合材の敷き均
し作業を短期間で終了することが可能となる。しかしな
がら、トラックでの搬入・搬出のためにスクリード装置
2の最小幅(主スクリード幅Lと略同じ程度)がトラック
荷台内幅未満に制限され、図4に示した構成では、その
敷き均し範囲は最大幅Lmaxでも主スクリード幅Lの二
倍未満となる。
【0006】このため、主スクリード幅Lの二倍を越え
る敷き均しを行う場合は、図6(A)に示すように、伸
縮スクリード4の後方にシリンダ(図示せず)などによ
り伸縮する拡張スクリード11を設けるか、図6(B)に
示すように、各伸縮スクリード4,4の外側端部に拡張
スクリード11,11をヒンジ又はボルト(いずれも図示せ
ず)を介して取り付けている。
【0007】或いは、図7に示すように、主スクリード
3の前後に、主スクリード3と略同幅の伸縮スクリード
12,12を一つずつ配設する。そして、前後の伸縮スクリ
ード12,12をシリンダ等の送り装置(図示せず)によっ
て路面幅員の外側方向で且つ互いに反対方向へ移動する
ことにより、合材の敷き均し範囲を主スクリード幅の略
三倍に拡張することが可能となる。
【0008】また、特開平7−102521号公報記載のスク
リード装置のように、主スクリードの進行方向の後方に
第1及び第2の伸縮スクリードを配設し、前部の第1伸
縮スクリードは主スクリードに支持され、後部の第2伸
縮スクリードを前部の第1伸縮スクリードに支持する構
造も知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図6(A)に
示した拡張スクリード11,11を路面幅員の外側方向へ移
動するものでは、図8に示すように、既設路盤10に対す
るスクリード下面の高さ調整箇所が更に増加するので、
各スクリードの段差調整作業に相当な時間と労力が費や
されるとともに、高度な熟練を必要とされる。また、図
6(B)に示した拡張スクリード11,11を後付けするも
のでは、拡張スクリード10が重くて、一人では展開や折
り畳みのための回動を行うことができず、複数の作業者
を必要とする。よって、拡張スクリード11,11の脱着作
業が極めて煩雑となる。
【0010】更に、図6(A)または(B)何れの構成
にしても、伸縮スクリード4に拡張スクリード11,11を
支持させる構造であるため、拡張スクリード11,11の重
量によって伸縮スクリード4が幅員外側へ垂れ下がりや
すくなる。これを防止するために、拡張スクリード11を
小さく且つ簡易なものとせざるを得ない。従って、各ス
クリードによって同等な仕上げ面を得ることは難しい。
【0011】一方、舗装面に対するスクリード装置の敷
き均し角は、前述したように、合材の抱え込み量をはじ
めとする種々の要因により変化するが、主スクリード前
の合材抱え込み量の変化に最も影響を受ける。図7に示
したスクリード装置は、主スクリードの前側に配設され
た伸縮スクリードを移動させると、主スクリード前の合
材の抱え込み量が変化し、これによって主スクリードの
下面後端と伸縮スクリードの下面後端の高さを正しく設
定できないという問題がある。
【0012】一方、特開平7−102521号公報記載のスク
リード装置は、最後尾に設けられた第2伸縮スクリード
の下面後端高さが、その前方に設けられた第1伸縮スク
リードの下面後端高さの誤差に累積されるため、各スク
リードの段差調整に手間取るという欠陥がある。また、
主スクリードの後方に第1伸縮スクリードを設け、更
に、第1伸縮スクリードの後方に第2伸縮スクリードを
設けてあるので、第1伸縮スクリードを伸縮作動するた
めのシリンダは、極めて高い強度並びに能力が必要とさ
れ、コストアップの要因となる。
【0013】そこで、アスファルトフィニッシャに装着
されるスクリード装置に於いて、伸縮スクリードの収納
時は主スクリードのスクリード幅程度に収まり、簡易な
操作にて舗装幅を主スクリード幅の略三倍まで無段階に
変化できるようにすると同時に、伸縮スクリードの上下
及び前後の振れを規制して、主スクリードと同一の敷き
均し角を保持できるようにするために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決す
ることを目的とする。
【0014】
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、主スクリードと略同
幅を有する伸縮スクリードを該主スクリードと平行に並
設して主スクリードの敷均し幅員の約三倍まで敷き均し
できるように構成されたスクリード装置に於いて、主ス
クリード23と同一幅を有する第1伸縮スクリード24
及び第2伸縮スクリード25を該主スクリード23の進
行方向後部前後に、該主スクリード23と平行に並設
し、一方、該主スクリード23の上部両外側に夫々支持
腕26及び27を後方へ突設し、片方の支持腕26に第
1伸縮スクリード24を支持させ、他方の支持腕27に
第2伸縮スクリード25を支持させ、且つ、主スクリー
ド23の上部に第1シリンダ28と第2シリンダ29と
を略水平且つ、夫々のシリンダロッド28a及び29a
の突出方向を反対方向へ向けて前後に並列し、更に、該
シリンダロッド28a,29aを前記支持腕26,27
に開穿した孔から路面幅員の外側方向へ摺動自在に突出
させ、一方、第1伸縮スクリード24の上部左側端面3
0に前記第1シリンダ28のシリンダロッド28a先端
部を固定し、前記第2伸縮スクリード25の上部右側端
面31に前記第2シリンダ29のシリンダロッド29a
先端部を固定し、更に、前記支持腕26の後方部に筒状
ガイド32を固設し、該筒状ガイド32に第1ガイドシ
ャフト33を摺動可能に嵌挿するとともに、該第1ガイ
ドシャフト33の両端部を前記第1伸縮スクリード24
の上部左側端面30と上部右側端面34に固定し、之と
同様に、前記支持腕27の後方部に筒状ガイド35を固
設し、該筒状ガイド35に第2ガイドシャフト36の両
端部を第2伸縮スクリード25の上部右側端面31と上
部左側端面37に固定して構成されたアスファルトフィ
ニッシャ等の道路舗設車両のスクリード装置を提供する
ものである。
【0016】
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図3に従って詳述する。尚、従来と同一構成部分
には同一符号を付して、その説明を省略するものとす
る。本発明のアスファルトフィニッシャ21のスクリード
装置22は、合材を敷き均して路面を舗装する主スクリー
ド23の進行方向の後方に、この主スクリード23のスクリ
ード幅と略同幅の第1伸縮スクリード24及び第2伸縮ス
クリード25を、主スクリード23と平行に前後一対並設し
てある。
【0018】主スクリード23の上部両外側にそれぞれ一
対ずつの支持腕26,26及び支持腕27,27を後方に向けて
突設し、一方の支持腕26,26に第1伸縮スクリード24を
支持させ、他方の支持腕27,27に第2伸縮スクリード25
を支持させる。そして、主スクリード23の上部に第1シ
リンダ28及び第2シリンダ29を略水平且つ左右反対方向
へ向けて設置し、それぞれのシリンダロッド28a,29aを
支持腕26,27の孔(図示せず)から路面幅員の外側方向
へ突出させる。一方、第1伸縮スクリード24の上部左側
端面30を前方へ延設し、前記第1シリンダのシリンダロ
ッド28a先端部を固定するとともに、第2伸縮スクリー
ド25の上部右側端面31を前方へ延設し、前記第2シリン
ダのシリンダロッド29a先端部を固定する。
【0019】また、前記支持腕26,26の後部に孔(図示
せず)を開穿して支持腕26,26間に筒状ガイド32を固設
し、この筒状ガイド32に第1ガイドシャフト33を摺動可
能に嵌挿するとともに、該第1ガイドシャフト33の両端
部を第1伸縮スクリード24の上部左側端面30と上部右側
端面34に固定する。これと同様に、前記支持腕27,27の
後部に孔(図示せず)を開穿して支持腕27,27間に筒状
ガイド35を固設し、この筒状ガイド35に第2ガイドシャ
フト36を摺動可能に嵌挿するとともに、該第2ガイドシ
ャフト36の両端部を第2伸縮スクリード25の上部右側端
面31と上部左側端面37に固定する。
【0020】このように、第1ガイドシャフト33及び第
2ガイドシャフト36は、それぞれ支持腕26,26間に固設
された筒状ガイド32と、支持腕27,27間に固設された筒
状ガイド35に嵌挿して支持されているため、第1伸縮ス
クリード24及び第2伸縮スクリード25は上下及び前後の
振れが規制されて、主スクリード23と同一の敷き均し角
を保持する。
【0021】而して、第1シリンダ28を伸長すれば、
シリンダロッド28aに第1伸縮スクリード24の上部
左側端面30が押圧されて、第1伸縮スクリード24が
第1ガイドシャフト33と一体に前記筒状ガイド32
を路面幅員の外側方向へスライドする。これに対して、
第1シリンダ28を収縮すれば、第1伸縮スクリード2
4の上部左側端面30が引かれて、第1伸縮スクリード
24が第1ガイドシャフト33と一体に前記筒状ガイド
32を路面幅員の内側方向へスライドする。
【0022】これと同様に、第2シリンダ29を伸長す
れば、シリンダロッド29aに第2伸縮スクリード25
の上部右側端面31が押圧されて、第2伸縮スクリード
25が第2ガイドシャフト36と一体に前記筒状ガイド
35を路面幅員の外側方向へスライドする。これに対
して、第2シリンダ29を収縮すれば、第2伸縮スクリ
ード25の上部右側端面31が引かれて、第2伸縮スク
リード25が第2ガイドシャフト36と一体に前記筒状
ガイド35を路面幅員の内側方向へスライドする。
【0023】斯くして、第1シリンダ28の伸縮によっ
て、第1伸縮スクリード24が主スクリード23の後方位置
で路面幅員へ移動し、第2シリンダ29の伸縮によって、
第2伸縮スクリード25が主スクリード23の後方且つ第1
伸縮スクリード24の後方位置で路面幅員へ移動する。即
ち、第1伸縮スクリード24及び第2伸縮スクリード25
が、主スクリード23に対して平行且つ互いに反対方向へ
移動可能となっている。
【0024】尚、これら第1シリンダ28及び第2シリ
ンダ29の伸長時の最大ストロークは、第1伸縮スクリ
ード24を路面幅員の左方向に最大移動させるととも
に、第2伸縮スクリード25を路面幅員の右方向に最大
移動させて、スクリード装置22の全スクリード幅が主
スクリード23のスクリード幅の略三倍となるように設
定されている。また、第1シリンダ28及び第2シリン
ダ29の最小ストローク時に、第1伸縮スクリード24
と第2伸縮スクリード25をそれぞれ主スクリード23
の後方に重合する位置に移動させて、スクリード装置
の全スクリード幅が主スクリード23のスクリード幅
と略同一となるように設定されている。
【0025】このため、主スクリード23のスクリード
幅をトラック荷台内幅より多少短く設定し、第1伸縮ス
クリード24及び第2伸縮スクリード25のスクリード
幅を主スクリード23のスクリード幅と同幅に設定すれ
ば、スクリード装置22の最大敷き均し幅を主スクリー
ド23のスクリード幅の略三倍まで拡張することができ
る。もちろん、第1シリンダ28及び第2シリンダ29
の伸縮は最大ストロークと最小ストロークとの間で任意
に調節することが可能であり、この範囲内であれば、路
面幅員に対応した敷き均しを行うことができる。
【0026】前述したように、第1伸縮スクリード24及
び第2伸縮スクリード25の敷き均し角は主スクリード23
の敷き均し角と常に同一であり、第1伸縮スクリード24
及び第2伸縮スクリード25が路面幅員方向へ移動してス
クリード装置20の敷き均し幅を変更した場合であって
も、各スクリードの敷き均し角が狂うことはない。
【0027】ここで、第1伸縮スクリード24及び第2伸
縮スクリード25は、それぞれ上部スクリード24a,25aと
下部スクリード24b,25bとに分割されており、各上部ス
クリード24a,25aの上部に前記ガイドシャフト33,36が
固設されて、主スクリード23の支持腕26,27に移動自在
に支持されている。一方、下部スクリード24b,25bはそ
れぞれ昇降手段としての昇降シリンダ38,38を介して上
部スクリード24a,25aに連結され、該昇降シリンダ38,
38の伸縮作動により下部スクリード24b,25bが上下動で
きるように形成されている。尚、前記昇降手段としては
シリンダのほか、例えばネジロッドなど他の構成でもよ
い。
【0028】而して、当該スクリード装置22によって合
材を路面に敷き均す際には、合材の抱え込み量をはじめ
とする種々の要因によりスクリードアーム8が上下動し
て敷き均し角が決まる。そのとき、主スクリード23の下
面後端と第1伸縮スクリード24及び第2伸縮スクリード
25の下面後端の高さが一致しない場合は、前記昇降シリ
ンダ38,38を作動することによって下部スクリード24
b,25bが上下動し、第1伸縮スクリード24及び第2伸縮
スクリード25の段差調整を簡易且つ迅速に行うことがで
きる。また、スクリード装置を有する車両の一例として
アスファルトフィニッシャを挙げて説明したが、スクリ
ードを有する他の道路舗設車両に対しても適用すること
ができる。
【0029】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。
【0030】
【発明の効果】本発明は上記一実施の形態にて詳述した
構成に係るので、第1シリンダ28を伸長すれば、シリ
ンダロッド28aに第1伸縮スクリード24の上部左側
端面30が押圧されて、第1伸縮スクリード24が第1
ガイドシャフト33と一体に筒状ガイド32内を路面幅
員の外側方向へスライドする。之に対して、第1シリン
ダ28を収縮すれば、該第1伸縮スクリード24の上部
左側端面30が引かれて、第1伸縮スクリード24が第
1ガイドシャフト33と一体に前記ガイドシャフト内を
路面幅員の内側方向へスライドする。 又、同様に、第2
シリンダ29を伸長すれば、シリンダロッド29aに第
2伸縮スクリード25の上部右側端面31が押圧され
て、第2伸縮スクリード25が第2ガイドシャフト36
と一体に筒状ガイド35内を路面幅員の外側方向へスラ
イドする。之に対して第2シリンダ29を収縮すれば、
第2伸縮スクリード25の上部右側端面31が引かれ
て、第2伸縮スクリード25が第2ガイドシャフト36
と一体に前記筒状ガイド35内を路面幅員の内側方向へ
スライドする。斯くして、合材の敷き均し幅を主スクリ
ード幅の略三倍までの範囲で無段階に拡張することがで
きる。又、一対の第1シリンダ28と第2シリンダ29
の夫々の伸縮により、第1伸縮スクリード24及び第2
伸縮スクリード25が互いに逆向きに移動するので、ス
クリード装置の敷き均し幅の調整が極めて簡単となる。
更に又、第1ガイドシャフト33及び第2ガイドシャフ
ト36は、支持腕26,27に夫々設けられている筒状
ガイド35に嵌挿して支持されているので、第1伸縮ス
クリード24及び第2伸縮スクリード25は上下及び前
後の振れが規制され、依って、主スクリード23と同一
の敷き均し角を保持することができ、敷き均し仕上げ面
が均一になる。
【0031】更に、前記支持腕により各伸縮スクリード
を直接主スクリードに支持させる構成としたので、伸縮
スクリードの大きさを主スクリードと略同等のものにし
た場合であっても、伸縮作動するためのシリンダに高い
強度と能力は要求されない。従って、各スクリードによ
る仕上げに良否の差が生じることがなく、且つ、コスト
ダウンにも寄与できる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、伸縮スクリード
を収納したアスファルトフィニッシャのスクリード装置
を示す平面図。
【図2】本発明の一実施の形態を示し、伸縮スクリード
を最大幅まで伸長させたアスファルトフィニッシャのス
クリード装置を示す平面図。
【図3】本発明の一実施の形態を示し、図2のA−A線
矢視図。
【図4】従来のアスファルトフィニッシャのスクリード
装置を示す平面図。
【図5】舗装面に対するスクリードの敷き均し角を説明
する図4のB−B線矢視図。
【図6】従来のアスファルトフィニッシャのスクリード
装置を示し、(A)は伸縮スクリードの後方に拡張スク
リードを配設した例を示す平面図、(B)は伸縮スクリ
ードの外側面に拡張スクリードを取り付けた例を示す平
面図。
【図7】主スクリードの前後に伸縮スクリードを配設し
たアスファルトフィニッシャのスクリード装置を示す平
面図。
【図8】舗装面に対するスクリードの敷き均し角を説明
する図6(A)のC−C線矢視図。
【符号の説明】
21 アスファルトフィニッシャ 22 スクリード装置 23 主スクリード 24 第1伸縮スクリード 24a 上部スクリード 24b 下部スクリード 25 第2伸縮スクリード 25a 上部スクリード 25b 下部スクリード 26 支持腕 27 支持腕 28 第1シリンダ 29 第2シリンダ 38 昇降シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−102521(JP,A) 特開 平10−131115(JP,A) 特開 昭60−92503(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E01C 19/48

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主スクリードと略同幅を有する伸縮スク
    リードを該主スクリードと平行に並設して主スクリード
    の敷均し幅員の約三倍まで敷き均しできるように構成さ
    れたスクリード装置に於いて、 主スクリード23と同一幅を有する第1伸縮スクリード
    24及び第2伸縮スクリード25を該主スクリード23
    の進行方向後部前後に、該主スクリード23と平行に並
    し、 一方、該主スクリード23の上部両外側に夫々支持腕2
    6及び27を後方へ突設し、片方の支持腕26に第1伸
    縮スクリード24を支持させ、他方の支持腕27に第2
    伸縮スクリード25を支持させ、且つ、主スクリード2
    3の上部に第1シリンダ28と第2シリンダ29とを略
    水平且つ、夫々のシリンダロッド28a及び29aの突
    出方向を反対方向へ向けて前後に並列し、更に、該シリ
    ンダロッド28a,29aを前記支持腕26,27に開
    穿した孔から路面幅員の外側方向へ摺動自在に突出さ
    せ、一方、第1伸縮スクリード24の上部左側端面30
    に前記第1シリンダ28のシリンダロッド28a先端部
    を固定し、前記第2伸縮スクリード25の上部右側端面
    31に前記第2シリンダ29のシリンダロッド29a先
    端部を固定し、更に、前記支持腕26の後方部に筒状ガ
    イド32を固設し、該筒状ガイド32に第1ガイドシャ
    フト33を摺動可能に嵌挿するとともに、該第1ガイド
    シャフト33の両端部を前記第1伸縮スクリード24の
    上部左側端面30と上部右側端面34に固定し、之と同
    様に、前記支持腕27の後方部に筒状ガイド35を固設
    し、該筒状ガイド35に第2ガイドシャフト36の両端
    部を第2伸縮スクリード25の上部右側端面31と上部
    左側端面37に固定して構成され たことを特徴とするア
    スファルトフィニッシャ等の道路舗設車両のスクリード
    装置。
JP15597498A 1998-06-04 1998-06-04 アスファルトフィニッシャ等の道路舗設車両のスクリード装置 Expired - Lifetime JP3328584B2 (ja)

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