JPH0723305U - 光コネクタのレセプタクル構造 - Google Patents

光コネクタのレセプタクル構造

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Publication number
JPH0723305U
JPH0723305U JP5714693U JP5714693U JPH0723305U JP H0723305 U JPH0723305 U JP H0723305U JP 5714693 U JP5714693 U JP 5714693U JP 5714693 U JP5714693 U JP 5714693U JP H0723305 U JPH0723305 U JP H0723305U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
receptacle
split sleeve
split
optical connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP5714693U
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English (en)
Inventor
博貴 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP5714693U priority Critical patent/JPH0723305U/ja
Publication of JPH0723305U publication Critical patent/JPH0723305U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来、接続ナットを有しないフェルール23
を、レセプタクル26に差し込んだ時、固定保持されな
い為に、光出力レベルの影響を招き、好ましくなかっ
た。そこで、本考案は、レセプタクル側にフェルール2
3を確実に保持できる機構を内蔵することで、脱着やゆ
るみを防止し安定な結合を実現する事を目的とする。 【構成】 光コネクタ用のレセプタクルの構造として、
金属性ばね材で割りスリーブ14を設け、当該スリーブ
にフェルール23に押し圧を与える湾曲部16を設け、
当該割りスリーブを収容するレセプタクル本体の分割ケ
ース12、13を設けることで、フェルール23の押し
圧を適度に加える構造としたレセプタクル構造。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ファイバ付き光源(レーザーダイオード等)を検査する時に、検 査装置側に、フェルールのゆるみ止め機構をレセプタクル部分に設けて、接続ナ ット等による固定作業を不要にし、安定な検査測定を可能にする、光コネクタの レセプタクル構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず図3の、検査品(ファイバ付きレーザーダイオード)の特性試験の構成例 を示して、検査手順を説明する。
【0003】 製造された検査品21を検査測定する為に、まず最初に準備として、ファイバ 22の先端にフェルール23を取り付け接着後、端面鏡面研磨をする。そして、 このフェルールをレセプタクル26に差し込む。一方、信号発生器20からの印 加すべき出力電流信号は、検査品21に接続する。その後、検査品21の電気的 特性(入力電流に対する光出力レベル特性、スペクトラム特性、AC特性等)を 検査装置28(光スペクトラム・アナライザ、他)で測定検査する。その後、当 該フェルール23は切断24し、削除される。この検査結果により、良品のみが 選別される。
【0004】 ここで、一度使用したフェルール23は、再使用ができないので、検査測定後 は捨てることになる。その為、このコスト低減の為に当該フェルールには、接続 ナットを設けないで検査測定している。 ところが、本来の光コネクタの使われ方のように、接続ナットでレセプタクル 26に固定されていない為に、測定作業中に緩んだり、動いたりして電気的特性 測定に誤差影響を与えることがある。この結果として、誤って検査不良として、 はじかれてしまう事がたびたび発生していた。この為、測定開始直前に、フェル ールの結合を再確認したり、また測定中の間フェルールを押さえていたり、又、 フェルールとレセプタクルを止めるフックをつけたり等の処置をして対応してい た。また、不良品については再検査を実施してみる場合もあった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上記説明のように、フェルール23が、レセプタクル26に確実に固定されな い為に、測定に誤差影響を招き、好ましくないという、実用上の不便があった。
【0006】 そこで、本考案が解決しようとする課題は、レセプタクル側の構造を改良して フェルール23を確実に保持できる機構を内蔵することで、常に安定な検査測定 がおこなえる事を目的とする。
【0007】
【課題を解決する為の手段】
上記課題を解決するために、本考案の構成では、光コネクタ用のレセプタクル の構造として、フェルール23を固定する金属性ばね材で割りスリーブ14を設 ける。そして、当該スリーブにフェルール23に押し圧を与える湾曲部16を加 工し設ける。そして、当該割りスリーブを固定収容する為にレセプタクル本体を 分割してケース12、13とする。この構造により、接続ナットなしのフェルー ル23に使用するときに、レセプタクルからの脱着やゆるみを防止するレセプタ クル構造としている。
【0008】 また、必要により、割りスリーブ14に、割り溝15を設けてフェルール23 の押し圧を適度に加えやすい構造としたレセプタクル構造がある。 また、湾曲部16の構造として、割りスリーブ14先端部をすぼめて押し圧性 を付与する構造や、当該割りスリーブの円筒にくぼみを与えて湾曲部とした構造 や、当該割りスリーブの円筒にくぼみを与えた湾曲部の半周程度に切れ目を入れ た構造がある。
【0009】
【作用】
割りスリーブ14に湾曲部16を設けて、フェルール23の直径より約0.1 mm程すぼめることで、フェルール23を保持固定する作用がある。
【0010】
【実施例】
本考案の実施例について、図1のレセプタクルの断面構造図及び割り溝15を 設けた割りスリーブ14の斜視図と、図2のレセプタクルの断面構造図及び割り スリーブ14の斜視図を参照して説明する。 レセプタクルの構造は、ケース12とケース13と、割りスリーブ14で構成 している。そして当該割りスリーブをケース12、13間に挟み込んで、ずれな いように、かつ、外れない様に固定している。 この割りスリーブ14の材質は、繰り返し使用しても、へたりのないばね材( 例えば燐青銅)を使用する。そして、図1の構造の場合には、割り溝15を設け る。つまり、割りスリーブ14の全長の2/3程度を十文字に割りを入れる。そ して、割りスリーブ先端部をすぼめて湾曲部16を与え円筒径を小さくして、押 し圧性を付与している。
【0011】 他方、図2の構造の場合は、割り溝15を設けず、円筒部分に直接くぼみであ る湾曲部16を設ける。これにより、上記と同等の押し圧効果が得られる。ただ し、押し圧強度が大きいので湾曲曲率は適度に設ける。また、この押し圧を和ら げる為に湾曲部の半周程度に切れ目を入れて押し圧の逃げを与える構造としても 良い。 また、図2の割りスリーブ14は、割り溝15を設けずとしているが、必要に より、割り溝15を設けて押し圧性を容易にした構造にしても良い。
【0012】 上記の、割りスリーブの湾曲部16の構造により、フェルール23挿入時に、 適度の押し圧力が加わり、フェルールの保持力が得られる。 この保持力により、フェルールの固定力が適度となり、測定中にフェルールが 動いたり、フェルール先端面ずれたりすることがなくなる。また、挿入・脱着作 業に適度な力が必要であるため、作業者は、確実な着脱作業が行えることとなる 。
【0013】 ところで、本構造では、軸心のずれは例えば10μm程度はあるが、レセプタ クルの他方が光センサ27に入射する用途に使用するので、実使用上の影響は、 ない。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、以上説明したように構成されているので、下記に記載されるような 効果を奏する。 フェルールの固定力として、例えば50グラム以上の引き抜き力(離脱力)を 安定的に確保できるレセプタクル構造とすることが出来た。これにより、検査測 定中のフェルール23の保持が確実となり、従来のように、誤ってフェルールが 動いて測定誤差を生じることが、ほとんど発生しなくなった。 また、この保持力により、フェルール先端面と、レセプタクル突き合わせ面と の浮きのばらつきも減り、安定した測定が実現できる効果が得られた。
【0015】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のレセプタクルの断面構造図と割り溝1
5を設けた割りスリーブ14の斜視図である。
【図2】本考案のレセプタクルの断面構造図と割りスリ
ーブ14の斜視図である。
【図3】検査品(ファイバ付きレーザーダイオード)の
特性試験の構成例である。
【符号の説明】
12、13 ケース 14 割りスリーブ 15 割り溝 16 湾曲部 20 信号発生器 21 検査品 22 ファイバ 23 フェルール 26 レセプタクル 27 光センサ 28 検査装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続ナットなしのフェルールに使用する
    光コネクタ用のレセプタクル構造において、 ばね材で割りスリーブ(14)を設け、 当該スリーブに、押し圧をフェルールに与える湾曲部
    (16)を設け、 当該割りスリーブを固定収容するケース(12、13)
    と以上を具備していることを特徴とした光コネクタのレ
    セプタクル構造。
  2. 【請求項2】 上記割りスリーブ(14)に、割り溝
    (15)を設けてフェルールの押し圧を適度に加えやす
    い構造とした、請求項1記載の光コネクタのレセプタク
    ル構造。
JP5714693U 1993-09-28 1993-09-28 光コネクタのレセプタクル構造 Pending JPH0723305U (ja)

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JP5714693U JPH0723305U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 光コネクタのレセプタクル構造

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JP5714693U JPH0723305U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 光コネクタのレセプタクル構造

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JPH0723305U true JPH0723305U (ja) 1995-04-25

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ID=13047435

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JP5714693U Pending JPH0723305U (ja) 1993-09-28 1993-09-28 光コネクタのレセプタクル構造

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JP (1) JPH0723305U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005001534A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Kyocera Corporation 光レセプタクル
CN100454062C (zh) * 2003-06-26 2009-01-21 京瓷株式会社 光插座

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005001534A1 (ja) * 2003-06-26 2005-01-06 Kyocera Corporation 光レセプタクル
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990928