JPH02285307A - 光ファイバーケーブル用コネクタおよびカップリング方法 - Google Patents

光ファイバーケーブル用コネクタおよびカップリング方法

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JPH02285307A
JPH02285307A JP2080569A JP8056990A JPH02285307A JP H02285307 A JPH02285307 A JP H02285307A JP 2080569 A JP2080569 A JP 2080569A JP 8056990 A JP8056990 A JP 8056990A JP H02285307 A JPH02285307 A JP H02285307A
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sleeve
support member
connector
inner sleeve
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JP2080569A
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English (en)
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Jonathan M Bulman
ジョナサン、マーク、バルマン
Glenton P Mcfarlane
グレントン、パトリック、マクファーレン
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Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Gloeilampenfabrieken NV
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はカップリング部材を介して光ファイバケーブル
が他の光ファイバケーブルに接続しつるようにするため
に一方の光ファイバケーブルの端部を支°持する光ファ
イバーケーブル用コネクタおよびカップリング方法に関
する。
（従来の技術）および（発明が解決しようとする課′、
ａ） この種のコネクタは種々知られている。ＳＴ’４２コネ
クタとして特に知られたコネクタは一端にカップリング
部材の一端に設けたピンと係合するようになったバヨネ
ットカップリングのスロット部の形の接続手段を有する
外側スリーブを含んでいる。このケーブルの光ファイバ
を支持するための端部分を受ける支持部材がこの外側ス
リーブ内に滑動しうるように受け入れられそしてコイル
ばねにより支持部材がこの外側スリーブから突出して、
同様のコネクタを有する他の光ファイバケーブルが同様
のバヨネットカップリングによりそのコネクタの他端に
結合されるときにこれら２個の端部分の端面がこのカッ
プリングの精密整合スリーブにより正確に整合しそして
互いに偏倚されてこれら端面が当接して両ケーブル間に
良好な光学的接続を与えるように偏倚されている。
このケーブルの光ファイバを囲む保護シースは端部分へ
の挿入を可能にすべく光ファイバの端部からはぎとうれ
る。ＳＴ形カップリングではこの保護シースは支持部材
の他端に固定されている。
しかしながら、コネクタ使用時には光ファイバケーブル
に加えられる軸方向の力は端部分を勤がすように作用し
、コイルばねを圧縮すると共に、端部分の端面の分離を
生じさせて光学的性能を低下させる。
この周知のコネクタは横方向の負荷にも感応して光フア
イバカップリングの品質を低下させそしてそのためにこ
のカップリングの光学的性能に悪い影響を与える。
光ファイバケーブルがそのような軸方向および横方向の
荷重を受けるような状況は多く存在しそしてその荷重が
瞬間的なものであっても光伝送が中断されて信号が破壊
される。ヘビーデユティ−形のケーブルが用いられる場
合にはそのケーブルの重量もカップリングに影響しまた
光学性能に影響する。
米国特許第４３２０９３８号は他の形式のコネクタを示
しており、これは一端にカップリング部材へのカップリ
ング用の接続手段を有する外側スリーブと、この外側ス
リーブ内に一端が受け入れられるように外側スリーブを
通って軸方向に伸びると共に外側スリーブの他端から突
出してケーブルの保護シースと係合するようになった内
側スリーブと、ケーブルの光ファイバを支持する端部分
を受ける支持部材とから成り、この支持部材は外側スリ
ーブ内に滑動しうるように受け入れられそして偏倚手段
により支持部材の他端と内側スリーブの上記一端が両者
間の相対動作を可能にするために協働部分を有するよう
になっている。
この米国特許の第５図では支持部材と内側スリーブの協
働部分は、それらの相対動作を許すことに加えて両省間
の相対回転を許すように夫々半径方向外向きのフランジ
と半径方向内向きのフランジにより与えられている。さ
らに、偏倚手段は支持部材と外側スリーブ間に直接作用
して外側スリーブに加わる負荷が光ファイバの支持端部
分に伝達されうるようになっている。
（課題を解決する手段） 本発明の目的は先ファイバケーブルの、コネクタにより
支持される端部分の端面の位置に加えられる負荷の効果
を最少にあるいは少くとも減少させることのできるコネ
クタおよびカップリング方法を提供することにより上記
の問題点を克服あるいは少くとも緩和することである。
（作　用） 一つの観点によれば本発明は一端にカップリング部材へ
のカップリングのための接続手段を有する外側スリーブ
と、一端が外側スリーブ内となり他端が外側スリーブか
ら突出してケーブルの保護シースに係合するように外側
スリーブを通して軸方向に伸びる内側スリーブと、上記
ケーブルの光ファイバを支持する端部を受けるための支
持部材とから成り、この支持部材は外側スリーブ内に滑
動しうるように受け入れそしてその一端が外側スリーブ
の上記一端より突出するように偏倚手段により偏倚され
、その他端および内側スリーブの上記一端は内側スリー
ブと支持部材間の相対動作を可能にするような協働部分
を有する、光ファイバケーブルの一端を支持しそのケー
ブルが上記カップリング部材を介して他の先ファイバケ
ーブルに接続しうるようにするためのコネクタにおいて
、外側スリーブ内での内側スリーブの軸方向動作を制限
するために外側スリーブ内に固定配置される位置ぎめ手
段を特徴とするコネクタを提供するものであり、この位
置ぎめ手段は偏倚手段と当接する軸受面を与えて支持部
材の上記一端を外側スリーブの上記一端から突出させる
ごとくなっている。
本発明のコネクタは使用が簡単で接続が容易である。さ
らに、コネクタを支持する先ファイバケーブルに加わる
負荷は支持部材ではなく外側スリーブに伝えられて支持
部材、従って端部分の端面で加わる負荷の効果が減少し
、それによりこのカップリングの光学的特性の低下を制
限する。特に、偏倚手段は内側スリーブとは無関係に支
持部材を偏倚するようになっており、内側スリーブ、例
えば内側スリーブに固定された保護シースに加わる負荷
が端部分に直接伝達されないようにしている。
これら協働部分の一方は自由端に内向きのフック部材を
有する２個の軸方向に伸びるアームををし、他方は夫々
これらフック部材を滑動しうるように受け入れる軸方向
のスロットを有する。一般にこれらアームは内側スリー
ブの一端から軸方向に伸び、これらスロットは支持部材
の他端に沿って軸方向に伸びている。
第２の観点によれば本発明は一端にカップリング部材へ
のカップリングのための接続手段を何する外側スリーブ
と、一端が外側スリーブ内となり他端が外側スリーブか
ら突出してケーブルの保護シースに係合するように外側
スリーブを通して軸方向に伸びる内側スリーブと、光フ
ァイバを支持する端部を受けるための支持部材とからか
り、この支持部材は外側スリーブ内に滑動しうるように
受け入れられそしてその一端が外側スリーブの上記一端
より突出するように偏倚手段により偏倚され、その他端
および内側スリーブの上記一端は内側スリーブと支持部
材間の相対的動作を可能にするような協働部分を有する
、光ファイバケーブルの一端を支持しケーブルがカップ
リング部材を介して他の先ファイバケーブルに接続しう
るようにするためのコネクタにおいて、協働部分の一方
が自由端に内向きのフック部材を有する２個の軸方向に
伸びるアームを与えるような形状とされており、他方の
協働部分はこれらフック部材を滑動しうるように夫々受
け入れる２個の軸方向に伸びるスロットを有することを
特徴とする。これらフック部材と軸方向に伸びるスロッ
トは光ファイバに望ましくない歪みを生じさせるような
内側スリーブと支持部材の相対回転を防止しつつ両者の
軸方向相対動作を可能にする。
位置ぎめ手段は外側スリーブに固定的に受け入れられた
ロケーションリングからなる。支持部材の他端は通常こ
のリング内に滑動しうるように受け入れられそして支持
部材はそれにより装着されるばねにより偏倚され、この
リングに当接する。
位置ぎめ手段は一般に外側スリーブの他端に設けた内向
きのフランジを有し、内側スリーブに設けた肩部と協働
する。
内側スリーブの他端はグリップ面を白゛シ、クリンプス
リーブが設けられ、このスリーブがこのグリップ面を囲
みそして保護シースを内側スリーブに固定する。
本発明はまた保護ンース内に配置されそして上記第１お
よび第２の観点によるコネクタにスリブを越えて突出す
る一端部を有するスリーブ付光ファイバケーブルをカッ
プリングさせるための、偏倚手段を外側スリーブに挿入
する段階、位置ぎめ手段を支持部材の他端に滑入させる
段階、内側スリーブと支持部月の協働部分を互いに係合
させる段階、位置ぎめ手段と支持部祠と内側スリーブの
組立体を外側スリーブに挿入して位置ぎめ手段が外側ス
リーブ内に十斗フィツトを形成するようにする段階、光
ファイバの露出端部を端部分に装着する段階、この端部
分を支持するケーブルをコネクタに挿入してケーブルが
内側スリーブを通り自由に伸びるようにする段階、保護
シースを、内側スリーブのグリップ面にクリンプ（切れ
日付）スリーブをクリンプすることにより内側スリーブ
に固定する段階から成る方法を提供する。
（実施例） 第１．２．５図において、コネクタ１は光ファイバケー
ブル２の一端を支持しこのケーブルがカップリング部材
１０（第３．４図）を介して他の光ファイバケーブルに
接続しうるようにするものである。コネクタ１は一端３
ａにカップリング部材１０へのカップリング用の接続手
段４，２６を有する外側スリーブ３と、その一端５ａが
外側スリーブ３内に受け入れられると共に他端５ｂが外
側スリーブ３の他端３ｂから突出してケーブル２の保護
シース２０に係合するように外側スリーブ３を通って軸
方向に伸びる内側スリーブ５と、外側スリーブ３内に固
定されて外側スリーブ３内の内側スリーブ５の軸方向動
作を制限する位置ぎめ手段６と、ケーブル２の光ファイ
バ１１を支持する端部分９を受けるために支持部材８と
から成り、この支持部材８は外側スリーブ３内に滑動し
うるように受け入れられそして、その一端８ａが外側ス
リーブ３の一端３ａから突出するように位置ぎめ手段６
に対して作用する偏倚手段１６により偏倚されており、
この支持部材８の他端８ｂと内側スリーブ５の一端５ａ
が両者間の相対的軸方向動作を可能にする協働部分１２
，１３．１４を有している。
第２図において、外側スリーブ３は一般に円筒状であり
、例えばステンレススチールを精密加工して形成される
。接続手段は外側スリーブ３に設けられた２個の形状を
もつスロット４（第１．２．５図にはその内の１個を示
しである）の形をなしており、これらスロット４は後述
のように適当なカップリング部材１０（第３．４図に示
すもの）に設けたビン１５と係合して従来のバヨネット
形カップリングを形成する。
内側スリーブ５は同様に円筒状であって例えばステンレ
ススチールを精密加工したものである。
内側スリーブ５の一端５ａは、その自由端に半径方向向
きのフック部材１３を有する２個の対角配置されたアー
ム１２を有しており、フック部材１３は支持部材８の他
端８ｂに形成された長手方向のスロット１４と係合して
スリーブ５と支持部材８の相対的な軸方向（半径方向す
なわち回転方向ではない）動作を可能にする協働部分を
限定する。スリーブ５と支持部材８の間に許される相対
軸方向動作Ｅの範囲はスロット１４とフック部材１３の
軸方向の長さによりきまり、一般には１．５關である。
支持部材８自体はここでは真鍮を精密加工したものであ
り、位置ぎめ手段を形成する位置ぎめリング６内に滑り
うるように装着される。リング６は後述するように凹凸
付きの外面６ａを有し、外側スリーブ３に挿入されてそ
の内面と干渉フィツトする。このリング６はかくして外
側スリーブ３に対して軸方向に固定されそして当接し、
これに対し支持部材上に配置されたコイルばね１６の形
の偏倚手段が当接してばねが支持部材８の肩１７を押し
て部材８を外側スリーブ３の一端３ａから突出させて後
述のように端部分９が外側スリーブ３とは無関係に偏倚
されつるようにしつつ良好な光学的接続を可能にする。
第２図には示さないが位置ぎめリング６とコイルばね１
６の間にワッシャーを配置してばね１６のリング６によ
り限定されるスペースへの動きを防止するための補助を
与えるようにしてもよい。
内側スリーブ５は外側スリーブ３の他端３ｂに設けられ
て内側スリーブの拡大端部５０の肩部１８（第５図）と
協働するように配置されて外側スリーブ３からの内側ス
リーブ５の脱落を防止するようになった半径方向内向き
のフランジ７により外側スリーブ３内に保持される。内
側スリーブ５の小径部５１は前述のようにフランジ７を
越えて突出して光ファイバケーブル２の保護ンース２０
と係合する。フランジ７はリング６と共に外側スリーブ
３に対する内側スリーブ５の最大軸方向移動を制限する
。
しかしながら内側スリーブ５は外側スリーブ３内でその
軸について自由に回転できる。協働部分１２．１３．１
４の機能は前述のように、支持部材８と内側スリーブ５
が共に回転してカップリング部材１０へのコネクタ１の
カップリングを後述するように容品にすることである。
フランジ７を越えて伸びる内側スリーブ５の部分５１は
一連の平行溝５２を有しており、これら溝はその外面の
まわりに伸びて後述のようにクリンプスリーブ１９と共
に、ケーブル２の保護シースに係合するようになってい
る。
コネクタ１を組立てるためにコイルばね１６をまず支持
部材８の上に置いて肩１７の上１となるようにする。凹
凸付きの位置ぎめリング６を次に支持部材８の他端８ｂ
に屑入しそしてコイルばね１６の力に抗して軸方向にそ
れを動かしてばね１６を圧縮しスロット１４を露出させ
る。次に内側スリーブ５を支持部材８に対して配置して
フック部材１３がこれらスロット１４の夫々に係合し、
そして位置ぎめリング６が解放されて、ばね１６の力に
よりフック部材１３が支持部材８の他端８ｂに隣接した
スロット１４の端部に対して押しつけられて支持部材８
と内側スリーブ５が密着するようにする。
支持部材８と内側スリーブ５の組立体を次に外側スリー
ブ３の一端３ａに挿入し、そして適当な挿入治具を用い
て位置ぎめリング６を、外側スリーブ３の内面との間に
干渉フィツトが形成されて支持部材８と内側スリーブ５
の組立体の位置を、外側スリーブ３に対して軸方向に固
定しそしてしかもこの組立体が外側スリーブ３に対して
共通の軸のまわりで回転しつるようになるまで外側スリ
ーブ３に押し込む。
ケーブル２をコネクタ１に接続しうるようにするために
、ケーブル２の外側のプラスチックスリーブ（図示せず
）をその端部において予定の長だけはぎとってケーブル
の保護シース２０を露出する。この保護シースはこの例
ではケブラー（商品名）繊維の束で形成されている、光
ファイバ１１のシースとなる内側のプラスチックスリー
ブ２２をケーブル２の端部から注意してはぎとり、光フ
ァイバ１１の露出された部分を精密加工した端部分９の
軸孔９ａに挿入する。この孔９ａには予め適当な接着剤
を充填しである。この端部分内に光ファイバ１１を密着
固定するためにこの接着剤を従来のように固化した後に
この端部分の端面９ｂを従来のように研磨する。
端部分９を支持するケーブル２の端部を次にコネクタに
挿入して端部分９が第２．５図に示すように支持体８の
−Ｎ８ａから突出させる。この支持部材には例えばＰＴ
ＦＥのようなプラスチックのスリーブ（図示せず）が予
め挿入されている。
支持部材８の一端８ａに設けた内部肩部８ｃと協働する
肩２３ａを有する金属カラー２３を次に支持部材８の一
端８ａに挿入し、支持部材８に対して端部分９を軸方向
および半径方向の両方向において位置を固定させる。押
し込みフィツト形の金属カラー２３に代えて支持部材８
の一端８ａとねじ係合する形のカラーを用いてもよい。
次に保護シース２．０の露出部分を内側スリーブ５の端
部５２の満面のまわりに置く。クリンプスリーブ１９を
次にこの端部５２に潰裂して端部５２のフランジ５３に
当接させて保護シース２０を囲みそして次にこのシース
２０を内側スリーブ５に対し密着させるようにクリンプ
する。ケーブル２に予め配置しておくことのできる保護
ゴムケーシング６１（第１図）を第１図の位置に引いて
フランジ５３を対して固定させ、シース２０の露出部と
ケーブル２の隣接する部分とをカバーするようにする。
第３．４図はコネクタ１により支持される光ファイバケ
ーブル２を同様のコネクタにより支持される他の光ファ
イバケーブル２に光学的に結合させるために適したカッ
プリング部材１０を示す。
第３図に示すように、このカップリング部材１０は例え
ばステンレススチールを精密加工して形成され、各端部
に２個の対角的に配置されたビン１５と位置ぎめスロッ
ト２４の形の接続手段を有する管状部材からなり、この
接続手段はコネクタ１の接続手段４と共に従来のバヨネ
ット形カップリングをつくる。カップリング部材１は第
４図に断面で示すように、２個の対向する端部分９の、
従って光ファイバ１１の正確な整合を可能にするように
精密加工された精密整合スリーブ２５を含む。
コネクタ１をだ３．４図に示すカップリング部材１０に
接続するために、カップリング部材１０の一端において
位置ぎめスロット２４をまず、位置ぎめビン１５を外側
スリーブ３と支持部材８の相対回転を行なうことにより
スロット４と整合させつつ支持部材８の外面に設けた位
置ぎめビン２６に整合させる。ビン２６と１５が夫々の
スロット２４．４内で位置ぎめされた後で、コネクタ１
とカップリング部材１０を、ビン１５がスロット４に沿
って押されてコネクタ１に対するカップリング部材１０
の回転を生じさせそしてビン１５がスロット４の端で位
置ぎめ用の凹部４ａに入りコネクタ１をカップリング部
材１０との解放可能な緊密な接続状態にするようになる
までばね１６に対して逆方向に押されるように、互いに
押しつける。第２コネクタ１はカップリング部材１０の
他端に同様に挿入される。
外側スリーブ３とカップリング部材１０の外面は結合中
のクリップを容易にするために夫々凹凸２８と２９を有
している。
第５図はコネクタ１がカップリング部材１０に上述のよ
うに結合されたときのコネクタ１の要素の相対位置を示
す。第２図〜第５図を比較すれば明らかなように、カッ
プリング部材１０へのコネクタ１の結合によりコイルば
ね１６が圧縮して支持部材８に偏倚力を与えて端部分９
の端面、従って光ファイバ１１の端面が池の光ファイバ
１１の端面に対し確実に押しつけられて良好な光学的接
続を与えるようにする。
第５図に示すように、ケーブル２は内側スリーブ５を引
きもどしてケーブル２を伸ばし、肩１８がフランジ７に
当たるようにする引張力を受ける。
支持部材８に対する内側スリーブ５の協働部分１２．１
３および１４により許される軸方向移動量Ｅは内側スリ
ーブ５が肩１８がフランジ７に当る前に移動しつる距離
に少くとも等しく、好適にはそれより僅かに大であり、
フランジ７に対する内側スリーブ５の引きもどしは支持
部材８の動きを生じさせることなく、端部分９の端面は
一定にとどまる。
支持部材８（従って端部分９）の最も後退した位置、す
なわち、ばね１６の力に抗して支持部材８が押しもどさ
れつる最大距離は内側スリーブ５の拡大部５０の端面５
５によりきまるのであり、この端面が、肩１８とフラン
ジ７の当接時にばね１６の力に抗して支持部材８の後退
を制限するストッパとなる。
図示しないが、支持部材８が最も後退した位置にあると
き、光ファイバ１１は曲がった通路を採り、支持部材８
の相対的最大許容移動距離Ｅはこの光ファイバの曲がり
が光ファイバに過度の機械的ストレスや歪みを与えるか
あるいはその光学的性能を損なうには不充分であるよう
なものである。
第５図における長さＦはインラインとなったカップリン
グ部材１０のビン１５間の距離（第３図の距離Ｂ）の半
分以下であり、支持部材８と外側スリーブ３の間の全相
対動作がこのカップリング部材１０に結合した２個のコ
ネクタ１の端部分の端面９ｂがコイルばね１６の力によ
ってのみ接触維持されるようにするに充分なものとなっ
ている。
しかしながら、コネクタ１が端部ストッパ（図示せず）
を有する活性装置のソケットに結合されたとすると、端
部分９の端面から形状をもつスロット４の最近端までの
長さＣ（第５図）は勿論ビン１５とこの端部ストッパと
の間の距離より小としてバヨネットカップリングの動作
を可能にするべきである。
本発明のカップリングを使用する場合、光ファイバケー
ブル２に何らかの負荷がかかるとするとこの負荷により
与えられる力は保護シース２０を介して内側スリーブ５
に伝えられる。これは、第２．３図に示すように一旦肩
１８がフランジ７に当接してしまうとこの負荷を端部分
９を支持する、独立して偏倚された支持部材８ではなく
外側スリーブ３に伝達され、ケーブル２に加わる負荷の
支持部材８、従って端部分９への効果が最少あるいは少
くとも減少されてこのカップリングの光学性能に対する
そのような負荷の逆の効果を低下させる。
第６．７図は第１〜３図に示すコネクタの内側スリーブ
３′の変更例を示している。第６．７図の変更された内
側スリーブ５′において、半径方向内向きに伸びるフッ
ク部材１３′は内側スリーブ５′の２個の対角配置され
て長手方向に伸びるアーム１２の端部ではなく、内側ス
リーブ５′の一端５ａ’　に形成された形状をもつスロ
ット１３０により与えられる。他の点についてはこれら
半径方向内向きに伸びるフック部材１３′は第１〜３図
のフック部材１３と同様に機能する。さらに、第２図と
第６図を比較すれば明らかなように、このスリーブ５′
の内孔５００を直径はかなり小さくなっており、上述の
ような曲がった通路に沿った光ファイバ１１の曲がりを
禁制し、むしろケーブル２に光ファイバ１１を引きもど
すようにさせる。
勿論、本発明のコネクタは任意の適当な形のカップリン
グ部材と共に使用可能であり、バヨネットカップリング
以外の接続手段を使用できるものである。
〔発明の効果〕
本発明のコネクタによれば、光ファイバケーブルの、こ
のコネクタにより支持される端部分の端面に加わるイ’
ｒ：Ｉ重の効果が著しく低下し、従って光ファイバの損
傷あるいはその光学性能の低下を妨げることができる。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明のコネクタの側面図、第２図は第１図の
コネクタの縦断面図、第３図は第１図のコネクタと共に
使用するに適したカップリング部材の側面図、ｍ４図は
第３図のカップリング部材の縦断面図、第５図は第３図
と同様の断面図であって、第３．４図に示すものと同様
のカップリング部材（第５図には示さず）に結合された
ときのコネクタ状態を示す図、第６図は本発明のコネク
タの内側スリーブの変更例の断面図、第７図は第６図の
内側スリーブの端面図である。 １・・・コネクタ、２・・・光ファイバケーブル、３・
・・外側スリーブ、４．２６・・・接続手段、５．５′
　・・・内側スリーブ、６・・・位置ぎめ手段、７・・
・フランジ、８・・・支持部材、９・・・端部分、１０
・・・カップリング部材、１１・・・光ファイバ、１２
・・・アーム、１３・・・フック部材、１４・・・スロ
ット、１６・・・偏倚手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 １、一端にカップリング部材へのカップリングのための
    接続手段を有する外側スリーブと、一端が外側スリーブ
    内となり他端が外側スリーブから突出してケーブルの保
    護シースに係合するように外側スリーブを通して軸方向
    に伸びる内側スリーブと、上記ケーブルの光ファイバを
    支持する端部を受けるための支持部材となら成り、この
    支持部材は外側スリーブ内に滑動しうるように受け入れ
    られそしてその一端が外側スリーブの上記一端より突出
    するように偏倚手段により偏倚され、その他端および内
    側スリーブの上記一端は内側スリーブと支持部材間の相
    対的動きを可能にするような協働部分を有する、光ファ
    イバケーブルの一端を支持しそのケーブルが上記カップ
    リング部材を介して他の光ファイバケーブルに接続しう
    るようにするためのコネクタにおいて、上記外側スリー
    ブ内での内側スリーブの軸方向動作を制限するために外
    側スリーブ内に固定配置される位置ぎめ手段が設けられ
    、この位置ぎめ手段が上記偏倚手段と当接する軸受面を
    与えて上記支持部材の上記一端を外側スリーブの上記一
    端から突出させるごとくなったことを特徴とする光ファ
    イバーケーブル用コネクタ。 ２、前記協働部分の一方は２本の軸方向に伸びるアーム
    を有し、これらアームの自由端には内向きのフック部材
    が設けてあり、上記協働部分の他方は２個の軸方向に伸
    びるスロットを有し夫々のスロットは上記フック部材を
    滑りうるように受け入れるごとくなった請求項１記載の
    コネクタ。 ３、一端にカップリング部材へのカップリングのための
    接続手段を有する外側スリーブと、一端が外側スリーブ
    内となり他端が外側スリーブから突出してケーブルの保
    護シースに係合するように外側スリーブを通して軸方向
    に伸びる内側スリーブと、上記ケーブルの光ファイバを
    支持する端部を受けるための支持部材とから成り、この
    支持部材は外側スリーブ内に滑動しうるように受け入れ
    られそしてその一端が外側スリーブの上記一端より突出
    するように偏倚手段により偏倚され、その他端および内
    側スリーブの上記一端は内側スリーブと支持部材間の相
    対的な動きを可能にするような協働部分を有する、光フ
    ァイバケーブルの一端を支持しそのケーブルが上記カッ
    プリング部材を介して他の光ファイバケーブルに接続し
    うるようにするためのコネクタにおいて、上記協働部分
    の一方が自由端に内向きのフック部材を有する２個の軸
    方向に伸びるアームを与えるような形状とされており、
    他方の協働部分は夫々のフック部材を滑動しうるように
    受け入れる２個の軸方向に伸びるスロットを有すること
    を特徴とする光ファイバーケーブル用コネクタ。 ４、前記外側スリーブ内での前記内側スリーブの軸方向
    の動きを制御するために位置ぎめ手段が外側スリーブ内
    に固定配置されており、この位置ぎめ手段は上記外側ス
    リーブの前記一端から前記支持部材の前記一端が突出す
    るようにする前記偏倚手段が作用する軸受面を与えるご
    とくなった請求項３記載のコネクタ。 ５、前記アームは前記内側スリーブの前記一端から軸方
    向に伸びそして前記スロットが前記支持部材の前記他端
    に沿って軸方向に伸びるごとくなった請求項２、３また
    は４記載のコネクタ。 ６、前記位置ぎめ手段は前記外側スリーブ内に固定的に
    受け入れられたロケーションリングからなる請求項１、
    ２または４記載のコネクタ。 ７、前記支持部材の前記他端は前記ロケーションリング
    内に滑動しうるように受け入れたれ、上記支持部材はそ
    れに装着されて上記ロケーションリングに当接するばね
    により偏倚されるごとくなった請求項６記載のコネクタ
    。 ８、前記外側スリーブの前記他端に内向きのフランジが
    設けられて前記内側スリーブに設けた肩部と協働するご
    とくなった請求項１乃至７の１に記載のコネクタ。 ９、前記内側スリーブの前記外端はグリップ面を有し、
    そして使用時にこのグリップ面を囲み前記保護シースを
    上記内側スリーブに固定するように切れ目をつけられた
    クリンプスリーブが設けられるごとくなった請求項１乃
    至８の１に記載のコネクタ。 １０、保護シース内に配置されそして請求項１乃至９の
    １に記載するコネクタにスリーブを越えて突出する一端
    部を有するスリーブ付光ファイバからなる光ファイバケ
    ーブルをカップリングさせるための、下記段階からなる
    光ファイバーケーブルカップリング方法。 偏倚手段を外側スリーブに挿入する段階。 位置ぎめ手段を支持部材の他端に滑らせて入れる段階。 内側スリーブと支持部材の協働部分を互いに係合させる
    段階。 上記位置ぎめ手段と支持部材と内側スリーブの組立体を
    外側スリーブに挿入して位置ぎめ手段が外側スリーブ内
    に干渉フィットを形成するようにする段階。 光ファイバの露出された端部を端部分に装着する段階。 この端部分を支持する光ファイバケーブルをコネクタに
    挿入してケーブルが内側スリーブを通り自由に伸びるよ
    うにする段階。 保護シースを、内側スリーブのグリップ面に切れ目付ス
    リーブをクリンプすることにより内側スリーブに固定す
    る段階。
JP2080569A 1989-03-31 1990-03-28 光ファイバーケーブル用コネクタおよびカップリング方法 Pending JPH02285307A (ja)

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