JPH02304335A - 光ファイバ素線の接着力試験方法 - Google Patents

光ファイバ素線の接着力試験方法

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JPH02304335A
JPH02304335A JP12551889A JP12551889A JPH02304335A JP H02304335 A JPH02304335 A JP H02304335A JP 12551889 A JP12551889 A JP 12551889A JP 12551889 A JP12551889 A JP 12551889A JP H02304335 A JPH02304335 A JP H02304335A
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jig
optical fiber
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bare
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伸 斉藤
Naoki Hagino
直樹 萩野
Akira Wada
朗 和田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、光ファイバ素線における裸部分と被覆層との
接着力(密着力)を試験する試験方法に関するものであ
る。
〈従来の技術〉 従来、光ファイバ素線の裸部分と被覆層との接着力を試
験するには、例えば第4図に示したように、サンプルの
光ファイバ素線Fの一部(図中、上端)に被覆層1を残
して口出しし、この口出しされた裸部分2を保持用フェ
ルール3の貫通孔4に通し、このフェルール3と裸部分
2との間に引抜き力を作用させ、そのときの、被覆Ji
ltの保持力により、裸部分2と被覆層3との接着力を
求めていた。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところが、上記のような方法の場合だと、(1)被覆層
1と裸部分2との接着力が強い場合、被覆層11体が破
壊されて、被覆層1部分がフェルール3の貫通孔4から
抜けたりして、正確な接着力が求められないことがあっ
た。(2)また、被覆層1部分の径が小さくい(細い)
場合には、引抜き力に比較して相対的に被覆層1の強度
か弱過ぎるために、被覆層1自体が容易に破壊されて、
やはり正確な接着力が求められないことがあった。
本発明は、このような従来の実情に鑑みてなされたもの
である。
〈課題を解決するための手段〉 か−る本発明の特徴とする点は、光ファイバ素線の裸部
分と当該裸部分に被覆された被覆層との接着力を引抜き
力により求める光ファイバ素線の接着力試験方法におい
て、サンプルの光ファイバ素線の被覆層部分を、係合部
を有する治具の当該係合部に接着剤により固着すると共
に、当該固着部分を除いて被覆層を除去して口出しし、
該口出しされた裸の光ファイバ素線と前記治具との間に
引抜き力を作用させて、接着力を求める光ファイバ素線
の接着力試験方法にある。
〈作用〉 この方法では、光ファイバ素線の被覆層部分が治具の係
合部、例えば溝に一体に固着されているため、被覆層部
分の破壊、破損等がしにくくなり、裸部分が被覆層部分
の接着部から剥離して抜けるようになるので、被覆層部
分と裸部分との間の真の接着力が正確に求められる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る光ファイバ素線の接着力試験方法
を実施するための装置系の一例を示したものである。
図において、Fはサンプルの光ファイバ素線、11はこ
の光ファイバ素線Fの被覆層(第2被覆層がある場合に
は、内側の第1被覆層に相当する部分)、12は被覆層
11部分が口出しにより除去された裸部分である。
上記被覆層11部分は、第2図に示したように、例えば
■溝等の溝からなる係合部15を有する治具14の当該
系合部15に接着剤16により一体的に固着される。こ
の光ファイバ素線Fに固着された治具14は、第3図に
示した如き、筺型の治具保持具17の切込み部18に裸
部分12を通して、装着される。
この治具保持具17は、吊り部材19を介して、機枠2
0の天井部に設置された負荷検出用のロードセル21に
接続されている。
一方、上記光ファイバ素線Fの裸部分12の下端は、フ
ァイバ用チャック22により挟持する。
このチャック22は、機枠20の上下方向に立設された
2本のネジシャフト23.23に上下動自在に装着され
た移動ステージ24に取り付けられている。
しかして、本装置系の場合、上記のように光ファイバ素
線Fを治具保持具17とファイバ用チャック22間にセ
ットし、この状態で、移動ステージ24を下降させれば
、その張力は、光ファイバ素線Fの裸部分12と被覆層
11との間に作用し、遂には裸部分12が被覆層11か
ら抜ける。
この値を、ロードセル21により求めれば、両者間の接
着力が求められる。
このとき、被覆[11は、治具14の係合部15内にあ
って、接着剤16により治具14と一体的に固着されて
いるため、被覆層11部分が破壊や損傷されることが殆
どなくなる。
従って、被覆層11の接着力が相当高くとも、あるいは
被覆層11の径が細くて、引抜き力が相対的に相当大き
くとも、被覆層11の破壊や損傷なく対応することがで
き、正確な接着力が求められる。
つまり、被覆層11の接着による相対的な強度上昇によ
り、裸部分12は、被覆層11の接着境界部分から剥離
して、綺麗に抜けるようになり、被覆層部分11と裸部
分12との間の真の接着力が正確に求められるようにな
る。
因みに、本発明の場合、用いる光ファイバ素線Fの種類
によっても異なるが、例えば裸部分12の外径が125
μm、被覆層11部分の外径が250μmであるUV硬
化樹脂被覆石英製光ファイバ素線Fにおいて、サンプル
の全長を50mm程度とすると、そのうち、被覆層11
の長さは10mm、裸部分12の長さ40mm程度とす
るとよい、そして、被覆層11の治具14への固着に用
いる接着剤16としては、例えばα−シアノアクリレー
ト系の瞬間接着剤、エポキシ樹脂系の速硬化型接着剤等
を用いるとよい。
このような条件のもとで、被覆7511の接着力は、約
数十〜数百g程度として得られる。そして、接着力が極
めて高い場合は、500g程度で、また被覆径が細く場
合には、20g程度である。引き抜き力の大きさは、フ
ァイバの被覆材料によって決まる。
なお、治具14の係合部15は、■溝等の溝が好ましい
が、このV溝に限定されるものではなく、接着剤16に
一体的に接着できる構造であれば、U溝、さらには貫通
孔等の場合でもよい。
〈発明の効果〉 以上の説明から明らかなように本発明に係る光ファイバ
素線の接着力試験方法によれば、被覆層部分が、治具の
係合部内で接着剤により当該治具と一体に固着されるた
め、被覆層自体の破壊や損傷は起こりにくくなり、被覆
層部分と裸部分との間の真の接着力が正確に求められる
この結果、従来、困難であった、被覆層の接着力が相当
高い場合にも、あるいは被覆層の径が細くて、相対的に
引抜き力が相当大きな場合にも、容易に対応することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光ファイバ素線の接着力試験方法
を実施するための装置系の一例を示した概略説明図、第
2図は光ファイバ素線の被覆層部分を治具の係合部に接
着剤により固着した状態を示した斜視図、第3図は治具
保持具を示した斜視図、第4図は従来方法の場合の光フ
ァイバ素線の被覆層部分と保持用フェルールとの保合関
係を示した一部縦断面図である。 図中、 F・・・・・光ファイバ素線、 11・・・・被覆層、 12・・・・裸部分、 14・・・・治具、 15・・・・溝、 16・・・・接着剤、 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ファイバ素線の裸部分と当該裸部分に被覆された被覆
    層との接着力を引抜き力により求める光ファイバ素線の
    接着力試験方法において、サンプルの光ファイバ素線の
    被覆層部分を、係合部を有する治具の当該係合部に接着
    剤により固着すると共に、当該固着部分を除いて被覆層
    を除去して口出しし、該口出しされた裸の光ファイバ素
    線と前記治具との間に引抜き力を作用させて、接着力を
    求める光ファイバ素線の接着力試験方法。
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